JP5678827B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
従来、レバー式コネクタの一例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、互いに嵌合可能な一対のハウジングを備え、一方のハウジングにはカム溝を有するレバーが初期位置から嵌合位置に向けて回動可能に装着され、レバーを初期位置に保持した状態で一方のハウジングを他方のハウジングに浅く嵌合すると、他方のハウジングに設けられたフォロワピンがレバーのカム溝の入口に進入し、この状態からレバーを嵌合位置に向けて回動させることに伴い、カム溝とフォロワピンとの係合によるカム作用で両ハウジングが互いに引き寄せられて嵌合されるようになっている。
一方、初めの両ハウジングの嵌合操作をスムーズに行うために、レバーを初期位置に保持する手段が講じられており、当該特許文献1では、レバーが装着された側のハウジングの外面に、先端に係止部が設けられた弾性係止片が弾性撓み可能に設けられて、その係止部がレバーに開口された係止孔に嵌ることでレバーの回動が規制された状態に保持され、初めに両ハウジングを嵌合することに伴い、相手のハウジングに設けられた係止解除部が弾性係止片と係合して同弾性係止片を弾性撓みさせることにより係止部を係止孔から脱外させ、これによりレバーの回動が許容される状態とされるようになっている。
特開2003−36928号公報
しかるに従来の保持構造では、初期位置に保持されたレバーに対して無理に嵌合位置に向けて回動させるような力が作用した場合に、係止部が係止孔の側面に押し付けられつつ弾性係止片が捻れるように変形し、それに起因して係止部が係止孔から抜け出て、レバーが回動してしまうことがあった。弾性係止片に設けた係止部の係止孔に対する掛かり代を大きく取れば、係止部は抜け難くなるが、そうすると、正規に係止部を係止孔から抜く場合に弾性係止片を大きく弾性撓みさせる必要があり、それだけ弾性係止片の撓み許容空間を大きく取る必要があってハウジング等の大型化に繋がるため、簡単には対応できない。
なお、上記のような不具合は、保持手段としての弾性係止片がレバー側に設けられる一方、係止孔がハウジング側に設けられた構造のものについても、同様に生ずるところである。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、レバーを初期位置に保持する保持力を高めるところにある。
本発明は、相手ハウジングと嵌合可能なハウジングには、カム溝を有するレバーが回動可能に装着されるとともに、同レバーを前記カム溝の入口が前記相手ハウジング側を向いた初期位置に保持する保持手段が備えられ、この保持手段は、前記レバーと前記ハウジングのいずれか一方に設けられた弾性係止片の係止部が、前記レバーと前記ハウジングのいずれか他方に開口された係止孔に嵌合することで構成されており、前記レバーを初期位置に保持した状態で前記ハウジングを前記相手ハウジングに浅く嵌合することに伴い、前記相手ハウジングに設けられたフォロワピンが前記レバーの前記カム溝の入口に進入するとともに、前記相手ハウジングに設けられた係止解除部が前記弾性係止片と係合して同弾性係止片を弾性変位させることにより前記係止部を前記係止孔から脱外させて前記レバーの回動が許容される状態とされ、この状態から前記レバーを嵌合位置に向けて回動させることに伴い、前記カム溝と前記フォロワピンとの係合によるカム作用で前記相手ハウジングが前記ハウジングに引き込まれて嵌合されるレバー式コネクタにおいて、前記レバーと前記ハウジングのうち前記弾性係止片が設けられた側には、初期位置に保持された状態の前記レバーが嵌合位置に向けて回動されることにより前記係止部が前記係止孔の側面に押し付けられつつ前記弾性係止片が捻れ変形することに伴い前記係止部が前記係止孔から脱外しようとした場合にこれを阻止する脱外阻止手段が設けられており、前記保持手段を構成する前記弾性係止片は片持ち状をなして前記レバーまたは前記ハウジングに形成された収容空間内で弾性撓み可能に設けられ、前記弾性係止片の先端に設けられた前記係止部が、前記収容空間と対向して配された前記係止孔に嵌合されており、前記収容空間の側壁に前記弾性係止片を前記係止孔側に押さえる押さえ部が設けられることにより前記脱外阻止手段が構成されている構成としたところに特徴を有する。
初期位置に保持されたレバーに対して無理に嵌合位置に向けて回動させるような力が作用した場合、係止部が係止孔の側面に押し付けられつつ弾性係止片が捻れ変形して係止部が係止孔から脱外しようとしたとしても、脱外阻止手段によりこれが阻止されて係止部が係止孔内に留められ、それ以上嵌合位置側へ回動することが防止される。
すなわち、レバーを初期位置に保持する保持力が高められて、レバーが初期位置から不必要に回動することが防止され、そのため例えば両ハウジングを初めに嵌合する作業をスムーズにかつ確実に行うことができる。
また、弾性係止片が捻れ変形して係止部が係止孔から脱外しようとした場合に、収容空間の側壁に設けられた押さえ部が弾性係止片を係止孔側に押さえ、係止部を係止孔内に留める。
(2)前記収容空間の前記側壁が前記係止孔側に向けて幅広となるようなテーパ面として形成され、このテーパ面が前記押さえ部である。
テーパ面が弾性係止片を押さえることで、同テーパ面が弾性係止片の浮き上がりを規制するのみならず、弾性係止片を係止孔側に向けて押し込む分力が作用するために、係止部が係止孔内により確実に留められる。
本発明によれば、レバーを初期位置に保持する保持力が高められ、レバーが初期位置から不必要に回動することを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る雄雌のハウジングの嵌合前の状態の側面図 図1のII−II線拡大断面図 両ハウジングが浅く嵌合された状態の側面図 両ハウジングが正規嵌合された状態の側面図 レバーが初期位置から無理に回動操作された状態の側面図 図1のVI−VI線で切断したレバーの保持構造を示す概略断面図 図5のVII−VII線で切断した係止部の脱外阻止動作を示す概略断面図 比較例に係るレバーの保持構造を示す概略断面図 その係止部が脱外に至る動作を説明する概略断面図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
本実施形態のレバー式コネクタは、図1に示すように、互いに嵌合される雄ハウジング10と雌ハウジング40とを備え、雄ハウジング10に対してレバー20が装着されている。
雄ハウジング10は合成樹脂製であって、前面側に雌ハウジング40が嵌合される角形のフード部11が設けられた形状であり、この雄ハウジング10には、図示しない複数の雄端子が、それぞれタブをフード部11内に突出させた形態で収容されている。
フード部11の左右の側壁には、その開口縁(前端縁)から後方(フード部11の奥側)に向けて直線状に切欠されたフォロワピン41の進入溝(以下、ピン進入溝13)が形成されているとともに、このピン進入溝13の奥端よりも少し後方位置に支持軸14が立てられている。
フード部11の左右の側壁における上記のピン進入溝13の所定間隔を開けた下方位置には、同じく開口縁から後方に向けてピン進入溝13と平行に直線状に切欠された解除部進入溝15が形成されている。図2に示すように、この解除部進入溝15における入口から所定寸法入った領域が、後記する弾性係止片35と協働してレバー20を初期位置に保持することに機能する係止孔16となっている。
雄ハウジング10に装着されるレバー20は同じく合成樹脂製であって、左右一対の板状をなすアーム部21と、この両アーム部21の端部同士を連結した操作部22とからなり、全体として門形をなしている。アーム部21には軸受孔24が形成されており、この軸受孔24を支持軸14に嵌合させることで、レバー20は、その両アーム部21をフード部11の両側壁の外側面に沿わせた姿勢で、初期位置(図1及び図3参照)と、嵌合位置(図4参照)との間で回動し得るように雄ハウジング10に対して支持されている。アーム部21には、その内面を凹ませた形態のカム溝26が、その直線状の入口27をアーム部21の外縁に開口させて形成されている。レバー20が初期位置にあるときには、カム溝26の入口27が、相手の雌ハウジング40との嵌合方向である前方に開口した形態を取る。
アーム部21には、上記した係止孔16とともに保持手段を構成する弾性係止片35が形成されている。そのため、アーム部21において、レバー20が図1に示す初期位置にある場合の係止孔16の直ぐ外側に対応する位置には、係止孔16の幅よりも少し幅広で前後方向に長い収容空間30が、同アーム部21の表裏両面に貫通した形態で形成されている。
この収容空間30の奥壁30Bにおける内側位置からは、図2に示すように、弾性係止片35が前方に向けて片持ち状に延出形成され、基端部を中心として先端側が外方への撓み変位可能となっている。弾性係止片35は、図6に示すように、係止孔16よりも僅かに幅狭に形成され、先端側の内面に、係止孔16内に嵌合可能な係止部36が形成されている。係止部36は、自然状態において係止孔16の略半分の深さ位置まで嵌合されるようになっており、その前面角部には丸みが付されて誘導面37が形成されている(図2参照)。
上記のような保持手段が構成されていることにより、レバー20が図1及び図6の矢線Aに示すように、初期位置から嵌合位置に向けて回動しようとした場合に、弾性係止片35の係止部36の下面36A(図6の左側面)が、係止孔16の下側の側壁16A(同図の左側面)に当たることでこれが規制され、すなわちレバー20が初期位置に保持されるようになっている。
なお、係止部36における上面(図6の右側面)と、係止孔16における下面(同図の左側面:下側の側壁16A)とはそれぞれ傾斜面となっているが、これらは成形型の型抜きのために形成されたものであって、機能的には共にストレート面であってもよい。
雌ハウジング40は同じく合成樹脂製であって、上記した雄ハウジング10のフード部11内に嵌合可能なブロック状に形成されており、雌ハウジング40には、図示しない複数の雌端子が、雄ハウジング10に収容された雄端子と整合した配列で収容されている。
雌ハウジング40の左右の側面には、相手の雄ハウジング10に装着されたレバー20のカム溝26に嵌合可能なフォロワピン41がそれぞれ立てられている。フォロワピン41はまた、雄ハウジング10に形成されたピン進入溝13に前方から進入可能である。
フォロワピン41の下方位置には、同じく雄ハウジング10の解除部進入溝15に前方から進入可能な前後方向に延びたリブ状の係止解除部43が形成されている。係止解除部43は詳細には、雌ハウジング40の後縁からフォロワピン41の前端部の位置まで延びて形成され、解除部進入溝15の幅より少し小さい幅と、同解除部進入溝15(係止孔16)の外面(図2の上側)、言い換えるとレバー20のアーム部21の内面21Aに達する高さを有している。係止解除部43の前面はテーパ状のガイド面44とされている。
図1に示すように、レバー20が初期位置に保持された雄ハウジング10のフード部11内に雌ハウジング40が嵌合されると、フォロワピン41がピン進入溝13並びにカム溝26の入口27に進入するとともに、係止解除部43が解除部進入溝15に進入し、図3に示すように、フォロワピン41がカム溝26の入口27の奥端まで進入すると、係止解除部43の先端が、弾性係止片35の係止部36の位置に達して、同係止部36を外方に押し上げつつ弾性係止片35の先端側を収容空間30内に弾性変位させ、係止部36が係止孔16から外方に抜け出た状態に維持されることで、レバー20が当該初期位置から嵌合位置に向けて回動可能な状態とされる。なお、係止部36が係止孔16から抜けて収容空間30内に弾性変位した場合、係止部36は収容空間30の外面から飛び出ることなく同収容空間30内に収まるようになっている。
さて、この実施形態では、図6に示すように、収容空間30における上側の側壁30A(同図の右側面)が、係止孔16側に向けて次第に幅広となるようなテーパ面50として形成されている。
本実施形態の作用を説明する。
レバー20が雄ハウジング10に対して初期位置にある状態では、図1に示すように、カム溝26の入口27が、ピン進入溝13と整合して前方に開口している。それとともに、弾性係止片35が解除部進入溝15(係止孔16)と整合する位置にあって、図6に示すように、弾性係止片35の係止部36が係止孔16に嵌合し、これによりレバー20が初期位置に保持されている。
この状態から、図1の矢線Bに示すように、雄ハウジング10のフード部11内に相手の雌ハウジング40を嵌合すると、フォロワピン41がピン進入溝13並びにカム溝26の入口27に進入するとともに、係止解除部43が解除部進入溝15に進入し、図3に示すように、フォロワピン41がカム溝26の入口27の奥端まで進入すると、係止解除部43の先端が、弾性係止片35の係止部36の位置に達して、同係止部36を外方に押し上げつつ弾性係止片35の先端側を収容空間30内に弾性変位させ、係止部36が係止孔16から外方に抜け出た状態に維持される。これにより弾性係止片35と係止孔16との係止によるレバー20の保持が解除され、レバー20は嵌合位置側への回動を許容された状態となる。
続いて、レバー20を嵌合位置に向けて回動させると、カム溝26とフォロワピン41との係合によるカム作用により、雌ハウジング40が雄ハウジング10のフード部11内に引き込まれ、図4に示すように、雄雌のハウジング10,40が嵌合状態に至る。レバー20が回動する過程では、弾性係止片35は外側へ弾性変位した状態のままでその係止部36をフード部11の左右両側壁の外側面上で摺動させるが、レバー20が嵌合位置に達して雄雌のハウジング10,40が正規嵌合された状態では、詳しくは図示しないが、係止部36がフード部11の左右両側壁に設けられた逃がし凹部に対応することで、弾性係止片35は元姿勢に向けて弾性復帰する。
ところで、レバー20を雄ハウジング10に対して装着して初期位置に保持してから、相手の雌ハウジング40と嵌合する作業を行う前までの間、例えば嵌合作業位置に搬入する間等に、図5に示すように、レバー20に対して無理に嵌合位置に向けて回動させるような力が作用する場合がある。
この場合、図8及び図9の比較例として示すように、レバー20の収容空間100の上側(図8の右側)の側壁がストレート面100Xであると、図8の矢線Aに示す方向にレバー20の回動力が作用した場合に、図9に示すように、弾性係止片35が収容空間100のストレート面100Xからなる側壁で押されて、係止孔16の下側(同図の左側)の側壁16Aの角部に押し付けられつつ弾性係止片35が捻れるように変形し、さらに回動力が加わると、係止部36が同角部上を滑るようにして収容空間100側に浮き上がり、最後には係止孔16から抜け出て係止が解除され、引き続いてレバー20が回動してしまうおそれがある。
それに対して本実施形態では、図6に示すように、収容空間30における上側(同図の右側)の側壁30Aが、係止孔16側に向けて次第に幅広となるようなテーパ面50として形成されている。そのため、図6の矢線Aに示すように、レバー20に対して無理に嵌合位置に向けて回動させるような力が作用した場合、図7に示すように、弾性係止片35が収容空間30の側壁のテーパ面50で押され、一旦係止孔16の下側(同図の左側)の側壁16Aの角部に押し付けられつつ弾性係止片35が捻れるように変形するが、さらに回動力が作用した場合、テーパ面50が弾性係止片35を押さえることになるため、テーパ面50が弾性係止片35の浮き上がりを規制するのみならず、弾性係止片35を係止孔16側に向けて押し込む分力Fが作用することから、係止部36が係止孔16内に留まり、その結果、それ以上嵌合位置側へ回動することが防止される。
回動力が除去されると、弾性係止片35の復元弾力等を受けてレバー20が正規の初期位置に戻り、同初期位置で保持される。
本実施形態によれば、レバー20を初期位置に保持する保持力が高められて、レバー20が初期位置から不必要に回動することが防止され、そのため雄雌のハウジング10,40を初めに嵌合する作業をスムーズにかつ確実に行うことができる。
また、そのための手段も、弾性係止片35を設けた収容空間30の側壁30Aをテーパ面50に形成するだけであって、最小限の設計変更で対応でき、ひいては安価に対応することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、収容空間の側壁にテーパ面を形成することで脱外阻止手段を設けた場合を例示したが、その他に、同収容空間の側壁をストレート面に留めたままで、同側壁の上部側に、弾性係止片を係止孔側に押さえることが可能な押さえ部を突出形成することにより、脱外阻止手段を設けた構成としてもよい。
(2)弾性係止片の延出する向きは、レバーが回動される方向と交差する方向であれば、適宜に選択することができる。
(3)弾性係止片は、レバーにおける左右いずれか一方のアーム部のみに設けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態とは逆に、雄ハウジング側に弾性係止片を、レバー側に係止孔を設けることで保持手段を構成するようにしてもよい。
(5)さらに本発明は、雄雌一対のハウジングのうち雌ハウジング側にレバーを設けた形式のレバー式コネクタにも同様に適用することが可能である。
10…雄ハウジング(ハウジング)
11…フード部
14…支持軸
16…係止孔(保持手段)
20…レバー
21…アーム部
26…カム溝
27…(カム溝26の)入口
30…収容空間
30A…側壁
35…弾性係止片(保持手段)
36…係止部
40…雌ハウジング(相手ハウジング)
41…フォロワピン
43…係止解除部
50…テーパ面(押さえ部:脱外阻止手段)

Claims (2)

  1. 相手ハウジングと嵌合可能なハウジングには、カム溝を有するレバーが回動可能に装着されるとともに、同レバーを前記カム溝の入口が前記相手ハウジング側を向いた初期位置に保持する保持手段が備えられ、この保持手段は、前記レバーと前記ハウジングのいずれか一方に設けられた弾性係止片の係止部が、前記レバーと前記ハウジングのいずれか他方に開口された係止孔に嵌合することで構成されており、
    前記レバーを初期位置に保持した状態で前記ハウジングを前記相手ハウジングに浅く嵌合することに伴い、前記相手ハウジングに設けられたフォロワピンが前記レバーの前記カム溝の入口に進入するとともに、前記相手ハウジングに設けられた係止解除部が前記弾性係止片と係合して同弾性係止片を弾性変位させることにより前記係止部を前記係止孔から脱外させて前記レバーの回動が許容される状態とされ、この状態から前記レバーを嵌合位置に向けて回動させることに伴い、前記カム溝と前記フォロワピンとの係合によるカム作用で前記相手ハウジングが前記ハウジングに引き込まれて嵌合されるレバー式コネクタにおいて、
    前記レバーと前記ハウジングのうち前記弾性係止片が設けられた側には、初期位置に保持された状態の前記レバーが嵌合位置に向けて回動されることにより前記係止部が前記係止孔の側面に押し付けられつつ前記弾性係止片が捻れ変形することに伴い前記係止部が前記係止孔から脱外しようとした場合にこれを阻止する脱外阻止手段が設けられており、
    前記保持手段を構成する前記弾性係止片は片持ち状をなして前記レバーまたは前記ハウジングに形成された収容空間内で弾性撓み可能に設けられ、前記弾性係止片の先端に設けられた前記係止部が、前記収容空間と対向して配された前記係止孔に嵌合されており、前記収容空間の側壁に前記弾性係止片を前記係止孔側に押さえる押さえ部が設けられることにより前記脱外阻止手段が構成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記収容空間の前記側壁が前記係止孔側に向けて幅広となるようなテーパ面として形成され、このテーパ面が前記押さえ部であることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
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