JP5284224B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の駆動力により駆動される開閉体にて開口部を開閉する開閉装置に関するものである。
従来、自動車等の車両の側方に設けられた乗降口(開口部)を、モータ等の駆動力によりドアパネル(開閉体)を移動させて開閉する電動スライドドア装置(開閉装置)には、乗降口の周縁部とドアパネルとの間への異物の挟み込みを防止するために異物検知装置を備えたものがある。例えば、特許文献1に記載された異物検知装置は、長尺状のケーブル状をなすセンサ本体と、該センサ本体をドアパネルの前端部に固定して支持する長尺状のチューブ状をなす支持部材とを備えている。センサ本体は、弾性変形可能で中空状をなす長尺状の中空絶縁体の内側に、抵抗を介して直列に接続された複数の検知電極を配置して構成されるとともに、これらの検知電極には電流が供給される。また、弾性変形可能な材料よりなる前記支持部材は、その長手方向に沿って貫通した挿入孔を有し、長手方向の一端から該挿入孔にセンサ本体が挿入された状態でドアパネルの前端部に沿って固定される。そして、異物検知装置では、異物の接触により支持部材を介してセンサ本体に押圧力が加えられて中空絶縁体が弾性変形すると、検知電極同士が接触して短絡され、検知電極に供給された電流は高電位側の検知電極から低電位側の検知電極へ抵抗を介さずに流れる。そして、一定の電圧で検知電極に供給される電流は、高電位側の検知電極から低電位側の検知電極へ抵抗を介さずに流れるようになると、その電流値が変化する。従って、この電流値の変化に基づいて、ドアパネルの前端部に接触する異物が検知される。
特開2000−292279号公報
しかしながら、特許文献1に記載された支持部材は、センサ本体が挿入される挿入孔を備えるために中空状をなしている。そして、支持部材を中空状とする挿入孔は、同支持部材の長手方向に沿って貫通形成されているため、このような中空状の支持部材は、製造し難く、製造コストが増大されるという問題があった。また、長尺状のセンサ本体を長尺状の支持部材に形成された挿入孔に挿入する工程は、簡単に行えるものではなく、製造コストを増大させる一因となっていた。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、開閉体若しくは開口部の周縁部へのセンサ本体の固定にかかるコストを低減することができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、開口部を開閉するべく開閉作動される開閉体と、駆動力を発生する駆動手段を有し前記駆動手段の駆動力を前記開閉体に伝達する駆動伝達手段と、前記開閉体の閉作動時の前方側の閉側端部と前記開口部の周縁部における前記閉側端部と対向する対向部との間の異物を検知するための長尺状のセンサ本体と、前記閉側端部及び前記対向部の何れか一方に固定されて前記センサ本体を保持する長尺状の支持部材と、前記センサ本体を通じた前記異物の検知結果に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えた開閉装置であって、前記支持部材は、絶縁性の樹脂材料よりなる取付け本体部と、前記取付け本体部に埋設されて前記取付け本体部を補強する補強部材とからなり、前記補強部材は、前記取付け本体部から外部に露出して前記センサ本体を保持するセンサ保持部を有することをその要旨としている。
同構成によれば、センサ保持部は、取付け本体部を補強する補強部材の一部が同取付け本体部の外部に露出したものである。従って、センサ本体は、取付け本体部を補強する補強部材によって直接保持されることになるため、閉側端部及び対向部の何れか一方に支持部材を介して安定して保持される。また、センサ保持部は、取付け本体部から露出した補強部材の一部であるため、従来のようにセンサ本体を挿入するための挿入孔を支持部材に形成しなくてもよい。従って、支持部材の製造コストを低減して、開閉体若しくは開口部の周縁部へのセンサ本体の固定にかかるコストを低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の開閉装置において、前記補強部材は、前記支持部材の長手方向に沿って延びる長尺状の補強芯部を有し、前記センサ保持部は、前記取付け本体部から外部に露出された前記補強芯部であることをその要旨としている。
同構成によれば、センサ保持部は、取付け本体部から外部に露出した長尺状の補強芯部であるため、長尺状のセンサ本体を該センサ本体の長手方向の広範囲に亘って保持することができる。従って、センサ本体は当該センサ保持部によってより安定して保持される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の開閉装置において、前記補強部材は、前記支持部材の長手方向に沿って延びる長尺状の補強芯部と、前記補強芯部の長手方向の複数箇所で前記補強芯部の幅方向の両側から延設され前記補強芯部に対して屈曲若しくは湾曲された複数の補強延設部とを有し、前記センサ保持部は、前記補強芯部から延設されるとともに前記補強芯部に対し前記補強延設部とは反対方向に屈曲若しくは湾曲され前記取付け本体部の外部に突出した複数の保持爪であることをその要旨としている。
同構成によれば、センサ保持部は、補強芯部から延設され取付け本体部の外部に露出した複数の保持爪であるため、当該保持爪によって容易にセンサ本体を保持することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の開閉装置において、前記保持爪は、前記補強芯部の幅方向の両側から延設されるとともに、前記補強延設部と前記保持爪とは、前記補強芯部の長手方向に交互に形成されていることをその要旨としている。
同構成によれば、補強延設部と保持爪とは補強芯部の長手方向に交互に形成されているため、長尺状のセンサ本体を長手方向の複数個所で保持爪によって保持することができる。また、複数の保持爪は、補強芯部の幅方向の両側から延設されているため、補強芯部の幅方向の両側からセンサ本体を保持する。これらのことから、支持部材はセンサ本体をより安定して保持することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の開閉装置において、前記補強部材は、長手方向の複数箇所が屈曲された1本の針金よりなり、前記センサ保持部は、前記取付け本体部から部分的に突出した前記針金であることをその要旨としている。
同構成によれば、補強部材は、1本の針金の複数個所を屈曲して形成されるため、その製造が容易である。また、補強部材を軽量化することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の開閉装置において、前記センサ本体は、弾性及び絶縁性を有する中空絶縁体の内部に複数の検知電極を互いに離間して対向配置してなり前記中空絶縁体の弾性変形に伴う前記検知電極同士の接触により前記検知電極間を流れる電流の電流値及び電圧値の少なくとも一方が変化するセンサ線と、弾性及び絶縁性を有し前記センサ線の外周面に隙間無く一体に形成され前記センサ保持部にて保持される被保持部を有する弾性絶縁部材とを有することをその要旨としている。
同構成によれば、弾性絶縁部材は、センサ線の外周に一体に設けられるため、該弾性絶縁部材によってセンサ線を保護することができる。また、センサ線は、中空絶縁体の弾性変形に伴う検知電極同士の接触により検知電極間を流れる電流の電流値及び電圧値の少なくとも一方が変化するため、センサ本体に異物が接触し該異物からの押圧力により中空絶縁体が弾性変形されると、検知電極間を流れる電流の電流値及び電圧値の少なくとも一方が変化する。従って検知電極間を流れる電流の電流値及び電圧値の少なくとも一方の変化に基づいて当該異物の検知が可能である。そして、弾性絶縁部材は、センサ線の外周面との間に隙間が無い状態で設けられるため、センサ本体に押圧力が加えられた際に中空絶縁体と一体的に弾性変形できる。従って、センサ本体は異物から加えられる押圧力に対して感度良く反応できるため、センサ本体に接触した異物を感度良く検知することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の開閉装置において、前記弾性絶縁部材はウレタン樹脂よりなることをその要旨としている。
同構成によれば、弾性絶縁部材をウレタン樹脂にて形成することにより、該弾性絶縁部材によってセンサ本体の内部への油の浸入を防ぐことができる。また、ウレタン樹脂は、耐候性に優れるため、弾性絶縁部材により長期に亘って検知電極を保護することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の開閉装置において、前記弾性絶縁部材には、前記開口部を閉鎖した前記開閉体の前記閉側端部と前記対向部との間で、前記開閉体の側方を流れる風により発生される風切音を防止する風切音防止部が一体に形成されていることをその要旨としている。
同構成によれば、風切音を防止する風切音防止部が弾性絶縁部材に一体に形成されるため、別途、風切音を防止するための部材を設けなくてもよい。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の開閉装置において、前記支持部材は前記閉側端部に固定され、前記風切音防止部は、前記閉側端部側に向かって延設されその先端が前記閉側端部側を向いていることをその要旨としている。
同構成によれば、風切音防止部は、その先端が閉側端部側を向いているため、開閉体が開口部を閉鎖する時に閉側端部と対向部との間から風切音防止部が外側に飛び出してしまうことが防止される。従って、開閉体によって開口部が閉鎖された時の見栄えが良好に維持される。
本発明によれば、開閉体若しくは開口部の周縁部へのセンサ本体の固定にかかるコストを低減することができる開閉装置を提供できる。
電動スライドドア装置を搭載した車両の斜視図。 電動スライドドア装置を搭載した車両の側面図。 電動スライドドア装置の電気的構成を示すブロック図。 (a)は第1実施形態のセンサ本体の斜視図、(b)及び(c)は第1実施形態のセンサ本体の断面図。 第1実施形態におけるドアパネルの前端部付近の断面図。 第1実施形態の補強部材の斜視図。 第2実施形態の補強部材の斜視図。 第2実施形態におけるドアパネルの前端部付近の断面図。 第3実施形態におけるドアパネルの前端部付近の断面図。 (a)及び(b)は従来の支持部材にてセンサ本体が固定されたドアパネルの前端部付近の断面図。 別の形態のセンサ本体が固定されたドアパネルの前端部付近の断面図。 別の形態のセンサ本体が固定されたドアパネルの前端部付近の断面図。 別の形態の支持部材にてセンサ本体が固定されたドアパネルの前端部付近の断面図。 別の形態の補強部材の斜視図。 (a)は別の形態のセンサ本体の断面図、(b)は別の形態のセンサ本体を備えた電動スライドドア装置の電気的構成を示すブロック図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、開閉装置としての電動スライドドア装置1を搭載した車両2を示す斜視図である。図1に示すように、車両2は、導電性金属材料よりなる車体3を備えるとともに、該車体3の左側側面には、四角形状をなす開口部としての乗降口4が形成されている。この乗降口4は、導電性金属材料により形成され該乗降口4に応じた四角形状をなすドアパネル5によって開閉される。また、図2に示すように、乗降口4の前方には、導電性を有する助手席側ドアパネル6が設けられるとともに、乗降口4を閉鎖した状態のドアパネル5と助手席側ドアパネル6との間には、導電性を有するセンターピラー7が車両2の上下方向に延びるように形成されている。
図1に示すように、前記ドアパネル5は、乗降口4を開閉するために作動機構11を介して車体3に対して略前後方向に移動可能に取り付けられている。作動機構11は、車体3に設けられたアッパレール12、ロアレール13、センターレール14、及びドアパネル5側に設けられたアッパアーム15、ロアアーム16、センターアーム17から構成されている。
アッパレール12及びロアレール13は、車両2において乗降口4の上部及び下部にそれぞれ設けられるとともに、センターレール14は、車両2において乗降口4よりも後方となる部位の略中央部に設けられている。これら各レール12〜14は、その後端から前端側に向かって車両2の前後方向に沿うように直線的に形成されるとともに、途中からその前端側が車室内側に向くように湾曲している。
前記各アーム15〜17は、ドアパネル5の車室内側の面における上部、下部及び中央部の所定位置にそれぞれ固定されている。そして、アッパアーム15は前記アッパレール12に対して、ロアアーム16は前記ロアレール13に対して、センターアーム17は前記センターレール14に対してそれぞれ連結されるとともに、各アーム15〜17は、各レール12〜14に案内されて車両2の前後方向に移動可能となっている。
また、前記ロアアーム16は、駆動機構21の駆動により車両2の前後方向に移動される。詳しくは、前記ロアレール13よりも車室内側となる位置には、車両2の上下方向の軸回りに回転する、駆動機構21の駆動プーリ22及び従動プーリ23が設けられている。そして、これら駆動プーリ22及び従動プーリ23には、無端ベルト24が掛け渡されるとともに、該無端ベルト24には、前記ロアアーム16の先端部が固定されている。また、図1及び図3に示すように、駆動プーリ22には、駆動機構21を構成するスライドアクチュエータ25が接続されている。スライドアクチュエータ25は、車室内側に配置されるとともに、スライドモータ26と、該スライドモータ26の回転を減速して出力する減速機構(図示略)とを備えている。そして、スライドモータ26が駆動されて駆動プーリ22が回転すると、無端ベルト24が従動回転して前記ロアアーム16が前後方向に移動し、前記ドアパネル5が前後方向にスライド移動される。
また、スライドアクチュエータ25内には、スライドモータ26の回転を検出する位置検出装置27が配置されている。位置検出装置27は、例えば、スライドモータ26の回転軸(図示略)若しくは前記減速機構を構成する減速ギヤ(図示略)と一体回転するように設けられた永久磁石と、該永久磁石に対向配置されたホールIC(図示略)とから構成されている。そして、ホールICは、位置検出信号として、永久磁石の回転による該永久磁石の磁界の変化に応じたパルス信号を出力する。
また、図2及び図3に示すように、電動スライドドア装置1は、ドアパネル5の開閉を指示するための操作スイッチ31を備えている。この操作スイッチ31は、車両2の搭乗者等によって乗降口4を開放するように操作されると、乗降口4を開放するようにドアパネル5をスライド移動させる旨の開信号を出力する。一方、操作スイッチ31は、搭乗者等によって乗降口4を閉鎖するように操作されると、乗降口4を閉鎖するようにドアパネル5をスライド移動させる旨の閉信号を出力する。この操作スイッチ31は、車室内の所定箇所(ダッシュボード等)やドアパネル5のドアレバー(図示略)、イグニッションキーと共に携行される携行品(図示略)等に設けられている。
また、電動スライドドア装置1は、ドアパネル5の前端部5a(閉側端部)と、乗降口4の周縁部との間に存在する異物Xを検知するための異物検知装置41を備えている。この異物検知装置41は、センサ本体42と、同センサ本体42をドアパネル5の前端部5aに固定する支持部材43と、同センサ本体42が接続された通電検知部44とから構成されている。
図4(a)はセンサ本体42の斜視図である。図4(a)に示すように、センサ本体42を構成するセンサ線51は、長尺なケーブル状をなすとともに、その長さはドアパネル5の前端部5aにおける上下方向の長さと略等しく形成されている(図2参照)。
センサ線51を構成する中空絶縁体52は、絶縁性及び復元性を有する弾性変形可能な絶縁体(軟質の樹脂材料やゴム等)により形成されるとともに、略円筒状をなしている。中空絶縁体52の径方向中央部に設けられた離間孔52aは、該中空絶縁体52の長手方向に沿って延び該中空絶縁体52を長手方向に貫通している。
また、中空絶縁体52の内側には、該中空絶縁体52にて保持される一対の検知電極53,54が配置されている。各検知電極53,54は、導電性細線を撚り合わせて形成され可撓性を有する中心電極55aと、導電性及び弾性を有し中心電極55aの外周を被覆する円筒状の導電被覆層55bとから構成されている。そして、2本の検知電極53,54は、中空絶縁体52の内側で互いに離間して配置されるとともに、それぞれ中空絶縁体52の長手方向に沿って螺旋状をなしている。本実施形態においては、中空絶縁体52の内側に配置された一対の検知電極53,54は、中空絶縁体52の長手方向の何れの部位においても同中空絶縁体52の直径方向に対向している。また、検知電極53,54は、その周方向の約半分が中空絶縁体52内に埋設されている。
また、中空絶縁体52の長手方向の一端から引き出された検知電極53,54間には、図3に示すように、抵抗56(ダイアグ抵抗)が接続されるとともに、中空絶縁体52の長手方向の他端から引き出された検知電極53,54は、センサ線51に電源を供給するための給電線57,58にそれぞれ接続されている。尚、給電線57,58はドアパネル5の内部に引き込まれるとともに、検知電極53に接続された一方の給電線57は前記通電検知部44に電気的に接続され、検知電極54に接続された他方の給電線58はグランドGNDに接続されている。
図4(a)に示すように、中空絶縁体52の外周は、弾性及び絶縁性を有する弾性絶縁部材59にて被覆されている。弾性絶縁部材59は、中空絶縁体52の外周面に隙間無く一体に形成されるとともに、ウレタン樹脂にて形成されている。そして、弾性絶縁部材59は、略円筒状をなすとともに、その周方向の一部分に固定部59aが形成されている。固定部59aは、センサ線51の径方向の一方に突出するように弾性絶縁部材59を部分的に径方向に厚くして形成されるとともに、弾性絶縁部材59の長手方向の一端から他端に亘って形成されている。また、固定部59aは、センサ線51に対する突出方向(即ちセンサ線51と反対側)の先端に被保持部としての固定面59bを有する。この固定面59bは、弾性絶縁部材59の長手方向の一端から他端まで延びるとともに、中空絶縁体52の中心線L1と平行をなしている(即ち長手方向の何れの部位においても中心線L1と固定面59bとの間の距離が一定になっている)。このような弾性絶縁部材59は押し出し成形にて形成されている。
図5に示すように、センサ本体42をドアパネル5の前端部5aに固定して支持する前記支持部材43は、補強部材61と該補強部材61を埋設する取付け本体部62とから構成されている。
図5及び図6に示すように、金属板材よりなる補強部材61は、帯状の補強芯部61aと、該補強芯部61aから延設された複数の補強延設部61bとから構成されている。補強芯部61aは、長尺な帯状をなし、その長手方向の長さがセンサ線51の長手方向の長さと略等しく形成されるとともに、その幅(短手方向の長さ)がセンサ線51の外径とよりも若干小さく形成されている。また、補強延設部61bは、補強芯部61aの長手方向の複数箇所で該補強芯部61aの幅方向の両端部から延設されるとともに、複数の補強延設部61bは、補強芯部61aの幅方向の両側で同補強芯部61aの長手方向に等間隔に設けられている。更に、各補強延設部61bは、その基端部において補強芯部61aに対して屈曲され、全ての補強延設部61bの先端が補強芯部61aの厚さ方向の一方側に位置する。このように各補強延設部61bの基端部が屈曲されたことにより、各補強延設部61bは補強芯部61aと略直角をなすとともに、補強部材61は長手方向から見ると略コ字状をなしている。
図5に示すように、取付け本体部62は、絶縁性及び弾性を有する樹脂材料(ゴム、エラストマを含む)よりなり、補強部材61を埋設している。取付け本体部62は、補強芯部61aの幅方向の両側の補強延設部61b間に、取付け本体部62の長手方向に沿って延びる取付け溝62aを有する。取付け溝62aは補強芯部61aと反対側に開口するとともに、該取付け溝62aの内周面には、補強芯部61aの幅方向の一方の補強延設部61b側から幅方向の他方の補強延設部61b側に向かって突出した押圧凸部62bが2つ形成されている。
また、取付け本体部62は、補強芯部61aの厚さ方向の両端面のうち、補強延設部61bと反対側の面(即ち取付け溝62aと反対側の面)が露出するように形成されており、この取付け本体部62から露出した補強芯部61aの厚さ方向の一端面がセンサ保持部としての露出保持部63となっている。
そして、前記センサ本体42は、前記弾性絶縁部材59の固定面59bと補強部材61の露出保持部63との間に介在された両面テープ64によって支持部材43に対して接着固定されることにより支持部材43によって保持される。また、センサ本体42を保持した支持部材43は、ドアパネル5の前端部5aに形成された取付けブラケット5bに固定される。取付けブラケット5bは、ドアパネル5の前端部5aから車両2の前方側に突出した板状をなしており、ドアパネル5の前端部5aにおいて同ドアパネル5の上端から下端に亘って延設されるとともに、その厚さ方向が車幅方向に一致する。そして、センサ本体42を保持した支持部材43は、取付け本体部62の取付け溝62a内に取付けブラケット5bが圧入されることによりドアパネル5の前端部5aに固定される。これにより、支持部材43は、センサ本体42をドアパネル5の前端部5aに固定して支持する。尚、取付け溝62aの内周面に形成された前記押圧凸部62bは、取付け溝62a内で取付けブラケット5bを該取付けブラケット5bの厚さ方向に押圧して、支持部材43の取付けブラケット5bからの脱落を防止する。
図3に示すように、前記通電検知部44は、前記給電線57を介して検知電極53に電流を供給している。そして、図3及び図4(b)に示すように、センサ本体42に押圧力が加えられていない通常の状態では、通電検知部44から検知電極53に供給される電流は、抵抗56を介して検知電極54に流れる。一方、図3及び図4(c)に示すように、センサ本体42を直径方向に潰すような押圧力がセンサ本体42に加えられると、弾性絶縁部材59及び中空絶縁体52が一体的に弾性変形するとともに該中空絶縁体52の弾性変形に伴って検知電極53,54が撓曲し、検知電極53と検知電極54とが接触して短絡される。すると、通電検知部44から検知電極53に供給される電流は、抵抗56を介さずに検知電極53に流れることになる。従って、例えば一定の電圧で検知電極53に電流を供給している場合には電流値が変化するため、通電検知部44は、この時の電流値の変化を検知することにより、センサ本体42に押圧力が加えられたことを検知する。そして、通電検知部44は、この電流値の変化を検知すると、後述のドアECU71に接触検知信号を出力する。尚、センサ本体42に対する押圧力が取り除かれると、弾性絶縁部材59及び中空絶縁体52が復元し、検知電極53,54も復元して非導通状態となる。
図3に示すように、本実施形態の電動スライドドア装置1は、制御手段としてのドアECU71にて制御される。このドアECU71は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access Memory)等を備えマイクロコンピュータとしての機能を有する。ドアECU71は、例えばスライドアクチュエータ25の近傍に配置され、車両2のバッテリ(図示略)から電源の供給を受けている。そして、ドアECU71は、操作スイッチ31、位置検出装置27及び通電検知部44等から入力される各種信号に基づいてスライドアクチュエータ25を制御する。
次に、上記のように構成された電動スライドドア装置1の動作を統括的に説明する。
ドアECU71は、操作スイッチ31から開信号が入力されると、ドアパネル5を開作動させるべくスライドアクチュエータ25を駆動する。尚、ドアECU71は、位置検出装置27から入力される位置検出信号に基づいてドアパネル5の位置を認識している。本実施形態では、ドアECU71は、位置検出信号のパルス数をカウントし、そのカウント値に基づいてドアパネル5の位置を認識している。そして、ドアパネル5が乗降口4を完全に開放する全開位置Po(図2参照)に配置されると、ドアECU71は、スライドアクチュエータ25を停止する。
一方、操作スイッチ31から閉信号が入力されると、ドアECU71は、ドアパネル5を閉作動させるべくスライドアクチュエータ25を駆動する。そして、ドアパネル5が乗降口4を完全に閉鎖する全閉位置Pc(図2参照)に配置されると、ドアECU71は、スライドアクチュエータ25を停止する。尚、ドアパネル5の閉作動中に、センサ本体42に異物Xが接触して同センサ本体42に押圧力が加えられると、弾性絶縁部材59及び中空絶縁体52が弾性変形されることにより一対の検知電極53,54同士が接触して短絡される。その結果、検知電極53に供給する電流の電流値が変化されるため、通電検知部44がドアECU71に接触検知信号を出力する。ドアECU71は、接触検知信号が入力されると、スライドアクチュエータ25を反転させてドアパネル5を所定距離だけ閉作動させた後に同スライドアクチュエータ25を停止させる。
上記したように、本第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)露出保持部63は、取付け本体部62を補強する補強部材61の一部、即ち補強芯部61aが同取付け本体部62の外部に露出したものである。従って、センサ本体42は、取付け本体部62を補強する補強部材61によって直接保持されることになるため、支持部材43を介してドアパネル5の前端部5aに安定して保持される。また、露出保持部63は、取付け本体部62から露出した補強部材61の一部(即ち補強芯部61a)であるため、従来のようにセンサ本体を挿入するための挿入孔を支持部材に形成しなくてもよい。従って、支持部材43の製造コストを低減して、ドアパネル5の前端部5aへのセンサ本体42の固定にかかるコストを低減することができる。
(2)露出保持部63は、取付け本体部62から外部に露出した長尺状の補強芯部61aであるため、長尺状のセンサ本体42を該センサ本体42の長手方向の広範囲に亘って保持することができる。従って、センサ本体42は当該露出保持部63によってより安定して保持される。
(3)弾性絶縁部材59は、センサ線51の外周に一体に設けられるため、該弾性絶縁部材59によってセンサ線51を保護することができる。また、従来の支持部材のようにセンサ本体を挿入孔に挿入する構成であると、センサ本体の挿入孔への挿入を考慮してセンサ本体と挿入孔の内周面との間に隙間が設けられる。すると、異物が支持部材に当接してから検知電極同士を短絡させるまでに同異物が支持部材及びセンサ本体を変形させる量が多くなってしまい、異物の検知感度が鈍くなる虞があるとともに、検知電極同士が短絡されるまでに異物が支持部材及びセンサ本体に加える荷重が大きくなる虞がある。一方、本実施形態の弾性絶縁部材59は、センサ線51の外周面との間に隙間が無い状態で設けられるため、センサ本体42に押圧力が加えられた際に中空絶縁体52と一体的に弾性変形できる。従って、センサ本体42は異物Xから加えられる押圧力に対して感度良く反応できるため、センサ本体42に接触した異物Xを感度良く検知することができる。
(4)弾性絶縁部材59をウレタン樹脂にて形成することにより、該弾性絶縁部材59によってセンサ本体42の内部への油の浸入を防ぐことができる。また、ウレタン樹脂は、耐候性に優れるため、弾性絶縁部材59により長期に亘って検知電極53,54を保護することができる。
(5)センサ本体42は、両面テープ64により容易に露出保持部63に固定される。そのため、従来のように支持部材の挿入孔にセンサ本体を挿入する等の複雑な作業をしなくてもよいため、ドアパネル5の前端部5aへのセンサ本体42の固定にかかるコストをより低減することができる。また、短時間でセンサ本体42を露出保持部63に固定することができる。
(6)弾性絶縁部材59は、押し出し成形にて形成されるため、弾性絶縁部材59の外形に応じた成形用の口金を用いて低コストで容易に形成することが可能である。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本第2実施形態では、上記第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に示すセンサ本体81及び支持部材82は、上記第1実施形態のセンサ本体42及び支持部材43に代えて電動スライドドア装置1の異物検知装置41に備えられるものである。
センサ本体81は、センサ線51と、該センサ線51の外周を被覆する弾性絶縁部材83とから構成されている。弾性絶縁部材83は、弾性及び絶縁性を有するウレタン樹脂よりなるとともに、センサ線51の中空絶縁体52の外周面に隙間無く一体に形成されている。そして、弾性絶縁部材83は、略円筒状をなすとともに、その周方向の一部分に固定部83aが形成されている。固定部83aは、センサ線51の径方向の一方に突出するように弾性絶縁部材83を部分的に径方向に厚くして形成されるとともに、弾性絶縁部材83の長手方向の一端から他端に亘って形成されている。また、固定部83aは、センサ線51に対する突出方向(即ちセンサ線51と反対側)の先端に、中空絶縁体52の中心線L1と平行(即ち長手方向の何れの部位においても中心線L1との間の距離が一定)な当接面83bを有する。また、固定部83aには、該固定部83aの幅方向(当接面83bの幅方向に同じであり図8において上下方向)の両側に一対の保持溝83cが形成されている。被保持部としての一対の保持溝83cは、固定部83aの幅方向の両側で弾性絶縁部材83の長手方向に沿って延びるとともに、弾性絶縁部材83の長手方向と直交する断面形状が矩形状をなしている。尚、この弾性絶縁部材83は押し出し成形にて形成されている。
支持部材82は、金属板材よりなる補強部材84と該補強部材84を埋設する取付け本体部62とから構成されている。図7に示すように、補強部材84は、帯状の補強芯部61aと、該補強芯部61aから延設された複数の補強延設部61bと、同じく補強芯部61aから延設された複数の保持爪61cとから構成されている。複数の保持爪61cは、補強芯部61aの幅方向の両側で該補強芯部61aの長手方向に隣り合う補強延設部61b間にそれぞれ設けられており、補強芯部61aの長手方向に補強延設部61bと交互になっている。そして、複数の保持爪61cは、補強延設部61bの幅方向の両端部から延設されるとともに、各保持爪61cは、その基端部において補強芯部61aに対し補強延設部61bとは反対方向に屈曲されている。更に、各保持爪61cは、補強芯部61aの幅方向の一方側の保持爪61cの先端と他方側の保持爪61cの先端とが対向するように、その先端側の部位が屈曲されている。そして、このように屈曲された各保持爪61cは、補強部材84の長手方向から見た形状が略コ字状をなすとともに、補強芯部61aの幅方向の一方側の保持爪61cと他方側の保持爪61cとではコ字状の開口部が互いに対向する。
図8に示すように、取付け本体部62は、補強部材84における補強芯部61a及び補強延設部61bを埋設する一方、保持爪61cを外部に露出させている。即ち、保持爪61cは、取付け本体部62から外部に突出している。また、取付け本体部62において互いに対向する保持爪61c間の部位には、補強芯部61aと平行な平面状をなす保持面62cが形成されている。
そして、前記センサ本体81は、一対の保持溝83cの長手方向の一端から、支持部材82の複数の保持爪61cが該一対の保持溝83c内に順に挿入されることにより支持部材82に組み付けられるとともに同支持部材82にて保持される。保持溝83c内に挿入された保持爪61cは、その外周面が保持溝83cの内周面に当接して該保持溝83cに係合された状態となる。また、弾性絶縁部材83の当接面83bと取付け本体部62の保持面62cとが当接し、支持部材82に対するセンサ本体81のがたつきが抑制される。そして、センサ本体81を保持した支持部材82は、取付け本体部62の取付け溝62a内に取付けブラケット5bが圧入されることによりドアパネル5の前端部5aに固定される。これにより、支持部材82は、センサ本体81をドアパネル5の前端部5aに固定して支持する。
上記したように、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(1),(3),(4),(6)と同様の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏することができる。
(1)センサ本体42は、補強芯部61aから延設され取付け本体部62の外部に露出した複数の保持爪61cが保持溝83c内に係合されることにより、該保持爪61cによって容易に保持される。
(2)補強延設部61bと保持爪61cとは補強芯部61aの長手方向に交互に形成されているため、長尺状のセンサ本体42を長手方向の複数個所で保持爪61cによって保持することができる。また、複数の保持爪61cは、補強芯部61aの幅方向の両側から延設されているため、補強芯部61aの幅方向の両側からセンサ本体42を保持する。これらのことから、支持部材43はセンサ本体42をより安定して保持することができる。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。尚、本第3実施形態では、上記第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図9に示すセンサ本体91は、上記第1実施形態のセンサ本体42に代えて電動スライドドア装置1の異物検知装置41に備えられるものである。センサ本体91は、センサ線51と、該センサ線51の外周を被覆する弾性絶縁部材59と、該弾性絶縁部材59と一体に形成された風切音防止部92とから構成されている。
センサ本体91は、弾性絶縁部材59の固定面59bと補強部材61の露出保持部63との間に介在された両面テープ64によって露出保持部63に対して接着固定されて支持部材43にて保持される。また、センサ本体91を保持した支持部材43は、取付け本体部62の取付け溝62a内に取付けブラケット5bが圧入されることにより、ドアパネル5の前端部5aに固定されてセンサ本体91をドアパネル5の前端部5aに固定して支持する。
風切音防止部92は、ドアパネル5が乗降口4を閉鎖した状態(即ちドアパネル5が全閉位置Pcに配置された状態であって図9に示す状態)にある時に車室外でドアパネル5の側方を流れる風により発生される風切音を防止するものである。この風切音防止部92は、弾性絶縁部材59における支持部材43側の固定部59aから車室外側に突出している。詳しくは、風切音防止部92は、固定部59aにおける車室外側の端部からドアパネル5の前端部5a側に向かって延設されており、その先端がドアパネル5の前端部5a側を向いている。また、風切音防止部92は、その基端から先端に向かうに連れて車室外側に向かうように若干傾斜している。更に、この風切音防止部92は、弾性絶縁部材59の長手方向の一端から他端に亘って同弾性絶縁部材59の長手方向に沿って形成されている。そして、風切音防止部92は、ドアパネル5にて乗降口4が閉鎖された状態において、ドアパネル5とセンターピラー7との間に配置されるとともに、その車室外側の面がドアパネル5の外側面及びセンターピラー7の外側面と略面一となる。尚、この風切音防止部92は、弾性絶縁部材59と同時に押し出し成形にて形成される。
ここで、図10(a)に従来のセンサ本体201及び支持部材202を示す。センサ本体201は、センサ線51を絶縁性及び弾性を有する外皮203にて被覆して形成されている。また、支持部材202は、取付けブラケット5bに固定される取付け部202aと、センサ本体201がその内側に挿入されて該センサ本体201を保持する中空状の保持部202bと、取付け部202aと保持部202bとの境界部分に一体に形成された風切音防止部202cとから構成されている。風切音防止部202cは、取付け部202aと保持部202bとの境界部分から、取付け部202aにおける車室外側の面に沿ってドアパネル5の前端部5aに向かって延びた後に、同前端部5aの直前で折り返されてセンターピラー7側に向かって延びており、略U字状をなしている。即ち、風切音防止部202cの先端は、センターピラー7側を向いている。また、風切音防止部202cは、支持部材202の一端から他端に亘って該支持部材202の長手方向に沿って形成されるとともに、その車室外側の面がドアパネル5の外側面と略面一となるように形成されている。
しかしながら、図10(a)に示す従来の風切音防止部202cは、その先端がセンターピラー7側を向いているため、図10(a)に一点鎖線の矢印で示すようにドアパネル5が閉作動された場合、ドアパネル5を締め切る時に風切音防止部202cの先端がセンターピラー7に引っ掛かり、図10(b)に示すように、ドアパネル5を締め切った(即ち乗降口4を閉鎖した)時に風切音防止部202cが外側に飛び出してしまうことがある。そして、このように風切音防止部202cが外側に飛び出すと、見栄えが悪いという問題がある。尚、図10(b)には、センターピラー7に引っ掛かることなくドアパネル5が締め切られた時の風切音防止部202cを二点鎖線にて図示している。
一方、図9に示すように、本実施形態の風切音防止部92は、先端がドアパネル5の前端部5a側を向いているため、ドアパネル5を締め切る時に風切音防止部92の先端がセンターピラー7に引っ掛かることがない。そのため、ドアパネル5にて乗降口4を閉鎖した時の見栄えを常に良好に維持することができる。
上記したように、本第3実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)乃至(6)と同様の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏することができる。
(1)風切音を防止する風切音防止部92が弾性絶縁部材59に一体に形成されるため、別途、風切音を防止するための部材を設けなくてもよい。
(2)風切音防止部92は、その先端がドアパネル5の前端部5a側を向いているため、ドアパネル5が乗降口4を閉鎖する時に風切音防止部92の先端がセンターピラー7に接触して該風切音防止部92がドアパネル5とセンターピラー7との間から外側に飛び出してしまうことが防止される。従って、ドアパネル5によって乗降口4が閉鎖された時の見栄えが良好に維持される。
尚、本発明の各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・図11に示すように、上記第3実施形態の風切音防止部92における車室内側の面に、補強用のスポンジ101を固着してもよい。このスポンジ101は、風切音防止部92と支持部材43との間の空間を埋めるような形状をなしている。このようにすると、スポンジ101によって風切音防止部92の変形を抑制することができる。また、図12に示すように、上記第3実施形態の風切音防止部92に代えて中空状の風切音防止部102を弾性絶縁部材59に一体に形成してもよい。尚、風切音防止部102は、その先端がドアパネル5の前端部5a側を向いている。このようにすると、風切音防止部102の強度が大きくなり、同風切音防止部102の変形が抑制される。
・上記第3実施形態では、風切音防止部92は、センターピラー7側からドアパネル5の前端部5a側に向かって延設されており、その先端がドアパネル5の前端部5a側を向いているが、風切音防止部92の形状はこれに限らない。例えば、風切音防止部92は、弾性絶縁部材59の固定部59aからセンターピラー7側に向かって延設され、その先端がセンターピラー7側を向いた形状であってもよい。このようにしても、上記第3実施形態の(1)と同様の作用効果を得ることができる。また、上記第2実施形態の弾性絶縁部材83に風切音防止部92を一体に設けてもよい。
・上記各実施形態では、弾性絶縁部材59,83は、何れもウレタン樹脂にて形成されている。しかしながら、弾性絶縁部材59,83は、ウレタン樹脂に限らず、弾性及び絶縁性を有する樹脂材料にて形成されればよい。また弾性絶縁部材59,83は、押し出し成形以外の方法で形成されてもよい。
・センサ本体42,81,91は、弾性絶縁部材59,83を備えない構成であってもよい。この場合、センサ本体42,81,91は、センサ線51のみから構成され、中空絶縁体52において支持部材43の露出保持部63若しくは支持部材82の保持爪61cに固定されて保持される。
・上記第2実施形態では、補強部材84は金属板材にて形成されているが、図13及び図14に示すように、1本の針金から形成されてもよい。補強部材111は、1本の針金の長手方向の複数個所を屈曲することにより、取付け本体部62内に埋設されて該取付け本体部62を補強する補強本体部111aと、鉤状をなし取付け本体部62から外部に突出するセンサ保持部111bとを交互に形成してなる。この補強部材111を備えた支持部材82は、センサ本体81の一対の保持溝83cの長手方向の一端から、複数のセンサ保持部111bを該一対の保持溝83c内に順に挿入することによりセンサ本体81を該支持部材82に固定して保持する。このようにすると、1本の針金の長手方向の複数個所を屈曲するだけで容易に補強部材111を形成することができる。また、金属板材よりなる補強部材84に比べて、補強部材111を軽量化することができる。
・上記第2実施形態では、補強部材84において、保持爪61cは、補強芯部61aの長手方向に隣り合う補強延設部61b間にそれぞれ形成され、補強芯部61aの長手方向に補強延設部61bと交互に形成されている。しかしながら、保持爪61cは、補強芯部61aの長手方向に補強延設部61bと交互に形成されなくてもよい。例えば、保持爪61cは、補強芯部61aの長手方向に隣り合う補強延設部61b間に複数個ずつ設けられてもよい。また、保持爪61cは、補強芯部61aの幅方向の両側に形成されるのであれば、補強芯部61aの幅方向の一方側の保持爪61cと幅方向の他方側の保持爪61cとが補強芯部61aの幅方向に対向しなくてもよい。
・補強延設部61b及び保持爪61cは、補強芯部61aに対して湾曲されることにより所望の形状とされてもよい。
・上記第2実施形態では、保持爪61cは、保持溝83cに係合される際、保持溝83cの長手方向の一端から順に該保持溝83cの内部に挿入される。しかしながら、保持爪61cは、弾性絶縁部材83及び保持爪61cを弾性変形させつつ固定部83aの幅方向の両側から保持溝83cに係合されてもよい。また、保持爪61cは、保持溝83cに係合される際に屈曲されてもよい。
・保持爪61cの形状は上記第2実施形態で説明した形状に限らない。例えば、保持爪61cを、その基端部の1箇所で屈曲された形状であって補強延設部61bと平行をなすように形成してもよい。この場合、保持爪61cは、当接面83b側から弾性絶縁部材83の固定部83aに刺さる(嵌入される)ことによりセンサ本体81を保持する。
・上記第1及び第3実施形態では、センサ本体42,91は、両面テープ64にて支持部材43の露出保持部63に固定される。しかしながら、センサ本体42,91は、接着剤にて支持部材43の露出保持部63に固定されてもよい。
・上記各実施形態では、センサ線51は中空絶縁体52の内側に2本の検知電極53,54を保持しているが、これに限らず中空絶縁体52の内側に4本の検知電極を保持してもよい。この場合、4本の検知電極のうち2本ずつがそれぞれ直列に接続されるとともに、2本ずつ直列に接続された検知電極は抵抗56を介して直列に接続される。
・検知電極53,54は、軟銅よりなる単線であってもよい。
・上記第1実施形態では、センサ本体42は、支持部材43によってドアパネル5の前端部5aに固定されている。しかしながら、センサ本体42は、乗降口4の周縁部においてドアパネル5の前端部5aと対向する部位、即ちセンターピラー7に支持部材43によって固定されてもよい。このことは、第2実施形態のセンサ本体81及び第3実施形態のセンサ本体91についても同様である。
・上記各実施形態では、ドアECU71は、接触検知信号が入力されると、スライドアクチュエータ25を反転させてドアパネル5を所定距離だけ開作動させた後に同スライドアクチュエータ25を停止させる。しかしながら、ドアECU71は、接触検知信号が入力されると、スライドアクチュエータ25を停止させるように構成されてもよい。また、ドアECU71は、接触検知信号が入力されると、スライドアクチュエータ25を反転させてドアパネル5を全開位置Poに配置した後に同スライドアクチュエータ25を停止させるように構成されてもよい。
・上記各実施形態では、通電検知部44は、検知電極53に一定の電圧で電流を供給し、検知電極53,54同士の接触に起因する電流値の変化を検知すると接触検知信号を出力する。しかしながら、通電検知部44は、検知電極53,54同士の接触に起因する電圧値の変化を検知すると接触検知信号を出力するように構成されてもよい。
・上記各実施形態では、センサ本体42,81,91は、異物Xの接触を検知する接触検知機能を行うように構成されている。しかしながら、図15(a)及び図15(b)に示すセンサ本体121のように、接触検知機能に加えて異物Xのセンサ本体121への近接を検知する近接検知機能も行うセンサ本体を電動スライドドア装置1に備えてもよい。センサ本体121は、センサ線122と、該センサ線122の外周を被覆する上記第1実施形態の弾性絶縁部材59とから構成されている。センサ線122は、中空絶縁体52及び検知電極53,54と、中空絶縁体52の外周を被覆するように設けられた導電性及び可撓性を有する近接検知電極123とから構成されている。そして、弾性絶縁部材59は、センサ線122の外周面、即ち近接検知電極123の外周面との間に隙間無く一体的に形成されている。このセンサ本体121を備えた異物検知装置124は、通電検知部44及び静電容量測定部125を備えている。静電容量測定部125は、ドアECU71に電気的に接続されるとともに、近接検知電極123が電気的に接続されている。この静電容量測定部125は、近接検知電極123と検知電極53との間の通常時(即ちセンサ本体121に近接する異物Xが無い時)の静電容量C1、及び異物Xがセンサ本体121に近接した時に生じる浮遊容量C2が加わった静電容量(C1−C2)を測定し、浮遊容量C2の増加を検知した時に近接検知信号を出力する。そして、ドアECU71は、近接検知信号が入力されると、ドアパネル5を停止若しくは開作動させるようにスライドアクチュエータ25を制御する。尚、異物検知装置124で行われる接触検知機能は上記各実施形態と同様である。また、異物検知装置124は、近接検知機能のみを行うものであってもよい。
・上記各実施形態では、車両2の側方に設けられたドアパネル5にて乗降口4を開閉する電動スライドドア装置1を例に本発明を説明した。しかしながら、モータ等の駆動力により作動される開閉体にて開口部を開閉する開閉装置であれば、電動スライドドア装置以外の開閉装置であってもよい。例えば、車両の後部に設けられるバックドアを電動で開閉する開閉装置に、上記各実施形態の異物検知装置41を設けてもよい。
4…開口部としての乗降口、5…開閉体としてのドアパネル、5a…閉側端部としての前端部、7…対向部としてのセンターピラー、11…駆動伝達手段を構成する作動機構、21…駆動伝達手段を構成する駆動機構、26…駆動手段としてのスライドモータ、42,81,91,121…センサ本体、43,82…支持部材、51,122…センサ線、52…中空絶縁体、53,54…検知電極、59,83…弾性絶縁部材、59b…被保持部としての固定面、61,84,111…補強部材、61a…補強芯部、61b…補強延設部、61c…センサ保持部としての保持爪、62…取付け本体部、63…センサ保持部としての露出保持部、71…制御手段としてのドアECU、83c…被保持部としての保持溝、92,102…風切音防止部、111b…センサ保持部、X…異物。

Claims (9)

  1. 開口部を開閉するべく開閉作動される開閉体と、
    駆動力を発生する駆動手段を有し前記駆動手段の駆動力を前記開閉体に伝達する駆動伝達手段と、
    前記開閉体の閉作動時の前方側の閉側端部と前記開口部の周縁部における前記閉側端部と対向する対向部との間の異物を検知するための長尺状のセンサ本体と、
    前記閉側端部及び前記対向部の何れか一方に固定されて前記センサ本体を保持する長尺状の支持部材と、
    前記センサ本体を通じた前記異物の検知結果に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えた開閉装置であって、
    前記支持部材は、絶縁性の樹脂材料よりなる取付け本体部と、前記取付け本体部に埋設されて前記取付け本体部を補強する補強部材とからなり、前記補強部材は、前記取付け本体部から外部に露出して前記センサ本体を保持するセンサ保持部を有することを特徴とする開閉装置。
  2. 請求項1に記載の開閉装置において、
    前記補強部材は、前記支持部材の長手方向に沿って延びる長尺状の補強芯部を有し、
    前記センサ保持部は、前記取付け本体部から外部に露出した前記補強芯部であることを特徴とする開閉装置。
  3. 請求項1に記載の開閉装置において、
    前記補強部材は、前記支持部材の長手方向に沿って延びる長尺状の補強芯部と、前記補強芯部の長手方向の複数箇所で前記補強芯部の幅方向の両側から延設され前記補強芯部に対して屈曲若しくは湾曲された複数の補強延設部とを有し、
    前記センサ保持部は、前記補強芯部から延設されるとともに前記補強芯部に対し前記補強延設部とは反対方向に屈曲若しくは湾曲され前記取付け本体部の外部に突出した複数の保持爪であることを特徴とする開閉装置。
  4. 請求項3に記載の開閉装置において、
    前記保持爪は、前記補強芯部の幅方向の両側から延設されるとともに、前記補強延設部と前記保持爪とは、前記補強芯部の長手方向に交互に形成されていることを特徴とする開閉装置。
  5. 請求項1に記載の開閉装置において、
    前記補強部材は、長手方向の複数箇所が屈曲された1本の針金よりなり、
    前記センサ保持部は、前記取付け本体部から部分的に突出した前記針金であることを特徴とする開閉装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の開閉装置において、
    前記センサ本体は、弾性及び絶縁性を有する中空絶縁体の内部に複数の検知電極を互いに離間して対向配置してなり前記中空絶縁体の弾性変形に伴う前記検知電極同士の接触により前記検知電極間を流れる電流の電流値及び電圧値の少なくとも一方が変化するセンサ線と、弾性及び絶縁性を有し前記センサ線の外周面に隙間無く一体に形成され前記センサ保持部にて保持される被保持部を有する弾性絶縁部材とを有することを特徴とする開閉装置。
  7. 請求項6に記載の開閉装置において、
    前記弾性絶縁部材はウレタン樹脂よりなることを特徴とする開閉装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の開閉装置において、
    前記弾性絶縁部材には、前記開口部を閉鎖した前記開閉体の前記閉側端部と前記対向部との間で、前記開閉体の側方を流れる風により発生される風切音を防止する風切音防止部が一体に形成されていることを特徴とする開閉装置。
  9. 請求項8に記載の開閉装置において、
    前記支持部材は前記閉側端部に固定され、
    前記風切音防止部は、前記閉側端部側に向かって延設されその先端が前記閉側端部側を向いていることを特徴とする開閉装置。
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