JP5044964B2 - 情報配信システム及び情報読取装置 - Google Patents

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本発明は、携帯電話機等の情報端末装置に対して、ポスター等の掲示媒体に掲示された掲示内容に関する関連情報を提供する技術に関し、特に、当該情報端末装置に固有の識別情報を記憶した記憶媒体から当該識別情報を読み取るリーダを備える情報読取装置に関する。
近年、携帯電話機の普及に伴い、商品やサービスの情報を電子メールにて配信するといった情報配信システムが普及している。特に最近では、商品やサービスの情報の中でも利用者が特に興味を持った情報を選別して配信する種々の工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、この種の情報配信システムとして、情報管理者は、予め利用者にIC(Integrated Circuit)タグを配布しておき、商品やサービスのポスター等の広告媒体の背後にICタグに記録されたID(IDentifier)を読み取るICタグリーダを備えた情報提供装置を屋外や店舗内等に設置するという構成が開示されている。このような構成によれば、利用者は興味を持った商品やサービスのポスター等に自己が所有するICタグを翳すことにより、背後に設置されたICタグリーダによってICタグのIDが読み取られ、ポスター等に告知された広告の詳細な内容が管理者の管理装置から利用者の携帯電話機にメールを通じて配信されることになる。
特開2003−308267号公報
上述したようなICタグリーダを搭載してポスター等の詳細な情報を携帯電話機に伝える情報提供装置、言わば電波ポスターユニットの普及が見込まれているが、この場合ユニット内部に固定されたICタグリーダが、ユニットの何処に固定設置されているか、ICタグリーダの設置位置を利用者が認知できるように構成しなければならない。
一方、ICタグリーダとポスターとが一体形成されるようなユニットでは、これを設置する場所が制約される。また、駅、ショッピングモール、店舗、施設等に設置された額に貼ってあるポスターに対して、このようなユニットを有効に活用することは困難である。
そこで本発明は、このような問題等に鑑みてなされたものであり、駅、ショッピングモール、店舗、施設等に設置された額に貼ってあるポスター等の掲示媒体に対しても、場所等の制約を受けることなく有効に活用することが可能な情報読取装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザにより携帯される情報端末装置に対して情報を提供する情報提供装置と、前記情報提供装置と通信可能な情報読取装置と、を備える情報配信システムにおいて、前記情報読取装置は、壁面に設置された額であって、掲示媒体が貼り付けられる前記額に固定される固定部と、前記固定部に接合された筐体と、を備え、前記筐体は、前記情報端末装置に固有の識別情報を記憶したICタグから無線電波により当該識別情報を読み取るリーダ部と、光を発する発光体と、前記リーダ部により読み取られた前記識別情報を前記情報提供装置に送信する送信部と、を収納し、前記発光体は、光を発することにより、前記筐体を介して前記リーダ部の位置を前記ユーザに認知させ、前記ICタグは、前記情報端末装置の表面又は内面に貼り付けられるか、または前記情報端末装置に付属されるものであり、前記固定部は、水平面に対して任意の角度で前記額に固定可能であり、前記筐体内には、前記リーダ部及び前記発光体が固定設置される電子基板と、軸と、軸支柱と、重りと、ベアリングとが設けられ、前記軸は、前記軸支柱により固定支持され、前記軸支柱は、前記筐体内壁に接合され、前記軸には、前記ベアリングが前記軸の中心軸を中心として回転可能に取り付けられ、前記ベアリングには、前記電子基板が支持棒を介して固定的に取り付けられていると共に、前記重りが支持棒を介して固定的に取り付けられており、前記情報提供装置は、前記情報読取装置から送信された前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報に対応する前記情報端末装置に対して、前記掲示媒体に掲示された掲示内容に関する関連情報を送信することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報配信システムに備えられる前記情報読取装置であって、前記固定部と前記筐体を備え、前記固定部は、水平面に対して任意の角度で前記額に固定可能であり、前記筐体内には、前記リーダ部及び前記発光体が固定設置される電子基板と、軸と、軸支柱と、重りと、ベアリングとが設けられ、前記軸は、前記軸支柱により固定支持され、前記軸支柱は、前記筐体内壁に接合され、前記軸には、前記ベアリングが前記軸の中心軸を中心として回転可能に取り付けられ、前記ベアリングには、前記電子基板が支持棒を介して固定的に取り付けられていると共に、前記重りが支持棒を介して固定的に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、壁面に設置された額であって掲示媒体が貼り付けられる前記額に固定される固定部と、前記固定部に接合された筐体と、前記掲示媒体に掲示された掲示内容に関する関連情報を記憶するメモリと、を備える情報読取装置であって、前記筐体は、ユーザにより携帯される情報端末装置に電気的に接続されるICタグであって、識別情報を記憶したICタグから無線電波により当該識別情報を読み取るリーダ部と、光を発することにより、前記筐体を介して前記リーダ部の位置を前記ユーザに認知させる発光体と、前記リーダ部により前記識別情報が読み取られた場合に、前記メモリに記憶された関連情報を前記情報端末装置に無線送信する送信部と、を収納し、前記固定部は、水平面に対して任意の角度で前記額に固定可能であり、前記筐体内には、前記リーダ部及び前記発光体が固定設置される電子基板と、軸と、軸支柱と、重りと、ベアリングとが設けられ、前記軸は、前記軸支柱により固定支持され、前記軸支柱は、前記筐体内壁に接合され、前記軸には、前記ベアリングが前記軸の中心軸を中心として回転可能に取り付けられ、前記ベアリングには、前記電子基板が支持棒を介して固定的に取り付けられていると共に、前記重りが支持棒を介して固定的に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、駅、ショッピングモール、店舗、施設等に設置された額に貼ってあるポスター等の掲示媒体に対しても、場所等の制約を受けることなく情報読取装置を有効に活用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。
先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報読取装置の設置位置等について説明する。
図1(A)は、ポスター用の額の正面図を示し、図1(B)は、当該ポスター用の額の側面図を示す。このような額Gは、例えば、駅、ショッピングモール、店舗、施設等の壁面等に固定設置されており、例えば当該額Gの前面にポスターPが貼り付けられることになる。
なお、当該額Gに貼り付けられたポスターP上は、例えば透明なガラス等で覆われる。
そして、情報読取装置Sは、図1(A),(B)に示すように、当該額Gの両端を、後述する固定部としてのストッパー1及び支持棒2a,2bにより挟み込むようにして当該額Gに取り付け固定されるようになっている。このように、固定部としてのストッパー1及び支持棒2a,2bにより挟み込むことが可能な長さ(奥行き方向の長さ)の端部を有する額であれば如何なる額も適用可能である。
また、図1(A),(B)では、情報読取装置Sの取り付け状態として、状態a(額前面部取り付け)及び状態b(額下部取り付け)の2つを示しており、固定部としてのストッパー1等は水平面に対して任意の角度で固定可能になっている。
なお、図1(A)及び(B)に示す、記憶媒体としてのICタグT(例えば、RFID(Radio Frequency Identification)等の技術に基づく)は、図示しない情報端末装置としての携帯電話機に固有の識別情報を記憶する図示しないIC部及び無線電波を送受信するアンテナ部を具備し、ユーザが当該ICタグTを情報読取装置Sに翳すことにより、上記識別情報が情報読取装置Sにより読み取られるようになっている。
次に、図2及び図3を参照して、情報読取装置Sの構成及び機能について説明する。
図2(A)は、情報読取装置Sの筐体K部分の正面図(一部切り開き)を示し、図2(B)は、情報読取装置Sの筐体K部分の側面を切り開いた図を示す。また、図3は、情報読取装置Sのストッパー1及び支持棒2a,2b部分の拡大図を示す。
情報読取装置Sは、樹脂等の透光性のある材料からなる筐体Kと、ポスター用の額に着脱自在に固定可能な固定部としてのストッパー1及び支持棒2a,2bと、ICタグTから識別情報を読み取るリーダ部4と、額Gの前面側からリーダ部4の位置を認知させるための発光体としてのLED(発光ダイオード)5と、リーダ部4により読み取られた識別情報を情報提供装置に送信する図示しない送信部と、識別情報がリーダ部4により読み取られた場合に所定の音声を出力する図示しないスピーカ等からなる音声出力部と、所定のプログラムを実行する図示しないCPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)、及びその周辺回路を有するコントローラと、LED5、送信部、音声出力部、及びコントローラ等に対して電源供給する電源部(例えば、電池を有する)と、を備えて構成されている。なお、ストッパー1及び支持棒2a,2bを除く、リーダ部4、LED5、送信部、音声出力部、及びコントローラ等は筐体K内に収納されている。
また、図3に示すように、筐体Kの側面(図示では、一側面側を示しているが、実際には両側面)には、支持棒2bが接合、固定されており、支持棒2bの内側には、支持棒2aが伸縮自在に設けられている。また、支持棒2aは、バネ21の収縮力により筐体K方向に縮むようになっており、当該支持棒2aには、ストッパー1が、接合、固定されている。このような構造により、筐体Kの両側面のストッパー1は、ストッパーゴム1aを介して、額Gの両端を挟み込むようにして当該額Gに取り付け着脱自在に固定されるようになっている。また、ストッパー1には、固定用ネジ挿入用溝(ねじ切り)1bが設けられ、支持棒2bには、固定用ネジ挿入用溝22が設けられており、かかる、固定用ネジ挿入用溝1b及び22に図示しないネジを挿入、締めることで、情報読取装置Sは、額Gに対して取り外し困難なように強固に固定される。これにより、情報読取装置Sの盗難を防止することができる。
次に、図2(A)に示すように、リーダ部4及びLED(発光ダイオード)5は、筐体K内のかざし部電子基板6上に搭載(固定設置)されている。また、LED5は、リーダ部4を中心として取り囲んで(例えば、円形状、若しくは矩形状に)複数具備されている。もちろん、これに限られるものでなく、例えば星型を形成するように具備するなど、LED5は種々のデザイン構成で配置させることができる。
また、リーダ部4は、図示しないリーダコントローラ及び無線電波を送受信するアンテナ(例えばコイルにより形成される)を備えており、ICタグTが所定距離内(アンテナ)に近づくと、無線電波によりICタグTとの間で通信を行い、上記識別情報を読み取るようになっている。
更に、筐体K内には、軸10、軸支柱11、ウエイト(重り)12、及びベアリング13が設けられている。軸支柱11は、筐体K内壁に接合、固定されており、軸10は、軸支柱11により固定支持されている。また、軸10には、ベアリング13が、軸10の中心軸を中心として回転可能に取り付けられている。そして、ベアリング13には、かざし部電子基板6が支持棒6aを介して固定的に取り付けられていると共に、ウエイト(重り)12が支持棒12aを介して固定的に取り付けられている。これにより、ウエイト(重り)12は、筐体Kがどのような角度であっても(つまり、図1に示すように、ストッパー1が、状態a,b等のようにその取り付け角度が変わっても)、軸受(軸支柱11における軸10を支える部分)を中心に常に鉛直下の位置にくることになり、かざし部電子基板6は、水平面に対して一定の角度を保つようになる。図2(B)の例では、かざし部電子基板6のLED5が設けられた表面は、水平面に対してほぼ45度上方を常に向くようになっている。これにより、ICタグTを携帯するユーザは、かざし部電子基板6上におけるLED5が発する光を視認しやすくなり、したがって、リーダ部4の位置を認知しやすくなる。加えて、ユーザは、リーダ部4に対してICタグTを翳しやすくなる。
そして、ユーザが、情報読取装置Sにおけるリーダ部4に対してICタグTを翳すと、リーダ部4は、筐体Kを介して当該ICタグTから識別情報を読み取り、当該識別情報は、コネクタケーブル7を介してコントローラに送られる。
そして、リーダ部4によって識別情報が読み取られた場合に、コントローラは、所定の音声を、スピーカ等を有する音声出力部から出力させる。
こうして、読み取られた識別情報は、コントローラの制御の下、送信部及び通信網を介して情報提供装置(情報提供サーバ)に送信される。そして、ポスターPに掲示された掲示内容に関する関連情報は、上記情報提供装置により、上記識別情報に対応付けて情報提供装置に登録済みのユーザの携帯電話機のメールアドレス宛てに送信される。携帯電話機が情報提供装置から送信されてきた関連情報を受信すると、携帯電話機の表示部に当該関連情報が表示され、ユーザがポスターPの広告内容(例えば、クーポン券を含む)や案内内容等の掲示内容に関する関連情報を確認することができる。
なお、情報読取装置Sに備えた送信部は、有線であっても無線であってもよいが、ネットワーク接続ケーブルを必要とせず、無線によって通信網を介して情報提供装置と接続可能であることがより好ましい。これによれば、場所等の制約を殆ど受けることなく、所望の位置に取り付けることができるからである。
また、上述した「掲示内容に関する関連情報」とは、例えば、掲示している掲示媒体がポスター等の広告媒体である場合には、当該広告にかかる商品の販売期間、販売会社、製造業者、内容量、成分、効能、価格、クーポン券(割引券等)等が該当し、掲示している掲示媒体が案内掲示やお知らせ等の情報掲示媒体である場合には、情報源や、掲示期間、案内にかかる地図や連絡先等が該当する。
以上説明したように、上記実施形態によれば、駅、ショッピングモール、店舗、施設等に設置されたポスターP等が貼ってある掲示媒体用の額Gに対して情報読取装置Sを取り外し可能に固定できるので、場所等の制約を受けることなく情報読取装置を有効に活用することができる。しかも、かざし部電子基板6のLED5等が設けられた表面は、水平面に対してユーザが方向を常に向くようになっているので、ユーザは、リーダ部4の位置を認知しやすく、リーダ部4に対してICタグTを翳しやすいという効果を有する。
なお、上述した識別情報は、各ICタグTを一意に識別することができるものであればよく、例えば、工場出荷時に予め割り振られる製造番号等を固有の識別情報として利用することも可能である。このように、ICタグTは、無電池のため応用事例にあわせた柔軟な加工や小型化・薄型化が可能であり、シール状に加工したICタグTを携帯電話機などの携帯物の表面や内面に貼り付けたり、ストラップなどの形状に加工したICタグTを携帯電話機などの携帯物に付属させることも可能である。
また、上記実施形態において、情報端末装置として携帯電話機を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、PDA、PHS、携帯型PC等であっても構わない。
また、上記実施形態においては、上記関連情報が、情報提供装置から携帯電話機に送信されるように構成したが、別の例として、上記関連情報が、情報読取装置SからICタグTを介して携帯電話機に提供されるように構成しても良い。
この場合、情報読取装置Sは、上述した構成要素に加えて、ポスターPに掲示された掲示内容に関する関連情報を記憶するメモリ(例えば、不揮発性メモリ)を備える構成となる。また、ICタグTと携帯電話機とは、電気的に接続(ICタグTを携帯電話機内に搭載しても良い)される。
そして、リーダ部4により上記識別情報が読み取られた場合に、コントローラは、上記メモリに記憶された関連情報をICタグTを介して携帯電話機に無線送信(例えば、ICタグTとリーダ部4との無線電波による送信)するように制御する。
このように構成すれば、上記実施形態における効果に加えて、情報提供装置を介することなくユーザに対して上記関連情報を迅速に提供することができる。
(A)は、ポスター用の額の正面図を示し、(B)は、当該ポスター用の額の側面図を示す図である。 (A)は、情報読取装置Sの筐体K部分の正面図(一部切り開き)を示し、(B)は、情報読取装置Sの筐体K部分の側面を切り開いた図を示す図である。 情報読取装置Sのストッパー1及び支持棒2a,2b部分の拡大図を示す図である。
符号の説明
1 ストッパー
2a,2b 支持棒
4 リーダ部
5 LED
6 かざし部電子基板
10 軸
11 軸支柱
12 ウエイト
13 ベアリング
K 筐体
S 情報読取装置
G 額
P ポスター

Claims (3)

  1. ユーザにより携帯される情報端末装置に対して情報を提供する情報提供装置と、前記情報提供装置と通信可能な情報読取装置と、を備える情報配信システムにおいて、
    前記情報読取装置は、
    壁面に設置された額であって、掲示媒体が貼り付けられる前記額に固定される固定部と、
    前記固定部に接合された筐体と、
    を備え、
    前記筐体は、
    前記情報端末装置に固有の識別情報を記憶したICタグから無線電波により当該識別情報を読み取るリーダ部と、
    光を発する発光体と、
    前記リーダ部により読み取られた前記識別情報を前記情報提供装置に送信する送信部と、
    を収納し、
    前記発光体は、光を発することにより、前記筐体を介して前記リーダ部の位置を前記ユーザに認知させ、
    前記ICタグは、前記情報端末装置の表面又は内面に貼り付けられるか、または前記情報端末装置に付属されるものであり、
    前記固定部は、水平面に対して任意の角度で前記額に固定可能であり、
    前記筐体内には、前記リーダ部及び前記発光体が固定設置される電子基板と、軸と、軸支柱と、重りと、ベアリングとが設けられ、
    前記軸は、前記軸支柱により固定支持され、
    前記軸支柱は、前記筐体内壁に接合され、
    前記軸には、前記ベアリングが前記軸の中心軸を中心として回転可能に取り付けられ、
    前記ベアリングには、前記電子基板が支持棒を介して固定的に取り付けられていると共に、前記重りが支持棒を介して固定的に取り付けられており、
    前記情報提供装置は、前記情報読取装置から送信された前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報に対応する前記情報端末装置に対して、前記掲示媒体に掲示された掲示内容に関する関連情報を送信することを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムに備えられる前記情報読取装置であって、
    前記固定部と前記筐体を備え
    前記固定部は、水平面に対して任意の角度で前記額に固定可能であり、
    前記筐体内には、前記リーダ部及び前記発光体が固定設置される電子基板と、軸と、軸支柱と、重りと、ベアリングとが設けられ、
    前記軸は、前記軸支柱により固定支持され、
    前記軸支柱は、前記筐体内壁に接合され、
    前記軸には、前記ベアリングが前記軸の中心軸を中心として回転可能に取り付けられ、
    前記ベアリングには、前記電子基板が支持棒を介して固定的に取り付けられていると共に、前記重りが支持棒を介して固定的に取り付けられていることを特徴とする情報読取装置。
  3. 壁面に設置された額であって掲示媒体が貼り付けられる前記額に固定される固定部と、前記固定部に接合された筐体と、前記掲示媒体に掲示された掲示内容に関する関連情報を記憶するメモリと、を備える情報読取装置であって、
    前記筐体は、
    ユーザにより携帯される情報端末装置に電気的に接続されるICタグであって、識別情報を記憶したICタグから無線電波により当該識別情報を読み取るリーダ部と、
    光を発することにより、前記筐体を介して前記リーダ部の位置を前記ユーザに認知させる発光体と、
    前記リーダ部により前記識別情報が読み取られた場合に、前記メモリに記憶された関連情報を前記情報端末装置に無線送信する送信部と、
    を収納し、
    前記固定部は、水平面に対して任意の角度で前記額に固定可能であり、
    前記筐体内には、前記リーダ部及び前記発光体が固定設置される電子基板と、軸と、軸支柱と、重りと、ベアリングとが設けられ、
    前記軸は、前記軸支柱により固定支持され、
    前記軸支柱は、前記筐体内壁に接合され、
    前記軸には、前記ベアリングが前記軸の中心軸を中心として回転可能に取り付けられ、
    前記ベアリングには、前記電子基板が支持棒を介して固定的に取り付けられていると共に、前記重りが支持棒を介して固定的に取り付けられていることを特徴とする情報読取装置。
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