JP5459067B2 - 波長制御装置及び制御方法 - Google Patents

波長制御装置及び制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5459067B2
JP5459067B2 JP2010118152A JP2010118152A JP5459067B2 JP 5459067 B2 JP5459067 B2 JP 5459067B2 JP 2010118152 A JP2010118152 A JP 2010118152A JP 2010118152 A JP2010118152 A JP 2010118152A JP 5459067 B2 JP5459067 B2 JP 5459067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
optical signal
mach
waveguides
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010118152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011249389A (ja
Inventor
規嘉 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010118152A priority Critical patent/JP5459067B2/ja
Priority to US13/113,243 priority patent/US8634680B2/en
Publication of JP2011249389A publication Critical patent/JP2011249389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5459067B2 publication Critical patent/JP5459067B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/293Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
    • G02B6/29346Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means operating by wave or beam interference
    • G02B6/2935Mach-Zehnder configuration, i.e. comprising separate splitting and combining means
    • G02B6/29352Mach-Zehnder configuration, i.e. comprising separate splitting and combining means in a light guide
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/21Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  by interference
    • G02F1/212Mach-Zehnder type
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2203/00Function characteristic
    • G02F2203/05Function characteristic wavelength dependent
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2203/00Function characteristic
    • G02F2203/21Thermal instability, i.e. DC drift, of an optical modulator; Arrangements or methods for the reduction thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

本発明は、局所発振光の波長を信号光の波長に合わせて調節することができる波長制御装置及び制御方法に関する。
近年の通信回線容量の増大により、光通信網において単一波長あたりのビットレート上昇の要求が高まっている。しかしながら、40Gbit/秒や、さらに100Gbit/秒といった高速回線信号を単一波長で伝送するためには、従来の強度変調/直接検波方式を採用しても十分な伝送特性を得るのが困難である。このため、新たにデジタルコヒーレント方式が採用されようとしている。デジタルコヒーレント方式では、直接検波では不要であった、局所発振光源がコヒーレント光受信器内に搭載される。この局所発振光源が出力する局所発振光の波長を、伝送された信号光の波長と同一、あるいは一定の波長差に制御することが極めて重要になる。
例えば、ホモダイン検波の場合を仮定すると、信号光と局所発振光の波長は、ほぼ同一の波長になるように制御される必要がある。一般的には、信号光と局所発振光の波長差が±10pm程度以内の範囲でなければ、適切な信号処理が不可能となる。また、波長ずれを検出する際の信号処理の負荷は大きいので、信号光と局所発振光との波長関係はできる限り安定していることが望ましい。しかしながら、信号光及び局所発振光の光源として、非常に安定に制御されたレーザを用いたとしても、通常、それぞれの光源において±20pm程度の波長変動が発生し、両者を合わせると最も大きい場合では、±40pmの波長変動が発生してしまう。
上記のような実情から、コヒーレント光受信器に備えられた局所発振光源から出力される光の波長を、高精度で制御するための技術が提案されている。例えば、特許文献1は、周波数可変光源から出力された光(局所発振光)と被測定光源から出力された光(信号光)とが合成された光信号の周波数と、局所発振光の周波数とに基づいて、信号光の周波数を高精度に測定する測定装置が開示されている。このような測定装置を使用することにより、局所発振光の波長を、信号光の波長に追従させるように調整することができる。
特開平02−307027号公報
しかしながら、上記の測定装置はファブリー・ペロー・エタロン共振器を用いており、当該共振器は、周波数可変光源及び周波数基準光源から出力される光の干渉を防ぐために所定の大きさが必要である。したがって、当該測定装置を有するコヒーレント光受信器は大型化しなければならないという問題があった。また、高精度な周波数制御を行うために、大きな共振器を平行に保たなければならない等の問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、単純な構成にすることにより、コンパクトでありながら、高精度な波長制御を可能にする波長制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の観点に係る波長制御装置は、
2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第1の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第1のマッハツェンダフィルタと、
2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第2の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第2のマッハツェンダフィルタと、
前記第1のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、前記第2のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、を加熱する加熱部と、
前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第1の波長検出部と、
前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第2の波長検出部と、
前記第1の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記加熱部に供給する電力を制御することにより加熱する量を調節する電力制御部と、
前記第2の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記第2の光信号の波長を指示する信号を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の第2の観点に係る制御方法は、
2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第1の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第1のマッハツェンダフィルタと、2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第2の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第2のマッハツェンダフィルタと、加熱部と、第1の波長検出部と、第2の波長検出部と、電力制御部と、出力部と、を有する波長制御装置が実行する制御方法であって、
前記加熱部が、前記第1のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、前記第2のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、を加熱する加熱工程と、
前記第1の波長検出部が、前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第1の波長検出工程と、
前記第2の波長検出部が、前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第2の波長検出工程と、
前記電力制御部が、前記第1の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記加熱部に供給する電力を制御することにより加熱する量を調節する電力制御工程と、
前記出力部が、前記第2の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記第2の光信号の波長を指示する信号を出力する出力工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、コンパクトで高精度な波長制御を可能にする波長制御装置及び制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る波長制御装置の全体構成を示す図である。 信号光の波長とフィルタ透過率との関係(光モニタ104)を示す図である。 信号光の波長とフィルタ透過率との関係(光モニタ105)を示す図である。 局所発振光の波長とフィルタ透過率との関係(光モニタ106)を示す図である。 局所発振光の波長とフィルタ透過率との関係(光モニタ107)を示す図である。
本発明の実施形態に係る波長制御装置100は、コヒーレント光受信器1の1つの構成要素である。本実施形態のコヒーレント光受信器1は、波長制御装置100と、局所発振光3を出力する局所発振光源300と、コヒーレント光受信器1が受信した信号光2を分岐する光タップ201と、局所発振光3を分岐する光タップ202と、を有する。
波長制御装置100は、光タップ201により分岐された信号光2と、光タップ202により分岐された局所発振光3とを受け付ける。そして、波長制御装置100は、局所発振光3の波長の値と信号光2の波長の値とが一定の差を保つように、局所発振光3の波長を制御する。
以下、図面を参照して波長制御装置100について詳細に説明する。
波長制御装置100は、非対称マッハツェンダフィルタ101、102と、波長調整用ヒータ103と、光モニタ104、105、106、107と、波長検出回路108、109と、ヒータ制御回路110と、レーザ波長調整回路111と、温度制御回路112と、から構成される。
非対称マッハツェンダフィルタ101、102と、波長調整用ヒータ103は、一つのPLC(Planar Lightwave Circuit)基板上に形成され、非対称マッハツェンダフィルタ101、102は、波長調整用ヒータ103を共有する。また、温度制御回路112は、非対称マッハツェンダフィルタ101、102と、波長調整用ヒータ103と、光モニタ104、105、106、107と、を含む。
光タップ201により分岐された信号光2の一部は、非対称マッハツェンダフィルタ101の入力ポート1011に入射される。また、光タップ202により分岐された局所発振光3の一部は、非対称マッハツェンダフィルタ102の入力ポート1021に入射される。
非対称マッハツェンダフィルタ101、102は、それぞれ2つの導波路を有し、入力ポート1011、1021から入射された光信号を、光信号の波長に基づいて、所定の程度、出力ポート1012、1013、1022、1023から出力する。以下、入力ポート1011、1021から入射された光信号の強度に対する、非対称マッハツェンダフィルタ101、102を透過した(出力ポート1012、1013、1022、1023から出力された)光信号の強度の値を「フィルタ透過率」という。例えば、非対称マッハツェンダフィルタ101は、出力ポート1012から出力される光信号について、図2(実線)に示す周期的なフィルタ透過特性を有し、出力ポート1013から出力される光信号について、図3に示すフィルタ透過特性を有する。また、非対称マッハツェンダフィルタ102は、出力ポート1022から出力される光信号について、図4に示す周期的なフィルタ透過特性を有し、出力ポート1023から出力される光信号について、図5(実線)に示すフィルタ透過特性を有する。なお、「図2(実線)のフィルタ透過率」+「図3のフィルタ透過率」=1の関係を満たし、「図4のフィルタ透過率」+「図5(実線)のフィルタ透過率」=1の関係を満たす。
波長調整用ヒータ103は、ヒータ制御回路110から供給される電力により、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の導波路の一部を加熱する。加熱された部分は屈折率が変化し、この部分での光の伝搬速度が低下することにより、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の一方の導波路を通過する光信号の位相と他方の導波路を通過する光信号の位相がずれ、出力ポートが変化する。これにより、非対称マッハツェンダフィルタ101、102のフィルタ透過特性が変化する。
光モニタ104、105、106、107は、出力ポート1012、1013、1022、1023から伝送された光の強度を検出する。光モニタ104〜107は、例えば、フォトダイオードから構成される。
光モニタ104は、出力ポート1012から出力される光の強度I11を検出し、光モニタ105は、出力ポート1013から出力される光の強度I12を検出し、光モニタ106は、出力ポート1022から出力される光強度I22を検出し、光モニタ107は、出力ポート1023から出力される光強度I21を検出する。
そして、光モニタ104、105は、検出した光の強度I11及びI12を波長検出回路108に通知し、光モニタ106、107は、検出した光の強度I21及びI22を波長検出回路109に通知する。
波長検出回路108、109は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びRAM(Random Access Memory)から構成される。波長検出回路108が有するRAMは、図2(実線)に示すフィルタ透過特性を示す式等を格納する。また、波長検出回路109が有するRAMは、図5(実線)に示すフィルタ透過特性を示す式等を格納する。これらのフィルタ透過特性を示す式は、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の温度に基づいて決定されるものである。非対称マッハツェンダフィルタ101、102の温度は、後述する温度制御回路112による設定温度と、ヒータ制御回路110が波長調整用ヒータ103に供給する投入電力とから求められる。
波長検出回路108、109は、光モニタ104〜107から受け付けた光の強度から、非対称マッハツェンダフィルタ101、102を通過した光信号のフィルタ透過率を求め、当該フィルタ透過率を非対称マッハツェンダフィルタ101、102の温度により決定されたフィルタ透過特性を示す式に適用することにより、非対称マッハツェンダフィルタ101、102を通過した光の波長を検出する。
具体的には、非対称マッハツェンダフィルタ101を通過した光(ここでは、出力ポート1012に出力される光とする)の波長を以下のように求める。
まず、波長検出回路108は、温度制御回路112による設定温度と、ヒータ制御回路110が波長調整用ヒータ103に供給する投入電力とから、非対称マッハツェンダフィルタ101の温度を求める。そして、当該温度に対応する非対称マッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過特性の式を求める。ここでは、非対称マッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過特性の式は図2(実線)を示す式であるとする。
波長検出回路108は、光モニタ104が通知した光の強度I11と光モニタ105が通知した光の強度I12との和を求め(I=I11+I12)、当該和Iに対する光モニタ104が通知した強度を求める。すなわち、非対称マッハツェンダフィルタ101の出力ポート1012におけるフィルタ透過率I11/Iを求める。そして、求めたフィルタ透過率I11/Iから、図2(実線)のフィルタ透過特性を示す式を参照して波長を求める。例えば、出力ポート1012におけるフィルタ透過率I11/Iが“a1”であったとすると、信号光の波長は“λ”と求められる。
一方、非対称マッハツェンダフィルタ102を通過した光(ここでは、出力ポート1023に出力される光とする)の波長は以下のように求める。
まず、波長検出回路109は、温度制御回路112による設定温度と、ヒータ制御回路110が波長調整用ヒータ103に供給する投入電力とから、非対称マッハツェンダフィルタ102の温度を求める。そして、当該温度に対応する非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性の式を求める。ここでは、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性の式は図5(実線)を示す式であるとする。
波長検出回路109は、光モニタ106が通知した光の強度I22と光モニタ107が通知した光の強度I21との和を求め(I=I21+I22)、当該和Iに対する光モニタ107が通知した強度を求める。すなわち、非対称マッハツェンダフィルタ102の出力ポート1023におけるフィルタ透過率I21/Iを求める。そして、求めたフィルタ透過率I21/Iから、図5(実線)のフィルタ透過特性を示す式を参照して波長を求める。例えば、出力ポート1023におけるフィルタ透過率I21/Iが“b0”であったとすると、局所発振光の波長は“λdef2”と求められる。
また、波長検出回路108は、ヒータ制御回路110に、現在の信号光2のフィルタ透過率“a1”の情報を送る。
ヒータ制御回路110は、例えば、CPU、RAM、及び電力制御回路から構成される。ヒータ制御回路110のRAMはマッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過率の基準値“a0”を格納する。基準値“a0”は、図2(実線)のフィルタ透過特性を示す式において、信号光2の基準となる波長の値“λdef1”に対応する値である。信号光2の波長の変動が検出される前は、局所発振光3の波長は、信号光2の波長が“λdef1”であるとして、信号光2の波長“λdef1”と一定の差を保つ値“λdef2”に設定されている。
フィルタ透過率より求める値“λ”が“λdef1”からずれているということは、なんらかの理由により信号光2の波長が変動していることを示す。局所発振光3の波長は、信号光2の基準となる波長“λdef1”に対して一定の値を保つように設定されているので、信号光2の波長が“λ”に変わると、信号光2と局所発振光3との波長差が一定ではなくなってしまう。そこで、ヒータ制御回路110は、波長調整用ヒータ103に供給する電力Pを調節して、非対称マッハツェンダフィルタ101、102のフィルタ透過特性を変化させる。これにより、波長検出回路109は、信号光2の波長“λ”と上記の一定の値を保つ局所発振光3の波長を求めることになり、求められた波長に基づいてレーザ波長調整回路111が局所発振光3の波長を変更させる。具体的には、ヒータ制御回路110は、波長が変動した信号光2が、波長“λdef1”の信号光2フィルタ透過率“a0”を有するように、波長調整用ヒータ103に供給する電力を制御する。すなわち、ヒータ制御回路110は、波長“λ”の信号光2のフィルタ透過率“a1”を、基準値“a0”となるように、波長調整用ヒータ103に供給する電力Pを制御する。
例えば、波長調整用ヒータ103に供給する電力Pの変化量ΔPとし、フィルタ透過率の差を“adiff(=a0−a1)”とすると、供給する電力の変化量ΔPを、PID制御に基づいて、
ΔP=A・adiff+B・∫adiffdt+C・dadiff/dt+D
と設定する。ここで、A、B、C、Dは、それぞれ、任意の定数である。
供給される電力Pが現在供給されている電力より増加すると、波長調整用ヒータ103は、非対称マッハツェンダフィルタ101の導波路をさらに加熱し、これにより光信号の位相がずれ、非対称マッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過特性が、例えば、図2の実線から図2の点線に示すように変化する。これにより、波長“λ”の信号光2のフィルタ透過率は基準値“a0”となる。
そして、電力Pが増加すると、波長調整用ヒータ103は、非対称マッハツェンダフィルタ102の導波路も加熱するので、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性は、図5の実線から図5の点線に示すように変化する。
レーザ波長調整回路111は、例えば、CPU及びRAMから構成される。レーザ波長調整回路111は、波長検出回路109から受け取った波長の値に基づいて、局所発振光源300が発振する局所発振光3の波長を指定する信号を送出する。
なお、局所発振光源300に指定する波長は、以下のように求められる。
まず、非対称マッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過特性が変化すると、波長調整用ヒータ103を共有する非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性も変化する。すなわち、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性は信号光2の変動に追従して変化する。例えば、非対称マッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過特性が、図2の実線から図2の点線に示すように変化すると、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性も図5の実線から図5の点線に示すように変化する。この場合、局所発振光3の波長に変動はなく、非対称マッハツェンダフィルタ102を通過した光信号(出力ポート1023へ出力された光信号)の波長が“λdef2”であったとすると、波長検出回路109は、フィルタ透過率“b0”に対応する波長を“λ”と求め、レーザ波長調整回路111に通知する。
レーザ波長調整回路111は、局所発振光源300が発振する局所発振光3の波長を“λ”と指定する信号を送出し、局所発振光源300は、波長“λ”の局所発振光3を出力する。
温度制御回路112は、例えば、CPU、RAM、及びペルチェ素子から構成される。温度制御回路112は、ヒータ制御回路110と協働して、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の温度を一定に保つ機能を備える。これにより、非対称マッハツェンダフィルタ101、102のフィルタ透過特性を安定させることができる。また、温度制御回路112が制御する温度と、波長調整用ヒータへの投入電力をモニタすることで、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の温度がわかり、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の初期的なフィルタ透過特性をモニタすることができる。すなわち、図2乃至図5のフィルタ透過特性のどのスロープを使用するかをモニタすることができる。
以下、波長制御装置100が行う、局所発振光3の波長制御の動作について説明する。
信号光2の基準となる波長を“λdef1”、局所発振光3の基準となる波長を“λdef2”とし、波長制御装置100は、信号光2と局所発振光3との波長差“λshift(=λdef1−λdef2)”が一定になるように、局所発振光3の波長を制御する。信号光2の波長が“λdef1”、局所発振光3の波長が“λdef2”の場合、ヒータ制御回路110が波長調整用ヒータ103に供給している電力をP、波長調整用ヒータ103の温度をTとする。
信号光2が何らかの理由により波長が変動して“λdef1”から“λ”に変動した場合、波長制御装置100は、以下に示すように、局所発振光3の波長を、“λ”と一定の差“λshift”を有する“λ(=λ−λshift)”に変更させる。
まず、コヒーレント光受信器1が信号光2を受信すると、信号光2は光タップ201により分岐され、非対称マッハツェンダフィルタ101の入力ポート1011に入射される。
入射された信号光2は非対称マッハツェンダフィルタ101の2つの導波路を通過し、出力ポート1012、1013から光モニタ104、105へ出力される。光モニタ104は出力ポート1012から出力される光の強度I11を検出し、光モニタ105は、出力ポート1013から出力される光の強度I12を検出する。そして、光モニタ104、105はそれぞれの強度の値を波長検出回路108に通知する。
波長検出回路108は、光モニタ104が通知した光の強度I11と光モニタ105が通知した光の強度I12との和I(=I11+I12)を求め、光モニタ104を通過した光のフィルタ透過率I11/Iを求める。求めたフィルタ透過率が“a1”であったとすると、信号光2の波長は、フィルタ透過特性の式(図2実線を表す式)に基づいて、基準となる波長“λdef1”からずれた“λ”と求められる。波長検出回路108は、フィルタ透過率が“a1”及び求めた信号光2の波長“λ”をヒータ制御回路110に通知する。
ヒータ制御回路110は、波長“λ”の信号光2のフィルタ透過率“a1”を、基準値“a0”となるように、波長調整用ヒータ103に供給する電力Pを制御する。例えば、供給する電力をPからP+ΔPに変更する。電力が増やされると、波長調整用ヒータ103の温度はTからT+ΔTに上がり、非対称マッハツェンダフィルタ101、102の、波長調整用ヒータ103により加熱される一方の導波路の屈折率が大きくなる。これにより、フィルタ透過率の差“adiff”を補償するように、非対称マッハツェンダフィルタ101のフィルタ透過特性は横方向に“λdiff”ずれて、図2の実線から図2の点線に変化する。
一方、コヒーレント光受信器1の局所発振光源300が出力する局所発振光3は光タップ202により分岐され、非対称マッハツェンダフィルタ102の入力ポート1021に入射される。
入射された局所発振光3は非対称マッハツェンダフィルタ102の2つの導波路を通過し、出力ポート1022、1023から光モニタ106、107へ出力される。光モニタ106は出力ポート1022から出力される光の強度I22を検出し、光モニタ107は、出力ポート1023から出力される光の強度I21を検出する。そして、光モニタ106、107はそれぞれの強度の値を波長検出回路109に通知する。
波長検出回路109は、光モニタ106が通知した光の強度I22と光モニタ107が通知した光の強度I21との和I(=I21+I22)を求め、光モニタ107を通過した光のフィルタ透過率I21/Iを求める。ここで、ヒータ制御回路110が供給する電力を変更する前(電力P)の場合、すなわち、波長調整用ヒータ103の温度がTであった場合は、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性は図5の実線である。したがって、求めたフィルタ透過率が“b0”ならば、局所発振光3の波長は“λdef2”である。しかし、ヒータ制御回路110が電力ΔP+Pを波長調整用ヒータ103に供給し、波長調整用ヒータ103の温度がΔT+Tとなると、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過特性は、信号光2の波長のずれの分“λdiff”だけ横方向にずれて図5の点線に示すように変化する。この場合、フィルタ透過率“b0”に対応する波長は“λ(=λdef2+λdiff)”と求められる。λdiff=λ−λdef1であるので、λ−λ=λdef1−λdef2=λshiftとなり、信号光2に対して一定の差“λshift”を保った局所発振光3の波長を求めることができる。すなわち、非対称マッハツェンダフィルタ101に入射される信号光2の波長が“λdef1”からずれていても、フィルタ透過率を基準値“a0”に一定に保つように制御すると、非対称マッハツェンダフィルタ102のフィルタ透過率は基準値“b0”で一定に制御しておけば、局所発振光3の波長は自動的に信号光2の波長に追随することになる。波長検出回路109は、求めた局所発振光3の波長“λ”をレーザ波長調整回路111に通知する。
そして、レーザ波長調整回路111は、局所発振光3の波長を“λ”と指定する信号を送出し、局所発振光源300は、波長“λ”の局所発振光3を出力する。
本実施形態によれば、局所発振光3の波長と信号光2の波長を1つの波長調整用ヒータと関連づけて制御しているので、局所発振光3の波長を信号光2の波長に対して極めて安定に制御することができる。また、一つのPLC素子にて相対関係の完全に安定した二つの非対称マッハツェンダフィルタ101、102を利用できる構成とすることにより、極めて単純なデバイス構成となり、系の安定化、低コスト化が実現することができる。
なお、上記波長制御装置100において、適切な制御目標を設定することにより、信号光2に対して、局所発振光3を同一波長として、ホモダイン検出系とすることも可能であり、一定の波長差を与えることで、中間周波数を用いるヘテロダイン検出系とすることもできる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第1の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第1のマッハツェンダフィルタと、
2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第2の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第2のマッハツェンダフィルタと、
前記第1のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、前記第2のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、を加熱する加熱部と、
前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第1の波長検出部と、
前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第2の波長検出部と、
前記第1の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記加熱部に供給する電力を制御することにより加熱する量を調節する電力制御部と、
前記第2の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記第2の光信号の波長を指示する信号を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする波長制御装置。
(付記2)
前記第1の波長検出部は、
前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度の和と、一方の導波路から出力された光信号の強度との比(以下、「第1の透過率」という)と、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付ける光信号の波長との関係を示す情報を有し、
前記第1の透過率を求め、前記情報を参照して、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出し、
前記第2の波長検出部は、
前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度と、一方の導波路から出力された光信号の強度との比(以下、「第2の透過率」という)と、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付ける光信号の波長との関係を示す情報を有し、
前記第2の透過率を求め、前記情報を参照して、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する
ことを特徴とする付記1に記載の波長制御装置。
(付記3)
前記電力制御部は、前記第1の光信号の基準となる波長の値を記憶し、当該波長の値と、前記第1の検出部が検出した波長の値との差を求め、当該差が小さくなるように前記加熱部に供給する電力を制御する
ことを特徴とする付記1又は2に記載の波長制御装置。
(付記4)
2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第1の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第1のマッハツェンダフィルタと、2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第2の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第2のマッハツェンダフィルタと、加熱部と、第1の波長検出部と、第2の波長検出部と、電力制御部と、出力部と、を有する波長制御装置が実行する制御方法であって、
前記加熱部が、前記第1のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、前記第2のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、を加熱する加熱工程と、
前記第1の波長検出部が、前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第1の波長検出工程と、
前記第2の波長検出部が、前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第2の波長検出工程と、
前記電力制御部が、前記第1の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記加熱部に供給する電力を制御することにより加熱する量を調節する電力制御工程と、
前記出力部が、前記第2の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記第2の光信号の波長を指示する信号を出力する出力工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。
1 コヒーレント光受信器
100 波長制御装置
101、102 非対称マッハツェンダフィルタ
1011、1021 入力ポート
1012、1013、1022、1023 出力ポート
103 波長調整用ヒータ
104、105、106、107 光モニタ
108、109 波長検出回路
110 ヒータ制御回路
111 レーザ波長調節回路
112 温度制御回路
2 信号光
3 局所発振光
201、202 光タップ
300 局所発振光源

Claims (4)

  1. 2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第1の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第1のマッハツェンダフィルタと、
    2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第2の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第2のマッハツェンダフィルタと、
    前記第1のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、前記第2のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、を加熱する加熱部と、
    前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第1の波長検出部と、
    前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第2の波長検出部と、
    前記第1の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記加熱部に供給する電力を制御することにより加熱する量を調節する電力制御部と、
    前記第2の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記第2の光信号の波長を指示する信号を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする波長制御装置。
  2. 前記第1の波長検出部は、
    前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度の和と、一方の導波路から出力された光信号の強度との比(以下、「第1の透過率」という)と、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付ける光信号の波長との関係を示す情報を有し、
    前記第1の透過率を求め、前記情報を参照して、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出し、
    前記第2の波長検出部は、
    前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度と、一方の導波路から出力された光信号の強度との比(以下、「第2の透過率」という)と、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付ける光信号の波長との関係を示す情報を有し、
    前記第2の透過率を求め、前記情報を参照して、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長制御装置。
  3. 前記電力制御部は、前記第1の光信号の基準となる波長の値を記憶し、当該波長の値と、前記第1の検出部が検出した波長の値との差を求め、当該差が小さくなるように前記加熱部に供給する電力を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の波長制御装置。
  4. 2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第1の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第1のマッハツェンダフィルタと、2つの導波路を有し、当該2つの導波路のうち一方の導波路の端部より第2の光信号を受け付け、当該光信号の波長に基づいて所定の光信号を前記2つの導波路から出力する第2のマッハツェンダフィルタと、加熱部と、第1の波長検出部と、第2の波長検出部と、電力制御部と、出力部と、を有する波長制御装置が実行する制御方法であって、
    前記加熱部が、前記第1のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、前記第2のマッハツェンダフィルタが有するいずれか一方の導波路の一部と、を加熱する加熱工程と、
    前記第1の波長検出部が、前記第1のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第1のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第1の波長検出工程と、
    前記第2の波長検出部が、前記第2のマッハツェンダフィルタの2つの導波路から出力された光信号の強度に基づいて、前記第2のマッハツェンダフィルタが受け付けた光信号の波長を検出する第2の波長検出工程と、
    前記電力制御部が、前記第1の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記加熱部に供給する電力を制御することにより加熱する量を調節する電力制御工程と、
    前記出力部が、前記第2の波長検出部が検出した波長に基づいて、前記第2の光信号の波長を指示する信号を出力する出力工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
JP2010118152A 2010-05-24 2010-05-24 波長制御装置及び制御方法 Active JP5459067B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010118152A JP5459067B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 波長制御装置及び制御方法
US13/113,243 US8634680B2 (en) 2010-05-24 2011-05-23 Wavelength control device and wavelength control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010118152A JP5459067B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 波長制御装置及び制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011249389A JP2011249389A (ja) 2011-12-08
JP5459067B2 true JP5459067B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44972544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118152A Active JP5459067B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 波長制御装置及び制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8634680B2 (ja)
JP (1) JP5459067B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113054528A (zh) * 2019-12-28 2021-06-29 华为技术有限公司 一种激光器芯片

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02307027A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Yokogawa Electric Corp 光周波数測定装置
US5359412A (en) * 1992-10-20 1994-10-25 Massachusetts Institute Of Technology Optical frequency discriminator using two mach-zehnder interferometer arrangement
JP2996028B2 (ja) * 1992-11-04 1999-12-27 日本電気株式会社 コヒーレント光ヘテロダイン受信器
JPH0755579A (ja) * 1993-08-09 1995-03-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スペクトラムアナライザ
JP3287214B2 (ja) * 1996-03-27 2002-06-04 日本電信電話株式会社 多チャネル光周波数安定化装置
JPH10178394A (ja) * 1996-10-14 1998-06-30 Advantest Corp 光周波数自動追尾方式、光位相同期追尾方式および偏波追尾方式ならびにそれらの方式を用いた光信号検出回路
JP2002014306A (ja) * 2000-04-26 2002-01-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フィルタ
JP2001339366A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 波長符号分割多重光受信器
JP4356210B2 (ja) * 2000-08-03 2009-11-04 住友電気工業株式会社 光フィルタ
US7061596B2 (en) * 2004-08-19 2006-06-13 Lucent Technologies Inc. Wavelength-tracking dispersion compensator
JP4911618B2 (ja) * 2007-08-31 2012-04-04 独立行政法人情報通信研究機構 コヒーレント光受信装置
JP2010080665A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nec Corp 光受信装置および光受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011249389A (ja) 2011-12-08
US8634680B2 (en) 2014-01-21
US20110286696A1 (en) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7230963B2 (en) Monolithic wavelength stabilized asymmetric laser
CN111712980B (zh) 光模块、其波长控制方法以及其校准方法
US10530119B2 (en) Wavelength locker, wavelength tunable laser apparatus, and method for controlling wavelength tunable laser apparatus
JP2015068854A (ja) 光学素子および波長モニタ
US5898502A (en) Optical wavelength monitoring apparatus
JP2009081512A (ja) 光送信装置および設定値決定方法
JP7077525B2 (ja) 波長可変光源、及びこれを用いた光トランシーバ
JP2006072354A (ja) 波長追従型分散補償器
Bogataj et al. A feedback control loop for frequency stabilization in an opto-electronic oscillator
US20200272019A1 (en) Wavelength locker
US7366422B2 (en) Dispersion compensating device and optical transmission system
JP2018129338A (ja) 波長可変レーザ装置
EP1324516B1 (en) Apparatus for detecting cross-talk and method therefor
US10031290B2 (en) Optical interference filter device, especially for an optical wavelength locking device
JP5459067B2 (ja) 波長制御装置及び制御方法
JP2014165384A (ja) 半導体レーザモジュール
US20100254416A1 (en) Tunable laser source and linewidth narrowing method
US10670803B2 (en) Integrated wavelength monitor
KR101788073B1 (ko) 레이저 광의 파장 안정화 장치 및 방법
JP5387243B2 (ja) 光波長制御装置および光波長制御方法
JP2020134602A (ja) 波長可変光源装置および波長可変光源装置の制御方法
KR20080105675A (ko) 광신호 대 잡음비 검출장치
WO2001058056A1 (en) Point to point optical link
EP1320156A1 (en) Control loop apparatus and method therefor
JP2014150198A (ja) 光源装置、それを用いた計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130410

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131230

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5459067

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150