JP5585846B2 - 電池配線モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電池配線モジュールに関する。
電気自動車やハイブリッド車用の電池モジュールは、内部に発電要素を有する扁平な形状の本体部と、正極及び負極の電極端子とからなる複数の単電池を重ねて配列されている。そして、隣り合う単電池の電極端子間が接続部材(バスバー)で接続されることにより複数の単電池が直列や並列に接続されるようになっている。
ここで、下記特許文献1の構成では、合成樹脂製の基板部にインサート成形により複数のバスバーを組み込んで構成されたバッテリ接続プレートが記載されており、このバッテリ接続プレートを複数の電池に装着することで複数のバスバーを一体的に接続するようになっている。
この特許文献1の構成では、電極間ピッチの寸法誤差によるバッテリ接続プレート(電池配線モジュール)の装着に不具合が生じることを防止するために、基板部にピッチ調整手段を設けている。
特開2000−149909号公報
ところで、電池モジュールにおいて寸法誤差が生じるのはバスバー(接続部材)で接続される電極ピッチに限られない。例えば、電池配線モジュールを単電池の本体部に対して位置決めした後に、電池配線モジュールをボルト等で締結する場合には、電極間ピッチの寸法誤差だけでなく、単電池の本体部と電池配線モジュールとの間の寸法誤差による装着の不具合が生じることも懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数の単電池への装着の際の不具合を防止することが可能な電池配線モジュールを提供することを目的とする。
本発明は、正極及び負極の電極端子を有する複数の単電池の隣り合う電極端子間を接続する接続部材を複数備えて構成された電池配線モジュールであって、前記接続部材を収容する第1ユニットと、前記接続部材とは異なる接続部材を介して前記第1ユニットと連結される第2ユニットと、を備え、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方と前記連結に用いられる接続部材との間は前記接続部材の接続方向にスライド移動可能とされているところに特徴を有する。
本構成によれば、単電池と電池配線モジュールとの間に寸法誤差が生じた場合であっても、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方と前記連結に用いられる接続部材との間は前記接続部材の接続方向にスライド移動可能とされているため、単電池と電池配線モジュールとの間の寸法誤差を、第1ユニット及び第2ユニットの少なくとも一方と接続部材との間で行われるスライド移動で吸収することが可能になる。よって、寸法の誤差等に起因した電池配線モジュールの装着の際の不具合を防止することができる。
上記構成に加えて以下の構成を有すればより好ましい。
前記第1ユニットと前記第2ユニットを連結する前記接続部材には、被係合部が設けられるとともに、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方には、前記被係合部に対して前記接続方向に所定のクリアランスを有して係合可能な係合部が設けられている。
例えば、接続部材以外の部分により各ユニットを単電池に固定した後に、所定のクリアランスの範囲で接続部材のスライド移動が可能となる。したがって、寸法誤差が生じた場合であっても、所定のクリアランスの範囲で接続部材を接続方向に移動できるため、接続部材の組み付け作業を容易にすることができる。
・前記被係合部は、前記接続方向に複数箇所設けられている。
このようにすれば、被係合部が一カ所の場合と比較して、より大きく寸法誤差を吸収することが可能になるため、より電池配線モジュールの装着の際の不具合を防止することができる。
・前記第1ユニット及び前記第2ユニットの一方には、前記接続部材の接続方向に突出する嵌合凸部が設けられるとともに、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの他方には、前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部が設けられている。
このようにすれば、嵌合凸部と嵌合凹部とが嵌合することでユニット間の位置決めを行なったりユニット間の撓み変形を抑制することが容易になる。
・前記第1ユニット及び前記第2ユニットの前記連結に用いられる接続部材が載置される各底板は、互いに嵌め合わされる。
このようにすれば、両ユニット間の位置決めが可能になる。
・前記第1ユニットと前記第2ユニットは、同一形状である。
このようにすれば、第1ユニットと第2ユニットを共通化できるため、第1ユニットと第2ユニットを形成するための金型を共通化することができる。
・前記第1ユニット及び前記第2ユニットは、共に前記接続部材が複数列並んで取り付けられるものであり、前記第1ユニットにおける前記第2ユニット側の端部のうち、一方の接続部材の列に対応する端部が他方の接続部材の列に対応する端部よりも第2ユニット側に突出しており、前記第2ユニットにおける前記第1ユニット側の端部のうち、前記他方の接続部材の列に対応する端部が前記一方の接続部材の列に対応する端部よりも第1ユニット側に突出している。
このようにすれば、例えば、両ユニットの並び方向に対して直交する方向に一直線状に分断されている場合と比較して、両ユニットの捩れ方向の力に対する剛性を高めることが可能になる。
・前記第1ユニット及び前記第2ユニットには、前記単電池に対して位置決めするための位置決め部が設けられている。
位置決め部により第1ユニット及び第2ユニットの位置を位置決めすることができるため、この位置を基準として単電池と各ユニットとの間に生じた寸法の誤差を第1ユニットや前記第2ユニットと接続部材との間のスライド移動により吸収させることができる。したがって、位置決めの際のスライド移動で寸法の誤差が解消された後に、接続部材を締結することが可能になる。
・電池配線モジュールは、前記接続部材の貫通孔に棒状の端子又はボルトの軸部を挿通させて前記単電池に固定されるものであり、前記貫通孔は、前記接続部材の接続方向に長い長円形状をなす。
接続部材の貫通孔は、接続部材の接続方向に長い長円形状をなすため、端子間の寸法精度のばらつきによる寸法誤差があっても、この寸法誤差を吸収して接続部材の貫通孔に棒状の電極端子又はボルトの軸部を挿通することが可能になる。
・前記複数の単電池は、扁平な形状で、かつ、前記電極端子を有する面における長径方向に並べられており、前記接続部材は、前記長径方向に隣り合う電極端子間を接続するものである。
単電池の長径方向については、その径の長さから特に寸法精度にばらつきが生じやすいため、複数の単電池と電池配線モジュールとの間の寸法誤差が大きくなりやすいが、本構成によれば、このような寸法誤差が生じやすい場合において寸法誤差に起因した不具合を防止することができる。
・前記複数の単電池は、前記電極端子を有する面における短径方向についても並べられており、前記接続部材は、前記短径方向に並んだ電極端子間を接続するものである。
このようにすれば、複数の単電池の連結の自由度を大きくすることができる。
本発明によれば、複数の単電池への装着の際の不具合を防止することが可能になる。
実施形態1に係る電池モジュールを示す平面図 電池配線モジュールを示す平面図 接続部材を示す平面図 第1ユニットと第2ユニットを示す平面図 被係合凹部と係合凸部との間に生じるクリアランスを説明する図 実施形態2に係る電池モジュールを示す平面図 電池配線モジュールを示す平面図 長尺接続部材を示す平面図 第1ユニット、第2ユニット及び接続ユニットを示す平面図 被係合凹部と係合凸部との間に生じるクリアランスを説明する図 電池配線モジュールを複数の単電池に取り付けた状態を示す断面図
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態を図1〜図5を参照しつつ説明する。
本実施形態の電池配線モジュール20は、隣り合う単電池11の電極端子12A,12B間を接続部材21で接続するものである。この電池配線モジュール20が取り付けられた電池モジュール10は、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の車両の駆動源として使用される。以下では、前後方向については、図1の上方と前方、下方を後方とし、上下方向については、図1の紙面手前側を上方、紙面奥方を下方として説明する。
(電池モジュール)
電池モジュール10は、図1に示すように、例えば、複数個(図1では11個)の単電池11(単電池群)と、複数個の単電池11を接続する電池配線モジュール20とを備えて構成されている。
(単電池)
単電池11は、内部に図示しない発電要素が収容された扁平な直方体状の本体部の上面から垂直に端子12A〜12Cが突出している。
端子12A〜12Cは、前後一対の電極端子12A,12B(正極を12A,負極を12Bとして図示)と、一対の電極端子12A,12Bの中間部に設けられた角筒状の電圧検知用の端子12Cとからなる。電圧検知用の端子12Cは、電極端子12A,12Bのほぼ中間の電圧を検知する。
各電極端子12A〜12Cは角筒状のナット(四角ナット)であって、中心に円形のネジ孔が貫通形成されている。これら電極端子12A〜12Cに、ボルトの軸部を螺合させて各接続部材21や電圧検知端子24を固定する。
各単電池11の向きは、隣り合う電極端子12A,12Bの極性が反対になるように配置される。これら単電池群は図示しない保持板によって固定されている。
(電池配線モジュール)
電池配線モジュール20は、図2に示すように、隣り合う単電池11の電極端子12A,12B間を接続する複数の接続部材21と、単電池11の電圧を検知する複数の電圧検知端子24と、複数の接続部材21と複数の電圧検知端子24とを収容する合成樹脂製の連結接続ユニット20Aとから構成されている。
(接続部材)
接続部材21は、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属からなり、図3に示すように、隣り合う電極端子12A,12B間の寸法に応じた長さの板状をなし、ボルトの軸部が挿通される(電極端子12A,12Bのネジ孔と連通する)通し孔22,22が一対貫通形成されている。
この通し孔22,22の形状は、左右方向(接続方向)に長い長円形状をなす。
接続部材21の接続方向における側縁には、当該側縁を前後方向に長い長方形状(段差状)に切り欠いて形成された(接続部材21の幅寸法を段差状に狭くして形成された)被係合凹部23が通し孔22,22の両側に4箇所形成されている。なお、被係合凹部23が段差状に縮径する角部は、わずかにテーパ状に角が取られている。
ここで、この接続部材21は、図2に示すように、第1ユニット26と第2ユニット43とを連結する連結用接続部材21Aと、第1ユニット26や第2ユニット43に全体が収容される収容用接続部材21Bと、からなり、これら各接続部材21A,21Bは同一形状である。これら接続部材21のうち、連結用接続部材21Aに設けられた被係合凹部23が本発明の構成である「被係合部」の一例となる。
電圧検知端子24は、矩形状の平板部の後方に電圧検知用電線(図示しない)が圧着される圧着部を備える。
平板部の中心部にボルトの軸部を挿通可能な円形の通し孔25が形成されている。圧着部は、電圧検知用電線の端末において露出させた芯線部分を圧着する。
なお、電圧検知端子24は、図示はしないが、この検知用収容部以外にも各接続部材21の一方の側に重ねて配置されるようになっており、接続部材21の周囲には、電圧検知端子24を嵌め入れるための凹部が形成されている。
電圧検知用電線は、電線通し溝41に通されて図示しない電池ECUに接続される。電池ECUは、マイクロコンピュータ、素子等が搭載されたものであって、単電池11の電圧・電流・温度等の検知、各単電池11の充放電コントロール等を行うための機能を備えた周知の構成のものである。
連結接続ユニット20Aは、図4に示すように、左右方向の一方の側に配され複数の接続部材21及び電圧検知端子24を収容する第1ユニット26と、左右方向の他方の側に配され複数の接続部材21及び電圧検知端子24を収容する第2ユニット43とを、接続部材21を介して連結して構成されている。
(第1ユニット)
第1ユニット26は、合成樹脂製であって、前端側が後端側よりも段差状(クランク状)に右方に突出し、後端側が前端側よりも段差状(クランク状)に左方に突出する形状をなす。
この第1ユニット26は、前部及び後部にそれぞれ設けられ収容用接続部材21Bを収容する収容部27と、収容部27に並んだ左右の端部に設けられ連結用接続部材21Aの長手方向(接続方向)の一方の側を保持する保持部31と、前後方向の中間部に並んで設けられ電圧検知端子24を収容する検知収容部38と、電圧検知用電線が通される電線通し溝41とを備えている。
収容部27は、収容用接続部材21Bが載置される底板28と、収容用接続部材21Bを包囲する角筒状の仕切り壁29とを備えている。
底板28は、仕切り壁29の左右方向の中間部において対向する仕切り壁29の基端部間を連結する。
この底板28の左右は矩形状の開口部となっている。この開口部は、電極端子12A,12Bが進入する部分であり、電極端子12A,12Bよりもわずかに大きくなっている。
仕切り壁29は、工具等が短尺接続部材21やボルトの頭部に接触して短絡することを防止できる高さに設定されている。
仕切り壁29の左右の中間部には、収容用接続部材21Bを収容部27内に保持する一対の保持片30が設けられている。保持片30は、底板28の前後の縁部の上方に爪状の先端が位置することで、接続部材21が底板28上に係止される。
各保持片30は、仕切り壁29がコ字状に切欠かれることで形成されており、保持片30の外側には、切欠かれた部分を覆う補助壁が仕切り壁29と一体に形成されている。
検知収容部38は、電圧検知端子24が嵌め込まれ電圧検知用電線が通される凹部39と、電圧検知用の端子12Cが通される矩形状の開口部40と、を備える。なお、図示はしないが、検知収容部38の裏側には、角形の枠状に突出する位置決め部が開口部40の周囲に設けられており、この位置決め部が単電池11の電圧検知用の端子12Cの上端部に嵌め込まれることで第1ユニット26が単電池11に対して位置決めされる(第1ユニット26の単電池11に対する基準位置が定められる)ようになっている。
4個(複数)並んだ検知収容部38の左端部(前後の連結用接続部材21Aの間であって第1ユニット26における接続部材21の接続方向における一方の端部)には、左方(接続方向)に突出する嵌合凸部45,46が設けられるとともに、4個(複数)並んだ検知収容部38の右端部(前後の連結用接続部材21Aの間であって第1ユニット26における接続部材21の接続方向における他方の端部)には、嵌合凸部45,46と嵌合する嵌合凹部47,48が設けられている。
嵌合凸部45,46は、共に棒状の部材であって、上下方向に肉厚で前後方向に肉薄の扁平な形状をなす。嵌合凹部47,48は、嵌合凸部45,46を先端が突き当たるまで挿しこんで嵌合凸部45,46を嵌合させることができる深さ及び大きさで形成されている。
電線通し溝41は、左右に並んだ検知収容部38に沿うように検知収容部38の前後にそれぞれ設けられており、第1ユニット26と第2ユニット43とが連結されると互いの電線通し溝41が連なる。
保持部31は、第1ユニット26の四隅の位置にそれぞれ設けられており、連結用接続部材21Aの一端側が載置される底板32と、連結用接続部材21Aの一端側を3方から包囲する仕切り壁34とを備えている。
底板32は、第1ユニット26の左右の端部に形成されており、左右方向の一方の端部側の底板32Aは、両側縁がわずかに立ち上がる形状であるとともに、左右方向の他方の端部には、底板32Bが形成されている。そして、第1ユニット26の底板32Aが第2ユニット43の底板32Bに嵌め合わされ、第1ユニット26の底板32Bが第2ユニット43の底板32Aに嵌め合わされる。これにより、底板32Aが底板32Bを下側から受ける。底板32Bの先端は、底板32A側に形成された段差状に縮径する部分に突き当て可能となっている。底板32のない部分は、円筒形状の電極端子12A,12Bが進入可能な矩形状の開口部となっている。
仕切り壁34は、工具等が接続部材21やボルト等に接触して短絡することを防止できる高さに設定されており、前後に対向する一対の対向壁と、一対の対向壁と連なる側壁とからなりこの側壁に対向する一方は開放されている。
各対向壁には、連結用接続部材21Aを保持部31内(の底板28側)に保持するための保持片36がそれぞれ設けられている。
この保持片36は、仕切り壁34にコ字状の切欠きを設けることで、この切欠きの内側に形成されている。この保持片36は、底板32側に向けて傾斜状(爪状)に突出寸法が大きくなる形状をなし、連結用接続部材21Aの縁部の上方に保持片36の爪の先端側が位置することで、連結用接続部材21Aが保持片30の下端と底板28との間に係止される。
この保持片36による連結用接続部材21Aの係止力は、連結用接続部材21Aの接続方向へのスライド移動を許容する程度とされており、保持片36が連結用接続部材21Aを押さえ付ける力に抗してスライド移動可能としたり、保持片36と連結用接続部材21Aとの間に若干の隙間が形成されて(押さえ付ける力を生じず)スライド移動可能としてもよい。なお、各保持片36の外側には、切欠き部分を覆う補助壁が仕切り壁34と一体に形成されている。
仕切り壁34(対向壁)の内側には、連結用接続部材21Aの被係合凹部23に係合することにより連結用接続部材21Aの左右方向の移動を所定範囲内で許容する(所定範囲以上を係止する)係合凸部37(本発明の構成である「係合部」の一例)が設けられている。
係合凸部37は、連結用接続部材21Aの被係合凹部23に対応する位置、具体的には、電極端子12A,12Bが挿通される開口部が形成された位置において各対向壁の基端部に内方側に長方形状(段差状)に突出している。係合凸部37の突出寸法は、被係合凹部23の接続部材21の側面からの切欠き深さ寸法より僅かに小さい。係合凸部37の上下方向の位置は接続部材21の被係合凹部23と同じである。なお、係合凸部37の角部は、テーパ状に角が取られている。
ここで、係合凸部37の左右方向(接続部材21の接続方向)の長さは、被係合凹部23の左右方向の長さよりも小さい。具体的には、被係合凹部23の寸法は、係合凸部37の前後に所定のクリアランスCL1,CL2を加えた寸法とされている。
第2ユニット43は第1ユニット26と同一形状であるため、図4に示すように、第2ユニット43については第1ユニット26と同一の符号を付して説明を省略する。
このように、被係合凹部23と係合凸部37とが係合することにより、図5に示すように、連結用接続部材21Aは、第2ユニット43に対して所定のクリアランスCL1,CL2の範囲(CL1+CL2)で左右方向にスライド移動可能となる。また、第1ユニット26に対しても所定のクリアランスCL1,CL2の範囲(CL1+CL2)で左右方向にスライド移動可能となる。これにより、左右方向の被係合凹部23及び係合凸部37の組み合わせの数N(本実施形態では、N=2)の倍数で定まるクリアランスCLだけスライド移動可能となっているため、第1ユニット26や第2ユニット43の複数の単電池11への取付けの際の寸法誤差をスライド移動により吸収することが可能となっている。
また、図4に示すように、両ユニット26,43の接続方向の端部は段差状(クランク状)をなしており、第1ユニット26における前方(一方)の接続部材21の列に対応する端部26Aが後方(他方)の接続部材21の列に対応する端部26Bよりも第2ユニット43側に突出するとともに、第2ユニット43における後方(他方)の接続部材21の列に対応する端部43Bが前方(一方)の接続部材21の列に対応する端部43Aよりも第1ユニット26側に突出することで、両ユニット26,43の境界部分の凹凸が互いに嵌まり合う形状となっている。
次に、電池配線モジュール20の取り付けについて説明する。
まず、第1ユニット26及び第2ユニット43に対して収容用接続部材21Bを各収容部27に収容するとともに、各保持部31に連結用接続部材21Aを保持させ、電圧検知用電線を圧着した電圧検知端子24を装着した電池配線モジュール20を形成する(図2)。
次に、各ユニット26,43の裏側に設けられた位置決め部が複数の単電池11の各電圧検知用の端子12Cに位置決めされるように装着する。
このとき、単電池11の寸法精度のばらつきによって位置決めの基準となる電圧検知用の端子12Cの間隔に誤差が生じていても、係合凸部37と被係合凹部23により生じるクリアランスに応じた分だけ第1ユニット26及び第2ユニット43を相対的に左右にスライド移動できる。
そして、第1ユニット26及び第2ユニット43を基準位置で位置決めした後に、各接続部材21の通し孔22,22にボルトの軸部を通し、接続部材21を電極端子12A,12Bとの間でボルト締めする。このとき、通し孔22,22が左右方向に長い長円形状であるため、電極端子12A,12B間の寸法精度の誤差については長円形状の通し孔22,22により寸法の誤差を吸収することができ、ボルト締めを確実に行うことができる。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、正極及び負極の電極端子を有する複数の単電池11の隣り合う電極端子間を接続する接続部材21を複数備えて構成された電池配線モジュール20であって、収容用接続部材21B(接続部材)を収容する第1ユニット26と、収容用接続部材21B(接続部材)とは異なる連結用接続部材21A(異なる接続部材)を介して第1ユニット26と連結される第2ユニット43と、を備え、第1ユニット26及び第2ユニット43の少なくとも一方と連結に用いられる連結用接続部材21A(接続部材)との間は接続部材21の接続方向にスライド移動可能とされている。
本実施形態によれば、単電池11と電池配線モジュール20との間に寸法誤差が生じた場合であっても、第1ユニット26及び第2ユニット43(の少なくとも一方)の連結に用いられる連結用接続部材21A(接続部材)との間は接続部材21の接続方向にスライド移動可能とされているため、単電池11と電池配線モジュールとの間の寸法誤差を、第1ユニット26及び第2ユニット43の少なくとも一方と連結用接続部材21Aとの間で行われるスライド移動で吸収することが可能になる。よって、寸法の誤差等に起因した電池配線モジュール20の装着の際の不具合を防止することができる。
(2)接続部材21には、被係合凹部23(被係合部)が設けられるとともに、第1ユニット26及び第2ユニット43の少なくとも一方には、被係合凹部23(被係合部)に対して接続方向に所定のクリアランスを有して係合可能な係合凸部37(係合部)が設けられている。
例えば、接続部材21以外の部分により各ユニットを単電池11に固定した後に、所定のクリアランスの範囲で接続部材21のスライド移動が可能となる。したがって、寸法誤差が生じた場合であっても、所定のクリアランスの範囲で接続部材21を接続方向に移動できるため、接続部材21の組み付け作業を容易にすることができる。
(3)被係合凹部23(被係合部)は、接続方向に複数箇所設けられているため、被係合凹部23(被係合部)が一カ所の場合と比較して、より大きく寸法誤差を吸収することが可能になり、より電池配線モジュール20の装着の際の不具合を防止することができる。
(4)第1ユニット26及び第2ユニット43の一方には、接続部材21の接続方向に突出する嵌合凸部45,46が設けられるとともに、第1ユニット26及び第2ユニット43の他方には、嵌合凸部45,46と嵌合する嵌合凹部47,48が設けられている。
このようにすれば、嵌合凸部45,46と嵌合凹部45,46とが嵌合することでユニット26,43間の位置決めを行なったりユニット26,43間の撓み変形を抑制することが容易になる。
(5)第1ユニット26及び第2ユニット43の連結に用いられる接続部材21が載置される各底板32A,32Bは、互いに嵌め合わされる。
このようにすれば、両ユニット26,43間の位置決めが可能になる。
(6)第1ユニット26と第2ユニット43は、同一形状であるため、第1ユニット26と第2ユニット43を共通化でき、第1ユニット26と第2ユニット43を形成するための金型を共通化することができる。
(7)第1ユニット26及び第2ユニット43は、共に接続部材21が複数列並んで取り付けられるものであり、第1ユニット26における第2ユニット43側の端部のうち、一方の接続部材21の列に対応する端部26Aが他方の接続部材21の列に対応する端部26Bよりも第2ユニット43側に突出しており、第2ユニット43における第1ユニット26側の端部のうち、他方の接続部材21の列に対応する端部43Bが一方の接続部材21の列に対応する端部43Aよりも第1ユニット26側に突出している。
このようにすれば、例えば、両ユニット26,43の並び方向に対して直交する方向に一直線状に分断されている場合と比較して、両ユニット26,43の捩れ方向の力に対する剛性を高めることが可能になる。
(8)第1ユニット26及び第2ユニット43には、単電池11に対して位置決めするための位置決め部が設けられている。
位置決め部により第1ユニット26及び第2ユニット43の位置を位置決めすることができる。したがって、位置決めの際のスライド移動で寸法の誤差が解消された後に、接続部材を締結することが可能になる。
(9)電池配線モジュール20は、接続部材21の通し孔22(貫通孔)にボルトの軸部を挿通させて単電池11に固定されるものであり、通し孔22(貫通孔)は、接続部材21の接続方向に長い長円形状をなす。
接続部材21の通し孔22(貫通孔)は、接続部材21の接続方向に長い長円形状をなすため、端子間の寸法精度のばらつきによる寸法誤差があっても、この寸法誤差を吸収して接続部材21の貫通孔にボルトの軸部を挿通することが可能になる。
<実施形態2>
実施形態2について、図6〜図11を参照しつつ説明する。以下では、前後方向については、図6の上方を前方、下方を後方とし、上下方向については、図6の紙面手前側を上方、紙面奥方を下方として説明する。なお、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(電池モジュール)
電池モジュール50は、図6に示すように、例えば、10個(複数個)の単電池11と、10個の単電池11を接続する電池配線モジュール51とを備えて構成されている。
10個の単電池11は、単電池11の上面(電極端子を有する面)の長径(長辺)方向に3列に分けられており、左側の2列は、単電池11の上面の短径方向に4段に重ねられ、右端の一列は短径(短辺)方向に2段に重ねられている。
(電池配線モジュール)
電池配線モジュール51は、単電池11の上面の短径方向に隣り合う異なる単電池11の電極端子12A,12B間を接続する複数の接続部材21(短尺接続部材)と、長径方向に隣り合う異なる単電池11の電極端子12A,12B間を接続する複数の長尺接続部材52と、電圧検知用電線に接続された電圧検知端子24と、接続部材21を収容し長尺接続部材52を保持する2個(複数)の第1ユニット56A,56Bと、接続部材21,52を介して第1ユニットと連結される3個(複数)の第2ユニット65A,65Bと、第2ユニット65A,65Bに接続される接続ユニット70とを備えて構成されている。
(長尺接続部材)
長尺接続部材52は、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属からなり、図8に示すように、接続する電極端子12A,12B間の寸法に応じた長さ(長尺)の板状をなし、左右の端部側には、ボルトの軸部が挿通される(電極端子12A,12Bのネジ孔と連通する)通し孔53,53が一対貫通形成されている。
この通し孔53,53の形状は、左右方向(接続方向)に長い長円形状をなす。
長尺接続部材52の通し孔53,53の両側の側縁には、当該側縁を左右方向に長い長方形状(段差状)に切り欠いて形成された(長尺接続部材52の幅寸法を段差状に狭くして形成された)被係合凹部54(本発明の構成である「被係合部」の一例)が形成されている。この被係合凹部54の段差状に縮径する角部は、テーパ状に角が取られている。
(第1ユニット)
第1ユニット56A,56Bは、合成樹脂製であって、図9に示すように、第2ユニット65Bの両側に配されており、共に、接続部材21を収容する収容部27と、電圧検知端子24を収容する検知収容部38と、接続部材21,52の接続方向における一方の側を保持する第1保持部58A,58Bと、検知収容部38の裏面側に設けられ電圧検知用の端子12Cが嵌め込まれて位置決めされる第1位置決め部63(図11)とを備えている。
収容部27は、接続部材21の全体を1つのユニット内に収容するものであり、図9に示すように、接続部材21が載置される底板28と、接続部材21を包囲する角筒状の仕切り壁29と、接続部材21を収容部27内に係止する一対の保持片30とが設けられている。
検知収容部38は、電圧検知端子24が嵌め込まれ電圧検知用電線が通される凹部39と、電圧検知用の端子12Cが通される矩形状の開口部40と、を備える。電圧検知用電線は、検知収容部38の左右の一方の溝を通って電池ECU側に導かれる。
第1保持部58A,58Bは、第1保持部58Aについては、接続部材21を保持可能に設けられ、第1保持部56Bについては、長尺接続部材52を保持可能に設けられており、これらは装着される接続部材21,52が互いに直交する関係となるように配置されている。
これら第1保持部58A,58Bは、共に、接続部材21,52が載置される底板59と、底板59の周縁に設けられ三方を包囲し一方を開放した仕切り壁61と、仕切り壁61の内面側に突出し、接続部材21,52の側縁部の上面側に係止する複数の保持片36と、接続部材21,52の被係合凹部23,54に係合することにより接続部材21,52の接続方向の移動(位置ずれ)を所定範囲(クリアランスの範囲)内で許容する係合凸部37とを有する。
仕切り壁61内において底板59を有さない部分は、電極端子12A,12Bの上端部が進入可能な開口部である。
仕切り壁61は、工具等が電極端子12A,12B及び接続部材21に接触して短絡することを防止できる高さで形成されており、前後一対の対向壁と、一対の対向壁を連ねる側壁とからなり、側壁の対向する側は開放されている。
保持片36は、対向壁に複数設けられており、それぞれ対向壁の基端部から内方側に前後一対突出している。各保持片36の接続部材21,52に対する係止強さ(主に底板59との間の寸法によって決まる係止力の強さ)は、接続部材21,52が底板59と保持片36との間から離脱せず、かつ、接続部材21,52が接続方向にスライド移動可能な程度に設定される。
係合凸部37は、接続部材21,52の被係合凹部23,54に対応する位置に形成されている。係合凸部37の突出寸法は、被係合凹部23,54の接続部材21,52の側面からの切欠き深さ寸法より僅かに小さい。係合凸部37の上下方向の位置は接続部材21,52と同じ位置とされる。なお、係合凸部37の角部は、テーパ状に角が取られている。
ここで、接続部材21,52の接続方向における各係合凸部37の長さは、接続部材21,52の接続方向における被係合凹部54の長さよりもやや短い。具体的には、図10に示すように、被係合凹部54の接続方向の端部は、係合凸部37の接続方向の端部との間にクリアランスCL1,CL2(隙間)を有している。
これにより、接続部材21,52は、第1ユニット56A,56Bに対して所定のクリアランスCL1,CL2の範囲(CL1+CL2)で前後方向にスライド移動可能となっている。
また、図9に示すように、第1ユニット56B,接続ユニット70には、単電池11の接続(直列接続)の端部の電極端子12A,12Bと接続される端部接続部材55が装着されている。この端部接続部材55には、ボルトの軸部が挿通される通し孔が形成されているとともに、外部のインバータ等に連なる電線の端子に接続するための外部接続端子が突出して設けられている。
第1位置決め部63は、図11に示すように、検知収容部38の裏面側にて開口部40を囲むように角形の枠状(角筒状)に突出して設けられている。第1位置決め部63は、内側に角筒状(矩形状)の電圧検知用の端子12Cの上端部がほぼ隙間なく収容される(嵌合する)ことにより、この電圧検知用の端子12Cの位置に位置決めされる。
(第2ユニット)
第2ユニット65A,65Bは、合成樹脂製であって、図9に示すように、第1ユニット56A,56Bと隣り合う位置に設けられており、電圧検知端子24を収容する検知収容部38と、接続部材21,52の接続方向の一方の側を保持する複数の第2保持部66A,66Bと、検知収容部38の裏面側に設けられ電圧検知用の端子12Cが嵌め込まれて位置決めされる第2位置決め部67(図11)とを備えている。
第2保持部66A,66Bは、接続部材21及び長尺接続部材52の一端側を保持可能に設けられ、接続部材21,52が載置される底板59と、底板59の周縁に設けられ三方を包囲し一方を開放した仕切り壁61と、仕切り壁61の内面側に突出し、接続部材21,52の側縁部の上面側に係止する複数の保持片36と、接続部材21,52の被係合凹部23,54に係合することにより接続部材21,52の接続方向の移動(位置ずれ)を所定範囲内で許容する係合凸部37とを有する。
底板59が設けられていない部分は、電極端子12A,12Bの上端部が進入可能な開口部である。
仕切り壁61は、工具等が電極端子12A,12B及び接続部材21に接触して短絡することを防止できる高さで形成されており、前後一対の対向壁と、一対の対向壁を連ねる側壁とからなり、側壁の対向する側は開放されている。
保持片36は、対向壁に複数設けられており、それぞれ対向壁の基端部から内方側に前後一対突出している。各保持片36の接続部材21,52に対する係止強さ(主に底板28との間の寸法によって決まる係止力の強さ)は、長尺接続部材52が底板28と保持片36との間から離脱せず、かつ、接続部材21,52が前後にスライド移動可能な程度に設定される。
係合凸部37は、長尺接続部材52の被係合凹部54に対応する位置に形成されている。係合凸部37の突出寸法は、被係合凹部54の接続部材21,52の側面からの切欠き深さ寸法より僅かに小さい。係合凸部37の上下方向の位置は接続部材21,52と同じ位置とされる。なお、係合凸部37の角部は、テーパ状に角が取られている。
ここで、接続部材21,52の接続方向における各係合凸部37の長さは、接続部材21,52の接続方向における被係合凹部54の長さよりもやや短い。具体的には、図10に示すように、被係合凹部54は、係合凸部37の前後に所定のクリアランスCL1,CL2(隙間)を加えた寸法とされている。
これにより、接続部材21,52は、第1ユニット56A,56Bに対して所定のクリアランスCL1,CL2の範囲(CL1+CL2)で前後方向にスライド移動可能となっている。
第2位置決め部67は、図11に示すように、検知収容部38の裏面側にて開口部を囲むように枠状に突出して設けられている。第1位置決め部63は、内側に角筒状(矩形状)の電圧検知用の端子12Cの上端部がほぼ隙間なく収容される(嵌合する)ことにより、この電圧検知用の端子12Cの位置に位置決めされる。
接続ユニット70は、図9に示すように、電圧検知端子24を収容する検知収容部38と、接続部材21,52の接続方向の一方の側を保持する保持部71と、検知収容部38の裏面側に設けられ電圧検知用の端子12Cが嵌め込まれて位置決めされる位置決め部(図示しない)とを有する。
保持部71は、接続部材21,52を保持可能に複数箇所に設けられ、接続部材21,52が載置される底板59と、底板59の周縁に設けられ三方を包囲し一方を開放した仕切り壁61と、仕切り壁61の内面側に突出し、接続部材21,52の側縁部の上面側に係止する複数の保持片36と、接続部材21,52の被係合凹部23,54に係合することにより接続部材21,52の接続方向の移動(位置ずれ)を所定範囲内で許容する係合凸部37とを有する。
ここで、第2ユニット65A及び接続ユニット70の後端部(複数並んだ検知収容部38の連結される側の端部)には、後方(接続部材21の接続方向)に突出する嵌合凸部45,46が設けられるとともに、第1ユニット56A及び第2ユニット65Bの前端部(複数並んだ検知収容部38の連結される側の端部)には、嵌合凸部45,46と嵌合する嵌合凹部47,48が設けられている。
嵌合凸部45,46は、共に棒状の部材であって、上下方向に肉厚で左右方向に肉薄の扁平な形状をなす。嵌合凹部47,48は、嵌合凸部45,46を先端が突き当たるまで挿しこんで嵌合させることができる深さ及び大きさで形成されている。
なお、第1ユニット56A,56B,2個の第2ユニット65A,65B,接続ユニット70について、連結に用いられる接続部材21,52が載置される底板59は、両側縁がわずかに立ち上がり接続方向の端部が段差状に拡径する底板59Aと、底板59Aの内側に嵌め入れられる底板59Bとからなり、底板59Aが底板59Bを下側から受けるようになっている。また、底板59Bの先端は、底板59Aの段差部分に突き当て可能となっている。
次に、電池配線モジュール51の取り付けについて説明する。
2個の第1ユニット56A,56B,2個の第2ユニット65A,65B,接続ユニット70を図9に示すように配置し、各収容部27及び各保持部58A,58B,66A,66B,71に対応する接続部材21,52を装着するとともに(図7)、電圧検知用電線を圧着した電圧検知端子24を装着した電池配線モジュール51を形成する。
次に、各ユニット56A,56B,65A,65B,70の各位置決め部63,67が複数の単電池11の各電圧検知用の端子12Cに位置決めされるように電池配線モジュール51を複数の単電池11に一体的に装着する。
このとき、単電池11の寸法精度のばらつきによって位置決めの基準となる電圧検知用の端子12Cの間隔に誤差が生じていても、係合凸部37と被係合凹部23,54のクリアランスCL1,CL2に応じた寸法だけ各ユニット56A,56B,65A,65B,70が上下又は左右に相対的にスライド移動できる。
そして、各接続部材21,52の通し孔22,53にボルトの軸部を通しボルト締めする。
このとき、通し孔22,22と電極端子12A,12Bの位置がずれていても、通し孔22,53が接続方向に長い長円形状であるため、これにより寸法の誤差を吸収できる。
このように、実施形態2によれば、複数の単電池11は、扁平な形状で、かつ、電極端子12A,12Bを有する面における長径方向に並べられており、接続部材21は、長径方向に隣り合う電極端子12A,12B間を接続するものである。
単電池11の長径方向については、その径の長さから特に寸法精度にばらつきが生じやすいため、複数の単電池11と電池配線モジュール20との間の寸法誤差が大きくなりやすいが、実施形態2の構成によれば、このような寸法誤差が生じやすい場合において寸法誤差に起因した不具合を防止することができる。
また、複数の単電池11は、電極端子12A,12Bを有する面における短径方向についても並べられており、接続部材21は、短径方向に並んだ電極端子12A,12B間を接続するものであるため、複数の単電池11の連結の自由度を大きくすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、被係合凹部23,54及び係合凸部37を第1ユニット56A,56B及び第2ユニット65A,65Bの双方に設けることとしたが、これに限らず、被係合凹部23,54及び係合凸部37を第1ユニット56A,56B及び第2ユニット65A,65Bのいずれか一方に設けるようにしてもよい。このようにしても、少なくとも一方のユニットに設けられる係合凸部37及び被係合凹部23,54によるクリアランスCL1,CL2により電池配線モジュール20の装着の際の不具合を防止することができる。
(2)被係合凹部23,54及び係合凸部37を設けず、接続部材21,52を各ユニットに対して(クリアランスに関わらず)スライド移動可能に構成してもよい。
(3)上記実施形態では、単電池11の端子12A〜12Cがナット形で別部材のボルトを用いて締結する構成であったが、これに限らず、端子が外周面にネジ溝を有する棒状の軸部を有する構成とし、別部材のナットを締結することにより、接続部材21を端子部に固定する構成としてもよい。なお、この場合には、各接続部材21,52の通し孔22,53には、端子の軸部が通されることになる。
(4)上記実施形態では、複数の単電池11を直列に接続する場合について説明したが、これに限られず、複数の単電池11を並列に接続する場合について適用してもよい。
(5)電池モジュール10を構成する単電池11の数については、上記実施形態の数に限られない。また、単電池11の数に応じて電池配線モジュール20の形状も任意に設定することができる。
(6)上記実施形態では、第1ユニット56A,56Bや第2ユニット65A,65Bについて、基準位置を定めるための複数の位置決め部63,67を設けることとしているが、これら複数の第1位置決め部63について、各ユニットごとに、いずれか1の位置決め部によって基準位置を定めることとし、各ユニットの他の位置決め部については、基準となる位置決め部に対して所定の寸法公差の範囲内で形成するようにしてもよい。また、第1ユニット56A,56Bや第2ユニット65A,65Bについて、それぞれ複数の位置決め部63,67を設けるものに限らず、各ユニット56A,56B,65A,65Bについてそれぞれ位置決め部が1個だけ設けられるようにしてもよい。
10,50…電池モジュール
11…単電池
12A,12B…電極端子
12C…電圧検知用の端子
20,51…電池配線モジュール
20A…連結接続ユニット
21…接続部材
21A…連結用接続部材(接続部材)
21B…収容用接続部材(接続部材)
22,25,53…通し孔
23,54…被係合凹部(被係合部)
24…電圧検知端子
26,56A,56B…第1ユニット
26A,26B…端部
27…収容部
28,32,59…底板
29,34,61…仕切り壁
30,36…保持片
31…保持部
32(32A,32B),59(59A,59B)…底板
37…係合凸部(係合部)
38…検知収容部
40…開口部
41…電線通し溝
43,65A,65…第2ユニット
43A,43B…端部
45,46…嵌合凸部
47,48…嵌合凹部
52…長尺接続部材
58…第1保持部
63…第1位置決め部
66…第2保持部
67…第2位置決め部
70…接続ユニット
71…保持部
CL1,CL2…クリアランス

Claims (11)

  1. 正極及び負極の電極端子を有する複数の単電池の隣り合う電極端子間を接続する接続部材を複数備えて構成された電池配線モジュールであって、
    前記接続部材を収容する第1ユニットと、前記接続部材とは異なる接続部材を介して前記第1ユニットと連結される第2ユニットと、を備え、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方と前記連結に用いられる接続部材との間は前記接続部材の接続方向にスライド移動可能とされている電池配線モジュール。
  2. 前記第1ユニットと前記第2ユニットを連結する前記接続部材には、被係合部が設けられるとともに、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方には、前記被係合部に対して前記接続方向に所定のクリアランスを有して係合可能な係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電池配線モジュール。
  3. 前記被係合部は、前記接続方向に複数箇所設けられている請求項2に記載の電池配線モジュール。
  4. 前記第1ユニット及び前記第2ユニットの一方には、前記接続部材の接続方向に突出する嵌合凸部が設けられるとともに、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの他方には、前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電池配線モジュール。
  5. 前記第1ユニット及び前記第2ユニットの前記連結に用いられる接続部材が載置される各底板は、互いに嵌め合わされることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電池配線モジュール。
  6. 前記第1ユニットと前記第2ユニットは、同一形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の電池配線モジュール。
  7. 前記第1ユニット及び前記第2ユニットは、共に前記接続部材が複数列並んで取り付けられるものであり、
    前記第1ユニットにおける前記第2ユニット側の端部のうち、一方の接続部材の列に対応する端部が他方の接続部材の列に対応する端部よりも第2ユニット側に突出しており、
    前記第2ユニットにおける前記第1ユニット側の端部のうち、前記他方の接続部材の列に対応する端部が前記一方の接続部材の列に対応する端部よりも第1ユニット側に突出していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電池配線モジュール。
  8. 前記第1ユニット及び前記第2ユニットには、前記単電池に対して位置決めするための位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の電池配線モジュール。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の電池配線モジュールは、前記接続部材の貫通孔に棒状の端子又はボルトの軸部を挿通させて前記単電池に固定されるものであり、前記貫通孔は、前記接続部材の接続方向に長い長円形状をなすことを特徴とする電池配線モジュール。
  10. 前記複数の単電池は、扁平な形状で、かつ、前記電極端子を有する面における長径方向に並べられており、
    前記接続部材は、前記長径方向に隣り合う電極端子間を接続するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の電池配線モジュール。
  11. 前記複数の単電池は、前記電極端子を有する面における短径方向についても並べられており、前記接続部材は、前記短径方向に並んだ電極端子間を接続するものであることを特徴とする請求項10に記載の電池配線モジュール。
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