JPH1071710A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH1071710A
JPH1071710A JP22950196A JP22950196A JPH1071710A JP H1071710 A JPH1071710 A JP H1071710A JP 22950196 A JP22950196 A JP 22950196A JP 22950196 A JP22950196 A JP 22950196A JP H1071710 A JPH1071710 A JP H1071710A
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JP
Japan
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head
ink
ymc
ink jet
carriage
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Withdrawn
Application number
JP22950196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Shimosugi
優彦 下杉
Mitsuru Kishimoto
充 岸本
Noboru Oishi
登 大石
Shigeki Koido
重規 小井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッドのオリフィス近辺のイ
ンクの乾燥を防止する。 【解決手段】 Bヘッド1とYMCヘッド2とをそれぞ
れ独立してシャフト7に沿って移動可能にするととも
に、Bヘッド1とYMCヘッド2とを切離し可能に連結
する鉄片19、および電磁石21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その先端からイン
クを吐出するインクジェットヘッドを用いたインクジェ
ットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、その先端からインクを吐出するイ
ンクジェットヘッドを用いたインクジェットプリンタに
は、インクジェットヘッドを取り付けたキャリッジが給
紙方向に対して交差する方向に延在するシャフトに沿っ
て移動することにより印刷を行うものがある。また、最
近のインクジェットプリンタには、ブラックインク、イ
エローインク、マゼンダインク、シアンインクの各色用
のインクジェットヘッドを有し、カラー印刷が可能なも
のもある。このようなインクジェットプリンタに使用さ
れるインクジェットヘッドにあっては、インク加圧室の
インク吐出口であるオリフィス近辺のインクの乾燥によ
る粘りや固まり、またインク加圧室内へのごみ、異物、
空気の混入などによって、インク加圧室の詰まりやイン
ク噴出不良が発生しやすい。従って、インクの乾燥やご
み、異物、空気などの混入を防止する目的から、各イン
クジェットヘッドの待機位置に、インクジェットヘッド
に被せるキャップと、インク加圧室内のごみ、異物、空
気を吸引するポンプなどの付圧吸引機構が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
プリンタにあっては、文書印刷などブラックインクのみ
使用する単色印刷をする場合、各色のインクジェットヘ
ッドが一つのキャリッジに一体に取り付けられているの
で、使用されないイエロー、マゼンダ、シアンインクの
インクジェットヘッドもブラックインクのインクジェッ
トヘッドと同時に待機位置から移動し、印刷の間はキャ
ップが外れた状態になってしまい、これらのインクジェ
ットヘッドのオリフィス近辺のインクが乾燥すると、そ
れによってインクの粘りや固まりによるインク加圧室の
詰まりやインク噴出不良が発生するという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインクジェットプリンタにおいては、複数
のインクジェットヘッドをそれぞれ独立してシャフトに
沿って移動可能にするとともに、各インクジェットヘッ
ドを切離し可能に連結する連結部材を設けた。
【0005】上記のように構成されたインクジェットプ
リンタが単色印刷を行う場合は、連結部材の連結を解除
し、使用するインクジェットヘッドのみを移動しながら
印刷を行い、カラー印刷を行う場合は、連結部材により
各インクジェットヘッドを連結してそれらを同時に移動
しながら印刷を行う。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な
要素には同一の符号を付す。図1は本発明の第一の実施
の形態を示す側面図である。図1において、インクジェ
ットプリンタのBヘッド(ブラックインク用インクジェ
ットヘッド)1とYMCヘッド(イエロー、マゼンダ、
シアンインク用インクジェットヘッド)2とには、それ
ぞれBインクカートリッジ3、YMCインクカートリッ
ジ4が装填されている。
【0007】また、Bヘッド1とYMCヘッド2とは、
キャリッジ5、6に固着されている。キャリッジ5、6
は、給紙方向に直交する方向に延在するシャフト7に摺
動可能に取り付けられている。Bヘッド1の側面には、
鉄片19とこの鉄片19を上下から挟むガイド20a、
20bとが固着されている。一方、これに対向するYM
Cヘッド2の側面には、電磁石21が固着されている。
この電磁石21は、通電されることによりBヘッド1の
鉄片19に吸着し、印刷の際にはBヘッド1とともに矢
印A−A´方向に移動する。また、電磁石21に通電さ
れていないときは、YMCヘッド2はBヘッド1から切
り離され、印刷の際、Bヘッド1は単独で矢印A−A´
方向に移動する。
【0008】Bヘッド1とYMCヘッド2とは、印刷を
行わないときは図示する印刷待機位置に停止している。
文書印刷などの単色印刷を行うときは、電磁石21に通
電しない状態で、Bヘッド1のみに接続された図示せぬ
駆動手段によりキャリッジ5がシャフト7を矢印A方向
に摺動する。カラー印刷を行うときは、電磁石21に通
電してBヘッド1とYMCヘッド2とを連結し、キャリ
ッジ5、6を同時に矢印A方向に摺動する。印字領域に
は、プラテン8がシャフト7と平行に設けられており、
Bヘッド1とYMCヘッド2とは、この印字領域を矢印
A−A´方向に移動しながらその先端からインクを媒体
に吐出し、印刷を行う。
【0009】印刷待機位置のBヘッド1とYMCヘッド
2の下方には、それぞれBヘッド用キャップ9とYMC
ヘッド用キャップ10、また空吐出用受皿11、掃引ブ
レード12が設けられている。Bヘッド用キャップ9、
YMCヘッド用キャップ10、空吐出用受皿11は、導
管13、14、15を介して排インク溜り16につなが
っている。導管13、14、15は、図示せぬソレノイ
ドなどにより矢印B−B´方向に移動可能である。
【0010】印刷を行わないとき、Bヘッド用キャップ
9、YMCヘッド用キャップ10は、矢印B方向に移動
して各々Bヘッド1とYMCヘッド2の先端を覆い、オ
リフィス近辺のインクの乾燥による粘りや固まり、また
インク加圧室内へのごみ、異物、空気の混入などを防止
している。また、導管13、14の途中には、ポンプ1
7、18が設けられている。このポンプ17、18は、
印刷を開始する前に、Bヘッド用キャップ9とYMCヘ
ッド用キャップ10がそれぞれBヘッド1とYMCヘッ
ド2を覆っている状態で作動し、所定量のインクを吸引
してインク加圧室内の詰まりを除去する。
【0011】掃引ブレード12は、ゴムなどの材質から
なり、ソレノイド22により矢印B−B´方向に移動可
能である。この掃引ブレード12は、印刷開始時に矢印
B方向に移動し、矢印A方向に移動していくBヘッド1
とYMCヘッド2のオリフィスにその先端部が触れて、
オリフィス近辺に付着したごみやインクを除去する。空
吐出用受皿11は、印刷時、所定時間ごとに矢印B方向
に移動し、矢印A方向に移動してきたBヘッド1とYM
Cヘッド2を覆い、所定量空吐出されるインクを受ける
ものである。
【0012】上述したような第一の実施の形態における
インクジェットプリンタの印刷動作について図面を参照
しながら説明する。図2は第一の実施の形態の印刷動作
を示すフローチャートである。図2において、インクジ
ェットプリンタの図示せぬ制御部は、ステップ1で印刷
データを受信すると、次にステップ2でその印刷データ
が単色印刷である文書印刷用のテキストデータであるか
否かを判定する。テキストデータである場合は、Bヘッ
ド1のみを使用するので、ステップ3でBヘッド1のク
リーニングを行う。
【0013】クリーニング動作としては、まずポンプ1
7を作動して所定量のインクを吸引し、Bヘッド1のイ
ンク加圧室内の詰まりを除去する。その後、導管13を
矢印B´方向に移動してBヘッド1からBヘッド用キャ
ップ9を取り外す。次に、ソレノイド22を駆動して掃
引ブレード12を矢印B方向に移動し、図示せぬ駆動源
を駆動してキャリッジ5を矢印A方向に移動することに
より、Bヘッド1のオリフィス近辺に付着したごみやイ
ンクを除去してクリーニング動作が終了する。Bヘッド
1のクリーニングが終了すると、ステップ4でキャリッ
ジ5を矢印A−A´方向に移動しながら印刷を行う。
【0014】その際、所定時間ごとに空吐出用受皿11
に対してBヘッド1の全てのオリフィスの空吐出を行
い、吐出頻度の違うオリフィスの吐出ばらつきをなくし
ている。ステップ2で印刷データがテキストデータでな
い場合は、Bヘッド1とYMCヘッド2との両方を使用
するカラー印刷であるとして、ステップ5で電磁石21
に通電し、Bヘッド1とYMCヘッド2とを連結する。
次に、ステップ6でBヘッド1とYMCヘッド2のクリ
ーニングを行う。クリーニング動作としては、まずポン
プ17、18を作動して所定量のインクを吸引し、Bヘ
ッド1とYMCヘッド2のインク加圧室内の詰まりを除
去する。
【0015】その後、導管13、14を矢印B´方向に
移動してBヘッド1とYMCヘッド2からBヘッド用キ
ャップ9とYMCヘッド用キャップ10を取り外す。次
に、ソレノイド22を駆動して掃引ブレード12を矢印
B方向に移動し、図示せぬ駆動源を駆動してキャリッジ
5、6を矢印A方向に移動する。これにより、Bヘッド
1とYMCヘッド2のオリフィス近辺に付着したごみや
インクを除去してクリーニング動作が終了する。
【0016】Bヘッド1とYMCヘッド2のクリーニン
グが終了すると、ステップ7でキャリッジ5、6を矢印
A−A´方向に移動しながら印刷を行う。その際、所定
時間ごとに空吐出用受皿11に対して、Bヘッド1とY
MCヘッド2の全てのオリフィスの空吐出を行い、吐出
頻度の違うオリフィスの吐出ばらつきをなくしている。
印刷が終了すると、ステップ8で電磁石21の通電を解
除し、Bヘッド1とYMCヘッド2とを切り離し、全て
の印刷動作が終了する。なお、Bヘッド1とYMCヘッ
ド2とが印刷待機位置に待機しているときは、電磁石2
1の通電が解除されても電磁石21と鉄片19とは図1
に示すように接触した状態にある。
【0017】このように、シャフト7に並設されたBヘ
ッド1とYMCヘッド2とをそれぞれ独立したキャリッ
ジ5、6に取り付け、YMCヘッド1の側面に固着され
た鉄片19と、これに対向するYMCヘッド2の側面に
固着された電磁石21とでBヘッド1とYMCヘッド2
とを切離し可能に連結することにより、単色印刷をする
場合にBヘッド1のみを移動しながら印刷が行われるの
で、その間YMCヘッド2をキャップを被せた状態にし
ておくことができるので、YMCヘッド2のオリフィス
近辺のインクの乾燥を防止し得る。
【0018】次に、本発明の第二の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第二の実
施の形態を示す側面図、図4は第二の実施の形態の要部
を示す斜視図である。図3において、インクジェットプ
リンタのBヘッド31とYMCヘッド32とには、それ
ぞれBインクカートリッジ3、YMCインクカートリッ
ジ4が装填されている。また、Bヘッド31とYMCヘ
ッド32とは、キャリッジ5、6に固着されている。キ
ャリッジ5、6は、給紙方向に直交する方向に延在する
シャフト7に摺動可能に取り付けられている。
【0019】図4において、シャフト7の一端は、側壁
33に固定されており、この側壁33とキャリッジ6と
の間には、キャリッジ6を常に矢印A方向に付勢するス
プリング34がシャフト7に巻回されている。側壁33
のシャフト7の一端が固定された位置のやや下方には、
穴35が設けられており、穴35の内部の側壁には、爪
36が固着されている。YMCヘッド32の側壁33に
対向する側面には、弾性を有するL字状のバー37の一
端が固着されており、バー37のL字状部37aが爪3
6の凹部36aに引っ掛かることにより、YMCヘッド
32が印刷待機位置に固定される。第二の実施の形態に
おけるインクジェットヘッドのその他の構成要素につい
ては、第一の実施の形態と同様であるので説明は省略す
る。
【0020】上述したような第二の実施の形態における
インクジェットプリンタの印刷動作について図面を参照
しながら説明する。図5は第一の実施の形態の印刷動作
を示すフローチャート、図6はYMCヘッドのロック状
態を示す側面図、図7はYMCヘッドのロック解除状態
を示す側面図である。図5において、インクジェットプ
リンタの図示せぬ制御部は、ステップ11で印刷データ
を受信すると、次にステップ12でその印刷データが単
色印刷である文書印刷用のテキストデータであるか否か
を判定する。テキストデータである場合は、Bヘッド3
1のみを使用するので、ステップ13でBヘッド1のク
リーニングを行う。なお、このとき図6に示すように、
バー37のL字状部37aが爪36の凹部36aに引っ
掛かっているので、YMCヘッド32は印刷待機位置に
固定されている。
【0021】クリーニング動作としては、まずポンプ1
7を作動して所定量のインクを吸引し、Bヘッド31の
インク加圧室内の詰まりを除去する。その後、導管13
を矢印B´方向に移動してBヘッド31からBヘッド用
キャップ9を取り外す。次に、ソレノイド22を駆動し
て掃引ブレード12を矢印B方向に移動し、図示せぬ駆
動源を駆動してキャリッジ5を矢印A方向に移動するこ
とにより、Bヘッド31のオリフィス近辺に付着したご
みやインクを除去してクリーニング動作が終了する。
【0022】Bヘッド31のクリーニングが終了する
と、ステップ14でキャリッジ5を矢印A−A´方向に
移動しながら印刷を行う。その際、所定時間ごとに空吐
出用受皿11に対して、Bヘッド1の全てのオリフィス
の空吐出を行い、吐出頻度の違うオリフィスの吐出ばら
つきをなくしている。ステップ12で印刷データがテキ
ストデータでない場合は、Bヘッド31とYMCヘッド
32との両方を使用するカラー印刷であるとして、ステ
ップ15でBヘッド1とYMCヘッドの第一のクリーニ
ングを行う。第一のクリーニング動作としては、まずポ
ンプ17、18を作動して所定量のインクを吸引し、B
ヘッド1とYMCヘッド2のインク加圧室内の詰まりを
除去する。
【0023】その後、導管13、14を矢印B´方向に
移動してBヘッド1とYMCヘッド2からBヘッド用キ
ャップ9とYMCヘッド2用キャップ10を取り外す。
次に、ステップ16でYMCヘッド32のロックを解除
する。まず、図示せぬ駆動源によりキャリッジ5を矢印
A´方向に移動する。これにより、キャリッジ6がスプ
リング34の付勢力に抗して矢印A´方向に押される。
バー37は、L字状部37aが爪36の斜面36bに当
接しながら矢印C方向へ移動することにより、撓みなが
らYMCヘッド32とともに矢印A´方向に移動する。
【0024】バー37は、L字状部37aが斜面36b
の頂点に達すると、図7に示すようにその撓みが押圧か
ら解放されて元に戻り、YMCヘッド32のロック状態
が解除される。ここでキャリッジ5を一時停止し、今度
は矢印A方向に移動する。キャリッジ6は、スプリング
34により常に矢印A方向に付勢されているので、キャ
リッジ5とともに矢印A方向に移動する。バー37は、
L字状部37aが爪36の斜面36cに当接しながら矢
印D方向へ移動することにより、先程とは逆方向である
矢印D方向に撓みながらYMCヘッド32とともに矢印
A方向に移動する。
【0025】このようにしてYMCヘッド32のロック
を解除すると、次にステップ17でBヘッド1とYMC
ヘッドの第二のクリーニングを行う。第二のクリーニン
グ動作としては、まずソレノイド22を駆動して掃引ブ
レード12を矢印B方向に移動し、キャリッジ5、6を
矢印A方向に移動してBヘッド31とYMCヘッド32
のオリフィス近辺に付着したごみやインクを除去してク
リーニング動作が終了する。
【0026】Bヘッド31とYMCヘッド32のクリー
ニングが終了すると、ステップ18でキャリッジ5を矢
印A−A´方向に移動しながら印刷を行う。その際、所
定時間ごとに空吐出用受皿11に対して、Bヘッド1と
YMCヘッド32の全てのオリフィスの空吐出を行い、
吐出頻度の違うオリフィスの吐出ばらつきをなくしてい
る。
【0027】印刷が終了すると、ステップ19でYMC
ヘッド32を印刷停止位置にロックする。キャリッジ5
を印刷停止位置よりもさらに矢印A´方向に移動する
と、バー37は、L字状部37aが爪36の斜面36d
に当接しながら矢印C方向へ移動することにより、撓み
ながらYMCヘッド32とともに矢印A´方向に移動す
る。バー37は、L字状部37aが斜面36dの頂点に
達すると、図6に示すようにその撓みが押圧から解放さ
れて元に戻る。このように、L字状部37aが凹部36
aに引っ掛かってYMCヘッド32がロックされて全て
の印刷動作が終了する。
【0028】このように、シャフト7に並設されたBヘ
ッド31とYMCヘッド32とをそれぞれ独立したキャ
リッジ5、6に取り付け、側壁33からBヘッド31方
向にYMCヘッド32を付勢するスプリング34と、Y
MCヘッド32を解放可能に側壁33に固定する爪3
6、およびバー37とでBヘッド31とYMCヘッド3
2とを切離し可能に連結することにより、単色印刷をす
る場合にBヘッド31のみを移動しながら印刷が行われ
るので、その間YMCヘッド32をキャップを被せた状
態にしておくことができるので、YMCヘッド32のオ
リフィス近辺のインクの乾燥を防止し得る。
【0029】次に、本発明の第三の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。図8は本発明の第三の実
施の形態を示す側面図である。図8において、インクジ
ェットプリンタのBヘッド1とYMCヘッド41とに
は、それぞれBインクカートリッジ3、YMCインクカ
ートリッジ4が装填されている。また、Bヘッド1は、
キャリッジ5に固着されており、キャリッジ5は、給紙
方向に直交する方向に延在するシャフト7に摺動可能に
取り付けられている。YMCヘッド41の側面には、側
壁42方向に突出するガイド43a、43bが固着され
ている。側壁42には、これらのガイド43a、43b
が挿入されるガイド穴44a、44bが設けられてい
る。
【0030】Bヘッド1の側面には、鉄片19とこの鉄
片19を上下から挟むガイド20a、20bとが固着さ
れている。一方、これに対向するYMCヘッド41の側
面には、電磁石21が固着されている。この電磁石21
は、通電されることによりBヘッド1の鉄片19を吸着
し、印刷の際にはBヘッド1とともに矢印A−A´方向
に移動する。また、電磁石21に通電されていないとき
は、YMCヘッド2はBヘッド1から切り離され、印刷
の際、Bヘッド1は単独で矢印A−A´方向に移動す
る。第三の実施の形態におけるインクジェットプリンタ
のその他の構成要素と印刷動作については、第一の実施
の形態と同様であるので説明は省略する。
【0031】このように、シャフト7に並設されたBヘ
ッド1とYMCヘッド41のうち、Bヘッド1のみをキ
ャリッジ5に取り付け、Bヘッド1の側面に固着された
鉄片19と、これに対向するYMCヘッド41の側面に
固着された電磁石とでBヘッド1とYMCヘッド41と
を切離し可能に連結することにより、単色印刷をする場
合にBヘッド1のみを移動しながら印刷を行うので、そ
の間YMCヘッド41をキャップを被せた状態にしてお
くことができるので、YMCヘッド41のオリフィス近
辺のインクの乾燥を防止し得る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】すなわち、複数のインクジェットヘッドを
それぞれ独立してシャフトに沿って移動可能にするとと
もに、各インクジェットヘッドを切離し可能に連結する
連結部材を設けたことにより、単色印刷をする場合に使
用するインクジェットヘッドのみを移動しながら印刷を
行うので、その間使用しないインクジェットヘッドをキ
ャップを被せた状態にしておくことができるので、イン
クジェットヘッドのオリフィス近辺のインクが乾燥せ
ず、インク粘りや固まりによるインク加圧室の詰まりや
インク噴出不良を防止し得る。なお、本実施の形態にお
けるシャフトは、給紙方向に対して直交する方向に延在
するものであるが、給紙方向に対して斜めに延在するシ
ャフトを用いるインクジェットプリンタにも、本発明を
使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図2】第一の実施の形態の印刷動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図4】第二の実施の形態の要部を示す斜視図である。
【図5】第二の実施の形態の印刷動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】YMCヘッドのロック状態を示す側面図であ
る。
【図7】YMCヘッドのロック解除状態を示す側面図で
ある。
【図8】本発明の第三の実施の形態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1、31 Bヘッド 2、32、41 YMCヘッド 5、6 キャリッジ 7 シャフト 19 鉄片 21 電磁石 33 側壁 34 スプリング 36 爪 37 バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小井戸 重規 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式会 社沖データ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドを取り付けたキャ
    リッジが給紙方向に対して交差する方向に延在するシャ
    フトに沿って移動することにより印刷を行うインクジェ
    ットプリンタにおいて、 複数のインクジェットヘッドをそれぞれ独立してシャフ
    トに沿って移動可能にするとともに、 各インクジェットヘッドを切離し可能に連結する連結部
    材を設けたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 上記インクジェットヘッドは、それぞれ
    独立したキャリッジに取り付けられ、 上記連結部材は、一方のインクジェットヘッドに固着さ
    れた鉄片と、これに対向する他方のインクジェットヘッ
    ドに固着された電磁石とで構成される請求項1記載のイ
    ンクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記インクジェットヘッドは、それぞれ
    独立したキャリッジに取り付けられ、 上記連結部材は、一方のインクジェットヘッド方向に他
    方のインクジェットヘッドを付勢するスプリングと、 他方のインクジェットヘッドを解放可能に固定する固定
    部材とで構成される請求項1記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 上記インクジェットヘッドは、そのいず
    れかがキャリッジに取り付けられ、 上記連結部材は、キャリッジに取り付けられたインクジ
    ェットヘッドに固着された鉄片と、これに対向する他の
    インクジェットヘッドに固着された電磁石とで構成され
    る請求項1記載のインクジェットプリンタ。
JP22950196A 1996-08-30 1996-08-30 インクジェットプリンタ Withdrawn JPH1071710A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003103792A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Konica Corp インクジェットプリンタ
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