JP5055918B2 - パワーシートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに用いられるパワーシートスライド装置に関するものである。
車両フロアに固定されるロアレールと、ロアレールに車両前後方向に摺動可能に支持され車両用シートを保持したアッパレールと、ロアレールとアッパレールとの間に設けられ、アッパレールの摺動方向に延在するスクリュー軸と、ロアレール側に固定されスクリュー軸に螺合するナット部材と、アッパレール側に保持されスクリュー軸の一端に連結されるギヤボックスと、ギヤボックスを介してスクリュー軸に駆動力を伝達するモータとを備え、モータの回転によってスクリュー軸を回転させることで、アッパレールをロアレールに対して前後方向に摺動させるようにしたパワーシートスライド装置は、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されているようによく知られている。
特開平11−334424号公報 特開2004−345541号公報
特許文献1に記載のものは、減速装置のケーシング内に、駆動モータによって回転駆動されるウォームに噛合うウォームホイールを回転可能に支持し、このウォームホイールにスクリュー軸の一端をねじとナット部材とによって一体的に結合したものである。
一方、特許文献2に記載のものは、スクリュー部材が、ギヤボックスを介してアッパレールに保持され、スクリュー部材のギヤボックスに対する移動は、アッパレールの摺動方向に規制されているものである。
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、ウォームホイールとスクリュー軸がリジッドに固定され、スクリュー軸はウォームホイールとナット部材とによって支持された構成であるため、ウォームホイールとウォームギヤとのギヤの噛合いと、スクリュー軸とナット部材とのねじの噛合いとが相互に影響しあい、長尺のスクリュー軸を安定的に支持することが難しい問題があった。このために、スクリュー軸の摺動むら、あるいは回転むらを生ずる恐れがあり、モータによってシートをスライドする際に、噛合いに起因する音等が発生しやすい問題があった。
また、特許文献2に記載のものにおいては、例えば、車両が急停止することでアッパレールに車両前後方向の荷重が作用した場合に、この荷重が、アッパレール、ギヤボックス、スクリュー部材、およびナット部材を順に経由してロアレールに伝達されるため、アッパレールに作用した荷重がギヤボックスに入力されることになり、このために、ギヤボックスには、荷重の入力に耐え得る構造が必要となり、そのサイズや、アッパレールに対する保持構造など、ギヤボックスに係る構造を簡素化することが難しい問題があった。
本発明は、上述した従来の問題を解消するためになされたもので、アッパレールに作用する荷重をギヤボックスに作用させないようにするとともに、スクリュー部材と出力回転部材の各噛合い部における影響を排除できるパワーシートスライド装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、車両フロア側に配設されるロアレールと、該ロアレールに摺動可能に支持され車両用シートを保持するアッパレールと、該アッパレールと前記ロアレールとの間に配置され前記アッパレールの摺動方向に延在する回転可能なスクリュー部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの何れか一方に配設され前記スクリュー部材に螺合する送りナット部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの他方に配設され、前記スクリュー部材が挿通される貫通穴を有する第1の保持ブラケットと、該第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれ前記スクリュー部材に螺合されて前記スクリュー部材に一体結合されるとともに、前記ナット部材のうちの一方に前記貫通穴の内周に回転可能に支持される嵌合筒状部を有する摺動ナット部材と、前記第1の保持ブラケットに取付けられ前記スクリュー部材に回転連結される出力回転部材を回転可能に支持したギヤボックスと、該ギヤボックスに支持された前記出力回転部材を介して前記スクリュー部材に回転駆動力を伝達する駆動ユニットとを備えることである
請求項2に係る発明の特徴は、車両フロア側に配設されるロアレールと、該ロアレールに摺動可能に支持され車両用シートを保持するアッパレールと、該アッパレールと前記ロアレールとの間に配置され前記アッパレールの摺動方向に延在する回転可能なスクリュー部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの何れか一方に配設され前記スクリュー部材に螺合する送りナット部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの他方に配設された第1の保持ブラケットと、該第1の保持ブラケットに回転可能に保持され前記スクリュー部材に螺着された摺動ナット部材と、前記第1の保持ブラケットに取付けられ前記スクリュー部材に回転連結される出力回転部材を回転可能に支持したギヤボックスと、該ギヤボックスに支持された前記出力回転部材を介して前記スクリュー部材に回転駆動力を伝達する駆動ユニットとを備え、前記摺動ナット部材は、前記第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれ前記スクリュー部材に螺合されてスクリュー部材に一体結合されており、前記摺動ナット部材の2つのナット部材は、前記スクリュー部材に螺合する薄肉円筒部をそれぞれ備え、これら薄肉円筒部を潰して、2つのナット部材を前記スクリュー部材に一体結合したことである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記送りナット部材を、前記ロアレールに配設し、前記スクリュー部材を保持した前記第1の保持ブラケットを、前記アッパレールに結合したことである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項3において、前記第1の保持ブラケットを、前記アッパレールの前端部に結合し、該第1の保持ブラケットの前端部に前記ギヤボックスを取付け、前記第1の保持ブラケットの後端部に前記摺動ナット部材を保持したことである。
請求項5に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項4の何れか1項において、前記スクリュー部材の前端部を、前記ギヤボックスに支持された前記出力回転部材に摺動可能にスプライン係合したことである。
請求項6に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項5の何れか1項において、前記スクリュー部材の後部を、前記アッパレールに結合された第2の保持ブラケットに回転可能に保持したことである。
請求項7に係る発明の特徴は、車両フロア側に配設されるロアレールと、該ロアレールに摺動可能に支持され車両用シートを保持するアッパレールと、該アッパレールと前記ロアレールとにより支持されるスクリュー部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの何れか一方に配設され前記スクリュー部材に螺合する送りナット部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの他方に配設され前記スクリュー部材が挿通される保持ブラケットと、前記スクリュー部材に配設され前記保持ブラケットを介して対向配置される第1の係合部材および第2の係合部材と、前記スクリュー部材に回転駆動力を伝達する駆動ユニットとを備え、 前記第1の係合部材および第2の係合部材は、前記スクリュー部材に螺合され、前記第1の係合部材は、前記保持ブラケットに形成され前記スクリュー部材が挿通される穴に挿入される筒状部と、前記保持ブラケットに係合する第1係合部を有し、前記第2の係合部材は、前記筒状部が嵌合される凹部と、保持ブラケットに係合する第2係合部を有することである。
請求項8に係る発明の特徴は、請求項7において、前記第1の係合部材は、前記スクリュー部材に螺合され、前記第2の係合部材は、前記第1の係合部材に螺合され、前記第1の係合部材は、前記保持ブラケットに形成され前記スクリュー部材が挿通される穴に挿入される筒状部と、前記保持ブラケットに係合する第1係合部を有し、前記第2の係合部材は、前記保持ブラケットに係合する第2係合部を有することである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、スクリュー部材が挿通される貫通穴を有する第1の保持ブラケットと、第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれスクリュー部材に螺合されてスクリュー部材に一体結合されるとともに、ナット部材のうちの一方に貫通穴の内周に回転可能に支持される嵌合筒状部を有する摺動ナット部材と、第1の保持ブラケットに取付けられスクリュー部材に回転連結される出力回転部材を回転可能に支持したギヤボックスとを備えているので、スクリュー部材をこれに螺着された摺動ナット部材によって、第1の保持ブラケットに安定的に支持することができ、スクリュー部材の回転を安定的に行うことができる。その結果、スクリュー部材等の回転むら等に起因するシート調整時の音色の変化を防止でき、音色を一定に保ちながらシートを安定的に調整することができる。
また、仮に、車両の急停止等によって、アッパレールに前後方向の荷重が作用しても、アッパレールに作用した荷重は、アッパレールより保持ブラケット、摺動ナット部材およびスクリュー部材を介してロアレールに伝達され、ギヤボックスに作用されることないので、ギヤボックスの小型化および軽量化が可能となる。しかも、スクリュー部材に螺着した摺動ナット部材によって、スクリュー部材自体の荷重に対する剛性も高めることができるようになる。
しかも、摺動ナット部材は、第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれスクリュー部材に螺合されてスクリュー部材に一体結合されているので、2つのナット部材によって十分な摺動幅を確保することができ、スクリュー部材の回転保持の安定性をより一層高めることができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、摺動ナット部材は、第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれスクリュー部材に螺合されてスクリュー部材に一体結合されており、摺動ナット部材の2つのナット部材は、スクリュー部材に螺合する薄肉円筒部をそれぞれ備え、これら薄肉円筒部を潰して、2つのナット部材をスクリュー部材に一体結合したので、2つのナット部材をスクリュー部材に簡単かつ確実に結合することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、送りナット部材を、ロアレールに固定し、スクリュー部材を保持した第1の保持ブラケットを、アッパレールに結合したので、アッパレール側に保持された長尺のスクリュー部材が、シートの前後移動によっても、外部にむき出しになることがなく、安全でかつ車両用シートの見栄えをよくすることができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明によれば、第1の保持ブラケットを、アッパレールの前端部に結合し、第1の保持ブラケットの前端部にギヤボックスを取付け、第1の保持ブラケットの後端部に摺動ナット部材を保持したので、スクリュー部材を保持する保持機構およびスクリュー部材に螺合する送りナット部材ならびにギヤボックス等の配置構成を簡素化することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明によれば、スクリュー部材の前端部を、ギヤボックスに支持された出力回転部材に摺動可能にスプライン係合したので、ギヤボックスにおける減速歯車機構、例えば、ウォーム、ウォームホイール機構によるギヤの噛合いと、スクリュー部材と送りナット部材のねじの噛合いとが相互に影響を及ぼし合うことがなく、モータによるシートのスライド時に、噛合いに起因する音等の発生を抑制でき、シートのスライドを静粛かつ安定的に行うことができる。
しかも、スクリュー部材と出力回転部材とのスプライン係合作用によって、アッパレールに前後方向の荷重が作用して、これがスクリュー部材に伝達されても、この荷重が出力回転部材に伝達されることがなく、その結果、ギヤボックスにおける出力回転部材は回転駆動力を伝達するに必要な支持剛性を確保していればよく、構成の簡素化が可能となる。
上記のように構成した請求項6に係る発明によれば、スクリュー部材の後部を、アッパレールに結合された第2の保持ブラケットに回転可能に保持したので、スクリュー部材は、出力回転部材との回転連結部を除く2点で支持することができ、スクリュー部材の安定した摺動回転を確保することができる。
上記のように構成した請求項7に係る発明によれば、第1の係合部材および第2の係合部材は、スクリュー部材に螺合され、第1の係合部材は、保持ブラケットに形成されスクリュー部材が挿通される穴に挿入される筒状部と、保持ブラケットに係合する第1係合部を有し、第2の係合部材は、筒状部が嵌合される凹部と、保持ブラケットに係合する第2係合部を有しているので、スクリュー部材に螺合された第1および第2の係合部材の第1および第2係合部を保持ブラケットに係合でき、第1および第2の係合部材によって、スクリュー部材の回転保持の安定性を高めることができる。
上記のように構成した請求項8に係る発明によれば、第1の係合部材は、スクリュー部材に螺合され、第2の係合部材は、第1の係合部材に螺合され、第1の係合部材は、保持ブラケットに形成されたスクリュー部材挿通穴に挿入される筒状部と、保持ブラケットに係合する第1係合部を有し、第2の係合部材は、保持ブラケットに係合する第2係合部を有しているので、スクリュー部材に螺合された第1の係合部材およびこれに螺合する第2の係合部材の第1および第2係合部を保持ブラケットに係合でき、第1および第2の係合部材によって、スクリュー部材の回転保持の安定性を高めることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において、10は車両フロア11上に設置される車両用シートを示し、当該車両用シート10は、後述する構成のパワーシートスライド装置12を備えている。車両用シート10は、座面を形成するシートクッション13および背もたれ面を形成するシートバック14からなり、シートバック14は、公知のリクライニング装置により、シートクッション13に対して車両前後方向に回動可能に、かつ所定の調整角度位置で固定保持可能に、シートクッション13の後部に取付けられている。
パワーシートスライド装置12は、図2および図3に示すように、主として、ロアレール21と、アッパレール22と、スクリュー部材23と、送りナット部材24と、駆動ユニット25とによって構成されている。
ロアレール21は、図7にも示すように、車両の前後方向に延びる長尺状で、互いに平行な左右一対のレール部材からなっている。ロアレール21は、図4に詳細図示するように、底壁21aと、底壁21aの左右方向の端部からそれぞれ上方に延びる一対の側壁21bとから形成され、各側壁21bの上端に内方に屈曲するフランジ壁21cが設けられている。ロアレール21は、上方に開口する開口部21dをフランジ壁21cの間に有した略U字状の断面形状をなしている。ロアレール21は、前後を図略のボルト等の締結部材を用いて車両フロア11に配設固定されるようになっている。
アッパレール22は、図7にも示すように、車両の前後方向に延びる長尺状で、互いに平行な左右一対のレール部材からなっている。アッパレール22は、図4に詳細図示するように、上壁22aと、上壁22aの左右方向の端部からそれぞれ下方に延びる一対の側壁22bとから形成され、側壁22bの下端に外方に屈曲するフランジ壁22cが設けられている。アッパレール22は、下方に開口する開口部22dをフランジ壁22cの間に有した略逆U字状の断面形状をなしている。アッパレール22の側壁22bは、ロアレール21の側壁21bに摺動(スライド)可能に係合され、アッパレール22上には、保持ブラケット27(図2参照)を介して車両用シート10のシートクッション13が固定される。
左右一対のロアレール21とアッパレール22との各間には、それぞれスクリュー部材23がその軸心を車両前後方向に延在して配置されている。スクリュー部材23には、図5、図6および図7に示すように、ロアレール21の底面21a上にボルト28によって配設固定された送りナット部材24が螺合されている。スクリュー部材23の前後は、後述するようにアッパレール22に回転のみ可能に支持され、これによって、スクリュー部材23が回転されると、スクリュー部材23とともにアッパレール22がロアレール21上を前後方向に摺動(スライド)されるようになる。以下、アッパレール22に対するスクリュー部材23の支持構成、ならびに駆動ユニット25の具体的構成について説明する。
図5から図7に示すように、アッパレール22の前端部には、前端保持ブラケット(第1の保持ブラケット)31がボルト32によって締結されており、また、アッパレール22の後端部には、後端保持ブラケット(第2の保持ブラケット)33がボルト34によって締結されている。
前端保持ブラケット31は板状をなし、図6に示すように、中央部にボルト32を挿通するボルト穴35と、位置決め突起36が形成されている。前端保持ブラケット31が取付けられるアッパレール22の上壁22aの前端部には、ボルト32を挿通するボルト穴37と、位置決め突起36に嵌合する位置決め穴38が形成され、前端保持ブラケット31は位置決め突起36を位置決め穴38に嵌合した状態で、ボルト32を前端保持ブラケット31およびアッパレール22の各ボルト穴35、37を貫通させ、ボルト32にナット39をねじ込むことにより、前端保持ブラケット31がアッパレール22に位置決めされて配設固定されるようになっている。
前端保持ブラケット31の後端は、下方に略垂直に折り曲げられ、その垂直折り曲げ部31aにスクリュー部材23を挿通するための貫通穴41が形成されている。貫通穴41は、スクリュー部材23の外径より十分に大きな内径を有し、貫通穴41に断面凹字状のブッシュ42が装着されている。垂直折り曲げ部31aの両側には、ブッシュ42を挟み込むようにして、スクリュー部材23に螺合する第1および第2の摺動ナット部材43、44が配置されている。第1の摺動ナット部材43は、ブッシュ42の内周に嵌合する嵌合筒状部43aと、ブッシュ42の一側面に当接する鍔部43bと、鍔部43bより嵌合筒状部43aと反対方向に延在する薄肉円筒部43cと、スクリュー部材23の外周に形成した雄ねじ部23aに螺合する雌ねじ部43dを有している。第1の摺動ナット部材43の嵌合筒状部43aは、ブッシュ42を貫通して前端部がブッシュ42より前方に突出されている。
一方、ブッシュ42の他側面に当接する第2の摺動ナット部材44は、第1の摺動ナット部材43の嵌合筒状部43aの先端に嵌合する嵌合凹部44aと、嵌合凹部44aと反対方向に延在する薄肉円筒部44bと、スクリュー部材23の雄ねじ部23aに螺合する雌ねじ部44cと、ブッシュ42の他側面に当接する当接端面44dとを有している。第1および第2の摺動ナット部材43、44は、その鍔部43bと当接端面44dとによって、ブッシュ39を軸方向に挟み込むようにスクリュー部材23に対してねじ込み、その状態で、それらの薄肉円筒部43c、44bを潰すことにより、スクリュー部材23に一体的に結合されるようになっている。これにより、スクリュー部材23およびこれに一体結合された第1および第2の摺動ナット部材43、44は、ブッシュ42を介して、前端保持ブラケット31にラジアル方向およびスラスト方向に回転支持される。
上記した第1の摺動ナット部材43によって、請求項8における第1の係合部材が構成され、第2の摺動ナット部材44によって、請求項8における第2の係合部材が構成され、また、第1の摺動ナット部材43の鍔部43bによって、請求項10における第1係合部が構成され、第2の摺動ナット部材44の当接端面44dによって、請求項10における第2係合部が構成されている。
前端保持ブラケット31の前端は、アッパレール22の前方において上方に略垂直に折り曲げられ、その垂直折り曲げ部31bの先端(上端)がさらに前方に略垂直に折り曲げられて前方に向かって水平に延在する水平保持部31cを形成している。水平保持部31cの下面には、ギヤボックス51が図略のボルト等の適宜な締結部材によって固定されている。
後端保持ブラケット33は、図5に示すように、L字状に屈曲した形状をなし、水平部33aにボルト34を挿通するボルト穴45が形成されている。後端保持ブラケット33が取付けられるアッパレール22の後端部には、ボルト34を挿通する図略のボルト穴が形成され、ボルト34を後端保持ブラケット33およびアッパレール22の各ボルト穴45(一方は図示省略)を貫通させ、ボルト34にナット47をねじ込むことにより、後端保持ブラケット33がアッパレール22に一体的に取付けられるようになっている。
後端保持ブラケット33の垂直部33bには、スクリュー部材23を挿通する貫通穴48が形成され、貫通穴48に断面凹字状のブッシュ49が装着されている。ブッシュ49には、スクリュー部材23の後端軸部が回転可能に支持されている。これにより、送りナット部材24に螺合するスクリュー部材23は、その前後に配置されたブッシュ42、49により2点で回転支持される。
前端保持ブラケット31の前端下面に固定されたギヤボックス51は、ハウジング52を備え、ハウジング52には、図6に示すように、出力回転部材としてのウォームホイール53が、スクリュー部材23と同一の軸線上に回転可能に支持されている。ウォームホイール53の回転中心部にはスプライン穴(セレーション穴)53aが形成され、このスプライン穴53aにスクリュー部材23の前端部に形成したスプライン係合部(セレーション係合部)23bが摺動のみ可能にスプライン係合されている。また、ハウジング52には、ウォームホイール53に噛合するウォーム軸54がウォームホイール53の軸線と直交する軸線の回り、すなわち、車両前後方向に直交する水平軸線の回りに回転可能に支持されている。これらウォームホイール53およびウォーム軸54によって減速歯車機構を構成している。
左右のギヤボックス51の間には、図3および図7に示すように、左右方向に延在された回転伝達軸55が配置され、回転伝達軸55の一端は左側のギヤボックス51に支持されたウォーム軸54に連結され、回転伝達軸55の他端は右側のギヤボックス51に支持されたウォーム軸54に連結されている。回転伝達軸55には、左右一対のアッパレール22を互いに連結する連結フレーム56に設置されたモータ57の出力軸が図略の歯車機構を介して回転連結され、モータ57の回転は、回転伝達軸55を介して左右のウォーム軸54に伝達される。
これらウォーム軸54の回転によりウォームホイール53が減速回転され、さらにウォームホイール53の減速回転はスプライン係合されたスクリュー部材23に伝達される。これにより、送りナット部材24に螺合する左右のスクリュー部材23が同期的に回転され、スクリュー部材23を保持した左右一対のアッパレール22がロアレール21に対して前後方向に摺動(スライド)される。上記したモータ57、回転伝達軸55および減速歯車機構(ウォーム、ウォームホイール)によって、上記した駆動ユニット25を構成している。
次に、上記した第1の実施の形態における動作について説明する。車両用シート10を前後に移動調整する場合には、例えば、車両用シート10の近傍に配置したシート前進移動用あるいはシート後退移動用のスイッチを操作し、モータ57を正転方向あるいは逆転方向に起動させる。これにより、回転伝達軸55が正転あるいは逆転方向に回転駆動され、回転伝達軸55の回転は、その両端に連結されたギヤボックス51内のウォーム軸54に伝達される。これにより、ウォーム軸54の回転によって出力回転部材としてのウォームホイール53が回転され、ウォームホイール53の回転はスプライン係合部23bを介してスクリュー部材23に伝達される。その結果、モータ57による回転伝達軸55の回転によって、ウォーム軸54およびウォームホイール53からなる減速歯車機構を介して、スクリュー部材23が減速回転される。
スクリュー部材23には、ロアレール21に固定された送りナット部材24が螺合されているため、スクリュー部材23は送りナット部材24に対して、回転しながら軸方向に移動され、これによって、スクリュー部材23を回転可能に支持した前端保持ブラケット31を介してアッパレール22が前進方向あるいは後退方向に移動され、車両用シート10の位置が調整される。
この際、スクリュー部材23は、前端保持ブラケット31にブッシュ42を介して回転可能に支持された2つの摺動ナット部材43、44に結合されており、しかも、出力回転部材としてのウォームホイール53にリジッドに結合されていないため、スクリュー部材23の軸支持を安定させることができ、スクリュー部材23の摺動回転を安定的に行うことができる。従って、車両用シート10の前後位置調整時に、噛合いに起因する音等が発生することがなく、一定の音色でシートを安定的に作動させることができるようになる。
ところで、例えば、車両が急停止したり、当該車両が前方の他車両に追突(前突)、あるいは当該車両に後方の他車両が追突(後突)したりすると、アッパレール22に前方あるいは後方に荷重が作用するが、アッパレール22に作用した荷重は、アッパレール22より前端保持ブラケット31および摺動ナット部材43、44を介してスクリュー部材23に伝達され、さらに、スクリュー部材23に伝達された荷重は、送りナット部材24を介してロアレール21に伝達される。従って、アッパレール22に作用した荷重は、ギヤボックス51に作用されることなく、車両フロア11に固定されたロアレール21に伝えられる。
また、スクリュー部材23は、ギヤボックス51に設けた出力回転部材としてのウォームホイール53に、スプライン係合部23bを介して、軸方向には摺動可能に回転連結されているため、スクリュー部材23に伝達された荷重も、ギヤボックス51に作用されることがない。
しかも、スクリュー部材23は、これにねじ結合した2つの摺動ナット部材43、44によって、所定の保持幅(摺動幅)で保持されているため、スクリュー部材23に大きな荷重が伝達された場合においても、摺動ナット部材43、44で的確に支持することができる。
この結果、スクリュー部材23に伝達される荷重に対する剛性を高めることができるとともに、ギヤボックス51のハウジング52を堅牢な構造にする必要がなく、モータ57より回転伝達軸55を介して入力される回転駆動力に耐え得る強度が確保されればよいため、ギヤボックス51の構造の簡素化が可能となり、ハウジング52等の小型化および軽量化が可能となる。
上記した第1の実施の形態によれば、ロアレール21に、スクリュー部材23に螺合する送りナット部材24を固定し、アッパレール22に、スクリュー部材23に螺着された摺動ナット部材43、44を回転のみ可能に保持した前端(第1)保持ブラケット31を結合し、前端保持ブラケット31に、スクリュー部材23に回転駆動力を伝達する出力回転部材としてのウォームホイール53を回転可能に支持したギヤボックス51を取付けたので、スクリュー部材23をこれに螺着された摺動ナット部材43、44によって、前端保持ブラケット31に安定的に支持することができ、スクリュー部材23の回転を安定的に行うことができる。その結果、スクリュー部材23等の回転むら等に起因するシート調整時の音色の変化を防止でき、音色を一定に保ちながらシートを安定的に調整することができる。
また、仮に、車両の急停止等によって、アッパレール22に前後方向の荷重が作用しても、アッパレール22に作用した荷重は、アッパレール22より保持ブラケット31、摺動ナット部材43、44およびスクリュー部材23を介してロアレール21に伝達され、ギヤボックス51に作用されることないので、ギヤボックス51の小型化および軽量化が可能となる。しかも、スクリュー部材23に螺着した摺動ナット部材43,44によって、スクリュー部材23自体の荷重に対する剛性も高めることができるようになる。
上記した実施の形態によれば、摺動ナット部材43、44は、スクリュー部材23に螺合する薄肉円筒部43c、44bをそれぞれ備え、これら薄肉円筒部43c、44bを潰して、摺動ナット部材43、44をスクリュー部材23に一体結合したので、摺動ナット部材43、44をスクリュー部材23に簡単かつ確実に結合することができる。
上記した第1の実施の形態によれば、送りナット部材24を、ロアレール21に固定し、スクリュー部材23を保持した前端保持ブラケット31を、アッパレール22に結合したので、アッパレール22側に保持された長尺のスクリュー部材23が、シートの前後移動によっても、外部にむき出しになることがなく、安全でかつ車両用シート10の見栄えをよくすることができる。
上記した第1の実施の形態によれば、前端保持ブラケット31を、アッパレール22の前端部に結合し、前端保持ブラケット31の前端部にギヤボックス51を取付け、前端保持ブラケット31の後端部に摺動ナット部材43,44を保持したので、スクリュー部材23を保持する保持機構およびスクリュー部材23に螺合する送りナット部材24ならびにギヤボックス51等の配置構成を簡素化することができる。
上記した第1の実施の形態によれば、スクリュー部材23の前端部を、ギヤボックス51に支持された出力回転部材としてのウォームホイール53に摺動のみ可能にスプライン係合したので、ギヤボックス51内におけるウォーム軸54とウォームホイール53のギヤの噛合いと、スクリュー部材23と送りナット部材24のねじの噛合いとが相互に影響を及ぼし合うことがなく、モータ57によるシートのスライド時に、噛合いに起因する音等の発生を抑制でき、シートのスライドを静粛かつ安定的に行うことができる。
しかも、スクリュー部材23とウォームホイール53とのスプライン係合作用によって、アッパレール22に前後方向の荷重が作用して、これがスクリュー部材23に伝達されても、この荷重がウォームホイール53に伝達されることがなく、その結果、ギヤボックス51におけるウォームホイール53は回転駆動力を伝達するに必要な支持剛性を確保していればよく、構成の簡素化が可能となる。
上記した第1の実施の形態によれば、スクリュー部材23の後部を、アッパレール22に結合された後端(第2)保持ブラケット33に回転可能に保持したので、スクリュー部材23は、ウォームホイール53との回転連結部を除く2点で支持することができ、スクリュー部材23の安定した回転摺動を確保することができる。
図8は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、スクリュー軸23を1つの摺動ナット部材143によって保持するようにしたものである。すなわち、前端保持ブラケット31の垂直折り曲げ部31aに形成された貫通穴41には、スクリュー部材23の外径より十分に大きな内径を有する断面凹字状のブッシュ42が装着され、このブッシュ42にスクリュー軸23に螺合する摺動ナット部材143が装着されるようになっている。摺動ナット部材143には、ブッシュ42の内周に嵌合して貫通する嵌合筒状部143aと、ブッシュ42の一側面に当接する鍔部143bと、鍔部143bより嵌合筒状部143aと反対方向に延在する薄肉円筒部143cとが形成されている。
嵌合筒状部143aの先端の外周にはねじ部60が形成され、このねじ部60に螺合する締付ナット61を締付け、ブッシュ42の両端を摺動ナット部材143の鍔部143bと締付ナット61の当接端面61aとによって軸方向に挟持し、その状態で、薄肉円筒部143cを潰して摺動ナット部材143をスクリュー部材23に一体に結合するようにしている。これにより、スクリュー部材23は、十分な保持幅(摺動幅)を有する摺動ナット部材143によって、前端保持ブラケット31へのスクリュー部材23の支持を安定させることができ、スクリュー部材23の安定的な摺動回転を行うことができる。
なお、その他の構成については、第1の実施の形態と同じであるので、同一部品については同一の符号を付し、その説明は省略する。
上記した摺動ナット部材143によって、請求項8における第1の係合部材が構成され、締付ナット61によって、請求項8における第2の係合部材が構成され、また、摺動ナット部材143の鍔部143bによって、請求項11における第1係合部が構成され、締付ナット61の当接端面61aによって、請求項11における第2係合部が構成されている。
上記した第2の実施の形態によれば、アッパレール22に結合した前端保持ブラケット31を、スクリュー部材23に螺着した1つの摺動ナット部材143およびこの摺動ナット部材143に螺合する締付ナット61とによって、ブッシュ42を介してラジアル方向およびスラスト方向に回転支持したので、スクリュー部材23をこれにねじ結合された摺動ナット部材143および締付ナット61によって、前端保持ブラケット31に安定的に支持することができ、第1の実施の形態で述べたと同様な作用および効果が期待できる。
上記した実施の形態においては、モータ57を駆動源とする駆動ユニット25、および駆動ユニット25によって回転されるスクリュー軸23を、アッパレール22側に設け、スクリュー軸23に螺合する送りナット部材24をロアレール21側に固定した例で説明したが、これとは逆に、ロアレール21側に駆動ユニット25およびスクリュー軸23を支持し、アッパレール22側にスクリュー軸23に螺合する送りナット部材24を固定するようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、スクリュー軸23の前後を、前端(第1)保持ブラケット31と後端(第2)保持ブラケット33の2点で支持するようにしたが、前端保持ブラケット31に回転可能に保持した1つもしくは2つの摺動ナット部材によって、スクリュー軸23の安定的な摺動作用が行えるのであれば、後端(第2)保持ブラケット33を省略することができる。
さらに、上記した実施の形態においては、ギヤボックス51内に収納されたウォームホイール53に、スクリュー軸23をスプライン係合させたが、スクリュー軸23にスプライン係合される出力回転部材は、ウォーム、ウォームホイール機構に限定されるものでなく、モータ57の出力をスクリュー軸23に回転伝達できるものであればよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
車両用シートを示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示すパワーシートスライド装置を備えた車両用シートの側面図である。 図2の3−3線に沿った矢視したパワーシートスライド装置の平面図である。 図2の4−4線に沿って切断した断面図である。 図3の5−5線に沿って切断した断面図である。 図5の要部拡大断面図である。 パワーシートスライド装置の全体を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示すパワーシートスライド装置の要部断面図である。
符号の説明
10・・・車両用シート、11・・・車両フロア、12・・・パワーシートスライド装置、13・・・シートクッション、14・・・シートバック、21・・・ロアレール、22・・・アッパレール、23・・・スクリュー部材、23b・・・スプライン係合部、24・・・送りナット部材、25・・・駆動ユニット、31、33・・・保持ブラケット、42、49・・・ブッシュ、43、44・・・摺動ナット部材(係合部材)、43b・・・鍔部、43c、44b・・・薄肉円筒部、44d・・・当接端面、51・・・ギヤボックス、52・・・ハウジング、53・・・ウォームホイール、53a・・・スプライン穴、54・・・ウォーム軸、55・・・回転伝達軸、57・・・モータ、61・・・締付ナット(係合部材)、61a・・・当接端面、143・・・摺動ナット部材(係合部材)、143b・・・鍔部。

Claims (8)

  1. 車両フロア側に配設されるロアレールと、
    該ロアレールに摺動可能に支持され車両用シートを保持するアッパレールと、
    該アッパレールと前記ロアレールとの間に配置され前記アッパレールの摺動方向に延在する回転可能なスクリュー部材と、
    前記ロアレールおよび前記アッパレールの何れか一方に配設され前記スクリュー部材に螺合する送りナット部材と、
    前記ロアレールおよび前記アッパレールの他方に配設され、前記スクリュー部材が挿通される貫通穴を有する第1の保持ブラケットと、
    該第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれ前記スクリュー部材に螺合されて前記スクリュー部材に一体結合されるとともに、前記ナット部材のうちの一方に前記貫通穴の内周に回転可能に支持される嵌合筒状部を有する摺動ナット部材と、
    前記第1の保持ブラケットに取付けられ前記スクリュー部材に回転連結される出力回転部材を回転可能に支持したギヤボックスと、
    該ギヤボックスに支持された前記出力回転部材を介して前記スクリュー部材に回転駆動力を伝達する駆動ユニットと、
    を備えるパワーシートスライド装置。
  2. 車両フロア側に配設されるロアレールと、該ロアレールに摺動可能に支持され車両用シートを保持するアッパレールと、該アッパレールと前記ロアレールとの間に配置され前記アッパレールの摺動方向に延在する回転可能なスクリュー部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの何れか一方に配設され前記スクリュー部材に螺合する送りナット部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの他方に配設された第1の保持ブラケットと、該第1の保持ブラケットに回転可能に保持され前記スクリュー部材に螺着された摺動ナット部材と、前記第1の保持ブラケットに取付けられ前記スクリュー部材に回転連結される出力回転部材を回転可能に支持したギヤボックスと、該ギヤボックスに支持された前記出力回転部材を介して前記スクリュー部材に回転駆動力を伝達する駆動ユニットとを備え、
    前記摺動ナット部材は、前記第1の保持ブラケットを挟んで対向配置された2つのナット部材からなり、これら2つのナット部材がそれぞれ前記スクリュー部材に螺合されてスクリュー部材に一体結合されており、
    前記摺動ナット部材の2つのナット部材は、前記スクリュー部材に螺合する薄肉円筒部をそれぞれ備え、これら薄肉円筒部を潰して、2つのナット部材を前記スクリュー部材に一体結合したパワーシートスライド装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記送りナット部材を、前記ロアレールに配設し、前記スクリュー部材を保持した前記第1の保持ブラケットを、前記アッパレールに結合したパワーシートスライド装置。
  4. 請求項3において、前記第1の保持ブラケットを、前記アッパレールの前端部に結合し、該第1の保持ブラケットの前端部に前記ギヤボックスを取付け、前記第1の保持ブラケットの後端部に前記摺動ナット部材を保持したパワーシートスライド装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項において、前記スクリュー部材の前端部を、前記ギヤボックスに支持された前記出力回転部材に摺動可能にスプライン係合したパワーシートスライド装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項において、前記スクリュー部材の後部を、前記アッパレールに結合された第2の保持ブラケットに回転可能に保持したパワーシートスライド装置。
  7. 車両フロア側に配設されるロアレールと、該ロアレールに摺動可能に支持され車両用シートを保持するアッパレールと、該アッパレールと前記ロアレールとにより支持されるスクリュー部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの何れか一方に配設され前記スクリュー部材に螺合する送りナット部材と、前記ロアレールおよび前記アッパレールの他方に配設され前記スクリュー部材が挿通される保持ブラケットと、前記スクリュー部材に配設され前記保持ブラケットを介して対向配置される第1の係合部材および第2の係合部材と、前記スクリュー部材に回転駆動力を伝達する駆動ユニットとを備え、
    前記第1の係合部材および第2の係合部材は、前記スクリュー部材に螺合され、前記第1の係合部材は、前記保持ブラケットに形成され前記スクリュー部材が挿通される穴に挿入される筒状部と、前記保持ブラケットに係合する第1係合部を有し、前記第2の係合部材は、前記筒状部が嵌合される凹部と、保持ブラケットに係合する第2係合部を有するパワーシートスライド装置。
  8. 請求項7において、前記第1の係合部材は、前記スクリュー部材に螺合され、前記第2の係合部材は、前記第1の係合部材に螺合され、前記第1の係合部材は、前記保持ブラケットに形成され前記スクリュー部材が挿通される穴に挿入される筒状部と、前記保持ブラケットに係合する第1係合部を有し、前記第2の係合部材は、前記保持ブラケットに係合する第2係合部を有するパワーシートスライド装置。
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