JP5160815B2 - ダミープラグ - Google Patents

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Description

本発明は、一括防水型の防水部材を備えた防水コネクタに用いられるダミープラグに関する。
防水コネクタは、厳しい環境に晒される自動車等によく用いられている。この環境下においては、電線を伝ってコネクタ内部に水等が浸入したり、温度差に起因してコネクタ内において結露が生じたりするおそれがあり、それら不都合を解消し嵌合状態にあるコネクタの気密状態を保つために、防水コネクタには個別防水型あるいは一括防水型の防水部材が用いられている。これら防水部材は、一般的にエラストマ製である。
これら防水コネクタのうち一括防水型の防水部材を用いた防水コネクタにおいては、防水部材に、コネクタ内部に設けられたコンタクト収容キャビティに対応する位置にコンタクト挿入口が形成されている。
ところで、個別防水型の防水部材を用いた防水コネクタの場合のみならず、この一括防水型の防水部材を用いた防水コネクタにおいても、コンタクト収容キャビティのうちコンタクトが収容されていない空きキャビティを残す場合がある。この場合、空きキャビティに対応したコンタクト挿入口からの浸水を防水するために、ダミープラグをコンタクト挿入口に挿入する方法が従来から知られている。図7は、従来例のダミープラグが用いられる防水コネクタの断面図である(特許文献1参照)。
図7に示す防水コネクタ101は、複数のコンタクト収容キャビティ111を有するハウジング110を備えている。各コンタクト収容キャビティ111内には、図示しないコンタクトが収容されるようになっている。そして、ハウジング110の後端(図7における右端)には、後方に突出する筒部112が設けられ、筒部112内には、嵌合状態にあるコネクタの気密状態を保つための、一括防水型の防水部材120が設けられている。防水部材120には、各コンタクト収容キャビティ111に対応する位置に複数のコンタクト挿入口121が形成されている。また、ハウジング110の筒部112には、カバー部材130が取り付けられ、このカバー部材130により防水部材120の後方への抜け止めを行うようになっている。カバー部材130は、ハウジング110の筒部112に設けられた係止突起113を、カバー部材130に設けた係止孔133に係止させることにより、ハウジング110の筒部112に取り付けられる。そして、カバー部材130には、各コンタクト収容キャビティ111に対応する位置に複数のコンタクト挿入孔131が形成されている。
また、コンタクト収容キャビティ111のうちの空きキャビティに対応したコンタクト挿入口121からの浸水を防止するために、ダミープラグ140を当該コンタクト挿入口121に挿入するようにしている。このダミープラグ140は、操作部141と、操作部141から前方に延びる防水部142とを備えている。操作部141の外形は、カバー部材130の正方形状のコンタクト挿入孔131に対応して形成されている。防水部142は、コンタクトに接続される電線(図示せず)の直径と同程度の直径を有する円柱形状を有している。電線の直径とは、被覆の外径を意味する。この防水部142が防水部材120に設けられたコンタクト挿入口121の突条121aの内周に密着する。ダミープラグ140を当該コンタクト挿入口121に挿入すると、防水部142がコンタクト挿入口121を塞ぐとともに、防水部142がコンタクト挿入口121の突条121aに密着する。これにより、嵌合状態にあるコネクタの気密状態が保たれる。このため、コンタクト挿入口121からの浸水を防止することができる。
そして、ダミープラグ140の操作部141の外面には、カバー部材130に設けられた係止溝132に入り込んでダミープラグ140の後方への移動を規制する係止突起143が設けられている。また、操作部141の後端には、ダミープラグ140の前方への移動を規制する鍔部144が設けられている。このように、ダミープラグ140に係止突起143を設けることによって当該プラグ140の後方への移動を規制し、これによりハウジング110の内圧が高まることによってダミープラグ140が防水部材120のコンタクト挿入口121から抜け出るのを防止することができる。
また、図8は、従来の他の例のダミープラグが用いられる防水コネクタの断面図である(特許文献2参照)。
図8に示す防水コネクタ201は、複数のコンタクト収容キャビティ211を有するハウジング210を備えている。各コンタクト収容キャビティ211内には、図示しないコンタクトが収容されるようになっているとともに、コンタクトを一次的に係止するためのハウジングランス212が設けられている。また、各コンタクトは、ハウジング210の下方から挿入されるサイドリテーナ220により二次的に係止されるようになっている。そして、ハウジング210の後部(図8における右部)には、後方に突出するフード部213が設けられ、フード部213内には、嵌合状態にあるコネクタの気密状態を保つための、一括防水型の防水部材230が設けられている。防水部材230には、各コンタクト収容キャビティ211に対応する位置に複数のコンタクト挿入口231が形成されている。また、ハウジング210のフード部213には、カバー部材240が取り付けられ、このカバー部材240により防水部材230の後方への抜け止めを行うようになっている。カバー部材240には、各コンタクト収容キャビティ211に対応する位置に複数のコンタクト挿入孔241が形成されている。
また、コンタクト収容キャビティ211のうちの空きキャビティに対応したコンタクト挿入口231からの浸水を防止するために、ダミープラグ250を当該コンタクト挿入口231に挿入するようになっている。このダミープラグ250は、操作部251と、操作部251から前方に延びる防水部252と、防水部252から前方に延びる係止部253と、係止部253の先端に設けられた突起254とを備えている。防水部252は、その外形が凹凸形状に形成され、防水部材230に設けられたコンタクト挿入口231の突条231aに密着する。ダミープラグ250を当該コンタクト挿入口231に挿入すると、防水部252がコンタクト挿入口231を塞ぐとともに、防水部252がコンタクト挿入口231の突条231aに密着する。これにより、嵌合状態にあるコネクタの気密状態が保たれる。このため、コンタクト挿入口231からの浸水を防止することができる。また、突起254がサイドリテーナ220の先端部221に係合することにより、ダミープラグ250の緩み、抜けを防止することができる。
特開2004−71200号公報 特開平9−199219号公報
しかしながら、これら従来のダミープラグ140、250が用いられる防水コネクタ101、201にあっては、以下の問題点があった。
先ず、ダミープラグ140、250が用いられる防水コネクタ101、201のいずれにあっても、一旦コンタクト挿入口121、231に挿入されたダミープラグ140、250を引き抜くことが考慮された構成になっていない。例えば、自動車に用いられるコネクタにおいては、車両において回路構成を変更する等の理由により一旦コンタクト挿入口に挿入されたダミープラグを引き抜く作業が行われることがある。
図7に示す防水コネクタ101において、ダミープラグ140を引き抜くには、ハウジング110の筒部112に取り付けられたカバー部材130を当該筒部112から取外す作業が必要になる。カバー部材130を筒部112から取外すには、係止孔133に対する係止突起113の係合を解除する必要があり、その作業性は極めて悪い。
また、図8に示す防水コネクタ201において、ダミープラグ250を抜くには、サイドリテーナ220をハウジング210から取外す作業が必要になる。サイドリテーナ220をハウジング210から取外すには特殊な工具が必要になり、その作業性は極めて悪い。また、防水コネクタ201において、ダミープラグ250を引き抜くと、ダミープラグ250の先端に設けた突起254が防水部材230のコンタクト挿入口231を通過する際に防水部材230を損傷させるおそれがある。防水部材230は、一括防水型の防水部材なので、一箇所でも損傷してしまうと、防水部材全体を交換しなければならず、そのために全ての電線を挿抜しなければならならくなるという不都合がある。
従って、本発明は上述の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、一括防水型の防水部材に形成されたコンタクト挿入口から容易に引き抜くことができるダミープラグを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一括防水型の防水部材に形成されたコンタクト挿入口から引き抜くときに防水部材を損傷させるおそれを回避できるダミープラグを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のうち請求項1に係るダミープラグは、複数のコンタクト収容キャビティを有するハウジング、前記コンタクト収容キャビティに対応した複数のコンタクト挿入口を有する一括防水型の防水部材、及び該防水部材の抜け止めを行うカバー部材を備えた防水コネクタに用いられるダミープラグであって、前記コンタクト挿入口に挿入されて前記コンタクト挿入口の内周に密着する防水部と、該防水部から後方に延びる、前記防水部を前記コンタクト挿入口に挿入する際の挿入操作部と、前記カバー部材に弾性的に引っ掛かる弾性片と、前記挿入操作部から後方に向けて延びる、前記防水部を前記コンタクト挿入口から引き抜く際の引き抜き操作部とを具備し、前記挿入操作部の後端に、前記弾性片が前記カバー部材に引っ掛かったときに、前記カバー部材に接触して前記防水部の前方への移動を規制する鍔部を設け、前記引き抜き操作部は、前記挿入操作部の後端面から前記鍔部よりも後方に、かつ前記鍔部とは独立して延びており、前記弾性片は、前記防水部から後方に向けて片持ち梁状に延びて構成されるとともに、前記防水部材の後側に配置された前記カバー部材のコンタクト挿入孔の前端縁に前記弾性片が引っ掛かるようになっており、前記弾性片は、挿入側及び引っ掛かり側のそれぞれに斜面を有し、前記引き抜き操作部によって前記防水部を前記コンタクト挿入口から引き抜く際に、前記弾性片は弾性的に撓んで引っ掛かり状態が解除されるとともに、前記弾性片は前記コンタクト挿入孔に沿いつつ進行することを特徴としている。
えて、本発明のうち請求項に係るダミープラグは、請求項記載のダミープラグにおいて、前記弾性片に、前記コンタクト挿入孔に入り込む延長部を設けたことを特徴としている。
本発明に係るダミープラグによれば、カバー部材に弾性的に引っ掛かる弾性片と、挿入操作部から後方に向けて延びる、防水部を前記コンタクト挿入口から引き抜く際の引き抜き操作部とを具備しているので、引き抜き操作部を指でつまんで後方へ引っ張ることにより、防水部を引き抜くことができる。このため、簡単な操作で容易にコンタクト挿入口からダミープラグを引き抜くことができる。そして、この引き抜き操作の際には、弾性片は弾性的に撓んで引っ掛かり状態が解除されるので、ダミープラグの引き抜き作業に際し、弾性片が支障になることはない。
また、本発明に係るダミープラグによれば、前記弾性片が、前記防水部から後方に向けて延びるよう構成され、前記防水部材の後側に配置された前記カバー部材に前記弾性片が引っ掛かるようになっているので、ダミープラグの防水部を後方へ引っ張って引き抜く際に、弾性片によって防水部材が損傷することを回避することができる。
更に、本発明に係るダミープラグによれば、前記弾性片が、前記カバー部材に設けられたコンタクト挿入孔の前端縁に引っ掛かるようになっているので、防水部材とカバー部材との間の隙間を利用して引っ掛かる構造としているから、省スペース化を図ることができ、狭ピッチ化に対応することができる。
加えて、本発明に係るダミープラグによれば、前記弾性片に、前記コンタクト挿入孔に入り込む延長部を設けたので、弾性片がコンタクト挿入孔の前端縁に引っ掛かったときに、延長部により弾性片が外方へ過度に変位するのを規制できる。このためダミープラグの引き抜き作業をより容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るダミープラグを構成する第1及び第2ダミープラグが用いられる防水コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図である。図2は、図1の防水コネクタを示し、(A)は図1(C)における2A−2A線に沿う断面図、(B)は図1(C)における2B−2B線に沿う断面図である。
図1及び図2に示す防水コネクタ1は、いわゆるレバー式コネクタと呼ばれているものであって、インナーハウジング(請求項1におけるハウジングに相当)10と、フロントカバー20と、リテーナ30と、図示しないシール部材と、防水部材40と、アウターハウジング(請求項1におけるカバー部材に相当)50と、スライダ60と、レバー70と、図示しないワイヤカバーとを具備している。
ここで、インナーハウジング10は、幅方向(図2(A)において紙面に対して直交する方向)、上下方向(図2(A)において上下方向)及び前後方向(図2(A)において左右方向)に延びる略直方体形状に形成されている。そして、インナーハウジング10には、電力用コンタクト(図示せず)を収容するための、前後方向に貫通する複数のコンタクト収容キャビティ11A(図2(A)参照)及び信号用コンタクト(図示せず)を収容するための、前後方向に貫通する複数のコンタクト収容キャビティ11B(図2(B)参照)が設けられている。各コンタクト収容キャビティ11Aには、電力用コンタクトを一次的に係止するためのハウジングランス12Aが設けられ、各コンタクト収容キャビティ11Bには、信号用コンタクトを一次的に係止するためのハウジングランス12Bが設けられている。
また、フロントカバー20は、インナーハウジング10の前側に装着されるようになっている。
次に、リテーナ30は、インナーハウジング10の下側から装着され、電力用コンタクト及び信号用コンタクトを二次的に係止するようになっている。
また、図示しないシール部材は、インナーハウジング10の外周に装着され、図示しない相手コネクタとインナーハウジング10との間をシールし、嵌合部からインナーハウジング10の内部に水が浸入するのを防止するようになっている。
また、防水部材40は、一括防水型の防水部材であり、略板状に形成されてインナーハウジング10の後部に形成された防水部材収容凹部13内に収容されるようになっている。防水部材40は、エラストマ製である。防水部材40の外周面には、インナーハウジング10の内周面に密着する複数の突条43が設けられている。また、防水部材40には、コンタクト収容キャビティ11Aに対応する位置に複数のコンタクト挿入口41Aが形成され、コンタクト収容キャビティ11Bに対応する位置に複数のコンタクト挿入口41Bが形成されている。コンタクト収容キャビティ11Aに収容された電力用コンタクトに接続された電線は、コンタクト挿入口41Aを通って後方に導出され、また、コンタクト収容キャビティ11Bに収容された信号用コンタクトに接続された電線は、コンタクト挿入口41Bを通って後方に導出される。各コンタクト挿入口41A、41Bの内周には複数の突条42A、42Bが設けられ、これら突条42A、42Bが電線の外周面に密着し、嵌合状態におけるコネクタの気密状態を保つようになっている。このため、各コンタクト挿入口41A、41Bからインナーハウジング10の内部への浸水を阻止することができる。電力用コンタクトに接続された電線の直径は、信号用コンタクトに接続された電線の直径よりも太く、その直径は約1.0mm程度である。これに対して信号用コンタクトに接続された電線の直径は、約0.5mm程度である。電線の直径とは、被覆の外径を意味する。
更に、アウターハウジング50は、インナーハウジング10の後側に装着されて防水部材40の抜け止めを行うようになっている。アウターハウジング50には、図1(C)及び図2(A)に示すように、コンタクト収容キャビティ11Aに対応する位置に複数のコンタクト挿入孔51Aが設けられている。また、アウターハウジング50には、図1(C)及び図2(B)に示すように、コンタクト収容キャビティ11Bに対応する位置に複数のコンタクト挿入孔51Bが設けられている。電力用コンタクトに接続された電線は、コンタクト挿入孔51Aを通って後方に導出され、また、信号用コンタクトに接続された電線は、コンタクト挿入孔51Bを通って後方に導出される。更に、アウターハウジング50の上下両側の部分には、幅方向に延びる1対のスライダ収容溝52が設けられている。
また、スライダ60は、各スライダ収容溝52内にスライド動作可能に収容されている。スライダ60の内側の面には、相手コネクタに設けられたカムピン(図示せず)が入り込むカム溝61が形成されている。レバー70を操作することによりスライダ60がスライド動作し、これに伴ってカム溝61とカムピンの作用により、相手コネクタが嵌合したり、分離されたりするようになっている。
更に、ワイヤカバーは、アウターハウジング50の後側に取り付けられ、アウターハウジング50から後方に導出された電線の束を所定の一方向に案内するようになっている。
このように構成された防水コネクタ1において、コンタクト収容キャビティ11A、11Bのうち電力用コンタクトあるいは信号用コンタクトが収容されていない空きキャビティを残す場合がある。電力用コンタクトが収容されていない空きキャビティを残す場合には、図2、図3及び図4に示す第1ダミープラグ80Aを用い、信号用コンタクトが収容されていない空きキャビティを残す場合には、図2、図5及び図6に用いる第2ダミープラグ80Bを用いる。図3は、第1ダミープラグを示し、(A)は斜め上方から見た斜視図、(B)は斜め下方から見た斜視図である。図4は、図3の第1ダミープラグを示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は平面図、(D)は背面図、(E)は(A)における4E−4E線に沿う部分断面図である。図5は、第2ダミープラグを示し、(A)は斜め上方から見た斜視図、(B)は斜め下方から見た斜視図である。図6は、図5の第2ダミープラグを示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は平面図、(D)は背面図、(E)は(A)における6E−6E線に沿う部分断面図である。
第1ダミープラグ80Aは、図2(A)に示すように、アウターハウジング50の後方から防水部材40のコンタクト挿入口41Aに挿入されるものであって、防水部81Aと、防水部81Aから後方(図2(A)における右方)に向けて延びる挿入操作部82Aと、1対の弾性片83Aと、挿入操作部82Aから後方に向けて延びる引き抜き操作部84Aとを具備している。第1ダミープラグ80Aは、合成樹脂を成形することによって一体的に形成されている。
防水部81Aは、電力用コンタクトに接続された電線の直径と同じ直径を有する円柱状に形成され、コンタクト挿入口41Aに挿入されてコンタクト挿入口41Aの突条42Aの内周に密着するようになっている。防水部81Aがコンタクト挿入口41Aに挿入されると、防水部81Aがコンタクト挿入口41Aを塞ぎ、突条42Aが防水部81Aの外周に密着するので隙間を生じない。これにより、嵌合状態におけるコネクタの気密状態を保つことができる。このため、各コンタクト挿入口41Aからインナーハウジング10の内部への浸水を阻止することができる。
また、挿入操作部82Aは、防水部81Aから後方に向けて延び、図3に示すように、略直方体形状部に上下からスリット82aを入れて構成されている。第1ダミープラグ80Aの防水部81Aは、挿入操作部82A及びその近傍を指でつままれてアウターハウジング50の後方からコンタクト挿入孔51Aを通ってコンタクト挿入口41A内に挿入される。図2(A)に示すように、挿入操作部82Aは、第1ダミープラグ80Aの挿入完了時にはアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51A内に位置するようになっている。コンタクト収容キャビティ11Aはこのンタクト収容キャビティ11A内に収容されるコンタクトが矩形断面を有することから、その横断面形状は矩形状に形成されている。挿入操作部82Aの形状は、このコンタクト収容キャビティ11Aの横断面形状に合わせて略直方体形状を有する。なお、挿入操作部82Aは略直方体形状を有するので、コンタクト挿入孔51A内で第1ダミープラグ80Aの回転を防止することができる。
また、1対の弾性片83Aは、図4(E)に示すように、防水部81Aの後端上下角縁から互いに上下に広がるように斜め後方に向けて片持ち梁状に延びている。そして、各弾性片83Aは、図2(A)に示すように、第1ダミープラグ80Aの挿入完了時において、防水部材40の後側に配置されたアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かるようになっている。各弾性片83Aは、コンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かり、防水部材40とアウターハウジング50との間の隙間を利用して引っ掛かる構造としているから、省スペース化を図ることができ、狭ピッチ化に適する。そして、第1ダミープラグ80Aの防水部81Aをコンタクト挿入口41A内に挿入する際に、1対の弾性片83Aは内側(下側の弾性片83Aは上側、上側の弾性片83Aは下側)に弾性的に撓んだ状態でアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aの上下面に沿いつつ進行し、第1ダミープラグ80Aの挿入完了時には元の状態に復元してアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かる。1対の弾性片83Aがコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かるときには、第1ダミープラグ80Aの後方への移動が規制される。このときの第1ダミープラグ80Aの後方への移動を規制する力、即ち保持力は、1対の弾性片83Aの弾性力によって決定される。引っ掛かる部分を弾性変形しない部材で構成すると、この保持力を調整するには、引っ掛かる部分の肉厚を変更したりする必要があり、困難である。これに対し、第1ダミープラグ80Aのように、引っ掛かる部分を弾性変形可能に構成してその弾性力によって上記保持力を調整するようにすれば、その調整を容易に行うことができる。
更に、引き抜き操作部84Aは、挿入操作部82Aの後端面の上下方向及び左右方向中央部から後方に向けて板状に延びている。第1ダミープラグ80Aの防水部81Aは、引き抜き操作部84Aを指でつまんで後方へ引っ張ることにより、アウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aを通って後方に引き抜くことができる。このため、簡単な操作で容易にコンタクト挿入口41Aから第1ダミープラグ80Aを引き抜くことができる。第1ダミープラグ80Aの防水部81Aを引き抜く際に、1対の弾性片83Aは内側(下側の弾性片83Aは上側、上側の弾性片83Aは下側)に弾性的に撓んで引っ掛かり状態が解除される。そして、1対の弾性片83Aは、アウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aの上下面に沿いつつ進行し、第1ダミープラグ80Aの引き抜き完了時には元の状態に復元される。このため、第1ダミープラグ80Aの引き抜き作業に際し、弾性片83Aが支障にはならない。
また、各弾性片83Aは、第1ダミープラグ80Aの挿入完了時において、防水部材40の後側に配置されたアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かるようになっている。各弾性片83Aは防水部材40の後側に位置するところで引っ掛かっているから、第1ダミープラグ80Aの防水部81Aを後方へ引っ張って引き抜く際に、防水部材40を損傷することはない。
そして、挿入操作部82Aの後端には、上下左右方向に張り出す鍔部86Aが設けられている。この鍔部86Aは、第1ダミープラグ80Aの挿入が完了して1対の弾性片83Aがコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かったときに、アウターハウジング50の後端面に接触し、第1ダミープラグ80Aの前方への移動を規制するようになっている。
また、1対の弾性片83Aのそれぞれには、アウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Aに入り込む延長部85Aが設けられている。この延長部85Aは、1対の弾性片83Aのそれぞれから後方に向けて延び、第1ダミープラグ80Aの挿入が完了して1対の弾性片83Aがコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かったときにおいても、コンタクト挿入孔51Aに入りこんでいる。このため、1対の弾性片83Aのそれぞれがコンタクト挿入孔51Aの前端縁に引っ掛かったときに外方へ過度に変位するのを規制できる。1対の弾性片83Aのそれぞれが引っ掛かり時において外方へ過度に変位していると、第1ダミープラグ80Aの引き抜き時に弾性片83Aがアウターハウジング50の前端面にぶつかって第1ダミープラグ80Aを引き抜くことが困難になる。このため、1対の弾性片83Aの外方への過度の変位を規制することにより、第1ダミープラグ80Aの引き抜き作業をより容易に行うことができる。
次に、第2ダミープラグ80Bは、アウターハウジング50の後方から防水部材40のコンタクト挿入口41Bに挿入されるものであって、防水部81Bと、防水部81Bから後方に向けて延びる挿入操作部82Bと、弾性片83B及び弾性変位しない突起83Baと、挿入操作部82Bから後方に向けて延びる引き抜き操作部84Bとを具備している。第2ダミープラグ80Bは、合成樹脂を成形することによって一体的に形成されている。
防水部81Bは、信号用コンタクトに接続された電線の直径と同じ直径を有する円柱状に形成され、コンタクト挿入口41Bに挿入されてコンタクト挿入口41Bの突条42Bの内周に密着するようになっている。防水部81Bがコンタクト挿入口41Bに挿入されると、防水部81Bがコンタクト挿入口41Bを塞ぎ、突条42Bが防水部81Bの外周に密着するので隙間を生じない。これにより、嵌合状態におけるコネクタの気密状態を保つことができる。このため、各コンタクト挿入口41Bからインナーハウジング10の内部への浸水を阻止することができる。
また、挿入操作部82Bは、防水部81Bから後方に向けて延び、図5(A)に示すように、略円筒形状部に上からスリット82bを入れて構成されている。第2ダミープラグ80Bの防水部81Bは、挿入操作部82B及びその近傍を指でつままれてアウターハウジング50の後方からコンタクト挿入孔51Bを通ってコンタクト挿入口41B内に挿入される。図2(B)に示すように、挿入操作部82Bは、第2ダミープラグ80Bの挿入完了時にはアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51B内に位置するようになっている。挿入操作部82Bは、略円筒形状を有することから、コンタクト挿入孔51B内で第2ダミープラグ80Bの回転を防止することはできない。しかし、防水部81Bのコンタクト挿入口41Bへの挿入時に回転方向の位置決め作業を必要としないので、防水部81Bの挿入作業性を良好なものとすることができる。特に、第2ダミープラグ80Bの防水部81Bは、信号用コンタクトに接続された電線の直径と同じ直径を有する円柱状に形成されていることから、第2ダミープラグ80B全体が小さいので、挿入作業性を高めることが重要である。
また、弾性片83Bは、図6(E)に示すように、防水部81Bの後端上角縁から斜め上に延びるように後方に向けて片持ち梁状に延びている。また、弾性変形しない突起83Baは、弾性片83Bと上下方向で対称となるように挿入操作部82Bの下端から突出形成されている。そして、弾性片83B及び突起83Baは、図2(B)に示すように、第2ダミープラグ80Bの挿入完了時において、防水部材40の後側に配置されたアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かるようになっている。弾性片83B及び突起83Baは、コンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かり、防水部材40とアウターハウジング50との間の隙間を利用して引っ掛かる構造としているから、省スペース化を図ることができ、狭ピッチ化に対応することができる。第2ダミープラグ80Bの防水部81Bをコンタクト挿入口41B内に挿入する際に、弾性片83Bは下側に弾性的に撓んだ状態でアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの上面に沿いつつ進行し、第2ダミープラグ80Bの挿入完了時には元の状態に復元してアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かる。また、このとき突起83Baは上側に撓まずにやや押しつぶされながらアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの下面に沿いつつ進行し、第2ダミープラグ80Bの挿入完了時にはアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かる。これにより、第2ダミープラグ80Bの後方への移動が規制される。
更に、引き抜き操作部84Bは、挿入操作部82Aの後端面の上下方向やや下方部かつ左右方向中央部から後方に向けて板状に延びている。第2ダミープラグ80Bの防水部81Bは、引き抜き操作部84Bを指でつまんで後方へ引っ張ることにより、アウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bを通って後方に引き抜くことができる。第2ダミープラグ80Bの防水部81Bを引き抜く際に、弾性片83Bは下側に弾性的に撓み、引っ掛かり状態が解除される。そして、弾性片83Bがアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの上面に沿いつつ進行し、第2ダミープラグ80Bの引き抜き完了時には元の状態に復元される。このため、第2ダミープラグ80Bの引き抜き作業に際し、弾性片83Bが支障にはならない。また、このとき突起83Baは上側にたわまずにやや押しつぶされながらアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの下面に沿いつつ進行し、第2ダミープラグ80Bの引き抜き完了時には元の状態に復元される。
また、弾性片83B及び突起83Baは、第2ダミープラグ80Bの挿入完了時において、防水部材40の後側に配置されたアウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かるようになっている。弾性片83B及び突起83Baは、防水部材40の後側に位置するところで引っ掛かるから、第2ダミープラグ80Bの防水部81Bを後方へ引っ張って引き抜く際に、防水部材40を損傷することはない。
そして、挿入操作部82Bの後端面には、上下左右方向に張り出す鍔部86Bが設けられている。この鍔部86Bは、第2ダミープラグ80Bの挿入が完了して弾性片83B及び突起83Baがコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かったときに、アウターハウジング50の後端面に接触し、第2ダミープラグ80Bの前方への移動を規制するようになっている。
また、弾性片83Bには、アウターハウジング50のコンタクト挿入孔51Bに入り込む延長部85Bが設けられている。この延長部85Bは、弾性片83Bから後方に向けて延び、第2ダミープラグ80Bの挿入が完了して弾性片83Bがコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かったときにおいても、コンタクト挿入孔51Bに入りこんでいる。このため、弾性片83Bがコンタクト挿入孔51Bの前端縁に引っ掛かったときに上方へ過度に変位するのを規制できる。
本発明に係るダミープラグを構成する第1及び第2ダミープラグが用いられる防水コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図である。 図1の防水コネクタを示し、(A)は図1(C)における2A−2A線に沿う断面図、B)は図1(C)における2B−2B線に沿う断面図である。 第1ダミープラグを示し、(A)は斜め上方から見た斜視図、(B)は斜め下方から見た斜視図である。 図3の第1ダミープラグを示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は平面図、(D)は背面図、(E)は(A)における4E−4E線に沿う部分断面図である。 第2ダミープラグを示し、(A)は斜め上方から見た斜視図、(B)は斜め下方から見た斜視図である。 図5の第2ダミープラグを示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は平面図、(D)は背面図、(E)は(A)における6E−6E線に沿う部分断面図である。 従来例のダミープラグが用いられる防水コネクタの断面図である。 従来の他の例のダミープラグが用いられる防水コネクタの断面図である。
符号の説明
10 インナーハウジング(ハウジング)
11A,11B コンタクト収容キャビティ
40 防水部材
41A,41B コンタクト挿入口
50 アウターハウジング(カバー部材)
80A 第1ダミープラグ(ダミープラグ)
80B 第2ダミープラグ(ダミープラグ)
81A,81B 防水部
82A,82B 挿入操作部
83A,83B 弾性片
84A,84B 引き抜き操作部
85A,85B 延長部

Claims (2)

  1. 複数のコンタクト収容キャビティを有するハウジング、前記コンタクト収容キャビティに対応した複数のコンタクト挿入口を有する一括防水型の防水部材、及び該防水部材の抜け止めを行うカバー部材を備えた防水コネクタに用いられるダミープラグであって、
    前記コンタクト挿入口に挿入されて前記コンタクト挿入口の内周に密着する防水部と、該防水部から後方に延びる、前記防水部を前記コンタクト挿入口に挿入する際の挿入操作部と、前記カバー部材に弾性的に引っ掛かる弾性片と、前記挿入操作部から後方に向けて延びる、前記防水部を前記コンタクト挿入口から引き抜く際の引き抜き操作部とを具備し、
    前記挿入操作部の後端に、前記弾性片が前記カバー部材に引っ掛かったときに、前記カバー部材に接触して前記防水部の前方への移動を規制する鍔部を設け、
    前記引き抜き操作部は、前記挿入操作部の後端面から前記鍔部よりも後方に、かつ前記鍔部とは独立して延びており、
    前記弾性片は、前記防水部から後方に向けて片持ち梁状に延びて構成されるとともに、前記防水部材の後側に配置された前記カバー部材のコンタクト挿入孔の前端縁に前記弾性片が引っ掛かるようになっており、
    前記弾性片は、挿入側及び引っ掛かり側のそれぞれに斜面を有し、
    前記引き抜き操作部によって前記防水部を前記コンタクト挿入口から引き抜く際に、前記弾性片は弾性的に撓んで引っ掛かり状態が解除されるとともに、前記弾性片は前記コンタクト挿入孔に沿いつつ進行することを特徴とするダミープラグ。
  2. 前記弾性片に、前記コンタクト挿入孔に入り込む延長部を設けたことを特徴とする請求項記載のダミープラグ。
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