JP5342739B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5342739B2
JP5342739B2 JP2006212371A JP2006212371A JP5342739B2 JP 5342739 B2 JP5342739 B2 JP 5342739B2 JP 2006212371 A JP2006212371 A JP 2006212371A JP 2006212371 A JP2006212371 A JP 2006212371A JP 5342739 B2 JP5342739 B2 JP 5342739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
roller
pressure
state
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006212371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008040010A (ja
Inventor
吉川隆博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006212371A priority Critical patent/JP5342739B2/ja
Priority to US11/830,457 priority patent/US7653321B2/en
Publication of JP2008040010A publication Critical patent/JP2008040010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5342739B2 publication Critical patent/JP5342739B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、ベルト定着装置及びベルト定着装置を備える画像形成装置に関するものである。
特開2002−351249号公報 特開2004−109521号公報
複写機やプリンタあるいはファクシミリ等の画像形成装置に用いられる熱定着装置として、無端状ベルトを用いたベルト定着装置は周知である。加熱ローラと定着ローラ間に無端状ベルト(以下、定着ベルトという)を張設した構成のベルト定着装置では、加熱ローラにて定着ベルトを温めるため、弾性層を有する定着ローラの熱伝導性が悪くても、定着ベルトの温度変化に容易に対応できるというメリットがある。
従来、弾性層を有する定着ローラ又は加圧ローラとしては芯金上にシリコーンゴム等を被覆したゴムローラが広く使用されてきたが、近年は、さらなるニップ幅の拡大および定着ベルトへの熱的影響を防止するため、熱伝導性の低いシリコーンスポンジが弾性層として使用されている。
シリコーンスポンジは低圧による使用においては特に問題がない。しかし、高圧及び大きな変形を伴う条件での使用では圧縮永久歪が大きいため、使用が難しかった。そのため、定着装置の待機時等に、定着ローラに対する加圧力を減じることが提案され、例えば、特許文献1には、待機状態のときに加圧ローラを定着ローラ及び定着ベルトから離間させる構成が開示されている。また、特許文献2には、ニップ幅を変更可能なヒートロール方式の定着装置が開示されている。
しかしながら、シリコーンスポンジは、静的な一時の高圧には耐えられても変形を繰り返す回転状態では耐久性が低いため、待機時に加圧ローラを離間させたり加圧力を減じる方法では、定着時(回転状態)における負荷を軽減することにはならず、シリコーンスポンジを弾性層に用いるローラの耐久性を高めることが難しいという問題があった。
また、定着ベルト表層のテフロンコート(テフロンは登録商標)は軟らかいため、通紙により微細な凹凸が付き、それが画像の光沢筋として出てしまうことがある。これに対しては、定着ベルトと加圧ローラのニップ部で線速差を設けて凹凸部を磨耗させるのが有効である。しかし、定着ベルトと加圧ローラに線速差を設ける場合、通紙時に用紙から紙粉が出るため、その紙粉が削り粉の役目を果たし、定着ベルト及びスポンジローラの耐久性が低下するという問題がある。
本発明は、ベルト定着装置における上述の問題を解決し、シリコーンスポンジローラ及び定着ベルトの耐久性を高めることを目的とする。
前記の課題は、本発明により、加熱手段により加熱される定着ベルトを挟んで定着ローラと加圧ローラを圧接させてニップを形成し、該ニップに未定着トナー像を担持する記録材を通過させて定着を行う定着装置であって、前記定着ローラがシリコーンスポンジからなる弾性層を有し、前記定着ローラと前記加圧ローラの圧接力を変更可能な定着装置において、前記定着ローラと前記加圧ローラが回転している状態で、前記定着ローラと前記加圧ローラを定着可能な状態に圧接させる加圧状態と、前記定着ローラと前記加圧ローラを前記加圧状態よりも圧接力の小さな定着しない状態で圧接させる減圧状態とに切り替え可能に設けるとともに、前記減圧状態では前記定着ベルトの周速が前記加圧ローラの周速よりも遅くなるように構成されている
ことにより解決される。
また、前記定着ローラの軸に装着した定着ギヤと前記加圧ローラの軸に装着した加圧ギヤとが噛み合わされ、前記定着ローラから前記定着ギヤ及び加圧ギヤを介して前記加圧ローラへと駆動力が伝達されるよう構成され、前記減圧状態で前記定着ギヤと前記加圧ギヤの噛み合いが維持されると好ましい。
また、定着装置立ち上げ時に前記減圧状態とし、立ち上げ完了後に前記加圧状態に切り替えると好ましい。
また、定着動作終了後、前記減圧状態に切り替えると好ましい。
また、記録材が当該定着装置を通過しているときのみ前記加圧状態とすると好ましい。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置を備える画像形成装置により解決される。
また、連続して複数枚の定着を行なう場合、最終用紙が前記定着装置を通過後に、前記定着装置を前記減圧状態に切り替えると好ましい
また、定着条件を変更可能に構成され、該定着条件変更後、前記減圧状態で前記定着装置を立ち上げ、定着装置立ち上げ完了後に前記加圧状態に切り替えると好ましい。
また、前記定着条件の変更が定着設定温度を高める変更であると好ましい。
請求項1の定着装置及び請求項の画像形成装置によれば、定着ローラと加圧ローラが回転している状態で、加圧状態と減圧状態とに切り替えることができるので、シリコーンスポンジ層を有する定着ローラと定着ベルトの耐久性を向上させることができる。また、定着装置の温度上昇に影響を与えることもない。
また、減圧状態では線速差により紙粉を飛ばしてしまうために紙粉が削り粉として作用することを防止でき、定着ローラと定着ベルトの耐久性を高めることができる。また、線速差によりベルト表面の凹凸が磨耗することで光沢スジの発生を抑制することもできる。
請求項の構成により、減圧状態で定着ローラ及び加圧ローラを回転させることが、簡単な構成で実現できる。
請求項の構成により、立ち上げ時に減圧状態とすることで、高負荷での回転を減らし、定着ローラと定着ベルトの耐久性を向上させることができる。また、光沢スジの発生を抑制することもできる。
請求項の構成により、定着動作終了後に減圧状態に切り替えることで、定着ローラと定着ベルトの耐久性を向上させることができる。
請求項の構成により、記録材が当該定着装置を通過しているときのみ加圧状態とするので、定着ローラと定着ベルトの耐久性を向上させることができる。
請求項7の構成により、制御の複雑化を防ぎつつ、定着ローラと定着ベルトの耐久性を向上させることができる
請求項の構成により、定着条件が変更された立ち上げ時でも、定着ローラと定着ベルトの耐久性の低下を防ぐことができる。
請求項の構成により、厚紙に対応して定着設定温度を高めた場合でも、定着ローラと定着ベルトの耐久性の低下を防ぎ、耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る定着装置の要部構成を示す側面図である。この図に示すように、本例の定着装置は、熱源を内蔵する加熱ローラ2と、弾性層を有する定着ローラ3と、これら加熱ローラ2及び定着ローラ3に張設された定着ベルト1と、定着ベルト1を間に挟んで定着ローラ3に圧接される加圧ローラ7を有している。
定着ベルト1は、Ni,SUS等の金属フィルムやPI,PAI等の樹脂フィルムの基材上にシリコーンゴムが有り、表層にフッソ樹脂を設けた無端状ベルトである。加熱ローラ2は、その内部にヒータ4,5を配置した金属パイプ製ローラである。定着ローラ3は、芯金3a上にシリコーンスポンジの弾性層3bを有するものである。本例では、図示しない駆動手段により定着ローラ3が回転駆動され、これにより定着ベルト1が走行駆動される。加熱ローラ2の近傍には温度センサ6が配設されており、該温度センサ6で定着ベルト1の温度を検知して、加熱ローラ2内部のヒータ4,5を点灯制御している。なお、温度センサ6は図では1つとして示しているが、ローラ軸方向に複数個設けてあり、ローラ軸方向の中央部と端部での温度を検知している。
加圧ローラ7は、芯金上にゴム層7a及び表層としてのフッ素樹脂を被覆して設けたもので、図2に示すギヤ列により定着ローラ1から駆動を受けて回転する。
図2は、上記定着ローラ3及び加圧ローラ7を駆動するギヤ列を示す部分正面図である。この図に示すように、定着ローラ3の軸には定着ギヤ11が固定され、その定着ギヤ11に、駆動手段からの駆動力が図示しないギヤによって伝達されて定着ローラ3が回転駆動される。また、加圧ローラ7の軸には加圧ギヤ12が固定されており、その加圧ギヤ12は定着ギヤ11に噛み合わされている。
そして、図1,2に示すように、加圧ローラ7の軸を回転自在に支持する軸受13に下方から当接される加圧レバー8が設けられている。該加圧レバー8は、一方側端部の揺動軸9を支点として揺動可能に設けられており、図示しないカムモータによりカム10を回動させることにより、加圧レバー8が揺動し、定着ローラ3に対する加圧ローラ7の圧接力(以下、加圧力という)が変更される。カム10が図1に実線で示す加圧位置にあるとき、加圧力は最大となり、カム10が図1に仮想線で示す減圧位置にあるとき、加圧力は最小となる。ただし、本例では、加圧力最小のとき、加圧ローラ7が定着ローラ(及び定着ベルト1)から離間しないように設定されている。以下の説明において、加圧レバー8が図1に実線で示す加圧位置にある加圧状態を「定着可能状態」と呼び、加圧レバー8が図1に仮想線で示す位置にある減圧状態を「定着しない状態」と呼ぶ。
未定着トナー像を担持する用紙(図示せず)は図1に矢印で示すように図中右から左方向に搬送され、定着ローラ3と加圧ローラ7の弾性層3b,7aの変形による圧接部分(ニップ部)を通過し、加熱ローラ2により暖められた定着ベルト1からの熱とニップ部の圧力とによりトナー像が用紙上に定着される。定着後の用紙はニップ部通過後、溶融したトナーの粘着力に定着ローラ3の曲率等による分離力が打ち勝ち、定着ベルト1から分離して搬送される。
ところで、定着ローラ3の弾性層を構成するシリコーンスポンジは経時的な高負荷により永久歪や破損を起こし易いため、本例では、上記のようにレバー8の位置を変更して加圧力を減少できるように構成している。
定着ローラ3のシリコーンスポンジ層3bは、「定着可能状態」においては高い負荷を受ける。ただし、静止状態の高負荷は永久歪には影響を及ぼすが時間的に数時間レベルでの同一部分の負荷に対してであり、そのような同一部分に負荷のかかる静止状態ではカム10を回転させて「定着しない状態」にしてやれば特に問題とはならない。しかし、「定着可能状態」で回転する場合は、定着ローラ3のシリコーンスポンジ層3bに繰り返し力が加わり、破損の可能性が高まる。
そこで、本例の定着装置では、用紙がニップ部を通過するときのみ「定着可能状態」を保ち、通過しないときには「定着しない状態」に加圧力を減少させることにより、高負荷での回転を減少させるようにし、定着ローラ3の耐久性を向上させている。
本例では、給紙開始からの所定のタイミングで上記「定着可能状態」とし、定着装置下流側に設けた用紙センサで用紙の通過を検知したら上記「定着しない状態」に切り替えるように構成している。ただし、これに限らず、レジストローラをオンするタイミングを用いたり、定着入口部にセンサを設ける構成、あるいは機外への用紙排出部に設けたセンサ出力の利用など、適宜な構成で「定着可能状態」と「定着しない状態」を切り替えるようにすることも可能である。
図3は、ニップ部における定着ローラ3の弾性層の変形を説明するための模式図である。この図に示すように、定着ローラ3の中心から定着ベルト1表面までは、通常の部分では半径:cである。これに対し、ニップ前後(ニップ入口部と出口部)では通常部分よりも半径が大きくなり、半径:a(a>c)となる。このため、ニップ部における定着ベルト1の周速(線速)は、途中半径の小さいb部(加圧ローラ7の圧接による小径部)があるものの、おおよそ半径:aの周速となる。
ここで、上記「定着可能状態」と「定着しない状態」を比べると、「定着しない状態」ではニップ幅が「定着可能状態」よりも小さく、ニップ前後の半径:aが通常半径:cに近くなるため、ニップ部における定着ベルト1の周速は「定着可能状態」よりも遅くなる。
本例の定着装置では、加圧ローラ7は定着ローラ3からの回転をギヤ11,12により伝達されるので、上記「定着可能状態」と「定着しない状態」で加圧ローラ7の周速(線速)が大きく変わることはない。これにより、「定着可能状態」で定着ベルト1と加圧ローラ7のニップ部での周速(線速)がほぼ等速になるようにギヤ11,12を設定していれば、「定着しない状態」では定着ベルト1の周速が加圧ローラ7の周速よりも遅くなり、定着ベルト1と加圧ローラ7の間に線速差が生まれる。
よって、定着動作時に用紙から紙粉が出ても、用紙がニップ部を通過するときは「定着可能状態」で定着ベルト1と加圧ローラ7が等速のために定着ベルト表層のテフロンコートが削られることが無く、また、用紙が通過していないときは加圧力を減じた「定着しない状態」で、回転時に紙粉を線速差で飛ばしてしまうため、紙粉が削り粉として擦れる回数を減らし、かつ、定着ベルト1表面の凸凹も線速差により磨耗するため、光沢筋の発生を抑制することができる。これにより、光沢筋の発生を抑制しつつ、定着ローラ3のシリコーンスポンジ層と定着ベルト1の耐久性を向上させることができる。
なお、定着ギヤ11と加圧ギヤ12は、図4に実線で示すように、「定着しない状態」のときにも、両ギヤの噛み合いが確保され、定着ギヤ11から加圧ギヤ12へ回転が伝達されるように構成されている。これにより、加圧力が減じた「定着しない状態」であっても加圧ローラ7が駆動され、定着ベルト1と加圧ローラ7の間に線速差を生み出すことが可能となっている。図4における仮想線は、「定着可能状態」における加圧ギヤ12の位置を示し、図中の矢印で示すように、加圧ギヤ12は「定着可能状態」の位置から「定着しない状態」の位置へ移動する。
次に、定着ローラ3と加圧ローラ7が長く回転する状態としては、室温からのパワーオンや省エネモードからの復帰時(以下、これらを立ち上がりという)のように、室温から定着可能な温度まで定着ベルトを回転させながら温度上昇させる状況がある。このような状況において「定着可能状態」で定着ローラ3及び加圧ローラ7を回転させると高負荷での回転数が増えることになる。そこで、本例では、立ち上がり時の回転を「定着しない状態」で行なうようにしている。これにより、高負荷での回転を少なくし、定着ローラ3のシリコーンスポンジ層と定着ベルト1の耐久性を向上させることができる。なお、「定着しない状態」でも定着ローラ3及び加圧ローラ7は定着ベルト1と面積をもって接触しているため、温度上昇に関してはあまり影響が無く、立ち上がりが遅くなることはない。また、定着ベルト1と加圧ローラ7に線速差が有るために、ベルト表面の凹凸も磨耗するため、光沢スジの発生も抑えられる。
図5に、定着制御の一例を示す。このフローチャートにおいて、電源投入(パワーオン)後、カム80を回転させるカムモータを制御して定着装置を減圧状態(「定着しない状態」)にさせ、定着装置を立ち上げる(S4〜S8)。立上げ終了後、作像が開始されるとカムモータを制御して「定着可能状態」に切り替え(S10)、作像が終了したら定着モータをオフにするとともに、カムモータを制御して減圧状態(「定着しない状態」)に切り替える(S14,S15)。また、S4からS16以下に進むルートは待機状態からの制御であり、立ち上げ完了後にカムモータを制御して加圧状態(「定着可能状態」)に切り替えている(S20〜S22)。
ところで、画像形成装置の構成によっては、用紙が通過した後も定着装置が駆動される場合がある。例えば、定着装置を駆動するモータが、定着後の用紙を機外に排出する排紙ローラも駆動する構成の場合、用紙通過後も定着装置の駆動が継続されることになる。このような構成において、「定着可能状態」のまま定着装置を駆動すると高負荷での回転が増えることになり、シリコーンスポンジローラの耐久性を低下させる原因となる。
そこで、1ジョブの最終用紙が定着装置を通過後に上記「定着しない状態」に切り替えることで、用紙排出時の定着駆動による定着ローラ3及び定着ベルト1の耐久性低下を防止することができる。図6に制御の一例を示す。このフローチャートにおいて、1ジョブの作像終了後にカムモータを制御して減圧状態(「定着しない状態」)に切り替え(S35〜S37)、用紙の排出が完了したら定着モータをオフさせる(S38,S39)。
また、画像形成装置の構成によっては、厚紙等を定着する場合に定着条件を普通紙定着条件から変更させるものがある。変更する定着条件としては、定着設定温度や定着線速などである。厚紙等の場合は、普通紙よりも定着設定温度を高くすることが考えられる。このような場合も、「定着可能状態」のまま定着装置を駆動することで定着ローラ及び定着ベルトに負荷を与えるので、上記「定着しない状態」に切り替えることで、定着条件を変更した場合の定着ローラ3及び定着ベルト1の耐久性低下を防止することができる。図7に制御の一例を示す。このフローチャートにおいて、厚紙モードへ変更後、カムモータを制御して減圧状態(「定着しない状態」)に切り替える(S43〜S45)。作像が開始され、加熱ローラ温度(定着ベルト1の温度)が設定温度に達した後(立ち上げ完了後)、カムモータを制御して「定着可能状態」に切り替える(S49〜S51)。
最後に、本発明に係る定着装置を装着した画像形成装置の一例として、図8に示すプリンタについて説明する。図8に示す画像形成装置100はプリンタとして構成され、装置上面に排紙トレイ113を設けている。排紙トレイ113の下にレーザ書込みユニット110を配置し、その下方に感光体ドラム101を中心とする作像部を設けている。感光体ドラム101の周囲には、電子写真プロセスに必要な帯電器,現像装置,転写装置,クリーニング装置,除電器等の各機器が配置されている。転写装置としての転写チャージャに隣接して分離チャージャが配置される。その作像部の図において左方には、定着装置50が配置され、感光体ドラム101と定着装置50間は搬送ベルト111によって連絡されている。定着装置50は、図1〜4で説明したものである。
レーザ書込みユニット110は、レーザ出力ユニット,結像レンズおよびミラー等で構成され、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)を有している。レーザ出力ユニットより照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズを通り、ミラーで折り返され、作像部の感光体101の面上に集光結像する。
装置下部には2段の給紙カセット115,115が備えられ、各給紙カセットに対応する給紙手段116,116が設けられている。給紙カセット115から排紙トレイ113までの用紙搬送路中の各所には搬送ローラ117が適宜配置されている。各給紙カセット115から給紙手段116によって送出された用紙は、搬送ローラ117によって上方に搬送され、レジストローラ114へと送られる。
上記のように構成されたプリンタ100における複写動作について簡単に説明する。
パソコン等の外部機器より送られた画像データに基づいて書き込みユニット110のレーザ出力ユニットが駆動され、書き込みユニット110からのレーザー光が感光体ドラム101に照射され、感光体ドラム101の表面に静電潜像が形成される。その静電潜像に現像装置よりトナーが付与されてトナー像として可視化される。
一方、給紙カセット115,115のいずれかより用紙が給紙され、レジストローラ114へ給送されてる。そして、感光体ドラム101上のトナー像とタイミングを合わせてレジストローラ114より用紙が転写部へ送出される。転写装置により感光体ドラム101上のトナー像が用紙上に転写され、分離チャージャにより用紙が感光体より分離される。トナー像を担持した用紙は搬送ベルト111により定着装置50へ搬送され、加熱及び加圧によりトナー像が用紙に定着される。トナー像定着後の用紙は搬送ローラ117により搬送され、排紙ローラ118によって装置上面の排紙トレイ113へと排出される。
なお、感光体ドラム101の表面を一様に帯電させる帯電器としては、本例のチャージャタイプのほかに、感光体表面に接触するタイプ、たとえば帯電ローラを採用することもできる。また、転写装置としては、本例のチャージャタイプのほかに、感光体表面に接触するタイプ、たとえば転写ローラあるいは転写ベルトを採用することもできる。さらに、書込みユニットとしては、本例のレーザスキャン方式の他に、例えばLED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなる露光装置を採用することもできる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。定着装置の定着ベルトは、加熱ローラ及び定着ローラ以外の支持ローラ等に掛け渡されていても良い。また、定着ベルトを加熱する手段も、ハロゲンヒータ等に限らず、誘導加熱装置を用いることもできる。また、定着ベルトに対する加圧ローラの加圧力を変更させる構成も、カムを用いた構成のほか、弾性部材とソレノイドの組み合わせなど、適宜な構成を採用することができる。さらに、加圧力の変更すなわち「定着可能状態」と「定着しない状態」の切替制御も、適宜な制御を採用可能である。
また、画像形成装置各部の構成も任意であり、作像方式等は任意である。また、モノクロ装置に限らず、多色機あるいはフルカラー機であっても良い。画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
本発明に係る定着装置の要部構成を示す側面図である。 定着ローラと加圧ローラを駆動するギヤ列を示す部分正面図である。 ニップ部における定着ローラ弾性層の変形を説明するための模式図である。 減圧状態における定着ギヤと加圧ギヤの噛み合いを示す模式図である。 定着装置立ち上げ時の制御例を示すフローチャートである。 用紙排出時における制御例を示すフローチャートである。 定着条件を変更する場合の制御例を示すフローチャートである。 図1の定着装置を備える画像形成装置の概略構成図である。
符号の説明
1 定着ベルト
2 加熱ローラ
3 定着ローラ
3b シリコーンスポンジ弾性層
4,5 定着ヒータ
6 温度センサ
7 加圧ローラ
8 加圧レバー
10 カム
11 定着ギヤ
12 加圧ギヤ
50 定着装置
100 画像形成装置(プリンタ)
101 感光体ドラム

Claims (9)

  1. 加熱手段により加熱される定着ベルトを挟んで定着ローラと加圧ローラを圧接させてニップを形成し、該ニップに未定着トナー像を担持する記録材を通過させて定着を行う定着装置であって、
    前記定着ローラがシリコーンスポンジからなる弾性層を有し、
    前記定着ローラと前記加圧ローラの圧接力を変更可能な定着装置において、
    前記定着ローラと前記加圧ローラが回転している状態で、前記定着ローラと前記加圧ローラを定着可能な状態に圧接させる加圧状態と、前記定着ローラと前記加圧ローラを前記加圧状態よりも圧接力の小さな定着しない状態で圧接させる減圧状態とに切り替え可能に設けるとともに、
    前記減圧状態では前記定着ベルトの周速が前記加圧ローラの周速よりも遅くなるように構成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ローラの軸に装着した定着ギヤと前記加圧ローラの軸に装着した加圧ギヤとが噛み合わされ、前記定着ローラから前記定着ギヤ及び加圧ギヤを介して前記加圧ローラへと駆動力が伝達されるよう構成され、
    前記減圧状態で前記定着ギヤと前記加圧ギヤの噛み合いが維持されることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 定着装置立ち上げ時に前記減圧状態とし、立ち上げ完了後に前記加圧状態に切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  4. 定着動作終了後、前記減圧状態に切り替えることを特徴とする、請求項1または3に記載の定着装置。
  5. 記録材が当該定着装置を通過しているときのみ前記加圧状態とすることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 連続して複数枚の定着を行なう場合、最終用紙が前記定着装置を通過後に、前記定着装置を前記減圧状態に切り替えることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 定着条件を変更可能に構成され、該定着条件変更後、前記減圧状態で前記定着装置を立ち上げ、定着装置立ち上げ完了後に前記加圧状態に切り替えることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着条件の変更が定着設定温度を高める変更である、請求項8に記載の画像形成装置。
JP2006212371A 2006-08-03 2006-08-03 定着装置及び画像形成装置 Active JP5342739B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212371A JP5342739B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 定着装置及び画像形成装置
US11/830,457 US7653321B2 (en) 2006-08-03 2007-07-30 Image forming apparatus, fixing device, and image forming method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212371A JP5342739B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008040010A JP2008040010A (ja) 2008-02-21
JP5342739B2 true JP5342739B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=39029298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212371A Active JP5342739B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7653321B2 (ja)
JP (1) JP5342739B2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5036048B2 (ja) * 2007-08-23 2012-09-26 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5015745B2 (ja) * 2007-12-07 2012-08-29 株式会社リコー 定着装置、および画像形成装置
JP5014234B2 (ja) * 2008-04-17 2012-08-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2009288320A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Sharp Corp 定着装置
JP5168646B2 (ja) * 2008-07-08 2013-03-21 株式会社リコー 画像形成装置
US8548349B2 (en) * 2008-10-20 2013-10-01 Xerox Corporation Method and apparatus for life extension of oil contaminated intermediate transfer belts
US7970330B2 (en) * 2008-10-30 2011-06-28 Xerox Corporation Fusers, printing apparatuses and methods of fusing toner on media
KR101335989B1 (ko) * 2008-11-12 2013-12-04 삼성전자주식회사 정착유닛, 이의 제어방법 및 이를 채용한 화상형성장치
JP5095678B2 (ja) * 2008-12-18 2012-12-12 株式会社リコー 画像形成装置
JP5339072B2 (ja) * 2009-04-27 2013-11-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5487871B2 (ja) * 2009-10-13 2014-05-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4988880B2 (ja) * 2010-02-04 2012-08-01 シャープ株式会社 定着装置と、これを用いる画像形成装置と定着装置の制御方法
JP5354385B2 (ja) * 2010-02-07 2013-11-27 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011191572A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012108461A (ja) 2010-05-28 2012-06-07 Ricoh Co Ltd 定着装置及びそれを用いた画像形成装置
JP6039284B2 (ja) * 2012-07-25 2016-12-07 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置
JP6115302B2 (ja) * 2013-05-15 2017-04-19 コニカミノルタ株式会社 定着用回転部材および画像形成装置
JP2014228789A (ja) 2013-05-24 2014-12-08 コニカミノルタ株式会社 定着装置、画像形成装置および表面回復方法
JP2016136241A (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 株式会社リコー 加圧装置、画像形成装置および加圧装置の制御方法
US9291961B1 (en) * 2015-01-21 2016-03-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus and image forming apparatus having the same
JP7066999B2 (ja) * 2017-08-24 2022-05-16 コニカミノルタ株式会社 定着装置、画像形成装置、および定着装置の設計方法
US10838333B2 (en) * 2017-09-28 2020-11-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of suppressing generation of noise upon turning on image forming apparatus
JP6996197B2 (ja) * 2017-09-28 2022-01-17 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP2019191363A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4719489A (en) * 1984-02-03 1988-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus having material feed mode dependent fixing control
US5832340A (en) * 1996-04-09 1998-11-03 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus
JPH10293497A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Konica Corp 定着装置
JP2001159856A (ja) 1999-12-02 2001-06-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002156868A (ja) 2000-09-08 2002-05-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002123148A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP3795758B2 (ja) * 2001-01-19 2006-07-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4010121B2 (ja) 2001-05-25 2007-11-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 定着方法
US6687468B2 (en) * 2002-01-07 2004-02-03 Xerox Corporation Multi-position fuser nip cam
JP2003270978A (ja) 2002-03-19 2003-09-25 Konica Corp 定着装置及び画像形成装置
JP3739000B2 (ja) 2002-05-20 2006-01-25 株式会社リコー 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
JP2004020689A (ja) 2002-06-13 2004-01-22 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置
JP2004109521A (ja) 2002-09-18 2004-04-08 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP4090375B2 (ja) * 2003-03-24 2008-05-28 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
JP3929942B2 (ja) 2003-06-26 2007-06-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2005156679A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2005189461A (ja) 2003-12-25 2005-07-14 Ricoh Co Ltd ベルト定着装置,画像形成装置及びその画像形成装置において使用するトナー
JP2005326524A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2006030345A (ja) 2004-07-13 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 定着装置およびこれを用いた画像形成装置
JP2006098901A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP5241066B2 (ja) 2004-10-19 2013-07-17 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2006251488A (ja) 2005-03-11 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 熱ベルト定着装置
JP2007079184A (ja) 2005-09-15 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JP5036048B2 (ja) 2007-08-23 2012-09-26 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080031647A1 (en) 2008-02-07
JP2008040010A (ja) 2008-02-21
US7653321B2 (en) 2010-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5342739B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9983526B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including same
US9971289B2 (en) Image forming apparatus
JP5751428B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5768507B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US9146508B2 (en) Fixing device, image forming apparatus, and fixing method
JP6272134B2 (ja) 定着装置
JP2007241180A (ja) 定着装置および画像形成装置
US9494903B2 (en) Image forming apparatus with cleaning mode
JP5429553B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2010102268A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008216294A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20200249603A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP5454832B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2011118397A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP5486770B2 (ja) 画像形成装置
JP4927612B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007140309A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4701051B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2006133807A (ja) ベルト定着装置
JP2005300915A (ja) 定着装置
JP5861981B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2005173030A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2019028181A (ja) 定着装置
JP2009163040A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120604

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130812

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5342739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151