JP5411430B2 - 測距装置 - Google Patents

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Description

本発明は、距離を測定する測距装置に関する。
測距装置と測定対象物との間でパルス光を往復させ、その際に掛かる時間を計測して、測定対象物までの距離を測定する測距装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。また、この装置では、測定対象物で反射したパルス光を検出する際、増幅器を介して信号の増幅を行い、パルス光の往復時間が短いほど増幅器のゲインを小さく設定する。このため、増幅器の飽和を回避しつつ近距離の測定を行うことができ、近距離から遠距離までの測定を正確に行うことができる。上記のようなゲイン調整が可能な増幅器には、例えば、AGC(Automatic Gain Control)アンプやSTC(Sensitivity Time Control)アンプなどが知られている。
なお、測定対象物からの強い反射光が受信器に入射した場合、増幅器の入力電圧が急激に上昇し、規程以上になることがある。この場合、再び増幅器の電圧が正常に機能する領域に安定するまで時間を要する場合があり、その間、受信器は正常に反射光を受信することができなくなってしまう。この状態が、増幅器の飽和である。
特開平7−71957号公報
しかし、上記のようなゲイン調整が可能な増幅器は、ゲインが固定されている一般的な増幅器と比較して、高価で回路規模も大きい。このため、測距装置の低コスト化や小型化の妨げとなってしまう。
本発明の目的は、低コスト化や小型化を実現でき、且つ、近距離から遠距離までの測定を正確に行うことができる測距装置を提供することにある。
本発明の測距装置は、測定対象物に向けて第1パルス光を出射する出射手段と、前記測定対象物で反射した前記第1パルス光を検出する光検出手段と、前記光検出手段から出力される信号を所定の周期でサンプリングして、前記信号の強度が所定値より大きい期間に前記反射した第1パルス光が検出されたことを示す受信信号を生成し、前記第1パルス光の出射タイミングと前記受信信号とに基づいて前記第1パルス光の出射から検出までの時間差を計測する第1計測手段と、前記光検出手段から出力される信号を所定の周期でサンプリングして、前記信号の強度が前記所定値未満から該所定値以上へ変化したタイミングで前記受信信号を生成し、前記第1パルス光の出射タイミングと前記受信信号とに基づいて前記第1パルス光の出射から検出までの時間差を計測する第2計測手段と、前記反射した第1パルス光の強度またはS/N比と所定の閾値との比較に基づいて、前記第1計測手段と前記第2計測手段とのいずれか一方によって計測される時間差を選択し、前記測定対象物までの距離を算出する算出手段とを備えたものである。
本発明の測距装置によれば、低コスト化や小型化を実現でき、且つ、近距離から遠距離までの測定を正確に行うことができる。
本実施形態の測距装置10の内部構成を示すブロック図である。 戻り光の強度変化に応じた時系列信号(a)と、その2値化信号(b)とを説明する図である。 レベルサンプリング回路20における2値化信号のデジタルサンプリング(a)と、エッジサンプリング回路21における2値化信号のデジタルサンプリング(b)とを説明する図である。 セレクタ26を用いた構成例を説明する図である。 パルス光L1の出射からの経過時間に応じたセレクタ26の切り替え制御を説明する図である。 メモリ24に蓄積されたカウント値(時間差)の度数分布をヒストグラム化して示す図である。 遅延回路を用いた場合のレベルサンプリング回路20における受信信号と、ヒストグラムのバラツキ区間(および重心計算区間)とを説明する図である。 遅延回路を用いた場合のエッジサンプリング回路21における受信信号と、ヒストグラムのバラツキ区間(および重心計算区間)とを説明する図である。 レベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21のカウント値の選択方法の一例を説明する図である。 測距装置10のMPU25の内部構成などを説明する概略図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の測距装置10には、図1に示す通り、コリメートレンズ11と、半導体レーザ12と、駆動回路13と、モニタ回路14と、集光レンズ15と、光検出器16と、増幅器17と、2値化回路18と、閾値設定回路19と、レベルサンプリング回路20と、エッジサンプリング回路21と、発振器22と、カウンタ回路23と、メモリ24と、MPU25とが設けられる。
不図示の測定開始ボタンが測定者によって操作され、測定開始の指令が入力されると、MPU25は、駆動回路13を介して半導体レーザ12に発光指令を出力する。そして、半導体レーザ12の発光タイミングを制御する。MPU25による発光タイミングの制御は、予め定めた時間間隔で繰り返し行われる(例えば550回)。
半導体レーザ12は、不図示の測定対象物に向けてパルス光L1を出射する発光素子であり、MPU25による発光タイミングの制御に応じて、複数のパルス光L1を順に出射する。各々のパルス光L1が実際に出射されるタイミングは、モニタ回路14によりモニタされ、MPU25に出力される。MPU25では、実際の発光タイミングを時間計測の基準として様々なタイミング制御を行う。
半導体レーザ12からのパルス光L1は、コリメートレンズ11を通過した後、測定対象物に照射される。そして、測定対象物で反射したパルス光L2や他の障害物(例えば雨など)で反射したパルス光や背景光など(総じて「戻り光」という)は、集光レンズ15を通過した後、光検出器16に入射する。光検出器16は、例えばフォトダイオードなどの受光素子であり、戻り光を時系列的に光電変換して増幅器17に出力する。
増幅器17は、ゲインが固定されている一般的な増幅器であり、上記した従来のゲイン調整が可能な増幅器と比較して、安価で回路規模も小さい。増幅器17では、固定されたゲインにしたがって光検出器16からの信号を時系列的に増幅する。このように、光検出器16と増幅器17とを設けたことにより、戻り光が時系列的に検出され、戻り光の強度変化に応じた時系列信号(図2(a))が、2値化回路18に出力される。ここで、時系列信号とは、時間の経過と共に変化するデータ(戻り光の強度データ)の集まりを意味し、時系列的に検出とは、時間の経過と共に逐次検出することを意味する。
なお、図2(a)では、時系列信号に3つのパルス(1)〜(3)が現れている。これらのパルス(1)〜(3)は、例えば、測定対象物で反射したパルス光L2や他の障害物(例えば雨など)で反射したパルス光などに起因する。しかし、この時点では、真のパルス光L2と偽のパルス光L2(ノイズ成分)とを区別することは難しい。
また、本実施形態で用いた一般的な増幅器17は、測定対象物で反射したパルス光L2の強度が強いと飽和する可能性がある。飽和した場合には時系列信号のパルス幅が本来のパルス幅より広がってしまう場合がある。
2値化回路18は、図2(b)に示す通り、増幅器17からの時系列信号を入力し、これを所定の閾値にしたがって2値化し、2値化信号を生成する。このとき用いられる所定の閾値は、ノイズを低減するための閾値であり、予め、閾値設定回路19によって自動的に設定される。図2(b)の2値化信号は、時系列信号のパルス(1)〜(3)に対応する部分でレベルが立ち上がり、パルス(1)〜(3)となっている。
閾値設定回路19は、MPU25からの設定指令に応じて、半導体レーザ12からパルス光L1が出射される前(例えば測定者による測定開始の指令直後)に、背景光の強度を検知する。そして、背景光の強度から戻り光の背景レベルを推定し、その背景レベルに応じて自動的に閾値を設定する。例えば、背景レベルのピーク値を閾値として設定することが好ましい。背景レベルは測定環境におけるノイズレベルに相当する。この方法とは別に戻り光L2をもとに自動的に閾値を設定してもよい。
2値化回路18で生成された2値化信号(図2(b))は、レベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21に出力される。また、各サンプリング回路(20,21)には、発振器22から特定の周波数のサンプリングクロック(図3参照)が入力され、カウンタ回路23によるカウント値も入力される。このカウント値は、半導体レーザ12から実際にパルス光L1が出射されたタイミングで、MPU25によってリセットされる。
レベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21は、概略、図3(a),(b)に示す通り、サンプリングクロックにしたがって2値化信号のデジタルサンプリングを行い、サンプリングクロックに同期した受信信号を生成する。そして、受信信号が立ち上がっている期間にカウンタ回路23のカウント値を読み取ってメモリ24に出力する。
ただし、メモリ24に実際に出力されるカウント値は、レベルサンプリング回路20によるカウント値とエッジサンプリング回路21によるカウント値との何れか一方である。本実施形態では、例えば図4に示す通り、レベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21の後段にセレクタ26を設け、セレクタ26の切り替え制御をMPU25により行い、何れか一方のカウント値をメモリ24に出力させる。
また、MPU25によるセレクタ26の切り替え制御は、例えば図5に示す通り、半導体レーザ12によるパルス光L1の出射からの経過時間に応じて自動的に行われる。つまり、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間(一般的に測定対象物で反射した強いパルス光L2によって増幅器17が飽和し得る間)は、エッジサンプリング回路21によるカウント値を選択してメモリ24に出力する。そして、所定時間t1以降(パルス光L2が弱くて増幅器17が飽和しない間)は、レベルサンプリング回路20によるカウント値を選択してメモリ24に出力する。
ここで、レベルサンプリング回路20は、図3(a)に示す通り、サンプリングクロックの立ち上がりエッジで2値化信号のレベルをラッチして、受信信号を生成する。この場合、2値化信号の立ち上がり期間(図2(b)の時系列信号のレベルが閾値より大きい期間と一致)に、サンプリングクロックが立ち上がると、測定対象物で反射したパルス光L2が検出されたと判断して、受信信号のレベルを立ち上げる。また、2値化信号の立ち下がり期間にサンプリングクロックが立ち上がると、パルス光L2は検出されなかったと判断し、受信信号のレベルを立ち下げる。そして、受信信号の立ち上がり期間に、パルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差を計測し、カウンタ回路23のカウント値を図4のセレクタ26に出力する。
このようなレベルサンプリング回路20では、サンプリングクロックが立ち上がるごとに、2値化信号の立ち上がり/立ち下がり状態に応じて、パルス光L2の検出の有/無を判断するため、基本的に全てのパルス光L2の時間差を計測可能である。ただし、2値化信号の立ち上がり期間がサンプリングクロックの周期より短い場合(例えば2値化信号のパルス(1)の期間など)や、ロジックのセットアップ/ホールドを満足できない場合は、その計測を行えないこともある。図3(a)の例では、パルス(1)の期間での計測が行われず、パルス(2),(3)の期間での計測が行われたことになる。
また、上記のレベルサンプリング回路20では、増幅器17の飽和に起因して図2の時系列信号のパルス幅が本来のパルス幅より広い異常値を示した場合、その分だけ図2(b),図3(a)の2値化信号のパルス幅も広くなり、受信信号の立ち上がり期間もそのまま広がってしまうため、パルス光L2の時間差を正確に計測できない。つまり、レベルサンプリング回路20から図4のセレクタ26に出力されるカウント値が不正確になる。
このため、本実施形態において、レベルサンプリング回路20によるカウント値は、図5の所定時間t1以降(パルス光L2が弱くて増幅器17が飽和しない間)に選択され、メモリ24に出力される。この期間は、増幅器17が飽和せず、図3(a)の2値化信号のパルス幅が正常値を示すため、受信信号の立ち上がり期間も正常値を示し、パルス光L2の時間差を正確に計測することができ、正確なカウント値をメモリ24に出力できる。また、S/N比が低くても、正確なカウント値をメモリ24に出力できる。
ここで、図5の所定時間t1は、例えば、測距装置から50mの距離にある物体からの反射パルスを基準に設定すればよい。ただし、この所定時間t1は、測距装置の使用環境等を考慮し、使用者が適宜コントローラの設定値を変更できるようにしてもよい。
一方、エッジサンプリング回路21では、図3(b)に示す通り、2値化信号の立ち上がりエッジで、サンプリングクロックとは非同期にラッチを行っている。そして、非同期ラッチの後、1つ目のサンプリングクロックの立ち上がりエッジでサンプルし、2つ目のサンプリングクロックの立ち上がりエッジで非同期ラッチをクリアしている(セットアップ/ホールドを確保するため)。1クロック間隔で2つの信号を合成すればマスクされない。
この場合、2値化信号の立ち上がりエッジ(図2(b)の時系列信号のレベルが閾値未満から閾値以上へ変化したタイミングと一致)で、パルス光L2が検出されたと判断して、エッジサンプルを立ち上げる。そして、次に1つ目のサンプリングクロックが立ち上がると、受信信号のレベルを立ち上げる。また、2値化信号の立ち下がりとは無関係に、2つ目のサンプリングクロックが立ち上がると、エッジサンプルを立ち下げ、受信信号のレベルを立ち下げる。ただし、2つのエッジサンプルの一方が立ち上がった状態で、他方のエッジサンプルが立ち下げられても、受信信号のレベルの立ち下げは行われず、立ち上がり状態が保持される。
このようなエッジサンプリング回路21では、サンプリングクロックの周期に拘束されることなく、2値化信号の立ち上がりエッジのタイミングで、非同期に、パルス光L2の時間差を計測可能である。ただし、2値化信号の立ち上がり期間が短くてホールド時間が短すぎるような場合、その計測を行えないこともある。
また、上記のエッジサンプリング回路21では、S/N比が低下して2値化信号の立ち上がりエッジが不明確になってしまう(ノイズに対して信号の立ち上がりエッジの位置が検出されにくくなる)と、パルス光L2の時間差を正確に計測できない。つまり、エッジサンプリング回路21から図4のセレクタ26に出力されるカウント値が不正確になる。例えば、図3(b)のパルス(3)が真のパルス光L2に起因し、その前のパルス(2)が偽のパルス光L2(例えば雨粒などで反射したノイズ成分)に起因する場合、そのノイズ成分の影響でパルス(3)の立ち上がりエッジが不明確になると、カウント値が不正確になる。
このため、本実施形態において、エッジサンプリング回路21によるカウント値は、図5に示すパルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間(測定対象物で反射した強いパルス光L2によって増幅器17が飽和し得る間)に選択され、メモリ24に出力される。この期間は、S/N比が良好であり、図3(b)の2値化信号の立ち上がりエッジが明確であるため、パルス光L2の時間差を正確に計測することができ、正確なカウント値をメモリ24に出力できる。また、増幅器17が飽和しても、正確なカウント値をメモリ24に出力できる。
このように、本実施形態の測距装置10では、半導体レーザ12によるパルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間(パルス光L2によって増幅器17が飽和し得る間)、エッジサンプリング回路21によるカウント値をメモリ24に出力し、所定時間t1以降(パルス光L2が弱くて増幅器17が飽和しない間)、レベルサンプリング回路20によるカウント値をメモリ24に出力する。
ただし、1つのパルス光L1に起因して複数のカウント値が得られ、最小のカウント値が所定時間t1に対応するカウント値より小さい場合には、最小のカウント値のみを採用してメモリ24に出力し、それ以降のカウント値を排除することが好ましい。増幅器17が仮に飽和してもエッジサンプリング回路21によって得られた最小のカウント値は正確である。また、それ以降のカウント値は、増幅器17の飽和に起因して増幅器17が異常動作を起こすと不正確になる。したがって、上記のような場合に最小のカウント値のみを採用することで、誤検出された不正確なカウント値を排除できる。
さらに、本実施形態の測距装置10では、半導体レーザ12がパルス光L1の出射を繰り返すごとに、上記と同様の時間差の計測(メモリ24へのカウント値の出力)を繰り返す。そして、このような繰り返しの結果、メモリ24には、繰り返し回数(例えば550回)に応じて多数のカウント値が蓄積され、カウント値の度数分布が作成される。この度数分布をヒストグラム化すると、例えば図6のようになる。
MPU25は、半導体レーザ12の発光タイミングの制御を終了すると、メモリ24に蓄積されたカウント値(パルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差)を用いて、測定対象物までの距離を算出する。すなわち、例えば図6に示すカウント値の度数分布において最も度数の多い区間の時間差t2に光速を乗じることにより、測定対象物までの距離を算出する。この場合、サンプリングクロックが周波数80MHz(周期12.5nsec)であれば1.9mの分解能で距離を測定することができる。
本実施形態の測距装置10は、レベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21とを備え、レベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21との何れか一方によって計測される時間差を用いて距離を測定するため、ゲインが固定されている一般的な増幅器17を用いて信号を増幅する場合でも、近距離から遠距離までの測定を正確に行うことができる。さらに、一般的な増幅器17を用いるため、測距装置10の低コスト化や小型化を実現できる。
また、図5に示す通り、パルス光L1の出射からの経過時間に応じて自動的にレベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21との何れか一方を選択するので、その選択を簡単かつ適切に行うことができる。
さらに、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間、エッジサンプリング回路21によるカウント値を選択するため、増幅器17が飽和しても正確なカウント値を得ることができ、さらに、所定時間t1以降は、レベルサンプリング回路20によるカウント値を選択するため、S/N比が低くても正確なカウント値を得ることができる。つまり、パルス光L1の出射からの経過時間に拘わらず、常に、正確なカウント値を得ることができる。したがって、近距離から遠距離までの正確な測定を確実に行える。
また、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間、エッジサンプリング回路21によるカウント値を選択するため、特開2002−328170号公報に記載の遅延回路を用いて重心計算を行う場合にもパルス幅の影響を受けずに正確な測定を行える。このような測定方法の概略を説明すると、MPU25が半導体レーザ12の発光タイミングを制御する際に、遅延回路を用いて発光タイミングを所定量(例えばサンプルクロックの1/4程度)ずつ順次シフトさせながら、上記と同様の度数分布(図6のヒストグラム)を作成し、得られた度数分布の所定区間(例えば3クロック分の区間)で重心計算を行うことによりパルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差を算出し、その結果を用いて距離を測定する手順となる。
ここで仮に、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間にパルス幅が広がっていたにも拘わらず、レベルサンプリング回路20によるカウント値を選択することとした場合を考える。この場合、図7(a),(b)のヒストグラムの比較から分かるように、パルス幅が広がった分だけヒストグラムのバラツキ区間も広がってしまうため、所定区間で重心計算を行っても正確な重心(パルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差)を算出できない。
これに対して、本実施形態のように、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間、エッジサンプリング回路21によるカウント値を選択すると、図8(a),(b)のヒストグラムの比較から分かる通り、パルス幅が広がってもヒストグラムのバラツキ区間は変化しない。このため、所定区間での重心計算により、常に正確な重心(パルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差)を算出できる。そして、半導体レーザ12の発光タイミングのシフト量の分だけ距離の測定分解能を向上させることができる。
(変形例1)
なお、上記した実施形態では、エッジサンプリング回路21において2値化信号の立ち上がりエッジでサンプリングクロックとは非同期にラッチした(図3(b))が、本発明はこれに限定されない。増幅器の飽和の程度が小さいか無い場合には、2値化信号の立ち下がりエッジで非同期にラッチしてもよい。
さらに、上記した実施形態では、増幅器17が飽和するか否かに応じてセレクタ26の切り替え制御の所定時間t1を設定したが、本発明はこれに限定されない。例えば増幅器の飽和が予想されるような場合、所定時間t1の設定を、S/N比の高低に応じて行ってもよい。この場合、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間(パルス光L2が強くてS/N比が高い間)は、エッジサンプリング回路21によるカウント値を選択して、所定時間t1以降(パルス光L2が弱くてS/N比が低い間)は、レベルサンプリング回路20によるカウント値を選択することが好ましい。
また、上記した実施形態では、2値化回路18からの2値化信号をレベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21との双方に出力して、それぞれでパルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差を計測し、セレクタ26の切り替え制御により何れか一方の時間差(カウント値)をメモリ24に出力したが、本発明はこれに限定されない。セレクタ26を省略してレベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21とのそれぞれに専用のメモリを設け、MPU25が距離を算出するときに、何れか一方のメモリに蓄積されたカウント値(時間差)を選択するようにしてもよい。また、2値化回路18からの2値化信号をレベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21に振り分け、何れか一方にて計測された時間差(カウント値)をメモリ24に出力するようにしてもよい。
さらに、上記した実施形態では、パルス光L1の出射からの経過時間に応じてセレクタ26の切り替え制御を行い、レベルサンプリング回路20によるカウント値またはエッジサンプリング回路21によるカウント値を選択した(図5)が、本発明はこれに限定されない。次の方法(A)〜(D)の何れかを用いてレベルサンプリング回路20によるカウント値またはエッジサンプリング回路21によるカウント値を選択する場合にも、本発明を適用できる。さらに、次の方法(A)〜(D)と上記した経過時間による方法とを任意に組み合わせてもよい。
方法(A)は、測定者による外部操作に応じて、レベルサンプリング回路20によるカウント値またはエッジサンプリング回路21によるカウント値を選択するものである。測距装置10の筐体に切り替えボタンを設けて、そのボタンの操作に応じてレベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21の選択を行うことが考えられる。切り替えボタンとしては、例えば、近距離優先ボタンと遠距離優先ボタンとの少なくとも一方を設けることが考えられる。ボタンの操作に応じて測定者が近距離優先を指示した場合は、エッジサンプリング回路21を強制的に選択し、遠距離優先を指示した場合は、レベルサンプリング回路20を選択することが好ましい。
方法(B)は、閾値設定回路19がパルス光L1の出射前に推定した背景レベルに応じて、レベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21の選択を行うものである。背景レベルはS/N比の目安となるので、背景レベルそのものをレベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21の選択に用いてもよいし、上記のように背景レベルに応じて2値化回路18に設定した閾値(図2(b))を用いてもよい。閾値設定回路19は、背景レベルが小さいとき、S/N比を上げるために閾値の設定を下げる。このため、測定対象物の反射率が高いと、遠距離であっても、その反射パルス光によって増幅器17が飽和する可能性があり、エッジサンプリング回路21を選択することが好ましい。レベルサンプリング回路20よりもエッジサンプリング回路21の方が高精度なため、遠距離であってもエッジサンプリング回路21を優先することが好ましい。さらに、パルス光L1の出射(本発光)前に、プリ発光を行い、そのときの反射光の強度に応じてレベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21の選択を行ってもよい。
方法(C)は、パルス光L1を出射したときの戻り光の強度に応じて、レベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21の選択を行うものである。戻り光は、測定対象物で反射したパルス光L2や他の障害物(例えば雨など)で反射したパルス光や背景光などを含み、S/N比の目安となる。このため、戻り光の強度そのものをレベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21の選択に用いてもよいし、戻り光の平均強度を用いてもよいし、戻り光の強度に応じたノイズ低減のための閾値を用いてもよい。戻り光の強度が所定値より強くなったらエッジサンプリング回路21を選択し、所定値より弱くなったら、レベルサンプリング回路20を選択することが好ましい。また、この場合、測距前にプリ測距を行い、プリ測距の戻り高によるデータを基にしてもよい。
方法(D)は、複数のパルス光L1の出射によってメモリ24に蓄積されたカウント値の度数分布(図6のヒストグラム)のうち、カウント値(時間差)が所定値以下の区間(増幅器17が飽和し得る区間)における度数に応じて、レベルサンプリング回路20またはエッジサンプリング回路21のカウント値の選択を行うものである。この場合、レベルサンプリング回路20とエッジサンプリング回路21とのそれぞれに専用のメモリを設け、MPU25が距離を算出するときに、何れか一方のメモリに蓄積されたカウント値を選択することが好ましい。
例えば図9(a)に示す通り、メモリ内の度数分布のうち「飽和し得る区間」に、度数が閾値以上の区間(図中の区間K1,K2に相当)が存在する場合には、増幅器17が飽和したと判断する。パルス光L2を含む戻り光の強度が強いほど度数が増える傾向にあるからである。そして、エッジサンプリング回路21によるカウント値の方を選択する。さらに、そのメモリ内の度数分布に複数のピーク(K1〜K3)が存在する場合、最小のカウント値のピーク(K1)を採用し、それ以降のカウント値のピーク(K2,K3)は異常波形の可能性があるため排除することが好ましい。図9(b)に示す度数分布では「飽和し得る区間」に度数が閾値以上の区間が存在しないため、増幅器17は飽和しなかったと考えられ、全てのピーク(K4,K5)を正常波形として採用することができる。
また、上記した実施形態では、戻り光の強度変化に応じた時系列信号(図2(a))を、2値化回路18において2値化する例(図2(b))を説明したが、本発明はこれに限定されない。2値化を行わずに、パルス光L1の出射からパルス光L2の検出までの時間差を計測する場合にも、本発明を適用できる。
さらに、上記した実施形態では、増幅器17が飽和するような場合にエッジサンプリング回路21を選択する例で説明したが、本発明はこれに限定されない。その他、測定対象物に依存して、戻り光に含まれるパルスL2の特性が変化する(例えばパルス幅が広くなる)ことがある。例えば、厚みのあるガラスで反射したパルス光L2や、平面でない乱反射するような表面からのパルス光L2は、そのパルス幅が広くなる。このような場合にも、エッジサンプリング回路21を選択することにより(例えば切り替えボタンの操作により手動で選択することが好ましい)、距離の測定を正確に行える。
また、上記した実施形態では、レベルサンプリング回路20によるカウント値とエッジサンプリング回路21によるカウント値との何れか一方を選択する例で説明したが、本発明はこれに限定されない。レベルサンプリング回路20によるカウント値とエッジサンプリング回路21によるカウント値との双方を用いて距離を算出する場合にも、本発明を適用できる。
(変形例2)
上記した実施形態では、S/N比が低下して2値化信号の立ち上がりエッジが不明確になると、エッジサンプリング回路21から図4のセレクタ26に出力されるカウント値が不正確になるとの説明を行ったが、この場合、予めオフセット量を設定して測距値を修正し、表示するようにしてもよい。
(変形例3)
上記した実施形態では、パルス光L1の出射から所定時間t1が経過するまでの間はエッジサンプリング回路21、所定時間t1以降はレベルサンプリング回路20によりカウント値をメモリ24に出力しているが、本発明はこれに限定されない。
所定時間t1以降に増幅器が飽和することが確認された場合、または、予め所定時間t1以降に増幅器が飽和することが予測される場合には、所定時間t1以降または全時間領域に渡って、エッジサンプリング回路21によりカウント値をメモリ24に出力されるようにしてもよい。
この場合、増幅器の飽和を検出する手段を設けてもよい。例えば、予め検出信号の正常と思われる範囲のパルス幅を記憶しておき、それを超えた場合には、レベルサンプリングは不能と判断して、エッジサンプリングに切替えるようにすることが可能である。
または、所定値を超える強度の反射光が入射した場合、増幅器が飽和することが予測されることから、この場合にはエッジサンプリングを採用するようにしてもよい。これらのサンプリング回路の切換えは、検出値により自動制御されることが好ましいが、サンプリング方法を切替えるよう使用者に通知するようにし、これを確認した使用者が、手動でサンプリング方法を切替えるようにしてもよい。
この場合、測距装置10のMPU25に接続された第1および第2の操作ボタン(例えば次に説明する図10の操作ボタン31,32を参照)の切り換えモードに、エッジサンプリングモードとレベルサンプリングモードとの切換え機能を備えるようにすればよい。
(変形例4)
さらに、図10に示す通り、上記のMPU25の内部にコントローラ30を設け、このコントローラ30に対して、第1および第2の操作ボタン31,32からの操作信号を入力してもよい。これらの操作ボタン31,32を操作することで、次に説明する2種類の測定モードを切り換えることができる。第1の測定モードは「遠距離モード」であり、第2の測定モードは「近距離モード」である。
「遠距離モード」とは、算出された複数の測距値のうち、測距装置から最も離れている物体までの距離を、物体までの測距値と見なすモードである。または、測距値を算出するために受信された複数の反射信号のうち、測距装置から最も離れている物体からの反射信号を物体までの信号と見なし、測距値を算出するモードである。
「近距離モード」とは、算出された複数の測距値のうち、測距装置から最も近い物体までの距離を、物体までの測距値と見なすモードである。または、測距値を算出するために受信された複数の反射信号のうち、測距装置から最も近い物体からの反射信号を物体までの信号と見なし、測距値を算出するモードである。
コントローラ30は、被測定物までの距離を算出する距離算出器(33〜38)を有する。また、距離算出器(33〜38)は、モード判断部33、カウント部34、表作成部35、距離判定部36、閾値選択部37および距離選択部38を有している。
操作ボタン31,32の操作により測定モードが切り換えられるとき、操作ボタン31,32からの操作信号に応じて、コントローラ30内のモード判断部33が測定モード(遠距離モードまたは近距離モード)の判断を行う。そして、被測定物までの距離を判定するために、測定モードに応じた度数分布表(ヒストグラム)上の判定閾値が、コントローラ30内の閾値選択部37により選択される。
測定モードが予め近距離モードに設定されていたとき、測定モードを遠距離モードに切り換える場合、操作ボタン32を所定の時間(例えば1.5秒間)操作した後、さらに操作ボタン31を所定の時間(例えば2秒間)操作する。この場合、操作ボタン31からの操作信号に基づいて、コントローラ30内のモード判断部33により、測定モードが遠距離モードに設定されたことが判断される。そして、選択された測定モード(この場合は遠距離モード)に応じた距離判定のための判定閾値が閾値選択部37により選択される。
遠距離モードが選択された場合、コントローラ30は、受信信号が第2計測手段であるレベルサンプリング回路20に送信されるように制御する。これにより、予め遠距離側の受信信号を受信することが判っているので、近距離側の受信器の飽和の恐れがなく、より精度の高いレベルサンプリングによる処理を行うことができる。
さらに、近距離モードが選択された場合、コントローラ30は、受信信号が第1計測手段であるエッジサンプリング回路21に送信されるように制御する。これにより、予め近距離側の受信信号を受信することが判っているので、受信器が飽和すること予め防止することができる。

Claims (6)

  1. 測定対象物に向けて第1パルス光を出射する出射手段と、
    前記測定対象物で反射した前記第1パルス光を検出する光検出手段と、
    前記光検出手段から出力される信号を所定の周期でサンプリングして、前記信号の強度が所定値より大きい期間に前記反射した第1パルス光が検出されたことを示す受信信号を生成し、前記第1パルス光の出射タイミングと前記受信信号とに基づいて前記第1パルス光の出射から検出までの時間差を計測する第1計測手段と、
    前記光検出手段から出力される信号を所定の周期でサンプリングして、前記信号の強度が前記所定値未満から該所定値以上へ変化したタイミングで前記受信信号を生成し、前記第1パルス光の出射タイミングと前記受信信号とに基づいて前記第1パルス光の出射から検出までの時間差を計測する第2計測手段と、
    前記反射した第1パルス光の強度またはS/N比と所定の閾値との比較に基づいて、前記第1計測手段と前記第2計測手段とのいずれか一方によって計測される時間差を選択し、前記測定対象物までの距離を算出する算出手段とを備えた
    ことを特徴とする測距装置。
  2. 請求項1に記載の測距装置において、
    前記出射手段は、複数の前記第1パルス光を順に出射し、
    前記算出手段は、前記第1計測手段による時間差と前記第2計測手段による時間差との少なくとも一方に関わる度数分布を作成し、該度数分布のうち時間差が所定値以下の区間における度数に基づいて前記反射した第1パルス光の強度を判定して、前記第1計測手段による時間差または前記第2計測手段による時間差を選択し、前記測定対象物までの距離を算出する
    ことを特徴とする測距装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の測距装置において、
    前記第1計測手段は、前記信号を2値化し、該2値化によって生成される信号の強度を前記サンプリングクロックの立上がりエッジでラッチすることにより、前記受信信号を生成して前記時間差を計測し
    前記第2計測手段は、前記信号を2値化し、該2値化によって生成される信号の強度を前記サンプリングクロックとは非同期にラッチした後、該サンプリングクロックの1つ目の立上がりエッジでサンプルして、2つ目の立上がりエッジでクリアすることにより、前記受信信号を生成して前記時間差を計測する
    ことを特徴とする測距装置。
  4. 請求項に記載の測距装置において、
    記第1パルス光の出射前に該第1パルス光の背景レベルを推定する推定手段を備え
    前記背景レベルから前記2値化の閾値を設定する
    ことを特徴とする測距装置。
  5. 測定対象物に向けて第1パルス光を出射する出射手段と
    前記測定対象物で反射した前記第1パルス光を検出する光検出手段と、
    前記光検出手段から出力される信号を所定の周期でサンプリングして、前記光検出手段で検出された前記反射した第1パルス光の強度が所定値より大きい期間に前記反射した第1パルス光が検出されたことを示す受信信号を生成し、前記第1パルス光の出射タイミングと前記受信信号とに基づいて前記第1パルス光の出射から検出までの時間差を計測する第1計測手段
    前記光検出手段から出力される信号を所定の周期でサンプリングして、前記光検出手段で検出された前記反射した第1パルス光の強度が前記所定値未満から該所定値以上へ変化したタイミングで前記受信信号を生成し、前記第1パルス光の出射タイミングと前記受信信号とに基づいて前記第1パルス光の出射から検出までの時間差を計測する第2計測手段と、
    前記第1パルス光の出射からの経過時間が所定時間を経過するまでの間は前記第2計測手段による時間差を選択し、前記第1パルス光の出射からの経過時間が前記所定時間を経過した場合には第1計測手段による時間差を選択して、前記測定対象物までの距離を算出する算出手段とを備えた
    ことを特徴とする測距装置。
  6. 請求項5に記載の測距装置において
    前記算出手段は、前記所定時間を前記反射した第1パルス光のS/N比に基づいて設定して、前記第1計測手段による時間差または前記第2計測手段による時間差を選択し、前記測定対象物までの距離を算出する
    ことを特徴とする測距装置。
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