JP7390206B2 - ルーフライニングの仮保持構造及び仮保持部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーフライニングの仮保持構造及び仮保持部材に関する。
特許文献1には、車室内のルーフライニングの端部に仮保持片を設け、ルーフパネルの車室内側に仮保持片を保持する仮保持台を設けることで、ルーフライニングを仮保持するルーフライニングの仮保持構造が開示されている。
車体は、車室上部に設けられるルーフパネルと、ルーフパネルを支持するルーフサイドレールとを備えている。ルーフパネルとルーフサイドレールとの間には、ルーフサイドパッドが介在している。上記仮保持台は、ルーフサイドパッドの後部側方に設けられている。ルーフサイドパッドには、ルーフサイドレールに係止する複数の係止爪が車両前後方向に間隔をおいて設けられている。
特開2010-36700号公報
ところで、ルーフライニングを仮保持する上記ルーフサイドパッドのような仮保持部材をルーフパネルに取り付ける場合には、仮保持部材のルーフパネルなどへの取付部を複数設けることが、仮保持部材を安定して係止する上で好ましい。しかしながら、車室内のレイアウトの制約により上記取付部を複数確保することが難しい場合がある。この場合、仮保持部材ががたつきやすく、ルーフライニングを仮保持する際の作業性が損なわれるおそれがあるため、ルーフライニングの仮保持構造においては改善の余地がある。
本発明の目的は、ルーフライニングを仮保持する際の作業性を向上することのできるルーフライニングの仮保持構造及び仮保持部材を提供することにある。
上記目的を達成するためのルーフライニングの仮保持構造は、ルーフパネルの車室内側に組み付けられるルーフライニング、及び前記ルーフパネルと前記ルーフライニングとの間に設けられ、前記ルーフパネルへの前記ルーフライニングの組み付けに先立ち前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部材を備える仮保持構造であって、前記仮保持部材は、前記ルーフパネルに取り付けられる取付部と、前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部と、前記取付部を挟んで前記仮保持部とは反対側に位置する規制部と、を有しており、前記規制部は、前記仮保持部が前記ルーフパネルに向けて押しつけられるときに、前記ルーフパネルに接触することで前記仮保持部の前記ルーフパネルに向かう移動を規制する。
同構成によれば、規制部によって仮保持部のルーフパネルに向かう移動が規制される。これにより、ルーフパネルへのルーフライニングの組み付けに先立ちルーフライニングを仮保持部材に仮保持させる際に、仮保持部材のがたつきが抑制される。したがって、ルーフライニングを仮保持する際の作業性を向上することができる。
また、上記目的を達成するための仮保持部材は、ルーフパネルと、前記ルーフパネルの車室内側に組み付けられるルーフライニングとの間に設けられ、前記ルーフパネルへの前記ルーフライニングの組み付けに先立ち前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部材であって、前記ルーフパネルに取り付けられる取付部と、前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部と、前記取付部を挟んで前記仮保持部とは反対側に位置する規制部と、を有しており、前記規制部は、前記仮保持部が前記ルーフパネルに向けて押しつけられて前記ルーフパネルに近づくときに、前記ルーフパネルに接触することで前記仮保持部の前記ルーフパネルに向かう移動を規制する。
同構成によれば、上記ルーフライニングの仮保持構造に準じた作用効果を奏することができる。
ルーフライニングの仮保持構造の一実施形態について、車両上部の構造を示す分解斜視図。 同実施形態のルーフライニングの平面図。 同実施形態の仮保持部材の斜視図。 同実施形態の仮保持部材の斜視図。 同実施形態の仮保持部を中心とした仮保持部材の拡大斜視図。 同実施形態の仮保持部材がルーフパネルに取り付けられた状態を示す斜視図。 図6の7-7線に沿った断面図。 図6の8-8線に沿った断面図。 図6の9-9線に沿った断面図。
以下、図1~図9を参照して、ルーフライニングの仮保持構造及び仮保持部材の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両100は、ルーフパネル10と、ルーフパネル10における車幅方向の両側に連結された一対のサイドパネル20とを備えている。なお、ルーフパネル10及びサイドパネル20は、複数種類の金属製のパネルが互いに接合されることにより構成されている。
以降において、車両の前後方向を単に前後方向Lと称し、前後方向Lの前側及び後側を単に前側及び後側として説明する。また、車幅方向を車幅方向Wと称し、車幅方向Wの外側及び内側を単に外側及び内側として説明する。
ルーフパネル10の車室内側には、内装部材としてのルーフライニング30が組み付けられている。ルーフパネル10とルーフライニング30との間には、ルーフパネル10へのルーフライニング30の組み付けに先立ちルーフライニング30を仮保持する一対の仮保持部材40が設けられている。各仮保持部材40は、ルーフパネル10の後部における車幅方向Wの両側に設けられている。
<ルーフライニング30>
図2に示すように、ルーフライニング30は、前後方向Lに長い板状をなしている。ルーフライニング30は、例えば、樹脂材料などにより形成された基材と、不織布などにより形成された表皮材とを重ね合わせることにより構成されており、可撓性を有している。
ルーフライニング30の前部における車幅方向Wの中央には、図示しないオーバーヘッドコンソールが取り付けられる開口部31が設けられている。開口部31における車幅方向Wの両側の部分には、一対の貫通孔32が設けられている。また、ルーフライニング30の後部には、3つの貫通孔33が、車幅方向Wに互いに間隔をおいて設けられている。これら貫通孔32,33には、ルーフライニング30をルーフパネル10に組み付けるための図示しない固定部材が挿通される。
ルーフライニング30の後部における車幅方向Wの両端部には、外側に向かって延びる一対の係止片34が設けられている。各係止片34には、係止片34を貫通する係止孔35が形成されている。係止孔35の断面形状は、前後方向Lに長い略長方形状をなしている。
<仮保持部材40>
図1に示すように、一対の仮保持部材40は、車幅方向Wの中央において車幅方向Wに直交する平面を対称面とする面対称の関係にある。以降では、後側から前側を視たときの右側の仮保持部材40の構成について説明することで、後側から前側を視たときの左側の仮保持部材40の構成についての説明を省略する。
図3及び図4に示すように、仮保持部材40は、後側に向かうほど内側に位置するように前後方向Lに対して傾斜して延びる第1基部41と、第1基部41の後端から前後方向Lに延びる第2基部42とを有している。なお、本実施形態の仮保持部材40は、樹脂材料により形成されている。
第1基部41の前部における外側の部分には、仮保持部材40をルーフパネル10に取り付けるための第1取付部43が設けられている。本実施形態の第1取付部43は、第1基部41からルーフパネル10に向かって突出するとともに、ルーフパネル10に設けられた図示しない取付孔に係合されるクリップである。
第2基部42の後部には、外側に向かって突出するとともにルーフパネル10とは反対側にクランク状に屈曲した腕部44が設けられている。腕部44の先端には、仮保持部材40をルーフパネル10に固定するための第2取付部45が設けられている。第2取付部45の形状は、第1取付部43と同様である。なお、仮保持部材40がルーフパネル10に取り付けられた状態において、第1取付部43と第2取付部45とは、前後方向Lに並んでいる。
第1基部41のうち第1取付部43よりも前側且つ外側の部分には、ルーフライニング30を仮保持する仮保持部46が設けられている。仮保持部46は、第1基部41から下方に向かって延在するとともに、その先端が上方に向けて折り返されたフック状をなしている。ルーフライニング30における係止片34の係止孔35に対して仮保持部46の先端が挿通されて係止されることで、ルーフライニング30が仮保持部材40に仮保持される。
以降において、ルーフライニング30が仮保持部材40に仮保持されたときのルーフパネル10に対するルーフライニング30の位置を仮保持位置と称する。
図5に示すように、仮保持部46の内側の外面には、仮保持部46の基端側から先端まで延びる案内リブ47が設けられている。案内リブ47は、下方から仮保持部46に押しつけられるルーフライニング30の係止片34を仮保持位置に向けて案内するものである。
図3及び図4に示すように、第1基部41における第1取付部43を挟んで仮保持部46とは反対側に位置する部分には、内側に向かって突出するとともにルーフパネル10側にクランク状に屈曲した規制部50が設けられている。
図6及び図7に示すように、規制部50の先端は、ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられた状態において、ルーフパネル10に設けられた凹部11内に位置している。このとき、規制部50は、ルーフパネル10に接触していない。換言すると、規制部50は、ルーフパネル10との間に隙間を有している。なお、凹部11は、例えばルーフパネル10における上記複数のパネル同士を互いに溶接する器具を挿入するために設けられたものである。なお、規制部50は、仮保持部材40が単体でルーフパネル10に組み付けられた状態においても、ルーフパネル10に接触していない。
以降において、ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられたときのルーフパネル10に対するルーフライニング30の位置を組付位置と称する。
図3及び図4に示すように、第1基部41には、第1基部41から下方に向かって膨出した第1膨出部48が設けられている。第1膨出部48は、第1基部41の延在方向に沿って延びている。第1膨出部48には、複数の当接部48aが第1基部41の延在方向に互いに間隔をおいて設けられている。本実施形態では、3つの当接部48aが設けられている。図8に示すように、第1膨出部48の各当接部48aは、組付位置においてルーフライニング30に当接している。
図3及び図4に示すように、第2基部42には、第2基部42から下方に向かって膨出した第2膨出部49が設けられている。第2膨出部49は、第2基部42の延在方向に沿って延在している。なお、第1膨出部48と第2膨出部49とは互いに間隔をおいて設けられている。第2膨出部49には、複数の当接部49aが第2基部42の延在方向に互いに間隔をおいて設けられている。本実施形態では、3つの当接部49aが設けられている。図示は省略するが、第2膨出部49の各当接部49aは、組付位置においてルーフライニング30に当接している。
図4及び図8に示すように、第1基部41の後部であって、第1膨出部48と第2膨出部49との間の部分には、貫通孔51が設けられている。貫通孔51における第2基部42側の縁部からは、電線保持部52が下方に向かって突出して設けられている。電線保持部52の先端は、第1膨出部48側に向かって屈曲している。電線保持部52は、上記縁部を起点として弾性変形することにより第1膨出部48に対して近接及び離間可能に設けられている。
図8に示すように、電線保持部52と第1膨出部48との間の部分において、ルーフパネル10とルーフライニング30との間に配索される電線60が保持されている。本実施形態では、電線保持部52により、直径の異なる2本の電線60が保持されている。
図3及び図4に示すように、仮保持部材40は、第1基部41、第2基部42、腕部44、及び規制部50を含む外周縁を全周にわたって取り囲むとともに、上方に向かって起立する立壁40aを有している。立壁40aのうち、第1基部41における規制部50よりも前側且つ内側の部分と、第2基部42における後端部の内側の部分とには、振動抑制部材70が設けられている。各振動抑制部材70は、ルーフパネル10と仮保持部材40との間に挟み込まれている。これにより、ルーフパネル10に対する仮保持部材40の振動が抑制されている。振動抑制部材70は、断面略U字状をなしており、立壁40aを挟持するように設けられている。本実施形態の振動抑制部材70は、例えば、不織布により形成されている。
次に、ルーフパネル10へのルーフライニング30の仮保持手順及び組付手順について説明する。
まず、下方からルーフライニング30をルーフパネル10に向けて移動させることによって、ルーフライニング30の係止片34を仮保持部46に押しつける。これにより、係止片34が案内リブ47上を摺動しながら外側に弾性的に撓むため、係止片34の係止孔35に仮保持部46の先端が係止される。こうして、図9に二点鎖線にて示すように、ルーフライニング30が仮保持部材40に仮保持される。
ところで、仮保持部46が、係止片34によりルーフパネル10に向けて押しつけられることでルーフパネル10に向かって移動すると、仮保持部材40が各取付部43,45を起点として傾動することがある。この場合、図7に矢印にて示すように、規制部50は、仮保持部46が移動する向きとは反対側、すなわちルーフパネル10とは反対側に向かって移動する。ここで、規制部50は、ルーフパネル10の凹部11内に位置しているため、ルーフパネル10とは反対側に向かって移動することでルーフパネル10に接触する。これにより、仮保持部材40の傾動が規制される、すなわち、仮保持部46のルーフパネル10に向かう移動が規制される。
図9に示すように、次に、仮保持部材40に仮保持されたルーフライニング30をルーフパネル10に向かって移動させることで、係止片34と仮保持部46との係止状態が解除される。このとき、仮保持部46は係止片34の係止孔35に挿通されたままであるが、仮保持部46と係止片34とは接触していない。
その後、ルーフライニング30の各貫通孔32,33に上述した固定部材を挿通してルーフパネル10に固定することで、ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられる。このとき、ルーフライニング30は、仮保持部材40の各当接部48a,49aに当接している。すなわち、ルーフパネル10とルーフライニング30との間に仮保持部材40が挟み込まれている。
本実施形態の作用について説明する。
規制部50によって仮保持部46のルーフパネル10に向かう移動が規制される。これにより、ルーフパネル10へのルーフライニング30の組み付けに先立ちルーフライニング30を仮保持部材40に仮保持させる際に、仮保持部材40のがたつきが抑制される。
本実施形態の効果について説明する。
(1)ルーフライニング30の仮保持構造は、ルーフパネル10の内側に組み付けられるルーフライニング30、及びルーフパネル10とルーフライニング30との間に設けられ、ルーフライニング30を仮保持する仮保持部材40を備える。仮保持部材40は、ルーフパネル10に取り付けられる第1取付部43及び第2取付部45と、ルーフライニング30を仮保持する仮保持部46と、第1取付部43を挟んで仮保持部46とは反対側に位置する規制部50とを有している。規制部50は、仮保持部46がルーフパネル10に向けて押しつけられるときに、ルーフパネル10に接触することで仮保持部46のルーフパネル10に向かう移動を規制する。
こうした構成によれば、上述した作用を奏することから、ルーフライニング30を仮保持する際の作業性を向上することができる。
(2)ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられた状態において、規制部50は、ルーフパネル10に接触していない。
こうした構成によれば、車両振動などによって仮保持部材40が振動した場合に、規制部50とルーフパネル10との接触及び離間が繰り返されることが抑制される。これにより、規制部50とルーフパネル10との接触及び離間に起因した異音の発生を抑制することができる。
(3)仮保持部材40には、ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられた状態において、ルーフライニング30に当接する当接部48a及び当接部49aが設けられている。
こうした構成によれば、ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられることで、仮保持部材40の各当接部48a,49aがルーフライニング30に当接する。これにより、ルーフパネル10とルーフライニング30との間に仮保持部材40が挟み込まれるため、ルーフライニング30が撓むことを抑制できる。
(4)ルーフパネル10と仮保持部材40との間には、ルーフパネル10に対する仮保持部材40の振動を抑制する振動抑制部材70が設けられている。
こうした構成によれば、ルーフパネル10に対する仮保持部材40の振動が抑制されるため、仮保持部材40とルーフパネル10とが接触することを抑制できる。これにより、これらの接触に伴う異音の発生を抑制することができる。
(5)仮保持部材40は、ルーフパネル10とルーフライニング30との間に配索される電線60を保持する電線保持部52を有している。
こうした構成によれば、電線保持部52により、ルーフパネル10とルーフライニング30との間に配索される電線60を保持することができる。これにより、電線60の配索経路上に仮保持部材40を設けることができる。したがって、仮保持部材40の設定位置の自由度を高めることができる。
(6)仮保持部材40は、ルーフパネル10に取り付けられる第1取付部43及び第2取付部45と、ルーフライニング30を仮保持する仮保持部46と、第1取付部43を挟んで仮保持部46とは反対側に位置する規制部50とを有している。規制部50は、仮保持部46がルーフパネル10に向けて押しつけられるときに、ルーフパネル10に接触することで仮保持部46のルーフパネル10に向かう移動を規制する。
こうした構成によれば、上述した効果(1)に準じた効果を奏することができる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・仮保持部材40は、複数の電線保持部52を有するものであってもよい。
・電線保持部52は省略することもできる。
・振動抑制部材70は、不織布に限定されず、他に例えば、エラストマーなどの弾性部材であってもよい。
・本実施形態の振動抑制部材70は、仮保持部材40の立壁40aに取り付けられるものであったが、ルーフパネル10と仮保持部材40の間に挟み込まれてさえいれば、ルーフパネル10に取り付けられていてもよい。
・振動抑制部材70は省略することもできる。
・各当接部48a,49aの数は、ルーフライニング30の形状に応じて適宜変更してもよい。
・各当接部48a,49aは、各膨出部48,49とは別体に設けられるものであってもよい。
・各当接部48a,49aは省略することもできる。
・ルーフライニング30がルーフパネル10に組み付けられた状態において、規制部50がルーフパネル10に接触していてもよい。こうした構成によれば、規制部50によって仮保持部46のルーフパネル10に向かう移動が早期に規制される。
・ルーフパネル10における規制部50が接触する部位は、凹部11に限定されない。上記部位は、規制部50が接触することで仮保持部46の移動が規制されさえすれば、例えば、規制部50の移動軌跡上に位置する突起などであってもよい。
・ルーフパネル10の係止孔35に代えて、係止片34に突起を設けるとともに、仮保持部材40の仮保持部46に係止片34が係止可能な係止孔を設け、これらを互いに係止させることで、ルーフパネル10を仮保持することもできる。
10…ルーフパネル
11…凹部
20…サイドパネル
30…ルーフライニング
31…開口部
32…貫通孔
33…貫通孔
34…係止片
35…係止孔
40…仮保持部材
40a…立壁
41…第1基部
42…第2基部
43…第1取付部
44…腕部
45…第2取付部
46…仮保持部
47…案内リブ
48…第1膨出部
48a…当接部
49…第2膨出部
49a…当接部
50…規制部
51…貫通孔
52…電線保持部
60…電線
70…振動抑制部材
100…車両

Claims (6)

  1. ルーフパネルの車室内側に組み付けられるルーフライニング、及び前記ルーフパネルと前記ルーフライニングとの間に設けられ、前記ルーフパネルへの前記ルーフライニングの組み付けに先立ち前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部材を備える仮保持構造であって、
    前記仮保持部材は、前記ルーフパネルに取り付けられる取付部と、前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部と、前記取付部を挟んで前記仮保持部とは反対側に位置し、前記ルーフパネル側にクランク状に屈曲した規制部と、を有しており、
    前記規制部は、前記仮保持部が前記ルーフパネルに向けて押しつけられるときに、前記ルーフパネルに接触することで前記仮保持部の前記ルーフパネルに向かう移動を規制する、
    ルーフライニングの仮保持構造。
  2. 前記ルーフライニングが前記ルーフパネルに組み付けられた状態において、前記規制部は、前記ルーフパネルに接触していない、
    請求項1に記載のルーフライニングの仮保持構造。
  3. 前記仮保持部材には、前記ルーフライニングが前記ルーフパネルに組み付けられた状態において、前記ルーフライニングに当接する当接部が設けられている、
    請求項1または請求項2に記載のルーフライニングの仮保持構造。
  4. 前記ルーフパネルと前記仮保持部材との間には、前記仮保持部材の振動を抑制する振動抑制部材が設けられている、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のルーフライニングの仮保持構造。
  5. 前記仮保持部材は、前記ルーフパネルと前記ルーフライニングとの間に配索される電線を保持する電線保持部を有している、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のルーフライニングの仮保持構造。
  6. ルーフパネルと、前記ルーフパネルの車室内側に組み付けられるルーフライニングとの間に設けられ、前記ルーフパネルへの前記ルーフライニングの組み付けに先立ち前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部材であって、
    前記ルーフパネルに取り付けられる取付部と、
    前記ルーフライニングを仮保持する仮保持部と、
    前記取付部を挟んで前記仮保持部とは反対側に位置し、前記ルーフパネル側にクランク状に屈曲した規制部と、を有しており、
    前記規制部は、前記仮保持部が前記ルーフパネルに向けて押しつけられるときに、前記ルーフパネルに接触することで前記仮保持部の前記ルーフパネルに向かう移動を規制する、
    仮保持部材。
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