JP5196531B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両用の計器板の表示などに利用可能な表示装置に関し、特に、発光ダイオードのような有極性の発光素子を多数用いて表示を行う表示装置に関する。
例えば、車両用の計器板の表示に利用される表示装置の従来例として、特許文献1に開示されたものが知られている。
この種の従来の表示装置では、様々な画像を表示可能な液晶表示器を用いて数値メモリの文字盤などの意匠や指針を表示したり、発光ダイオードなどの発光素子を多数用いたりして、表示情報の視認性を改善することが行われている。また、例えば赤色の発光素子と白色の発光素子とを使い分けることにより、例えばタコメータ(エンジン回転計)の表示におけるレッドゾーンとそれ以外の領域との区別を発光色の違いにより明確に表示するようにしている。
また、特許文献1に開示されたものは、多数の発光ダイオードをそれぞれ個別にオンオフ制御する必要があるので、多数の発光ダイオードのアノード電極を、全て電源ラインに接続し、これらの発光ダイオードのカソード電極を互いに独立した個別の信号線を介して制御回路のドライバの出力と接続している。
したがって、例えばN個の発光ダイオードを個別にオンオフ制御しようとする場合には、これらの発光ダイオードと制御回路の出力とを接続するために、最低でも発光ダイオードの個数と同じ本数、即ちN本の独立した信号線と1本の電源線とが必要になり、使用する発光ダイオードの数が増えるに従ってより多くの配線が必要になっていた。
また、多数のランプを用いて表示装置を構成するとき配線数を減らすための従来例としては、例えば特許文献2などに開示されたものが知られる。この特許文献2のものでは、多数のランプを直列に接続するとともに、互いに連動する2組の選択スイッチを用いて、接続されたそれぞれのランプと電源ライン及びアースとの接続状態を切り替えることにより配線数の削減を図っている。
特開2006−132951号公報 実開平6−32153号公報
前述したとおり、特許文献1に開示されたような表示装置においては、多数の発光ダイオードと制御回路とを接続するために多数の配線が必要になる。これに加えて、発光色の白色/赤色の切り替えを可能にするためにはさらに多くの発光ダイオードが必要になり、必要な配線の本数は2倍に増えることになる。
また、例えば構造上の制約などの理由で、表示する領域を2つに分割し、領域毎に独立した基板を用いて配線を行うような場合には、基板毎に独立した配線を形成する必要があり、単純にその配線の数は2倍に増える。その結果、配線に用いる基板が大型化したり、両面配線基板を用いるために製造コストが上昇したり、表示装置を配置するためにより多くの空間を必要とするなどの問題が生じ、装置を収納するために必要とされる空間占有率が高くなってしまっていた。
そして、例えば特許文献2のものは、N個のランプを用いる場合に配線の本数を(N+1)本からN本に減らすことができるが、削減できる配線の本数が少ないだけでなく、選択スイッチも必要になりその構成が複雑になってしまう嫌いがある。さらに、発光ダイオードのように極性を有する発光素子には対応できるものではない。
本発明は、前述した問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、互いに発光色が異なる複数種類の発光素子を含む表示要素を複数備えて、且つ各発光素子が極性を有する場合であっても、配線数を削減することができる表示装置を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記構成により達成される。
(1)複数個の透光部が間隔を開けて設けられ、前記透光部の近傍に回転数および車両速度等の数値を表す文字が表示されており、前記複数の各透光部には互いに発光色が異なる第1の発光ダイオードおよび第2の発光ダイオードで対をなす2個の発光ダイオードがそれぞれ配置された表示装置であって、
前記各第1の発光ダイオードの一方の電極は、前記複数の発光ダイオード間で共通して使用されるように設けられた単一の第1の信号線を介して、制御回路に電気的に接続され、
前記各第2の発光ダイオードの電極のうち前記第1の発光ダイオードの前記一方の電極と同じ極性の電極は、前記複数の発光ダイオード間で共通して使用されるように設けられた単一の第2の信号線を介して、前記制御回路に電気的に接続され、
前記各第1の発光ダイオードの他方の電極および前記各第2の発光ダイオードの他方の電極は互いに電気的に接続されて、前記発光ダイオード毎に設けられた第3の信号線を介して、前記制御回路にそれぞれ電気的に接続され、
そして、前記制御回路は、前記第1の信号線に出力する第1の制御信号と、第2の信号線に出力する第2の制御信号と、を互いに異なるタイミングでオンオフ制御することにより前記各透光部に配置された各第1の発光ダイオードと各第2の発光ダイオードの発光を個別にオンオフ制御して、計測値の情報に対応するように前記各文字を2色のどちらかの色で各々照明することを特徴とする表示装置。
また、前記表示装置は、薄板状基板から成る互いに独立した2つの半リング部であって、かつ前記2つの半リング部は互いに対向配置すると中央開口部に他の機器を貫通させることのできる空間が形成されるものであり、前記各半リング部に、それぞれその周方向にわたって間隔をあけて前記複数の透光部と、前記透光部の近傍に表示した前記文字と、前記各透光部に前記第1の発光ダイオードと前記第2の発光ダイオードの1対を設けたことを特徴とする表示装置。
(2)前記1対をなす2個の発光ダイオードの複数対が、それぞれ車両用の計測値を表現する意匠表示部に近接した状態で配置されることを特徴とする上記(1)の表示装置。
上記(1)の構成によれば、各発光素子と制御回路とを接続するための配線の数を従来と比べて大幅に削減することが可能になる。例えば、白色で発光する発光ダイオードを前記第1の発光素子とし、赤色で発光する発光ダイオードを前記第2の発光素子とし、これらのペアで構成される表示要素を6つ用意して配線する場合を想定すると、従来の構成ではこれらと制御回路とを接続するために13本の配線が必要なっていた。ここで、上記(1)の構成によれば、6つの表示要素の各第1の発光素子と接続される1本の第1の信号線と、6つの表示要素の各第2の発光素子と接続される1本の第2の信号線と、各表示要素の第1の発光素子及び第2の発光素子と接続される6本の第3の信号線とを用意するだけで、全ての表示要素と制御回路とを接続でき、このため配線の数は13本から8本に削減される。また、第1の信号線、第2の信号線、第3の信号線は前記第1の発光素子及び第2の発光素子の極性を考慮して接続されるので、第1の発光素子及び第2の発光素子として発光ダイオードのように極性を有する素子を利用しても問題は生じない。また、各々の表示要素において、第1の発光素子及び第2の発光素子の互いに同じ極性の一方の電極が第3の信号線に共に接続され、第1の発光素子及び第2の発光素子の互いに同じ極性の他方の電極が互いに独立した第1の信号線又は第2の信号線に接続されることになるので、制御回路により第1の発光素子の発光と第2の発光素子の発光とを互いに独立にオンオフ制御することができる。
また、各表示要素の第1の発光素子が発光するタイミングと第2の発光素子が発光するタイミングとをずらすので、各表示要素において発光色を切り替えることができる。例えば、第1の発光素子が白色の発光ダイオード、第2の発光素子が赤色の発光ダイオードである場合、第1の発光素子をオン状態に制御し第2の発光素子をオフ状態に制御すれば、該当する表示要素から白色を発光することができ、第1の発光素子をオフ状態に制御し第2の発光素子をオン状態に制御すれば、該当する表示要素から赤色を発光することができる。
また、多数の発光ダイオードを配置するための基板を互いに独立した2枚の基板に対応して2つの半リング部に分けることにより、装置の組み立てが容易になる。すなわち、その基板の中央を貫通するように画像表示部を組み付ける必要があるので取り付けの手順に大きな制約が生じるが、2つの基板に分けて2枚のリング形状の基板を用いると、画像表示部を設置した後や、その配線を行った後でも、基板の取り付けや取り外しを自由に行うことができるようになる。
そして、上記(2)の構成によれば、例えば限られた空間しかない自動車の計器板の一部分として利用することができ、計器板の基板等のサイズを小型化することができる。また、例えば1対をなす2個の発光ダイオードを点灯もしくは点滅状態に制御することにより、それと隣接する位置に表示される数値等の表示に対する運転者の視認性を高めることもできる。
本発明によれば、互いに発光色が異なる複数種類の発光素子を含む表示要素を複数備え、且つ各発光素子が極性を有する場合であっても、配線数を削減することができる。
したがって、各発光素子を配線するための基板等のサイズを小型化して、装置の製造コストの低減及び装置を収納するために必要な空間の削減が可能になる。
以下、本発明に係る表示装置の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は実施の形態における表示装置の外観の概略を示す正面図、図2は図1に示す表示装置の電気回路の構成を示すブロック図、図3は図2に示す電気回路の信号の具体例を示すタイムチャートである。
図1に示すように、表示ユニット1は、自動車の計器装置の一部分として利用される表示装置であり、より具体的には自動車のエンジンの回転数(rpm)、車両速度等の計測値の情報を表示するためのものである。そして、当該表示ユニット1には、メータ部10と中継基板30と本体基板40とが設けられている。
表示ユニット1のメータ部10の中央部には、ほぼ円形に形成された画像表示部11が意匠表示部として設けられている。当該画像表示部11は、計測値を表すための文字盤の数値等の意匠情報や、指針などの可視情報を、画像やグラフィックなどの情報として表示可能な液晶表示器である。
メータ部10の外周を取り囲む位置には、環状に形成されたリング部12が他の意匠表示部として設けられている。当該リング部12は薄板状の部材で円環状に形成されている。当該リング部12には、その周方向にわたって、12個の小孔状の開口部12aが、透光部として、等間隔に設けられている。(なお、開口部12aの代わりに、リング部12の透明な部分からなる透光部を開口部12aの位置に12個設けてもよい。)リング部12の各開口部12aの近傍には、回転数および車両速度のいずれか一方の数値を表す文字が意匠として印刷表示されている。
この12個の開口部12aのうち、リング部12の左側半分の領域の6個の開口部12aの近傍には、リング部12の背面に近接した状態で、6つの発光部160がそれぞれ配置され、そしてリング部12の右側半分の領域の6個の開口部12aの近傍には、リング部12の裏面に近接した状態で、6つの発光部260がそれぞれ配置されている。ここで、6つの発光部160により第1組の表示要素が構成され、そして6つの発光部260により第2組の表示要素が構成されている。
各発光部160、260は、2つの発光ダイオードを有している。各発光部160、260の2つの発光ダイオードには、互いに発光色が異なる同様な組み合わせの発光ダイオードが用いられる。
なお、以後、これら発光部160、260が設けられる基板上の領域を、「リング部の左側半分の領域」と「リング部の右側半分の領域」として区分けして説明する。
また、これら発光部160、260を電気的に発光させるために、2つの独立したLED基板21、22がリング部12の背面側(図1の紙面の垂直下方向)に離間して設置される。
リング部12の背面部の左側半分に対向配置されるLED基板21は、リング部12の左側半分の形状に対応して半弧状に形成されており、同様にリング部12の背面部の右側半分に対向配置されるLED基板22はリング部12の右側半分の形状に対応して半弧状に形成されている。
前記LED基板21上には、リング部12の左側半分の開口部12aの近傍に配置された6つの発光部160が取付けられており、同様に前記LED基板22上には、リング部12の右側半分の開口部12aの近傍に配置された6つの発光部260が取付けられている。
したがって、このメータ部10を目視する運転者は、リング部12の開口部12aを通して、発光部160、260それぞれの発光を確認することができる。また、リング部12の各開口部12aと隣接する内側の位置には、回転数および車両速度のいずれか他方の数値を表す目盛りおよび該目盛りの幾つかに付された文字が画像表示部11によって表示される。なお、画像表示部11の外周縁部に近接した状態で、6つの発光部160及び6つの発光部260がそれぞれ配置されている。
これにより、計測して得られた回転数又は車両速度と対応するように、6つの発光部160及び6つの発光部260それぞれが発光されることにより、計測値や目盛りの数値等の表示に対する運転者の視認性を高めることができる。
表示ユニット1には、各発光部160、260に含まれる2つの発光ダイオードをそれぞれオンオフ制御するための電気回路(制御回路)として、本体基板40が設けられる。また、組み立て時、配線を容易にするために中継基板30が設けられる。
即ち、LED基板21に接続される信号線はコネクタCN1を経由して中継基板30に電気的に接続され、同様にLED基板22に接続される信号線はコネクタCN2を経由して中継基板30に電気的に接続されている。また、中継基板30上の信号線は、コネクタCN3を介して本体基板40と電気的に接続されている。
次に、前述した表示装置の具体的な回路の構成について説明する。
図2に示すように、LED基板21上には、リング部12の左側半分の領域に配される6つの発光部160(1)〜160(6)が取付けられており、LED基板22上には、リング部12の右側半分の領域に配される6つの第2組の発光部260(1)〜260(6)が取付けられている。
リング部12の左側半分の領域に配される発光部160それぞれは、正極の電極及び負極の電極を有する2つの発光素子で構成されている。当該2つの発光素子は、より詳細には、白色発光する発光ダイオード161(W)と、赤色発光する発光ダイオード161(R)である。当該発光ダイオード161(W)と当該発光ダイオード161(R)とは互いに近接した状態で配置されている(図1参照)。
同様に、リング部12の右側半分の領域に配される発光部260それぞれも、正極の電極及び負極の電極を有する2つの発光素子で構成されている。該2つの発光素子も、白色発光する発光ダイオード261(W)と、赤色発光する発光ダイオード261(R)である。当該発光ダイオード261(W)と当該発光ダイオード261(R)とは互いに近接した状態で配置されている(図1参照)。
LED基板21上には、前記コネクタCN1と電気的に接続される信号線として、第1の信号線151と、第2の信号線152と、第3の信号線153と、いった3種類の信号線が装備されている。第1の信号線151及び第2の信号線152各々は、リング部12の左側半分の領域に配される発光部160間で共通して使用されるために設けられた1つの配線であり、一方第3の信号線153は、リング部12の左側半分の領域に配される発光部160毎に設けられた6つの配線である。
そして、LED基板21と同様に、LED基板22上にも1つの第4の信号線251と、1つの第5の信号線252と、6つの第6の信号線253と、の信号線が装置されている。ただし、LED基板22上の各配線はコネクタCN2と電気的に接続されることになる。
LED基板21上の第1の信号線151には、リング部12の左側半分の領域に配される6つの発光部160(1)〜160(6)それぞれの発光ダイオード161(W)のアノード電極(正極の電極)が共に接続されている。また、LED基板21上の第2の信号線152には、リング部12の左側半分の領域に配される6つの発光部160(1)〜160(6)のそれぞれの発光ダイオード161(R)のアノード電極が共に接続されている。
また、LED基板21上の6つの第3の信号線153には、リング部12の左側半分の領域に配される発光部160(1)〜160(6)の発光ダイオード161(W)及び161(R)のカソード電極(負極の電極)が各発光部160単位でそれぞれ個々に接続されている。換言すれば、各発光部160に含まれる発光ダイオード161(W)のカソード電極と発光ダイオード161(R)のカソード電極とは、それら自体が含まれる発光部160のための個々の第3の信号線153に接続されており、6つの第3の信号線153のうち、各発光部160毎にそれぞれ同じ第3の信号線153に共に接続されていることになる。
LED基板22上の、リング部12の右側半分の領域に配される6つの各発光部260(1)〜260(6)及び1つの第4の信号線251、1つの第5の信号線252、6つの第6の信号線253の信号線についても、LED基板21と同様に接続されている。
即ち、LED基板22上の第4の信号線251には、リング部12の右側半分の領域に配される6つの発光部260(1)〜260(6)のそれぞれの発光ダイオード261(W)のアノード電極が共に接続されている。また、LED基板22上の第5の信号線252には、リング部12の左側半分の領域に配される6つの発光部260(1)〜260(6)のそれぞれの発光ダイオード261(R)のアノード電極が共に接続されている。
また、LED基板22上の6つの第6の信号線253には、リング部12の右側半分の領域に配される発光部260(1)〜260(6)の発光ダイオード261(W)及び261(R)のカソード電極(負極の電極)が各発光部260単位でそれぞれ個々に接続されている。換言すれば、各発光部260に含まれる発光ダイオード261(W)のカソード電極と発光ダイオード261(R)のカソード電極とは、それら自体が含まれる発光部160のための個々の第6の信号線253に接続されており、6つの第6の信号線253のうち、各発光部260毎にそれぞれ同じ第6の信号線253に共に接続されていることになる。
なお、LED基板21上の各信号線は、LED基板21上にプリントされた銅箔等の導電体により形成されている。LED基板22上の各信号線についても同様である。
そして、中継基板30は、3つのコネクタCN1、CN2、およびCN3と、コネクタCN1とコネクタCN3との間を電気的に接続する中継用の信号線と、コネクタCN2とコネクタCN3との間を電気的に接続する中継用の信号線と、を有している。
本体基板40は、これら信号線を介して各発光部160、260と電気的に接続され、そしてマイクロコンピュータ41、バッファ回路42、バッファ回路43、プログラム記憶部44、電源回路45などを有して構成されている。
マイクロコンピュータ41は、所定のプログラムに従って処理を実行し、LED基板21上の6つの発光部160(1)〜160(6)並びにLED基板22上の6つの発光部260(1)〜260(6)のオンオフ及び発光色の切り替えを制御する。
なお、プログラム記憶部44は、マイクロコンピュータ41が実行するプログラムやデータを保持・記録するために設けられた読み出し専用メモリ(EEPROM)で構成されている。
バッファ回路42は、マイクロコンピュータ41からの制御信号に従って、LED基板21上の6つの発光部160(1)〜160(6)をオンオフ駆動するドライバであり、集積回路として構成される。そして、バッファ回路43は、マイクロコンピュータ41からの制御信号に従って、バッファ回路42と同じく、LED基板22上の6つの発光部260(1)〜260(6)をオンオフ駆動するドライバであり、集積回路として構成される。
電源回路45は、各回路が動作するために必要な所定電圧の直流電力を生成したり、或いはマイクロコンピュータ41の動作を初期化するためのリセット信号などを生成したりするための回路である。
このように構成された回路において、マイクロコンピュータ41がバッファ回路42に与える例えば8ビットの信号を制御することにより、この信号に基づいて電源回路45により生成された直流電力がバッファ回路42を経由してLED基板21上の各発光部160(1)〜160(6)に供給され、各発光部160(1)〜160(6)の発光ダイオード161(W)又は発光ダイオード161(R)が発光することになる。
同様に、マイクロコンピュータ41がバッファ回路43に与える例えば8ビットの信号を制御することにより、この信号に基づいて電源回路45により生成された直流電力がバッファ回路43を経由してLED基板22上の各発光部260(1)〜260(6)に供給され、各発光部260(1)〜260(6)の発光ダイオード261(W)又は発光ダイオード261(R)が発光することになる。
ここで、LED基板21上の各発光部160(1)〜160(6)の表示を制御するための信号の具体例について次に説明する。
図3において、信号SG1は第1の信号線151に現れる信号のレベル変化(H:高電位、L:低電位)を表し、信号SG2は第2の信号線152に現れる信号のレベル変化を表し、信号SG3(W)、SG3(R)はそれぞれ第3の信号線153の1つに現れる信号のレベル変化を表している。
図3に示す例では、信号SG1にはオンレベルになる期間Ton1とオフレベルになる期間Toff1とが一定の周期で交互に現れる。同様に、信号SG2にもオンレベルになる期間Ton2とオフレベルになる期間Toff2とが一定の周期で交互に現れる。
即ち、信号SG1がオンレベルになる期間Ton1では信号SG2はオフレベルになり、信号SG1がオフレベルになる期間Toff1では信号SG2はオンレベルになる。
ここで、ある1つの発光部160の白色の発光ダイオード161(W)を発光させようとする場合には、その該当する発光部160と接続された第3の信号線153を介して、図3に示す信号SG3(W)のような信号を与える。即ち、信号SG1がオンレベルになる期間Ton1と一致するタイミングで信号SG3(W)をオンレベル(L)に切り替え、信号SG2がオンレベルになる期間Ton2と一致するタイミングで信号SG3(W)をオフレベル(H)に切り替える。
これにより、各期間Ton1と一致するタイミングで、該当する発光部160の発光ダイオード161(W)に、アノード電極からカソード電極に向かって電流が流れるように電圧が順方向に印加され、白色の発光が生じる。また、信号SG2がオンレベルになる期間Ton2と一致するタイミングでは信号SG3(W)をオフレベル(H)に切り替えるので、赤色の発光ダイオード161(R)は発光しない。
一方、ある1つの発光部160の赤色の発光ダイオード161(R)を発光させようとする場合には、その該当する発光部160と接続された第3の信号線153を介して、図3に示す信号SG3(R)のような信号を与える。即ち、信号SG2がオンレベルになる期間Ton2と一致するタイミングで信号SG3(R)をオンレベル(L)に切り替え、信号SG1がオンレベルになる期間Ton1と一致するタイミングで信号SG3(R)をオフレベル(H)に切り替える。
これにより、各期間Ton2と一致するタイミングで、該当する発光部60の発光ダイオード161(R)に、アノード電極からカソード電極に向かって電流が流れるように電圧が順方向に印加され、赤色の発光が生じる。また、信号SG1がオンレベルになる期間Ton1と一致するタイミングでは信号SG3(R)をオフレベル(H)に切り替えるので、白色の発光ダイオード161(W)は発光しない。
即ち、図3に示す信号SG3(W)と信号SG3(R)とを切り替えることで発光色を切り替えることができ、信号SG3(W)又は信号SG3(R)を印加する信号線を第3の信号線153の6つの信号線の中から選択することにより、発光対象の発光部160を切り替えることができる。LED基板22上の各発光部260(1)〜260(6)についても同様に制御することができる。
したがって、このように時分割制御処理を実施することにより、マイクロコンピュータ41は各発光部160、260の点灯/消灯と発光色の切り替えとを個別に制御することができる。
以上、本実施形態によれば、従来の一般的な技術では、24個の発光ダイオードを個別にオンオフ制御するために、25本以上の配線を用意する必要があるが、図1に示す表示装置1においては16本の配線だけでよいので、配線の数を大幅に削減することができる。その結果、LED基板21、22、中継基板30等を小型化することが可能になり、コストの低減や装置を配置するのに必要な空間の削減も可能になる。
また、本実施形態によれば、多数の発光ダイオードを配置するための基板を互いに独立したLED基板21とLED基板22とに対応して2つの領域に分けることにより、装置の組み立てが容易になる。すなわち、リング形状の基板を用いる場合には、その基板の中央を貫通するように画像表示部11を組み付ける必要があるので取り付けの手順に大きな制約が生じるが、2つのLED基板21、22に分けることにより、画像表示部11を設置した後や、その配線を行った後でも、LED基板21、22の取り付けや取り外しを自由に行うことができる。
以上で本発明に係る実施形態について説明を終えるが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、表示装置1に設ける発光部160、260の数については必要に応じて増減することが可能である。また、各発光部160、260にそれぞれ3色以上の発光素子を設けることもできる。この場合には、例えば、第1の信号線151、第2の信号線152と同様の信号線をさらに1本追加することにより、3色以上の発光色の切り替えが可能になる。
また、各発光部(表示要素)60に設ける発光素子については、電界発光(EL:Electroluminescence)素子などの発光ダイオード以外の素子に置き換えることもできる。
また、第3の信号線153と第6の信号線253とを所定のグランドに接地してもよく、この場合にはマイクロコンピュータ41は、例えば前記期間Ton1、Toff1などの長さ(時間)を調整することにより、各発光部160、260の点灯/消灯と発光色の切り替えとを個別に制御することができる。
実施の形態における表示装置の外観の概略を示す正面図である。 図1に示す表示装置の電気回路の構成を示すブロック図である。 図2に示す電気回路の信号の具体例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 表示ユニット(表示装置)
10 メータ部
11 画像表示部
12 リング部
12a 開口部
21,22 LED基板
30 中継基板
40 本体基板(制御回路)
41 マイクロコンピュータ
42,43 バッファ回路
44 プログラム記憶部
45 電源回路
151 第1の信号線
152 第2の信号線
153 第3の信号線
160 発光部(第1組の表示要素)
161 発光ダイオード(発光素子)
251 第4の信号線
252 第5の信号線
253 第6の信号線
260 発光部(第2組の表示要素)
261 発光ダイオード(発光素子)
CN1,CN2,CN3 コネクタ

Claims (2)

  1. 複数個の透光部が間隔を開けて設けられ、前記透光部の近傍に回転数および車両速度等の数値を表す文字が表示されており、前記複数の各透光部には互いに発光色が異なる第1の発光ダイオードおよび第2の発光ダイオードで対をなす2個の発光ダイオードがそれぞれ配置された表示装置であって、
    前記各第1の発光ダイオードの一方の電極は、前記複数の発光ダイオード間で共通して使用されるように設けられた単一の第1の信号線を介して、制御回路に電気的に接続され、
    前記各第2の発光ダイオードの電極のうち前記第1の発光ダイオードの前記一方の電極と同じ極性の電極は、前記複数の発光ダイオード間で共通して使用されるように設けられた単一の第2の信号線を介して、前記制御回路に電気的に接続され、
    前記各第1の発光ダイオードの他方の電極および前記各第2の発光ダイオードの他方の電極は互いに電気的に接続されて、前記発光ダイオード毎に設けられた第3の信号線を介して、前記制御回路にそれぞれ電気的に接続され、
    前記制御回路は、前記第1の信号線に出力する第1の制御信号と、第2の信号線に出力する第2の制御信号と、を互いに異なるタイミングでオンオフ制御することにより前記各透光部に配置された各第1の発光ダイオードと各第2の発光ダイオードの発光を個別にオンオフ制御して計測値の情報に対応するように前記各文字を2色のどちらかの色で各々照明し、
    前記表示装置は、薄板状基板から成る互いに独立した2つの半リング部であって、かつ前記2つの半リング部は互いに対向配置すると中央開口部に他の機器を貫通させることのできる空間が形成されるものであり、前記各半リング部に、それぞれその周方向にわたって間隔をあけて前記複数の透光部と、前記透光部の近傍に表示した前記文字と、前記各透光部に前記第1の発光ダイオードと前記第2の発光ダイオードの1対を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記1対をなす2個の発光ダイオードの複数対が、それぞれ車両用の計測値を表現する意匠表示部に近接した状態で配置されることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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