JP5163753B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングに付与する付加摩擦トルクを制御するパワーステアリング装置に関する。
この種の技術が、例えば特許文献1に提案されている。特許文献1には、低速走行時にはステアリングの戻り特性を良好にし、高速走行時にはステアリングの収斂性を良好にするために、操舵角や車速に応じた摩擦トルクをステアリングに付与する技術が提案されている。
特開2002−104210号公報
ところで、車両がVGRS(Variable Gear Ratio Steering)などの伝達比可変機構を備えている場合、VGRSによるギヤ比(伝達比)が変化すると、ステアリングに付与すべき摩擦トルクの特性が変化する。上述した特許文献1には、このような問題点やその解決手段については記載されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、伝達比が変化した場合であっても、ステアリングに付与する付加摩擦トルクの制御を適切に実行することが可能なパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、車両に搭載されるパワーステアリング装置であって、操舵角と転舵角との間の伝達比を可変にする伝達比可変機構と、車両状態を表す情報に基づいて、ステアリングに付与すべき摩擦トルクを設定する摩擦トルク設定手段と、前記摩擦トルクに基づいて目標操舵角を設定する目標操舵角設定手段と、前記目標操舵角と操舵角との偏差に基づいて、付加摩擦トルクを定め、ステアリングに前記付加摩擦トルクを付与する制御を行うトルク付与手段と、前記伝達比に基づき前記付加摩擦トルクを変更する付加摩擦トルク変更手段と、を備える。
上記のパワーステアリング装置は、車両に搭載され、伝達比可変機構と、摩擦トルク設定手段と、目標操舵角設定手段と、トルク付与手段と、付加摩擦トルク変更手段と、を備える。トルク付与手段は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)であり、ステアリングに付与すべき付加摩擦トルクを設定し、付加摩擦トルクを付与する制御を行う。付加摩擦トルク変更手段は、例えばECUであり、伝達比可変機構の伝達比または伝達比に相関があるパラメータに基づき付加摩擦トルクを変更する。このようにすることで、パワーステアリング装置は、伝達比が変化した場合であっても、ステアリングに適切な付加摩擦トルクを付与することができる。
上記のパワーステアリング装置の一態様では、前記付加摩擦トルク変更手段は、前記伝達比に基づき前記付加摩擦トルクの立ち上がり特性を変更する。このようにすることで、パワーステアリング装置は、運転者の実際の操舵に適った付加摩擦トルクを設定することができる。
上記のパワーステアリング装置の他の一態様では、前記付加摩擦トルク変更手段は、軸増速時に前記付加摩擦トルクの立ち上がりを遅くする。このようにすることで、パワーステアリング装置は、伝達比可変機構によってステアリングが増速された場合であっても、運転者の実際の操舵に適った付加摩擦トルクを設定することができる。
上記のパワーステアリング装置の他の一態様では、前記付加摩擦トルク変更手段は、前記伝達比に基づき前記付加摩擦トルクの最大値を変更する。このようにすることで、パワーステアリング装置は、伝達比に応じて、適切に付加摩擦トルクを設定することができる。
本実施形態に係るパワーステアリング装置が適用された操舵制御システムの概略構成図を示す。 摩擦トルクを求める方法の一例を示す。 付加摩擦トルクの特性の一例を示す。 付加摩擦トルクの特性を可視的なモデルで表すイメージ図である。 第1実施形態における付加摩擦トルクの特性の一例を示す。 第1実施形態における制御処理を示すフローチャートである。 目標角速度ωvgに対するゲインKvg及び摩擦トルクTtvgの適正値を示すマップの一例である。 第2実施形態における制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 操舵角センサ
4 操舵トルクセンサ
5 ピニオン
6 ステアリングラック
7 モータ
8 モータ回転角センサ
12 車輪
15 車速センサ
30 コントローラ
50 操舵制御システム
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[装置構成]
まず、本実施形態に係るパワーステアリング装置が適用されたシステム(以下、「操舵制御システム」と呼ぶ。)50の全体構成について説明する。図1は、操舵制御システム50の構成を示す概略図である。
操舵制御システム50は、主に、ステアリングホイール1と、ステアリングシャフト2と、操舵角センサ3と、操舵トルクセンサ4と、ピニオン5と、ステアリングラック6と、モータ7と、モータ回転角センサ8と、タイロッド10R、10Lと、ナックルアーム11R、11Lと、車輪(前輪)12FR、12FLと、車速センサ15と、コントローラ30と、を備える。なお、以下では、タイロッド10R、10L、ナックルアーム11R、11L、及び車輪12FR、12FLの符号の末尾に付した「R」、「L」は、これらを区別しないで用いる場合には、省略するものとする。
操舵制御システム50は、電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)システムによって構成される。具体的には、操舵制御システム50は、車両に搭載され、ステアリングホイール1の操作などに応じて車輪12F(転舵輪)を転舵させる制御を行うシステムである。
ステアリングホイール1は、運転者により車両を旋回等させるために操作される。ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト2を介して、ピニオン5に接続される。ステアリングシャフト2には、主に、操舵角センサ3及び操舵トルクセンサ4が設けられている。なお、以下では、ステアリングホイール1のことを単に「ステアリング」とも表記する。
ピニオン5は、ステアリングシャフト2の回転に応じて回転可能に構成され、ステアリングラック6は、ピニオン5の回転に応じて移動可能に構成されている。ステアリングラック6にはタイロッド10を介してナックルアーム11が連結されており、ナックルアーム11には車輪12Fが連結されている。この場合、ステアリングラック6によってタイロッド10及びナックルアーム11が動作されることにより、ナックルアーム11に連結された車輪12Fが転舵されることとなる。
モータ7は、例えば3相交流モータなどで構成され、ステアリングギヤボックス(不図示)内にステアリングラック6と同軸に設けられている。モータ7は、ステアリングラック6の移動をアシストするような力、若しくはステアリングラック6の移動を阻害するような力を付与することが可能に構成されている。具体的には、モータ7は、操舵感や操舵安定性などを向上させるために、運転者による操舵方向にアシストトルクを付与する。これに対して、モータ7は、保舵性能などを向上させるために、運転者による操舵方向と反対方向に付加摩擦トルクを付与する(つまり操舵反力を付与する)。モータ7は、コントローラ30から供給される制御信号S7によって制御される。
操舵制御システム50内に設けられた各種センサは、以下のように機能する。操舵角センサ3は、運転者によるステアリングホイール1の操作に対応する操舵角を検出し、検出した操舵角に対応する検出信号S3をコントローラ30に供給する。操舵トルクセンサ4は、運転者によって入力された操舵トルクを検出し、検出した操舵トルクに対応する検出信号S4をコントローラ30に供給する。モータ回転角センサ8は、モータ7の回転角を検出し、検出した回転角に対応する検出信号S8をコントローラ30に供給する。車速センサ15は、車速を検出し(例えば車輪速度を検出する)、検出した車速に対応する検出信号S15をコントローラ30に供給する。
伝達比可変機構19は、ピニオン5に入力されるステアリングシャフト2の回転を増速(又は減速)させることが可能な機構である。即ち、伝達比可変機構19は、操舵角と転舵角との間の伝達比を可変にする。伝達比可変機構19は、例えばVGRSである。具体的には、伝達比可変機構19は、モータや可変ギヤなどを備え、ステアリングシャフト2の入力軸2aと出力軸2bとを可変ギヤ部分において連結させている。以後、「伝達比」とは、入力軸2aの回転に対する出力軸2bの回転の比を指すものとする。また、伝達比可変機構19がステアリングシャフト2の回転を増速させる場合、即ち、伝達比が1以上の場合を単に「軸増速時」と呼ぶ。そして、伝達比可変機構19がステアリングシャフト2の回転を減速させる場合、即ち、伝達比が1未満の場合を単に「軸減速時」と呼ぶ。
コントローラ30は、図示しないCPU、ROM、RAM、及びA/D変換器などを含んで構成される。コントローラ30は、上記した各種センサから供給される検出信号S3、S4、S8、S15などに基づいて、モータ7に制御信号S7を供給することで、モータ7に対する制御を行う。本実施形態では、コントローラ30は、モータ7からステアリングに対して付加摩擦トルクを付与させるための制御(以下、「摩擦付与制御」と呼ぶ。)を行う。このように、コントローラ30は、本発明におけるパワーステアリング装置として機能する。なお、コントローラ30は、車両内の制御を行うECUにより実現されても良い。
[摩擦付与制御の例]
次に、コントローラ30が行う摩擦付与制御の一例について説明する。なお、ここで示す摩擦付与制御の例は、伝達比可変機構19の存在を考慮していない。伝達比可変機構19の存在を考慮した摩擦付与制御については、第1実施形態及び第2実施形態にて説明する。
まず、コントローラ30は、操舵角(以下、「θ」と表記する。)及び車速(以下、「V」と表記する。)に基づいて、ステアリングに付与すべき摩擦トルク(以下、「Tt」と表記する。)を求める。次に、コントローラ30は、操舵角θ及び摩擦トルクTtに基づいて目標操舵角(以下、「θt」と表記する。)を求める。次に、コントローラ30は、目標操舵角θtと操舵角θとの偏差(以下、「Δθ」と表記する。)に基づいて、付加摩擦トルク(以下、「Tc」と表記する。)を求める。即ち、コントローラ30は、目標操舵角θtなどに基づいて摩擦トルクTtを補正し、補正後の摩擦トルクを付加摩擦トルクTcとする。そして、コントローラ30は、このように求められた付加摩擦トルクTcがステアリングに付与されるように、モータ7に対する制御を行う。
ここで、図2乃至図4を参照して、摩擦付与制御を具体的に説明する。
図2は、摩擦トルクTtを求める方法の一例を示した図である。図2は、横軸に操舵角θを示し、縦軸に摩擦トルクTtを示している。より具体的には、図2は、車速Vに応じて、操舵角θに対して設定すべき摩擦トルクTtが規定されたマップに相当する。ここでは、一例として、高速域V2、中速域V1、及び低速域V0のそれぞれに対応するマップを示している。コントローラ30は、このようなマップを参照することで、現在の操舵角θ及び車速Vに対応する摩擦トルクTtを求める。
図2に示すマップによれば、同一の操舵角θの場合、車速が大きいほど、大きな値を有する摩擦トルクTtが設定されることとなる。これは、高速域V2や中速域V1では、直進安定性向上や、操舵保持時の保舵力低減・安定性向上を図る観点から、ある程度の摩擦トルクを発生することが好ましい一方、低速域V0では、摩擦トルクが大きいと運転者に違和感を与え、操舵感が悪化する場合があるからである。また、図2に示すマップによれば、車速が同一である又は同一の車速域にある場合、操舵角θが大きいほど、大きな値を有する摩擦トルクTtが設定されることとなる。これは、操舵角θが大きい場合は車輪の転舵角が大きくなるため、大きな横力が発生し易く、操舵保舵時の保舵力低減・安定性向上を図る観点から、より大きな摩擦トルクが必要となるからである。
次に、上記のように求められた摩擦トルクTtから、目標操舵角θtを求める方法について説明する。コントローラ30は、目標操舵角θtと操舵角θとの偏差Δθ(=θt−θ)、及び、摩擦トルクTt及びゲインKによって規定された偏差上限値Δ(=Tt/K)に基づいて、目標操舵角θtを求める。詳しくは、コントローラ30は、まず目標操舵角θtをθに初期化した後に(初期化済みであれば初期化しない)、偏差Δθ(=θt−θ)を求め、「Δθ>Δ」である場合には目標操舵角θtを「θt=θ+Δ」に変更し、「Δθ<−Δ」である場合には目標操舵角θtを「θt=θ−Δ」に変更し、「−Δ≦Δθ≦Δ」である場合には目標操舵角θtを変更しない。なお、ゲインKは、例えばステアリング系の剛性などを考慮して決定される値である。
次に、上記のように求められた目標操舵角θtから付加摩擦トルクTcを求める方法について説明する。コントローラ30は、目標操舵角θtより得られる偏差Δθ(=θt−θ)、及びゲインK(=Tt/Δ)から、付加摩擦トルクTcを求める。具体的には、コントローラ30は、「Tc=K・Δθ」、即ち「Tc=K(θt−θ)」より、付加摩擦トルクTcを求める。
図3は、付加摩擦トルクTcの特性の一例を示す図である。図3は、横軸に操舵角θを示し、縦軸に付加摩擦トルクTcを示している(左回りのトルクの方向を正とし、右回りのトルクの方向を負としている)。ここでは、摩擦トルクTtが「Tt」の場合と「Tt」の場合(Tt<Tt)とを一例として示している。例えば、車速が高速域V2若しくは中速域V1である場合における摩擦トルクTtと、車速が低速域V0である場合における摩擦トルクTtとを示している(図2参照)。また、図3では、「Tt」及び「Tt」のいずれの場合も、理解の容易化のため、便宜上、目標操舵角θtが同一で、操舵角θの変化に応じて変化しないものとする。なお、目標操舵角θtが変化した場合には、それに応じてグラフが新たな目標操舵角θtを中心として横軸方向に平行移動するだけである。
図3に示すように、偏差上限値Δは、「Δ=Tt/K」であることから、摩擦トルクTtが大きいほど大きくなる(例えば、「Tt」の場合の偏差上限値Δは「Tt」の場合の偏差上限値Δよりも大きい)。また、「−Δ≦Δθ≦Δ」の範囲では、目標操舵角θtが変更されずに維持され、「Tc=K・Δθ」、即ち「Tc=K(θt−θ)」より、付加摩擦トルクTcの大きさはΔθに比例して増加する。そして、「Δθ>Δ」及び「Δθ<−Δ」の範囲では、目標操舵角θtが上述したように変更されてΔθの大きさが一定となるので、「Tc=K・Δθ」、即ち「Tc=K(θt−θ)」より、付加摩擦トルクTcの大きさは摩擦トルクTtに応じた一定値となる。この場合、「−Δ≦Δθ≦Δ」の範囲では、ステアリングホイール1に付与されるべき摩擦トルクTtは、実際にはステアリングホイール1には付与されず、Δθの絶対値が偏差上限値Δ以上となって初めて、付加摩擦トルクTcの大きさが、ステアリングホイール1に付与されるべき摩擦トルクTtの大きさに設定されることとなる。即ち、ゲインKは付加摩擦トルクTcの立ち上がり特性(ここでは、Δθに対する付加摩擦トルクTcの変化の割合を表す。)を決定するパラメータである。「−Δ≦Δθ≦Δ」の範囲で摩擦トルクTtを付与しないのは、摩擦トルクが過敏に振動し易くなり、操舵感が悪化してしまうことを抑制するためである。
図4は、付加摩擦トルクTcの特性を可視的なモデルで表すイメージ図である。図4(A)は、「−Δ≦Δθ≦Δ」の範囲に相当するイメージ図である。この場合には、目標操舵角θtは変化せず、力T(例えば車輪への入力に起因して発生する外力)に対して釣り合うような力、即ちバネ定数K(=ゲインK)のバネが変位量(θt−θ)で変位したときの弾性力(=K・Δθ)が生成される。図4(B)は、「Δθ>Δ」及び「Δθ<−Δ」の範囲に相当するイメージ図である。この場合には、目標操舵角θtは力Tを受ける方向に変化し、力Tに対向する方向に一定の摩擦力Tt’(<力T)が生成される。なお、摩擦力Tt’は、摩擦力Ttを力に変換した値に相当する。
なお、コントローラ30は、好ましくは、付加摩擦トルクTcをローパスフィルタによりフィルタ処理する。例えば、このローパスフィルタとして、コントローラ30は、式(1)を付加摩擦トルクTcに乗じる。
Figure 0005163753
ここで、「fc」はカットオフ周波数であり、「s」はローパスフィルタのパラメータである。カットオフ周波数fcは、約1〜2Hzの範囲内の固定値又は可変値であることが望ましい。これは、かかる周波数範囲に車両のヨー共振周波数があり、摩擦トルクの変化が適切にフィルタリングされ操舵感が良好となるからである。なお、車両のヨー共振周波数は、車速に応じて変化するので、カットオフ周波数fcは車速に応じて可変されてもよい。或いは、カットオフ周波数fcは、簡易的に、代表車速(例えば80km/h)での車両のヨー共振周波数に相当する固定値であってもよい。
以下の第1実施形態及び第2実施形態では、さらに、コントローラ30は、伝達比可変機構19の伝達比または伝達比と相関があるパラメータに基づき付加摩擦トルクTcを変化させる。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態における付加摩擦トルクTcの変更方法について説明する。第1実施形態では、伝達比可変機構19の伝達比に基づき、付加摩擦トルクTcの立ち上がり特性を変化させる。これにより、コントローラ30は、付加摩擦トルクTcを適切に設定する。
具体的には、コントローラ30は、伝達比可変機構19の伝達比を取得し、この伝達比に応じてゲインKを変化させる。コントローラ30は、例えば、伝達比可変機構19からこの伝達比を取得する。そして、伝達比が1以上の場合、即ち、軸増速時には、コントローラ30は、ゲインKをその伝達比に応じて減らす。例えば、コントローラ30は、ゲインKと伝達比とを反比例させる。即ち、コントローラ30は、入力軸2aの回転に対する出力軸2bの回転の増速率(以後、「増速率Gvg」と呼ぶ。)を用いて、変更後のゲイン「Kvg」を、式(2)のように求める。
Figure 0005163753
式(2)では、コントローラ30は、ゲインKを伝達率(即ち、「1+Gvg」)で除してゲインKvgを算出している。このようにすることで、コントローラ30は、伝達率に基づき付加摩擦トルクTcを適切に変更する。
次に、第1実施形態の効果について述べる。操舵角センサ3は、高精度な操舵角θを得るため、通常では、モータ回転角センサ8などから検出したモータ7の回転角を用いて操舵角θを推定する。一方、モータ7の回転角は、伝達比可変機構19の伝達比に影響を受ける。即ち、モータ7の回転角が伝達比に従い増幅された結果、モータ7の回転角に基づき推定した操舵角θの変動は、運転者が操縦した実際の操舵角(以後、「実操舵角」と呼ぶ。)の変動よりも大きくなる。また、コントローラ30は、摩擦付与制御の例で述べたように、操舵角θに基づき付加摩擦トルクTcを算出する。従って、伝達比可変機構19が駆動している場合、検出される操舵角θが実操舵角と異なることに起因して付加摩擦トルクTcが適切に設定されず、結果として操舵感が悪化する可能性がある。
これに対して、第1実施形態では、コントローラ30は、ゲインKを伝達比に応じて変更することで、付加摩擦トルクTcの立ち上がり特性を適切に変更し、実操舵角に適った付加摩擦トルクTcを設定している。これについて図5を用いて説明する。
図5は、軸増速時における付加摩擦トルクTcの特性の一例を示す図である。図5のグラフは、摩擦トルクTtが「Tt1」の場合を示す。また、図5では、伝達比を考慮しない場合のゲインKを用いた付加摩擦トルクTcのグラフが実線で示され、伝達比を考慮したゲインKvgを用いた付加摩擦トルクTcのグラフが破線で示されている。図5に示すように、増速時では、伝達比に反比例してゲインKvgはゲインKより小さくなる。即ち、ゲインKvgを用いて算出した付加摩擦トルクTcは、ゲインKを用いて算出した付加摩擦トルクTcよりも立ち上がりが遅くなる。また、上述したように、検出される操舵角θは、伝達比に応じて実操舵角よりも変動が大きくなる。従って、コントローラ30は、ゲインKを伝達比に応じて変更することで、実操舵角に基づいた付加摩擦トルクTcを適切に設定することができる。
(処理フロー)
次に、第1実施形態における処理の手順について説明する。図6は、第1実施形態においてコントローラ30が実行する処理の手順を表すフローチャートの一例である。コントローラ30は、図6に示すフローチャートの処理を所定の周期に従い繰り返し実行する。
まず、コントローラ30は、増速率Gvgを取得する(ステップS101)。例えば、コントローラ30は、伝達比可変機構19から送信される制御信号によって増速率Gvgを取得する。
次に、コントローラ30は、増速率Gvgに基づきゲインKを変更する(ステップS102)。具体的には、コントローラ30は、式(2)を用いて、増速率GvgからゲインKvgを算出する。
次に、コントローラ30は、付加摩擦トルクTcを算出する(ステップS103)。このとき、コントローラ30は、変更したゲインKvgを用いて付加摩擦トルクTcを算出する。従って、コントローラ30は、伝達比を考慮して付加摩擦トルクTcを適切に設定することができる。従って、コントローラ30は、伝達比可変機構19に起因した操舵感の悪化を防ぐことができる。
(変形例1)
上述の説明では、コントローラ30は、式(2)に示すように、軸増速時にはゲインKを伝達率で除することにより、ゲインKvgを算出した。しかし、本発明が適用可能なゲインKvgの決定方法はこれに限定されない。例えば、コントローラ30は、マップまたは式等を参照することで、軸増速時での伝達比からゲインKvgを定めてもよい。この場合、上述のマップ等は実験等により作成され、コントローラ30のメモリに予め保持される。
(変形例2)
上述の説明では、軸増速時には、コントローラ30は、伝達比に基づきゲインKを減らした。これに加え、軸減速時の場合、コントローラ30は、伝達比に応じてゲインKを増やしてもよい。軸減速時の場合、実操舵角の変動は検出された操舵角θの変動より大きくなる。よって、コントローラ30は、例えばゲインKを伝達比で除することで変更後のゲインKvgを求める。これにより、ゲインKvgは、伝達比に応じて増える。このように、コントローラ30は、ゲインKを伝達比に応じて変更することで、軸減速時の場合であっても実操舵角に基づいた付加摩擦トルクTcを適切に設定することができる。
(変形例3)
上述の説明では、軸増速時には、コントローラ30は、伝達比に基づきゲインKを変更した。これに代えて、コントローラ30は、伝達比に基づきカットオフ周波数fcを変更してもよい。この場合、コントローラ30は、例えば、伝達比に対応するカットオフ周波数fcの適正値を示すマップや式を参照することで、カットオフ周波数fcを定める。上述のマップ等は、実験等により作成され、コントローラ30のメモリに予め保持される。このように、コントローラ30は、カットオフ周波数fcを変更することによっても、付加摩擦トルクTcの変化を調整することができ、立ち上がり特性を変更することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、コントローラ30は、ゲインKを変更することで、付加摩擦トルクTcの立ち上がり特性を変更した。これに加え、またはこれに代えて、第2実施形態では、コントローラ30は、摩擦トルクTtを適切な値に変更する。これにより、コントローラ30は、適切に付加摩擦トルクTcを設定する。以後、変更後の摩擦トルクTtを、特に「Ttvg」と表記する。
コントローラ30は、伝達比可変機構19が使用する出力軸2bの目標角速度(以後、「目標角速度ωvg」と呼ぶ。)に基づきゲインK及び摩擦トルクTtを変更する。ここで、「目標角速度ωvg」は、一例として、入力軸2aに対する出力軸2bの相対的な角速度を表すものとする。従って、目標角速度ωvgは、軸増速時には正の値をとり、軸減速時には負の値をとる。また、以下では、説明の便宜上、左回りの操舵、または右回りの操舵を区別しない。即ち、目標角速度ωvgは、左回りの操舵と右回りの操舵との違いによって符号が変動しない。
具体的には、コントローラ30は、目標角速度ωvgに対応するゲインKvgのマップ又は式、及び目標角速度ωvgに対応する摩擦トルクTtvgのマップ又は式を参照することで、目標角速度ωvgから適切なゲインKvg及び摩擦トルクTtvgの値を求める。上述のマップ等は、例えば、実験等により作成され、コントローラ30のメモリに予め保持される。
図7(a)は、目標角速度ωvgに対応するゲインKvgの適正値を示すマップの一例である。図7(a)に示すように、コントローラ30は、目標角速度ωvgが大きいときには、ゲインKvgを小さくする。即ち、軸増速時には、コントローラ30は、付加摩擦トルクTcの立ち上がりを遅くする。ここで、図7(a)中の「Kvg0」は、例えば、目標角速度ωvgを考慮しないで算出したときのゲインKと一致する。このように、コントローラ30は、付加摩擦トルクTcの立ち上がりを調整し、適切な操舵感を実現する。
図7(b)は、目標角速度ωvgに対応する摩擦トルクTtvgの適正値を示すマップの一例である。図7(b)に示すように、目標角速度ωvgが大きくなるほど摩擦トルクTtvgは小さくなる。即ち、軸増速時には、コントローラ30は、付加摩擦トルクTcの最大値を小さくする。ここで、図7(b)中の「Ttvg0」は、例えば、目標角速度ωvgを考慮しないで算出したときの摩擦トルクTtと一致する。このように、コントローラ30は、軸増速時には、付加摩擦トルクTcの最大値を小さくし、適切な操舵感を実現する。
なお、目標角速度ωvgが負値となる軸減速時では、コントローラ30は、例えば、ゲインKvgを「Kvg0」に設定し、摩擦トルクTtvgを「Ttvg0」に設定する。
(処理フロー)
次に、第2実施形態における処理の手順について説明する。図8は、第2実施形態においてコントローラ30が実行する処理の手順を表すフローチャートの一例である。コントローラ30は、図8に示すフローチャートの処理を所定の周期に従い繰り返し実行する。
まず、コントローラ30は、目標角速度ωvgを取得する(ステップS201)。例えば、コントローラ30は、伝達比可変機構19から送信される制御信号によって目標角速度ωvgを取得する。
次に、コントローラ30は、目標角速度ωvgに基づきゲインKvg及び摩擦トルクTtvgを導出する(ステップS202)。具体的には、コントローラ30は、図7に示すマップ又は式等を用いることで、目標角速度ωvgに基づきゲインKvg及び摩擦トルクTtvgを導出する。
そして、コントローラ30は、付加摩擦トルクTcを算出する(ステップS203)。このとき、コントローラ30は、ステップS202で導出したゲインKvg及び摩擦トルクTtvgを用いて付加摩擦トルクTcを算出する。従って、コントローラ30は、目標角速度ωvgに応じて付加摩擦トルクTcの立ち上がり特性及び最大値を設定することができる。即ち、コントローラ30は、適切に付加摩擦トルクTcを設定することができる。
(変形例1)
第2実施形態では、コントローラ30は、伝達比可変機構19の制御量の一例である目標角速度ωvgを用いて付加摩擦トルクTcを変更した。しかし、本発明が適用可能な例はこれに限定されない。例えば、コントローラ30は、第1実施形態と同様に、増速率または伝達比に基づき付加摩擦トルクTcを変更してもよい。この場合、コントローラ30は、例えば、予め作成したマップ等を参照することで、増速率等に基づきゲインKvg及び摩擦トルクTtvgを導出する。
(変形例2)
第1及び第2実施形態では、ゲインKを変更することで、付加摩擦トルクTcの立ち上がり特性を変更していた。しかし、これに代えて、または、これに加えて、コントローラ30は、伝達比や目標角速度ωvg等に基づきカットオフ周波数fcを変更してもよい。この場合、コントローラ30は、例えば、伝達比等に対応するカットオフ周波数fcの適正値を示すマップや式を参照することで、カットオフ周波数fcを定める。上述のマップ等は、実験等により作成され、コントローラ30のメモリに予め保持される。このように、コントローラ30は、カットオフ周波数fcを変更することによっても、付加摩擦トルクTcの変化を調整することができ、立ち上がり特性を変更することができる。
(変形例3)
第2実施形態では、コントローラ30が、摩擦トルクTt及びゲインKの両方を変更しているが、その代わりに摩擦トルクTtのみを変更することとしてもよい。
本発明は、車両に搭載される運転者の操舵を補助する機構に利用することができる。

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるパワーステアリング装置であって、
    操舵角と転舵角との間の伝達比を可変にする伝達比可変機構と、
    車両状態を表す情報に基づいて、ステアリングに付与すべき摩擦トルクを設定する摩擦トルク設定手段と、
    前記摩擦トルクに基づいて目標操舵角を設定する目標操舵角設定手段と、
    前記目標操舵角と操舵角との偏差に基づいて、付加摩擦トルクを定め、ステアリングに前記付加摩擦トルクを付与する制御を行うトルク付与手段と、
    前記伝達比に基づき前記付加摩擦トルクを変更する付加摩擦トルク変更手段と、
    を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記付加摩擦トルク変更手段は、前記伝達比に基づき前記付加摩擦トルクの立ち上がり特性を変更する請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記付加摩擦トルク変更手段は、軸増速時に前記付加摩擦トルクの立ち上がりを遅くする請求項2に記載のパワーステアリング装置。
  4. 前記付加摩擦トルク変更手段は、前記伝達比に基づき前記付加摩擦トルクの最大値を変更する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパワーステアリング装置。
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