JP3287214B2 - 多チャネル光周波数安定化装置 - Google Patents

多チャネル光周波数安定化装置

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JP3287214B2
JP3287214B2 JP07261096A JP7261096A JP3287214B2 JP 3287214 B2 JP3287214 B2 JP 3287214B2 JP 07261096 A JP07261096 A JP 07261096A JP 7261096 A JP7261096 A JP 7261096A JP 3287214 B2 JP3287214 B2 JP 3287214B2
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弘 鳥羽
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光周波数多重(また
は波長多重)通信の光源に利用する。特に、発振周波数
(発振波長)の安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】光周波数多重(OFDM:Optical Freq
uency Division Multiplexing 、波長多重、WDM:Wa
velength Frequency Division Multiplexingと同義)通
信方式は、複数の発振周波数の異なる光源の信号を送信
側で多重して伝送し、受信側で光分波器または光フィル
タにより光周波数毎に信号を分離し、各チャネル毎に受
信、復調するものである。その際、光源の発振周波数ゆ
らぎが生じると、受信側において、光分波器の所定の出
力ポートに信号成分が出力できなくなったり、他のチャ
ネルへのクロストークが生じることとなり、結果として
正常な信号受信ができなくなる問題がある。このような
問題を解決するために、各光源の発振周波数を所定の値
に安定化させることが、光周波数多重通信を行う上で重
要である。
【0003】図14および図15に、複数の光源の発振
周波数を安定化した従来例の光周波数多重光源の構成
と、その動作原理とを示す。この従来例は特開平8−5
1411号公報に示されたものであり、複数の半導体レ
ーザ121〜125を光源とし、各レーザの出力をスタ
ーカプラ21により合波し、合波出力をマッハ・ツェン
ダ干渉計型光フィルタ(以下「MZフィルタ」という)
33に入力し、その出力をアレイ導波路格子型光分波器
44を用いて分波した後、各光源出力毎にフォトディテ
クタ511〜515を用いて受信する。その際、図15
に示すように、各光源の所定周波数の周波数間隔を等間
隔に配置するように設定し、周波数軸上でサイン波特性
を有するMZフィルタ33の透過率のピーク周波数の周
期を光源の周波数間隔と一致させる。さらにら、MZフ
ィルタ33の透過特性を一定周波数で発振する発振器3
4を用いて光周波数軸上で変調する。このとき、フォト
ディテクタ511〜515から得られた出力を、発振器
34の出力をレファレンスとするロックインアンプ52
1〜525に入力する。これによりロックインアンプ5
21〜525の出力は、透過信号の微分波形となり、M
Zフィルタ33の透過率のピーク周波数で零となる。し
たがって、中心周波数からの周波数差に応じた誤差信号
出力が得られる。この誤差信号出力に応じて各光源の可
変周波数電源111〜115にフィードバックすること
により、半導体レーザ121〜125の発振周波数をM
Zフィルタ33の透過率のピーク周波数に安定化制御す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例の構成
では、光源の周波数(波長)間隔は安定化できるが、周
波数基準となるMZフィルタの中心周波数ゆらぎについ
ては考慮されていないため、光源の絶対周波数は安定化
できないという課題があった。また、従来例では、各光
源の周波数間隔が一定のものを前提とし、かつMZフィ
ルタの透過率のピーク周波数間隔と光源の設定周波数間
隔とを一致するように設定していたため、光源の設定周
波数間隔が一定でない光周波数多重光源の安定化は不可
能であった。
【0005】本発明は、このような課題を解決し、光源
の絶対周波数を安定化でき、しかも光源周波数間隔が一
定でない場合にも利用可能な多チャネル光周波数安定化
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点によ
ると、出力する光周波数が互いに異なる値に設定された
複数の光源の出力光の合波光を入力とし、この複数の光
源のそれぞれに設定された光周波数からのずれに対して
それぞれ透過率が変化する光周波数弁別手段と、この光
周波数弁別手段の出力光から光源のそれぞれの出力光を
分波する光分波手段と、この光分波手段の分波光から光
源のそれぞれの出力光の光周波数誤差を検出する光周波
数誤差検出手段と、この光周波数誤差検出手段の出力に
したがって光源のそれぞれの出力光周波数を制御するフ
ィードバックループ(以下「第一のフィードバックルー
プ」という)とを備えた多チャネル光周波数安定化装置
において、出力光周波数が安定化された周波数基準光源
と、この周波数基準光源の出力光を光周波数弁別手段に
入力してその弁別出力から弁別誤差を検出する弁別誤差
検出手段と、この弁別誤差検出手段の出力にしたがって
光周波数弁別手段の透過中心周波数を制御する制御手段
(以下「第二のフィードバックループ」という)とを備
えたことを特徴とする多チャネル光周波数安定化装置が
提供される。
【0007】この構成により、第一のフィードバックル
ープにより光源の周波数間隔を安定化できるのみなら
ず、第二のフィードバックループにより光周波数弁別手
段の透過中心周波数のゆらぎを安定化することができ、
光源の絶対周波数を安定化することができる。
【0008】光周波数弁別手段の透過特性を変調信号で
変調する手段を備え、光周波数誤差検出手段および光弁
別誤差検出手段はそれぞれ、光分波手段の分波光をそれ
ぞれ受光する受光手段と、この受光手段の出力を変調信
号により位相同期検波する手段とを含むことがよい。
【0009】また、これとは別に、光周波数弁別手段は
二つの出力ポートに互いに相補的な出力が得られる構造
の光フィルタを含み、光分波手段はこの光フィルタの二
つの出力ポートのそれぞれの出力光を分波する構成であ
り、光周波数誤差検出手段および光弁別誤差検出手段の
少なくとも方には、光フィルタの二つの出力ポートに
対応してそれぞれ設けられた受光手段と、同一の光源の
光周波数成分に対応して二つの受光手段の差分または比
の成分を出力する手段を含むこともできる。この構成に
よれば、光周波数弁別手段を変調することなく光源周波
数を安定化することができる。この場合、光分波手段は
互いに対向する入出力ポートが複数設けられたアレイ導
波路格子型光分波器を含み、このアレイ導波路格子型光
分波器の対向する1組の入出力ポートに光フィルタの二
つの出力ポートが接続され、受光手段はこのアレイ導波
路格子型光分波器の前記1組の入出力ポート以外の入出
力ポートに接続される構成とすることができる。
【0010】光分波手段を複数の光源の出力光を合波す
る手段と同じ素子として形成することもできる。
【0011】本発明の第二の観点によると、出力する光
周波数が互いに異なる値に設定された複数の光源の出力
光の合波光を入力とし、この複数の光源のそれぞれに設
定された光周波数からのずれに対してそれぞれ透過率が
変化する光周波数弁別手段と、この光周波数弁別手段の
出力光から複数の光源のそれぞれの出力光を分波する光
分波手段と、この光分波手段の分波光から複数の光源の
それぞれの出力光の光周波数誤差を検出する光周波数誤
差検出手段と、この光周波数誤差検出手段の出力にした
がって複数の光源のそれぞれの出力光周波数を制御する
フィードバックループとを備えた多チャネル光周波数安
定化装置において、複数の光源の互いに隣り合う光周波
数の間隔が異なって設定され、光周波数弁別手段は、こ
の異なって設定された光周波数の間隔の公約数のひとつ
またはその公約数の2倍に等しい周期で透過率が変化す
る周期型光フィルタを含むことを特徴とする多チャネル
光周波数安定化装置が提供される。
【0012】この第二の観点は、第一の観点と組み合わ
せて実施することが望ましいが、単独に実施することも
できる。
【0013】周期型光フィルタとしては、マッハ・ツェ
ンダ干渉計、ファブリ・ペロー干渉計あるいはリング共
振器により構成された周期型フィルタを用いることがで
きる。
【0014】本発明の第二の観点では、光周波数弁別手
段として周期型光フィルタを用い、その周期もしくはそ
の周期の1/2の周波数間隔を、複数の光源の互いに異
なる周波数間隔の公約数のひとつになるように設定す
る。周期型光フィルタの周期を光源の周波数間隔の公約
数となるように設定した場合には、各光源の出力光周波
数を安定化するために、周期型光フィルタの透過率特性
が等しくなる周波数領域を各光源の安定化に利用する。
また、周期型光フィルタの周期の1/2の周波数間隔を
光源の周波数間隔の公約数となるように設定した場合に
は、周期型光フィルタの透過率特性が等しくなる周波数
領域だけでなく、透過率特性が反転する周波数領域も利
用する。
【0015】このように、光周波数の間隔の公約数のひ
とつまたはその公約数の2倍に等しい周期で透過率が変
化する周期型光フィルタを用いることで、光周波数が不
等間隔で配置された場合にも、各光源を所定の周波数に
安定化することができる。
【0016】例えば1.5μmの波長帯を光源として使
用する光周波数多重通信システムを考える。このような
シテスムにおいて、伝送路として1.5μm付近に零分
散波長を有する分散シフトファイバを使用すると、高速
変調された信号を長距離伝送した場合でも、分散による
波長劣化の無い良好な伝送特性を得ることができる。一
方、各光源波長間で位相整合がとれるため、ファイバの
屈折率の3次の非線形に基づく四光波混合により、信号
周波数に一致した周波数成分が発生してしまう。したが
って、等周波数間隔で光源周波数が配置されると、四光
波混合光が信号周波数と同一の周波数で発生し、信号へ
のクロストークとなって、伝送特性劣化を引き起こす。
そこで、このような状況を避けるため、光源周波数を不
等間隔に配置することが、柴田らやフォルジエリらによ
り提案されている。 文献1:柴田宣、ラルフ・ブラウン、ロバート・ワール
ツ、「周波数多重コヒーレント伝送系における4光波混
合光の発生効率」、電子通信学会技報OQE86−8
3、1986年9月29日 文献2:F.Forghiei, R.W.Tkach, A.R.Chraplyvy and
D.Marcuse, "Reduction of four-wave-mixing cross ta
lk in WDM systems using unequally spaced channel
s", OFC/IOOC '93 Technical Digest, pp.252-253, Fe
b.21-26, 1993このうち文献2に示された周波数配列例
では、25GHzの周波数グリッドを設定し、その倍数
の値を周波数間隔として採用している。このような場
合、周期型フィルタの1周期または1/2周期を25G
Hzに設定すればよい。
【0017】本発明の第二の観点では、各周波数間隔が
それぞれ、周波数型フィルタの1周期または1/2周期
の自然数倍となる。このため、光周波数弁別感度を保っ
たまま、不等周波数間隔に配置された光源周波数をそれ
ぞれ安定化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態を
示すブロック構成図であり、複数の光源とその光周波数
を安定化する多チャネル光周波数安定化装置とを示す。
【0019】複数の光源11〜1nは出力する光周波数
が互いに異なる値に設定され、これらの出力光が光合波
器20により合波されて出力される。この合波光は例え
ば光周波数多重通信に利用されるが、その一部を光カプ
ラ22により分岐し、多チャネル光周波数安定化装置に
入力する。
【0020】多チャネル光周波数安定化装置には、複数
の光源11〜1nのそれぞれに設定された光周波数から
のずれに対してそれぞれ透過率が変化し、その合波光の
各周波数ゆらぎを一括して強度ゆらぎに変換する光周波
数弁別器30と、この光周波数弁別器30の出力光から
光源11〜1nのそれぞれの出力光を分波する光分波器
40と、この光分波器40の分波光から光源11〜1n
のそれぞれの出力光の光周波数誤差(周波数ゆらぎ)を
検出する誤差検出回路51〜5nと、この誤差検出回路
51〜5nの出力にしたがって光源11〜1nのそれぞ
れの出力光周波数を制御する第一のフィードバックルー
プとを備え、さらに、光周波数弁別器30を構成する周
期型光フィルタの中心周波数ゆらぎを安定化して光源の
絶対周波数を安定化するため、出力光周波数が安定化さ
れた周波数基準光源31と、この周波数基準光源31の
出力光を光源11〜1nの出力光の合波光に合波する光
カプラ23と、光周波数弁別器30の出力光から周波数
基準光源31の出力光を分波して弁別誤差を検出する誤
差検出回路5rと、この誤差検出回路5rの出力にした
がって光周波数弁別器30の透過中心周波数を制御する
第二のフィードバックループとを備える。光源11〜1
nの互いに隣り合う光周波数の間隔は異なるように設定
され、光周波数弁別器30は、この異なって設定された
光周波数の間隔の公約数のひとつまたはその公約数の2
倍に等しい周期で透過率が変化する周期型光フィルタに
より構成される。
【0021】この実施形態では、第一のフィードバック
ループにより光源11〜1nの出力する光周波数の間隔
が安定化され、第二のフィードバックループにより絶対
周波数が安定化される。また、光周波数弁別器30の透
過率特性により、光源11〜1nの互いに隣り合う光周
波数の間隔が異なっていても、その発振光周波数を安定
化することができる。
【0022】図2は本発明の第二の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この実施形態は、周波数基準光源3
1の出力を光合波器20で光源11〜1nのそれぞれの
出力光と合波することが第一の実施形態と大きく異な
る。この場合、通信用の合波出力からは、光フィルタ6
0により周波数基準光源31からの周波数成分(fr0
を除去する。
【0023】以上の実施形態において、光合波器20と
して、従来例と同様にスターカプラを用いてもよく、導
波路格子型合波器その他を用いてもよい。光合波器20
としてスターカプラを用いた場合には光カプラ22は不
要となり、従来例のように光合波器20の他の出力を合
波出力とすることができる。また、光分波器40とし
て、光フィルタや多段接続MZフィルタ、あるいはアレ
イ導波路格子型光分波器その他を用いることができる。
【0024】図3は本発明の第三の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この実施形態は、光源11〜1nお
よび周波数基準光源31の出力光の合波および分波を同
一のアレイ導波路格子型光合分波器41により実現した
ことが上述した実施形態と異なる。アレイ導波路格子型
光合分波器41の入出力波長特性を適当に設計すること
により、互いに異なる発振周波数f1 〜fn およびfr0
を有する光源11〜1nおよび周波数基準光源31の出
力光をそれぞれアレイ導波路格子型光合分波器41の入
力ポートa1〜anおよびarに入力すると、これらが
出力側のポートb0に合波されて出力される。この合波
出力を光カプラ30で二つの出力に分岐し、一方を光周
波数弁別器30により弁別する。さらに、光周波数弁別
器30の出力をループバック光路70を通してアレイ導
波路格子型光合分波器41の入力側のポートa0に入力
する。ポートa0に入力された合波光は、アレイ導波路
格子型光合分波器41の透過特性の相反性により、出力
側のポートb1〜bnおよびbrにそれぞれ、光周波数
1 〜fn およびfr0の成分を分波して出力する。これ
らの分波された弁別光は、誤差検出回路51〜5nによ
りそれぞれ光周波数弁別器30に対する光源11〜1n
の相対的な周波数誤差が検出され、誤差検出回路5rに
より周波数基準光源31に対する光周波数弁別器30の
周波数誤差が検出される。誤差検出回路51〜5nの出
力は光源11〜1nに内蔵の周波数可変手段に、誤差検
出回路5rの出力は光周波数弁別手段30に内蔵の周波
数特性可変手段にフィードバックすることにより、結果
として光源11〜1nの光周波数が所定の絶対周波数に
安定化される。
【0025】図4は本発明の第四の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この実施形態は光源11〜1nの出
力光と周波数基準光源31の出力光とを一括して合波す
るのではなく、アレイ導波路格子型光合分波器41とは
別に設けた光カプラ25により、光源11〜1nの合波
光に周波数基準光源31の出力光を合波することが第三
の実施形態と異なる。
【0026】
【実施例】本発明の具体的な実施例について以下に詳し
く説明する。
【0027】図5は第一実施例を示すブロック構成図で
あり、この実施例は、半導体レーザ121〜125と、
それらの出力を合波する光合波器20と、その合波され
た出力の取り出しと周波数安定化に使用するためとの二
つの出力に分岐する光カプラ22と、周波数基準光源3
1と、半導体レーザ121〜125のそれぞれの出力光
(光周波数f1 、f2 、f3 、f4 、f5 )と周波数基
準光源31の出力光(光周波数fr0)とを合波する光カ
プラ23と、MZフィルタ同調用電極32が設けられた
光周波数弁別用のMZフィルタ33と、このMZフィル
タ33を変調するための発振器34と、MZフィルタ3
3を透過した光周波数多重信号を分波する光分波器41
と、分波された各信号成分を受信するフォトディテクタ
511〜516と、発振器34の信号を参照信号として
フォトディテクタ511〜516の各出力から各光周波
数のゆらぎ成分を取り出すロックインアンプ521〜5
26と、ロックインアンプ521〜525の出力を元に
半導体レーザ121〜125の各バイアス電流または温
度を変化させる可変周波数電源111〜115と、ロッ
クインアンプ526の出力をもとにMZフィルタ33の
周波数ゆらぎ成分を検出し、発振器34の出力を加算し
てMZフィルタ同調用電極32にバイアスを印加する加
算器35とにより構成される。
【0028】本実施例の第一の特徴は、MZフィルタ3
3の周期的な周波数特性を利用して複数の半導体レーザ
121〜125の周波数間隔の安定化を行う第一のフィ
ードバックループと、周波数基準光源31によりMZフ
ィルタ33の安定化を行う第二のフィードバックループ
とを備えたことである。ここで、周波数基準光源31の
発振周波数と他の周波数多重光源(半導体レーザ121
〜125)との設定周波数間隔もまた、MZフィルタ3
3の周波数透過特性の周期の自然数倍または1/2周期
の自然数倍とする。周波数基準光源31としては、例え
ば1.5μm波長帯に存在するHCNやC2 2 の吸収
線に周波数安定化した光源を用いる。このような光源に
MZフィルタ33の透過特性が安定化され、周波数間隔
の安定化のみならず、光源周波数の絶対値も安定化でき
る。
【0029】また、本実施例の第二の特徴は、半導体レ
ーザ121〜125に設定される周波数配置が不等間隔
配置であり、MZフィルタ33の周期的透過特性の周期
がこの不等間隔配置の周波数間隔の公約数またはその2
倍に設定されていることである。すなわち、不等間隔配
置の周波数間隔は、MZフィルタ33の周波数透過特性
の周期の自然数倍、または1/2周期の自然数倍となっ
ている。これにより、周波数配置が不等間隔であって
も、それぞれを安定化することができる。
【0030】図6は光源周波数配置と光周波数弁別器
(MZフィルタ33)の透過特性との関係を示す。ここ
では、光周波数弁別器として用いられるMZフィルタ3
3の周期的透過特性の1/2周期が、半導体レーザ12
1〜125に設定された光周波数f10、f20、f30、f
40、f50の周波数間隔の公約数であるとし、MZフィル
タ33のピーク周波数とボトム周波数との周波数間隔を
周波数グリッドΔfg として、各周波数間隔が3Δ
g 、6Δfg 、5Δfg 、2Δfg であるとする。ま
た、周波数基準光源31からの基準光周波数fr0をfr0
=f50+Δfg とする。MZフィルタ33の透過特性の
一つのピーク周波数またはボトム周波数を基準光周波数
r0に一致させることで、MZフィルタ33の透過特性
を安定化できる。さらち、この透過特性が安定化された
MZフィルタ33のピーク周波数またはボトム周波数に
半導体レーザ121〜125の出力光周波数f1
2 、f3 、f4 、f5 をそれぞれ一致させることで、
周波数間隔のみならずその周波数の絶対値も安定化でき
る。
【0031】本実施例の動作原理をさらに詳しく説明す
る。周波数安定化の対象となる半導体レーザ121〜1
25と周波数基準光源31のそれぞれの出力光は、光カ
プラ22および23により合波されて一括してMZフィ
ルタ33に入力される。半導体レーザ121〜125の
光周波数f1 〜f5 はそれぞれ所定の周波数f10〜f50
の近傍にあらかじめ設定しておく。一方、MZフルタ3
3の透過特性の一つのピーク周波数fr を周波数基準光
源fr0の近傍に設定しておく。さらに、発振器34の出
力をMZフィルタ同調用電極32に供給することによ
り、MZフィルタ33の透過特性を微小に変調してお
く。MZフィルタ同調用電極32はMZフィルタ33の
導波路上に形成された薄膜ヒータであり、これにバイア
ス電流を印加することによって発熱させ、熱光学効果に
よりフィルタ透過特性の中心周波数をシフトさせること
ができる。MZフィルタ33の出力を光分波器40によ
り分波し、フォトディテクタ511〜516により受光
する。これらの出力をロックインアンプ521〜526
に入力し、発振器34の信号を参照信号としてロックイ
ン検波する。ロックインアンプ521〜526の出力
は、図6に示すように、f10、f20、f30、f40、f50
およびfr0を零出力とし、それからの周波数ずれ量δf
i =fi −fi0(i=1、2、3、4、5、r)に応じ
た誤差信号出力となる。特に、δfi が十分小さいfi0
の近傍では、δfi に比例した誤差信号出力が得られ、
この出力を各光源の発振周波数モニタとしても使用可能
である。これらの誤差信号のうち、ロックインアンプ5
26の出力は、基準光周波数fr0からのMZフィルタ3
3のピーク周波数fr のずれに対応しており、これを加
算器35を通してMZフィルタ同調用電極32にフィー
ドバックすることにより、MZフィルタ33のピーク周
波数を基準光周波数に安定化することができる。さら
に、ロックインアンプ521〜525の出力を、それぞ
れ可変周波数電源111〜115を通して半導体レーザ
121〜125のバイアス電流または動作温度にフィー
ドバックすることにより、半導体レーザ121〜125
のそれぞれの発振周波数を所定の絶対周波数に安定化す
ることができる。
【0032】図7は第二実施例を示すブロック構成図で
ある。第一実施例では周波数基準光源31の出力は半導
体レーザ121〜125の出力光と合波されて一括して
MZフィルタ33に入力していたのに対し、第二実施例
では、半導体レーザ121〜125からの合波光はMZ
フィルタ33のポートC1に入力し、周波数基準光源3
1の出力についてはポートC2に入力することにより、
ポートC3に合波光を得る。この構成により、周波数基
準光源31の出力光を合波するための光カプラ23が不
要となり、部品点数を減らすことができる。
【0033】図8は第三実施例を示すブロック構成図で
ある。この実施例は、周波数基準光源31の出力光の信
号経路が第一実施例と異なる。すなわち、周波数基準光
源31の出力を光アイソレータ37を介してMZフィル
タ33のポートC4に入力し、ポートC2から出力され
る光をフォトディテクタ516により受信する。半導体
レーザ121〜125の出力光(光周波数f1 〜f5
と周波数基準光源31の出力光(光周波数fr0)とのM
Zフィルタ33内の伝搬方向が異なるため、フォトディ
テクタ516には周波数基準光源31からの周波数成分
のみが入力し、混信が防止される。また、光分波器40
には周波数基準光分波用のポートが不要であり、構成を
簡略化できる。周波数安定化の原理は第一実施例および
第二実施例と同等である。
【0034】図9は第四実施例を示すブロック構成図で
ある。この実施例は、MZフィルタ33を変調すること
なく、その二つの出力ポートC3およびC4から得られ
た各光源周波数成分の差分あるいは対数差分成分(対数
に変換して差をとった成分であり、実質的に二つの比を
求めることと同じ)を用いて所定の周波数からの誤差信
号成分を得ることが第一実施例と異なる。この実施例の
構成は、第一実施例と同様に、光カプラ23により半導
体レーザ121〜125の出力光と周波数基準光源31
の出力光とを合波し、MZフィルタ33のポートC1に
入力する。MZフィルタ33により光周波数弁別された
合波光はポートC3とC1とに出力され、それぞれを光
分波器41および42により分波する。光分波器41の
分波出力をフォトディテクタ511〜516により、光
分波器42の分波出力をフォトディテクタ531〜53
6によりそれぞれ受信し、各周波数成分毎に差動または
対数差動アンプ514〜546に入力して差分または対
数差分を得る。このうち、周波数基準光源31とMZフ
ィルタ33の周波数誤差に対応した差動または対数差動
アンプ546の出力をMZフィルタ同調用電極32にフ
ィードバックし、MZフィルタ33の周波数特性を周波
数基準光源31の基準光周波数に安定化する。また、差
動または対数差動アンプ541〜545の出力を可変周
波数電源111〜115にフィードバックし、半導体レ
ーザ121〜125の周波数安定化を行う。
【0035】図10は半導体レーザ121〜125およ
びMZフィルタ33の周波数配置とMZフィルタ33の
出力の差分(誤差信号出力)との関係を示す。MZフィ
ルタ33のポートC1に信号を入力した場合、ポートC
3の出力特性とポートC4の出力特性とは相補的な関係
になり、理想的には透過率がピークの1/2となる周波
数で等しい出力レベルとなる。このような条件を満たす
周波数(ここでは「1/2出力周波数」という)はグリ
ット周波数Δfg で周期的に存在する。そこで、半導体
レーザ121〜125に設定される発振周波数f10、f
20、f30、f40、f50と、MZフィルタ33の基準光周
波数fr0とが、この1/2出力周波数となるように設定
する。このためには、まず、半導体レーザ121〜12
5のそれぞれの発振周波数f1 〜f5 およびMZフィル
タ33のひとつの1/2出力周波数fr を、あらかじめ
それぞれf10〜f50、fr0の近傍に設定する。このと
き、MZフィルタ33の二つのポートC3、C4の出力
の差分から、図10の下段に示すように、f10〜f50
r0を零出力とし、周波数誤差δfi =fi −fi0(i
=1、2、3、4、5、r)に応じた誤差信号出力が得
られる。
【0036】本実施例は、第一ないし第三実施例と比較
すると、MZフィルタ33を変調する必要がないことが
特徴である。このため、変調と周波数安定化との双方の
目的をもったMZフィルタ同調用電極32を用いる必要
はなく、MZフィルタ33の温度をフィードバック制御
することで周波数を安定化することもできる。
【0037】図11は第五実施例を示すブロック構成図
である。この実施例において、半導体レーザ121〜1
25とMZフィルタ33との周波数配置、および合波光
をMZフィルタ33を通して光周波数弁別してポートC
3、C4に出力する構成は、第四実施例と同等である。
本実施例が第四実施例と異なる特徴は、光分波器として
7入力7出力のアレイ導波路格子型光分波器44を用い
たことにある。この構成により、第四実施例における二
つの光分波器41、42の機能をまとめることができ、
部品点数を減らすことができる。アレイ導波路格子型光
分波器44は左右相反の分波特性をもち、MZフィルタ
33のポートC3の出力光をポートb1に入力すること
で、ポートa2、a3、a4、a5、a6、a7にそれ
ぞれf1、f2 、f3 、f4 、f5 およびfr0の周波数
成分が出力される。また、MZフィルタ33のポートC
4の出力光をポートa1に入力することで、ポートb
2、b3、b4、b5、b6、b7にそれぞれf1 、f
2 、f3 、f4 、f5 およびfr0の周波数成分が出力さ
れる。これらの分波光をフォトディテクタ511〜51
6、531〜536で受信し、第四実施例と同様に半導
体レーザ121〜125およびMZフィルタ33の周波
数を安定化する。
【0038】図12は第六実施例を示すブロック構成図
である。この実施例は、周波数基準光源31の出力光を
MZフィルタ33のポートC2に入力することが、図9
に示した第四実施例と異なる。この構成では、図7に示
した第二実施例と同様に、周波数基準光源31の出力光
を合波するための光カプラ23が不要となり、部品点数
を減らすことができる。
【0039】また、図12では光分波器41、42を別
々のものとして示しているが、光多重数の2倍以上の入
/出力端子をもつアレイ導波路格子型光分波器を用いる
ことで、その周期性により、1個で光分波器41、42
の役割を果たすことができる。
【0040】図13は第七実施例を示すブロック構成図
である。この実施例は、周波数基準光源31の出力光を
MZフィルタ33のポートC2に入力することが、図1
1に示した第五実施例と異なる。この構成では、図7に
示した第二実施例および図12に示した第六実施例と同
様に、周波数基準光源31の出力光を合波するための光
カプラ23が不要となり、部品点数を減らすことができ
る。
【0041】第六実施例および第七実施例ではそれぞ
れ、MZフィルタ33の周波数安定化のためにMZフィ
ルタ同調用電極32をフィードバック制御しているが、
MZフィルタ33を温度制御することとし、その温度制
御回路をフィードバック制御してもよい。
【0042】以上の実施例では第一および第二の実施形
態についての具体的な例について説明したが、第三およ
び第四の実施形態でも同様の構成が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多チャネ
ル光周波数安定化装置は、周期型光フィルタの透過率変
化の周期により複数の光源の周波数間隔を制御すること
に加え、その周期型フィルタの透過中心周波数を安定化
することで、光源の光周波数の間隔のみならず、絶対周
波数についても安定化することができる。
【0044】また、周期型光フィルタの透過率変化の周
期またはその1/2周期の自然数倍の値が光源の周波数
間隔となるように設定することで、光源の周波数間隔が
不等間隔配置の場合でも、各光源の発振周波数間隔を安
定化することができる。したがって、4光波混合光の発
生を避けて周波数多重伝送を行う場合の周波数安定性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成
図。
【図2】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成
図。
【図3】本発明の第三の実施形態を示すブロック構成
図。
【図4】本発明の第四の実施形態を示すブロック構成
図。
【図5】第一実施例を示すブロック構成図。
【図6】光源周波数配置とMZフィルタの透過特性との
関係を示す図。
【図7】第二実施例を示すブロック構成図。
【図8】第三実施例を示すブロック構成図。
【図9】第四実施例を示すブロック構成図。
【図10】半導体レーザおよびMZフィルタの周波数配
置とMZフィルタの出力の差分との関係を示す図。
【図11】第五実施例を示すブロック構成図。
【図12】第六実施例を示すブロック構成図。
【図13】第七実施例を示すブロック構成図。
【図14】従来例を示すブロック構成図。
【図15】従来例の動作原理を示す図。
【符号の説明】
11〜1n 光源 111〜115 可変周波数電源 121〜125 半導体レーザ 20 光合波器 21 スターカプラ 22〜25 光カプラ 30 光周波数弁別器 31 周波数基準光源 32 NZフィルタ同調用電極 33 MZフィルタ 34 発振器 35 加算器 40、42、43 光分波器 41 アレイ導波路格子型光合分波器 44 アレイ導波路格子型光分波器 51〜5n、5r 誤差検出回路 511〜516、531〜536 フォトディテクタ 521〜526 ロックインアンプ 541〜546 差動または対数差動アンプ 60 光フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04J 14/02 (56)参考文献 特開 平8−51411(JP,A) 特開 平3−21936(JP,A) 特開 平3−78335(JP,A) 特開 平3−64084(JP,A) 特開 平8−251105(JP,A) 特開 昭63−45877(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H01S 5/0687 H04J 14/00 - 14/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力する光周波数が互いに異なる値に設
    定された複数の光源の出力光の合波光を入力とし、この
    複数の光源のそれぞれに設定された光周波数からのずれ
    に対してそれぞれ透過率が変化する光周波数弁別手段
    と、 この光周波数弁別手段の出力光から前記複数の光源のそ
    れぞれの出力光を分波する光分波手段と、 この光分波手段の分波光から前記複数の光源のそれぞれ
    の出力光の光周波数誤差を検出する光周波数誤差検出手
    段と、 この光周波数誤差検出手段の出力にしたがって前記複数
    の光源のそれぞれの出力光周波数を制御するフィードバ
    ックループとを備えた多チャネル光周波数安定化装置に
    おいて、 出力光周波数が安定化された周波数基準光源と、 この周波数基準光源の出力光を前記光周波数弁別手段に
    入力してその弁別出力から弁別誤差を検出する弁別誤差
    検出手段と、 この弁別誤差検出手段の出力にしたがって前記光周波数
    弁別手段の透過特性の一つのピーク周波数またはボトム
    周波数を基準光周波数に一致させて、前記弁別誤差検出
    手段のピーク周波数およびボトム周波数に前記光源の出
    力光周波数を一致させる制御手段とを備えたことを特徴
    とする多チャネル光周波数安定化装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の光源の互いに隣り合う光周波
    数の間隔が異なって設定され、 この光周波数の間隔は、前記光周波数弁別手段の周期的
    周波数透過特性の1/2周期の自然数倍である請求項1
    記載の多チャネル光周波数安定化装置。
  3. 【請求項3】 前記光周波数弁別手段の透過特性を変調
    信号で変調する手段を備え、 前記光周波数誤差検出手段および前記光弁別誤差検出手
    段はそれぞれ、 前記光分波手段の分波光をそれぞれ受光する受光手段
    と、 この受光手段の出力を前記変調信号により位相同期検波
    する手段とを含む請求項1または2記載の多チャネル光
    周波数安定化装置。
  4. 【請求項4】 前記光周波数弁別手段は二つの出力ポー
    トに互いに相補的な出力が得られる構造の光フィルタを
    含み、 前記光分波手段はこの光フィルタの二つの出力ポートの
    それぞれの出力光を分波する構成であり、 前記光周波数誤差検出手段および前記光弁別誤差検出手
    段の少なくとも一方には、前記光フィルタの二つの出力
    ポートに対応してそれぞれ設けられた受光手段と、同一
    の光源の光周波数成分に対応して二つの受光手段の差分
    または比の成分を出力する手段を含む請求項1または2
    記載の多チャネル光周波数安定化装置。
  5. 【請求項5】 前記光分波手段は互いに対向する入出力
    ポートが複数設けられたアレイ導波路格子型光分波器を
    含み、 このアレイ導波路格子型光分波器の対向する1組の入出
    力ポートに前記光フィルタの二つの出力ポートが接続さ
    れ、 前記受光手段はこのアレイ導波路格子型光分波器の前記
    1組の入出力ポート以外の入出力ポートに接続された請
    求項4記載の多チャネル光周波数安定化装置。
  6. 【請求項6】 前記光分波手段は前記複数の光源の出力
    光を合波する手段と同じ素子として形成された請求項1
    ないし5のいずれか記載の多チャネル光周波数安定化装
    置。
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