JP2018191206A - 画像読取装置、原稿サイズ検知方法 - Google Patents

画像読取装置、原稿サイズ検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが眩しくないように、原稿サイズの検知時に用いるシェーディングデータを生成する画像読取装置を提供する。【解決手段】画像読取装置は、原稿台ガラス209に対するADF100の開閉状態を検知する開閉検知センサ211と、原稿台ガラス209に載置された原稿を主走査方向に読み取る光学スキャナユニット202と、CPU801と、を備える。CPU801は、開閉検知センサ211がADF100の閉状態を検知しているときにシェーディング補正を行って光学スキャナユニット202により原稿画像を読み取り、原稿画像に応じて該原稿のサイズを決定する。CPU801は、原稿画像を読み取った後に、開閉検知センサ211がADF100の閉状態を検知しているときに、新たなシェーディングデータを取得して、RAM803に保存する。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿に形成された画像(以下、「原稿画像」という。)を読み取る画像読取装置に関する。
画像読取装置は、複写機や複合機に搭載されることが多い。画像読取装置は、原稿台ガラス上に載置された原稿のサイズを原稿台カバーを閉じる際に自動的に判別する、原稿サイズ検知を行うことができる。原稿サイズ検知は、多様な方法で実現可能である。例えば、原稿の副走査方向の長さ(副走査長)は、原稿台ガラス上の原稿の有無を検知する原稿有無検知センサにより検知される。原稿の主走査方向の長さ(主走査長)は、例えば特許文献1に開示する原稿サイズ検知装置により検知される。この原稿サイズ検知装置は、原稿台カバーの2段階の開閉角(20°程度と5°程度)において原稿画像を光学的に読み取り、各読取結果の白と黒との差を検知して原稿の主走査長を判定する。
特開2004−258386号公報
主走査長の検知時には、原稿画像を読み取るために光が照射される。原稿台カバーが開いた状態(20°程度と5°程度の開閉角)で光が照射されるために、ユーザの目に光が届くことになる。これはユーザにとって眩しく感じられる。そのために原稿台カバーを閉状態にして読み取った原稿画像から原稿サイズを検知することが望ましい。この場合、原稿台カバーの裏面が白色であり、原稿も白色であることが多いため、原稿読取時にシェーディング補正を行って、原稿画像を読み取る。シェーディング補正を行うことで、読み取った原稿画像から正確に原稿エッジが検知できるために、正確な原稿サイズ検知が可能になる。シェーディング補正に用いるシェーディングデータは、例えば原稿台カバーが開状態から閉状態になるときに白基準板を読み取ることで生成される。白基準板を読み取る際には光が照射されるために、やはりユーザに取って眩しく感じられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが眩しくないように、原稿サイズの検知時に用いるシェーディングデータを生成する画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、読み取りの対象となる原稿が載置される原稿台と、前記原稿台に対して開閉自在に取り付けられる原稿台カバーと、前記原稿台カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、前記原稿台に載置された原稿に光を照射する光源及び照射された光の前記原稿による反射光を受光する受光手段を有し、前記受光手段で受光した反射光に応じて前記原稿を主走査方向に読み取る読取手段と、前記光源から照射される光の光量を補正するためのシェーディングデータが設定されており、前記開閉検知手段が前記原稿台カバーの閉状態を検知している場合、前記シェーディングデータによりシェーディング補正を行って前記読取手段に読み取らせた前記原稿の原稿画像から、該原稿のサイズを決定する原稿サイズ検知手段と、前記読取手段が前記原稿画像を読み取った後に、前記開閉検知手段が前記原稿台カバーの閉状態を検知している場合、新たなシェーディングデータを取得して前記原稿サイズ検知手段に設定するシェーディングデータ取得手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、原稿台カバーが閉状態であっても正確な原稿サイズの検知が可能である。
画像読取装置の構成図。 制御ユニットの構成図。 ADFが開状態のときの画像読取装置の斜視図。 初期調整処理を表すフローチャート。 (a)、(b)は、初期調整処理時の光学スキャナユニットの位置の説明図。 ゲイン調整値の説明図。 シェーディングデータの生成処理を表すフローチャート。 シェーディングデータの説明図。 原稿サイズ検知処理を表すフローチャート。 原稿の主走査サイズの算出処理の説明図。 原稿台ガラス上の原稿のサイズ毎の配置の説明図。 ジョブ実行前後のシェーディングデータの設定処理を表すフローチャート。 シェーディングデータの更新処理を表すフローチャート。 シェーディングデータの設定処理の変形例を表すフローチャート。 制御ユニットの構成図。 ADFの開閉状態の説明図。 シェーディングデータの設定処理の変形例を表すフローチャート。 シェーディングデータの更新処理を表すフローチャート。
以下、実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態の画像読取装置の構成図である。画像読取装置1000は、自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)100及び原稿画像を読み取る画像読取部200を備える。画像読取部200は、原稿Sから原稿画像を光学的に読み取る読取ユニットとして光学スキャナユニット202を備える。画像読取装置1000は、画像読取処理に伴う各部の動作の制御及び読み取った原稿画像に対して画像処理を行って画像データを生成する不図示の制御ユニットを備える。
ADF100は、画像読取部200に対して開閉自在に構成される。画像読取部200は、ADF100側に流し読みガラス201、白基準板210、及び原稿台ガラス209が面一になるように設けられる。ADF100は、複数枚の原稿Sを連続して画像読取部200の読取位置に供給することができる。ADF100により搬送された原稿は、読取位置である流し読みガラス201上で画像読取部200に読み取られる。これはいわゆる「流し読み」である。画像読取部200は、原稿台ガラス209上に載置された原稿の読み取りも可能である。これはいわゆる「固定読み」である。固定読みの場合、ADF100は、画像読取部200に対して開閉される原稿台カバーとして機能する。
(ADFの構成)
ADF100は、1枚以上の原稿Sを含む原稿束が積載される原稿トレイ30を備える。原稿トレイ30の基端側には原稿有無検知センサ14が設けられる。原稿有無検知センサ14は、原稿トレイ30上の原稿Sの有無を検知する。原稿トレイ30は、原稿束として、例えば普通紙を最大100枚積載することができる。ADF100は、原稿トレイ30に積載された原稿束から原稿Sを1枚ずつ画像読取部200による読取位置まで搬送する。原稿Sを読取位置まで搬送するために、搬送経路に、上流側から順に給紙ローラ1、分離ローラ2、分離パッド21、引抜ローラ3、レジストローラ4、及び読取上流ローラ5が設けられる。
給紙ローラ1は、原稿トレイ30の基端側に設けられる。給紙ローラ1は、原稿トレイ30に積載された原稿束の、読み取り対象となる画像が形成された原稿面に落下して回転する。これにより、原稿束の最上面の原稿Sの給紙が開始される。分離パッド21及び分離ローラ2は、給紙ローラ1によって給送された原稿Sを1枚に分離する。この分離処理は公知の分離技術によって実現される。給紙ローラ1、分離ローラ2及び分離パッド21は、原稿Sの搬送開始前に原稿束が原稿トレイ30から搬送方向の下流側に突出することを規制する。
引抜ローラ3は、分離ローラ2及び分離パッド21により分離された原稿Sをレジストローラ4に搬送する。原稿Sは、引抜ローラ3によりレジストローラ4に突き当てられる。レジストローラ4に突き当てられることで、原稿Sはループ状の撓みを形成し、搬送時の斜行が解消される。読取上流ローラ5は、レジストローラ4から搬送される原稿Sを読取位置まで搬送する。読取位置は、流し読みガラス201及びリードローラ6により形成される。原稿Sは、流し読み時に、流し読みガラス201とリードローラ6との間を搬送中に光学スキャナユニット202により原稿画像が読み取られる。
読取位置の搬送方向の下流側の搬送経路には、読取下流ローラ7及び排紙ローラ12が順に設けられる。光学スキャナユニット202により原稿画像が読み取られた原稿Sは、読取位置を通過した後に、読取下流ローラ7により排紙ローラ12へ搬送される。排紙ローラ12は、搬送された原稿Sを排紙トレイ13に排出する。読取下流ローラ7と排紙ローラ12との間には、反転経路19が設けられる。反転経路19は、例えば両面に画像が形成された原稿Sから原稿画像を読み取る際に用いられる。原稿Sは、反転経路19を通過することで、表裏が反転してレジストローラ4へ搬送される。レジストローラ4に搬送された原稿Sは、再度、読取位置で原稿画像が読み取られる。
搬送経路には、搬送経路の上流側から順に分離後センサ15、レジストセンサ17、リードセンサ18、及び排紙センサ11が設けられる。分離後センサ15は、給紙ローラ1及び分離ローラ2により給紙された原稿Sを検知する。レジストセンサ17は、レジストローラ4の搬送方向の上流に設けられ、搬送される原稿Sを検知する。レジストセンサ17の検知結果に応じてレジストローラ4の駆動が制御される。リードセンサ18は、読取上流ローラ5の搬送方向の上流側に設けられ、搬送される原稿Sを検知する。リードセンサ18の検知結果に応じて読取上流ローラ5及びリードローラ6の駆動が制御され、光学スキャナユニット202の読取動作が制御される。排紙センサ11は、排紙ローラ12の搬送方向の上流に設けられ、搬送される原稿Sを検知する。排紙センサ11の検知結果に応じて、排紙ローラ12の駆動が制御される。
原稿Sの片面に形成された画像を読み取る場合、原稿Sは、原稿トレイ30から搬送経路を搬送されて排紙トレイ13に排出される。
原稿Sの両面のそれぞれに形成された画像を読み取る場合、原稿Sは、まず、片面に画像が形成されている場合と同様に搬送されて、一方の面の原稿画像が読み取られる。その後、原稿Sは読取下流ローラ7及び排紙ローラ12により排紙トレイ13方向に搬送される。原稿Sの後端(搬送方向に対して下流側端部)が排紙センサ11を通過すると、排紙ローラ12が停止する。これにより原稿Sは、排紙ローラ12を抜ける前に停止する。排紙ローラ12が逆回転すると、原稿Sは反転経路19を介してレジストローラ4に搬送される。これにより原稿Sは反転される。反転された原稿Sは、レジストローラ4から読取位置まで搬送されて他方の面の原稿画像が読み取られる。原稿Sは、その後、再度、反転経路19を介してレジストローラ4に搬送され、原稿画像の読み取りが行われずに排出される。これによりすべての原稿Sは、原稿画像が読み取られた後に、原稿トレイ30への積載時の並び順と同じ並び順で排紙トレイ13に排出される。
(画像読取部)
画像読取部200の光学スキャナユニット202は、流し読み及び固定読み時に、図1の奥行き方向を主走査方向として原稿画像を読み取る。固定読みの場合、光学スキャナユニット202は、主走査方向に直交する副走査方向(図1の矢印方向)に一定速度で移動しながら原稿画像を主走査方向の所定ライン(例えば1ライン)ずつ読み取る。流し読みの場合、光学スキャナユニット202は、リードローラ6の中心位置に読み流しガラス201を挟んで対向するように位置して、搬送中の原稿Sから原稿画像を主走査方向の所定ライン(例えば1ライン)ずつ読み取る。
光学スキャナユニット202は、光源(発光部)となるLED(Light Emitting Diode)203a、203b、複数のミラー204a〜204c、及び受光部となる画像読取センサ208を備える。LED203a、203bは、原稿Sの画像が形成される面を照射する。原稿Sに照射された光の反射光は、ミラー204a〜204cにより画像読取センサ208に導かれる。画像読取センサ208は、反射光を受光して電気信号に変換し不図示の制御ユニットに入力する。制御ユニットは、入力される電気信号により画像データを生成する。
また、画像読取部200は、原稿台ガラス209上に載置された原稿Sの有無を検知する副走査長検知センサ212を備える。副走査長検知センサ212は、原稿台ガラス209上に載置された原稿Sの副走査方向の長さである副走査長を検知するために、原稿台ガラス209の副走査方向の所定の位置の原稿Sの有無を検知できる位置に配置される。
(制御ユニット)
図2は、画像読取装置1000の動作を制御する制御ユニットの構成図である。本実施形態の制御ユニットは、第1コントローラ310及び第2コントローラ300により構成されるが、これらは一体に構成されていてもよい。第1コントローラ310は、主にADF100及び光学スキャナユニット202の制御を行い、第2コントローラ300は、主に画像データの生成処理を行う。
第1コントローラ310は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)802、及びRAM(Random Access Memory)803を備えるコンピュータシステムである。第1コントローラ310は、更に画像処理部833及び不揮発性メモリ805を備える。CPU801は、ROM802に格納される制御プログラムを読み出し、RAM803を作業領域に用いて実行することで、ADF100及び光学スキャナユニット202の各部の動作を制御する。不揮発性メモリ805は、処理に必要な各種データを格納する。
CPU801は、原稿Sの搬送を行うための、分離モータ820及び読取モータ821が接続される。分離モータ820は、CPU801の制御により給紙ローラ1、分離ローラ2、引き抜きローラ3、及びレジストローラ4の回転を制御する。CPU801は、分離モータ820を正転させることで、給紙ローラ1、分離ローラ2、引き抜きローラ3、及びレジストローラを回転させて原稿Sを搬送方向下流へ搬送する。読取モータ821は、CPU801の制御により読取上流ローラ5、リードローラ6、読取下流ローラ7、及び排紙ローラ12の回転を制御する。CPU801は、読取モータ821を正転させることで、読取上流ローラ5、リードローラ6、読取下流ローラ7、及び排紙ローラ12を回転させて原稿Sを搬送方向下流へ搬送する。反転経路19に原稿Sを搬送する場合、CPU801は、読取モータ821を反転させて排紙ローラ12を回転させる。
CPU801は、ADF100に設けられる分離後センサ15、レジストセンサ17、リードセンサ18、排紙センサ11による検知結果を受け付けており、各センサの検知結果に応じてモータの制御を行うことで原稿搬送制御を行う。例えば、分離モータ820及び読取モータ821はパルスモータである。CPU801は、各モータの駆動パルス数を管理し、各センサの検知結果と関連させることで搬送中の原稿Sの位置を監視し、監視結果に応じて各モータの制御を行う。
CPU801は、光学モータ822が接続される。光学モータ822は、CPU801の制御により光学スキャナユニット202を副走査方向に移動させる。光学スキャナユニット202は、例えば副走査方向に延びる不図示のレール上に設けられており、光学モータ822によりレールに沿って副走査方向に移動する。CPU801は、原稿画像の読取時に、光学モータ822により光学スキャナユニット202の位置を制御する。例えば固定読みの場合、光学スキャナユニット202は副走査方向に移動しながら原稿台ガラス209上に載置された原稿を読み取る。
CPU801は、原稿画像の読み取りのためにLED203及び画像読取センサ208の動作を制御する。LED203は、CPU801の制御により発光する。画像読取センサ208は、受光した反射光に基づく電気信号をCPU801に入力する。CPU801は、受信した電気信号を画像処理部833により画像ライン353を介して第2コントローラ300に送信する。また、CPU801は、原稿画像の先端の基準となる垂直同期信号及び1ラインの画素先端の基準となる水平同期信号を、通信ライン354を介して第2コントローラ300へ通知する。
CPU801は、ADF100の開閉検知を行う開閉検知センサ211が接続される。図3は、ADF100が開状態のときの画像読取装置1000の斜視図である。開閉検知センサ211は、ADF100の開閉に応じて動作するフラグ形状のセンサである。開閉検知センサ211は、ADF100が画像読取部200(原稿台ガラス209)に対して例えば1°以上開いた時点で、ADF100が開状態であると検知する。
CPU801は、原稿台ガラス209上に載置された原稿Sの副走査長を検知するために、副走査長検知センサ212が接続される。CPU801は、副走査長検知センサ212の検知結果に応じて、原稿台ガラス209の所定位置の原稿Sの有無を確認することで、該原稿Sの副走査長が所定位置よりも長いか否かを判定する。
図3に示すように原稿台ガラス209は、角部に突き当て位置214が設けられる。突き当て位置214は、原稿Sが載置されるときの基準位置である。突き当て位置214は、原稿サイズを検知する際の基準位置でもあり、原稿Sの主走査長及び副走査長は、突き当て位置214からの距離で検知される。副走査長検知センサ212は、突き当て位置214から副走査方向に所定の距離だけ離れた位置に設けられる。CPU801は、原稿Sの副走査長を、突き当て位置214から副走査長検知センサ212の位置までの距離より長いか否かで判定することになる。
第2コントローラ300は、CPU901、ROM902、RAM903を備えるコンピュータシステムである。CPU901は、ROM902に格納される制御プログラムを読み出し、RAM903を作業領域に用いて実行することで、画像データの生成処理を行う。CPU901は、通信ライン354を介してCPU801から受信した信号と画像処理部905が画像ライン353を介して受信した電気信号とにより、読み取った原稿画像を表す画像データを生成する。CPU901は、生成した画像データを画像メモリ906に格納する。
第2コントローラ300は、操作表示部904が接続される。操作表示部904は、ユーザインタフェースである。ユーザによる原稿画像の読み取り指示等の指示は、操作表示部904により行われてCPU901に入力される。また、CPU901は、操作表示部904に画面を表示して、ユーザによる指示の入力をサポートする。なお、CPU801及びCPU901を物理的に同一のCPUで構成し、CPU間の通信をタスク間通信によって行う構成であってもよい。
(初期調整処理)
画像読取装置1000の初期調整処理について説明する。図4は、画像読取装置1000の初期調整処理を表すフローチャートである。この初期調整処理は、画像読取装置1000の電源投入時やスリープ状態からの復帰時に行われる、原稿サイズ検知のための設定処理である。図5は、初期調整処理時の光学スキャナユニット202の位置の説明図である。本実施形態では、原稿サイズ検知のために原稿を読み取るときは、所定の読取条件を用いる。所定の読取条件は、例えば解像度600dpi(dot per inch)、カラー読み取り、固定読みである。
CPU801は、電源投入やスリープ状態からの復帰命令に応じて初期調整処理を開始すると、開閉検知センサ211の検知結果によりADF100の開閉状態を検知する(S101)。ADF100が閉状態である場合(S101:Y)、CPU801は、光学モータ822により光学スキャナユニット202を図5(a)に示すように白基準板210の直下へ移動させる(S102)。光学スキャナユニット202が白基準板210の直下に移動すると、CPU801は、光学スキャナユニット202に所定の読取条件に基づき白基準板210を読み取らせる。
CPU801は、光学スキャナユニット202から白基準板210の読取結果を取得して、読取結果に応じたゲイン調整値を取得する(S103)。「ゲイン調整値」は、光学スキャナユニット202の1ライン分の読取結果である電気信号の最大値が目標値Tgt0となるように増幅するための値である。光学スキャナユニット202の読取結果を増幅する増幅器は、例えばCPU801、画像処理部833、或いはこれらから独立して設けられる。図6は、ゲイン調整値の説明図である。点線Aは、光学スキャナユニット202の1ライン(主走査方向)の各画素の増幅していない読取結果を表す。読取結果は画像読取センサ208が受光した光量に対応する。CPU801は、この点線Aの読取結果が実線Bまで増幅されるようにゲイン調整値を算出する。CPU801は、算出したゲイン調整値を画像処理部833に設定して、以降の原稿画像の読み取りに反映させる(S104)。画像処理部833は、設定されたゲイン調整量により、1ライン分の読み取り光量(画像読取センサ208の受光量)に応じた電気信号を増幅して図6の実線Bで示された光量に応じた電気信号を生成し、画像処理部905に送信する。
ゲイン調整値の設定後、CPU801は、白基準板210を再度読み取り、読取結果に応じて原稿サイズ検知用のシェーディングデータを取得する(S105)。図7は、シェーディングデータの生成処理を表すフローチャートである。CPU801は、シェーディングデータの生成処理を開始すると、まず、光学モータ822により、光学スキャナユニット202を白基準板210の直下へ移動させる(S1051)。初期調整処理時にはS102の処理で光学スキャナユニット202が白基準板210の直下に移動済みであるために、この処理は不要である。CPU801は、光学スキャナユニット202により白基準板210を読み取る(S1052)。CPU801は、光学スキャナユニット202から白基準板の読取結果を取得し、この読取結果に基づいてシェーディングデータを生成する(S1053)。図8は、シェーディングデータの説明図である。シェーディングデータの生成は、1ライン(主走査方向)の各画素の受光量を目標値Tgtとするために、主走査方向の各画素を照射するLED203の発光量を調整するゲインを算出することで行われる。目標値Tgtは、実行するジョブの内容に応じて予め決められている。つまりシェーディングデータは、白基準板210を読み取ったときの1ラインの各画素の受光量を目標値Tgtにするための補正データである。
CPU801は、生成したシェーディングデータをRAM803内のシェーディングデータ保存領域にコピーする(S106)。CPU801は。原稿サイズ検知処理に備えて、取得したシェーディングデータを画像処理部833に設定する(S107)。
ADF100が開状態である場合(S101:N)、CPU801は、不揮発性メモリ805からゲイン調整値を読み出し、画像処理部833に設定する(S108)。これにより画像処理部833は、設定されたゲイン調整値に応じた読取結果の増幅を行う。CPU801は、光学モータ822により光学スキャナユニット202を図5(b)に示す原稿サイズの検知開始位置へ移動させる(S109)。光学スキャナユニット202が検知開始位置に移動すると、CPU801は、不揮発性メモリ805からシェーディングデータを読み出し、画像処理部833に設定する(S110)。
以上のように、画像処理部833にゲイン調整値及びシェーディングデータが設定されることで初期調整処理が終了する。これにより画像処理部833は、原稿サイズ検知処理が可能な状態となる。画像読取装置1000の電源遮断時やスリープ状態への移行時に、CPU801は画像処理部833に設定されるゲイン調整値及びRAM803内のシェーディングデータ保存領域に保存されるシェーディングデータを、不揮発性メモリ805にコピーする。次回の初期調整時に、ADF100が開状態であれば、S108、S110の処理により、不揮発性メモリ805にコピーされたゲイン調整値及びシェーディングデータが画像処理部833に設定される。これにより、コピーしない場合と比較して、より新しいゲイン調整値及びシェーディングデータを使用して原稿サイズの検知を行うことができる。
(原稿サイズ検知処理)
ユーザがADF100を開状態にして原稿Sを原稿台ガラス209に載置した後にADF100を閉状態にする際に、原稿サイズが検知される。図9は、原稿サイズ検知処理を表すフローチャートである。
CPU801は、開閉検知センサ211の検知結果によりADF100の開状態を検知するまで、原稿サイズの検知処理を開始しない(S201:N)。ADF100が開状態になると(S201:Y)、CPU801は、ユーザが原稿台ガラス209上に原稿Sを載置して画像読取処理を行うと判断し、原稿サイズ検知処理の準備を開始する。具体的には、CPU801は、光学モータ822により光学スキャナユニット202を図5(b)に示す原稿サイズの検知開始位置へ移動させる(S202)。CPU801は、副走査長検知センサ212の検知結果を取得してRAM803に保存する(S203)。ADF100が開状態で副走査長検知センサ212の検知結果を取得することで、白色であるADF100の裏面を原稿Sと誤検知する可能性を抑えることができる。なお、副走査長検知センサ212は、原稿の検知に可視光を用いない。
その後、CPU801は、開閉検知センサ211の検知結果によりADF100の閉状態を検知するまで待機する(S204:N)。ユーザは、S201〜S204の処理の間にADF100を開状態にして原稿Sを原稿台ガラス209に載置し、ADF100を閉状態にすることになる。ADF100が閉状態になると(S204:Y)、CPU801は、光学スキャナユニット202を駆動する(S205)。これにより画像読取センサ208及びLED203が駆動開始される。CPU801は、事前に画像処理部833に設定されるシェーディングデータを用いてシェーディング補正を行う(S206)。事前に画像処理部833に設定されるシェーディングデータは、上記の初期調整処理や、後述するジョブ前後のシェーディングデータの設定、シェーディングデータの更新により設定されるデータである。つまり、事前に画像処理部833に設定されるシェーディングデータは、ADF100が開閉されたタイミングが、電源を投入して初期調整後すぐ、ジョブ終了後で所定時間内、及びジョブ終了後で所定時間経過後のいずれかに応じて設定される。シェーディング補正により、LED203の発光量が主走査方向の画素毎に調整される。
CPU801は、シェーディング補正を行った状態で光学モータ822を駆動させ、光学スキャナユニット202を原稿サイズの検知開始位置から図5(a)に示す白基準板210の直下へ移動させる(S207)。CPU801は、移動中に光学スキャナユニット202に原稿画像を読み取らせる(S208)。CPU801は、画像処理部833による読取結果から原稿画像のエッジを検出し、つき当て位置214から原稿エッジまでの原稿の主走査長を算出する(S209)。
図10は、原稿Sの主走査サイズの算出処理の説明図である。原稿Sは、「A」の文字が読み取られるように原稿台ガラス209に載置される。光学スキャナユニット202が原稿サイズの検知開始位置から白基準板210の直下まで移動しながら原稿画像を読み取るとことで、原稿Sは、位置P1から位置P2の間を読み取り範囲として読み取られる。CPU801は、読み取り範囲内において、光学スキャナユニット202の移動方向に連続した黒エッジを検知し、主走査方向において離れた位置にある2本の黒エッジを選択することで、edge1及びedge2を抽出することができる。edge1及びedge2は、画像読取時に原稿Sの端部に生じる影が黒エッジとして読み取られるために抽出可能となる。CPU801は、edge1とedge2との間の距離を算出することで、原稿Sの主走査長Lを得ることができる。
原稿Sの影による黒エッジを検知する過程では、光学的な特性を補正してスジがない原稿画像を読み取る必要がある。そのためにCPU801は、主走査長の算出前に、光学スキャナユニット202を原稿サイズの検知開始位置から白基準板210の直下まで移動させる際に、所定の読取条件にて原稿を読み取る。所定の読取条件は、例えば解像度600dpi、カラー読み取り、固定読みである。原稿サイズ検知時には、この読取条件で原稿サイズ検知時の読取処理が行われる。そして、読み取った原稿画像の画像データに対して事前に画像処理部833に設定された、この所定の読取条件に対応したシェーディングデータを用いてシェーディング補正を行う。事前に設定されたシェーディングデータであるが、シェーディング補正を行わない場合に比較して高精度に黒エッジを検知することができる。そのために原稿Sの主走査長Lの検知精度が向上する。
CPU801は、S203の処理でRAM803に保存した副走査長検知センサ212の検知結果及びS209の処理で算出した主走査長Lに応じて、原稿サイズを決定する(S210)。図11は、原稿台ガラス209上の原稿Sのサイズ毎の配置の説明図である。CPU801は、原稿サイズを決定するにあたって、まず、主走査長LがB6/B5R、A5/A4R、B5/B4、A4/A3のいずれに最も近いかを判定する。次いでCPU801は、副走査長検知センサ212の検知結果に応じて、副走査方向に長くなるように原稿Sが載置されているか否かを判定する。これにより、原稿サイズが一意に決定される。なお、ここでは主走査長Lが最も近いサイズを探索する処理としたが、不定サイズを検知してもよい。例えばS209の処理で算出した主走査長Lが定型サイズの±10[mm]に当てはまらない場合、CPU801は、原稿Sが不定サイズであると判定する。
(ジョブ前後のシェーディングデータ設定)
図12は、ジョブ実行前後のシェーディングデータの設定処理を表すフローチャートである。ユーザが操作表示部904を操作して画像読取処理の実行を指示することで、この処理は実行される。画像読取処理の指示は、操作表示部904から第2コントローラ300のCPU901に入力される。CPU901は、この指示に応じて、第1コントローラ310のCPU801に画像読取処理のジョブ開始命令を送信する。
第1コントローラ310のCPU801は、画像読取処理の実行前にジョブ開始命令の受信待機状態である(S301:N)。CPU801は、CPU901からジョブ開始命令を受信すると(S301:Y)、ジョブによって指定された読取条件に応じたシェーディングデータを取得する(S302)。読取条件とは、読み取りの色モード、解像度、固定読み、流し読み等である。S302の処理では、図4のS102〜S105と同様の処理を行い、シェーディングデータを取得する。図4のS102〜S105では所定の読取条件に基づき白基準板を読み取ったが、S302の処理ではジョブによって指定された読取条件に基づき白基準板を読み取る。ここで取得されるシェーディングデータは、画像読取のためのシェーディングデータであり、原稿サイズ検知のためのシェーディングデータではない。画像読取のためのシェーディングデータは、ジョブ内容毎に、予め不揮発性メモリ805に格納されている。
CPU801は、ジョブによって指定された読取条件が、上記した原稿サイズ検知時の読取条件(カラー読み取りモード、解像度600dpi、固定読み)に一致するか否かを確認する(S303)。ジョブによって指定された読取条件が原稿サイズ検知時の読取条件に一致する場合(S303:Y)、S106と同様に、CPU801は、シェーディングデータをRAM803内のシェーディングデータ保存領域のシェーディングデータを更新する(S304)。
シェーディングデータのコピー後、或いはジョブによって指定された読取条件が原稿サイズ検知時の読取条件に一致しない場合(S303:N)、CPU801は、シェーディングデータを画像処理部833に設定する(S305)。CPU801は、ジョブによって指定された読取条件に基づき、固定読みもしくは流し読みにより原稿画像を読み取らせる(S306)。画像処理部833は、原稿画像の画像データに対して、設定されたシェーディングデータを用いてシェーディング補正を行う(S307)。
原稿画像の読取完了後、CPU801は、開閉検知センサ211の検知結果によりADF100の開閉状態を検知する(S309)。ADF100が閉状態の場合(S309:Y)、CPU801は、光学スキャナユニット202により、原稿サイズ検知時の読取条件で原稿サイズ検知用の新たなシェーディングデータを取得する(S310)。つまりCPU801は、カラー読み取りモード、解像度600dpi、固定読みの読取条件で、図7の処理を実行する。CPU801は、取得した新たなシェーディングデータを用いて、RAM803内のシェーディングデータ保存領域のシェーディングデータを更新する(S311)。CPU801は、次の原稿サイズ検知処理の実行に備えて、取得した新たなシェーディングデータを画像処理部833に設定する(S312)。ADF100が開状態の場合(S309:N)、CPU801は、RAM803内のシェーディングデータ保存領域からシェーディングデータを取得して、次の原稿サイズ検知処理の実行に備えて画像処理部833に設定する(S313)。
以上のような処理により、次回の原稿サイズ検知処理の実行に備えたシェーディングデータの設定が完了する。原稿サイズ検知処理の実行前にシェーディングデータを設定することで、画像読取装置1000は、ユーザがADF100の開閉を行った際に新たにシェーディングデータを取得せずに、原稿画像から原稿サイズを検知することが可能となる。
(シェーディングデータの定期的な更新)
シェーディングデータ設定後に画像読取処理が長時間行われない場合、画像読取装置1000は、温度、湿度等の環境条件が変化することがある。このような環境条件の変化は、画像読取特性の変化につながる。画像読取特性の変化により、上記のS310の処理で取得したシェーディングデータが、原稿サイズ検知時の適切な補正データではなくなる可能性がある。そのために、画像読取処理の実行が指示されない間、シェーディングデータは所定時間間隔で定期的に更新されることが望ましい。図13は、シェーディングデータの更新処理を表すフローチャートである。
CPU801は、タイマを用いて、第2コントローラ300のCPU901から画像読取処理のジョブ開始命令を受信しない状態で所定時間経過したか否かを判定する(S401)。所定時間経過した場合(S401:Y)、CPU801は、開閉検知センサ211の検知結果によりADF100の開閉状態を検知する(S402)。ADF100が開状態の場合(S402:N)、CPU801は、ADF100が閉状態になるまでS402の処理を繰り返す。
ADF100が閉状態の場合(S402:Y)、CPU801は、図12のS310〜S312の処理と同様の処理を行う。これによりCPU801は、シェーディングデータを取得し、取得したシェーディングデータを用いてRAM803内のシェーディングデータ保存領域のシェーディングデータを更新し且つ画像処理部833に設定する(S403〜S405)。
以上のような処理により、次回の原稿サイズ検知処理の実行に備えた適切なシェーディングデータの設定が完了する。原稿サイズ検知処理の実行前にシェーディングデータを設定することで、ユーザがADF100の開閉を行った際にはシェーディングデータを取得せずに、原稿画像から原稿サイズを検知することが可能となる。シェーディングデータは、ADF100が閉状態のときに取得されるため、シェーディングデータ取得時にユーザが眩しさを感じることはない。
(ジョブ前後のシェーディングデータ設定処理の変形例1)
図14は、ジョブ実行前後のシェーディングデータの設定処理の変形例を表すフローチャートである。図12の処理と同様に、この処理は、ユーザが操作表示部904を操作して画像読取処理の実行を指示することで実行される。画像読取処理の指示は、操作表示部904から第2コントローラ300のCPU901に入力される。CPU901は、この指示に応じて、第1コントローラ310のCPU801に画像読取処理のジョブ開始命令を送信する。
第1コントローラ310のCPU801は、CPU901からジョブ開始命令を受信すると、図12のS301〜S307と同様の処理により、原稿画像を読み取る(S501〜S507)。原稿画像の読取完了後、CPU801は、ジョブの実行により、ADF100を用いた連続した原稿画像の読取処理が所定枚数以下であるか否かを判定する(S509)。原稿Sの読取枚数が増加するにつれて、画像読取センサ208やLED203等の温度が上昇する。この温度上昇は画像読取特性の変化の要因となる。そのためにCPU801は、原稿画像の読取枚数に応じてシェーディングデータの設定処理の実行の判断を行う。次回の原稿サイズ検知までには、多くの場合、時間が空くと想定される。そのためにCPU801は、原稿サイズ検知の実行時とは画像読取特性が変化すると考えられる大量読取後のシェーディングデータを使用しないように制御する。
読み取った原稿の枚数が所定枚数以下の場合(S509:Y)、CPU801は、図12のS309〜S313と同様の処理により、シェーディングデータを設定する(S510〜S514)。読み取った原稿の枚数が所定枚数より多い場合(S509:N)、CPU801は、RAM803内のシェーディングデータ保存領域からシェーディングデータを取得して、原稿サイズ検知処理の実行に備えて画像処理部833に設定する(S514)。
以上のような処理により、温度上昇のような環境変動の影響を抑制して、次回の原稿サイズ検知処理の実行に備えた適切なシェーディングデータの設定が完了する。原稿サイズ検知処理の実行前にシェーディングデータを設定することで、画像読取装置1000は、ユーザがADF100の開閉を行った際に新たにシェーディングデータを取得せずに、原稿画像から原稿サイズを検知することが可能となる。シェーディングデータは、ADF100が閉状態のときに取得されるため、シェーディングデータ取得時にユーザが眩しさを感じることはない。この処理は、画像読取装置1000がファン等の放熱部材を備えない場合や、大量の原稿から画像読取を行った直後に原稿サイズを検知する場合に有効である。
(シェーディング設定処理の変形例2)
図15は、画像読取装置1000が温度検知センサ213及び第2開閉検知センサ215を備える場合の制御ユニットの構成図である。
温度検知センサ213は、光学スキャナユニット202に内蔵され、光学スキャナユニット202の温度を検知する。例えば、温度検知センサ213は、光学スキャナユニット202の構成部品が搭載される基板に配置される。CPU801は、温度検知センサ213の検知結果により、光学スキャナユニット202の現在の温度を検知する。
第2開閉検知センサ215は、開閉検知センサ211と同様の構成であり、ADF100の画像読取部200に対する開閉角を検知する。第2開閉検知センサ215は、ADF100が画像読取部200(原稿台ガラス209)に対して10°以上開いている場合に開状態を検知する。図16は、ADF100の開閉状態の説明図である。CPU801は、開閉検知センサ211及び第2開閉検知センサ215の検知結果に応じて、ADF100の開閉状態を3段階で検知することができる。図示の例では、CPU801は、0°〜1°の開閉状態A、1°〜10°の開閉状態B、及び10°〜最大開閉角の90°の開閉状態Cの3段階を検知する。以下、開閉状態A、Bを、閉状態として説明する。
図17は、ジョブ実行前後のシェーディングデータの設定処理の変形例を表すフローチャートである。図12の処理と同様に、この処理は、ユーザが操作表示部904を操作して画像読取処理の実行を指示することで実行される。画像読取処理の指示は、操作表示部904から第2コントローラ300のCPU901に入力される。CPU901は、この指示に応じて、第1コントローラ310のCPU801に画像読取処理のジョブ開始命令を送信する。
第1コントローラ310のCPU801は、CPU901からジョブ開始命令を受信すると、図12のS301〜S303と同様の処理を行う(S701〜S703)。ジョブ内容が原稿サイズ検知時の読取条件に当てはまる場合(S703:Y)、CPU801は、S702の処理で取得したシェーディングデータをRAM803内のシェーディングデータ保存領域にコピーする。さらにCPU801は、温度検知センサ213の検知結果から取得する現在の光学スキャナユニット202内の温度をRAM803に記憶する(S704)。
その後、CPU801は、図12のS305〜S310と同様の処理を行う(S705〜S710)。なお、S709のADF100の開閉状態を検知する処理において、CPU801は、開閉検知センサ211及び第2開閉検知センサ215の検知結果に応じて、ADF100の閉状態を正確に検知する。CPU801は、S710の処理で取得した新たなシェーディングデータをRAM803内のシェーディングデータ保存領域にコピーする。さらにCPU801は、温度検知センサ213の検知結果から取得する現在の光学スキャナユニット202内の温度をRAM803に記憶する(S711)。その後、CPU801は、図12のS312と同様の処理を行う(S712)。なお、ADFが開状態の場合(S709:N)、CPU801は、図12のS313と同様の処理を行う(S713)。
以上のような処理により画像処理部833に設定されるシェーディングデータと光学スキャナユニット202内の温度とを紐付けすることができ、温度変化に応じたシェーディングデータの更新が可能となる。図18は、温度に応じたシェーディングデータの更新処理を表すフローチャートである。
CPU801は、タイマを用いて、第2コントローラ300のCPU901から画像読取処理のジョブ開始命令を受信しない状態で所定時間が経過したか否かを判定する(S801)。所定時間経過した場合(S801:Y)、CPU801は、開閉検知センサ211及び第2開閉検知センサ215の検知結果によりADF100の開閉状態を検知する(S802)。ADF100が開状態の場合(S802:N)、CPU801は、図9の処理を実行する(S807)。つまりCPU801は、ADF100が閉状態になるまでの間、副走査長検知センサ212の検知結果を取得する。
ADF100が閉状態の場合(S802:Y)、CPU801は、光学スキャナユニット202内の、現在の温度と前回のシェーディングデータ取得時の温度との温度差が所定温度以上であるか否かを判定する(S803)。ここでは、CPU801は、温度検知センサ213の検知結果から取得する現在の光学スキャナユニット202内の温度と、RAM803内の前回のシェーディングデータ取得時の温度との温度差を所定温度と比較する。所定温度は、例えば2[℃]である。
温度差が所定温度以上である場合(S803:Y)、CPU801は、光学スキャナユニット202の光学特性が変わり、シェーディングデータの更新が必要であると判定する。CPU801は、図17のS710〜S712の処理と同様の処理を行う。これによりCPU801は、シェーディングデータを取得し、取得したシェーディングデータ及び光学スキャナユニット202内の現在の温度をRAM803内のシェーディングデータ保存領域にコピーする。またCPU801は、シェーディングデータを画像処理部833に設定する(S804〜S806)。温度差が所定温度未満である場合(S803:N)、CPU801は、光学スキャナユニット202の光学特性がほぼ変化していないと判定する。そのためにCPU801は、シェーディングデータの更新を行わずに処理を終了する。
以上のような処理により、光学的な特性の温度変化に応じて、次回の原稿サイズ検知処理の実行に備えた適切なシェーディングデータの設定を効率的に行うことができる。なお、シェーディングデータの更新の判断は、ポーリングにより一定時間間隔で行われるが、別の構成により判断してもよい。例えば画像読取装置1000が、一定以上の温度変化がある場合にCPU801に割り込みを入れる電気回路を備える。CPU801は、割込みが発生する度にADF100の開閉を検知し、シェーディングデータの更新を行うか否かを判断してもよい。このような構成では、温度変化が急なときは高頻度でシェーディングデータの更新が行われ、温度が安定しているときは低頻度でシェーディングデータの更新が行われる。
ADF100の開閉検知は、上記では、1又は2つのセンサを用いる例を説明した。ADF100の開閉検知は、ユーザにとって眩しい開閉状態か否かを検知できる構成であれば他の構成であってもよい。例えば3つ以上の開閉検知センサにより、複数段階の開閉状態を検知する構成であってもよい。また、加速度センサ等によりADF100の角度を無段階に検知できる構成により、角度に応じて開閉を判断してもよい。複数段階の開閉状態を検知する場合、CPU801は、場面や閉じ速度によって閉状態と判断してLED203を点灯してもよい。具体的には、CPU801は、加速度センサによりユーザの操作によるADF100の閉じ速度を検知する。閉じ速度が速い場合、遅い場合よりもLED203が点灯するまでにADF100が閉状態に近付いているため、大きめの角度で閉状態と判断してもユーザが眩しく感じる可能性が低くなる。また、画像読取装置1000は人感センサを備えてもよい。人感センサに反応がある場合には人が周りにいるため、反応がない場合よりも小さい角度でADF100を閉状態と判断することで、ユーザが眩しく感じる可能性を低くする。
以上のような本実施形態の画像読取装置1000は、ADF100が閉状態であっても、シェーディング補正を行って読み取った原稿画像から、適切に原稿サイズを検知することができる。そのために原稿サイズの検知時にLED203からの光がユーザの目に届く量を削減することができ、ユーザが眩しく感じることを抑制することができる。また、シェーディングデータは、ADF100が閉状態のときに取得されるために、シェーディングデータ取得時にユーザが眩しさを感じることはない。

Claims (10)

  1. 読み取りの対象となる原稿が載置される原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉自在に取り付けられる原稿台カバーと、
    前記原稿台カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿台に載置された原稿に光を照射する光源及び照射された光の前記原稿による反射光を受光する受光手段を有し、前記受光手段で受光した反射光に応じて前記原稿を主走査方向に読み取る読取手段と、
    前記光源から照射される光の光量を補正するためのシェーディングデータが設定されており、前記開閉検知手段が前記原稿台カバーの閉状態を検知している場合、前記シェーディングデータによりシェーディング補正を行って前記読取手段に読み取らせた前記原稿の原稿画像から、該原稿のサイズを決定する原稿サイズ検知手段と、
    前記読取手段が前記原稿画像を読み取った後に、前記開閉検知手段が前記原稿台カバーの閉状態を検知している場合、新たなシェーディングデータを取得して前記原稿サイズ検知手段に設定するシェーディングデータ取得手段と、を備えることを特徴とする、
    画像読取装置。
  2. 前記シェーディングデータ取得手段は、取得した前記新たなシェーディングデータを所定の保存手段に保存しておき、
    前記原稿サイズ検知手段は、次の原稿のサイズを決定する際に、前記保存手段に保存された前記新たなシェーディングデータを用いてシェーディング補正を行うことを特徴とする、
    請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿の読取条件を設定するためのユーザインタフェースをさらに備えており、
    前記シェーディングデータ取得手段は、前記ユーザインタフェースにより設定された読取条件が原稿サイズ検知時の読取条件に当てはまる場合に、前記シェーディングデータを生成し、前記保存手段に保存することを特徴とする、
    請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記シェーディングデータ取得手段は、所定時間間隔で前記開閉検知手段の検知結果により前記原稿台カバーの開閉状態を検知し、前記原稿台カバーが閉状態であれば前記シェーディングデータを取得することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の画像読取装置。
  5. 複数枚の前記原稿を連続して前記読取手段の読取位置に供給する搬送手段をさらに備えており、
    前記シェーディングデータ取得手段は、前記読取手段による連続した原稿画像の読取処理が所定枚数以下である場合に前記シェーディングデータを取得しないことを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記読取手段の温度を検知する温度検知手段をさらに備えており、
    前記シェーディングデータ取得手段は、前回のシェーディングデータを取得したときの温度を所定の記憶手段に記憶しておき、前記開閉検知手段が前記原稿台カバーが閉状態であることを検知したときの温度と、前記記憶手段に記憶した温度と、の温度差が所定温度以上であればシェーディングデータを取得することを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の画像読取装置。
  7. 前記シェーディングデータを生成するための白基準板をさらに備えており、
    前記シェーディングデータ取得手段は、前記白基準板の前記読取手段による読取結果に応じて、前記シェーディングデータを生成することを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか1項記載の画像読取装置。
  8. 前記原稿サイズ検知手段は、前記原稿画像から黒の画像を原稿エッジとして検知し、この原稿エッジにより当該原稿の前記主走査方向のサイズを検知することを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれか1項記載の画像読取装置。
  9. 前記原稿台に前記原稿が載置されるときの基準位置から、前記主走査方向に直交する副走査方向に所定の距離だけ離れた位置に設けられ、前記原稿台に載置される前記原稿の有無を検知する副走査長検知手段をさらに備えており、
    前記原稿サイズ検知手段は、前記副走査長検知手段の検知結果及び前記原稿の前記主走査方向のサイズに応じて、当該原稿のサイズを決定することを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項記載の画像読取装置。
  10. 読み取りの対象となる原稿が載置される原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉自在に取り付けられる原稿台カバーと、
    前記原稿台カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿台に載置された原稿に光を照射する光源及び照射された光の前記原稿による反射光を受光する受光手段を有し、前記受光手段で受光した反射光に応じて前記原稿を主走査方向に読み取る読取手段と、を備えた装置により実行される方法であって、
    前記開閉検知手段が前記原稿台カバーの閉状態を検知しているときに、前記光源から照射される光の光量を所定のシェーディングデータにより補正し、
    シェーディング補正された前記読取手段が読み取った前記原稿の原稿画像から、該原稿のサイズを決定し、
    前記読取手段が原稿画像を読み取った後に、前記開閉検知手段が前記原稿台カバーの閉状態を検知しているときに、新たなシェーディングデータを取得して、所定の保存手段に保存することを特徴とする、
    原稿サイズ検知方法。
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