JP5558687B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やFAXに搭載されるスキャナ、又は単体のフラットベッドスキャナなどの原稿を光学的に読み取るデバイスを備える画像読取装置に関するものである。
近年の複写機などのオフィス機器市場においては、MFP(MultiFunctionPrinter)化が進んでいる。MFPには、読み取った原稿を電話回線に送信するFAX機能、原稿を読み取りパソコンなどに転送するスキャナ機能、及び原稿を読み取り電子メールなどで送信するネットワークスキャナ機能等が標準的に搭載されつつある。また、MFP化とともに、プリンタから出力される用紙に対して製本化などを行なう後処理装置なども多数接続されるようになってきている。従来は、数十枚のホチキス留めを行なう後処理が主流であったが、現在では数百枚の用紙を製本化することが可能な後処理装置もMFPに接続されてきている。
これに伴い、オフィスで使用されるMFPに搭載されるスキャナも、ネットワークスキャナ機能を満足するために、高解像度化とともに、カラー原稿を読み取るカラースキャナを搭載する機種が増えてきている。さらに、MFPに接続される後処理装置で扱うことが可能な用紙枚数が増加していることに伴い、原稿をハンドリングするADF(AutoDocumentFeeder)も原稿載置台を昇降させるリフター機構を有するものが登場している。これにより、ADFで扱うことが可能な原稿枚数も数百枚まで増加する傾向にある。したがって、ADFに載置される原稿枚数が数百枚になることにより、1つのスキャンジョブで、ランプを点灯しつづける時間が長くなってきている。
従来のカラースキャナにおいては、カラー原稿を読み取るために、RGBの3ラインのセンサを採用している。この3ラインのセンサは、CCD(ChargeCuppledDevice)やCIS(ContactImageSensor)などのような光を受光して電気信号に変換するセンサを有する。さらに、R(Red)、G(Green)、B(Blue)などの光の3原色フィルタをかけて、その色域の電気信号である各画素のデータを組み合わせることにより、カラー画像化している。
MFPにおいては、カラーの原稿画像を出力用紙へカラー印字したり、カラー画像データとしてパソコンなどのホストへ転送したりするようなカラー読取モードでは、R/G/Bの全てのセンサを用いて、原稿画像を読み取っている。一方、カラーの原稿画像を出力用紙へ白黒印字したり、白黒画像データとしてFAXやパソコンなどのホストへ転送するような白黒読取モードも存在する。白黒読取モードでは、図8に示すように、R(Red)802、G(Green)801、B(Blue)803のうち、最もセンサからの電気信号出力が高いG(Green)のフィルタを介した画像データを採用し、白黒画像化している。図8は、RGB用のラインセンサから出力される出力信号を示す図である。図8において、横軸は主走査方向の画素数を示し、縦軸はラインセンサの出力信号を示す。801〜803は、それぞれG(グリーン)センサの出力、B(ブルー)センサの出力、R(レッド)センサの出力を示す。最も電気信号の出力が高い画像データを採用しているのは、画像のS/N比に対して有利になり、結果的に高画質の画像を得ることになるからである。
このように、多くのMFPにおいては、カラーの原稿をカラー画像として読み取るカラーモードと、カラーの原稿を白黒画像として読み取る白黒モードにおいて、同一のセンサを採用している場合が多い。一方、白黒画像を読み取る際には、階調性の高い画質も求められるが、それよりも、高い生産性を要求されることが多い。
そこで、特許文献1では、RGBの3ラインのカラーセンサでカラー画像を読み取るとともに、それよりも高い生産性を持つ白黒ラインセンサを備えた4ラインのラインセンサに関する技術が提案されている。特許文献1では、RGB用の3ラインのセンサでカラー画像を読み取り、白黒モード用の1ラインのセンサで白黒画像を読み取る制御方法について記載されている。また、特許文献2には、白黒ラインセンサの水平転送速度をカラーラインセンサよりも速くする場合において、水平転送速度の速い白黒ラインセンサからのノイズがカラーラインセンサへ回り込むことを回避する方法が提案されている。
特開2001−144900号公報 特開2003−274115号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。まず、カラーラインセンサと白黒ラインセンサについて詳細に説明する。カラー読取用のRGBの3ラインセンサは、それぞれRフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタを介して、ラインセンサに光が照射される。したがって、フィルタを介さない白黒センサの方が同じ光量、かつ同じ水平転送速度であれば、ラインセンサからの出力レベルが高くなる。図9は、RGB用のラインセンサ及び白黒用のラインセンサから出力される出力信号を示す図である。図9において、横軸は主走査方向の画素数を示し、縦軸はラインセンサの出力信号を示す。900〜903は、それぞれBW(白黒)センサの出力、G(グリーン)センサの出力、B(ブルー)センサの出力、R(レッド)センサの出力を示す。図9に示すように、
BW900 > G901 > B902 > R903
の出力レベルの関係となる。
したがって、フィルタのない白黒ラインセンサの水平転送速度を、カラー3ラインの水平転送速度よりも速くしたとしても、白色基準板を読み込んだときの各センサからの出力レベルは、画像の階調を満足するレベルとなる。図10は、RGB用のラインセンサ及び白黒用のラインセンサから出力される出力信号を示す図である。図10において、横軸は主走査方向の画素数を示し、縦軸はラインセンサの出力信号を示す。1000〜1003は、それぞれBW(白黒)センサの出力、G(グリーン)センサの出力、B(ブルー)センサの出力、R(レッド)センサの出力を示す。また、図10は、図9と異なり、白黒ラインセンサの水平転送速度をRGBのラインセンサよりも速くした場合の結果である。これについて、図11を用いて、説明する。
図11は、RGB用のラインセンサ及び白黒用のラインセンサにおける光量の蓄積時間と、1画素あたりの出力レベルとの関係を示す図である。横軸は各ラインセンサにおける光量の蓄積時間を示し、縦軸は各ラインセンサの1画素あたりの出力レベルを示す。1101が白黒ラインセンサ、1102がGラインセンサ、1103がBラインセンサ、1104がRラインセンサの出力曲線である。
カラー(RGB)のラインセンサにおける水平転送速度で1画素に蓄積される時間がTrgbで表されている時間であり、このときの出力レベルの関係が図9に示したような関係になっている。しかし、白黒ラインセンサの生産性を高めるために、水平転送速度をカラーラインセンサのそれよりも速くした場合には、Tbwに示す蓄積時間となる。このときの出力レベルをBW(Tbw)で表しており、カラーラインセンサの蓄積時間Trgbの出力レベルであるG(Trgb)、B(Trgb)、R(Trgb)との関係が、主走査方向1ラインで表した図10に示すような出力レベルの関係となっている。
即ち、図9乃至図11で示したように、カラーの3ラインセンサで読み込むよりも、白黒ラインセンサで読み込む方が、画像品質を満足できるレベルまで、水平転送速度を速くすることができるようになる。白黒ラインセンサを用いた白黒モードの原稿画像読み込みであれば、複数ページを連続的に読み込むために要する時間が、カラーの3ラインセンサで読み込むカラーモードと比較して、早い時間で読み取ることが可能となり、生産性を高めることができる。
しかし、ADFに載置される原稿枚数の増加や、MFPの高耐久化によって、スキャナの駆動時間が長くなることにより、ランプの劣化が進んでしまう。このように長時間の駆動により劣化が進み、ランプの光量が低下すると、転送クロックを速く設定した白黒ラインセンサを用いる白黒モードでは、光量が足りず、画質が低下するという問題が発生してしまう。
このとき、図11に示したように白黒の水平転送クロックをカラーと同じように遅くすれば、白黒ラインセンサからの出力レベルを確保することもできる。しかし、光量が低下した状態でラインセンサの出力を増幅するゲイン調整や黒レベルを決定するためのオフセット調整など、調整時間の長い再調整が必要となる。つまり、一旦調整動作を必要とするため、ジョブ中であれば原稿間の時間を確保して、生産性を低下させる必要があり、ジョブの開始前であれば、1枚目を読み込むファーストスキャンを遅延させる必要があった。
本発明は、原稿を白黒読みする際に、照明手段の光量が低下していない場合は高生産性かつ高品質で読み取ることができ、照明手段の光量が低下した場合でも高品質に読み取ることができるようにすることを目的とする。
本発明は、画像読取装置であって、読取位置を照明する照明手段と、それぞれが異なる色成分に対応する複数のラインセンサを有し、前記読取位置の原稿からの反射光を受け、複数の色成分データを出力するカラー読取手段と、画像転送周波数が前記カラー読取手段の画像転送周波数より高く、前記読取位置の前記原稿からの反射光を受け、白黒データを出力する白黒読取手段と、前記原稿を読み取る原稿読取モードを決定する決定手段とを備え、前記原稿読取モードには、前記原稿を読み取り、前記複数の色成分のデータを出力するカラーモードと、前記原稿を読み取り、白黒データを出力する白黒モードが含まれ、前記決定手段によって決定された前記モードが前記カラーモードの場合は、前記カラー読取手段に含まれる前記ラインセンサを用いて前記原稿を読み取り、前記複数の色成分のデータを出力し、前記決定手段によって決定された前記モードが前記白黒モードであり、かつ、前記照明手段の光量が閾値を満たす場合、前記白黒読取手段を用いて前記原稿を読み取り、前記白黒データを出力し、前記決定手段によって決定されたモードが前記白黒モードであり、かつ、前記照明手段の前記光量が前記閾値を満たしていない場合は、前記カラー読取手段に含まれる前記ラインセンサを用いて前記原稿を読み取り、前記白黒データを出力することを特徴とする。
本発明によれば、原稿を白黒読みする際に、照明手段の光量が低下していない場合は高生産性かつ高品質で読み取ることができ、照明手段の光量が低下した場合でも高品質に読み取ることができるようにすることができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
以下では、図1乃至図7を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る画像読取装置の構成例を示す断面図である。図1に示す画像読取装置101は、原稿から画像を読み取る画像読取処理を実行するために、原稿搬送装置であるADF100及びリーダ部200を備える。ADF100は、原稿トレイ20に表面を上に向けてセットされた原稿束Sから、ピックアップローラ1によって最上位の原稿から分離部2へと繰り出す。分離部2は、上方に分離ローラ、下方に分離パッドが配置されており、原稿束Sの最上紙より1枚ずつ分離を行う。
片面原稿で表面の画像を読み取る場合、分離された原稿は、第1レジストローラ3にて分離搬送中の斜行補正を行う。その後、原稿は、第1レジストローラ3から第2レジストローラ4、及び第1搬送ローラ5に搬送される。ここで、読取位置Rにおいて表面の画像が読み取られる。そして、第2搬送ローラ6から排紙ローラ8により、排紙トレイ21上に原稿表面を下に向けて順番に排出される。
また、両面原稿で表裏両面の画像を読み取る場合、分離された原稿は、第1レジストローラ3にて分離搬送中の斜行補正を行う。その後、原稿は、第2レジストローラ4から第1搬送ローラ5、及び第2搬送ローラ6に搬送される。ここで、読取位置Rにおいて表面の画像が読み取られる。そして、第2搬送ローラから排紙ローラ8により、一旦、原稿端部が排紙トレイ21上に搬送され、読取後端側が排紙ローラ8にニップされた状態で搬送が停止される。
その後、原稿をスイッチバック搬送し、第2レジストローラ4にて、再度斜行補正を行った後、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により搬送され、読取位置Rを再度搬送している間に裏面の画像を読み取る。
このまま、第2搬送ローラから排紙ローラ8により、排紙トレイ21上に原稿表面を上に向けて排出すると、原稿トレイ20上にセットされた面順と異なってしまう。このため、裏面を読み取った原稿は、第2搬送ローラ6、排紙ローラ8により、再度原稿端部が排紙トレイ21上に搬送され、読取後端側が排紙ローラ8にニップされた状態で搬送が停止する。
その後、再びスイッチバック搬送し、第2レジストローラ4、第1搬送ローラ、第2搬送ローラにより搬送された後、排紙ローラ8により排紙トレイ21上に表面を下に向けて順番に排出される。ただし、読取位置Rを搬送している間であっても、この間は、原稿画像の読み取りを行わない。
リーダ部200は、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして入力する。リーダ部200は、ADF用プラテン201、ブック用プラテン202、ランプ203とミラー204を有するスキャナユニット209、ミラー205、206、レンズ207、及びラインセンサ208を備える。また、ADF用プラテン201、ブック用プラテン202の間には、基準となる白色板210が配置されている。この白色板210は、スキャナユニット209を経由して、その反射光をラインセンサ208で読み取り、光量のサンプリングや、シェーディング補正などを行なうときに使用される。
リーダ部200は、ADF100から搬送されてくる原稿画像を読み取る場合、スキャナユニット209をADF用プラテン201の下に移動させて停止させ、原稿が読取位置R上を搬送されている間、画像情報を読み取る。また、ブック用プラテン202上に載置された原稿の画像を読み取る場合は、スキャナユニット209を図示しない原稿セット基準から副走査方向に移動させ、画像情報を読み取る。
画像情報の読み取りにおいては、ランプ203が点灯し原稿を照射する。原稿からの反射光は、ミラー204、205、206及びレンズ207を介して、ラインセンサ208に入力される。そして、ラインセンサ208に入力された原稿からの反射光は、ここで光電変換等の電気処理が行われ、通常のデジタル処理が施される。
ここでは、リーダ部200と、ADF100とが一体化された読取装置として説明しているが、本発明は、ADF100が未接続であるリーダ部200の単体装置としても実現可能である。
次に、図2を参照して、画像読取装置101の駆動構成について説明する。図2は、本実施形態に係るADF100とリーダ部200の駆動制御を示す図である。
211は、原稿束を1枚ずつ分離搬送するための分離モータM1を示す。212は、分離モータM1の駆動をピックアップローラ2に伝達するか否かを制御する給紙クラッチCLを示す。213は、分離された原稿を読取位置Rまで給紙する給紙モータM2を示す。216は、原稿を排紙するための排紙ローラ8を駆動するための排紙モータM3を示す。215は、両面読み取りにおいて原稿のすれ違いが発生した場合に、排紙ローラ8を離間制御する離間ソレノイドSLを示す。214は、リーダ部200に配置されるスキャナユニット209を駆動するための光学モータM4である。
次に、図3を参照して、画像読取装置101の制御構成について説明する。図3は、本実施形態に係るADF100とリーダ部200とを一体制御するための制御構成を示す図である。
画像読取装置101は、中央演算処理装置であるCPU300、リードオンリーメモリ(以下、ROM)301、ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)302、出力ポート、及び、入力ポートを備えている。ROM301には、制御用プログラムが格納されており、RAM302には、入力データや作業用データが格納されている。また、出力ポートには、分離モータM1、給紙モータM2、排紙モータM3、光学モータM4、離間ソレノイドSL、給紙クラッチCLが接続されている。一方、入力ポートには、分離後センサ10、レジストセンサ11、リードセンサ12、排紙センサ13、原稿検知センサ14、原稿長検知センサ15、ホームポジションセンサ16がそれぞれ接続されている。
CPU300は、バスを介して接続されたROM301に格納されている制御プログラムに従って分離モータM1、給紙モータM2、排紙モータM3、離間ソレノイドSL、給紙クラッチCLを制御し、ADF100を動作させる。CPU300は、さらにリーダ部200のスキャナユニットを動作させるために、ホームポジションセンサ16で位置を確定した後、所定の位置へ光学モータM4を制御する。
また、CPU300は、画像制御ASIC303にバス接続される。この画像制御ASIC303は、ランプ駆動回路304、ラインセンサ駆動回路305、アナログプロセッサ306に接続されている。ランプ駆動回路304は、原稿を照射するランプ203の点灯又は消灯を行う。また、ラインセンサ駆動回路305は、ランプ203が点灯され、照射される原稿の反射光をミラー204によって読み取るラインセンサ208を駆動する。アナログプロセッサ306は、ラインセンサ208からの画像データの出力値に対して、電気的なオフセット補正や増幅補正を実行する。
本実施形態によれば、CPU300は、ランプ駆動回路304、ラインセンサ駆動回路305、及びアナログプロセッサ306を、画像制御ASIC303を経由して制御する。他の実施形態によれば、CPU300が各駆動回路(304〜306)を直接制御する構成でもよい。
次に、図4A乃至図4Cを参照して、ラインセンサ208のクロック切替について説明する。図4Aは、本実施形態に係るラインセンサ208の側面図である。
ラインセンサ208は、401、402、403、404の4本のラインセンサを備えている。このうち、401のRラインセンサは、411のレッドフィルタ(以下、Rフィルタ)を介して受光し、三原色のレッド画像のデータを出力する。402のGラインセンサは、412のグリーンフィルタ(以下、Gフィルタ)を介して受光し、三原色のグリーン画像のデータを出力する。403のBラインセンサは、413のブルーフィルタ(以下、Bフィルタ)を介して受光し、三原色のブルー画像のデータを出力する。404の白黒ラインセンサは、フィルタを介さず、原稿の反射光を直接受光するため、白黒画像のデータを出力する。本実施形態では、このようにR/G/Bフィルタを介した3ラインのカラー画像とフィルタを介さない白黒画像の2種類を扱うことができるラインセンサ208を適用する。したがって、RGBラインセンサ401〜403がそれぞれの色成分に対応した複数のラインセンサを備えるカラー読取手段に相当し、白黒ラインセンサ404が白黒読取手段に相当する。
図4Bは、本実施形態に係るカラー画像の転送方法を示す図である。図4Cは、本実施形態に係る白黒画像の転送方法を示す図である。
一般に、ラインセンサの場合には、転送クロックに応じて、ラインセンサの画像データを転送する。本実施形態では、RGBラインセンサ401〜403に供給する転送クロックが25MHzで、白黒ラインセンサ404に供給する転送クロックが50MHzである。すなわち、白黒ラインセンサ404の画像信号の転送速度は、RGBラインセンサ401〜403の画像信号の転送速度よりも速い。このように、画像信号の転送速度をカラーと白黒で異ならせる理由は次の通りである。カラー画像を読み取るラインセンサ401〜403は、R/G/Bの各フィルタ411〜413を介して受光するため、原稿の反射光が少し暗くなってしまう。そこで、高画質の画像データとするために、白黒ラインセンサ404よりも転送クロックを遅くすることにより、必要な受光量を確保している。詳述はしないが、この3ライン中、最も明るいのは、Gフィルタを介したグリーン画像を得るGラインセンサ402である。
一方、白黒画像を出力する白黒ラインセンサ404は、フィルタを介していない。このため、R/G/Bの各フィルタ411〜413を介したラインセンサ401〜403と異なり、出力レベルが高い。したがって、白黒ラインセンサ404の出力である白黒画像は、カラー画像と比較して、転送クロックを速くしても、十分な画質を得ることができる。
本実施形態では、一例として、カラー画像25MHzの周波数に対して、白黒画像は2倍の50MHzの周波数で画像転送を行なっている。しかし、これらの数値は一例であり、限定するわけではない。つまり、白黒画像がカラー画像と比較して速ければ、どのような周波数でもよい。
図5は、本実施形態に係るGラインセンサ402の出力レベル503及び白黒ラインセンサ404の出力レベル504を示す図である。また、図5に示す出力レベルの結果は、図4B及び図4Cの転送クロックを用いて計測した結果である。
図11を用いて説明したように、白黒画像は、フィルタを介していない分、同じ転送クロックであれば、グリーン画像よりも明るくなるが、転送クロックを速くしているため、受光量が低く、グリーン画像よりも、白黒画像の方が、出力レベルが低くなっている。
図6は、本実施形態に係るランプの駆動時間と各ラインセンサが受光する光量の劣化との関係を示す図である。図6において、横軸はランプの点灯時間を示し、縦軸は各ラインセンサの画像出力レベルを示す。
図6に示すように、ランプの点灯時間が増えるにつれて、それぞれのラインセンサの出力レベルは、低下していく。Thは、画質を満足する画像出力レベルの閾値を示す。この閾値Thを出力レベルが下回ると、品質の高い階調性を維持することができなくなる。
白黒モードでは、閾値Thを下回る時間がTbwである。一方、カラーモードでは、閾値Thを下回る時間がTrgbである。ここで、白黒モードとは白黒画像を読み取る読取モードを示す。また、カラーモードとは、カラー画像を読み取る読取りモードを示す。カラーモードでは、RGBの各フィルタを介しているものの水平転送速度が遅いため、水平転送速度が速い白黒のラインに対して、その時間が
Tbw < Trgb
となる。また、図6では、Trgbを超えると、ランプの寿命に達していることがわかる。
このように、劣化によりランプの光量が低下すると、まず白黒モードで使用される白黒ラインセンサ404の出力レベルが閾値Thを下回り、その後カラーモードで使用されるRGBラインセンサ401〜403の出力レベルが閾値Thを下回る。そこで、本実施形態では、ランプの寿命を延ばすために、白黒ラインセンサ404の出力レベルが閾値Thを下回ると、RGBラインセンサ401〜403の何れかを用いて画像を読み取る。これにより、本実施形態に係る画像読取装置は、従来から行われていた白黒ラインセンサの水平転送速度を遅くするために必要となる調整時間を設けなくともよい。したがって、画像読取装置の生産性を低下させることなく、ランプの寿命を延ばすことができる。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る各ラインセンサ401〜404の切り換え制御について説明する。図7は、本実施形態に係るラインセンサを切り換える制御手順を示すフローチャートである。ここでは、白黒モードにおける白黒ラインセンサからの白黒画像に対し、ランプの光量が低下してきたときに、Gラインセンサ402の画像へ切り換えるフローについて説明する。また、以下で説明する処理は、CPU300によって統括的に制御される。
まず、ADF100の原稿トレイ20上に載置された原稿束がリーダ部200のADF用プラテン201下に給紙搬送され、画像読取処理(スキャンジョブ)が開始される。ここで、ADF100は、原稿束を1枚ずつ分離、搬送する。また、このようなスキャンジョブは、画像読取装置101の操作部におけるスタートキーが押下されると開始される。
スキャンジョブが開始されると、ステップS101において、CPU300は、モード判定手段として機能し、操作部において設定された読取モードが、白黒モードであるか否かを判定する。白黒モードでない場合はステップS106に進み、白黒モードである場合はステップS102に進む。
ステップS106において、CPU300は、カラー読取を行なうためのRGBラインセンサ401〜403に対するカラー読取設定を画像制御ASIC303に対して行なう。さらに、カラー読取用のランプ光量をランプ駆動回路304に設定し、ランプ203を発光させる。さらに、カラー読取用のゲイン値、オフセット値の設定をアナログプロセッサ306に対して行なう。
このとき設定される各ランプ光量、各ゲイン値、各オフセット値は、詳述しないが、ADF100、リーダ部200を制御する図3に示す回路に電源が投入された後に実施される調整制御により、決定される。この調整制御は、ADF100やリーダ部200の各負荷(ランプ203やラインセンサ208等)を駆動し、各読取モードにおいて、ランプ駆動回路304、ラインセンサ駆動回路305、アナログプロセッサ306に対して行うものである。さらに、この調整制御は、ラインセンサからの出力が格納される画像制御ASIC303の画像用RAMを参照することにより、行われる。
次に、ステップS107において、CPU300は、サンプリング手段として機能し、光学モータM4を駆動し、スキャナユニット209を移動させ、光量のサンプリングを行う。まず、ADF用プラテン201とブック用プラテン202の間にある白色板210の位置まで、ミラー204を移動させる。そして、ラインセンサ208にあるRGBラインセンサ401〜403からの出力値を画像制御ASIC303でそれぞれ読み取る。ここでのサンプリングは、RGBラインセンサ401〜403からの出力レベルをサンプリングする。
続いて、ステップS108において、CPU300は、光量判定手段として機能し、光量が図6に示す閾値Thを満たしているか否かを判定する。光量が閾値Thを満たしている場合には、S110へ進み、光量が閾値Thを満たしていない場合は、ステップS111に進む。
光量が閾値Thを満たしていない場合、ステップS111において、CPU300は、読取制御手段として機能し、スキャン停止処理を行い、搬送中の原稿を排紙トレイ21へ排出する。さらに、CPU300は、光学モータM4を駆動し、スキャナユニット209をホームポジションセンサ16で検知する位置まで移動し、待機させる。その後、ステップS112において、CPU300は、操作部へランプが寿命に達したことを表示し、処理を終了する。
一方、光量が閾値Thを満たしている場合、ステップS110において、CPU300は、原稿搬送速度をRGBラインセンサ401〜403の画像信号の転送速度に合わせた速度に設定する。なお、このRGBラインセンサ401〜403で原稿読取を行う際の原稿搬送速度は、白黒ラインセンサ404で原稿読取を行う際の原稿搬送速度よりも遅い。そして、同時に光学モータM4を駆動し、スキャナユニット209のミラー204が読取位置Rの直下となるように制御する。その後、原稿トレイ20上の原稿束から1枚ずつ分離され、S110で設定した原稿搬送速度で、搬送された原稿の先端が読取位置Rに到達する。原稿が読取位置Rに到達すると、ステップS113において、CPU300は、RGBラインセンサ401〜403から出力される信号を、RGBの各1ラインごとにアナログプロセッサ306を経由して、画像制御ASIC303へと転送させる。ここで、RGBラインセンサ401〜403の水平転送クロックは、図4Bに示すように25MHzとなる。これによって、原稿1枚の長さ分を読み取り、S114へと進む。
また、ステップS101で白黒モードであると判定された場合、ステップS102において、CPU300は、白黒ライン読取設定を行い、その後、ランプ203を発光させる。ここで、CPU300は、白黒読取用のランプ光量をランプ駆動回路304に設定し、ランプを発光させる。また、白黒読取用のゲイン値、オフセット値の設定をアナログプロセッサ306に対して行なう。
次に、ステップS103において、CPU300は、光学モータM4を駆動し、スキャナユニット209を移動させ、光量をサンプリングする。このとき、ADF用プラテン201とブック用プラテン202の間にある白色板210の位置まで、ミラー204を移動させる。さらに、CPU300は、ラインセンサ208にある白黒ラインセンサ404からの出力値を画像制御ASIC303で読み取る。
光量をサンプリングすると、ステップS104において、CPU300は、白黒ラインセンサ404からの出力レベルが図6に示す閾値Thを上回っているか否かを判定して、光量が閾値Thを満たしているか否かを判定する。ここで、光量が閾値Thを満たしている場合にはステップS109に進み、光量が閾値Thを満たしていない場合にはステップS105に進む。
光量が閾値Thを満たしている場合、ステップS109において、CPU300は、読取制御手段として機能し、原稿搬送速度を白黒ラインセンサ404の画像信号の転送速度に合わせた速度に設定する。なお、この白黒ラインセンサ404で原稿読取を行う際の原稿搬送速度は、RGBラインセンサ401〜403で原稿読取を行う際の原稿搬送速度よりも速く、原稿読取の生産性が高い。そして、同時に光学モータM4を駆動し、スキャナユニット209のミラー204が読取位置Rの直下となるように制御する。その後、原稿トレイ20上の原稿束から1枚ずつ分離され、搬送された原稿の先端が読取位置Rに到達する。
次に、ステップS113において、CPU300は、白黒ラインセンサ404からの出力される信号を、白黒1ラインごとにアナログプロセッサ306を経由して、画像制御ASIC303へと転送させる。ここで、白黒ラインセンサ404の水平転送クロックは、図4Cに示すように50MHzとなる。これによって、原稿1枚の長さ分を読み取り、ステップS114に進む。
ステップS114において、CPU300は、1ページ分の原稿の画像読取後、ADF100内の搬送パス上に読み取っていない原稿があるか否か、又は原稿トレイ20上の原稿有無を判定する。まだ読み込んでいない原稿があれば、ステップS103へ戻り、現在設定されている読取モードの光量サンプリングを行なう。一方、全ての原稿を読み取っている場合には、処理を終了する。
一方、ステップS104で白黒ラインセンサ404からの出力レベルが閾値Thを下回り、光量が足りないと判定すると、S105に進む。ステップS105において、CPU300は、白黒モードではあるが、RGBラインセンサ401〜403のうち、最も光量が高いGラインセンサ402からの出力値を用いて画像読取を行う設定を、画像制御ASIC303に対して行う。
次に、ステップS106において、CPU300は、Gラインセンサ用のゲイン値、オフセット値をアナログプロセッサ306に対して設定する。ここでは、通常のカラー読取と同じようにRラインセンサ401、Bラインセンサ403に対するゲイン値、オフセット値もアナログプロセッサ306に対して、設定しても良い。これは、本実施形態では、画像制御ASIC303に対して、Gラインセンサ402からの出力画像データのみを採用するようにステップS105で設定するためである。しかし、Gラインセンサ402からの出力画像データのみを設定するだけにしておく方がアナログプロセッサ306に対する設定時間を省略できるため、パフォーマンスを最適化できる。
次に、ステップS107において、CPU300は、RGBラインセンサ401〜403の設定を行なう場合の光量サンプリングを行うため、もう一度、光学モータM4を駆動し、白色板210の位置まで、スキャナユニット209のミラー204を移動させるように制御する。ここで、CPU300は、原稿トレイ20上から分離、搬送された原稿の先端が読取位置Rより前に位置するように停止制御させる。
さらに、カラーモードと同様に、ステップS107及びS108において、CPU300は、光量をサンプリングし、カラー読取光量が閾値Thを満たしているか否かを判定する。カラーモードで、読取光量に達していれば、S110へと進み、CPU300は、読取制御手段として機能し、原稿搬送速度をカラー読取用に設定する。したがって、ステップS113では、カラーモードの搬送速度であるが、白黒モードとして、カラーラインセンサを用いて画像を読み取る。一方、読取光量が足りていなければ、カラーモードと同様に、ステップS111及びS112において、CPU300は、スキャン処理を停止し、ランプ寿命を表示して、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像読取装置は、カラー画像を読み取るRGBラインセンサと、RGBラインセンサよりも水平転送速度が速く、白黒画像を読み取る白黒ラインセンサとを備える。さらに、本画像読取装置は、原稿を照明するためのランプの光量が低下し、白黒ラインセンサから画像を品質良く読み取るための出力レベルが得られない場合に、白黒モードであってもRGBラインセンサを用いて白黒画像を読み取る。この場合、本画像読取装置は、RGBラインセンサのうち、同じ光量で最も出力レベルの高いGラインセンサを用いて画像読取処理を実行する。このようにランプの光量が低下した場合であっても、本画像読取装置は、使用するラインセンサを切り換えることで、従来から行われた調整処理を実行することなく、ランプの寿命を延ばすことができる。よって、本画像読取装置は、ランプの光量が低下した場合に、生産性を低下させることなく、読取画像の品質を維持することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、本画像読取装置は、白黒ラインセンサで必要な出力レベルが得られない場合であって、かつ、カラーラインセンサで必要な出力レベルが得られる場合にラインセンサを切り換えてもよい。一方、カラーラインセンサでも必要な出力レベルが得られない場合は、画像読取処理を中止する。これにより、より精度良くランプの寿命を判断することができる。
また、本画像読取装置は、ランプ光量のサンプリングを、画像読取処理の実行前、及び実行中の少なくとも一方で行ってもよい。画像読取処理の実行中においてサンプリングを行う場合は、ラインセンサが画像を読み取る読取位置に原稿が搬送されていない間(原稿間)にサンプリングを行うことが望ましい。このように、本画像読取装置は、画像読取処理の実行前、実行中にランプ光量のサンプリングを行うことができ、生産性又は画像品質のいずれを重視するかによってサンプリングの実行タイミングを変更することができる。
本実施形態に係る画像読取装置101の構成例を示す断面図である。 本実施形態に係るADF100とリーダ部200の駆動制御を示す図である。 本実施形態に係るADF100とリーダ部200とを一体制御するための制御構成を示す図である。 本実施形態に係るラインセンサ208の構成例を示す図である。 本実施形態に係るカラー画像の転送方法を示す図である。 本実施形態に係る白黒画像の転送方法を示す図である。 本実施形態に係るGラインセンサ402及び白黒ラインセンサ404の出力レベルを示す図である。 本実施形態に係るランプの駆動時間と各ラインセンサが受光する光量の劣化との関係を示す図である。 本実施形態に係るラインセンサを切り換える制御手順を示すフローチャートである。 RGB用のラインセンサから出力される出力信号を示す図である。 RGB用のラインセンサ及び白黒用のラインセンサから出力される出力信号を示す図である。 RGB用のラインセンサ及び白黒用のラインセンサから出力される出力信号を示す図である。 RGB用のラインセンサ及び白黒用のラインセンサにおける光量の蓄積時間と、1画素あたりの出力レベルとの関係を示す図である。
符号の説明
100:ADF
101:画像読取装置
200:リーダ部
203:ランプ
208:ラインセンサ

Claims (9)

  1. 像読取装置であって、
    読取位置を照明する照明手段と、
    それぞれが異なる色成分に対応する複数のラインセンサを有し、前記読取位置の原稿からの反射光を受け、複数の色成分データを出力するカラー読取手段と、
    画像転送周波数が前記カラー読取手段の画像転送周波数より高く、前記読取位置の前記原稿からの反射光を受け、白黒データを出力する白黒読取手段と、
    前記原稿を読み取る原稿読取モードを決定する決定手段とを備え、
    前記原稿読取モードには、前記原稿を読み取り、前記複数の色成分のデータを出力するカラーモードと、前記原稿を読み取り、白黒データを出力する白黒モードが含まれ、
    前記決定手段によって決定された前記モードが前記カラーモードの場合は、前記カラー読取手段に含まれる前記ラインセンサを用いて前記原稿を読み取り、前記複数の色成分のデータを出力し、
    前記決定手段によって決定された前記モードが前記白黒モードであり、かつ、前記照明手段の光量が閾値を満たす場合、前記白黒読取手段を用いて前記原稿を読み取り、前記白黒データを出力し、
    前記決定手段によって決定されたモードが前記白黒モードであり、かつ、前記照明手段の前記光量が前記閾値を満たしていない場合は、前記カラー読取手段に含まれる前記ラインセンサを用いて前記原稿を読み取り、前記白黒データを出力することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記カラー読取手段又は前記白黒読取手段の出力に基づき、前記照明手段の光量を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記決定手段によって決定された前記モードがカラーモードであり、かつ、前記照明手段の前記光量が前記閾値を満たしている場合は、前記カラー読取手段に含まれる前記ラインセンサを用いて前記原稿を読み取り、
    前記決定手段によって決定された前記モードがカラーモードであり、かつ、前記照明手段の前記光量が前記閾値を満たしていない場合は、前記カラー読取手段による前記原稿の読み取りを中止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記決定手段によって決定されたモードが前記白黒モードであり、かつ、前記照明手段の前記光量が前記閾値を満たしていない場合は、前記カラー読取手段に含まれる前記ラインセンサの1つを用いて前記原稿を読み取ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記複数のラインセンサは、赤、緑、青に対応するラインセンサであり、
    前記決定手段によって決定された前記モードがカラーモードであり、かつ、前記照明手段の前記光量が前記閾値を満たしていない場合は、前記カラー読取手段の前記緑に対応するラインセンサを用いて前記原稿を読み取ることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 原稿を前記読取位置上に移動させる搬送手段を更に備え、
    前記カラー読取手段及び前記白黒読取手段は、前記搬送手段が原稿を搬送している間に前記原稿の画像を読み取り、
    前記カラー読取手段を用いる場合の搬送速度は、前記白黒読取手段を用いる場合の搬送速度よりも遅いことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像読取装置。
  7. 画像読取処理の実行前に、前記照明手段の光量を決定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像読取装置。
  8. 画像読取処理の実行中において、原稿間で前記照明手段の光量を決定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記白黒読取手段の白色板の読取値が所定値を超えているか否かに基づき、前記照明手段の光量が前記閾値を満たしているか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像読取装置。
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