JP5443946B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は電動機を駆動するインバータ装置に関し、特にインバータを構成するスイッチング素子及びダイオードの温度を推定する技術に関する。
電動機は、エンジンと組み合わせたハイブリッド自動車、または電動機のみで駆動する電気自動車等に用いられる。電動機を駆動する際、所定のトルク、周波数を得るのにインバータが用いられる。インバータは自動車内に組み込まれ、搭乗スペースの確保のためにその高パワー高密度化が望まれている。
自動車の走行環境によってインバータの運転温度が大きく変動し、特にハイブリッド自動車においては、エンジンの発熱の影響でインバータは高温になる。インバータ内のスイッチング素子は、このような周囲温度に加えて、スイッチング素子自身に電流が流れることによる定常損失、オン・オフによるスイッチング損失の影響で温度が上昇し、ある温度を超えると破壊に至る恐れがある。
スイッチング素子の破壊を回避するために、スイッチング素子の温度を検出して保護を行う必要がある。温度検出には素子上にダイオードを作りこんだオンチップセンサを利用すると精度が高く検出できるので、ハイブリッド自動車用インバータに搭載されている。オンチップセンサは高電位になるため、絶縁回路を通してマイクロコントローラ(以下マイコン)などに温度情報を伝送する必要がある。少なくとも6個のスイッチング素子が搭載されているインバータにおいては、全てのスイッチング素子の温度を検出するために絶縁回路が複数必要となり、基板面積が増大してインバータ容積が大きくなる恐れがある。
このような課題を解決するために、一部のスイッチング素子のみ温度検出を行い、残りのスイッチング素子温度は推定する方法が考えられる。1つ以上のスイッチング素子温度を検出し、スイッチング素子の損失モデル、およびIGBTモジュールの熱伝達モデルから最高温度のスイッチング素子の温度を推定する方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−195343号公報
特許文献1においては、スイッチング素子の損失モデルおよび熱伝達モデルが、定常状態におけるものであり、モータがロックしたときや低周波で回転しているときのように、一部のスイッチング素子に電流が集中する状態に遷移するときは、最高温度となるスイッチング素子が確実に特定できず、スイッチング素子温度を精確に推定できない。また、最高温度となるスイッチング素子周囲にあるスイッチング素子の温度推定値を基に、熱伝達モデルが構成されているために、基になるスイッチング素子温度の推定値に誤差がある場合には、最高温度を示すスイッチング素子温度の推定誤差が増大する。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、インバータの運転モードがどのような状態であっても、1つのスイッチング素子から検出した温度を基に、他のスイッチング素子温度を精確に推定することを目的とする。
本発明の一実施例に係るインバータ装置は、直流電源と、直流電源に接続されたスイッチング素子および還流ダイオードと、スイッチング素子のオン/オフによって直流電圧を所定の交流電圧、電流、周波数に変換する手段と、1つ以上のスイッチング素子近傍に設置した温度検出部を備えたインバータ装置において、スイッチング素子および還流ダイオードの損失モデルと、前記スイッチング素子および還流ダイオードを固定するモジュールの熱抵抗モデルと、前記損失モデルおよび熱抵抗モデルを利用して算出された推定温度上昇値と、前記温度検出部で検出したスイッチング素子の温度とに基づいて、温度検出部を備えていないスイッチング素子および還流ダイオードの温度を推定する推定手段とを備える。
インバータの運転モードがどのような状態であっても、1つのスイッチング素子から検出した温度に基に、他のスイッチング素子温度が精確に推定される。
本発明の実施例1に係るインバータ回路と制御ブロックを示す図。 本発明の実施例1に係る温度検出回路を示す図。 温度推定部17により行われる温度推定方法の概要を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る半導体モジュールを示す図。 本発明の実施例1に係る通電電流とスイッチング素子温度の時系列変化を示す図。 本発明の実施例3に係るインバータ回路と制御ブロックを示す図。 本発明の実施例2に係る半導体モジュールを示す図。
以下、本発明に係るインバータ装置の実施例について、図面を参照して説明する。
(構成)
図1は本発明によるインバータ装置を電気車に適用したときの実施例の構成を示す図である。本発明によるインバータ装置は、電気車のみならず、電気推進船等にも適用できる。
このインバータ装置は、アクセル装置1からインバータ2にトルク指令値Tqを入力し、トルク指令値Tqに応じてバッテリなどの直流電圧源4の出力電圧を可変電圧可変周波数の3相交流電圧に変換し、電動機5を駆動して車輪6を駆動制御する。
インバータ2は、直流電圧を平滑化するコンデンサ7が入力段に接続され、スイッチング素子によりU相、V相、W相のブリッジ回路を構成している。U相のブリッジ回路は、スイッチング素子Sとスイッチング素子Sの接続点が電動機5に接続されている。スイッチング素子Sとスイッチング素子Sには還流ダイオードDとDがそれぞれ逆並列に接続されている。
スイッチング素子SとS,還流ダイオードDとDで構成されるV相のブリッジ回路、スイッチング素子SとS,還流ダイオードDとDで構成されるW相のブリッジ回路も同様に構成されている。
スイッチング素子S、S、S、S、S、Sのいずれか1つまたは複数の近傍に温度センサが設けられる。本実施例においては、スイッチング素子S、S、Sのローサイド素子に温度センサC,C,Cをそれぞれ設置する。温度センサC,C,Cはスイッチング素子上に作り込まれたオンチップのダイオードとする。ダイオードは定電流の条件では、温度が上昇すると順方向電圧が小さくなる傾向にある。ダイオードに一定の電流を供給し、順方向電圧を測定することによって、スイッチング素子の温度が得られる。温度センサはダイオード以外のものでもよいが、応答性が高く、高精度のものが望ましい。
温度センサC,C,Cが出力した電圧は、温度検出回路8に入力される。そのうちの最も高い温度を示すスイッチング素子の温度信号9を制御演算装置10に伝達する。インバータの下アームを構成するスイッチング素子S、S、Sは、電位が等しく互いの絶縁をとる必要がないので、最高温度TNMAXを示す温度信号を簡単に抽出できる。図2に最高温度TNMAXを選択する回路8aの一例を示す。本回路はオペアンプ11X、11Y、11Zとダイオード12X、12Y、12Zから成る最小値回路として一般的に用いられ、温度センサ電圧VfX、VfY、VfZのうち最も低い電圧を出力する。ダイオードは温度が上昇すると順方向電圧が下がるので、最も低い電圧は最高温度TNMAXを示す信号となる。
出力した電圧は三角波発生回路13とコンパレータ14で比較され、パルスに変換されてフォトカプラなどの絶縁素子15を通して制御演算装置10へ伝達される。制御演算装置10がパルスのデューティ比を計算することによって最高温度TNMAXを得る。図2では温度が上昇するほどデューティが小さくなるように回路を構成している。このように、伝達する信号が1つであれば、温度検出回路8に使用する絶縁素子が1個で足りるので回路規模が大きくならない。スイッチング素子S、S、Sのうちどれか1つの温度を常に検出してもよいが、最高温度を検出することでより信頼性の高い温度保護システムを提供できる。
制御演算装置10は、電流制御部16と温度推定部17で構成される。電流制御部16には電流検出器18から得られた三相電流瞬時値19と、電動機の角度検出器20から得られた電気角21が入力される。トルク指令値Tqbに対応する電流指令値を電流制御部16で演算し、所望の電流を得るようなゲート信号22をゲート駆動回路23に出力する。ゲート駆動回路23はスイッチング素子S、S、S、S、S、Sが有するゲートの全てに接続され、制御演算装置10から入力されたゲート信号22に応じてオン・オフの切り替えを行う。
温度推定部17には三相電流瞬時値19と直流電圧検出器24から得られる電圧値25、温度センサC,C,Cから得られるスイッチング素子温度のうちの最高スイッチング素子温度9が入力される。これらの物理量を基にして全てのスイッチング素子の温度、および還流ダイオードの温度を推定する。
以上がインバータ装置全体の構成である。
(作用)
図3は温度推定部17により行われる温度推定方法の概要を示すフローチャートである。先ず温度推定部17は、IGBT温度、直流電圧、相電流、デューティ比、キャリア周波数等を基に、IGBT及び還流ダイオード(FWD)全素子の損失を推定する(S10)。次に温度推定部17は、IGBTモジュール熱抵抗モデルに損失を入力することで、IGBT及びFWD全素子の温度上昇値を推定する(S20)。そして温度推定部17は、温度上昇推定値と検出温度の差から温度を推定する(S30)。また、検出されたあるIGBTの温度をベースとして、温度検出していないその他の素子の温度を算出する。
以下に第1の実施例におけるスイッチング素子及び還流ダイオードの温度の推定方法を詳細に述べる。各素子の温度は自身の損失で発生する熱と、周囲の素子の損失がもたらす熱によって決まる。従って、先ずは各素子の損失を推定する必要がある。
最初に、スイッチング素子S〜Sの損失の推定方法を記述する。スイッチング素子の損失は、導通損失とスイッチング損失に分けることができる。先ず導通損失は、素子に流れる電流と素子自身の抵抗成分によって生じ、ジャンクション温度に依存するため、式(1)で表される。
Figure 0005443946
ここで、I=素子に流れる電流、T=素子のジャンクション温度、DUTY=スイッチング素子の通流率を表す。電流Iは電流検出器18から得ることができる。Tはこれから推定する温度なので得ることができないが、本実施例では温度センサで検出したローサイド素子の最高温度TNMAXを全ての素子に適用する。関数fは電流Iと温度Tの多項式で表され、制御演算装置10にあらかじめ記憶させておく。U相のレグを例にすると、U相電流Iが正の値であればスイッチング素子Sまたは還流ダイオードDを通り、負の値であればスイッチング素子Sまたは還流ダイオードDを通る。従って電流Iが正のとき、式(1)にI=Iを代入してスイッチング素子Sの導通損失を求める。スイッチング素子Sはオン/オフしているので、オン期間の割合を示す通流率DUTYを乗算すれば、スイッチング周期TSW期間における平均導通損失が求められる。このときスイッチング素子Sには電流が流れていないので、素子Sの導通損失はゼロとなる。逆に電流Iが負のとき、スイッチング素子Sに電流が流れており、式(1)にI=−Iを代入し、通流率DUTYを乗算してその導通損失を求めることができる。もちろん、スイッチング素子Sのスイッチング損失はこのときゼロである。V、W相の各スイッチング素子の導通損失も同様に計算できる。スイッチング周期TSWは温度上昇の時定数に比べれば十分短い時間なので、式(1)で求められる損失は瞬時値として扱って問題ない。
一方、スイッチング損失はターンオン時に生じるオン損失PSWONとターンオフ時に生じるオフ損失PSWOFFの和であり、電圧、電流の重なりがその原因となる。これもジャンクション温度Tに依存するので、それぞれ式(2)、(3)で表される。
Figure 0005443946
Figure 0005443946
ここで、VDC=直流電圧、fSW=スイッチング周波数を表す。電圧VDCは電圧検出器24から得る。これらの関数g、hは変数の多項式で記述でき、制御演算装置10に記憶されている。導通損失と同様に、素子に電流が流れないとスイッチング損失は生じない。再びU相のレグを例にとる。電流Iが正のとき、スイッチング素子Sに電流が流れているので、式(2)、(3)にI=Iを代入してスイッチング素子Sのスイッチング損失を求める。スイッチング素子Sに電流は流れていないので、素子Sのスイッチング損失はゼロとなる。電流Iが負のとき、式(2)、(3)にI=−Iを代入してスイッチング素子Sのスイッチング損失が求まる。このときのスイッチング素子Sのスイッチング損失はゼロである。V、W相のスイッチング素子のスイッチング損失も同様にして計算する。
スイッチング素子S〜Sそれぞれについて導通損失、スイッチング損失を求める。導通損失とスイッチング損失を合計したものが1つの素子で発生する損失となる。
次に、還流ダイオードから生じる損失の推定方法を述べる。還流ダイオードの損失は導通損失とリカバリ損失の和で計算する。導通損失の基本的な計算方法はスイッチング素子のときと同じである。つまり、電流とジャンクション温度の多項式で表される関数iを用いて式(4)で記述できる。
Figure 0005443946
DUTYは、対になるスイッチング素子(例えば還流ダイオードDに対してスイッチング素子S)の通流率である。U相レグを例にして説明する。還流ダイオードDの導通損失を求めるには、U相電流Iが正のとき式(4)にI=Iを代入する。スイッチング素子Sがオフの期間に還流ダイオードDが通電するので、スイッチング素子Sのオフ期間の割合を示す1−DUTYを乗算すればよい。このとき還流ダイオードDには電流が流れていないので、還流ダイオードDの導通損失はゼロとなる。U相電流Iが負のとき式(4)にI=−Iを代入し、スイッチング素子Sのオフ期間の割合1−DUTYを乗算することで、還流ダイオードDの導通損失を求める。還流ダイオードDは通電していないので、当然、還流ダイオードDの導通損失はゼロとなる。
一方、リカバリ損失は還流ダイオードがオンからオフの状態に遷移するときに生じる損失であり、直流電圧、電流、ジャンクション温度に依存するので式(5)で計算できる。
Figure 0005443946
関数jは3つの変数で構成される多項式である。リカバリ損失も還流ダイオードに電流が流れないとスイッチング損失は生じない。U相のレグを例にとって詳述する。電流Iが正のとき、還流ダイオードDに電流が流れているので、式(5)にI=Iを代入して還流ダイオードDのリカバリ損失を求める。還流ダイオードDに電流は流れていないので、還流ダイオードDのリカバリ損失はゼロとなる。電流Iが負のとき、式(5)にI=−Iを代入して還流ダイオードDのリカバリ損失が求まる。このとき還流ダイオードDのリカバリ損失はゼロである。V、W相の還流ダイオードのリカバリ損失も同様に計算する。
還流ダイオードD〜Dそれぞれについて導通損失、リカバリ損失を求める。導通損失及びリカバリ損失を合計したものが1つの還流ダイオードで発生する損失となる。
以上の計算を行い、全てのスイッチング素子と還流ダイオードから発生する損失が求められる。
次に、計算した損失を利用して、温度上昇値を求める過程を説明する。損失PLOSSと温度上昇値ΔTは式(6)の関係にある。
Figure 0005443946
LOSSは温度上昇値ΔTを計算する対象自身の損失であるが、モジュールは他の半導体素子と隣り合って構成されていることが多く、他の半導体素子から発生する損失の影響も受け、温度が上昇する。つまり、他の半導体素子からの影響も考慮して温度上昇値を求めることが、精度の高い温度推定には必要である。Zthは熱伝達インピーダンスと呼ばれ、スイッチング素子や還流ダイオードで構成されるモジュールの形状や材質で決定される。Zthは式(7)のような形で表される。
Figure 0005443946
thは熱抵抗と呼ばれ、定常状態での損失と温度上昇値の関係を表す定数である。τは熱時定数といい、過渡状態での時間経過に対する温度上昇の割合を示す定数である。モジュールの形状や材質によってこれらの値と自然数nの値は決定される。
ある半導体モジュールの構成例を図4に示し、この図を参照して温度上昇値の推定方法を説明する。図4の半導体モジュール26には、U相レグを構成する半導体素子が搭載されており、各半導体素子と熱伝達インピーダンスの関係を示している。このとき、スイッチング素子S、Sと還流ダイオードD、Dの温度上昇値をそれぞれΔTSU、ΔTSX、ΔTDU、ΔTDXとおくと、式(8)で表される。熱伝達インピーダンスZijは全て式(7)の形式であり、モジュール26の形状や材質、半導体素子の設置位置によって熱抵抗Rth、熱時定数τ、自然数nの値が決まり、制御演算装置10にあらかじめ記憶される。
Figure 0005443946
V、W相の半導体モジュールを構成する各素子も、式(8)を使ってその温度上昇値が求められる。
このように全ての半導体素子の温度上昇値が求まったところで、実際のジャンクション温度を推定する。制御演算装置10に入力されるジャンクション温度は、ローサイド素子の最高温度TNMAXである。式(8)で計算されるローサイド素子の温度上昇値ΔTSX、ΔTSY、ΔTSZのなかで、最も値が大きいものがローサイド素子の最高温度上昇値ΔTNMAXを示す。環境温度をTとおくと、式(9)が成り立つ。
Figure 0005443946
例えば、スイッチング素子Sのジャンクション温度を推定したければ、式(10)で計算でき、環境温度Tの検出をする必要がない。
Figure 0005443946
同様にして、全てのスイッチング素子と還流ダイオードの温度が求められる。
(効果)
特許文献1においては、全ての半導体素子が同一モジュールに搭載されている場合の温度推定方法が記載されている。ある1つのスイッチング素子のみ温度検出し、かつこの検出温度を基準に温度推定している。そのため特許文献1では、本実施例のようにU、V、W相ごとに異なるモジュールに分かれている場合には、他2相のモジュールの半導体素子については検出温度を基準に推定できない。本実施例では、ローサイド素子の最高温度TNMAXを検出しているため、少なくともローサイドにおいては確実に最高温度TNMAXを検出できる。しかしながら、基準とする温度をローサイド素子の最高温度TNMAXとせず、特許文献1のように全スイッチング素子のうち1つでもジャンクション温度を検出すれば、精確に温度を推定できることに変わりはない。
特許文献1においては、角度センサから得られた電気角の情報で最高温度となるスイッチング素子を推定している。本実施例のように還流ダイオードを含めたモジュールにおいては、熱干渉が複雑になり、電気角のみで最高温度となるスイッチング素子を推定することは困難となる。
また、特許文献1の推定温度を基準とする熱干渉モデルと異なり、本願では損失を基準とした熱干渉モデルを用いているため、温度検出対象となっている素子が含まれる相以外の相においても、精確に温度上昇値が推定できる。
さらに、特許文献1は熱伝達インピーダンスが熱抵抗成分のみで構成されているため、過渡状態における温度変化に追従できない。例えば、図5を基に説明すると、時間Tの時点で急激に電流27が増大したときは、実際は熱容量の影響で緩やかに変化する真の温度28に対して、推定温度29が電流に依存して急に高くなるために、真の温度28より高く推定してしまう。時間Tで電流が減少したときには、真の温度より推定温度が低くなり、信頼性が損なわれる。
本実施例によれば、モジュールの構成、運転モード、遷移状態に依存することなく、全てのスイッチング素子と還流ダイオードのジャンクション温度が精確に推定できるため、確実な保護を行うことができ、信頼性の高いインバータ装置を提供できる。
次に、本発明に係るインバータ装置の第2実施例について記述する。本実施例においては、実施例1の損失推定方法に改良を加えたものである。よって、実施例1と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
実施例1においては、式(1)〜(5)の損失計算に用いたTに温度センサで検出したローサイド素子の最高温度TNMAXを代入していた。制御演算装置10を使った演算では、制御周期TCTRLごとに繰り返し温度計算を行っているため、制御周期TCTRL前に求めた各素子の推定温度が使用できる。一律に最高温度TNMAXを使用して損失を推定するよりも、実際に即した各スイッチング素子、および還流ダイオードの推定温度を用いれば、損失がより精確に推定でき、温度推定精度も高くなる。推定する瞬間の真の温度と、損失の推定に使用する制御周期TCTRL前の推定温度を近くするために、制御周期TCTRLは半導体素子の熱時定数より十分短くする必要がある。
次に本発明に係るインバータ装置の第3実施例について述べる。本実施例は、走行用の電動機を駆動するインバータと、エンジンが駆動する発電機用のインバータを搭載するシリパラ方式のハイブリッド自動車に適用する。シリパラ方式のハイブリッド自動車は、インバータが2台搭載されているため、設置スペースを削減するために2台のインバータを一体化する場合がある。このとき、半導体素子で構成されるモジュールに電動機用の半導体素子と発電機用の半導体素子が搭載されるため、互いにその発熱の影響を受ける。実施例1,2においては、電動機用のインバータに限った温度推定であるが、本実施例のように発電機用の半導体素子の発熱の影響を受ける場合には、温度推定誤差が生じる。
図6に本実施例の構成例を示す。実施例1と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。電動機5を駆動するインバータは実施例1と全く同じ構成である。発電機用のインバータは、コンデンサ101、スイッチング素子SGU、SGV、SGW、SGX、SGY、SGZと還流ダイオードDGU、DGV、DGW、DGX、DGY、DGZで構成される。エンジン102で駆動する発電機103と接続され、電力を直流電圧源4へ回生する。制御演算装置11には発電機用の電流制御部104を追加する。ハイブリッド自動車からバッテリ(直流電圧源4)の充電状態に応じて指令される電流指令値I105に従い、電流制御部は電流センサ106で検出した電流値107と、発電機の角度センサ108から検出される電気角109からスイッチング素子のゲート信号110を生成する。ゲート信号110はゲート駆動回路111に入力され、スイッチング素子のオン/オフが行われる。電動機用インバータと同様に、発電機用インバータの温度検出はローサイドの最高温度素子を検出する。温度検出回路112の構成も電動機用インバータの温度検出回路9と同じである。
温度推定部113は電動機用および発電機用インバータの全ての半導体素子のジャンクション温度を推定する。そのため、発電機用の電流値107とローサイドの最高温度素子温度114が温度推定部113で使用される。以下、推定方法を記述する。図7のように、電動機用インバータのU相と発電機用インバータのU相が一体化したモジュール115を例にとると、搭載される半導体素子数は8個となる。基本的な推定方法は実施例1,2と同じであり、温度推定の対象素子が増加しただけである。まずは、式(1)〜(5)で全ての素子の損失を推定する。ただし、損失推定に利用する検出電流は、電動機側の半導体素子は電流センサ18で検出した電流値19を用いて、発電機側の半導体素子は電流センサ106で検出した電流値107を用いる。式(7)の熱伝達インピーダンスもあらかじめ測定しておく。式(8)の温度上昇と損失の関係を表した式は、式(11)を用いることになる。
Figure 0005443946
V,W相のモジュールに搭載されている半導体素子の温度上昇値も同様の式を用いて求めることができる。
温度上昇値を求めたところで、式(10)に従ってジャンクション温度を計算する。実施例1,2では、電動機用インバータのローサイド素子の最高温度TNMAXを基準としており、本実施例でもTNMAXを基準とする。ただし、発電機用のローサイド素子にも温度センサによる温度検出がなされており、ローサイド素子の最高温度TNGMAXが得られるときは、発電機用の半導体素子は最高温度TNGMAXを基準として式(10)を使って推定する。このように、温度推定の対象となる半導体素子と、基準となる温度を検出する素子の位置関係を近くすれば、温度推定精度が高くなる。
以上の説明はこの発明の実施の形態であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができるものである。
1…アクセル装置、2…インバータ、4…直流電圧源、5…電動機、6…車輪、7…コンデンサ、8…温度検出回路、9…ローサイド素子最高温度、10…制御演算装置、11…オペアンプ、12…ダイオード、13…三角波発生回路、14…コンパレータ、15…フォトカプラ、16…電流制御部、17…温度推定部、18…電流検出器、19…電流値、20…角度検出器、21…電気角、22…ゲート信号、23…ゲート駆動回路、24…電圧検出器、25…電圧値、26…半導体モジュール、27…電流値、28…真のスイッチング素子の温度、29…推定したスイッチング素子の温度101…コンデンサ、102…エンジン、103…発電機、104…電流制御部、105…電流指令値、106…電流検出器、107…電流値、108…角度検出器、109…電気角、110…ゲート信号、111…ゲート駆動回路、112…温度検出回路、113…温度推定部、114…ローサイド素子最高温度、115…半導体モジュール。

Claims (5)

  1. 直流電源と、前記直流電源に接続されたスイッチング素子および還流ダイオードと、スイッチング素子のオン/オフによって直流電圧を所定の交流電圧、電流、周波数に変換する手段と、1つ以上のスイッチング素子近傍に設置した温度検出部を備えたインバータ装置において、
    スイッチング素子および還流ダイオードの損失モデルと、前記スイッチング素子および還流ダイオードを固定するモジュールの熱抵抗モデルと、前記損失モデルおよび熱抵抗モデルを利用して算出された推定温度上昇値と、前記温度検出部で検出したスイッチング素子の温度とに基づいて、温度検出部を備えていないスイッチング素子および還流ダイオードの温度を推定する推定手段を備え
    前記推定手段は、
    前記スイッチング素子の損失モデルを、導通損失aとスイッチング損失との和とし、前記導通損失aをスイッチング素子に流れる電流と、前記温度検出部で検出されたスイッチング素子の温度とで表される多項式で算出される値とし、前記スイッチング損失をスイッチング素子および還流ダイオードに流れる電流と、前記直流電圧と、前記温度検出部で検出されたスイッチング素子の温度とで表す多項式で算出される値とし、
    前記還流ダイオードの損失モデルを、導通損失bとリカバリ損失との和とし、前記導通損失bを還流ダイオードに流れる電流と、前記温度検出部で検出したスイッチング素子の温度とで表す多項式で算出する値とし、リカバリ損失を還流ダイオードに流れる電流と、前記直流電圧と、前記温度検出部で検出したスイッチング素子の温度とで表す多項式で算出する値とすることを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記温度検出部は、前記インバータ装置を構成する低電位側のスイッチング素子に設置され、該スイッチング素子の温度のうち最も高い温度を選択して前記推定手段に入力する手段を備えることを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 前記推定手段は、前記モジュールの熱抵抗モデルを、全てのスイッチング素子および還流ダイオード自身と冷却器との間にある熱抵抗と、全てのスイッチング素子および還流ダイオードとで互いに生じる熱干渉によるものとし、自身の熱抵抗および互いに及ぼす熱干渉を熱抵抗および熱容量で表すことを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  4. 前記スイッチング素子および還流ダイオードの損失を求める多項式に用いる温度検出部で検出したスイッチング素子の温度を、直前に推定した該スイッチング素子の温度および還流ダイオードの温度とすることを特徴とする請求項2記載のインバータ装置。
  5. シリパラ方式のハイブリッド自動車に搭載される、走行用の電動機を駆動するインバータを構成するスイッチング素子と、エンジンが駆動する発電機用のインバータを構成するスイッチング素子とが一体化しているモジュールを備えるインバータ装置において、
    前記発電機用インバータのスイッチング素子および還流ダイオードで発生する損失を推定する請求項2記載の手段を備え、
    前記推定手段は、電動機用インバータと発電機用インバータとが発生する損失によって互いに及ぼす影響を考慮して温度上昇値を推定することを特徴とする請求項1または請求項3記載のインバータ装置。
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