JP3811348B2 - バッテリ接続プレート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気自動車等の複数のバッテリを直列に接続するためのバッテリ接続プレートに係り、各バッテリの電極と接続部材であるバスバーとを位置ずれなく正確に接続させることのできるバッテリ接続プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のバッテリ接続プレートの一形態を示すものである。
バッテリ接続プレート70,71はバッテリ集合体72の前後両端側に装着され、複数のバッテリ73を直列に接続するためのものであり、合成樹脂製の絶縁性の横長のプレート本体74に導電金属製の接続板であるバスバー75を複数並列に有している。
【0003】
バスバー75は、隣接する二つのバッテリ73の正と負の雄ねじ型の電極76,77に対する挿通孔78を有して、プレート本体74に圧入やインサート成形等の手段で固定されている。各電極76,77はナット79でバスバー75に締付接続される。
【0004】
手前側のバッテリ接続プレート70の両端側には、一つの挿通孔82を有するバスバー83が固定されており、バッテリ集合体72の両端側のバッテリ73の正と負の電極76,77が各バスバー83を経て端子付きの電源線(図示せず)に接続される。
【0005】
プレート本体74にはカバー80が回動自在に設けられており、カバー80を閉止することで、バスバー75,83や電極76,77やナット79が収容部81内に保護される。カバー80は係止手段84でプレート本体74に係止される。
【0006】
複数のバッテリ73は例えばバンド85等の固定手段で厚さ方向に並んだ状態に保持固定され、電気自動車の電源収容部(図示せず)に収納される。
【0007】
図4の前側のバッテリ接続プレート70によって、左端のバッテリ731 の手前側の電極761 が一つの挿通孔のバスバー83に接続され、左から二番目と三番目のバスバー732 ,733 の手前側の各電極77,76が二つの挿通孔のバスバー75で接続される。以下同様に二つの挿通孔のバスバー75で各バッテリ73の手前側の電極76,77が接続され、右端のバッテリ73の電極77が一つの挿通孔のバスバー83に接続される。
【0008】
また、後側のバッテリ接続プレート71によって、左端のバッテリ731 の後側の電極77と左から二番目の後側の電極76、左から三番目の後側の電極と四番目の後側の電極、というように全てのバッテリ73の電極が二つごとに二つの挿通孔のバスバー75で接続される。
【0009】
しかしながら、上記従来のバッテリ接続プレート70,71においては、各バッテリ73の電極76,77の取付寸法誤差や振れ、あるいは合成樹脂製のバッテリケース(符号73で代用)の板厚や厚さ方向の幅寸法の誤差、あるいは樹脂成形されたプレート本体におけるバスバーの位置誤差等によって、各バスバー75,83の挿通孔に対する各電極76,77の位置がずれ、各挿通孔78,82に各電極76,66をスムーズに挿通させることができないという問題を生じた。
【0010】
そこで本出願人は先に特願平10−254788号で図5に示すバッテリ接続プレートを提案した。
【0011】
このバッテリ接続プレート50は、一つのプレート本体51をスリット57で複数に分割し、二つないし三つのバスバー52を各プレート本体53〜55毎に設け、複数(三つ)のプレート本体53〜55をスリット57の基部側の可撓性のヒンジ部56で相互に連結して、プレート本体53〜55毎に長手方向に一定範囲移動可能としたものである。
【0012】
ヒンジ部56は、各プレート本体53〜55間のスリット部57の基部側に円形の孔部58を形成し、孔部58とプレート本体51の長手壁面51aとの間に薄肉に構成されている。各プレート本体53〜55毎にカバー60が薄肉のヒンジ61を介して開閉自在に設けられている。
【0013】
左右のプレート本体53,55には二つの挿通孔62のバスバー52が二つと、一つの挿通孔63のバスバー64が一つ設けられ、中間のプレート本体54には二つの挿通孔62のバスバー52が二つ設けられ、全体として十四個のバッテリ(図示せず)を直列に接続可能となっている。このバッテリ接続プレート50はバッテリ集合体(図示せず)の一方に装着され、バッテリ集合体の他方には、例えば二つの挿通孔のバスバー52を二つ配設した左右のプレート本体と、二つの挿通孔のバスバー52を三つ配設した中間のプレート本体とを備える図示しないバッテリ接続プレートが装着される。
【0014】
バッテリ集合体にバッテリ接続プレート50を装着する際に、各バッテリの雄ねじ型の電極の位置寸法誤差や振れ(倒れ)等があっても、各プレート本体53〜55間のヒンジ部56が撓んで、バスバー52,64に対する電極の位置ずれを吸収可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記バッテリ接続プレート50にあっては、バスバー52,64に対する各バッテリの雄ねじ型の電極の位置ずれが小さい場合は問題ないが、電極の位置ずれが大きい場合や、各プレート本体53〜55内の各バスバー52,64に対応するバッテリの電極の位置ずれがあった場合(例えば図5で右側のプレート本体53内の三つのバスバー52,64の五つの挿通孔62,63に対して五つのバッテリのうちの何れか二つのバッテリの電極の位置がずれている場合)や、プレート本体53〜55内のバスバー52,64の組付位置誤差が大きい場合等においては、電極と挿通孔62,63との位置が合わず、電極とバスバー52,64との接続がスムーズに行えない、あるいは全く不可能になってしまうという懸念があった。
【0016】
本発明は、上記した点に鑑み、各バッテリの電極(雄ねじ型に限らずバッテリケースから突出したものであればよい)の位置ずれが大きな場合や、プレート本体内でのバスバーの組付位置誤差が大きな場合や、近隣の各バッテリの電極が位置ずれしている場合でも、作業性良くスムーズに且つ確実に電極をバスバーに接続させることのできるバッテリ接続プレートを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数の並列なバッテリの各電極を直列に接続するための複数の接続部材を有するバッテリ接続プレートにおいて、前記接続部材の数と等しい数の分割プレート本体を有し、各分割プレート本体毎に該接続部材が一つずつ独立して設けられ、各分割プレート本体が、該接続部材を収容する枠状壁と、該枠状壁から延びた可撓性の支持壁部とを有し、各支持壁部が共通連結壁に交差して続いており、各分割プレート本体が前記電極に対して独立して移動可能であることを特徴とする(請求項1)。
前記支持壁部が三次元方向に撓み可能であることも有効である(請求項2)。
また、前記接続部材が、前記電極に対する一つ又は二つの挿通孔を有するバスバーであることも有効である(請求項3)。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るバッテリ接続プレートの一実施形態を示すものである。
【0019】
このバッテリ接続プレート1は、一つのバスバー2(接続部材)毎にプレート本体3を分割し、各分割プレート本体4〜6を各バスバー2毎に独立して移動可能としたことを特徴とするものである。
【0020】
バスバー2は導電金属製の長方形の接続板であり、プレート本体3は絶縁性の合成樹脂を材料として形成され、各バスバー2を独立して保持固定させるための複数の分割プレート本体4〜6を備えている。分割プレート本体4〜6はバッテリの数の半分の数が等ピッチで並列に配置されている。図1,図2ではバッテリ接続プレート1の一端側のみを図示している。
【0021】
プレート本体3は、略L字状の複数の分割プレート本体4〜6と、各分割プレート本体4〜6を移動可能に連結させた共通連結壁7とを少なくとも備えている。分割プレート本体4〜6は、バスバー2を収容した矩形状(長方形)の枠状部8と、枠状部8の長辺側の一方の壁部8a(図2)に垂直に設けられた可撓性の支持壁部(可撓部)10とで構成されている。
【0022】
支持壁部10は断面矩形状に形成され、主に矢印a(図1)の如く左右(プレート長手方向)に撓み可能である。すなわち、支持壁部10が共通連結壁7との連結部11を支点として支持壁部10の薄肉方向に揺動する如く撓み可能である。これにより、バスバー2毎にバッテリ(図示せず)の電極の左右方向(バッテリ並び方向)の位置ずれを吸収可能である。
【0023】
支持壁部10は矢印b(図1)の如く長手方向にも座屈する如く撓み可能であり、また、支持壁部10と枠状壁8との連結部12を支点として、枠状壁8が矢印c(図1)の如く周方向に回動可能である。これらにより、バスバー2毎にバッテリの電極の上下方向(バッテリ並び直交方向)の位置ずれを吸収可能である。
【0024】
さらに、支持壁部10は共通連結壁7との連結部11を支点として矢印d(図2)の如くバスバー2の板厚方向にも揺動して撓み可能であり、これにより、バスバー2毎にバッテリの電極の前後方向(電極軸方向)の位置ずれを吸収可能である。
【0025】
共通連結壁7に対して各支持壁部10は等ピッチで配設され、各枠状壁8の間には等しい寸法の隙間13が構成されている。この隙間13の範囲で各枠状壁8が左右に移動可能である。
【0026】
支持壁部10は枠状壁8の板厚よりも厚く、支持壁部10の長手方向に枠状壁8の短辺側の一方の壁部8b(図2)が延長形成され、一方の壁部8bに対して短辺側の他方の壁部8dが平行に位置し、他方の壁部8dと隣接する他の枠状壁8の一方の壁部8bとの間に前記隙間13が構成されている。
【0027】
各枠状壁8の長辺側の一方の壁部8a(図2)は支持壁部10と直交し、長辺側の他方の壁部8c(図2)は一方の壁部8aと平行に前記分割プレート本体4〜6の自由端側に位置している。
【0028】
各支持壁部10の長さは、枠状壁8すなわちバスバー2を左右に移動させる距離に応じて適宜設定される。支持壁部10が長ければ枠状壁8の移動距離も大きく、支持壁部10が短ければ枠状壁8の移動距離も小さくなる。枠状壁8の設定移動距離に応じて枠状壁間の隙間13の寸法が設定されることはいうまでもない。支持壁部10の板厚を変化させることで、枠状壁8の移動容易性を適宜設定することができる。
【0029】
枠状壁8の長辺側の一方の壁部8aと共通連結壁7との間には、枠状壁8に対する回動方向の撓み空間14が位置し、長辺側の他方の壁部8cの外側には外部空間が位置している。左右端側の枠状壁8の短辺側の壁部8bの外側や左右端側の支持壁部10の外側にも外部空間が位置し、両端側の枠状壁8が左右にスムーズに移動可能である。
【0030】
図2の如く一方のバッテリ接続プレート1に全て二つ孔の長方形状のバスバー2を用いた場合には、他方のバッテリ接続プレート(図示せず)の両端側の独立した分割プレート本体に一つ孔の正方形状のバスバーを装着する。
【0031】
図3に図2のA−A断面を示す如く、各枠状壁8の内側にバスバー2が固定されている。バスバー2の周端部2aが枠状壁8の周溝15内に係合ないし固着されている。バスバー2は合成樹脂製の枠状壁8にインサート成形で固定してもよく、あるいは枠状壁8の樹脂成形後に枠状壁8内の周溝15にバスバー2を押し込んで嵌着してもよい。この場合、枠状壁8の内壁面8eに、バスバー2の周端部2aに対する係止突起や係止爪(図示せず)を設けることが好ましい。合成樹脂製の分割プレート本体4〜6と導電金属製のバスバー2とで各分割プレートが構成される。
【0032】
図3の枠状壁8内でバスバー2を境に図で下側(一方)の空間16の高さが低く、図で上側(他方)の空間17の高さが高く設定されている。ここで両空間16,17の向きはバッテリ接続プレート1の装着の向きに関係し、一方の空間16がバッテリ側に位置し、他方の空間17が外側に位置する。バッテリ接続プレート1は通常の装着状態で枠状壁8の長辺側の二つの壁部8a,8c(図2)が上下に位置する。
【0033】
図3で一方の空間16にバッテリ(図示せず)の雄ねじ型(スタッドボルト型)の電極側が位置し、電極はバスバー2の挿通孔18に挿入され、電極の付根側の短円柱状の座部が一方の空間16内に収容される。一つの挿通孔18に一つのバッテリの電極が挿入される。
【0034】
他方の空間17には、電極をナット(図示せず)でバスバー2に締め付けるための工具が進入する。ナットを締めつけることで電極の座部がバスバー2の一方の面に強く密着し、バスバー2とバッテリとが接続され、一つの空間17内で二つのバッテリの各電極を一つのバスバー2に接続することで、両バッテリがバスバー2を介して直列に接続される。
【0035】
このバッテリの接続に際して、バッテリ集合体の各バッテリの各電極の位置と各バスバー2の挿通孔18の位置とが大きく位置ずれしている場合でも、上述の如く、図1,図2で例えば電極が左右(プレート長手方向)に位置ずれしている場合には、その電極に対応した分割プレート本体4〜6の支持壁部10を矢印a(図1)の如く左右に揺動させて撓ませることで、電極の位置ずれが吸収される。これにより、分割プレート本体4〜6内のバスバー2の円形の挿通孔18に電極が位置ずれなくスムーズに挿入される。
【0036】
また、電極が上下方向(バスバーの挿通孔の並び直交方向)に位置ずれしている場合には、その電極に対応する分割プレート本体4〜6の支持壁部10を矢印b(図1)の如く上下に座屈させる如く撓ませることで、電極の位置ずれが吸収される。これにより、バスバー2の挿通孔18に電極が位置ずれなくスムーズに挿入される。
【0037】
電極が上下方向に位置ずれしている場合には、枠状壁8を支持壁部10との連結部12から矢印c(図1)の如く回動させることによっても、電極との位置ずれを吸収させることができる。
【0038】
また、電極が前後方向(バスバー2の板厚方向)に位置ずれしている場合には、その電極に対応する分割プレート本体4〜6の支持壁部10を矢印d(図2)の如く前後方向に揺動させて撓ませることで、電極の位置ずれが吸収される。これにより、バスバー2の挿通孔18に電極が位置ずれなく挿入されると共に、ナット(図示せず)の締付によってバスバー2が電極の座部に軸方向の隙間なく確実に密着する。
【0039】
このように、少なくとも二つの隣接するバッテリの各電極に対応して二つの挿通孔18のバスバー2を他のバスバー2とは独立して移動可能としたことで、少なくとも二つの電極ごとの位置ずれを正確に吸収して、バッテリ集合体へのバッテリ接続プレート1の装着をスムーズ且つ確実に行うことができる。
【0040】
二つの隣接する電極間の位置ずれは極めて僅かなものであり、実質的に一つの電極毎に位置ずれを吸収させる必要はなく、図1,図2の二つの挿通孔18のバスバー2毎に位置ずれを吸収することで十分である。
【0041】
各枠状壁10毎に小さなカバー(図示せず)を設けることも可能であり、あるいは大きなカバー(図示せず)を共通連結壁部7に薄肉のヒンジ(図示せず)を介して回動自在に設けることも可能である。各カバーは係止手段で分割プレート本体4〜6等に係止される。
【0042】
なお、上記実施形態においては、枠状壁8の一側寄りに可撓性の支持壁部10を連結させたが、支持壁部10を枠状壁8の長辺部の一方の壁部8aの中央に連結させることも可能である。断面矩形状の支持壁部10に代えて円柱状の支持壁部を設けたり、薄板状の支持壁部を設けたり、その他の形態の支持壁部や可撓部を設けることも可能である。
【0043】
また、バスバーの挿通孔に雄ねじ型の電極を挿通させる構造に代えて、例えばバッテリの雌型の電極をバスバー2側のボルトや突出部(図示せず)に接続する等の手段を講じることも可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、各分割プレート本体の支持壁部を撓ませて接続部材毎に移動可能であるから、バッテリの電極の位置ずれが大きな場合や、各接続部材の位置精度が悪い場合、あるいは近隣の各電極がそれぞれ位置ずれしている場合においても、各電極に対応して各接続部材を移動させて位置ずれを吸収することができるから、各電極をスムーズ且つ確実に接続部材に接続させることができる。これにより、接続作業性が向上すると共に、従来、寸法不良で廃棄処分あるいは手直し処分されていたバッテリやバッテリ接続プレートを問題なく使用することができ、経済的効果が高まる。
【0045】
また、枠状壁を作業者が手で持って例えば左右方向に押すことで、支持壁部が揺動して撓み、枠状壁を接続部材と一体に移動させて、電極の位置ずれを大きな移動距離で確実に且つ容易に吸収させることができる。これにより、接続作業性が一層向上する。
【0046】
また、請求項2記載の発明によれば、支持壁部を三次元方向すなわち上下及び/又は左右及び/又は前後に撓ませることで、電極と接続部材とがどの方向に位置ずれしていても、確実にその位置ずれを吸収させることができる。これにより、接続作業性が一層向上する。
【0047】
また、請求項3記載の発明によれば、隣接する二つのバッテリの各一つの電極がバスバーの二つの挿通孔に同時に挿入され、あるいは一つのバッテリの一つの電極がバスバーの一つの挿通孔に挿入されて、電極とバスバーとがねじ締め等の手段で接続される。このように、一枚のバスバーの多くとも二つの挿通孔に、隣り合う二つのバッテリの各電極が同時に挿入されるが、その際、各バスバー毎に独立して電極との位置ずれを吸収可能であるから、隣り合う三つ以上の電極に対して大きな位置ずれがあっても、各バスバー毎に位置ずれを吸収して、正確に挿通孔に各電極を挿入させることができる。これにより、接続作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリ接続プレートの一実施形態を示す平面図である。
【図2】同じくバッテリ接続プレートを示す斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来のバッテリ接続プレートをバッテリ集合体に装着する状態を示す分解斜視図である。
【図5】本出願人が先に提案した位置ずれ吸収式のバッテリ接続プレートを示す平面図である。
【符号の説明】
1 バッテリ接続プレート
2 バスバー(接続部材)
4〜6 分割プレート本体
7 共通連結壁
8 枠状壁
10 支持壁部(可撓部)
Claims (3)
- 複数の並列なバッテリの各電極を直列に接続するための複数の接続部材を有するバッテリ接続プレートにおいて、前記接続部材の数と等しい数の分割プレート本体を有し、各分割プレート本体毎に該接続部材が一つずつ独立して設けられ、各分割プレート本体が、該接続部材を収容する枠状壁と、該枠状壁から延びた可撓性の支持壁部とを有し、各支持壁部が共通連結壁に交差して続いており、各分割プレート本体が前記電極に対して独立して移動可能であることを特徴とするバッテリ接続プレート。
- 前記支持壁部が三次元方向に撓み可能であることを特徴とする請求項1記載のバッテリ接続プレート。
- 前記接続部材が、前記電極に対する一つ又は二つの挿通孔を有するバスバーであることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリ接続プレート。
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