JP5143915B2 - プリンタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタヘッドからインクを吐出させて印刷媒体に所定の印刷を施すプリンタ装置に関する。
このようなプリンタ装置(インクジェットプリンタ)は、プリンタヘッドを搭載したキャリッジを印刷媒体に対して例えば左右に往復移動させながら、プリンタヘッドの下面に形成された吐出ノズルからインクを吐出させ、印刷媒体の表面に所定の印刷を施すように構成されている。上記キャリッジには、例えばマゼンダ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(K)(以下において、この4色を「基本色」と称する)の色毎のプリンタヘッドが搭載されており、これらのプリンタヘッドから吐出されたインクが、所定の濃度で印刷媒体の表面に付着されることで様々な色彩を表現できるようになっている。
近年、上記プリンタ装置に、印刷媒体に対して所望の形状にカット加工を施すカッティングユニットを搭載し、印刷およびカット加工を1台のプリンタ装置で行えるように構成されたものが開発されている。例えば特許文献1の図1には、インクジェット・ヘッド26が搭載されたキャリッジ22、およびカッティング・ヘッド28が搭載されたキャリッジ24が、ガイド・レール18に沿って移動可能となっており、ベース部材12に載置されたシート100に対して所望の印刷およびカット加工を施す構成が開示されている。
図13に、上記のように印刷およびカット加工が行えるように構成された従来のプリンタ装置の一例としてのプリンタ装置500の要部を示す。このプリンタ装置500は、印刷媒体(図示せず)を載置させて支持するプラテン540に対向して設けられたガイドレール510に、複数のプリンタヘッド521が搭載された印刷ユニット520、およびカッタ刃531が搭載されたカッティングユニット530が、紙面左右へ移動自在に取り付けられて構成される。
印刷媒体に対して印刷を施すときには、図示しない駆動機構により印刷ユニット520をプラテン540の上方に移動させ、一方、カット加工を施すときには、カッティングユニット530をプラテン540の上方に移動させる。そして、印刷ユニット520およびカッティングユニット530はそれぞれ、稼動していない待機状態においては、図13に示すようにプラテン540の左右に振り分けられて位置している。
特開2005−297248号公報
ところで最近、上記のように印刷およびカット加工が行えるプリンタ装置において、メンテナンス等の作業性の観点から、印刷ユニット520およびカッティングユニット530をプラテン540の左右どちらか一方に位置させた状態で待機させたいという要望がある。この要望に応えるべく、図13において、例えばカッティングユニット530を印刷ユニット520側に位置させて、ガイドレール510の紙面右側端部に2つのユニットを待機させた場合、印刷ユニット520をプラテン540の上方に移動させて印刷を施そうとした場合に、カッティングユニット530が邪魔になってしまうという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、複数のユニットをプラテンの一方側に待機させおくことが可能で、作業性を向上させたプリンタ装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係るプリンタ装置は、対象媒体(例えば、実施形態における印刷シート8)を支持する媒体支持手段(例えば、実施形態におけるプラテン30)と対向し、前記媒体支持手段に支持された対象媒体に対して所定搬送方向に相対移動されるとともに前記所定搬送方向に対して直交する走査方向に延びて設けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられた第1キャリッジ、および前記第1キャリッジに搭載されて対象媒体に対して所定の加工を施す第1加工装置を備えて構成された第1ユニットと、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられた第2キャリッジ、および前記第2キャリッジに搭載されて対象媒体に対して所定の加工を施す第2加工装置を備えて構成された第2ユニットと、前記媒体支持手段に対して前記走査方向における側方に設けられて前記第1ユニットを保持可能な第1ユニット保持機構(例えば、実施形態における第2メンテナンス装置65)と、前記走査方向における前記媒体支持手段と前記第1ユニット保持機構との間に設けられて前記第2ユニットを保持可能な第2ユニット保持機構(例えば、実施形態における左待機ステーション95L)と、前記第2ユニット保持機構に保持された前記第2ユニットおよび前記第2ユニット保持機構を一体として前記媒体支持手段に対して上下移動可能に構成された上下退避機構(例えば、実施形態における上下移動機構100)とを有し、前記第1ユニット保持機構による前記第1ユニットに対する保持を解除して前記第1加工装置を前記走査方向に移動させながら所定の加工を施すときに、前記上下退避機構により前記第2ユニットおよび前記第2ユニット保持機構を移動させて前記媒体支持手段よりも下方に位置させる。
なお、上記プリンタ装置は、前記第1ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたヘッドキャリッジ(例えば、実施形態におけるキャリッジ61)、および前記ヘッドキャリッジに搭載されて対象媒体に向けてインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニット(例えば、実施形態における第2印刷ユニット60)であり、前記第2ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたカッタキャリッジ(例えば、実施形態におけるキャリッジ91)、および前記カッタキャリッジに搭載されて対象媒体を所定の形状にカッティング加工するカッタ装置(例えば、実施形態におけるカッタホルダ92)を備えて構成されたカッタユニット(例えば、実施形態におけるカッティングユニット90)であることが好ましい。
また、前記第1ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたカッタキャリッジ、および前記カッタキャリッジに搭載されて対象媒体を所定の形状にカッティング加工するカッタ装置を備えて構成されたカッタユニットであり、前記第2ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたヘッドキャリッジ、および前記ヘッドキャリッジに搭載されて対象媒体に向けてインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットである構成も好ましい。
さらに、前記第1ユニットおよび前記第2ユニットはそれぞれ、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたヘッドキャリッジ、および前記ヘッドキャリッジに搭載されて対象媒体に向けてインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットである構成でも良い。
前記上下退避機構が、外周面に螺旋状の溝部が形成されて上下に延びるように前記第2ユニット保持機構に取り付けられた溝付軸(例えば、実施形態におけるボールねじ軸130)と、前記溝付軸の外周面と嵌合可能な螺旋状の溝部が内周面に形成されて、前記第2ユニット保持機構の下方に設けられた固定支持部(例えば、実施形態における固定支持台110)の内部に水平面内において回転自在に支持された状態で収容されるとともに、前記内周面が前記溝付軸の外周面と嵌合されて前記溝付軸を支持する嵌合回転部材(例えば、実施形態におけるボールねじギア131)と、前記嵌合回転部材を回転駆動可能な駆動モータ(例えば、実施形態における上下駆動モータ120)とを備えて構成され、前記駆動モータを回転させて前記嵌合回転部材を回転させることにより、前記嵌合回転部材と嵌合された前記溝付軸に対して上方向および下方向に力を作用させて、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記固定支持部に対して上下移動させることが好ましい。
なお、前記上下退避機構が、外周面に螺旋状の溝部が形成された溝付軸を上下に延びるように収容し且つ前記溝付軸を回転自在に支持して構成され、前記第2ユニット保持機構の下方に設けられた固定支持部に取り付けられた上下搬送装置と、前記第2ユニット保持機構に取り付けられて前記第2ユニット保持機構を支持するとともに、前記溝付軸の外周面と嵌合可能な螺旋状の溝部が形成された嵌合部が前記溝付軸と嵌合されて、前記上下搬送装置に対して上下移動可能に構成された移動支持部材(例えば、実施形態における上下支持部材151、左右支持部材152)と、前記溝付軸を回転駆動可能な駆動モータとを備え、前記駆動モータを回転させて前記溝付軸を回転させることにより、前記溝付軸と嵌合された前記移動支持部材に対して上方向および下方向に力を作用させて、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記固定支持部に対して上下移動させる構成も好ましい。
また、前記上下退避機構が、前記第2ユニット保持機構の下方に設けられた固定支持部に一端が取り付けられるとともに他端が前記第2ユニット保持機構に取り付けられて、上下方向に伸長および縮小可能に配設されたピストン装置(例えば、実施形態におけるエアシリンダ220)を備えて構成され、前記ピストン装置を伸長および縮小させることにより、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記固定支持部に対して上下移動させる構成でも良い。
さらに、前記上下退避機構が、上下に位置するように配設された一対の滑車(例えば、実施形態における駆動滑車271、従動滑車272)と、前記一対の滑車に掛け回されて上下に延びて設けられるとともに前記第2ユニット保持機構と連結された無端状搬送ベルト(例えば、実施形態における移動用ベルト260)、前記一対の滑車のうちの一方の滑車を回転駆動可能な駆動モータとを備えて構成され、前記駆動モータを回転させて前記一対の滑車に掛け回された前記無端状搬送ベルトを上下に搬送移動させることにより、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記一対の滑車に対して上下移動させる構成も望ましい。
本発明に係るプリンタ装置は、第1加工装置を走査方向に移動させながら所定の加工を施すときに、上下退避機構により第2ユニットおよび第2ユニット保持機構を移動させて、媒体支持手段よりも下方に位置させることができるように構成されている。この構成から、媒体支持手段に対して走査方向における同一側方に第1ユニットおよび第2ユニットを待機させた場合においても、これらのユニットのうち媒体支持手段に近い方のユニットである第2ユニットを、上下退避機構により必要に応じて退避させることにより、第1ユニットによる対象媒体への加工を妨げることを回避することができる。また、このように複数のユニットをプラテンの一方側に待機させおくことが可能となるので、例えばオペレータはこれら複数のユニットに対するメンテナンス等を同時に行うことができ、作業性を向上させることが可能となる。
なお、上記プリンタ装置において、第1ユニットは対象媒体に対してインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットで、第2ユニットは対象媒体を所定の形状にカッティング加工するカッタ装置を備えて構成されたカッタユニットである構成が好ましい。上記のように構成して上下退避機構によりカッタユニットを上下移動させる場合、一般的にカッタユニットはヘッドユニットと比較して配線および配管等が少ないため、配線および配管等に関連する部分の装置構成をシンプルにすることが可能である。
また一方で、第1ユニットは対象媒体を所定の形状にカッティング加工するカッタ装置を備えて構成されたカッタユニットで、第2ユニットは対象媒体に対してインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットである構成も好ましい。このように構成すると、例えばカッタユニットよりもヘッドユニットの使用頻度が高い場合、上下退避機構によるヘッドユニットを上下移動させる回数を減らして作業時間を短縮でき、作業効率を向上させることが可能である。
さらに、第1ユニットおよび第2ユニットはそれぞれ、対象媒体に対してインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットである構成も好ましい。例えば、第1ユニットに普段の印刷ではほとんど使用しないインクのプリンタヘッドを搭載し、第2ユニットに基本色のプリンタヘッドを搭載することで、普段の基本色を用いた印刷時には上下退避機構による上下移動が不要となり、印刷を効率良く行うことが可能となる。
なお、上下退避機構は、駆動モータを回転させて溝付軸と嵌合された嵌合回転部材を回転させ、嵌合回転部材と嵌合された溝付軸に対して上方向および下方向に力を作用させることにより、第2ユニットを固定支持部に対して上下移動させることが好ましい。このように構成した場合、駆動モータを回転駆動制御することにより、第2ユニットを上下方向へ高精度に移動させることが可能となり、例えば第2ユニット保持機構による第2ユニットの保持、および第2ユニット保持機構による第2ユニットの退避を確実に行わせることができる。
また、上下退避機構は、回転自在な溝付軸を備え固定支持部に取り付けられた上下搬送装置を用いて構成され、駆動モータを回転させて溝付軸を回転させることにより、第2ユニット保持機構を支持する移動支持部材に対して上方向および下方向に力を作用させて、第2ユニットを固定支持部に対して上下移動させる構成も好ましい。このように構成すると、汎用品として一般に市販されている上下搬送装置を安価に入手して使用することができ、全体としてプリンタ装置の製造コストを低減することが可能となる。
さらに、上下退避機構は、上下方向に伸長および縮小可能に配設されたピストン装置を用いた構成でも良い。この構成の場合、単にピストン装置を伸長させることで第2ユニット保持機構による第2ユニットの保持が行え、また、縮小させることで第2ユニット保持機構による第2ユニットの退避を行うことができ、上下退避機構の装置および作動をシンプルに構成することが可能となる。
上下退避機構は、駆動モータを回転させて一対の滑車に掛け回された無端状搬送ベルトを上下に搬送移動させることにより、第2ユニットを上下移動させる構成も望ましい。このように構成した場合、構造が簡単で且つ安価な滑車および無端状搬送ベルトを用いた機構でありながら、第2ユニットを精度良く移動させることができ、例えば第2ユニット保持機構による第2ユニットの保持、および第2ユニット保持機構による第2ユニットの退避を確実に行わせることが可能となる。
本発明の実施形態(実施例1〜4)に係るプリンタ装置の外観を示した斜視図である。 上記プリンタ装置のガイドレール近傍を示した正面図である。 上記プリンタ装置のガイドレール近傍を示した平面図である。 上記プリンタ装置のユニット駆動装置を示した平面図である。 駆動キャリッジと連結部との連結状態を示す断面図であって、(a)は連結される前の状態を、(b)は連結された状態を、(c)は連結が解除された状態をそれぞれ示す。 実施例1に係る上下移動機構(上動した状態)を示した側面図である。 実施例1に係る上下移動機構(下動した状態)を示した側面図である。 実施例2に係る上下移動機構(上動した状態)を示した側面図である。 実施例2に係る上下移動機構(下動した状態)を示した側面図である。 実施例3に係る上下移動機構(上動した状態)を示した側面図である。 実施例3に係る上下移動機構(下動した状態)を示した側面図である。 実施例4に係る上下移動機構を示した側面図である。 従来のプリンタ装置の要部を示した正面図である。
符号の説明
8 印刷シート(対象媒体)
30 プラテン(媒体支持手段)
40 ガイドレール
60 第2印刷ユニット(ヘッドユニット)
61 キャリッジ(ヘッドキャリッジ)
62 プリンタヘッド
65 第2メンテナンス装置(第1ユニット保持機構)
90 カッティングユニット(カッタユニット)
91 キャリッジ(カッタキャリッジ)
92 カッタホルダ(カッタ装置)
95L 左待機ステーション(第2ユニット保持機構)
100 上下移動機構(上下退避機構)
110 固定支持台(固定支持部)
120 上下駆動モータ(駆動モータ)
130 ボールねじ軸(溝付軸)
131 ボールねじギア(嵌合回転部材)
151 上下支持部材(移動支持部材)
152 左右支持部材(移動支持部材)
170 上下搬送装置
220 エアシリンダ(ピストン装置)
260 移動用ベルト(無端状搬送ベルト)
271 駆動滑車(滑車)
272 従動滑車(滑車)
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について実施例1〜4を挙げて説明する。なお、以下においては、説明の便宜上各図に示す矢印方向をそれぞれ、前後、左右および上下と定義して説明する。
図1〜7を参照しながら、実施例1に係るプリンタ装置1の構成について説明する。図1はプリンタ装置1の斜視図を、図2および図3は後述するガイドレール40の近傍を、図4は後述するユニット駆動装置80の平面図を、図6は後述する駆動キャリッジ85と連結部53(連結部63、連結部93)との連結部分の断面図を、図6および図7は後述する上下移動機構100をそれぞれ示す。
プリンタ装置1は、図1に示すように、左右に延びた本体部3と、左右一対の脚2a,2aを備えて本体部3を支持する支持部2とを主体に構成される。本体部3の左右端部にはそれぞれ、左本体部5および右本体部6が形成されており、これらの外周部分が本体カバー4で覆われている。左本体部5の内部には、後述するプリンタ装置1の各構成部分に作動信号を出力して作動制御を行うコントローラ(図示せず)が設けられている。
左本体部5と右本体部6との間には、送り機構20、印刷対象である印刷シート8を支持する平板状のプラテン30、プラテン30の上方を左右に延びて設けられたガイドレール40、第1印刷ユニット50、第2印刷ユニット60、ユニット駆動装置80およびカッティングユニット90等が配設されて構成される。なお、図2および図3には、プラテン30の左右に右待機ステーション95Rおよび左待機ステーション95Lを設けた構成を例示しているが、例えば右待機ステーション95Lのみを設けた構成でも良い。
送り機構20は、回転自在な状態で左右に複数並べて配設されたピンチローラ22、およびピンチローラ22の下方で且つプラテン30の後方に設けられた送りローラ21を主体に構成される。送りローラ21とピンチローラ22との間に印刷シート8を挟んだ状態で、送りローラ21を回転させることで、印刷シート8を所定距離だけ前後に送ることができるようになっている。
第1印刷ユニット50は、図2に示すように、ガイドレール40に対して左右に移動可能に取り付けられたキャリッジ51と、例えばマゼンダ、イエロー、シアン、ブラックの基本色で構成された複数のプリンタヘッド52とを主体に構成される。キャリッジ51の後部には、中央部分に嵌合凹部53aが形成された板状の連結部53が後方に延びて設けられており(図3参照)、この嵌合凹部53aに対して後述する駆動キャリッジ85の嵌合突起86が嵌合可能となっている。プリンタヘッド52は、インクが吐出される複数の吐出ノズル(図示せず)を下方に向けた状態でキャリッジ51に搭載されている。このプリンタヘッド52は、プリンタ装置1に搭載されたインクカートリッジ(図示せず)とチューブ7を介して接続されており、インクカートリッジのインクがチューブ7を経由して供給されるようになっている。
第2印刷ユニット60は、ガイドレール40に対して移動可能に取り付けられたキャリッジ61と、基本色と同時に印刷することが困難である白、メタリック、パールおよび蛍光色(以下において、上記基本色に対してこれらを「特色」と称する)で構成された複数のプリンタヘッド62とを主体に構成される。キャリッジ61の後部には、上記キャリッジ51と同様に、中央部分に嵌合凹部63aが形成された板状の連結部63が後方に延びて設けられている(図3参照)。プリンタヘッド62は、上記プリンタヘッド52と同様に、複数の吐出ノズル(図示せず)を下方に向けた状態でキャリッジ61に搭載されている一方で、上述のプリンタヘッド52と異なり、その各ヘッド内部に所定量のインクを貯留可能な構造となっており、キャリッジ61に対して着脱自在に搭載されている。
図2に示すように、右本体部6におけるガイドレール40の下方には、第1メンテナンス装置55が設けられており、プラテン30の右方の第1メンテナンス位置に移動した第1印刷ユニット50と上下に対向するようになっている。この第1メンテナンス装置55は、上下動可能に構成されたステージ57の上面に、プリンタヘッド52の下面(吐出ノズルが形成された面)を覆って乾燥を防止するための吸引キャップ56が取り付けられて構成される。また、吸引キャップ56は、プリンタヘッド52の下面を覆った状態でその内部が負圧に設定されることで、吐出ノズル内のインクを吸引排出させることができるようになっている。
また、後述するようにして、第1印刷ユニット50が第1メンテナンス位置に移動されるとステージ57が自動的に上動され、プリンタヘッド52の下面が吸引キャップ56で覆われて、吐出ノズルの乾燥が防止されるようになっている。またこのとき、吸引キャップ56がプリンタヘッド52の下面に当接することで、第1印刷ユニット50が第1メンテナンス位置に保持されるようになっている。上記ステージ57の左端部には、例えばゴム等の可撓性を有した材料からなり、プリンタヘッド52の下面に対して当接可能に形成されたワイパ58が、前後移動自在に取り付けられている。
左本体部5におけるガイドレール40の下方には、第2メンテナンス装置65が設けられており、プラテン30の左方の第2メンテナンス位置に移動した第2印刷ユニット60と上下に対向するようになっている。この第2メンテナンス装置65は、上述の第1メンテナンス装置55と同様に、ステージ67の上面側に吸引キャップ66およびワイパ68取り付けられて構成され、第1メンテナンス装置55と同様の作動を行うように構成されている。
カッティングユニット90は、図2に示すように、ガイドレール40に対して左右に移動可能に取り付けられたキャリッジ91と、このキャリッジ91に搭載されたカッタホルダ92とを主体に構成される。キャリッジ91の後部には、上記キャリッジ51と同様に、中央部分に嵌合凹部93aが形成された板状の連結部93が後方に延びて設けられている(図3参照)。カッタホルダ92は、その下端部にカッタ刃92aが着脱可能に取り付けられるとともに、上記キャリッジ91に対して上下移動可能に搭載されている。
ユニット駆動装置80は、図2に示すように、ガイドレール40の左右端部に位置して設けられた駆動プーリ81および従動プーリ82、この駆動プーリ81を回転駆動する左右駆動モータ83、両プーリ81,82に掛け回された帯状の歯付駆動ベルト84、および歯付駆動ベルト84に連結された駆動キャリッジ85を主体に構成される。
上記駆動キャリッジ85は、図5に示すように、本体部89、この本体部89に対して前後移動可能に挿入された嵌合突起86、本体部89に対して嵌合突起86を前方に付勢する付勢ばね87、本体部89に取り付けられた電磁石88を主体に構成され、嵌合突起86の後端部には前後ストッパ86aが取り付けられている。電磁石88は、上記コントローラからの作動信号に基づいて磁力発生が制御されるようになっている。
この構成から、コントローラにより、左右駆動モータ83の回転駆動制御および電磁石88の磁力発生制御が行われることで、第1印刷ユニット50、第2印刷ユニット60およびカッティングユニット90を、ガイドレール40に沿って左右に移動させる制御を行うことができるようになっている。
左待機ステーション95Lは、左本体部5におけるガイドレール40の下方に設けられており、プラテン30の左方の左待機位置(プラテン30の左方で且つ第2メンテナンス装置65よりも右方)に移動したカッティングユニット90と上下に対向するようになっている。また、図6および図7に示すように、左待機ステーション95Lには、左待機ステーション95Lを上下移動させる上下移動機構100が設けられている。
この上下移動機構100により、カッティングユニット90が左待機位置に移動された状態で、左待機ステーション95Lが上動されることで、左待機ステーション95Lがカッティングユニット90の下面に当接して、カッティングユニット90が左待機位置に保持されるようになっている。なお、右待機ステーション95Rは、上記左待機ステーション95Lと同様に構成されており、プラテン30の右方の右待機位置(プラテン30の右方で且つ第1メンテナンス装置65よりも左方)に設けられている。
上下移動機構100は、図6に示すように、左待機ステーション95Lと接続されて上下に延びるガイド部材101、例えば脚2a等のプリンタ装置1の骨格部材に固定された固定支持台110、上下駆動モータ120、ボールねじ軸130を主体に構成される。固定支持台110は、例えば平板状の部材を用いて構成されており、上下に貫通したボールねじ軸孔111およびガイド孔112が形成されるとともに、下面側には下方に突出したギア収容室113が形成されている。
このギア収容室113には、上軸受け132および下軸受け133により上下から挟持された状態でボールねじギア131が収容されている。ボールねじギア131は、その内周面に形成された雌ねじ部(図示せず)に複数のボール131aが回転自在に設けられているとともに、外周面に外歯車(図示せず)が形成されて水平面内において回転自在となっている。
ボールねじ軸130は、外周面に雄ねじ部(図示せず)が形成されて上下に延びるねじ軸で、その上端部が左待機ステーション95Lの下面に取り付けられている。また、ボールねじ軸130は、ボールねじ軸孔111に対して上下移動可能に挿入されるとともに、ギア収容室113において、ボールねじ軸130外周面(雄ねじ部)とボールねじギア131の内周面(雌ねじ部)とが嵌合している。上下駆動モータ120は、コントローラにより回転駆動制御が行われるようになっており、出力軸121に取り付けられた駆動ギア122を介してボールねじギア131を回転駆動させるようになっている。ガイド部材101は、固定支持台110のガイド孔112に対して、上下移動可能に挿入されている。
以上ここまでは、プリンタ装置1の構成について説明したが、以下に印刷時におけるプリンタ装置1の各構成部材の作動について説明する。
以下の説明では、まず基本色を用いて印刷シート8に印刷を施し、その後に基本色による印刷が施された印刷シート8に対して特色を用いた印刷を行い、最後にこの印刷シート8を所望の形状にカット加工する場合を例示して説明する。印刷開始前(待機状態)において駆動キャリッジ85は、図2に示すように、いずれのユニットとも連結されていないものとする。また、第1印刷ユニット50は第1メンテナンス装置55により第1メンテナンス位置に、第2印刷ユニット60は第2メンテナンス装置65により第2メンテナンス位置に、カッティングユニット90は左待機ステーション95Lにより左待機位置に、それぞれ保持されているものとする。
オペレータによりプリンタ装置1が操作されて印刷が開始されると、駆動キャリッジ85は第1メンテナンス位置に向けて右動され、駆動キャリッジ85と第1印刷ユニット50とが連結されるとともに、第1メンテナンス装置55が下動される。そして、プラテン30に載置された印刷シート8の上方において、この第1印刷ユニット50を左右へ往復移動させながらプリンタヘッド52からインクを吐出させる作動と、印刷シート8を前方へ送る作動とを組み合わせて行い、印刷シート8に基本色を用いた印刷を施す。
基本色を用いた印刷が終了すると、第1印刷ユニット50は、第1メンテナンス位置に移動されて第1メンテナンス装置55により保持される。続いて、駆動キャリッジ85と第2印刷ユニット60とを連結して、特色を用いた印刷を施すのであるが、このとき第2印刷ユニット60の右方に位置したカッティングユニット90が邪魔になり、このままでは第2印刷ユニット60を印刷シート8の上方に移動させることができない。そこで、左待機ステーション95Lを上動させてカッティングユニット90を左待機位置に保持させている上下移動機構100を駆動させるにより、カッティングユニット90および左待機ステーション95Lを一体として下動させ、第2印刷ユニット60が印刷シート8の上方に移動できるように退避させる。
上記退避について詳しく説明すると、上下駆動モータ120を回転駆動させることにより、出力軸121および駆動ギア122を介して、ボールねじギア131を水平面内において回転駆動させる。そうすることにより、ボールねじギア131の内周面と嵌合しているボールねじ軸130に対して下方への力を作用させて、ボールねじ軸130を固定支持台110(ボールねじギア131)に対して下動させることができる。このとき、ガイド部材101がガイド孔112に案内されながら下動するので、ボールねじギア131の回転に伴ってカッティングユニット90および左待機ステーション95Lが回転したりすることなく、真っ直ぐ下動させることが可能である。図7に示すように、カッティングユニット90がプラテン30の下方に位置するまで下動されると、上下駆動モータ120の駆動が停止される。
この図7に示す状態において、駆動キャリッジ85に連結された第2印刷ユニット60が、カッティングユニット90の上方を通過して印刷シート8の上方に移動され、特色を用いた印刷が可能となる。特色を用いた印刷が終了すると、再び第2印刷ユニット60はカッティングユニット90の上方を通過して第2メンテナンス位置に移動され、第2メンテナンス装置65により保持される。
その後、上下移動機構100の上下駆動モータ120を、上記とは反対方向に回転駆動させることにより、カッティングユニット90および左待機ステーション95Lを一体として上動させ、ガイドレール40に対してキャリッジ91を嵌合させる(図6参照)。そして、ガイドレール40に沿って移動可能となったカッティングユニット90と駆動キャリッジ85とを連結した後、上下移動機構100により左待機ステーション95Lを例えばプラテン30の下方に位置させて、左待機ステーション95Lによるカッティングユニット90の保持を解除する。
こうすることにより、カッティングユニット90を印刷シート8の上方に移動させて、印刷シート8を所望の形状にカットすることができる。上記カット加工が終了すると、カッティングユニット90は左待機位置に移動されるとともに、上下移動機構100により上動される左待機ステーション95Lによって保持され、印刷シート8に対する一連の印刷およびカット加工が終了する。
以上説明したように、本発明に係るプリンタ装置1は、上下移動機構100によりプラテン30側に待機されたカッティングユニット90を、必要に応じてプラテン30の下方に位置させて退避させることが可能である。そのため、第2印刷ユニット60およびカッティングユニット90の2つのユニットを、プラテン30の左方側に待機させるように構成した場合においても、第2印刷ユニット60を印刷シート8の上方に移動させて印刷を施すことができる。
さらに、例えば、ガイドレール40に第1印刷ユニット50およびカッティングユニット90の2つのユニットを取り付けて構成する場合、プラテン30の左方側にこれら2つのユニットを待機させておく。そうすることで、オペレータはプリンタ装置1に対する操作と、第1印刷ユニット50(カッティングユニット90)に対するメンテナンス等とを、移動することなく即座に行うことが可能となり、作業性を向上させることが可能となる。
以下、図8および図9を参照しながら、上述の実施例1に係るプリンタ装置1における上下移動機構100の別実施例としての上下移動機構150について説明する。上述の実施例1において説明した部材には、同一番号を付してその説明を省略する。なお、図8は左待機ステーション95Lによりカッティングユニット90が保持された状態を、図9はカッティングユニット90が下動されて退避された状態をそれぞれ示す。
上下移動機構150は、図8に示すように、左待機ステーション95Lと接続されて上下に延びる上下支持部材151、この上下支持部材151の下部と接続されて左右に延びる左右支持部材152、例えば脚2a等のプリンタ装置1の骨格部材に固定された固定支持台160、上下駆動モータ120および上下搬送装置170を主体に構成される。上下搬送装置170は、収容枠180の内部に、外周面に例えば上下方向に螺旋溝が形成されたボール螺旋軸190が収容されて構成される。このボール螺旋軸190は、上端部が上軸受け192、下端部が下軸受け193により支持されて回転自在となっている。また、ボール螺旋軸190の下部は、収容枠180から下方に向けて突出しており、この突出した部分に、外周面に外歯車(図示せず)が形成された従動ギア191が取り付けられている。なお、上下搬送装置170としては、汎用品として一般に市販されている装置を用いることが可能である。
固定支持台160は、例えば平板状の部材を用いて構成されており、この固定支持台160に対して上記の上下搬送装置170が固定されている。左右支持部材152は、その前部が収容枠180に上下移動可能に挿入されるとともに、前端部には上下に貫通した挿入孔153が形成されている。挿入孔153の内周面には、複数のボール153aが回転自在に設けられており、この挿入孔153に上記ボール螺旋軸190が挿入されて、ボール153aと上記ボール螺旋軸190の螺旋溝とが嵌合している。
以上、上下移動機構150の構成について説明した。以下に、図8に示すように、左待機ステーション95Lを上動させてカッティングユニット90を左待機位置に保持させている状態において、第2印刷ユニット60が印刷シート8の上方に移動できるように、カッティングユニット90および左待機ステーション95Lを退避させるときの作動について説明する。
図8に示す状態において、上下駆動モータ120を回転駆動させることにより、出力軸121および駆動ギア122を介して、従動ギア191およびボール螺旋軸190を回転させる。そうすることにより、ボール螺旋軸190と嵌合している左右支持部材152に対して下方への力を作用させて、左右支持部材152を固定支持台160(ボール螺旋軸190)に対して下動させることができる。そして、左右支持部材152と接続された上下支持部材151、左待機ステーション95Lおよびカッティングユニット90を一体として、カッティングユニット90がプラテン30の下方に位置するまで下動させる。図9に示すように、カッティングユニット90がプラテン30の下方に位置するまで下動されたとき、上下駆動モータ120の駆動が停止される。このようにすることで、カッティングユニット90および左待機ステーション95Lを退避させることが可能となる。
以上説明した上下移動機構150を用いてプリンタ装置1を構成することにより、上述の実施例1の効果に加えて、上下搬送装置170として一般に市販されている装置を用いて構成できるので、全体としてプリンタ装置1の製造コストを低減することが可能となる。
以下、図10および図11を参照しながら、上述の実施例1に係るプリンタ装置1における上下移動機構100の別実施例としての上下移動機構200について説明する。上述の実施例1において説明した部材には、同一番号を付してその説明を省略する。なお、図10は左待機ステーション95Lによりカッティングユニット90が保持された状態を、図11はカッティングユニット90が下動されて退避された状態をそれぞれ示す。
上下移動機構200は、図10に示すように、エアシリンダ220を用いて構成され、シリンダロッド221の上端部が左待機ステーション95Lに取り付けられ、シリンダ本体222が固定支持台210に固定されている。この構成から、上下移動機構200により左待機ステーション95Lを上動させてカッティングユニット90を保持した状態において(図10参照)、カッティングユニット90を下方へ退避させる場合には、上方へ伸長しているシリンダロッド221を縮小させて、カッティングユニット90をプラテン30の下方に位置させる。このようにすることで、カッティングユニット90および左待機ステーション95Lを退避させることが可能となる。
この上下移動機構200を用いてプリンタ装置1を構成することにより、上述の実施例1の効果に加えて、上下移動機構の構成部材を減らすことができるので、全体としてプリンタ装置1の製造コストを低減することが可能となる。
以下、図12を参照しながら、上述の実施例1に係るプリンタ装置1における上下移動機構100の別実施例としての上下移動機構250について説明する。上述の実施例1において説明した部材には、同一番号を付してその説明を省略する。なお、図12は左待機ステーション95Lによりカッティングユニット90が保持された状態を実線で、カッティングユニット90が下動されて退避された状態を点線でそれぞれ示している。
上下移動機構250は、図12に示すように、上下駆動モータ120、この上下駆動モータ120に連結された駆動滑車271、駆動滑車271と対をなすように駆動滑車271の上方に配設された従動滑車272、これら駆動滑車271、従動滑車272に掛け回された移動用ベルト260を主体に構成される。上記移動用ベルト260は、左待機ステーション95Lの後部に形成された接続部251に取り付けられている。
この構成から、カッティングユニット90を下動させて退避させる場合には、図12に示す実線の状態において、上下駆動モータ120を回転駆動させて移動用ベルト260を介して左待機ステーション95Lおよびカッティングユニット90を下動させる。
この上下移動機構250を用いてプリンタ装置1を構成することにより、上述の実施例1の効果に加えて、構成が簡単で且つ安価な部材(駆動滑車271、駆動滑車271および移動用ベルト260等)による機構構成でありながら、左待機ステーション95Lの上下位置を精度良く制御することが可能となる。
上述の実施形態において、カッティングユニット90を下動させて退避させる構成を例示して説明したが、この構成に限定されない。例えば、第1メンテナンス装置55に上述した上下移動機構のいずれかを設けることで、第1印刷ユニット50を下動させて退避させたり、第2メンテナンス装置65に上述した上下移動機構のいずれかを設けて第2印刷ユニット60を退避させる構成も可能である。
上述の実施形態において、図2に示すように、プラテン30の右方に第1メンテナンス装置55および右待機ステーション95R、プラテン30の左方に第2メンテナンス装置65および左待機ステーション95Lを配設した構成例について説明したが、この構成に限定されるものではない。プラテン30に対して左右どちら側に、印刷ユニットおよびカッティングユニットを待機させる(メンテナンス装置および待機ステーションを配設する)かに関しては、任意に決定可能である。また、プラテン30の左右どちらか一方に、例えばメンテナンス装置および待機ステーションが配設された場合、プラテン30側に配設されたメンテナンス装置または待機ステーションに対して、上述した上下移動機構のいずれかを設けると良い。
上述の実施形態では、一軸印刷シート移動、一軸印刷ユニット移動タイプのプリンタ装置に本発明を適用した構成例について説明したが、この構成に限定されない。他の形態の二軸印刷ユニット移動タイプ(フラットベッドタイプ)や、二軸印刷シート移動タイプのプリンタ装置に適用することも可能である。また、使用するインクについても染料系や顔料系に限定されず、例えば紫外線硬化型のインクを用いたプリンタ装置に適用することもできる。

Claims (8)

  1. 対象媒体を支持する媒体支持手段と対向し、前記媒体支持手段に支持された対象媒体に対して所定搬送方向に相対移動されるとともに前記所定搬送方向に対して直交する走査方向に延びて設けられたガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられた第1キャリッジ、および前記第1キャリッジに搭載されて対象媒体に対して所定の加工を施す第1加工装置を備えて構成された第1ユニットと、
    前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられた第2キャリッジ、および前記第2キャリッジに搭載されて対象媒体に対して所定の加工を施す第2加工装置を備えて構成された第2ユニットと、
    前記媒体支持手段に対して前記走査方向における側方に設けられて前記第1ユニットを保持可能な第1ユニット保持機構と、
    前記走査方向における前記媒体支持手段と前記第1ユニット保持機構との間に設けられて前記第2ユニットを保持可能な第2ユニット保持機構と、
    前記第2ユニット保持機構に保持された前記第2ユニットおよび前記第2ユニット保持機構を一体として前記媒体支持手段に対して上下移動可能に構成された上下退避機構とを有し、
    前記第1ユニット保持機構による前記第1ユニットに対する保持を解除して前記第1加工装置を前記走査方向に移動させながら所定の加工を施すときに、前記上下退避機構により前記第2ユニットおよび前記第2ユニット保持機構を移動させて前記媒体支持手段よりも下方に位置させることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記第1ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたヘッドキャリッジ、および前記ヘッドキャリッジに搭載されて対象媒体に向けてインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットであり、
    前記第2ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたカッタキャリッジ、および前記カッタキャリッジに搭載されて対象媒体を所定の形状にカッティング加工するカッタ装置を備えて構成されたカッタユニットであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記第1ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたカッタキャリッジ、および前記カッタキャリッジに搭載されて対象媒体を所定の形状にカッティング加工するカッタ装置を備えて構成されたカッタユニットであり、
    前記第2ユニットは、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたヘッドキャリッジ、および前記ヘッドキャリッジに搭載されて対象媒体に向けてインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 前記第1ユニットおよび前記第2ユニットはそれぞれ、前記ガイドレールに沿って前記走査方向に移動可能に設けられたヘッドキャリッジ、および前記ヘッドキャリッジに搭載されて対象媒体に向けてインクを吐出するプリンタヘッドを備えて構成されたヘッドユニットであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  5. 前記上下退避機構が、
    外周面に螺旋状の溝部が形成されて上下に延びるように前記第2ユニット保持機構に取り付けられた溝付軸と、
    前記溝付軸の外周面と嵌合可能な螺旋状の溝部が内周面に形成されて、前記第2ユニット保持機構の下方に設けられた固定支持部の内部に水平面内において回転自在に支持された状態で収容されるとともに、前記内周面が前記溝付軸の外周面と嵌合されて前記溝付軸を支持する嵌合回転部材と、
    前記嵌合回転部材を回転駆動可能な駆動モータとを備えて構成され、
    前記駆動モータを回転させて前記嵌合回転部材を回転させることにより、前記嵌合回転部材と嵌合された前記溝付軸に対して上方向および下方向に力を作用させて、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記固定支持部に対して上下移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ装置。
  6. 前記上下退避機構が、
    外周面に螺旋状の溝部が形成された溝付軸を上下に延びるように収容し且つ前記溝付軸を回転自在に支持して構成され、前記第2ユニット保持機構の下方に設けられた固定支持部に取り付けられた上下搬送装置と、
    前記第2ユニット保持機構に取り付けられて前記第2ユニット保持機構を支持するとともに、前記溝付軸の外周面と嵌合可能な螺旋状の溝部が形成された嵌合部が前記溝付軸と嵌合されて、前記上下搬送装置に対して上下移動可能に構成された移動支持部材と、
    前記溝付軸を回転駆動可能な駆動モータとを備え、
    前記駆動モータを回転させて前記溝付軸を回転させることにより、前記溝付軸と嵌合された前記移動支持部材に対して上方向および下方向に力を作用させて、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記固定支持部に対して上下移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ装置。
  7. 前記上下退避機構が、
    前記第2ユニット保持機構の下方に設けられた固定支持部に一端が取り付けられるとともに他端が前記第2ユニット保持機構に取り付けられて、上下方向に伸長および縮小可能に配設されたピストン装置を備えて構成され、
    前記ピストン装置を伸長および縮小させることにより、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記固定支持部に対して上下移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ装置。
  8. 前記上下退避機構が、
    上下に位置するように配設された一対の滑車と、
    前記一対の滑車に掛け回されて上下に延びて設けられるとともに前記第2ユニット保持機構と連結された無端状搬送ベルトと、
    前記一対の滑車のうちの一方の滑車を回転駆動可能な駆動モータとを備えて構成され、
    前記駆動モータを回転させて前記一対の滑車に掛け回された前記無端状搬送ベルトを上下に搬送移動させることにより、前記第2ユニット保持機構および前記第2ユニットを前記一対の滑車に対して上下移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ装置。
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