JP2000147151A - 24時針付き時計 - Google Patents

24時針付き時計

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JP2000147151A
JP2000147151A JP10319523A JP31952398A JP2000147151A JP 2000147151 A JP2000147151 A JP 2000147151A JP 10319523 A JP10319523 A JP 10319523A JP 31952398 A JP31952398 A JP 31952398A JP 2000147151 A JP2000147151 A JP 2000147151A
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Japan
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wheel
hour
rotation
display
timepiece
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JP10319523A
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English (en)
Inventor
Takayuki Satodate
貴之 里舘
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒車の回転時の摩擦損失が少ない24時針付
き時計を提供する。 【解決手段】 筒車190は、筒歯車182と、時ジャ
ンパ184と、時ジャンパかな186と、時表示車18
8とを含む。筒車190は、日の裏車126の回転に基
づいて回転する。24時表示車204が、筒部分204
aと歯車部分204bとを含む。針座192が、時表示
車188の歯車部分188bの「ガラス側」の表面と、
24時表示車204の歯車部分204bの「裏ぶた側」
の表面との間に配置される。24時表示車204の歯車
部分204bは、時表示車188の歯車部分188bと
裏物押さえ160との間に位置している。24時表示車
204は、筒車190の回転に基づいて24時間で1回
転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時針と同じ回転中
心軸線をもって、24時間に1回転する24時針を有す
る時計に関する。また、本発明は、特に、時差修正機構
を備えた24時針付き時計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時計の駆動部分を含む機械体を
「ムーブメント」と称し、このムーブメントに文字板、
針を付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態
を時計の「コンプリート」と称している。更に、時計の
基板を構成する地板の両側のうちで、時計ケースのガラ
スのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムー
ブメントの「裏側」又は「ガラス側」と称し、時計ケー
スの裏ぶたのある方の側、すなわち、文字板と反対の側
をムーブメントの「表側」又は「裏ぶた側」と称する。
ムーブメントの「表側」に組み込まれる輪列を「表輪
列」と称し、ムーブメントの「裏側」に組み込まれる輪
列を「裏輪列」と称している。
【0003】従来の24時針付き時計は、24時間に1
回転する24時表示車を備える。24時表示車は、12
時間に1回転する筒車と直接接触して配置されていた。
すなわち、24時表示車の筒部分の内径部は筒車の筒部
分の外径部に直接接触し、かつ、24時表示車の歯車部
分の「裏ぶた側」の表面は筒車の歯車部分の「ガラス
側」の表面に直接接触している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の24
時針付き時計では、24時表示車が直接筒車に接触して
いるので、24時表示車による回転摩擦抵抗が筒車にか
かっている。従って、筒車の回転時に摩擦損失を生じさ
せるおそれがある。このような従来の24時表示車を持
った時計では、時計を駆動するためのステップモータの
トルクを、24時表示車を持たない時計より大きくしな
ければならなかった。従って、ステップモータの消費電
力を減らすことが難しく、24時針付き時計の電池寿命
を向上させるのがむずかしかった。また、従来の時差修
正機構を備えた24時針付き時計では、24時表示車が
直接筒車に接触しているので、時計の時差修正をする場
合に、巻真を回転させて筒車を回転させると、24時針
がふらつくおそれがあった。
【0005】
【発明の目的】そこで、従来のこのような課題を解決す
るため、本発明の目的は、筒車の回転時の摩擦損失が少
ない時計を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、時差修正機構を備えた24時針付き時計におい
て、時計の時差修正をする場合においても、24時針が
ふらつくおそれが少ない24時針付き時計を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、24時間に1回転する24時針をもって
いる24時針付き時計において、12時間に1回転する
ように構成された筒車と、筒車の回転中心軸線と同じ回
転中心軸線をもち、24時間に1回転するように構成さ
れた24時表示車と、24時表示車が筒車に直接接触す
るのを阻止するために、24時表示車と筒車との間に配
置された介在部材とを備えるように構成した。この構成
により、24時表示車と筒車の間に介在部材があるの
で、筒車の回転時に摩擦損失を生じるおそれが減る。本
発明の24時針付き時計では、介在部材が、24時表示
車と筒車との間に配置され、24時表示車と筒車とを、
軸線方向に離す方向に、両部材に同時に弾性的な力を加
えるための針座であるのが好ましい。
【0007】この構成により、24時表示車と筒車の間
にばね性のある針座があるので、筒車の回転時に摩擦損
失を生じさせるおそれが減る。従って、時計を駆動する
ためのステップモータのトルクを、24時表示車を持た
ない時計より大きくしなくても済む。また、本発明の2
4時針付き時計では、介在部材は、24時表示車と筒車
との間に配置され、24時表示車を回転可能に支持する
案内パイプであるのが好ましい。この構成により、24
時表示車と筒車の間に案内部材があるので、24時表示
車は筒車に接触しない。このため、筒車の回転時に摩擦
損失を生じさせるおそれが減る。
【0008】更に、本発明の24時針付き時計では、筒
車が、時計の表輪列の回転に基づいて回転する筒歯車
と、筒歯車の回転に基づいて12時間に1回転するよう
に構成された時表示車と、筒歯車と時表示車との間に設
けられたスリップ機構とを含むように構成され、時計の
時差修正が可能な状態において、巻真の回転により回転
して、スリップ機構をスリップさせることにより、時表
示車を筒歯車に対して1ピッチずつ回転させることがで
きる時差修正輪列を備え、24時表示車が、時表示車の
回転に基づいて24時間に1回転するように構成されて
おり、時表示車に取付けられた時針と、24時表示車に
取付けられた24時針とを備えるのが好ましい。また、
この構成により、24時針付き時計が時差修正を機構を
有する場合において、時計の時差修正をするときに、2
4時針がふらつくおそれが少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の24時針付き時
計の実施の形態を図面に基づいて説明する。 (1)本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態の
構造 図1及び図2を参照すると、本発明の24時針付き時計
のムーブメント100は電子時計で構成されており、時
差修正機構を備えている。ムーブメント100は、時計
ムーブメントの基板を構成する地板102を有する。巻
真110が、地板102に回転可能に組み込まれる。第
二地板104が地板102のガラス側に取付けられる。
文字板108がムーブメント100のガラス側に取付け
られる。巻真110は角部110aと、案内軸部110
bとを有する。つづみ車114が巻真110の角部11
0aに組み込まれる。つづみ車114は巻真110の回
転軸線と同一の回転軸線を有する。すなわち、つづみ車
114は角穴114fを有し、この角穴114fが角部
110aに嵌め合うことにより、巻真110の回転に基
づいて回転するように設けられている。つづみ車114
は甲歯114aと、乙歯114bとを有する。甲歯11
4aはムーブメントの中心に近い方のつづみ車114の
端部に設けられる。乙歯114bはムーブメントの中心
から遠い方のつづみ車114の端部に設けられる。
【0010】おしどり120が地板102の表側に回転
可能に配置される。かんぬき122が地板102の表側
に回転可能に配置される。かんぬき122は、かんぬき
ばね部(図示せず)のばね力により、おしどり120の
先端部に押し付けられるように付勢されている。かんぬ
き押さえ(図示せず)がおしどり120及びかんぬき1
22を押さえるように設けられる。おしどり120に設
けられたおしどり位置決めピン(図示せず)がかんぬき
押さえのおしどり位置決め山形部(図示せず)に係合
し、かんぬき押さえにより、おしどり120は、3つの
回転方向の位置に位置決めされる。おしどり120の巻
真案内部120cが巻真110の段部110cに係合し
て、おしどり120の回転に基づいて巻真110の回転
軸線方向の位置を決める。かんぬき122のつづみ車案
内部122cがつづみ車114の段部114cに係合し
て、かんぬき122の回転に基づいてつづみ車114の
回転軸線方向の位置を決める。おしどり120の回転に
基づいて、かんぬき122は3つの回転方向の位置に位
置決めされる。
【0011】本発明の24時針付き時計の構成では、巻
真110が「0段目」にある状態では、つづみ車114
はムーブメントに対して中間の第1の位置にあり、巻真
110が「1段目」にある状態では、つづみ車114は
ムーブメントの外側に近い第2の位置にあり、巻真11
0が「2段目」にある状態で、つづみ車114はムーブ
メントの内側に近い第3の位置にあるように構成されて
いる。小鉄車128の回転中心を構成する小鉄車ピン1
02cが、地板102の表側で巻真110の回転軸線上
に設けられる。小鉄車128が小鉄車ピン102cに回
転可能に組み込まれる。小鉄車128は、巻真110が
「0段目」及び「1段目」にある状態で、つづみ車11
4の甲歯114aと噛み合わず、巻真110が「2段
目」にある状態で、つづみ車114の甲歯114aと噛
み合うように構成されている。
【0012】本発明の24時針付き時計のムーブメント
100の時差修正輪列は、巻真110の回転軸線を回転
中心として回転するつづみ車114と、巻真110の回
転軸線を回転中心として回転する第1時差修正車132
と、第1時差修正車132の回転に基づいて回転する第
2時差修正車134と、第2時差修正車134の回転に
基づいて回転する第3時差修正車136とを含む。第1
時差修正車132は、巻真110の回転軸線を回転中心
として回転するように、巻真110に組み込まれる。第
2時差修正車134は、第二地板104に回転可能に、
第二地板104のガラス側に組み込まれる。第3時差修
正車136は、第二地板104に回転可能に、第二地板
104のガラス側に組み込まれる。第2時差修正車13
4の一部分は、裏物押さえ160と地板102との間に
配置されている。第2時差修正車134の他の一部分
は、地板102と第二地板104との間に位置する。第
3時差修正車136は、裏物押さえ160と第二地板1
04との間に配置されている。
【0013】第1時差修正車132は、時差修正が可能
な状態において、つづみ車114の乙歯114bと噛み
合う第1時差修正かな132aと、第2時差修正車13
4を回転させるための第1時差修正歯車132bとを備
えている。第2時差修正車134は、第1時差修正歯車
132bと噛み合う第2時差修正歯車134bと、第3
時差修正車136を回転させるための第2時差修正かな
134aとを備えている。第3時差修正車136の第3
時差修正歯車136bは、第2時差修正かな134aと
噛み合い、時表示車188の時表示歯車188bと噛み
合っている。筒車190は、筒歯車182と、時ジャン
パ184と、時ジャンパかな186と、時表示車188
とを含む。
【0014】スリップ機構は、時ジャンパかな186と
時ジャンパ184とにより構成される。時ジャンパかな
186は時表示車188に固定されている。時ジャンパ
かな186は、時ジャンパかな歯部分186aを有す
る。時ジャンパかな歯部分186aの歯数は12であ
る。時ジャンパかな歯部分186aの歯数は、時表示車
188に取付けられた時針による「12時間」の表示に
対応する。時ジャンパ184は筒歯車182に固定され
ている。時ジャンパ184は、2つの規正部分を有す
る。規正部分は規正ばね部分を介して時ジャンパ184
に一体に形成されている。24時針付き時計の動力源を
構成する電池176が、地板102の裏ぶた側に配置さ
れる。時計の源振を構成する水晶ユニット140が地板
102の裏ぶた側に配置される。例えば、32,768
ヘルツで発振する水晶振動子が、水晶ユニット140に
収容されている。水晶振動子の振動に基づいて基準信号
を出力する発振部(オシレータ)144と、発振部14
4の出力信号を分周する分周部(デバイダ)146と、
分周部146の出力信号に基づいてステップモータを駆
動するモータ駆動信号を出力する駆動部(ドライバ)1
48とが、集積回路(IC)142に内蔵されている。
集積回路(IC)142は、例えば、C−MOS又はP
LAで構成される。集積回路(IC)142をC−MO
Sで構成した場合には、発振部144と、分周部146
と、駆動部148とは、集積回路142に内蔵される。
集積回路(IC)142をPLAで構成した場合には、
発振部144と、分周部146と、駆動部148とは、
PLAに記憶されているプログラムにより動作するよう
に構成される。
【0015】水晶ユニット140と集積回路142とは
回路基板(図示せず)に固定される。回路基板と、水晶
ユニット140と、集積回路142とが回路ブロック1
38を構成する。回路ブロック138は、地板102の
裏ぶた側に配置される。磁心に巻いたコイルワイヤを含
むコイルブロック150と、コイルブロック150の磁
心の両端部分と接触するように配置されたステータ15
2と、ステータ152のロータ穴に配置されたロータ磁
石を含むロータ154とが、地板102の裏ぶた側に配
置される。コイルブロック150と、ステータ152
と、ロータ154とが、ステップモータを構成する。ロ
ータ154の回転に基づいて回転する五番車156が、
地板102の裏ぶた側に配置される。五番車156の回
転に基づいて回転する四番車164が、地板102の裏
ぶた側に配置される。四番車164は1分間に1回転す
るように構成されている。秒針166が四番車164に
取付けられている。
【0016】四番車164の回転に基づいて回転する三
番車168が、地板102の裏ぶた側に配置される。三
番車168の回転に基づいて回転する二番車170が、
地板102の裏ぶた側に配置される。二番車170の代
わりに分車を用いてもよい。分針172が二番車170
に取付けられている。スリップ機構が二番車170又は
分車に設けられている。スリップ機構により、針合わせ
をするときに、秒針166を停止させた状態で、巻真1
10を回転させることにより、分針172及び時針19
6を回転させることができる。針合わせをするときに、
四番車164又は五番車156を規正して秒針166を
停止させるために、規正レバー(図示せず)が設けられ
ている。二番車170又は分車は1時間に1回転するよ
うに構成されている。
【0017】二番車170の回転に基づいて回転する日
の裏車126が、地板102の裏ぶた側に配置される。
日の裏車126の日の裏歯車126bは、小鉄車128
と噛み合うように配置される。輪列受158が、地板1
02の裏ぶた側に配置される。ロータ154の上軸部、
五番車156の上軸部、四番車164の上軸部、三番車
168の上軸部、日の裏車126の上軸部は、輪列受1
58に回転可能に支持されている。ロータ154の下軸
部、五番車156の下軸部、三番車168の下軸部、日
の裏車126の下軸部は、地板102に回転可能に支持
されている。小鉄車128は、地板102と輪列受15
8との間に配置されている。中心パイプ162が地板1
02に固定されている。中心パイプ162は地板102
の裏ぶた側から地板102のガラス側に延びている。二
番車170は、中心パイプ162の穴部の中に回転可能
に支持されている。四番車164のそろばん玉は、二番
車170の穴部の中に回転可能に支持されている。
【0018】筒車190は、日の裏車126の回転に基
づいて回転するように、地板102のガラス側に配置さ
れる。日の裏車126の日の裏かな126aは、地板1
02のガラス側に位置し、筒歯車182と噛み合うよう
に構成されている。筒車190の時ジャンパかな186
の穴部は、中心パイプ162の軸部分の外周部に回転可
能に支持されている。筒車190は12時間に1回転す
るように構成されている。時針196が筒車190の時
表示車188に取付けられている。時表示車188は筒
部分188aと歯車部分188bとを含む。24時表示
車204が、筒部分204aと歯車部分204bとを含
む。針座192が、時表示車188の歯車部分188b
の「ガラス側」の表面と、24時表示車204の歯車部
分204bの「裏ぶた側」の表面との間に配置される。
針座192は金属等の弾性材料で作られている。針座1
92は、24時表示車204と筒車190とを、軸線方
向に離す方向に、24時表示車と筒車とに同時に弾性的
な力を加えるように配置されている。
【0019】図3及び図4を参照すると、針座192は
薄板状の円形部材である。針座192は、厚さが約0.
02〜0.03ミリメートルであり、外径は約2.5〜
5ミリメートルであり、内径は約1.2〜2ミリメート
ルであるのが好ましい。針座192は、ベリリウム銅、
ステンレス鋼等の弾性金属材料で作られる。針座192
は、互いに角度192tをなす5つの領域192a〜1
92eに区分されるように曲げ加工される。この曲げ加
工の角度192tは、5〜30度であるのが好ましい。
針座192を図3及び図4に示すように曲げ加工するこ
とによって、針座192は、その中心軸線192fの方
向に弾性変形可能である。再び図1及び図2を参照する
と、24時表示車204の歯車部分204bは、時表示
車188の歯車部分188bと裏物押さえ160との間
に位置している。
【0020】24時表示車204は、筒車190の回転
に基づいて回転するように構成されている。すなわち、
24時表示車204は、時表示車188の回転に基づい
て回転する。時表示車188の回転は、24時中間車2
02の回転を介して24時表示車204に伝達される。
24時表示車204は、24時間で1回転するように構
成されている。従って、24時表示車204の回転速度
は、筒車190の回転速度の1/2である。24時針2
06が24時表示車204に取付けられている。24時
表示車204の回転中心軸線と筒車190の回転中心軸
線は同じである。24時表示車204の回転中心軸線
は、四番車164の回転中心軸線と同じであり、二番車
170の回転中心軸線と同じである。従って、本発明の
24時針付き時計は、いわゆる「中四針時計」である。 (2)本発明の24時針付き時計の実施の形態の作動 (2−1)通常運針 次に、本発明の24時針付き時計を電子時計で構成した
場合の作動について説明する。
【0021】本発明の24時針付き時計の第1の実施の
形態において、図5を参照すると、電池176が時差修
正機構付き時計の動力源を構成する。水晶ユニット14
0に収容された水晶振動子(図示せず)が、例えば、3
2,768ヘルツで発振する。この水晶振動子の振動に
基づいて、集積回路142に内蔵されている発振部14
4が基準信号を出力し、分周部146が発振部144の
出力信号を分周する。駆動部148が分周部146の出
力信号に基づいて、ステップモータを駆動するモータ駆
動信号を出力する。コイルブロック150がモータ駆動
信号を入力すると、ステータ152が磁化して、ロータ
154を回転させる。ロータ154は、例えば、1秒ご
とに180度回転する。ロータ154の回転に基づい
て、五番車156の回転を介して四番車164が回転す
る。四番車164は1分間に1回転するように構成され
ている。秒針166が四番車164に取付けられてい
る。
【0022】ロータ154の回転に基づいて、1つ以上
の輪列を介して秒車を回転させるように構成してもよ
い。四番車164又は秒車を、時計の中心に配置しても
よいし、時計の中心とは異なる位置に配置してもよい。
三番車168が四番車164の回転に基づいて回転す
る。二番車170が三番車168の回転に基づいて回転
する。二番車170の代わりに分車を用いてもよい。分
針172が二番車170に取付けられている。スリップ
機構が二番車170又は分車に設けられている。スリッ
プ機構により、針合わせをするときに、秒針166を停
止させた状態で、巻真110を回転させることにより、
分針172及び時針196を回転させることができる。
二番車170又は分車は1時間に1回転する。
【0023】日の裏車126が二番車170の回転に基
づいて回転する。筒車190が日の裏車126の回転に
基づいて回転する。すなわち、日の裏車126の日の裏
かな126aが、筒歯車182を回転させることによ
り、筒車190は12時間に1回転する。筒車190の
時表示車188の回転は、24時中間車202の回転を
介して24時表示車204に伝達される。24時表示車
204は、24時間で1回転する。24時表示車204
に取付けらた24時針により、1周が24時間になるよ
うに時刻を表示する。すなわち、24時針は「24時式
表示での時」を表示することができる。針座192が、
時表示車188の歯車部分188bと、24時表示車2
04の歯車部分204bとの間に配置され、24時表示
車204と筒車190とを、軸線方向に離す方向に同時
に弾性的な力を加えているので、時表示車188は、2
4時表示車204と直接接触することなしに回転するこ
とができる。
【0024】次に、本発明の24時針付き時計を機械式
時計で構成した場合の作動を説明する。図6を参照する
と、本発明の24時針付き時計は、香箱車230に収容
されているぜんまいを動力源とする。香箱車230の回
転により二番車170が回転する。二番車170の回転
に基づいて、三番車168を介して秒車264が回転す
る。秒車264に取付けられた秒針166が「秒」を表
示する。秒車264の回転速度は、てんぷ210、アン
クル268及びがんぎ車262により制御されている。
【0025】また、二番車170の回転に基づいて、分
伝えかな282を介して分車270が回転する。分車2
70に取付けられた分針172が「分」を表示する。分
車270には、スリップ機構が設けられている。更に、
分車270の回転に基づいて、日の裏車126が回転す
る。日の裏車126の回転に基づいて、筒車190が回
転する。その他の部分の作動は、本発明の24時針付き
時計の第1の実施の形態と同様である。
【0026】(2−2)時差修正 次に、本発明の24時針付き時計において、時差修正を
行う場合の作動について説明する。図1及び図2を参照
すると、巻真110を1段目に引き出し、時計の時差修
正が可能な状態において、巻真110を回転させるとつ
づみ車114が回転し、つづみ車114の回転により、
第1時差修正車132、第2時差修正車134、第3時
差修正車136の回転を介して、時表示車188が回転
する。時表示車188が回転することにより、時ジャン
パかな186が回転し、時ジャンパ184の規正ばね部
分のばね力により、時ジャンパかな186の1ピッチ分
の送りが完了する。図7に示すように、本発明の24時
針付き時計のコンプリート200において、巻真110
に取付けたりゅうず198を回転させることにより、時
針196は、時差修正前の実線で示す位置196mか
ら、矢印196xの方向に回転して、2点鎖線で示す
「1時間」進んだ位置196n、すなわち、1ピッチ進
んだ位置に移動する。りゅうず198及び巻真110の
回転により時表示車188を回転させても、時ジャンパ
184は回転しないので、24時針付き時計の時差修正
を行っている状態で、秒針166は正確に秒を表示し、
分針172は正確に分を表示することができる。
【0027】りゅうず198及び巻真110を回転させ
て、時差修正の操作を行うことにより、時針196を1
ピッチ、すなわち、30度回転させると、24時針20
6も同じ方向に15度回転する。従って、本発明の24
時針付き時計では、りゅうず198及び巻真110を1
つの方向に回転させることにより、時針196を「1時
間」ずつ、すなわち、1ピッチずつ進め、同時に、24
時針206を「1時間」ずつ、すなわち、1ピッチずつ
進めることができる。また、りゅうず198及び巻真1
10を他の方向に回転させることにより、時針196を
「1時間」ずつ、すなわち、1ピッチずつ戻すことがで
き、同時に、24時針206を「1時間」ずつ、すなわ
ち、1ピッチずつ戻すことができる。
【0028】図7において、時針196の回転の1ピッ
チは30度であり、24時針206の回転の1ピッチは
15度である。針座192が、時表示車188の歯車部
分188bと、24時表示車204の歯車部分204b
との間に配置され、24時表示車204と筒車190と
を、軸線方向に離す方向に同時に弾性的な力を加えてい
るので、時差修正を行うときに、時表示車188を回転
させても、24時針206がふらつくことは少ない。
【0029】(2−3)針合わせ 次に、時計の針合わせを行う場合の作動について説明す
る。本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態にお
いて、巻真110を2段目に引き出すと、つづみ車11
4の甲歯114aが小鉄車128と噛み合う。この状態
で、巻真110を回転させると、つづみ車114の回転
に基づいて小鉄車128が回転し、小鉄車128の回転
に基づいて、日の裏車126が回転する。従って、巻真
110が2段目にあるときに、巻真110を回転させる
ことにより、「針合わせ」をすることができる。すなわ
ち、巻真110が2段目にあるときに、巻真110を回
転させることにより、筒車190を回転させて、筒車1
90に取付けられた時針196が表示する「時」の表示
内容を修正し、同時に、24時表示車204に取付けら
れた24時針206が表示する「24時式表示での時」
の表示内容を修正し、同時に、分車270を回転させる
ことにより、分車270に取付けられた分針172が表
示する「分」の表示内容を修正することができる。そし
て、規正レバー(図示せず)の作用により、「24時式
表示での時」、「時」及び「分」の表示内容を修正して
いる間、「秒」の表示内容は変化しない。
【0030】(3)本発明の24時針付き時計の第2の
実施の形態の構造 次に、本発明の24時針付き時計の第2の実施の形態の
構造について、主として、前述した第1の実施の形態と
相違する部分について詳細に説明する。図8を参照する
と、本発明の24時針付き時計の第2の実施の形態のム
ーブメント310は、時差修正機構をもたない。筒車3
14は、筒部分314aと、筒歯車部分314cとを含
む。24時表示車204が、筒部分204aと歯車部分
204bとを含む。針座192が、筒車314の筒歯車
部分314cの「ガラス側」の表面と、24時表示車2
04の歯車部分204bの「裏ぶた側」の表面との間に
配置される。24時表示車204の歯車部分204b
は、筒車314の筒歯車部分314cと裏物押さえ16
0との間に位置している。針座192は、24時表示車
204と筒車314とを、軸線方向に、互いに弾性的に
付勢するように配置されている。24時表示車204
は、筒車314の回転に基づいて回転するように構成さ
れている。筒車314の回転は、中間車(図示せず)の
回転を介して24時表示車204に伝達される。
【0031】本発明の24時針付き時計の第2の実施の
形態の構成では、巻真110が「0段目」にある状態で
は、つづみ車114はムーブメントに対して外側に近い
第1の位置にあり、巻真110が「1段目」にある状態
では、つづみ車114はムーブメントの内側に近い第2
の位置にあるように構成されている。つづみ車114は
甲歯114aだけを有する。甲歯114aはムーブメン
トの中心に近い方のつづみ車114の端部に設けられ
る。おしどり120に設けられたおしどり位置決めピン
(図示せず)がかんぬき押さえのおしどり位置決め山形
部(図示せず)に係合し、かんぬき押さえにより、おし
どり120は、2つの回転方向の位置に位置決めされ
る。おしどり120の回転に基づいて、かんぬき122
は2つの回転方向の位置に位置決めされる。本発明の2
4時針付き時計の第2の実施の形態の作動は、時差修正
機構に関する作動が無い点と、巻真の1段目で針合わせ
を行う点を除いて、本発明の24時針付き時計の第1の
実施の形態の作動と同様である。
【0032】(4)本発明の24時針付き時計の第3の
実施の形態の構造 次に、本発明の24時針付き時計の第3の実施の形態の
構造について、主として、前述した第1の実施の形態と
相違する部分について詳細に説明する。図9を参照する
と、本発明の24時針付き時計の第3の実施の形態のム
ーブメント320は、時差修正機構を有している。筒車
押さえ322が、第二地板104の「ガラス側」に配置
される。案内パイプ324が筒車押さえ322に固定さ
れている。案内パイプ324は、時表示車188と24
時表示車204との間に配置されている。案内パイプ3
24は、24時表示車204を回転可能に支持してい
る。
【0033】24時表示車204は、筒部分204aと
歯車部分204bとを含む。24時表示車204の筒部
分204aの内周部分が案内パイプ324のパイプ部分
324aの外周部分に案内されて、24時表示車204
は回転することができるように構成されている。時表示
車188の筒部分188aの内周部分は、中心パイプ1
62のパイプ部分の外周部分に案内され、筒部分188
aの外周部分が案内パイプ324のパイプ部分324a
の内周部分に接触しない状態で、時表示車188は回転
することができるように構成されている。変形例とし
て、時表示車188の筒部分188aの外周部分が案内
パイプ324のパイプ部分324aの内周部分に案内さ
れ、筒部分188aの内周部分が中心パイプ162のパ
イプ部分の外周部分に接触しない状態で、時表示車18
8は回転することができるように構成してもよい。
【0034】第2時差修正車134の一部分は、筒車押
さえ322と地板102との間に配置されている。第2
時差修正車134の他の一部分は、地板102と第二地
板104との間に位置する。第3時差修正車136は、
筒車押さえ322と第二地板104との間に配置されて
いる。24時表示車204の歯車部分204bは、筒車
押さえ322と文字板108との間に位置している。2
4時表示車204の筒部分204aの内周部分が案内パ
イプ324のパイプ部分324aの外周部分に案内され
ているので、時表示車188は、24時表示車204と
直接接触することなしに回転することができる。また、
24時表示車204の筒部分204aの内周部分が案内
パイプ324のパイプ部分324aの外周部分に案内さ
れ、時表示車188が24時表示車204と直接接触し
ていないので、時差修正を行うときに、時表示車188
を回転させても、24時針206がふらつくことは少な
い。本発明の24時針付き時計の第3の実施の形態の作
動は、本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態の
作動と同様である。
【0035】(5)本発明の24時針付き時計の第4の
実施の形態の構造 次に、本発明の24時針付き時計の第4の実施の形態の
構造について、主として、前述した第2の実施の形態と
相違する部分について詳細に説明する。図10を参照す
ると、本発明の24時針付き時計の第4の実施の形態の
ムーブメント330は、時差修正機構をもたない。筒車
314は、筒部分314aと、歯車部分314bと、筒
歯車部分314cとを含む。24時表示車204が、筒
部分204aと歯車部分204bとを含む。
【0036】24時表示車204は、筒車314の回転
に基づいて回転するように構成されている。筒車314
の回転は、中間車(図示せず)の回転を介して24時表
示車204に伝達される。筒車押さえ322が、第二地
板104の「ガラス側」に配置される。案内パイプ32
4が筒車押さえ322に固定されている。案内パイプ3
24は、時表示車188と24時表示車204との間に
配置されている。案内パイプ324は、24時表示車2
04を回転可能に支持している。24時表示車204
は、筒部分204aと歯車部分204bとを含む。24
時表示車204の筒部分204aの内周部分が案内パイ
プ324のパイプ部分324aの外周部分に案内され
て、24時表示車204は回転することができるように
構成されている。
【0037】筒車314の筒部分314aの内周部分
は、中心パイプ162のパイプ部分の外周部分に案内さ
れ、筒部分314aの外周部分が案内パイプ324のパ
イプ部分324aの内周部分に接触しない状態で、筒車
314は回転することができるように構成されている。
変形例として、筒車314の筒部分314aの外周部分
が案内パイプ324のパイプ部分324aの内周部分に
案内され、筒部分314aの内周部分が中心パイプ16
2のパイプ部分の外周部分に接触しない状態で、筒車3
14は回転することができるように構成してもよい。2
4時表示車204の歯車部分204bは、筒車押さえ3
22と文字板108との間に位置している。
【0038】本発明の24時針付き時計の第2の実施の
形態の構成では、巻真110が「0段目」にある状態で
は、つづみ車114はムーブメントに対して外側に近い
第1の位置にあり、巻真110が「1段目」にある状態
では、つづみ車114はムーブメントの内側に近い第2
の位置にあるように構成されている。つづみ車114は
甲歯114aだけを有する。甲歯114aはムーブメン
トの中心に近い方のつづみ車114の端部に設けられ
る。おしどり120に設けられたおしどり位置決めピン
(図示せず)がかんぬき押さえのおしどり位置決め山形
部(図示せず)に係合し、かんぬき押さえにより、おし
どり120は、2つの回転方向の位置に位置決めされ
る。おしどり120の回転に基づいて、かんぬき122
は2つの回転方向の位置に位置決めされる。本発明の2
4時針付き時計の第4の実施の形態の作動は、本発明の
24時針付き時計の第2の実施の形態の作動と同様であ
る。
【0039】(6)本発明の時差修正機構付き時計の他
の構成 上記の説明は、秒針を有する24時針付き時計の実施の
形態について行ったけれども、本発明の24時針付き時
計は、秒針をもたない時計であってもよい。更に、本発
明の24時針付き時計は、日車、曜車、月表示車、月齢
表示車、六曜表示車、年表示車等を有する時計にも適用
することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、24時
針付き時計において、上記のように構成したので、以下
に記載する効果を有する。 (1)24時表示車が筒車に直接接触しないので、筒車
の回転時の摩擦損失を小さくすることができる。 (2)時差修正機構を備えた24時針付き時計では、時
計の時差修正をするときに、24時針がふらつくおそれ
が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態
の構造を示す部分断面図である。
【図2】時計のガラス側から見たときの、本発明の24
時針付き時計の第1の実施の形態の構造を示す概略平面
図である。
【図3】本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態
及び第2の実施の形態に用いられる針座を示す平面図で
ある。
【図4】本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態
及び第2の実施の形態に用いられる針座を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の24時針付き電子時計の代表的な構成
を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の24時針付き機械式時計の代表的な構
成を示す機能ブロック図である。
【図7】本発明の24時針付き時計の第1の実施の形態
のコンプリートを示す平面図である。
【図8】本発明の24時針付き時計の第2の実施の形態
の構造を示す部分断面図である。
【図9】本発明の24時針付き時計の第3の実施の形態
の構造を示す部分断面図である。
【図10】本発明の24時針付き時計の第4の実施の形
態の構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
100 ムーブメント 102 地板 104 第二地板 108 文字板 110 巻真 114 つづみ車 120 おしどり 122 かんぬき 126 日の裏車 128 小鉄車 132 第1時差修正車 134 第2時差修正車 136 第3時差修正車 138 回路ブロック 140 集積回路 142 水晶ユニット 144 発振部 146 分周部 148 駆動部 150 コイルブロック 152 ステータ 154 ロータ 156 五番車 158 輪列受 160 裏物押さえ 162 中心パイプ 164 四番車 166 秒針 168 三番車 170 二番車 172 分針 176 電池 182 筒歯車 184 時ジャンパ 186 時ジャンパかな 188 時表示車 190 筒車 192 針座 196 時針 198 りゅうず 200 コンプリート 202 24時中間車 204 24時表示車 206 24時針 210 てんぷ 230 香箱車 232 香箱真 234 ぜんまい 236 香箱歯車 260 分車 262 がんぎ車 264 秒車 268 アンクル 270 分車 282 分伝えかな 310 ムーブメント 314 筒車 320 ムーブメント 322 筒車押さえ 324 案内パイプ 330 ムーブメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 24時間に1回転する24時針をもって
    いる24時針付き時計において、 12時間に1回転するように構成された筒車(190、
    314)と、 筒車(190、314)の回転中心軸線と同じ回転中心
    軸線をもち、24時間に1回転するように構成された2
    4時表示車(204)と、 24時表示車(204)が筒車(190、314)に直
    接接触するのを阻止するために、24時表示車(20
    4)と筒車(190、314)との間に配置された介在
    部材(192、324)と、を備えていることを特徴と
    する24時針付き時計。
  2. 【請求項2】 介在部材が、24時表示車(204)と
    筒車(190、314)との間に配置され、24時表示
    車(204)と筒車(190、314)とを、軸線方向
    に離す方向に、24時表示車(204)と筒車(19
    0、314)とに同時に弾性的な力を加えるための針座
    (192)であることを特徴とする、請求項1に記載の
    24時針付き時計。
  3. 【請求項3】 介在部材は、24時表示車(204)と
    筒車(314、314)との間に配置され、24時表示
    車(204)を回転可能に支持する案内パイプ(32
    4)であることを特徴とする、請求項1に記載の24時
    針付き時計。
  4. 【請求項4】 筒車(190)が、時計の表輪列の回転
    に基づいて回転する筒歯車(182)と、筒歯車(18
    2)の回転に基づいて12時間に1回転するように構成
    された時表示車(188)と、筒歯車(182)と時表
    示車(188)との間に設けられたスリップ機構とを含
    むように構成されており、 時計の時差修正が可能な状態において、巻真(110)
    の回転により回転して、スリップ機構をスリップさせる
    ことにより、時表示車(188)を筒歯車(182)に
    対して1ピッチずつ回転させることができる時差修正輪
    列を備え、 24時表示車(204)が、時表示車(188)の回転
    に基づいて24時間に1回転するように構成されてお
    り、 時表示車(188)に取付けられた時針(196)と、 24時表示車(204)に取付けられた24時針(20
    6)とを備える、ことを特徴とする、請求項1から請求
    項3のいずれか1項に記載の24時針付き時計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060660A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 セイコーエプソン株式会社 時計用ムーブメントおよび時計
JP2020030092A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 盛岡セイコー工業株式会社 皿ばね、輪列機構、時計用ムーブメント及び時計

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