JP5566030B2 - 高振動周波数調整装置を含む時計ムーブメント - Google Patents

高振動周波数調整装置を含む時計ムーブメント Download PDF

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Description

本発明は、機械式時計ムーブメントに関する。
一般に、機械式時計ムーブメントは、特に、動力ばねを収容する香箱と、香箱により駆動される輪列と、ばねてんぷのような調整装置と、輪列と調整装置との間に設けられ、調整装置の振動を維持するための脱進機と、を含む。輪列の特定の車の軸は、指示針を支持する。脱進機は、輪列により駆動されるがんぎ車と、がんぎ車と調整装置との間に位置するアンクルのような要素と、を含む。
現在市場に存在する時計ムーブメントは、通常、4Hzの周波数で振動する調整装置と、20個の歯を有するがんぎ車とを有する。さらに、Zenith El Primeroという商標で、調整装置が5Hzの周波数で振動し、出願人が知るところでは、がんぎ車が21個の歯を有するものが市販されている。
時計の分野においては、調整装置の周波数が高ければ高いほど、時間測定が正確になることが知られている。しかし、周波数の増加は、がんぎ車の回転角速度の増加を引き起こし、指示針が正しい速度で回るように、輪列の修正、より正確には、ギヤ比の修正が必要になる。がんぎ車の角回転速度の増加は、動力ばねがより速く解放されるようになるため、パワーリザーブを減少させるというさらに別の効果を有する。
本発明は、上述の欠点をもたない、高周波数で機能することができる時計ムーブメントを提案することを目的とする。
このために、振動周波数f有する調整装置と、調整装置の振動を維持するための脱進機とを含み、脱進機は、N個の歯をもつがんぎ車を含み、周波数fは少なくとも約5Hzに等しく、歯の数Nと周波数fとの比は、実質的に5に等しい時計ムーブメントが提供される。
周波数fは、少なくとも約6Hzに等しいことが好ましく、少なくとも約8Hzに等しいことがより好ましく、少なくとも約10Hzに等しいことがさらにより好ましい。
したがって、本発明においては、調整装置の周波数は、がんぎ車の歯の数Nと周波数fとの間の比を修正することなく増加され、この比は通常の価値を有する。したがって、がんぎ車の回転角速度は不変に維持され、輪列、より一般的には、調整装置及び脱進機以外のムーブメント全体は変更しないままになる。パワーリザーブもまた保持される。
上述と同じ目的のために、本発明は、また、少なくとも2つの時計ムーブメントを提供し、一方は、振動周波数f1を有する調整装置と、調整装置の振動を維持するための脱進機とを含み、脱進機は、N1個の歯を有するがんぎ車を含んでおり、他方は、振動周波数f2を有する調整装置と、調整装置の振動を維持するための脱進機とを含み、脱進機は、N2個の歯を有するがんぎ車を含み、歯の数N1及びN2は異なるものであり、周波数f1及びf2は異なるものであり、N1とf1との間の比は、N2とf2との間の比と実質的に等しい。
両方のムーブメントは、典型的には、がんぎ車がそれぞれ協働するそれぞれの輪列をさらに含む。輪列は実質的に同一であることが有利である。
各々のムーブメントにおける脱進機は、典型的には、がんぎ車と調整装置との間に配置されるアンクルをさらに含む。がんぎ車の回転中心とアンクルの回転中心との間の距離は、両方のムーブメントにおいて実質的に同じであり、アンクルの回転中心と調整装置の回転中心との間の距離は、両方のムーブメントにおいて実質的に同じであることが有利である。このように、種々の要素を支持するプレート及びブリッジは、両方のムーブメントにおいて同じであってもよい。
両方のムーブメントは、さらに、脱進機及び調整装置以外は実質的に完全に同一であってもよい。
N1とf1との間、及び、N2とf2との間の前述の比は、典型的には、5に実質的に等しい。周波数f1及びf2の少なくとも一方は、約5Hzと少なくとも等しいことが好ましく、約6Hzと少なくとも等しいことが好ましく、約8Hzと少なくとも等しいことがより好ましく、約10Hzと少なくとも等しいことがさらにより好ましい。
本発明は、同じ設計を有する時計ムーブメントが異なる周波数で機能することができるように、異なり、且つ置き換え可能な調整装置及び脱進機の組を設計することを可能にすることが理解される。換言すると、共通の基部を多数のムーブメントに対して設計することができ、それら各々に対して、調整装置と脱進機の組を選択して、所望の周波数で動作するようにすることができる。
したがって、本発明は、また、時計ムーブメントの振動周波数を変更するための方法を提案し、時計ムーブメントは、振動周波数f1を有する第1の調整装置と、第1の調整装置の振動を維持するための第1の脱進機とを含み、第1の脱進機は、N1個の歯を有する第1のがんぎ車を含んでおり、第1の調整装置及び第1の脱進機は、振動周波数f2を有する第2の調整装置と第2の脱進機と置き換えられ、第2の脱進機は、N2個の歯を有する第2のがんぎ車を含んでおり、周波数f1及びf2は異なっており、N1とf1との間の比は、N2とf2との間の比と実質的に等しい。
時計ムーブメントは、典型的には、第1のがんぎ車が協働する輪列をさらに含む。この輪列は、第1の調整装置及び第1の脱進機が第2の調整装置及び第2の脱進機と置き換えられた後で、第2のがんぎ車と協働するように、変更されないままでいることが有利である。
典型的には、第1の脱進機は、第1のがんぎ車と第1の調整装置との間に配置された第1のアンクルをさらに含み、第2の脱進機は、第2のがんぎ車と第2の調整装置との間に配置された第2のアンクルをさらに含む。第1のがんぎ車の回転中心と第1のアンクルの回転中心との間の距離は、第2のがんぎ車の回転中心と第2のアンクルの回転中心との間の距離と実質的に等しく、第1のアンクルの回転中心と、第1の調整装置の回転中心との間の距離は、第2のアンクルの回転中心と、第2の調整装置の回転中心との間の距離と実質的に等しいことが有利である。
本発明による方法の有利な実施形態においては、時計ムーブメントにおいて調整装置及び脱進機のみが変更される。
本発明の他の特性及び利点は、添付の図面を参照して与えられる以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
本発明の構成においては、「歯」は、作動する、すなわち、スイス式アンクル(レバー)脱進機の場合にはアンクルパレットと協働する、がんぎ車の歯を意味する。
図1を参照すると、従来の時計ムーブメント1は、特に、香箱2内に収容された動力ばね(図示せず)と、香箱2により駆動される輪列3と、ばねてんぷ型調整装置4(てんぷのみを示す)と、輪列3とばねてんぷ4との間の脱進機5とを含む。脱進機5は、がんぎ車6と、車6に固定的に連結され、車6を駆動するように輪列3の秒車8と係合された脱進ピニオン7とを含む。脱進機5は、さらに、がんぎ車6及びばねてんぷ4の軸と固定的に連結されたローラピン10と協働して、ばねてんぷ4の振動を維持するようにする、アンクルのような要素9を含む。輪列3の特定の車のそれぞれの軸、すなわち秒車8と、分車と、時車(図示せず)とは、指示要素、典型的には、秒、分、及び時を示すための、時計の文字盤上で移動する針を保持するようになっている。すべてのこれらの要素は当業者に周知であり、したがって、さらに詳細には説明しない。
ばねてんぷの振動周波数を増加させるための既知の方法は、ひげぜんまいの剛性を増加させる及び/又はてんぷの慣性モーメントを減少させることにある。ひげぜんまいの剛性は、例えば、これを短くすることにより又はこの断面を増加させることにより、増加させることができる。慣性モーメントの減少は、例えば、てんぷを軽くすることにより及び/又はその回転半径を減少させることにより実現される。
本発明においては、ばねてんぷの周波数の増加は、がんぎ車の歯の数における増加によって行われる。現行の製造技術により、多数の歯を有する車を実現することができる。図2は、本発明の第1の実施形態による脱進機の部分を構成するがんぎ車11と脱進アンクル12とを示す。がんぎ車11は50個の歯を有し、これを含む脱進機は、10Hzの周波数(1時間当たり72,000の交代)で振動するばねてんぷと共に動作するようになっている。図3は、本発明の第2の実施形態による脱進機の部分を構成するがんぎ車13と脱進アンクル14とを示す。がんぎ車13は40個の歯を有し、これを含む脱進機は、8Hzの周波数(1時間当たり57,600の交代)で振動するばねてんぷと共に動作するようになっている。同様な方法で、さらに、例えば、30個の歯を有し、6Hzの周波数(1時間当たり43,200の交代)で振動するばねてんぷ、又は、25個の歯を有し、5Hzの周波数(1時間当たり36,000交番)で振動するばねてんぷと共に動作するようになっている脱進機を実現することもできる。
同じアンクルをこれらのがんぎ車の幾つかと共に用いることができるように、これらのがんぎ車の歯を成形することが可能である。したがって、図2及び図3に示すアンクル12及び14を同一のものにしても、異なるがんぎ車と協働させることができる。
上述の例においては、がんぎ車の歯の数とばねてんぷの周波数との間の比は5に等しく、これは、現行のムーブメントにおいて通常見出される値であることがわかる。したがって、がんぎ車の回転角速度は共通のムーブメントにおいて同じである。すなわち、上述の脱進機の1つ及び対応するばねてんぷを含むムーブメントは、例えば、図1に示す輪列3のような通常の輪列を有することができるということである。
脱進機の中心の距離、すなわち、がんぎ車の回転中心とアンクルの回転中心との間の距離、及び、アンクルの回転中心とてんぷの回転中心との間の距離は、1つの脱進機から別の脱進機に保持され、従来の値を有することが好ましい。すなわち、具体的には、がんぎ車11とアンクル12との間の中心距離d3は、がんぎ車13とアンクル14との間の中心距離d5に等しく、且つ、従来のがんぎ車6と従来のアンクル9との間の中心距離d1と等しい。同様に、アンクル12と対応するてんぷとの間の中心距離d4は、アンクル14と対応するてんぷとの間の中心距離d6に等しく、且つ従来のアンクル9と従来のてんぷ4との間の中心距離d2と等しい。1つの脱進機から別の脱進機までの中心距離を保持することにより、所与のムーブメントにおける脱進機と調整装置の組の互換性を助長し、上述のもののようなそれぞれの脱進機と、対応するばねてんぷとを含むムーブメントが、同一のプレート及びブリッジを有することができる。
より一般的には、脱進機及びばねてんぷ以外が完全に同一で、異なる周波数の振動により調整されるムーブメントを実現することが可能である。脱進機及びばねてんぷ以外のムーブメントの全体部分が1つのムーブメントから別のムーブメントで変化しないという事実は、開発、製造、及び物流費用を著しく減少させる。例えば、既存のムーブメントを取り上げ、脱進機及びばねてんぷのみを変更して、その調整周波数を増加させることが可能である。
図示例においては、本発明による脱進機は、スイス式アンクル脱進機である。しかし、本発明は、他の種類のアンクル脱進機、より一般的には、他の種類の脱進機にも適用することができる。
従来の時計ムーブメントの部品の概略平面図である。 互いに協働する、本発明の第1の実施形態によるがんぎ車及び脱進アンクルの斜視図である。 互いに協働する、本発明の第2の実施形態によるがんぎ車及び脱進アンクルの斜視図である。
1:時計ムーブメント
3:輪列
4:調整装置
5:脱進機
6,11:がんぎ車

Claims (16)

  1. 異なる振動周波数で作動する少なくとも2つの時計ムーブメントを形成する方法であって、
    a)複数のムーブメントに対して共通の基部を設計するステップであって、前記共通の基部は各々のムーブメントにおいて香箱を脱進機に接続するための輪列を備える、前記設計するステップと、
    b)振動周波数f1を有する調整装置と、この調整装置の振動を維持するための脱進機と、を備えた第1の組を準備するステップであって、前記脱進機はN1個の歯をもつがんぎ車を含む、前記第1の組を準備するステップと、
    c)振動周波数f2を有する調整装置と、この調整装置の振動を維持するための脱進機と、を備えた第2の組を準備するステップであって、前記脱進機はN2個の歯をもつがんぎ車を含み、前記振動周波数f1及びf2は異なるものであり、N1個の歯の数とN2個の歯の数は異なるものであり、N1とf1との間の比は、N2とf2との間の比と実質的に等しい、前記第2の組を準備するステップと、
    d)第1のムーブメントが前記設計するステップ(a)により設計された第1の基部と前記第1の組とを有するように前記第1のムーブメントを製造するステップと、
    e)第2のムーブメントが前記設計するステップ(a)により設計された第2の基部と前記第2の組とを有するように前記第2のムーブメントを製造するステップと、を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記第1の組及び前記第2の組の各々の前記脱進機は、前記がんぎ車と前記調整装置との間に位置決めされたアンクルを備え、前記第1のムーブメントにおける前記がんぎ車の回転中心と前記アンクルの回転中心との間の第1の距離は、前記第2のムーブメントにおける前記がんぎ車の回転中心と前記アンクルの回転中心との間の第2の距離とほぼ同じであり、前記第1のムーブメントにおける前記アンクルの回転中心と前記調整装置の回転中心との間の第3の距離は、前記第2のムーブメントにおける前記アンクルの回転中心と前記調整装置の回転中心との間の第4の距離とほぼ同じである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のムーブメント及び前記第2のムーブメントは、これらの前記脱進機及びこれらの前記調整装置以外はほぼ同一であるように形成されている、請求項1又は2に記載の方法。
  4. f1及びf2がヘルツで測定され、N1とf1との間の比、及びN2とf2との間の比は、ほぼ5に等しい、請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
  5. 前記振動周波数f1及びf2の少なくとも一方は、約5Hzと少なくとも等しい、請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記振動周波数f1及びf2の少なくとも一方は、約6Hzと少なくとも等しい、請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記振動周波数f1及びf2の少なくとも一方は、約8Hzと少なくとも等しい、請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  8. 前記振動周波数f1及びf2の少なくとも一方は、約10Hzと少なくとも等しい、請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  9. 振動周波数f1を有する第1の調整装置と、輪列と協働するN1個の歯をもつ第1のがんぎ車を含み且つ第1の調整装置の振動を維持するための第1の脱進機と、を含む時計ムーブメントの振動周波数を変更するための方法であって、前記第1の調整装置及び前記第1の脱進機は、振動周波数f2有する第2の調整装置及び第2の脱進機と置き換えられ、前記第2の脱進機は、N2個の歯をもつ第2のがんぎ車を含んでおり、前記周波数f1及びf2は異なるものであり、N1とf1との間の比は、N2とf2との間の比と実質的に等しく、前記輪列は変更されないままであることを特徴とする方法。
  10. 前記第1の脱進機は、前記第1のがんぎ車と前記第1の調整装置との間に配置された第1のアンクルをさらに含み、前記第2の脱進機は、前記第2のがんぎ車と前記第2の調整装置との間に配置された第2のアンクルをさらに含み、前記第1のがんぎ車の回転中心と前記第1のアンクルの回転中心との間の距離は、前記第2のがんぎ車の回転中心と前記第2のアンクルの回転中心との間の距離と実質的に等しく、前記第1のアンクルの回転中心と前記第1の調整装置の回転中心との間の距離は、前記第2のアンクルの回転中心と前記第2の調整装置の回転中心との間の距離と実質的に等しいことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記時計ムーブメントにおいて、前記調整装置及び前記脱進機のみが変更されることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の方法。
  12. 前記比は5に実質的に等しいことを特徴とする請求項から請求項11までのいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記周波数f1及びf2の少なくとも一方が、約5Hzに少なくとも等しいことを特徴とする請求項から請求項12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記周波数f1及びf2の少なくとも一方が、約6Hzに少なくとも等しいことを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記周波数f1及びf2の少なくとも一方が、約8Hzに少なくとも等しいことを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記周波数f1及びf2の少なくとも一方が、約10Hzに少なくとも等しいことを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の方法。
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