JP3465689B2 - 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ - Google Patents

頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ

Info

Publication number
JP3465689B2
JP3465689B2 JP2001011605A JP2001011605A JP3465689B2 JP 3465689 B2 JP3465689 B2 JP 3465689B2 JP 2001011605 A JP2001011605 A JP 2001011605A JP 2001011605 A JP2001011605 A JP 2001011605A JP 3465689 B2 JP3465689 B2 JP 3465689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar garnish
pillar
garnish
airbag bag
inner panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001011605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002211345A (ja
Inventor
哲寛 三渕
雅重 小野
勝寛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001011605A priority Critical patent/JP3465689B2/ja
Publication of JP2002211345A publication Critical patent/JP2002211345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3465689B2 publication Critical patent/JP3465689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭部保護エアバッグ
袋体を内臓したピラーガーニッシュに係り、特にエアバ
ッグ袋体展開膨張時にボデーとの間に展開スペースを形
成する頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニ
ッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ袋体展開膨張時にボデーとの
間に展開スペースを形成する頭部保護エアバッグ袋体を
内臓したピラーガーニッシュとしては、その一例が特開
平11−115672号公報に提案されている。
【0003】このような頭部保護エアバッグ袋体を内臓
したピラーガーニッシュにおいては、エアバッグ袋体を
折り畳んだ状態で収納するピラーガーニッシュを、ボデ
ーの骨格部材に対し近接するエアバッグ袋体の収納位置
から、収納されたエアバッグ袋体を外部へ膨出可能とす
るよう離間した位置まで移動可能に取り付け、エアバッ
グ袋体の展開膨張時に、移動したピラーガーニッシュと
骨格部材との間に形成される展開スペース(展開時開口
部)からエアバッグ袋体を室内へ膨出させるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッ
シュにおいては、エアバッグ袋体展開膨張時に、エアバ
ッグ袋体をボデーの骨格部材に対し近接した収納位置か
ら、骨格部材から離間する方向へ所定距離移動させるだ
けであるため、展開スペースを大きくすることが難し
い。この結果、ピラーガーニッシュに作用するエアバッ
グ袋体の展開力が大きくなり、ピラーガーニッシュが変
形し難い低温時には、ピラーガーニッシュが破損するこ
とも考えられるので、これを防止するために、ピラーガ
ーニッシュの軟質化やピラーガーニッシュの表面にファ
ブリックを貼り付ける等の対策が必要になり、意匠性及
びコストの点において制約が多かった。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、低温時におけ
るピラーガーニッシュの破損を防止できると共に意匠性
及びコストの点においても制約が少ない頭部保護エアバ
ッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュを得ることが目
的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ピラーガーニッシュの上部に形成され、前記ピラー
ガーニッシュの上部をピラーインナパネルに取り付ける
と共に、エアバッグ袋体展開膨張時に外れる取付手段
と、ピラーガーニッシュの上部に形成され、前記ピラー
ガーニッシュの上部を前記ピラーインナパネルに対して
相対移動可能に支持すると共に、前記ピラーガーニッシ
ュが前記ピラーインナパネルから外れるのを防止するス
トッパを備えた軸状部材と、前記ピラーガーニッシュに
おける前記軸状部材の取付部に形成され、エアバッグ袋
体展開膨張時に、前記ピラーガーニッシュを、前記軸状
部材の軸線に沿って車室内側に所定量移動し、更に前記
軸状部材の軸線に対して直交する方向に所定量移動させ
ると共に前記ピラーガーニッシュとボデーとの開口部が
大きくなる方向に回転させる相対移動誘導手段と、を有
することを特徴とする。
【0007】従って、エアバッグ袋体が展開膨張する場
合には、取付手段が外れて相対移動誘導手段により、ピ
ラーガーニッシュが軸状部材の軸線に沿って車室内側に
所定量だけ移動し、更に軸状部材の軸線に対して直交す
る方向に所定量移動すると共にピラーガーニッシュとボ
デーとの開口部が大きくなる方向に回転する。この結
果、ピラーガーニッシュとボデーとの間に大きな開口面
積を有する開口部を形成することができ、ピラーガーニ
ッシュに作用するエアバッグ袋体の展開力が大きくなる
のを防止できる。このため、ピラーガーニッシュが変形
し難い低温時にも、ピラーガーニッシュが破損すること
が無くなるので、ピラーガーニッシュの軟質化やピラー
ガーニッシュの表面にファブリックを貼り付ける等の対
策が必要無くなり、意匠性及びコストの点において制約
が少なくなる。また、大きな開口面積を有する開口部を
形成することで、ピラーガーニッシュと重なる領域にも
エアバッグ袋体の膨張領域を形成することができるた
め、頭部保護領域を拡大できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシ
ュにおいて、前記相対移動誘導手段は、前記エアバッグ
袋体展開膨張時に前記ピラーガーニッシュの捩じれに応
じて前記ピラーガーニッシュの軸線と直交する線に対し
て所定角度傾斜した方向への前記ピラーガーニッシュの
回転を許容する構成であることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
エアバッグ袋体展開膨張時に、ピラーガーニッシュがそ
の軸線回りに捩れても、相対移動誘導手段により、ピラ
ーガーニッシュの捩じれに応じてピラーガーニッシュの
軸線と直交する線に対して所定角度傾斜した方向へのピ
ラーガーニッシュの回転が許容される。この結果、ピラ
ーガーニッシュのスムーズなスライド及び回転が阻止さ
れのを防止することができる。このため、軸状部材と当
接するピラーガーニッシュの部位が破損するのを防止で
きる。
【0010】請求項3記載の本発明は、ピラーガーニッ
シュの上部に形成され、前記ピラーガーニッシュの上部
をピラーインナパネルに取り付ける別体の取付ブラケッ
トと、前記取付ブラケットの上部における車両前方側の
部位と前記ピラーガーニッシュとに形成され、前記取付
ブラケットと前記ピラーガーニッシュとを連結すると共
に、前記ピラーガーニッシュの三次元方向への回転を許
容する連結部と、前記取付ブラケットの上部における車
両後方側の部位と前記ピラーガーニッシュとに形成さ
れ、前記ピラーガーニッシュを取付位置に保持すると共
に、エアバッグ袋体展開膨張時に外れる係合部と、を有
することを特徴とする。
【0011】従って、エアバッグ袋体展開膨張時には、
取付ブラケットとピラーガーニッシュとの係合部が外れ
て、取付ブラケットの車両前方側の部位に形成され連結
部を中心にピラーガーニッシュが車室内側へ三次元方向
に回転する。この結果、ピラーガーニッシュの車両後方
側において、ボデーとの間に大きな開口面積を有する開
口部を形成することができ、ピラーガーニッシュに作用
するエアバッグ袋体の展開力が大きくなるのを防止でき
る。このため、ピラーガーニッシュが変形し難い低温時
にも、ピラーガーニッシュが破損することが無くなるの
で、ピラーガーニッシュの軟質化やピラーガーニッシュ
の表面にファブリックを貼り付ける等の対策が必要無く
なり、意匠性及びコストの点において制約が少なくな
る。また、大きな開口面積を有する開口部を形成するこ
とで、ピラーガーニッシュと重なる領域にもエアバッグ
袋体の膨張領域を形成することができるため、頭部保護
領域を拡大できる。更に、エアバッグ袋体展開膨張時
に、ピラーガーニッシュがその軸線回りに捩れても、ピ
ラーガーニッシュのスムーズな展開が阻止されのを防止
することができるため、連結部が破損するのを防止でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の頭部保護エアバッグ袋体
を内臓したピラーガーニッシュの第1実施形態を図1〜
図5に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0014】図5に示される如く、本実施形態の頭部保
護エアバッグ装置10は、側突又はロールオーバ状態を
検出するためのセンサ12と、作動することによりガス
を噴出するインフレータ14と、エアバッグ袋体16
と、を主要構成要素として構成されている。センサ12
は、例えば、センタピラー(Bピラー)18の下端部付
近に配設されている。
【0015】インフレータ14はクォータピラー(Cピ
ラー)20に配設されており、インフレータ14は前述
したセンサ12と接続されている。従って、センサ12
が側突又はロールオーバ状態を検出すると、インフレー
タ14が作動するようになっている。
【0016】エアバッグ袋体16は、インフレータ14
から流入するガスによって、図5に二点鎖線で示す様に
車室側面に沿って展開し、前席乗員の頭部及び後席乗員
の頭部を保護するようになっている。また、展開状態と
なったエアバッグ袋体16には、車両前後方向に間隔を
開けて複数の非膨張部19が設定されており、これらの
非膨張部19の間にはこれらの非膨張部19により複数
の膨張部21が形成されるようになっている。
【0017】エアバッグ袋体16は蛇腹状に折り畳まれ
て長尺状にされた上でフロントピラー(Aピラー)ガー
ニッシュ、ルーフヘッドライニング、Cピラーガーニッ
シュに跨がって収容されており、前端部16Aは、フロ
ントピラー(Aピラー)22の傾斜部下端22A近傍に
配置されている。また、エアバッグ袋体16における一
般部(中間部)16BはAピラー22、ルーフサイドレ
ール28及びCピラー20に沿って配置され、後端部1
6Cはインフレータ14から噴出されたガスが流入され
るようにインフレータ14の配設位置に配置されてい
る。
【0018】なお、上述したルーフサイドレール28に
おけるインナパネルの車室内側には、ルーフヘッドライ
ニングが配設されており、エアバッグ袋体展開膨張時に
は、ルーフヘッドライニングの車幅方向外側端部の先端
とCピラーガーニッシュの上端部との係合、ルーフヘッ
ドライニングの車幅方向外側端部の先端とBピラーガー
ニッシュの上端部との係合、及びルーフヘッドライニン
グの車幅方向外側端部の先端とルーフサイドレール28
の下端部に配設したウエザストリップとの係合が外れ、
ルーフヘッドライニングの車幅方向外側端部が車室内側
へ押し広げられ、この隙間からエアバッグ袋体16の一
般部16Bが車室内に展開するようになっている。
【0019】なお、折り畳またエアバッグ袋体16は破
断容易な袋体でラッピングしたり、テープ状の面ファス
ナーを用いて部分的に仮止めすることで折り畳み状態で
形状保持している。
【0020】図1に示される如く、Aピラー22は、車
室外側に配置された断面ハット状のピラーアウタパネル
32と、車室内側に配置された断面逆ハット状のピラー
インナパネル34と、前後両端部がピラーアウタパネル
32とピラーインナパネル34との間に挟持状態で配置
された断面略ハット状のピラーリインフォース33と、
によって閉断面構造とされている。なお、Aピラー22
の後端フランジ部には、オープニングウエザストリップ
38(以下、単にウエザストリップ38という)が弾性
的に嵌着されている。
【0021】上述したAピラー22におけるピラーイン
ナパネル34の車室内側には、硬質系の樹脂にて形成し
たガーニッシュ26が配設されている。なお、ガーニッ
シュ26の端末部は、前述したウエザストリップ38に
弾性的に係止されている。
【0022】また、エアバッグ袋体展開膨張時に車室内
方へ展開するガーニッシュ26の後部26Aは、ピラー
インナパネル34に対して車室内側に所定の間隔をあけ
て配置されており、これによりガーニッシュ26とピラ
ーインナパネル34との間には所定の後側空間部50が
形成されている。この後側空間部50内には、所定の折
り畳み方で矩形断面状に折り畳まれたエアバッグ袋体1
6の前部16Aが内臓されている。なお、エアバッグ袋
体16の前部16Aの適宜部位にはヒレ状のバッグ固定
部が一体的に形成されており、これらのバッグ固定部が
ピラーインナパネル34に固定されている。
【0023】ガーニッシュ26の前部26Bはピラーイ
ンナパネル34に対して車室内側に所定の間隔をあけて
配置されており、これによりガーニッシュ26の前部2
6Bとピラーインナパネル34との間には所定の前側空
間部51が形成されている。この前側空間部51は、ド
レンホースやワイヤハーネスを配索するためのスペース
として用いられている。なお、ガーニッシュ26の後部
26Aの板厚を前部26Bの板厚よりも薄くして、ガー
ニッシュ26の後部26Aをさらに展開し易くしても良
い。
【0024】図2に示される如く、ガーニッシュ26の
上部26Cにおいては、車室外側へ向けてガーニッシュ
26の上部26Cをピラーインナパネル34に取り付け
る取付手段としてのクリップ52が形成されており、こ
のクリップ52の先端部52Aがピラーインナパネル3
4に形成した取付孔(図示省略)に係合している。な
お、ガーニッシュ26の長手方向中央部にも車室外側へ
向けてクリップ52が形成されており、このクリップ5
2の先端部52Aがピラーインナパネル34に形成した
取付孔に係合している。
【0025】ガーニッシュ26の上部26Cにおけるク
リップ52の下方側近傍には、車室外側へ向けて円錐台
形の凹部54が形成されている。この凹部54の肉厚は
補強のため、ガーニッシュ26の一般部(他の部位)に
比べ厚肉になっており、凹部54の底部54Aの中央部
には取付孔56が形成されている。また、取付孔56か
らは、車体前方へ向かって相対移動誘導手段としてのス
リット58が形成されており、スリット58は、凹部5
4の外周壁部54Bの根元部近傍まで延設されている。
なお、スリット58と対向するガーニッシュ26の前部
26Bには、補強用のリブ59が形成されている。
【0026】図3に示される如く、凹部54の取付孔5
6には、車室内側から軸状部材としての段付きボルト6
0が挿入されており、ボルト60における段部60Aの
根元部には、ピラーガーニッシュ26のピラーインナパ
ネル34に対する相対移動を阻止するストッパとしての
鍔部60Bが形成されている。
【0027】図1に示される如く、ボルト60の螺子部
60Cは、凹部54の取付孔56と、ピラーインナパネ
ル34に形成された取付孔62とを挿通しており、ピラ
ーインナパネル34の車室外側面に固定されたウエルド
ナット64に螺合している。
【0028】従って、エアバッグ袋体展開膨張時には、
エアバッグ袋体16の膨張圧によって、ピラーガーニッ
シュ26の取付孔56がボルト60の段部60Aに移動
し、ピラーガーニッシュ26が、ボルト60の軸線Lに
沿って車室内側(図1の矢印A方向)に所定量移動(オ
フセット)し、更にボルト60の段部60Aとスリット
58との相対移動により、ピラーガーニッシュ26が、
ボルト60の軸線Lに対して直交方向後方(図1の矢印
B方向)に所定量スライドすると共にガーニッシュ26
の後部26Aが車室内方(図1の矢印C方向)に回転す
るようになっている。
【0029】なお、凹部54には、ピラーガーニッシュ
取付用のボルト60を目隠しするためのキャップ64が
取り付けられている。
【0030】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0031】本実施形態では、エアバッグ袋体展開膨張
時に、エアバッグ袋体16は、ルーフサイドレール28
に位置されるルーフヘッドライニングの下部を押し開き
ながら車体側部にカーテン状に膨張する。これにより、
膨張したエアバッグ袋体16が車体側部と乗員頭部との
間に介在され、このエアバッグ袋体16によって当該乗
員頭部が保護される。
【0032】この時、ガーニッシュ26の上部は、エア
バッグ袋体16の膨張力によって、車室方向へ押圧され
るため、ガーニッシュ26に形成したクリップ52の先
端部52Aがピラーインナパネル34に形成した取付孔
から外れ車室内方(図1の矢印A方向)へ移動する。
【0033】この際、本実施形態では、図4に示される
如く、エアバッグ袋体16の膨張圧によって、ボルト6
0の段部60Aへピラーガーニッシュ26の取付孔56
が移動し、ピラーガーニッシュ26は、ボルト60の軸
線Lに沿って車室内側(図4の矢印A方向)に所定量移
動(オフセット)し、図4に二点鎖線で示す位置に移動
する。
【0034】更に、エアバッグ袋体16の膨張圧による
ボルト60の段部60Aとスリット58との相対移動に
より、ピラーガーニッシュ26は、ボルト60の軸線L
に対して直交方向後方(図4の矢印B方向)に所定量ス
ライドすると共にガーニッシュ26の後部26Aが車室
内方(図4の矢印C方向)に回転し、図4に実線で示す
展開位置に移動する。
【0035】この結果、ピラーガーニッシュ26とピラ
ーインナパネル34との間に大きな開口面積を有する開
口部を形成することができ、ピラーガーニッシュ26に
作用するエアバッグ袋体16の展開力が大きくなるのを
防止できる。このため、ピラーガーニッシュ26が変形
し難い低温時にも、ピラーガーニッシュ26が破損する
ことが無くなるので、ピラーガーニッシュ26の軟質化
やピラーガーニッシュ26の表面にファブリックを貼り
付ける等の対策が必要無くなり、意匠性及びコストの点
において制約が少なくなる。また、大きな開口面積を有
する開口部を形成することで、ピラーガーニッシュ26
とピラーインナパネル34との間にもエアバッグ袋体1
6の膨張領域を形成することができるため、頭部保護領
域を拡大できる。
【0036】なお、ピラーガーニッシュ26の上部26
Cとピラーインナパネル34との間にもエアバッグ袋体
16の膨張領域を延長設定した場合、エアバッグ袋体展
開膨張時にピラーガーニッシュ26の上部26Cのみに
荷重が作用することから、ピラーガーニッシュ26の上
部26Cが捩じれる傾向がある。このため、本実施形態
では、図2に示される如く、取付孔56から、車体前方
へ向かってスリット58を形成したが、これに代えて、
図6に示される如く、エアバッグ袋体展開膨張時におけ
る、ピラーガーニッシュ26の上部26Cの捩じれを予
め見込んで、スリット58をピラーガーニッシュ26の
軸線Mと直交する線Sに対して所定角度θ傾斜した方向
へ向けて形成しても良い。この場合には、エアバッグ袋
体膨張時に、ピラーガーニッシュ26の上部26Cがそ
の軸線回りに捩れても、スリット58の方向が予めこの
捩れを見込んだ方向に形成されているため、ピラーガー
ニッシュ26のスムーズなスライド及び回転が阻止され
のを防止することができる。この結果、ボルト60(図
3参照)と当接するピラーガーニッシュ26の部位、即
ち、凹部54が破損するのを防止できる。
【0037】また、図2に示される如く、凹部54の形
状は円錐台形に限定されず、図7に示される如く、矩形
箱形状等の他の形状としても良い。
【0038】また、本実施形態では、軸状部材としてス
トッパとしての鍔部60Bが形成された段付きボルト6
0を使用したが、軸状部材は段付きボルト60に限定さ
れず、Tスタッド等の他の部材としても良い。
【0039】次に、本発明に係る頭部保護エアバッグ袋
体を内臓したピラーガーニッシュの第2実施形態を図8
及び図9に従って説明する。
【0040】なお、第1実施形態と同一部材は、同一符
号を付してその説明を省略する。
【0041】図8に示される如く、本実施形態では、ピ
ラーガーニッシュ26の上部に、ピラーガーニッシュ2
6と別体の取付ブラケット70が配設されており、ピラ
ーガーニッシュ26の軸線方向から見た取付ブラケット
70の断面形状は、開口部を車室内方へ向けたコ字状と
なっている。取付ブラケット70の前脚部70Aは後脚
部70Bより短く、前脚部70Aの先端部には、ピラー
ガーニッシュ26の三次元方向、即ち、前後上下左右方
向への回転を許容する連結部としてのピポット軸受72
が形成されており、このピポット軸受72はピラーガー
ニッシュ26に形成された連結部としてのピポット軸7
4に連結されている。一方、後脚部70Bの先端部に
は、ピラーガーニッシュ26を図8に示す取付位置に保
持する係合部としての係合爪76が形成されており、こ
の係合爪76はピラーガーニッシュ26に形成された凸
部78の係合孔80に係合されている。
【0042】また、取付ブラケット70の底部70Cに
は取付孔82が形成されており、この取付孔82に挿入
された取付クリップ84が、ピラーインナパネル34に
形成された取付孔62に固定されている。
【0043】従って、エアバッグ袋体展開膨張時には、
エアバッグ袋体16の膨張圧によって、取付ブラケット
70の後脚部70Bに形成された係合爪76とピラーガ
ーニッシュ26に形成された凸部78の係合孔80との
係合が外れ、取付ブラケット70の前脚部70Aに形成
したピポット軸受72を回転中心にして、ピラーガーニ
ッシュ26が三次元方向、主に、略車室内側方向(図8
の矢印D方向)へ回転するようになっている。
【0044】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0045】本実施形態では、図9に示される如く、エ
アバッグ袋体展開膨張時に、エアバッグ袋体16の膨張
圧によって、取付ブラケット70の後脚部70Bに形成
された係合爪76とピラーガーニッシュ26に形成され
た凸部78の係合孔80との係合が外れ、取付ブラケッ
ト70の前脚部70Aに形成したピポット軸受72を回
転中心にして、ピラーガーニッシュ26が三次元方向、
主に、略車室内側方向(図8の矢印D方向)へ回転し、
図9に示す展開位置に移動する。
【0046】この結果、ピラーガーニッシュ26とピラ
ーインナパネル34との間に大きな開口面積を有する開
口部を形成することができ、ピラーガーニッシュ26に
作用するエアバッグ袋体16の展開力が大きくなるのを
防止できる。このため、ピラーガーニッシュ26が変形
し難い低温時にも、ピラーガーニッシュ26が破損する
ことが無くなるので、ピラーガーニッシュ26の軟質化
やピラーガーニッシュ26の表面にファブリックを貼り
付ける等の対策が必要無くなり、意匠性及びコストの点
において制約が少なくなる。また、大きな開口面積を有
する開口部を形成することで、ピラーガーニッシュ26
とピラーインナパネル34との間にもエアバッグ袋体1
6の膨張領域を形成することができるため、頭部保護領
域を拡大できる。
【0047】また、本実施形態では、ピラーガーニッシ
ュ26の車室内側方向への回転を許容する連結部をピポ
ット結合に三次元方向へ回転可能にしたため、エアバッ
グ袋体膨張時に、ピラーガーニッシュ26の上部がその
軸線回りに捩れても、ピラーガーニッシュ26のスムー
ズな回転が阻止されのを防止することができる。この結
果、連結部が破損するのを防止できる。
【0048】なお、本実施形態では、ピラーガーニッシ
ュ26の三次元方向への回転を許容する連結部をピポッ
ト結合にしたが、連結部はピポット結合に限定されず他
の連結構造としても良い。
【0049】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、本発明をAピラーガー
ニッシュに適用したが、本発明は他のピラーガーニッシ
ュにも適用可能である。また、本実施形態では、本発明
をCピラー20にインフレータ14を配設した頭部保護
エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュに適用し
たが、本発明は、Aピラー、Bピラー等の他の部位にイ
ンフレータ14を配設した頭部保護エアバッグ袋体を内
臓したピラーガーニッシュにも適用可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、ピラーガーニ
ッシュの上部に形成され、ピラーガーニッシュの上部を
ピラーインナパネルに取り付けると共に、エアバッグ袋
体展開膨張時に外れる取付手段と、ピラーガーニッシュ
の上部に形成され、ピラーガーニッシュの上部をピラー
インナパネルに対して相対移動可能に支持すると共に、
ピラーガーニッシュがピラーインナパネルから外れるの
を防止するストッパを備えた軸状部材と、ピラーガーニ
ッシュにおける軸状部材の取付部に形成され、エアバッ
グ袋体展開膨張時に、ピラーガーニッシュを、軸状部材
の軸線に沿って車室内側に所定量移動し、更に軸状部材
の軸線に対して直交する方向に所定量移動させると共に
ピラーガーニッシュとボデーとの開口部が大きくなる方
向に回転させる相対移動誘導手段と、を有するため、低
温時におけるピラーガーニッシュの破損を防止できると
共に意匠性及びコストの点においても制約が少ないとい
う優れた効果を有する。また、頭部保護領域を拡大でき
るという優れた効果を有する。
【0051】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
に記載の頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガー
ニッシュにおいて、相対移動誘導手段は、エアバッグ袋
体展開膨張時にピラーガーニッシュの捩じれに応じてピ
ラーガーニッシュの軸線と直交する線に対して所定角度
傾斜した方向へのピラーガーニッシュの回転を許容する
構成であるため、請求項1に記載の効果に加えて、エア
バッグ袋体展開膨張時に、ピラーガーニッシュがその軸
線回りに捩れても、軸状部材と当接するピラーガーニッ
シュの部位の破損を防止できるという優れた効果を有す
る。
【0052】また、請求項3記載の本発明は、ピラーガ
ーニッシュの上部に形成され、ピラーガーニッシュの上
部をピラーインナパネルに取り付ける別体の取付ブラケ
ットと、取付ブラケットの上部における車両前方側の部
位とピラーガーニッシュとに形成され、取付ブラケット
とピラーガーニッシュとを連結すると共に、ピラーガー
ニッシュの三次元方向への回転を許容する連結部と、取
付ブラケットの上部における車両後方側の部位とピラー
ガーニッシュとに形成され、ピラーガーニッシュを取付
位置に保持すると共に、エアバッグ袋体展開膨張時に外
れる係合部と、を有するため、低温時におけるピラーガ
ーニッシュの破損を防止できると共に意匠性及びコスト
の点においても制約が少ないという優れた効果を有す
る。また、頭部保護領域を拡大できるという優れた効果
を有する。更に、エアバッグ袋体展開膨張時に、ピラー
ガーニッシュがその軸線回りに捩れても、連結部が破損
するのを防止できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体を内臓したピラーガーニッシュにおけるフロント
ピラーの上部を示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体を内臓したピラーガーニッシュにおける凹部を示
す拡大斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体を内臓したピラーガーニッシュにおける図1に対
応する作用説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体を内臓したピラーガーニッシュが適用された車室
内側部を示す側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態の変形例に係る頭部保護
エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュにおける
図2に対応する斜視図である。
【図7】本発明の第1実施形態の変形例に係る頭部保護
エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュにおける
凹部を示す拡大斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係頭部保護エアバッグ
袋体を内臓したピラーガーニッシュを示す図1に対応す
る断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係頭部保護エアバッグ
袋体を内臓したピラーガーニッシュにおける図8に対応
する作用説明図である。
【符号の説明】
10 頭部保護エアバッグ装置 14 インフレータ 16 エアバッグ袋体 20 クォータピラー(Cピラー) 22 フロントピラー(Aピラー) 26 フロントピラーガーニッシュ 34 ピラーインナパネル 52 クリップ(取付手段) 54 凹部 58 スリット(相対移動誘導手段) 60 ボルト(軸状部材) 60B ボルトの鍔部(ストッパ) 70 取付ブラケット 72 ピポット軸受(連結部) 74 ピポット軸(連結部) 76 係合爪(係合部) 80 係合孔(係合部) 84 取付クリップ(取付手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−115672(JP,A) 特開2000−301997(JP,A) 特開 平9−315253(JP,A) 特開2000−344045(JP,A) 特開2000−302002(JP,A) 特開2000−168484(JP,A) 特開2000−142301(JP,A) 特開2000−142300(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/22 B60R 13/02 B60R 21/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラーガーニッシュの上部に形成され、
    前記ピラーガーニッシュの上部をピラーインナパネルに
    取り付けると共に、エアバッグ袋体展開膨張時に外れる
    取付手段と、 ピラーガーニッシュの上部に形成され、前記ピラーガー
    ニッシュの上部を前記ピラーインナパネルに対して相対
    移動可能に支持すると共に、前記ピラーガーニッシュが
    前記ピラーインナパネルから外れるのを防止するストッ
    パを備えた軸状部材と、 前記ピラーガーニッシュにおける前記軸状部材の取付部
    に形成され、エアバッグ袋体展開膨張時に、前記ピラー
    ガーニッシュを、前記軸状部材の軸線に沿って車室内側
    に所定量移動し、更に前記軸状部材の軸線に対して直交
    する方向に所定量移動させると共に前記ピラーガーニッ
    シュとボデーとの開口部が大きくなる方向に回転させる
    相対移動誘導手段と、 を有することを特徴とする頭部保護エアバッグ袋体を内
    臓したピラーガーニッシュ。
  2. 【請求項2】 前記相対移動誘導手段は、前記エアバッ
    グ袋体展開膨張時に前記ピラーガーニッシュの捩じれに
    応じて前記ピラーガーニッシュの軸線と直交する線に対
    して所定角度傾斜した方向への前記ピラーガーニッシュ
    の回転を許容する構成であることを特徴とする請求項1
    に記載の頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガー
    ニッシュ。
  3. 【請求項3】 ピラーガーニッシュの上部に形成され、
    前記ピラーガーニッシュの上部をピラーインナパネルに
    取り付ける別体の取付ブラケットと、 前記取付ブラケットの上部における車両前方側の部位と
    前記ピラーガーニッシュとに形成され、前記取付ブラケ
    ットと前記ピラーガーニッシュとを連結すると共に、前
    記ピラーガーニッシュの三次元方向への回転を許容する
    連結部と、 前記取付ブラケットの上部における車両後方側の部位と
    前記ピラーガーニッシュとに形成され、前記ピラーガー
    ニッシュを取付位置に保持すると共に、エアバッグ袋体
    展開膨張時に外れる係合部と、 を有することを特徴とする頭部保護エアバッグ袋体を内
    臓したピラーガーニッシュ。
JP2001011605A 2001-01-19 2001-01-19 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ Expired - Fee Related JP3465689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011605A JP3465689B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011605A JP3465689B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002211345A JP2002211345A (ja) 2002-07-31
JP3465689B2 true JP3465689B2 (ja) 2003-11-10

Family

ID=18878721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001011605A Expired - Fee Related JP3465689B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3465689B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472245B1 (ko) * 2002-12-16 2005-03-09 기아자동차주식회사 커튼에어백 장치
JP4049061B2 (ja) * 2003-09-04 2008-02-20 豊田合成株式会社 頭部保護エアバッグ装置
JP2006007932A (ja) 2004-06-24 2006-01-12 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd カーテンシールドエアバッグのガーニッシュ用クリップ
JP2006007933A (ja) 2004-06-24 2006-01-12 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd カーテンシールドエアバッグのガーニッシュ用クリップ
JP4539324B2 (ja) * 2004-12-24 2010-09-08 豊田合成株式会社 ピラーガーニッシュ
KR100737563B1 (ko) * 2005-08-17 2007-07-10 기아자동차주식회사 차량의 후방 필라 보강 구조
JP4522927B2 (ja) 2005-09-02 2010-08-11 本田技研工業株式会社 エアバッグ装置
JP4720449B2 (ja) * 2005-11-14 2011-07-13 スズキ株式会社 自動車のフロントピラー周辺の内装材の取付け構造
JP5380108B2 (ja) * 2009-02-23 2014-01-08 本田技研工業株式会社 ピラーガーニッシュ
JP5451366B2 (ja) * 2009-12-24 2014-03-26 株式会社ニフコ クリップ
JP5527534B2 (ja) 2010-06-11 2014-06-18 スズキ株式会社 自動車のルーフ構造
JP5904661B2 (ja) * 2012-01-30 2016-04-13 日本プラスト株式会社 エアバッグのカバー装置
US8678427B1 (en) 2012-10-19 2014-03-25 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Releasable clip assembly facilitating trim panel movement
JP5730955B2 (ja) * 2013-07-16 2015-06-10 トヨタ自動車株式会社 ピラーガーニッシュ
JP6193770B2 (ja) * 2014-01-22 2017-09-06 株式会社イノアックコーポレーション 車両内装部材
JP6567893B2 (ja) * 2015-06-26 2019-08-28 株式会社Subaru 内装部材取付構造
DE102020120774A1 (de) 2020-08-06 2022-02-10 Dalphi Metal Espana, S.A. Befestigungsvorrichtung für eine fahrzeuginnenverkleidung, anordnung einer befestigungsvorrichtung, gassackmodul und verfahren zum öffnen eines gassacks
CN117249800B (zh) * 2023-11-20 2024-01-30 山西省城乡规划设计研究院有限公司 一种国土空间规划用地形平整度测量设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002211345A (ja) 2002-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3465689B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ
JP3125729B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体の配設構造
JP3099784B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を搭載した車両の内装品取付構造
US7390016B2 (en) Curtain airbag device and vehicle provided with the same
EP0900704B1 (en) Head-protecting air bag apparatus
EP1953046B1 (en) Vehicle occupant restraint system
JP4550730B2 (ja) 乗員保護装置
US6328333B1 (en) Pillar trim for inflatable restraint system
JP3722013B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP4336072B2 (ja) エアバッグ
JP3906694B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
US20150130171A1 (en) Side curtain airbag for vehicle having inflatable extension
JP3775123B2 (ja) 車両のサイドエアバッグ装置
JP3560127B2 (ja) 前後席用頭部保護エアバッグ装置
WO2011037198A1 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP2019043197A (ja) エアバッグ
JP2001163161A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP4570078B2 (ja) エアバッグ及び非乗員保護装置
JPH10291458A (ja) 自動車用乗員保護装置の配設構造
JP2002067860A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP3200589B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を格納したフロントピラーガーニッシュの配設構造
JP3714048B2 (ja) 車両のサイドエアバッグ装置
JP3456453B2 (ja) バニティーミラー付きサンバイザー
JP3695345B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JPH11301400A (ja) 頭部保護エアバッグ装置の配設構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees