JP5678827B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
レバー式コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5678827B2 JP5678827B2 JP2011155484A JP2011155484A JP5678827B2 JP 5678827 B2 JP5678827 B2 JP 5678827B2 JP 2011155484 A JP2011155484 A JP 2011155484A JP 2011155484 A JP2011155484 A JP 2011155484A JP 5678827 B2 JP5678827 B2 JP 5678827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- housing
- locking
- locking piece
- elastic locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
なお、上記のような不具合は、保持手段としての弾性係止片がレバー側に設けられる一方、係止孔がハウジング側に設けられた構造のものについても、同様に生ずるところである。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、レバーを初期位置に保持する保持力を高めるところにある。
すなわち、レバーを初期位置に保持する保持力が高められて、レバーが初期位置から不必要に回動することが防止され、そのため例えば両ハウジングを初めに嵌合する作業をスムーズにかつ確実に行うことができる。
テーパ面が弾性係止片を押さえることで、同テーパ面が弾性係止片の浮き上がりを規制するのみならず、弾性係止片を係止孔側に向けて押し込む分力が作用するために、係止部が係止孔内により確実に留められる。
本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
本実施形態のレバー式コネクタは、図1に示すように、互いに嵌合される雄ハウジング10と雌ハウジング40とを備え、雄ハウジング10に対してレバー20が装着されている。
フード部11の左右の側壁には、その開口縁(前端縁)から後方(フード部11の奥側)に向けて直線状に切欠されたフォロワピン41の進入溝(以下、ピン進入溝13)が形成されているとともに、このピン進入溝13の奥端よりも少し後方位置に支持軸14が立てられている。
なお、係止部36における上面(図6の右側面)と、係止孔16における下面(同図の左側面:下側の側壁16A)とはそれぞれ傾斜面となっているが、これらは成形型の型抜きのために形成されたものであって、機能的には共にストレート面であってもよい。
雌ハウジング40の左右の側面には、相手の雄ハウジング10に装着されたレバー20のカム溝26に嵌合可能なフォロワピン41がそれぞれ立てられている。フォロワピン41はまた、雄ハウジング10に形成されたピン進入溝13に前方から進入可能である。
レバー20が雄ハウジング10に対して初期位置にある状態では、図1に示すように、カム溝26の入口27が、ピン進入溝13と整合して前方に開口している。それとともに、弾性係止片35が解除部進入溝15(係止孔16)と整合する位置にあって、図6に示すように、弾性係止片35の係止部36が係止孔16に嵌合し、これによりレバー20が初期位置に保持されている。
この場合、図8及び図9の比較例として示すように、レバー20の収容空間100の上側(図8の右側)の側壁がストレート面100Xであると、図8の矢線Aに示す方向にレバー20の回動力が作用した場合に、図9に示すように、弾性係止片35が収容空間100のストレート面100Xからなる側壁で押されて、係止孔16の下側(同図の左側)の側壁16Aの角部に押し付けられつつ弾性係止片35が捻れるように変形し、さらに回動力が加わると、係止部36が同角部上を滑るようにして収容空間100側に浮き上がり、最後には係止孔16から抜け出て係止が解除され、引き続いてレバー20が回動してしまうおそれがある。
回動力が除去されると、弾性係止片35の復元弾力等を受けてレバー20が正規の初期位置に戻り、同初期位置で保持される。
また、そのための手段も、弾性係止片35を設けた収容空間30の側壁30Aをテーパ面50に形成するだけであって、最小限の設計変更で対応でき、ひいては安価に対応することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、収容空間の側壁にテーパ面を形成することで脱外阻止手段を設けた場合を例示したが、その他に、同収容空間の側壁をストレート面に留めたままで、同側壁の上部側に、弾性係止片を係止孔側に押さえることが可能な押さえ部を突出形成することにより、脱外阻止手段を設けた構成としてもよい。
(2)弾性係止片の延出する向きは、レバーが回動される方向と交差する方向であれば、適宜に選択することができる。
(4)上記実施形態とは逆に、雄ハウジング側に弾性係止片を、レバー側に係止孔を設けることで保持手段を構成するようにしてもよい。
(5)さらに本発明は、雄雌一対のハウジングのうち雌ハウジング側にレバーを設けた形式のレバー式コネクタにも同様に適用することが可能である。
11…フード部
14…支持軸
16…係止孔(保持手段)
20…レバー
21…アーム部
26…カム溝
27…(カム溝26の)入口
30…収容空間
30A…側壁
35…弾性係止片(保持手段)
36…係止部
40…雌ハウジング(相手ハウジング)
41…フォロワピン
43…係止解除部
50…テーパ面(押さえ部:脱外阻止手段)
Claims (2)
- 相手ハウジングと嵌合可能なハウジングには、カム溝を有するレバーが回動可能に装着されるとともに、同レバーを前記カム溝の入口が前記相手ハウジング側を向いた初期位置に保持する保持手段が備えられ、この保持手段は、前記レバーと前記ハウジングのいずれか一方に設けられた弾性係止片の係止部が、前記レバーと前記ハウジングのいずれか他方に開口された係止孔に嵌合することで構成されており、
前記レバーを初期位置に保持した状態で前記ハウジングを前記相手ハウジングに浅く嵌合することに伴い、前記相手ハウジングに設けられたフォロワピンが前記レバーの前記カム溝の入口に進入するとともに、前記相手ハウジングに設けられた係止解除部が前記弾性係止片と係合して同弾性係止片を弾性変位させることにより前記係止部を前記係止孔から脱外させて前記レバーの回動が許容される状態とされ、この状態から前記レバーを嵌合位置に向けて回動させることに伴い、前記カム溝と前記フォロワピンとの係合によるカム作用で前記相手ハウジングが前記ハウジングに引き込まれて嵌合されるレバー式コネクタにおいて、
前記レバーと前記ハウジングのうち前記弾性係止片が設けられた側には、初期位置に保持された状態の前記レバーが嵌合位置に向けて回動されることにより前記係止部が前記係止孔の側面に押し付けられつつ前記弾性係止片が捻れ変形することに伴い前記係止部が前記係止孔から脱外しようとした場合にこれを阻止する脱外阻止手段が設けられており、
前記保持手段を構成する前記弾性係止片は片持ち状をなして前記レバーまたは前記ハウジングに形成された収容空間内で弾性撓み可能に設けられ、前記弾性係止片の先端に設けられた前記係止部が、前記収容空間と対向して配された前記係止孔に嵌合されており、前記収容空間の側壁に前記弾性係止片を前記係止孔側に押さえる押さえ部が設けられることにより前記脱外阻止手段が構成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記収容空間の前記側壁が前記係止孔側に向けて幅広となるようなテーパ面として形成され、このテーパ面が前記押さえ部であることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011155484A JP5678827B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | レバー式コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011155484A JP5678827B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | レバー式コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013020904A JP2013020904A (ja) | 2013-01-31 |
JP5678827B2 true JP5678827B2 (ja) | 2015-03-04 |
Family
ID=47692133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011155484A Active JP5678827B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | レバー式コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5678827B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6394981B2 (ja) | 2015-05-11 | 2018-09-26 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
JP7139981B2 (ja) | 2019-02-01 | 2022-09-21 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4497038B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2010-07-07 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
-
2011
- 2011-07-14 JP JP2011155484A patent/JP5678827B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013020904A (ja) | 2013-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5846105B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
US8353712B2 (en) | Lever-type connector | |
JP4497038B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
EP2523266A1 (en) | Lever-type connector | |
JP4282088B2 (ja) | コネクタ組立体 | |
EP2284960A1 (en) | Lever-type connector | |
JP4823285B2 (ja) | 電気コネクタ | |
US8419462B2 (en) | Lever type connector | |
JP6492030B2 (ja) | コネクタ | |
JP4247920B2 (ja) | レバーコネクタ | |
JP5678827B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP3494285B2 (ja) | コネクタ | |
JP6587595B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP2010067469A (ja) | コネクタ | |
JP5233957B2 (ja) | コネクタ | |
JP3745608B2 (ja) | フロントホルダの係止構造 | |
JP2007184164A (ja) | レバー式コネクタ | |
JP2008177096A (ja) | コネクタのロック機構 | |
KR101449870B1 (ko) | 레버식 커넥터 | |
JP2010257917A (ja) | ショート端子 | |
JP5561118B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP5406746B2 (ja) | コネクタ | |
JP5737213B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP2013080662A (ja) | コネクタ | |
JP4904206B2 (ja) | レバーコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141222 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5678827 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |