JP5550944B2 - 1眼タイプ偏光眼鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、偏光子が右眼レンズと左眼レンズに分離された1眼タイプの偏光眼鏡に関する。
1眼タイプ偏光眼鏡は、眼用保護具として有用であるばかりでなく、各レンズについてカーブを自在に設計できるので、2眼タイプの偏光レンズを作るのとまったく同じカーブ設計思想で1眼タイプの偏光レンズを作ることができ、視覚歪みの少ない偏光眼鏡として、アウトドアーのサングラスとして、日常的に、あるいはスポーツにおいて好適に使用できる。
水面からの反射光をカットする防眩対策として、従来から、偏光レンズを嵌めた偏光眼鏡が使われてきた。
偏光レンズの偏光性能は偏光子に依存する。偏光子は、一般に厚さ100μm以下のポリビニルアルコールの延伸シートであり、同シートをヨウ素や2色性色素で染色して、偏光度を高めたものである。
ただし、ポリビニルアルコール系の偏光子は、物理強度が弱く、耐湿性が乏しく、ペラペラのシートであるので、偏光子だけでレンズにすることは困難であり、実用性の高い防眩眼鏡にはなりにくいとされる。
そのため、かかる偏光子を樹脂シートやガラス基材の間に挟持して、物理的に補強し、湿度変化の環境対策をとったレンズにし、それを眼鏡フレームに嵌めて、偏光眼鏡とすることが行われてきた。
偏光眼鏡は、右眼レンズと左眼レンズが独立する2眼タイプ偏光眼鏡が一般形である。2眼タイプ偏光眼鏡は、別々に作った偏光レンズを2眼の眼鏡フレームに枠入れして作られる。
これに対し、1眼タイプの偏光眼鏡も作られてきた。偏光子を樹脂シートの間に挟持した積層構造体のことを偏光板と呼称するが(特許文献1)、例えば、樹脂シートとしてポリカーボネートを用いる場合はポリカーボネート偏光板と呼称される。
このポリカーボネート偏光板を一眼形状に打ち抜き、顔面に沿って円筒(トーリック)形状に曲げ加工をしたり、あるいは、曲げ加工をした偏光板の凹面側にポリカーボネート樹脂をバックアップ樹脂として射出成形したりすると、1眼タイプ偏光レンズを作ることができる。
できあがった1眼タイプ偏光レンズを、必要に応じて縁取り研磨し、鼻パッドと眼鏡フレームを装着すると、1眼タイプ偏光眼鏡にすることができる(市販品として存在する)。
特開平1−22538号公報
1眼タイプ偏光眼鏡は、2眼タイプではできないデザインが可能になる特徴を持つ。
反面、ポリカーボネート偏光板は、偏光子にクラックが入りやすいので、複雑な形状の曲げ加工は困難である。例えば、全体をトーリック形状にし、右眼と左眼部だけを、それぞれ独立したハイカーブレンズの球面形状に形成することは、かなり困難である。
そのため、1眼タイプ偏光眼鏡は、顔面に合わせた1軸の円筒形状であることが普通であり、視線がレンズの上下左右の端部に及ぶほど、対象物が歪んで見えるので、光学的には性能が十分でないことがある。あるいは、デザイン的にバラエティーの少ない偏光眼鏡しかできない問題があった。
上記課題を解決するために、次のような手段を発明するに至った。
まず、偏光子が右眼レンズと左眼レンズに分離され、右眼レンズと左眼レンズが互いに独立したレンズカーブを持つ1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、右眼レンズと左眼レンズが、ともに、独立した球面レンズであるか、非球面レンズであるか、トーリックレンズのいずれかである1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、右眼レンズと左眼レンズが、ともに、独立した2軸トーリックレンズである1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、右眼レンズと左眼レンズが、ともに、水平方向と垂直方向にトーリック軸を持つ二軸トーリックレンズであり、かつ、両レンズは、水平方向のトーリックカーブを同じくし、同時に、垂直方向のトーリックカーブを同じくする1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、水平方向のトーリックカーブが6〜11C、垂直方向のトーリックカーブが2〜8Cであることを特徴とする1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、水平方向のトーリックカーブが8〜10C、垂直方向のトーリックカーブが4〜6Cである1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、右眼レンズの偏光子と左眼レンズの偏光子が、ともに、その両面を保護シートで保護された、互いに独立した2枚の偏光板を構成しており、それぞれの偏光板の、片側の保護シートとバックアップ樹脂とが熱接合している1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、右眼レンズの偏光子と左眼レンズの偏光子が、ともに、その両面を保護シートで保護された、互いに独立した2枚の偏光板を構成しており、それぞれの偏光板の、片側の保護シートの上に樹脂シートが積層されており、樹脂シートとバックアップ樹脂とが熱接合している1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
さらには、右眼レンズの偏光子と左眼レンズの偏光子が、ともに、その両面を保護シートで保護された、互いに独立した2枚の偏光板を構成しており、それぞれの偏光板の、片側の保護シートに接着機能のあるコーティング層が設けられており、コーティング層とバックアップ樹脂とが接合している1眼タイプ偏光眼鏡にすることにある。
本発明により、偏光子が右眼レンズと左眼レンズに分離され、右眼レンズと左眼レンズが互いに独立したレンズカーブを持つ1眼タイプ偏光眼鏡ができるようになった。
本発明の1眼タイプ偏光眼鏡を示す斜視図である。 図1の偏光眼鏡のレンズを示す斜視図である。 図3(a)は図2のレンズの正面図であり、図3(b)は図3(a)のレンズのA−A断面図であり、図3(c)は図3(a)のB−B断面図である。
本発明で用いられる偏光子は、通常、厚さ0.1mm以下の均一な樹脂シートである。ごく一般的には、ポリビニルアルコールやポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなどのポリビニルアルコール系樹脂の一軸延伸シートである。
高い偏光度を得るために、2〜5倍の延伸倍率で延伸したシートにし、さらに、ヨウ素または二色性染料でドープすることが行われている。本発明の偏光子には、ヨウ素ドープ法、染料ドープ法のいずれの方法で調製したものでも使用可能である。
ヨウ素を用いるヨウ素ドープ法は、染料を用いる染料ドープ法と比べ、偏光子に固有の着色を与えることが少ないうえ、高い偏光度のものが得られやすい特徴を持つ反面、昇華しやすいヨウ素の使用による耐熱性の劣る欠点がある。
一方、染料ドープ法はより高い耐熱性を持つ一方で、染料固有の色相が偏光子に現れる問題がある。射出成形法により、レンズの背面(接眼側)を樹脂でバックアップしてレンズにする場合は、昇華しやすいヨウ素よりも、熱安定性の高い二色性染料でドーピングした偏光子であることが推奨される。
偏光子は一般に物理強度が弱い。また、ポリビニルアルコール系樹脂の偏光子は吸湿性があり、一般に取扱い性の良いとは言えない物質である。
そのため、偏光子に保護シートを貼付して補強したものを偏光板と呼称し、偏光子の替わりに偏光板を流通や加工の基本形態にすることが行われている。
偏光板の基本構造は、1枚の偏光子の両面に、それぞれ保護シートを貼付したものである。すなわち、保護シート−偏光子−保護シートの順に積層した3層構成の積層体である。
保護シートは、一般には、押出成形法またはキャスト成形法で作られる。
押出成形した保護シートとしては、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、メチルメタアクリレートやシクロヘキシルメタクリレートなどの重合体、共重合体を含むアクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン・メチルメタクリレート系樹脂、アクリロニトリル・スチレン系樹脂、ポリー4−メチルペンテンー1、アンダマンタン環やシクロペンタン環を主鎖に持つ主鎖炭化水素系樹脂、ポリウレタン系樹脂、トリアセチルセルロースなどセルロース系樹脂を含む熱可塑性樹脂シートがある。
保護シートとしては、光学的異方性のできるだけ少なく、かつ、製造のしやすいことが望ましい。この目的のために、押し出し成形したポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂のシートを、2〜5倍程度に1軸延伸したシート、または、縦横に2〜5倍程度に2軸延伸したシートが、本発明で好ましく用いられる。
ポリカーボネート系樹脂には、ビスフェノールAなど芳香環を含むフェノール類主体の芳香族ポリカーボネート樹脂、脂環族ポリカーボネート樹脂、脂肪族ポリカーボネート樹脂、およびポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂のポリマーアロイがある。
なかでも、ビスフェノールAなど芳香環を含むフェノール類主体のポリカーボネート樹脂、あるいは、同ポリカーボネート樹脂とポリエステル系樹脂のポリマーアロイが、偏光板の物理強度保持の上から好ましい。
特に、ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量が15000以上、好ましくは18000以上のものが、強度と靭性において優れ、眼用保護具の着用者を打撃から守る機能が高いので、特に推奨される。
ポリウレタン系樹脂としては、芳香族イソシアネートや脂環族イソシアネートをイソシアネート成分にしたポリウレタン樹脂のうち、硬さや強度、強靭性があり、結晶化の起こりにくい、透明性の高いポリウレタン樹脂が好ましい。
ポリエステル系樹脂としては、テレフタル酸のような芳香族ジカルボン酸をジカルボン酸の主成分にしたポリエステル樹脂のうち、硬さや強度、強靭性があり、透明性の高いポリエステル樹脂が好ましい。
ポリアミド系樹脂としては、脂環族あるいは脂肪族ジカルボン酸と、脂環族あるいは脂肪族ジアミンを縮重合したポリアミドであり、硬さや強度、強靭性があり、非晶性で透明度の高いポリアミド樹脂が好ましい。
キャスト成形法による保護シートは、一般に光学異方性が小さいので、偏光板の保護シートとして好ましい特性を備えているが、一般に製造のしにくいところがある。
キャスト成形法シートとしては、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、トリプロピルセルロース、ジプロピルセルロースなどのアシルセルロース類を、例えばアセトンに溶解し、その溶液をベルトまたは平板の上へ流延し、加熱あるいは減圧処理により脱溶媒して作るシートがある。
また、例えば、メチルメタクリレートを主体にする(メタ)アクリレート類をガラス板の間に封入し、いわゆる板間重合法でキャスト成形するシートがある。
保護シートは、0.01〜1.5mm程度、好ましくは0.02〜1.2mm程度の厚さを持つものが使用される。0.01mm未満の厚さでは、保護シートの調製自体が難しくなる。一方、厚さが1.5mmを越えると、後述するように、偏光板の曲げ加工が難しくなる傾向がある。
偏光板は、接着剤または粘着剤を用い、偏光子を挟持する形で偏光子の両面に保護シートを貼付したものが一般的である。
貼付する際、キャスト成形法の保護シートの場合は、光学異方性が少ないので、あまり問題はないが、偏光子と保護シートの方向性が問題になる。
すなわち、押出成形法の保護シートの場合は、偏光子の延伸方向と保護シートの延伸方向をほぼ完全に一致させないと、偏光度が低下したり、偏光度の局所ムラが発生したりする。二軸延伸の保護シートの場合は、延伸倍率の大きい方の延伸方向と偏光子の延伸方向をほぼ完全に一致させる。
偏光子と保護シートを貼付する接着剤または粘着剤は、水、熱、光などに対する長期の耐久性が必要であり、基本的には、それらに合格するものであれば特に限定しない。
接着剤について例を挙げると、イソシアネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリチオウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ワックス系樹脂などがある。粘着剤としては、酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂などが挙げられる。
貼付するにあたり、これらの接着剤または粘着剤を、グラビアコーティング法、オフセットコーティング法などの塗布方法により、保護シートまたは偏光子へ均一に塗布する。
接着剤層または粘着剤層の厚さは、通常0.1〜100μm、好ましくは0.5〜80μmである。接着剤層または粘着剤層の厚さが0.1μm未満では接合力が低く、100μmを超えると偏光板の端面から接着剤や粘着剤がしみ出ることがある。
偏光板の好ましい厚みは0.1〜2mm、より好ましくは0.2〜1.2mmである。
0.1mm未満の偏光板は作りにくく、2mmを超えると、後述する偏光板の曲げ加工を行う際、偏光子にクラックが入ったり、保護シートに皺がよったりして、うまくレンズ状に曲がらない傾向がある。
本発明の1眼タイプ偏光眼鏡に使われる1眼タイプ偏光レンズは、右眼レンズと左眼レンズが、ともにカーブの独立したレンズであり、偏光板を対物側にくるように配置して、接眼側にバックアップ樹脂を射出成形して作られる。右眼レンズと左眼レンズは、球面レンズであるか、非球面レンズであるか、トーリックレンズのいずれかであり、左右のレンズは、通常、同カーブであり、同形状である。
予め偏光板は、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡の右眼レンズと左眼レンズのフロントカーブの形状、あるいはそれに近い形状に曲げ加工されているのが一般的である。
そのため、右眼レンズと左眼レンズの偏光板は、1眼タイプ偏光眼鏡の右眼レンズと左眼レンズのフロントカーブ形状にあわせ、球面か、非球面か、トーリック形状のいずれかに曲げ加工される。
なかでも、2軸のトーリック形状であることが、視線対象物を歪んで見えないようにレンズ設計しやすいので好ましい。
さらには、眼鏡の水平方向と、垂直方向に、それぞれトーリック軸を持つ二軸トーリック形状であることが好ましい。
二軸トーリック形状の場合は、左右のレンズの水平方向のトーリックカーブ同士を同じくし、同時に、垂直方向のトーリックカーブ同士を同じくすることことが好ましい。
さらには、レンズの適正視覚設計とデザイン上から、水平方向のトーリックカーブを6〜11C、より好ましくは8〜10C、垂直方向のトーリックカーブを2〜8C、より好ましくは4〜6Cにすることが推奨される。
曲げ加工は、偏光板を事前に小シート片に裁断しておくとやりやすい。裁断した小シート片を球面形状あるいは非球面形状、あるいはトーリック形状の金型にセットし、保護シートのガラス転移温度以上の温度で熱プレスするか、ガラス転移温度以上の環境下で減圧吸引して熱賦形するのが一般的である。
偏光板のもっとも好ましい曲げ加工方法は、保護シートのガラス転移温度以上に加熱した金型の上に裁断した偏光板を置き、雰囲気温度を保護シートのガラス転移温度以上にし、金型と偏光板の間に形成される空間を減圧吸引する方法である。この方法が、偏光子にクラックを作らず、偏光板に皺を入れず、金型どおりに曲げた偏光板を作りやすい。
本発明の1眼タイプ偏光眼鏡は、上記のようにして曲げ加工した偏光板の接眼側にバックアップ樹脂を射出成形して作られる。バックアップの主たる目的は、1眼タイプ偏光眼鏡の耐衝撃強度の補強にある。
バックアップ射出成形は、射出成形機の金型に曲げ加工した偏光板をインサートし、凹面となるバック側にバックアップ樹脂を射出成形する、いわゆるインサート射出成形法による。
この場合、金型の右眼レンズの位置に右眼用に曲げ加工した偏光板をインサートし、金型の左眼レンズの位置に左眼用に曲げ加工した偏光板をインサートする。
生産性や精密性などから、基本的には特開平11−245259号公報に示されるようなインサート射出成形法が好ましい。
すなわち、熱接合する面をバックアップ側に向けた偏光板を金型に配置し、バックアップ樹脂層をインサート射出成形する方法である。なかでも、射出圧縮成形法は、金型の中に樹脂を低圧で射出した後、金型を高圧で閉じて樹脂に圧縮力を加える方法をとるため、成形体に成形歪みや成形時の樹脂分子の局所的配向に起因する光学異方性を生じにくい。また、樹脂に対して均一に加わる金型圧縮力を制御することにより、一定比容で樹脂を冷却することができるので、寸法精度の高い成形品が得られる。
右眼レンズ用の偏光板と左眼レンズ用の偏光板は、それぞれ独立した偏光板であり、相互に連結して偏光板ではない。そのため、バックアップ成形後の射出成形体の右眼レンズと左眼レンズの間には、必ず、偏光板の存在しない、すなわち、偏光子の存在しない領域が形成されている。
なお、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡の左右レンズの偏光度をできるだけ高くするために、偏光子と保護シートの延伸方向と1眼タイプ偏光眼鏡の水平方向とができるだけ一致するように、偏光板を金型にインサートすることが求められる。
バックアップ樹脂は偏光板と熱接合することが好ましいので、偏光板の保護シートに用いた樹脂とバックアップ樹脂とは、化学的に同系統であることが好ましい。
すなわち、保護シートがポリカーボネート系樹脂のときはポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂のときはポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂のときはポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂のときはポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂であるときはアクリル系樹脂であることが好ましい。
なお、保護シートあるいはバックアップ樹脂がポリウレタン系樹脂の場合は、化学種の異なる樹脂との熱接合性がある場合がある。
また、別の方法として、偏光板の片面の保護シートの上に熱接合用の樹脂シートを貼付し、その面へバックアップ樹脂を射出成形する方法がある。
例えば、保護シートがポリカーボネートであるポリカーボネート偏光板の片面にポリアミド系樹脂シートを貼付し、ポリアミド系樹脂をバックアップ成形すると、偏光板とバックアップ樹脂とを熱接合することができる。
また、別の方法として、接着機能のある接着剤や粘着剤、例えば、ポリウレタン系樹脂やポリチオウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂などの接着剤や粘着剤を保護シートにコーティングし、コーティング面にバックアップ樹脂を射出成形することによって、偏光板とバックアップ樹脂とを接合することができる。
本発明の1眼タイプ偏光眼鏡の右眼レンズと左眼レンズのフロントカーブは、曲げ加工した偏光板のフロントカーブにほぼ等しい。バックカーブも、フロントカーブにほぼ等しくする。すなわち、そのように設計、加工された金型を用いてバックアップ樹脂を射出成形する。
バックアップ成形後のレンズの最大厚みは0.7mm以上、3mm以下、好ましくは0.8mm以上、2.8mm以下が推奨される。0.7mm未満の厚みではインサート射出成形しにくいのと、耐衝撃強度に対する補強効果が足りなくなりやすい。また、3mmを超えると、レンズが重くなるのと、1眼タイプ偏光眼鏡にしたときの眼鏡の見栄えがよくない傾向がある。
右眼レンズと左眼レンズは、レンズ部分の全域にわたり同じ厚みである場合は、度の入らない、いわゆるプラノレンズになる。プラノレンズはレンズの厚みが大きくなるにつれ、視線がレンズ端部に行くほどマイナスサイドの屈折力が目立つようになり、視覚上の歪みを生じやすくなる。その場合の対応策として、フロントレンズとバックレンズの球面カーブやトーリックカーブの中心をずらしたり、曲率半径を変更したりする設計にして、レンズ端面に向けて徐々に厚みを減らし、プラスサイドの屈折力をつけることによってマイナス屈折力を消去することが好ましく行われる。
本発明の1眼タイプ偏光眼鏡は、偏光度が50%以上、可視光透過率が10〜75%、なかでも15〜70%に調整することが推奨される。
偏光度が50%を切ると、ぎらつき防止効果が弱くなり、また、可視光透過率が10%未満では、視界が暗すぎて行動の障害になりかねない。また、可視光透過率が75%を超えると、眩しさに対する緩和効果が低減する。実用上は偏光度80%以上、好ましくは95%以上であることが推奨される。
偏光度は、偏光子の性能によってほぼ決まるとされる。可視光透過率は偏光子の偏光度によってコントロールできるほか、偏光板の保護シートや接着剤や粘着剤、あるいはバックアップ樹脂に染料、顔料等色素を含有させたり、染色したりする方法で補うことができる。
樹脂でバックアップされた本発明の1眼タイプ偏光レンズは、偏光子が右眼レンズと左眼レンズに分離され、右眼レンズのカーブと左眼レンズのカーブがそれぞれ独立する1眼タイプ偏光レンズ状をしている。
かかる1眼タイプ偏光レンズを眼鏡として供用するためには、顔面に装着する眼鏡フレームと鼻パッドが必要になる。ごく稀に、フレームと鼻パッド付きの金型を使用することによって、バックアップ射出成形と同時に1眼タイプ偏光眼鏡ができあがることがあるが、あまり一般的でない。
かかる1眼タイプ偏光レンズを、デザインや機能にあわせ、いろいろなレンズ形状にカットし、フレームと鼻パッドを装着し、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡用にするのが一般的である。
本発明の1眼タイプ偏光眼鏡に用いる1眼タイプ偏光レンズは、表面がハードコート加工されていることが好ましい。ハードコートとしては、シラン系、エポキシ系などの熱硬化型ハードコートや、アクリル系、エポキシ系などの活性光線硬化型ハードコートなど一般に用いられているいずれのタイプのハードコートがある。
ハードコートは通常0.5〜15μm程度の膜厚で付与するが、密着性向上等を目的に、アクリレート系樹脂やウレタン系樹脂などのプライマーコート層をコートした上にハードコート加工することがある。
また、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡に用いる1眼タイプ偏光レンズは、少なくともいずれかの側が反射防止加工されていることが好ましい。反射防止加工は、通常はハードコートの上へ真空蒸着法により、隣接層どうしでは互いに屈折率の異なる2〜8層程度の無機質膜を光学膜厚で積層するか、湿式法で1〜3層程度の有機膜を光学膜厚で積層する。
また、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡に用いる1眼タイプ偏光レンズは、少なくともいずれかの側が防曇加工されていることが好ましい。防曇加工は、ポリビニルアルコール系やポリビニルピロリドン系などの親水性樹脂や界面活性剤を、1〜50μm程度の膜厚で付与する。
また、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡に用いる1眼タイプ偏光レンズは、少なくともいずれかの側が、防汚加工されていることが好ましい。防汚加工は、通常は反射防止膜の指紋汚れなどの汚染を防止し、且つ、容易に拭き取れるようにすることを目的に、真空蒸着法や湿式法によって、フッ素系有機化合物を数10nmから10数μmオーダまでの膜厚で付与する。
また、本発明の1眼タイプ偏光眼鏡に用いる1眼タイプ偏光レンズは、少なくともいずれかの側がミラー加工されていることが好ましい。ミラー加工は、ハードコートの上へ、真空蒸着法などにより、アルミニウムや銀、金、白金などの金属膜、あるいは金属酸化物膜などを付与するのが一般的である。
実施例1
図1は、本発明による1眼タイプ偏光眼鏡の実施例を示す。
図2は上記偏光眼鏡のレンズを示す。レンズ上の斜線で示した領域が偏光子の部分である。偏光子は図に示すように右眼レンズと左眼レンズに分離されている。
それぞれの偏光子は、その両面を保護シートで保護され、互いに独立した偏光板を構成しており、それぞれの偏光板をトーリック状に曲げ加工し、曲げ加工した偏光板の凹面側の保護シートにバックアップ樹脂を熱接合させて一体化することで1眼タイプ偏光レンズとなる。
熱接合の方法は、曲げ加工した偏光板を金型にインサートしてバックアップ樹脂を射出成形する手法で行った。
本実施例では、厚さ約30μmの偏光子の両面の保護シートは、厚さ約400μmのポリカーボネートであり、最大厚さが約1.2mmのバックアップ樹脂もポリカーボネートである。
図3に上記レンズの詳細図を示す。
図中の1は偏光板を示し、2はバックアップ樹脂を示す。
図は、右眼レンズと左眼レンズが、ともに独立した2軸トーリックレンズであることを示している。断面A-Aは水平方向のトーリックカーブが10Cであることを示している。また、断面B-Bは垂直方向のトーリックカーブが4.5Cであることを示している。
1 偏光板
2 バックアップ樹脂

Claims (6)

  1. 偏光子が右眼レンズと左眼レンズに分離され、右眼レンズと左眼レンズが、ともに、独立した球面レンズであるか、水平方向と垂直方向にトーリック軸を持つ2軸トーリックレンズであり、かつ、両レンズは、水平方向のトーリックカーブを同じくし、同時に、垂直方向のトーリックカーブを同じくすることを特徴とする1眼タイプ偏光眼鏡。
  2. 右眼レンズと左眼レンズが、ともに、独立した2軸トーリックレンズであり、水平方向のトーリックカーブが6〜11C、垂直方向のトーリックカーブが2〜8Cであることを特徴とする請求項記載の1眼タイプ偏光眼鏡。
  3. 右眼レンズと左眼レンズが、ともに、独立した2軸トーリックレンズであり、水平方向のトーリックカーブが8〜10C、垂直方向のトーリックカーブが4〜6Cであることを特徴とする請求項記載の1眼タイプ偏光眼鏡。
  4. 右眼レンズの偏光子と左眼レンズの偏光子が、ともに、その両面を保護シートで保護された、互いに独立した2枚の偏光板を構成しており、それぞれの偏光板の、片側の保護シートとバックアップ樹脂とが熱接合していることを特徴とする請求項1記載の1眼タイプ偏光眼鏡。
  5. 右眼レンズの偏光子と左眼レンズの偏光子が、ともに、その両面を保護シートで保護された、互いに独立した2枚の偏光板を構成しており、それぞれの偏光板の、片側の保護シートの上に樹脂シートが積層されており、樹脂シートとバックアップ樹脂とが熱接合していることを特徴とする請求項1記載の1眼タイプ偏光眼鏡。
  6. 右眼レンズの偏光子と左眼レンズの偏光子が、ともに、その両面を保護シートで保護された、互いに独立した2枚の偏光板を構成しており、それぞれの偏光板の、片側の保護シートに接着機能のあるコーティング層が設けられており、コーティング層とバックアップ樹脂とが接合していることを特徴とする請求項1記載の1眼タイプ偏光眼鏡。
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