JP5421448B1 - サイレントチェーン及びサイレントチェーン伝動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チェーンガイドとの摩擦損を減少すると共に、チェーンの挙動を安定するサイレントチェーン及び伝動装置を提供する。
【解決手段】内側リンクプレート3の背面をアール形状の中高とする。ピッチラインから、該中高頂部12とガイドリンクプレート5の耳部頂部20との高さを等しくして、チェーンガイド30のガイド面30aに、中高頂部12を1ピッチ毎に接触(A)し、耳部頂部20を半ピッチずらして1ピッチ毎に接触(B)する。
【選択図】図4

Description

本発明は、サイレントチェーンに係り、特にエンジンにおいて、クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達するタイミングチェーンに用いて好適であり、詳しくは背面がチェーンガイドに当接して案内されるサイレントチェーン及びサイレントチェーン伝動装置の構成に関する。
一般に、サイレントチェーンは、スプロケットの歯に噛合する1対の歯を有する内側リンクプレートと、内側リンクプレートの両端に配置され、サイレントチェーンがスプロケットから外れないようにガイドするガイドリンクプレートと、を備え、ガイドリンクプレートに固定されたピンにより上記内側リンクプレートが屈曲自在に連結されている。該サイレントチェーン、特に上記タイミングチェーンとして用いられる場合、該サイレントチェーンの背面がチェーンガイドに摺接して、所定張力を付与されると共に振れが防止されるように案内されている。
従来、ピン孔中心を結ぶ線から、内側リンクプレート及びガイドリンクプレート背面までの長さを等しくしたサイレントチェーンがある。更に、ガイドリンクプレートクロッチ部を有する低剛性ガイドリンクプレートを用いること、並びにピンと内側リンクプレートのピン孔のクリアランスを考慮して、該内側リンクプレートの背面までの長さを、しまり嵌めであるガイドリンクプレートの背面までの長さに、上記クリアランスの1/2をプラスした値以上に設定することが提案されている(特許文献1)。
特許第4618846号公報
上記特許文献1のものは、内側リンクプレートの背面(両ピン孔の中心を結ぶ直線と上記中心を通る垂直線の間部分)が直線状の平坦面からなり、内側リンクプレートの背面全体が上記チェーンガイドに接して案内され、かつ上記クロッチ部を有するガイドリンクプレートの背面(耳部)が小接触面で強く当接することを防止して、チェーンガイドのガイド面端部にエッジ状の摩耗痕を生じることを防止している。
しかし、上記サイレントチェーンは、内側リンクプレートの背面全体がチェーンガイドに摺接するため、摩擦損(フリクションロス)が増大し、かつガイドリンクプレート背面とチェーンガイドのガイド面との間に隙間を生じるものもあり、チェーンの挙動が不安定(例えば幅方向及び捻れ方向の振れ)になる場合があり、この場合内側リンクプレートとスプロケットとの噛合いが不適正となり、噛合い音の発生や伝動効率を低下する虞がある。
そこで、本発明は、リンクプレート背面とチェーンガイドとの接触面積を減少すると共にチェーンを安定してガイドし、もって上述した課題を解決したサイレントチェーン及びサイレントチェーン伝動装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、1対の歯部(7,7)及びピン孔(6,6)を有する内側リンクプレート(3)と、ピン孔(15)を有し、幅方向に並べられた前記内側リンクプレートの両外側に配置されるガイドリンクプレート(5)(50)と、を備え、
前記ガイドリンクプレート(5)(50)のピン孔(15)に抜止めされたピン(2)により幅方向及び長手方向に前記内側リンクプレート(3)を配列し、長手方向に隣接する前記内側リンクプレートを屈曲自在にかつ無端状に連結したサイレントチェーン(1)(1)において、
前記内側リンクプレート(3)は、その背面がアール形状の中高となるように形成され、
前記ガイドリンクプレート(5)(50)は、ピン孔(15)の背面側部分に当接部(19)(51)を有し、
前記ピン孔の中心を結ぶ線(L−L)から、前記内側リンクプレート(3)における背面の前記中高頂部(12)までの長さ(Hi)と前記ガイドリンクプレート(5)(50)における背面の前記当接部頂部(20)(51)までの長さ(Hg)とが実質的に等しい、
ことを特徴とするサイレントチェーンにある。
例えば図2,図4を参照して、前記内側リンクプレート(3)の前記中高頂部(12)は、1対の前記ピン孔(6,6)の中央部に形成され、
側面視において、多数の前記内側リンクプレートの前記中高頂部(12)(A)は、前記1対のピン孔の間隔である1ピッチ(P)毎に形成され、かつ前記ガイドリンクプレート(5)(50)の前記当接部頂部(20)(51)(B)は、隣接する前記中高頂部(12)の中央部に位置して前記1ピッチ毎に形成される。
例えば図2(B)を参照して、前記ガイドリンクプレート(5)は、1対のピン孔(15,15)を有すると共に、背面側における前記ピン孔の中央部分にクロッチ部(17)を有する低剛性タイプからなり、該クロッチ部の長手方向の両側の耳部(19,19)が前記当接部である。
例えば図2(B)を参照して、前記当接部である耳部(19)に、前記ピン(2)の直径(D)より短く(a)、かつ前記ピン孔(15,15)の中心を結ぶ線(L−L)に平行な平坦面(20)を有し、
該平坦面(20)が、前記当接部頂部である。
例えば図6,図7を参照して、前記ガイドリンクプレート(50)は、1個のピン孔(15)を有し、該ピン孔を中心とした円環状のワッシャータイプからなり、前記ピン孔の背面側が前記当接部(51)である。
前記内側リンクプレート(3)の前記中高頂部(12)の表面粗さが、前記ガイドリンクプレート(5)の前記当接部頂部(20)(51)の表面粗さより低い(良い)。
例えば図1,図6を参照して、前記ガイドリンクプレート(5)の板厚(tg)が、前記内側リンクプレート(3)の板厚(ti)より小さい。
例えば図3を参照して、本発明は、前記サイレントチェーン(1)(1)と、
前記サイレントチェーンが巻掛けられる駆動側スプロケット(26)及び従動側スプロケット(27,29)と、
前記サイレントチェーンの背面に摺接して該サイレントチェーンをガイドするチェーンガイド(30,31,32)と、を備え、
前記チェーンガイドのガイド面(30a)に、前記内側リンクプレート(3)の前記中高頂部(12)及び前記ガイドリンクプレート(5)の前記当接部頂部(20)が摺接する、
ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に記載の構成に何等構成を及ぼすものではない。
請求項1又はに係る本発明によると、ピン孔中心線(ピッチライン)から内側リンクプレートの背面の中高頂部及びガイドリンクプレートの背面の当接部頂部までの長さ(高さ)が等しいので、内側リンクプレートの背面及びガイドリンクプレートの背面は、チェーンガイドに当接してガイドされ、この際当接部は、背面の一部分であって接触面積が少なく、摩擦損を減少して、伝達効率を向上し得る。
また、上記サイレントチェーンは、内側リンクプレートの背面に限らず、ガイドリンクプレートの背面もチェーンガイドに当接し、サイレントチェーンの幅方向全域に亘ってチェーンガイドに案内され、かつガイドリンクプレートの背面当接部は、ピンに対応するチェーンの幅方向両端であって、チェーンを、その幅方向及び捻れ方向等の振れを防止して安定して案内し、これにより噛合い音の減少及び伝動効率を向上することができる。
側リンクプレートの背面中高頂部は、ピン孔の中央部にあって、幅方向に隣接する内側リンクプレートと交互にかつ側面視1ピッチ毎に、またガイドリンクプレートの背面当接部は、側面視上記中高頂部の中央部にあって1ピッチ毎にかつ幅方向両端部に配列されるので、全体でチェーンガイドにバランスよく当接して、サイレントチェーンの挙動を安定する。
イドリンクプレートは、クロッチ部を有する低剛性タイプからなり、その耳部が当接部となって、チェーンガイドに当接する。
請求項に係る本発明によると、上記ガイドリンクプレートの耳部に平坦面を有し、該平坦面が当接部頂部となってチェーンガイドとの間の接触面積を確保して、摺接による耳部及びチェーンガイドの早期摩耗を阻止しつつサイレントチェーンを安定してガイドする。
請求項に係る本発明によると、数が多い内側リンクプレートの背面中高が、ガイドリンクプレートの背面当接部に比して、チェーンガイドに接触する面積が大きいが、該中高頂部の表面粗さが、当接部頂部の表面粗さより低いので、全体として摩耗損を減少することができる。
請求項に係る本発明によると、ガイドリンクプレートの板厚が、内側リンクプレートの板厚より小さいので、サイレントチェーンの軽量化を図ることができ、ガイドリンクプレートが背面側にクロッチ部を有する低剛性タイプからなる場合、チェーン組立後に降伏荷重より大きな引張り荷重を作用する予荷重にあって、ガイドリンクプレートと同列のガイド列の内側リンクプレートも、ガイドリンクプレートを有さないノンガイド列の内側リンクプレートと同様にピッチを矯正して、ピッチ精度を向上することができる。
本発明によるサイレントチェーンを示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図。 (A)は内側リンクプレートを示す正面図、(B)はガイドリンクプレートを示す正面図。 サイレントチェーンを用いた伝動装置の概略を示す正面図。 本発明によるサイレントチェーンとチェーンガイドとの当接状態を示す正面図。 (A)は本発明によるフリクションテストの結果を示す図、(B)はその試験装置を示す図。 本発明の他の実施の形態によるサイレントチェーンを示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図。 (A)は内側リンクプレートを示す正面図、(B)はワッシャータイプのガイドリンクプレートを示す正面図。 チェーンガイドを示す断面図。
以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。本発明に係るサイレントチェーン1は、図1(A)(B)に示すように、ピン2により内側リンクプレート3が交互に連結されて無端状に構成されており、これら内側リンクプレート3のリンク列(横列)の両最外側にガイドリンクプレート5が配置されている。上記ピン2は、左右ガイドリンクプレート5,5にカシメ、しまり嵌め等により固定され、従ってガイドリンクプレートを有するガイドリンク列Gは、ピン2に対して内側リンクプレートを含めて相対回転せず、該ガイドリンク列に隣接するノンガイドリンク列Nの内側リンクプレート3がピン2に対して相対回転して、サイレントチェーン1は、自由に屈曲し得る。
内側リンクプレート3は、図2(A)に示すように、左右1対のピン孔6,6を有し、これらピン孔の中心O,Oを結ぶ線L−L(以下ピッチラインという)の内径側である正面側に1対の歯部7,7を有する。該歯部7は、その間のクロッチ部9側に内側フランク面10,10並びに各歯の外側に外側フランク面11,11が形成されている。上記歯部7は、スプロケットの歯に内側フランク面10及び外側フランク面11が接合する噛合機構、例えば始めに内側フランク面10がスプロケット歯に接合して噛合を進行した後、外側フランク面11がスプロケット歯に着座する(内股当り、外股着座)。
上記内側リンクプレート3のピッチラインの外径側である背面側は、所定半径Rのアール形状からなり、従って左右ピン孔6,6間の中央である中央部が最も高くなる中高となる。上記ピッチラインL−Lから、最も高い中央の中高頂部12までの長(高)さHiが所定値に設定されている。上記背面側Rは、ピン孔間隔であるピッチPに対して、3P〜16Pの間に設定されることが好ましい。また、上記中高頂部12を含むアール形状側端面は、高い精度で研削、研磨加工されて精密仕上げされている(例えばRa0.05〜0.5)。
ガイドリンクプレート5は、図2(B)に示すように、1対のピン孔15,15を有しており、ピッチラインL−Lの内径側(正面側)は、スプロケットの歯側面に当接して、サイレントチェーン1の横移動を阻止する形状からなり、その内径端は凹状のアール形状16となっている。該ガイドリンクプレート5のピッチラインL−Lの外径側である背面は、上記中央部分が浅いクロッチ部17となっている低剛性タイプからなり、該クロッチ部17の前後において上記ピン孔15,15の外径側に対応する位置である背面側部分に耳部(当接部)19,19が形成されている。該耳部19は、全体的にはアール形状からなるが、最も上記ピッチラインL−Lから離れた耳部頂部20は、上記ピッチラインL−Lと平行な直線状の平坦面(フラット面)からなる。該平坦面(耳部頂部)20は、上記ピン孔15に対応した位置にあり、該平坦面の長さaは、ピン2の直径Dより小さく、好ましくはピン径Dに対して、0.1D〜0.4Dの範囲内にある。
前記ピッチラインL−Lから、上記耳部19の平坦面(頂部)20までの長さ(高さ)Hgは、前記内側リンクプレート3の背面中高頂部12までの長さ(高さ)Hiと実質的に等しくなるように設定されている(Hi=Hg)。なお、上記実質的に等しいとは、内側リンクプレート3及びガイドリンクプレート5の背面がチェーンガイドに接する際に共に接することを意味し、内側リンクプレート3のピン孔6とピン2との遊嵌関係に起因するクリアランスの1/2の程度の相違は、実質的に等しい範囲に含まれる。
前記耳部平坦面20も、研削、研磨されて高い精度で仕上げられるが、前記内側リンクプレート3の背面(12)の仕上精度よりくなくてもよく(表面粗さが低い)、表面粗さは、上仕上げ程度(Ra0.8〜2.0)でよい。
前記サイレントチェーン1は、図1(A)に示すように、ガイドリンクプレート5の板厚tgが内側リンクプレート3の板厚tiより小さく設定されている(tg<ti)。例えば、ガイドリンクプレート5の板厚tgが内側リンクプレート3の板厚tiに対して、0.3〜0.7の範囲(tg=0.3ti〜0.7ti)にあることが好ましい。サイレントチェーン1は、組立て完了後、降伏荷重以上の張力で引っ張り、初期伸びを吸収してピッチを揃える予荷重作業が行なわれる。この際、ノンガイドリンク列Nに対してガイドリンク列Gは、1枚リンクプレートの枚数が多くなっているが、上記板厚の差及び上記クロッチ部17を有する低剛性ガイドリンクプレート5の形状とが相俟って、すべての内側リンクプレート3が略々同じ応力となり、ピッチ精度の向上が図れると共に、使用によるピッチ精度の劣化を減少し得る。
上記サイレントチェーン1は、エンジンのタイミングチェーンに適用されて好適である。該サイレントチェーン伝動装置25は、図3に示すように、クランクシャフトに固定された駆動側スプロケット26と、2個のカムシャフトにそれぞれ固定された従動側スプロケット27,29と、上記駆動側スプロケット26と従動側スプロケット27,29との間に巻掛けられた前記サイレントチェーン1とからなる。上記サイレントチェーン1の背面側には、チェーンガイド30,31,32が摺接してチェーンを案内している。駆動側スプロケット26と従動側スプロケット29との間の張り側及び2個の従動側スプロケット27,29との間のチェーンガイド30,32は、固定部材に取付けられたレール状のシュー部材からなり、駆動側スプロケット26と従動側スプロケット27との間の緩み側のチェーンガイド31は、チェーンテンショナーからなる。該チェーンテンショナー31は、チェーン背面に摺接し、枢支ピン33により揺動自在に支持されたシュー部材35と、該シュー部材をチェーン張力に応じて調整する油圧又はスプリングによる調整部材36とからなる。
該サイレントチェーン伝動装置25は、クランクシャフトにより駆動される駆動側スプロケット26の回転を1/2に減速して従動側スプロケット27,29に伝達して、適正なタイミングにより2個のカムシャフトを駆動する。この際、サイレントチェーン1の振動等を防止して、チェーンの挙動を安定するため、チェーンの背面側がチェーンガイド30,31,32にオイルを介在して摺接し、チェーン走行を安定する。上記タイミングチェーン1は、その挙動を安定するため、チェーンをチェーンガイドに適正に摺接する必要があり、また自動車の燃費性能に影響する摩擦損(フリクションロス)の減少が求められており、かつ原則自動車の寿命まで交換されないので、高い耐久性と信頼性が求められている。
図4は、本サイレントチェーン1がチェーンガイド30,31,32に摺接する状況を示す。なお、チェーンガイドは、弓形になっており、厳密には直線ではないが、チェーンピッチに対して上記弓形の湾曲は僅かであり、直線とみることは、実用上吸収し得る設計の微差である。また、チェーンガイドは、張り側のチェーンガイド30を代表として示すが、他のチェーンガイド31,32も同様である。サイレントチェーン1は、チェーンガイド30のガイド面30aに、内側リンクプレート3が中高頂部12で接触し、ガイドリンクプレート5が耳部頂部20で接触する。上記中高頂部12は、ピン2の間隔である1ピッチPの中央にあって、各内側リンクプレート3に対して1個であるが、内側リンクプレート3は、ガイドリンク列Gとノンガイドリンク列Nとが交互に連結され、従って上記中高頂部12の接触部Aは、側面視において、各ピッチPの中央部において各ピッチP毎に1個となる。上記耳部頂部20は、各ガイドリンクプレート5に対して各ピン2上における2個であって、ガイドリンク列Gのみであり、従って上記耳部頂部20の接触部Bは、各ピン(ピッチ)上において各ピッチP毎に1個となる。
サイレントチェーン1全体にあっては、側面視において、上記接触部A及びBは、1/2ピッチ毎にそれぞれ位置し、かつ等間隔(1/2P)毎に配置される。中高頂部12の接触部Aの面積は、内側リンクプレート3の板厚ti及びその背面アール形状の半径Rにより定まり、上記半径Rが小さい程小さくなるが、R=3P以下では、チェーンガイド30への摩耗が大きくなり、R=16P以上では、摩擦面積が大きくなり、所望の摩擦損(フリクションロス)の減少効果を得られない。耳部頂部20の接触部Bの面積は、ガイドリンクプレート5の板厚tg及び平坦面20の長さ(範囲)aで定まる。a=0.4D以下で、それ以上のものに比してより大きな摩擦損(フリクションロス)効果が得られて好ましく、かつa=0.1D以下ではチェーンガイドへの摩耗が大きくなってしまう。本サイレントチェーン1では、チェーンガイド30の摩耗進行が許容範囲に保たれ、かつ所望の摩擦損(フリクションロス)の減少効果が得られる範囲に設定される。また、接触数(A)が多くかつ板厚の厚い内側リンクプレート3の背面粗さ精度を高める(良くする)ことは、摩擦損の減少に効果ある。
ガイドリンクプレート5の耳部頂部20からなる接触部Bは、サイレントチェーン1の幅方向両端にあって、かつ内側リンクプレート3の接触部Aに対して半ピッチずれて各ピッチP毎にあるので、チェーンの幅方向及び捻れ方向の振れを有効に抑えて、サイレントチェーン1の挙動を安定させる。これにより、サイレントチェーン1とスプロケット26,27,29の噛合を適正にして、噛合い音を減少すると共に伝達効率及び耐久性を向上する。
ついで、図5に沿って、サイレントチェーンの摩擦損(フリクションロス)の性能試験について説明する。フリクションロス試験機は、図5(B)に示すように、モータ及びトルクメータが連結されている駆動軸に取付けられた駆動側スプロケット40と、電磁ブレーキ及びトルクメータが連結されている従動軸に取付けられた従動側スプロケット41との間にサイレントチェーンを巻掛け、その張り側にチェーン背面を案内する固定チェーンガイド42が設けられている。駆動側スプロケット40をモータで回転し、サイレントチェーンを介して電磁ブレーキにより負荷が与えられている従動側スプロケット41を回転する。この際、サイレントチェーンには、チェーンの張り側に配置されたチェーンガイド42との間で摺動抵抗が作用し、上記駆動側及び従動側のトルクメータにより両軸のトルク差を検出し、該トルク差が摩擦損(フリクションロス)として測定される。
該フリクションロス試験機により同サイズ(ピッチP=6.35mm)の上記本発明に係るサイレントチェーン1と、内側リンクプレート及びガイドリンクプレートの背面が直線状の平坦面からなり、チェーンガイドの側面視全長に亘って接触する従来品と、を比較した。なお、各リンクプレートの背面粗さ等は高い精度で仕上げた同程度のものを用いている。上記試験の結果は、図5(A)に示すように、本発明に係るサイレントチェーンが従来品に対して約25%摩擦損(フリクションロス)が減少したことが確認された。
ついで、図6〜図8に沿って、本発明に係る他の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、ガイドリンクプレートをワッシャータイプとしたものであり、内側リンクプレート3等の他の部材は、先の実施の形態と同様なので、同一符号を付して説明を省略する。本サイレントチェーン1は、図6(A)(B)に示すように、ピン2により交互に連結された内側リンクプレート3と、内側リンクプレート3の幅方向リンク列の最外側に配置されて上記ピン2を抜止め、固定したガイドリンクプレート50とを有する。ガイドリンクプレート50は、ピン孔15を有する円環形状のワッシャータイプからなる。従って、該ガイドリンクプレート50は、ピン孔15と対応する部分に位置し、その背面側外径面が背面当接部51となる。なお、該ワッシャータイプのガイドリンクプレート50は、1個のピンに対応するため、正確にはリンクを構成しないが、便宜的にリンクプレートと称する。
該ガイドリンクプレート50の背面当接部51は、図7に示すように、ピッチラインL−Lから、内側リンクプレート3の背面中高頂部12までの長さ(高さ)Hiと、同じ長さ(高さ)Hgからなる。即ち、ワッシャータイプのガイドリンクプレート50は、上記長さHi,Hgと同じ半径Rからなり、その背面側の頂部51がチェーンガイドとの当接部頂部となる。
従って、本サイレントチェーン1も、先のサイレントチェーン1と同様に、チェーンガイドに対して、側面視において1ピッチ毎にガイドリンクプレート50の当接部頂部51が接触し、その中央において1ピッチ毎に内側リンクプレート3の中高頂部12が接触し、全体で長さ方向に1/2ピッチ毎の接触部が得られる。
上記ワッシャータイプのガイドリンクプレート50は、スプロケット歯側面と接触する部分が少なく、スプロケット歯にチェーンを導く機能が劣るため、図8に示すように、チェーンガイド30’に鍔付きのものが用いられる。本チェーンガイド30’は、チェーンの背面に摺接する摺接部30’aの両端において内径側に突出して鍔部30’b,30’bが形成されている。これら鍔部30’bによりサイレントチェーン1は、左右に振れることなく各スプロケットに導かれて適正に噛合する。
上記ワッシャータイプのガイドリンクプレート50は、チェーンガイドに強く接触する場合、回転して接触位置が変更される。これにより、ガイドリンクプレート50の摩擦損(フリクションロス)を減少することが可能となり、またチェーンガイドの摩耗の進行を遅延することができる。なお、本実施の形態では、上記ガイドリンクプレート50にピン2がしまり嵌め等により一体に固定されているが、ガイドリンクプレート50にピン2が抜止めするように連結され、ピンに対して回転自在に支持されるように構成にしてもよい。
,1 サイレントチェーン
2 ピン
3 内側リンクプレート
5 ガイドリンクプレート
6 ピン孔
7 歯部
15 ピン孔
12 中高頂部
19 当接部(耳部)
20 当接部(耳部)頂部(平坦面)
30,31,32 チェーンガイド
50 ワッシャータイプのガイドリンクプレート
51 当接部頂部
A,B 接触部

Claims (5)

  1. 1対の歯部及びピン孔を有する内側リンクプレートと、1対のピン孔を有し、幅方向に並べられた前記内側リンクプレートの両外側に配置されるガイドリンクプレートと、を備え、
    前記ガイドリンクプレートのピン孔に抜止めされたピンにより幅方向及び長手方向に前記内側リンクプレートを配列し、長手方向に隣接する前記内側リンクプレートを屈曲自在にかつ無端状に連結したサイレントチェーンにおいて、
    前記内側リンクプレートは、その背面がアール形状の中高となるように形成され、
    前記ガイドリンクプレートは、前記ピン孔の背面側部分に当接部を有し、
    前記ピン孔の中心を結ぶ線から、前記内側リンクプレートにおける背面の前記中高頂部までの長さと前記ガイドリンクプレートにおける背面の前記当接部頂部までの長さとが実質的に等しく設定され、
    前記内側リンクプレートの前記中高頂部は、前記1対のピン孔の中央部に形成され、
    側面視において、多数の前記内側リンクプレートの前記中高頂部は、前記1対のピン孔の間隔である1ピッチ毎に形成され、かつ前記ガイドリンクプレートの前記当接部頂部は、隣接する前記中高頂部の中央部に位置して前記1ピッチ毎に形成され、
    前記ガイドリンクプレートは、背面側における前記1対のピン孔の中央部分にクロッチ部を有する低剛性タイプからなり、該クロッチ部の長手方向の両側の耳部が前記当接部である、
    ことを特徴とするサイレントチェーン。
  2. 前記当接部である耳部に、前記ピンの直径より短く、かつ前記ピン孔の中心を結ぶ線に平行な平坦面を有し、
    該平坦面が、前記当接部頂部である、
    請求項記載のサイレントチェーン。
  3. 前記内側リンクプレートの前記中高頂部の表面粗さが、前記ガイドリンクプレートの前記当接部頂部の表面粗さより低い、
    請求項1又は2記載のサイレントチェーン。
  4. 前記ガイドリンクプレートの板厚が、前記内側リンクプレートの板厚より小さい、
    請求項1ないしのいずれか記載のサイレントチェーン。
  5. 請求項1ないしのいずれか記載のサイレントチェーンと、
    前記サイレントチェーンが巻掛けられる駆動側スプロケット及び従動側スプロケットと、
    前記サイレントチェーンの背面に摺接して該サイレントチェーンをガイドするチェーンガイドと、を備え、
    前記チェーンガイドのガイド面に、前記内側リンクプレートの前記中高頂部及び前記ガイドリンクプレートの前記当接部頂部が摺接する、
    ことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。
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