JP2002099709A - 記録媒体、顧客情報管理方法及び顧客情報管理システム - Google Patents

記録媒体、顧客情報管理方法及び顧客情報管理システム

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JP2002099709A
JP2002099709A JP2000290740A JP2000290740A JP2002099709A JP 2002099709 A JP2002099709 A JP 2002099709A JP 2000290740 A JP2000290740 A JP 2000290740A JP 2000290740 A JP2000290740 A JP 2000290740A JP 2002099709 A JP2002099709 A JP 2002099709A
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JP2000290740A
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English (en)
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Kotaro Takigami
広太郎 瀧上
Mari Mimura
まり 三村
Masami Nakayama
正美 中山
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品・サービスを吟味したり購入したりする顧
客の履歴情報をより多くより効率的にリアルタイムに収
集でき、収集した顧客情報から顧客傾向や最新の顧客ニ
ーズを把握し、販売促進、マーチャンダイジングに活か
す。顧客に与えていたパンフレット等の冊子を取り、持
ち帰るという負担を排除する。 【解決手段】インターネット1へ接続するための顧客I
D(ユーザID)を記録したユーザーカード11を顧客
に配布し、インターネット1への接続、その他のサービ
スを提供するに際して前記顧客IDにより顧客属性情
報、顧客履歴情報を管理することとした。その顧客ID
を店舗5や会場9に設置の読み取り装置3で読み取らせ
ることで、そこに展示された商品に関する情報の配信サ
ービスを受け付け、顧客端末2へ情報を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客情報管理シス
テム及び顧客情報管理方法に関するものである。顧客に
は、商品を購入する者やサービスの提供を受ける者が該
当する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品・サービスを購入しようと
する顧客は、その商品・サービスを吟味するためにその
商品又はサービスの内容説明が展示されている店舗や展
示会場へ足を運ぶという行動をとる。店舗や展示会場に
赴いたその顧客は、実物を見たり触れたり、使用できる
場合には使用してみたりする。また、販売員やでデモン
ストレータにその商品・サービスに関する説明を受けた
りする。さらに、購入を検討しようと思う商品・サービ
スや興味のある商品・サービスについては、商品・サー
ビスに関する情報が記載されたパンフレット等の冊子を
持ち帰ることがある。近時、インターネットを利用して
商品・サービスに関する情報を提供するサイトが増えて
いる。オンライン上で購入(販売)を完結できる(但
し、納品を除く。)ようになっている電子商取引コンテ
ンツも多い。インターネットユーザでもある商品・サー
ビスを購入しようとする顧客は、インターネットを利用
して商品・サービスに関する情報を検索し、閲覧し、購
入を検討しようと思う商品・サービスや興味のある商品
・サービスが見つかった場合には情報をダウンロードし
たり、オンライン購入のステップに進んだりする。また
比較的高額の商品ともなれば購入前に実物を見たり試し
たりするため店舗や展示会場へ足を運ぶという行動をと
る。逆に、店舗や展示会場において購入を検討しようと
思う商品・サービスや興味のある商品・サービスが見つ
かった場合に、帰宅後インターネット上でその商品・サ
ービスに関する情報を収集するという行動をとる場合も
ある。一方、商品・サービスを販売しようとする者は、
顧客ニーズを収集する方法として主に街頭や店頭、展示
会場、インターネット上などでアンケートを実施する方
法を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の従来の
消費活動、市場調査では以下のような問題があった。店
舗や展示会場へ足を運んだ顧客は、商品・サービスの詳
細な情報を持ち帰りたいときはパンフレット等の冊子を
取り、持ち歩き、持ち帰らなければならない。したがっ
て、顧客にパンフレット等の冊子を取り、持ち歩き、持
ち帰るという負担を与えるという問題がある。顧客にと
って持ち帰りたい情報が記載されたパンフレットの中に
不要な情報が記載されている場合、例えば、興味のある
商品・サービスに関する情報と興味のない商品・サービ
スに関する情報とが同じパンフレットにまとめられてい
る場合等は、パンフレットの不要な部分をも持ち帰るこ
ととなるので、顧客に負担を強いるとともに、そのパン
フレット内のどの商品に興味があるかを販売業者側が知
ることはできない点で問題である。また、パンフレット
等の冊子の資源、印刷に費用を要し、余った冊子は棄て
ざるを得ないため資源を無駄にするという問題がある。
特定の商品・サービスに関するパンフレット等の冊子を
持ち帰った顧客は、その商品・サービスに興味を持って
いるはずである。それにもかかわらず、販売業者はその
顧客がどこの誰であるか特定することができず、その顧
客が帰ってしまえばその顧客にコンタクトを取るすべが
ない。すなわち未だ商品・サービスを購入していない来
店者、来場者の特定ができないため、販売促進のための
次のアプローチが適切にできないという問題がある。
【0004】さらにインターネット上で商品・サービス
の情報を求め、吟味し、購入するというように消費(販
売)がオンライン上で完結させる無店舗商売では、顧客
は購入前に実物に触れる機会が持てず、販売業者は来店
を促進できない。実物やモデルを確認したいという顧客
からの要請の強い自動車、住宅等の高額商品では、無店
舗商売では却って消費を萎縮させかねない。また、店舗
や展示会場において購入を検討しようと思う商品・サー
ビスや興味のある商品・サービスが見つけた顧客に、帰
宅後インターネット上でその商品・サービスに関する情
報を収集するという作業負担を強いていた。
【0005】顧客のニーズをつかむために街頭や店頭、
展示会場、インターネット上でアンケートを実施して
も、顧客にアンケートに回答する労力を強い、時間を割
いてもらうこととなるため、回答を敬遠されがちであ
る。すなわち、顧客ニーズ(需要動向)を収集する方法
として従来のアンケートによる方法では人件費、時間を
要し回答率が低く効率的ではないという問題がある。ま
た、最新の需要動向を把握するためにアンケートを実施
する頻度を上げると、その頻度に応じて費用がかさみ、
回答率が低下するという問題が生じる。言い換えれば、
最新の需要動向を把握することが難しいという問題があ
る。
【0006】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、商品・サービスを吟味した
り購入したり消費活動における個々の顧客の履歴情報を
より多くより効率的にリアルタイムに収集でき、収集し
た顧客情報から顧客傾向や最新の顧客ニーズを把握し、
販売促進、マーチャンダイジングに活かすことができる
顧客情報管理システム及び顧客情報管理方法を提供する
ことを課題とする。さらには、顧客に与えていたパンフ
レット等の冊子を取り、持ち歩き、持ち帰るという負担
を排除すること、顧客にとって不要な情報が記載されて
いるパンフレット等の冊子を持ち帰らせる負担を排除す
ること、未だ商品・サービスを購入していない来店者や
来場者を特定して、その者が興味を持った商品を正確に
認識し情報として収集すること、従来、パンフレット等
に記載された商品の詳細情報を資源を無駄にすることな
く低コストに配布することを課題とする。また、インタ
ーネット等の通信ネットワークによって実現される商品
・サービスに関する情報発信や商品・サービスの販売と
現実の店舗又は展示会場又は各種施設とを連繋させ、販
売促進及び顧客負の担軽減を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、通信ネットワークへの接続するための
顧客IDを記録した携帯可能な記録媒体である。
【0008】通信ネットワークへの接続するための顧客
IDとは、通信ネットワークへの接続サービスを行うい
わゆるプロバイダが、自己の占有するアドレス空間を切
り分けて、自己の顧客に供給する前記アドレス空間内の
アドレス(インターネットでは、一般にユーザID又は
ユーザID+サブドメインとなる。)をいう。顧客ID
+プロバイダに割り当てられたアドレス(インターネッ
トでは一般にドメインと呼ばれる。)により構成される
フルアドレスにより、通信ネットワーク上でのホストを
特定することができる。しかし、フルアドレスを前記記
録媒体に記録せずとも、顧客情報管理を行う組織内での
アドレスを前記顧客IDとして前記記録媒体に記録する
だけにしても良い。ここでフルアドレスというのは、通
信ネットワークに接続する個々の機器に割り当てられた
符号であり、通信相手を識別するために用いられ、重複
して割り当てられることのないように管理されているも
のである。現在のインターネットの場合、IPアドレス
や、それに対応する広義のホスト名(狭義のホスト名+
広義のドメイン名(サブドメイン名+狭義のドメイン
名))又は電子メールアドレスが該当する。ここでホス
トとは通信ネットワークに接続される機器をいう。本出
願第1の発明の記録媒体を用いて以下に開示するビジネ
スが可能となり、その効能が得られる。
【0009】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明の記録媒体を顧客に配布し、前記顧客に前記顧客ID
を用いて通信ネットワークへの接続サービスへの登録手
続とともに、他のサービスへの登録手続を行わせ、前記
顧客IDにより顧客情報を管理し、商品若しくはサービ
スの内容の展示の場所、商品の販売若しくは引き渡しの
場所、又はサービスの提供の場所において前記顧客ID
を前記記録媒体から読み取って認証した上で前記他のサ
ービスの全部又は一部を遂行することを特徴とする顧客
情報管理方法である。
【0010】前記他のサービスには、各種情報の配信、
店頭販売における会員割引、オンラインショッピング、
店舗での商品引き渡し・現金決済、各種興業のチケット
購入、電子チケットサービス、各種興業の入場支援、宿
泊施設等の施設の利用の予約、施設の利用における支援
などが該当する。したがって本出願第2の発明の顧客情
報管理方法によれば、一の手続で通信ネットワークへの
接続サービスへの登録手続と、他のサービスへの登録手
続を行わせるため、顧客の手続き負担が軽減されるとい
う効果がある。また、予め割り当てられた顧客IDが前
記記録媒体に記録済みであるので、登録手続時に改めて
顧客IDの割り当てを受けることなく円滑に手続きする
ことができるという効果がある。さらに、前記記録媒体
に記録されたIDと顧客IDが異ならないため、単一の
IDを通信ネットワークへの接続サービス及びその他の
サービスおいて共通して用いることができ、情報管理負
担、情報処理負担が軽減されるという効果がある。
【0011】また本出願第3の発明は、顧客が使用する
顧客端末と、前記顧客端末を識別する顧客IDが記録さ
れ前記顧客が携帯する記録媒体と、店舗又は会場に陳列
又は紹介された商品又はサービス毎に対応して設置さ
れ、対応する商品又はサービスを識別する識別符号(以
下、商品等識別符号という。)が割り当てられ、前記記
録媒体を読み取り可能な読み取り装置とを用い、前記店
舗又は前記会場に展示又は紹介された商品又はサービス
に関する情報及び前記顧客の顧客属性情報をデータベー
ス化し、前記読み取り装置が前記記録媒体から前記顧客
IDを読み取った場合にその顧客IDによって特定され
る顧客端末に、その読み取り装置に割り当てられた商品
等識別符号によって特定される商品又はサービスに関す
る情報を送信することを特徴とする顧客情報管理方法で
ある。
【0012】したがって本出願第3の発明の顧客情報管
理方法によれば、前記読み取り装置が前記記録媒体から
顧客IDを読み取った場合にその顧客IDによって特定
される顧客端末に、その読み取り装置に割り当てられた
商品等識別符号によって特定される商品又はサービスに
関する情報を送信するので、店舗に来店又は見本市等の
会場に来場した顧客は、かかる場所に陳列又は紹介され
た特定の商品又は特定のサービスに関する情報を取得し
たい場合に、自己の携帯する前記記録媒体を特定の商品
又は特定のサービスに対応して設置された読み取り装置
に読み取らせる(かかる行為を以下、配信要求とい
う。)ことにより、自己の使用する端末(顧客端末)に
取得したい情報を転送することができる。そのため、顧
客にとってパンフレット等の冊子を取り、持ち歩き、持
ち帰るという負担がなく、不要な情報まで含めてパンフ
レット等の冊子を持ち帰る負担がないという効果があ
る。
【0013】また本出願第4の発明は、本出願第3の発
明の顧客情報管理方法において、前記読み取り装置が前
記記録媒体から前記顧客IDを読み取った場合に、その
読み取り装置に割り当てられた商品等識別符号を読み取
った顧客IDによって特定される顧客属性情報に結びつ
けて時点情報と併せて保存することを特徴とする。
【0014】したがって本出願第4の発明の顧客情報管
理方法によれば、前記読み取り装置が前記記録媒体から
顧客IDを読み取った場合に、その読み取り装置に割り
当てられた商品等識別符号を読み取った顧客IDによっ
て特定される顧客属性情報に結びつけて時点情報と併せ
て保存するので、顧客が商品・サービスの情報を配信要
求した履歴情報が残り、その履歴情報からどの顧客がど
の商品・サービスに興味を示したか、購入を考えている
か等の顧客傾向や顧客ニーズを把握することができる。
かかる履歴情報はアンケートにより収集するわけではな
いので、顧客に負担を与えることなく、アンケート員を
使用することなく、履歴情報をより多くより効率的にリ
アルタイムに収集できるという効果がある。収集した顧
客情報から顧客傾向や最新の顧客ニーズを把握し販売促
進、マーチャンダイジングに活用することができるとい
う効果がある。特に、顧客の属性情報を保持し、その属
性情報に結びつけて履歴情報を保存しているので、年齢
別、性別、地域別等の分析によるマス・マーケティング
や、個々の顧客に応じたマーケティング、いわゆるワン
・トゥ・ワン・マーケティングに活用することができる
という効果がある。
【0015】また本出願第5の発明は、顧客が使用する
顧客端末と、前記顧客端末を識別する顧客IDが記録さ
れ前記顧客が携帯する記録媒体と、店舗又は会場に陳列
又は紹介された商品又はサービス毎に対応して設置さ
れ、設置される場所を識別するための識別符号(以下、
設置場所識別符号という。)と、対応する商品又はサー
ビスを識別する商品等識別符号が割り当てられ、前記記
録媒体を読み取り可能な読み取り装置とを用い、前記店
舗又は前記会場に展示又は紹介された商品又はサービス
に関する情報及び前記顧客の顧客属性情報をデータベー
ス化し、前記読み取り装置が前記記録媒体から前記顧客
IDを読み取った場合にその顧客IDによって特定され
る顧客端末に、その読み取り装置に割り当てられた商品
等識別符号によって特定される商品又はサービスに関す
る情報を送信するとともに、顧客属性情報に結びつけて
商品等識別符号及び設置場所識別符号を時点情報と併せ
て保存することを特徴とする顧客情報管理方法である。
【0016】したがって本出願第5の発明の顧客情報管
理方法によれば、顧客属性情報に結びつけて商品等識別
符号及び設置場所識別符号を時点情報と併せて保存する
ので、顧客が商品・サービスの情報を配信要求した場所
を把握することができるという効果がある。この設置場
としては商品又はサービスが展示又は紹介された店舗や
会場が該当し、設置場所識別符号は店舗や会場毎に設定
する。また、同じ店舗又は会場内でさらに詳細な設置場
所(展示場所)を識別する識別符号を設定しても良い。
例えば、展示会場で各出展者のブース毎に設置場所識別
符号を設定すると良い。
【0017】また本出願第6の発明は、本出願第3の発
明から本出願第5の発明のうちいずれか一の発明の顧客
情報管理方法において、前記時点情報の時点を前記読み
取り装置の読み取り時点とすることを特徴とする。読み
取り装置の読み取り時点が、顧客が商品・サービスの情
報を配信要求した時点を特定するための最も正確な時点
だからである。また、顧客が商品・サービスの情報を配
信要求するということはその顧客が情報の配信要求をし
た商品・サービスに一定の関心を示したと推定できるた
め、顧客が商品・サービスに関心を示したことをデータ
化できる最先の時点だからである。
【0018】また本出願第7の発明は、本出願第3の発
明から本出願第6の発明のうちいずれか一の発明の顧客
情報管理方法において、前記顧客IDを通信ネットワー
クへの接続するための顧客IDとすることを特徴とす
る。
【0019】したがって本出願第7の発明の顧客情報管
理方法によれば、一の手続で通信ネットワークへの接続
サービスへの登録手続と、本サービスの商品又はサービ
スに関する情報の配信サービスへの登録手続を行わせ、
顧客の手続き負担が軽減されるという効果がある。ま
た、予め割り当てられた顧客IDが前記記録媒体に記録
済みであるので、登録手続時に改めて顧客IDの割り当
てを受けることなく円滑に手続きすることができるとい
う効果がある。さらに、前記記録媒体に記録されたID
と顧客IDが異ならないため、単一のIDを通信ネット
ワークへの接続サービス及び本サービスの商品又はサー
ビスに関する情報の配信サービスおいて共通して用いる
ことができ、情報管理負担、情報処理負担が軽減される
という効果がある。
【0020】また本出願第8の発明は、本出願第1の発
明から本出願第7の発明のうちいずれか一の発明の顧客
情報管理方法において、前記記録媒体を非接触読み取り
型の記録媒体とすることを特徴とする。
【0021】非接触読み取り型の記録媒体とは、読み取
り装置に接触させることなく記録された情報を前記読み
取り装置に取り込むませることができる記録媒体であ
る。したがって、読み取り装置も、非接触読み取り型の
記録媒体に対応する非接触読み取り型の読み取り装置と
する必要がある。非接触読み取り型の記録媒体には非接
触型ICが該当する。例えば、名刺大のカード基板に非
接触型ICを搭載したカード状記録媒体を使用する。し
たがって本出願第8の発明の顧客情報管理方法によれ
ば、読み取りが円滑、迅速に行えるという効果があり、
読み取り動作が極めて短時間であるので顧客に快適な使
用感を与え、店舗、会場における混雑の発生を防止する
ことができるという効果がある。
【0022】また本出願第9の発明は、本出願第1の発
明から本出願第8の発明のうちいずれか一の発明の顧客
情報管理方法において、前記記録媒体に通信ネットワー
クへの接続サービスへの登録手続及び他のサービスへの
登録手続をオンライン上で行うためのコンピュータープ
ログラム及び通信ネットワークへ接続するためのコンピ
ュータープログラムを記録した上で顧客に配布すること
を特徴とする。
【0023】通信ネットワークへ接続するためのコンピ
ュータープログラムにはいわゆるブラウザソフトが該当
する。したがって本出願第9の発明の顧客情報管理方法
によれば、記録媒体の配布を受けた顧客は、その記録媒
体を自己のコンピュータにおいて起動することにより、
通信ネットワークへの接続サービスへの登録手続及び他
のサービスへの登録手続をオンライン上で行うことがで
きるという効果がある。また、通信ネットワークへ接続
するブラウザソフトを自己のコンピュータにインストー
ルすることができるため、登録直後に通信ネットワーク
へ自由に接続することができる。また、顧客IDを記録
した前記記録媒体にそれらのコンピュータープログラム
を記録するため、他に記録媒体を配布する必要が無く、
配布者及び顧客の双方において負担が軽減される。例え
ば、名刺大のカード基板に非接触型IC及び汎用のディ
スク式記録媒体(CD(Compact Disc)、DVD(Digi
tal Video [ Versatile ]Disk)等)を搭載したカード
状記録媒体を配布する。
【0024】また本出願第10の発明は、本出願第1の
発明から本出願第9の発明のうちいずれか一の発明の顧
客情報管理方法において、前記記録媒体をカード基板に
非接触読み取り型のIC及びディスク式記録媒体を搭載
したカード状記録媒体とすることを特徴とする。
【0025】したがって本出願第10の発明の顧客情報
管理方法によれば、非接触型ICに顧客IDを記録し、
店舗や会場に設置した専用読み取り装置により顧客ID
を読み取らせ顧客サービスを実施することができる。そ
の一方で、汎用のディスク式記録媒体(CD、DVD
等)にオンライン上で登録手続を行うためのコンピュー
タープログラムやブラウザソフトを記録し、顧客端末に
備えられるディスクドライブにより読み取らせ利用させ
ることができる。また、ディスク式記録媒体にも顧客I
Dを記録する場合には、オンライン上での登録手続にお
いて顧客IDを入力する手間を省くことができ、入力ミ
スによる事故を防ぐことができるという効果がある。そ
の場合には次の発明が有効である。カード基板には例え
ばアクリル板が用いられるが、これに限られない。
【0026】すなわち本出願第11の発明は、本出願第
10の発明の顧客情報管理方法において、前記ディスク
式記録媒体を書き換え可能型とすることを特徴とする。
【0027】したがって本出願第11の発明の顧客情報
管理方法によれば、書き換え可能とすることにより、一
律にブラウザソフト等を書き込んだ後、個別に顧客ID
を書き込むことができ、生産性が良いという効果があ
る。ここで、書き換え可能型の記録媒体には、CD−R
W(Compact Disc−ReWritable)、DVD(Digital Vi
deo [ Versatile ] Disk)が該当する。特に区別するた
めにDVD−RAM(Digital Video Disc RAM)と呼ば
れる書き換え可能型DVDは該当し、CD−R(CD-Rec
ordable)や、DVD−R(Digital Video Disc Record
able)と呼ばれる一度だけ書き込めるDVDや、CD−
ROMやDVD−ROM(Digital Video Disc ROM)と
呼ばれる再生専用のDVDは該当しない。CD−R(CD
-Recordable)や、DVD−Rが該当しないのは、一旦
ブラウザソフト等を書き込んでしまえば、さらに情報を
追記することができないので、ブラウザソフト等と同時
に顧客IDを書き込む必要が生じ、記録されるすべての
情報をディスク一枚ずつ書き込まなければならないとい
う不効率な生産を強いられるからである。
【0028】前記課題を解決する本出願第12の発明
は、顧客が使用する顧客端末と、前記顧客端末を識別す
る顧客IDが記録され前記顧客が携帯する記録媒体と、
店舗又は会場に陳列又は紹介された商品又はサービス毎
に対応して設置され、対応する商品又はサービスを識別
する商品等識別符号が割り当てられ、前記記録媒体を読
み取り可能な読み取り装置と、前記読み取り装置及び前
記顧客端末に通信回線を介して接続し、前記店舗又は前
記会場に展示又は紹介された商品又はサービスに関する
情報を保持するサーバとを備え、前記サーバは、前記読
み取り装置が前記記録媒体から顧客IDを読み取った場
合にその顧客IDと商品等識別符号とを取得し、その取
得した顧客IDによって特定される顧客端末に、その取
得した商品等識別符号によって特定される商品又はサー
ビスに関する情報を送信するよう構成されてなる情報配
信システムである。
【0029】したがって本出願第12の発明の情報配信
システムによれば、前記サーバは、前記読み取り装置が
前記記録媒体から顧客IDを読み取った場合にその顧客
IDと商品等識別符号とを取得し、その取得した顧客I
Dによって特定される顧客端末に、その取得した商品等
識別符号によって特定される商品又はサービスに関する
情報を送信するので、店舗に来店又は見本市等の会場に
来場した顧客は、かかる場所に陳列又は紹介された特定
の商品又は特定のサービスに関する情報を取得したい場
合に、自己の携帯する前記記録媒体を特定の商品又は特
定のサービスに対応して設置された前記読み取り装置に
読み取らせることにより、自己の使用する端末に取得し
たい情報を転送することができる。そのため、顧客にと
ってパンフレット等の冊子を取り、持ち歩き、持ち帰る
という負担がなく、不要な情報まで含めてパンフレット
等の冊子を持ち帰る負担がないという効果がある。
【0030】また、前記サーバに、前記顧客の顧客情報
を保持しておき、前記読み取り装置が前記記録媒体から
顧客IDを読み取った場合に、特定した顧客端末を使用
する顧客の属性情報に結びつけてその商品等識別符号を
時点情報と併せて保存するので、顧客が商品・サービス
の情報を配信要求した履歴情報が残り、その履歴情報か
らどの顧客がどの商品・サービスに興味を示したか、購
入を考えているか等の顧客傾向や顧客ニーズを把握する
ことができる。かかる履歴情報はアンケートにより収集
するわけではないので、履歴情報を顧客に負担を与える
ことなく、アンケート員を使用することなく、履歴情報
をより多くより効率的にリアルタイムに収集できる。収
集した顧客情報から顧客傾向や最新の顧客ニーズの把握
し販売促進、マーチャンダイジングに活かすことができ
る。特に、前記サーバは顧客の属性情報を保持し、その
属性情報に結びつけて履歴情報を保存しているので、年
齢別、性別、地域別等の分析によるマス・マーケティン
グや、個々の顧客に応じたマーケティング、いわゆるワ
ン・トゥ・ワン・マーケティングに活用することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態につ
き図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態
であって本発明を限定するものではない。
【0032】実施の形態1 まず、本発明の実施の形態1につき、図1を参照して説
明する。図1は本発明の実施の形態1の構成を示すブロ
ック図である。
【0033】図1に示すように、本実施形態における顧
客情報管理システムは、それぞれインターネット1に接
続する顧客端末2と、店舗端末5と、展示会場端末6
と、販売業者端末7とを備える。顧客端末2は顧客の個
人利用に供されているパーソナルコンピュータ等の端末
装置である。店舗端末5は、店舗8の管理用として店舗
8又は店舗8外に設置されるオフィスコンピュータ等の
端末装置である。各店舗8−1、8−2、8−3・・・
には設置場所識別符号として店舗を識別する店舗識別符
号が割り当てられており、かかる店舗識別符号は各店舗
端末5−1、5−2、5−3・・・のシステム上のID
となる。展示会場端末6は、展示会場9の管理用として
展示会場9又は展示会場9外に設置されるオフィスコン
ピュータ等の端末装置である。展示会場9には設置場所
識別符号として展示会場を識別する会場識別符号が割り
当てられており、かかる会場識別符号は展示会場端末6
のシステム上のIDとなる。展示会場の各ブース9−
1、9−2、9−3・・・には設置場所識別符号として
ブースを識別するブース識別符号が割り当てられてい
る。販売業者端末7は、店舗8又は展示会場9に展示又
は紹介される商品又はサービスを販売する者の利用に係
るオフィスコンピュータ等の端末装置である。
【0034】また本実施形態における顧客情報管理シス
テムは、顧客10が所持するカード状記録媒体としての
ユーザーカード11と、店舗端末5又は展示会場端末6
に接続する読み取り装置(スキャナ)3とを備える。本
実施形態においてユーザーカード11はカード型の記録
媒体であり、非接触で読み取らせることができるもので
ある。図2(a)にユーザーカード11の平面図を示
す。ユーザーカード11は名刺大のアクリル樹脂等から
なるカード基板12に非接触読み取り型の記録媒体であ
るICタグ13及び光ディスクであるCD14を搭載し
たものである。ICタグ13には顧客IDが記録されて
いる。この顧客IDは、インターネット1への接続する
ための顧客IDであって、予めプロバイダが割り当てた
ものである。CD14にはインターネット1への接続サ
ービスへの登録手続及び他のサービスへの登録手続をオ
ンライン上で行うためのコンピュータープログラム及び
インターネット1へ接続するためのコンピュータープロ
グラム、いわゆるブラウザソフトが記録されている。C
D14に顧客IDをも記録しても良い。図2(b)にユ
ーザーカード11の背面図を示す。CD14に顧客ID
を記録しない場合は、顧客に対し顧客IDを登録手続前
に知らせる必要がある。そのためには図2(b)に示す
ようにユーザーカード11の背面に顧客ID15を刻印
又は印刷するか、又は顧客ID15を印刷したラベルを
ユーザーカード11の背面に貼付するとよい。読み取り
装置3はユーザーカード11を非接触で読み取ることが
できる読み取り装置である。
【0035】また本実施形態における顧客情報管理シス
テムは、インターネット1上にサーバ4を備える。サー
バ4はデータベース41を備える。データベース41に
は、商品及びサービスに関する情報、例えば、セールス
ポイント、用途、使用方法、機能、効能、価格、購入方
法、オプション情報、消耗品情報や、商品の画像、サー
ビスの提供場所の画像、サービスの提供時に用いられる
機械器具の画像、サービスを提供する責任者の画像、ス
タッフの画像等が商品・サービス毎に格納されている。
各商品・サービスには識別符号(商品等識別符号とい
う。)が割り当てられている。各読み取り装置3には商
品等識別符号が一つずつ割り当てられており、各読み取
り装置3は割り当てられた商品等の展示場所に設置され
る。また、顧客情報は顧客IDにより管理する。データ
ベース41には、顧客情報が格納される。顧客情報とし
て顧客属性情報と顧客履歴情報とが格納されている。顧
客属性情報は顧客の氏名、住所、郵便番号、電話番号、
顧客ID、パスワード、電子メールアドレス、年齢、性
別、職業等である。
【0036】次に、ユーザーカード11の配布方法及び
登録手続の一実施形態につき説明する。前提として、イ
ンターネット1上や店舗、街頭などにおいてカード会員
の募集を広告する。会員の特典としては、顧客端末2へ
の商品・サービスの情報配信を受けられるとともに、顧
客端末2からのインターネット1への接続が無料で行え
る等である。ユーザーカード11は、店頭、街頭で配布
される。また、訪問員が顧客宅に訪問した際にユーザー
カード11を顧客10に手渡す。
【0037】ユーザーカード11を手に入れた顧客10
は、自己の使用する顧客端末2のCDドライブにCD1
4が搭載されたユーザーカード11又はカード基板12
から取り外したCD14を挿入し、CD14に記録され
たコンピュータープログラムを起動する。次に、起動さ
れたプログラムよって表示されるウィザードや入力ホー
ム等による案内に従い登録に必要な氏名、住所、年齢、
性別、希望のパスワード等の情報を入力し登録手続を行
う。例えば図3に示すような登録手続ページ20が使用
される。CD14に顧客IDが記録されている場合に
は、登録手続ページ20が顧客端末2のディスプレイ
(図示せず)に表示された当初から登録手続ページ20
上に顧客ID21が表示される。CD14に顧客IDが
記録されていない場合には、顧客10が顧客ID21を
入力する。その際顧客10は、ユーザーカード11上に
付されている顧客ID15を参照する。所定の項目を入
力又は選択後、登録手続ページ20上に表示された登録
ボタン22をクリックする。すると、顧客端末2はイン
ターネット1に接続し、入力された顧客IDを初めとす
る登録に必要な情報がサーバ4へ送信される。顧客ID
を初めとする登録に必要な情報を受信したサーバ4は顧
客IDを照合し、新規顧客情報をデータベース41に保
存する。それとともにサーバ4は登録完了通知を顧客端
末2へ送信する。すると、登録完了通知の受信した顧客
端末2は、そのディスプレイ上に登録完了通知を表示す
る。登録完了通知の受信に連動してCD14に記録され
たブラウザソフトをインストールするコンピュータープ
ログラムが起動し、顧客端末2にブラウザソフトがイン
ストールされる。さらに、インターネットへ接続の設定
が好ましくは自動的に又は顧客10の操作により行われ
る。
【0038】次に、読み取り装置3の設置方法(セッテ
ィング)の一実施形態につき説明する。まず、店舗5又
は展示会場9において、商品又はサービスを展示又は紹
介した場所に読み取り装置3を一つずつ設置する。次
に、展示会場端末6又は店舗端末5において商品等識別
符号の割り当てを行う。店舗管理者は、店舗端末5にお
いて実行される割り当てプログラムに従って、商品等識
別符号及び店舗識別符号の入力を行う。商品等識別符号
及び店舗識別符号の入力は、店舗端末5に接続したバー
コードリーダ又はキーボード入力装置(図示せず)によ
り、各読み取り装置3毎に商品・サービス等のコード番
号を入力して行う。
【0039】
【表1】
【0040】ここで、割り当てプログラムは、表1に示
すようにスキャナナンバーS3001〜に対し商品等識
別符号G0001〜と店舗識別符号P081〜とを順次
割り当てる。各読み取り装置3の表示部(図示せず)に
は割り当てられた商品等識別符号が表示される。
【0041】展示会場管理者は、展示会場端末6におい
て実行される割り当てプログラムに従って、商品等識別
符号、会場識別符号及びブース識別符号の入力を行う。
商品等識別符号、会場識別符号及びブース識別符号の入
力は、展示会場端末6に接続したバーコードリーダ又は
キーボード入力装置(図示せず)により、各読み取り装
置3毎に商品・サービス等のコード番号を入力して行
う。
【0042】
【表2】
【0043】ここで、割り当てプログラムは、表2に示
すようにスキャナナンバーS3101〜に対し商品等識
別符号H0001〜と会場識別符号R09とブース識別
符号Q01〜とを順次割り当てる。各読み取り装置3の
表示部(図示せず)には割り当てられた商品等識別符号
が表示される。
【0044】次に、情報配信方法の一実施形態につき説
明する。はじめに、顧客10が店舗8−3に来店した場
合につき説明する。まず、顧客10が店舗8−3に来店
する。顧客10は商品を吟味し、商品32の詳細な情報
が欲しいと思った場合、次のように配信要求をする。す
なわち、顧客10は、商品32の傍らに設置された読み
取り装置3−20の読み取りゾーンにユーザーカード1
1をかざす。すると、読み取り装置3−20はユーザー
カード11から顧客IDを読み取る。読み取り装置3−
20は読み取り完了の合図として発音、発光等を行う。
読み取り装置3−20は読み取った顧客IDとその読み
取り時点(例えば、2001.11.20.15:32)とを店舗端末5
−3へ送信する。それらを受信した店舗端末5−3は、
読み取り装置3−20のスキャナナンバーS3020か
ら商品等識別符号G0006を割り出し、顧客IDと、
商品等識別符号G0006と、店舗識別符号P083
と、読み取り時点とをサーバ4へアップロードする。こ
れをサーバへの報告とする。この報告は定期的に複数の
データをひとまとめにして行っても良い。
【0045】店舗端末5−3にから報告を受けたサーバ
4は、顧客IDにより顧客10を特定し、特定した顧客
10の顧客履歴情報として商品等識別符号G0006及
び店舗識別符号P083及び読み取り時点をデータベー
ス41に保存する。また、店舗端末5−3にから報告を
受けたサーバ4は、報告された商品等識別符号G000
6によって特定される商品・サービスに関する情報を検
索し抽出するとともに、顧客IDから顧客属性情報内を
検索し電子メールアドレスを取得する。その後、その電
子メールアドレスへ宛てて抽出した商品・サービスに関
する情報を送信する。顧客10は帰宅後、顧客端末2に
よって電子メールをダウンロードし、送られてきた商品
に関する情報を自由に利用する。また、商品・サービス
に関する情報そのものを電子メールで送信せず、商品・
サービスに関する情報のURL(Uniform Resource Loc
ator インターネットでのWWWアドレス。)を電子メ
ールで送信しても良い。その場合、顧客10は帰宅後、
顧客端末2によって電子メールをダウンロードし、送ら
れてきた商品に関する情報のURLによってデータベー
ス41内の商品に関する情報にアクセスし、閲覧すると
ともに、必要に応じてその商品に関する情報をダウンロ
ードし自由に利用する。
【0046】次に、顧客10が展示会場9に来場した場
合につき説明する。まず、顧客10が展示会場9に来場
する。顧客10は商品を吟味し、商品33の詳細な情報
が欲しいと思った場合、次のように配信要求をする。す
なわち、顧客10は、商品33の傍らに設置された読み
取り装置3−116の読み取りゾーンにユーザーカード
11をかざす。すると、読み取り装置3−116はユー
ザーカード11から顧客IDを読み取る。読み取り装置
3−116は読み取り完了の合図として発音、発光等を
行う。読み取り装置3−116は読み取った顧客IDと
その読み取り時点(例えば、2010.03.12.11:02)とを展
示会場端末6へ送信する。
【0047】それらを受信した展示会場端末6は、読み
取り装置3−116のスキャナナンバーS3116から
商品等識別符号H0016を割り出し、顧客IDと、商
品等識別符号H0016と、展示会場識別符号/ブース
識別符号R09/Q05と、読み取り時点とをサーバ4
へアップロードする。これをサーバへの報告とする。こ
の報告は定期的に複数のデータをひとまとめにして行っ
ても良い。展示会場端末6にから報告を受けたサーバ4
は、顧客IDにより顧客10を特定し、特定した顧客1
0の顧客履歴情報として商品等識別符号H0016及び
展示会場識別符号/ブース識別符号R09/Q05及び
読み取り時点をデータベース41に保存する。また、展
示会場端末6にから報告を受けたサーバ4は、報告され
た商品等識別符号H0016によって特定される商品・
サービスに関する情報を検索し抽出するとともに、顧客
IDから顧客属性情報内を検索し電子メールアドレスを
取得する。その後、その電子メールアドレスへ宛てて抽
出した商品・サービスに関する情報を送信する。顧客1
0は帰宅後、顧客端末2によって電子メールをダウンロ
ードし、送られてきた商品に関する情報を自由に利用す
る。また、商品・サービスに関する情報そのものを電子
メールで送信せず、商品・サービスに関する情報のUR
Lを電子メールで送信しても良い。その場合、顧客10
は帰宅後、顧客端末2によって電子メールをダウンロー
ドし、送られてきた商品に関する情報のURLによって
データベース41内の商品に関する情報にアクセスし、
閲覧するとともに、必要に応じてその商品に関する情報
をダウンロードし自由に利用する。
【0048】次に、マーケットリサーチ、マーチャンダ
イジングの一実施の形態につき説明する。上述のように
情報配信サービスが行われている。販売業者は販売業者
端末7からサーバ4に対しマーケット情報要求を送信す
る。これを受けサーバ4はその販売業者の取り扱う商品
(サービス)についての配信要求のあった商品等識別符
号、設置場所識別符号及び時点情報を、配信要求をした
顧客10の顧客属性情報とともに販売業者端末7に送信
する。これを受信した販売業者端末7のディスプレイ
(図示せず)には、顧客氏名、住所、電話番号、配信要
求した商品(サービス)、設置場所、時点情報が見やす
く表示される。商品(サービス)開発者はそれらの情報
に基づき、商品(サービス)の開発を行う。生産管理者
はそれらの情報に基づき生産量を管理する。営業管理者
はそれらの情報に基づき、取扱商品(サービス)に興味
があると推定される顧客10に限定して営業するよう営
業員に指示を出す。また、販売業者端末7を営業員端末
に置き換えると良い。営業員端末7はノート型コンピュ
ータ等の情報端末である。営業員は営業員端末7に、担
当の地域に限定した顧客情報、すなわち顧客氏名、住
所、電話番号、配信要求した商品(サービス)、設置場
所、時点情報をダウンロードする。営業員は取扱商品
(サービス)に興味があると推定される顧客10に限定
して訪問活動を行うことができる。
【0049】実施の形態2 次に、本発明の実施の形態2としてユーザーカード11
の配布方法及び登録手続の他の一実施形態につき説明す
る。実施の形態2は、店頭登録即時発行型の実施形態で
ある。店舗管理者は店舗端末5に登録手続きをオンライ
ン上で行うソフトをインストールしておくか、店内に顧
客操作型情報端末35を設置しておく。また、店側は新
規サービスの宣伝、登録の勧誘等を行う。登録意思のあ
る顧客10が店舗8−3に来店しているとする。顧客1
0は顧客属性情報をはじめとする登録に必要な情報を用
紙に記入するなどして店員に提示する。それを受け店員
は一枚の未発行のユーザーカード11を取り出し、その
ユーザーカード11に記録された顧客IDと、顧客10
から提示された登録に必要な情報とを店舗端末5−3に
入力し、サーバ4へ送信する。店舗端末5−3はサーバ
4と交信して登録手続を完了する。登録手続完了後、ユ
ーザーカード11が顧客10に手渡され、ユーザーカー
ド11が発行される。
【0050】一方、顧客操作型情報端末35を使用する
場合は、顧客10が顧客操作型情報端末35に登録に必
要な情報を自ら入力する。その際、図3に示したような
登録手続ページ20に従って入力する。顧客操作型情報
端末35は何枚かストックされている未発行のユーザー
カード11のうち次に発行されるユーザーカード11に
記録された顧客IDとともに、顧客10が入力した登録
に必要な情報をサーバ4へ送信する。顧客操作型情報端
末35はサーバ4と交信して登録手続を完了する。登録
手続完了後、顧客操作型情報端末35はユーザーカード
11を吐き出し、ユーザーカード11を発行する。
【0051】実施の形態3 次に、本発明の実施の形態3としてユーザーカード11
の配布方法及び登録手続の他の一実施形態につき説明す
る。実施の形態3は、訪問発行型の実施形態である。図
1を参照する。訪問員36は、インターネット1へ接続
可能な通信機能を有するノート型コンピュータ37と未
発行のユーザカード11とを携えて顧客宅を訪問する。
訪問員36はノート型コンピュータ37のディスプレイ
を使用して商品の画像などの情報を顧客10に見せなが
ら商品説明をする。続いて、訪問員36はユーザーカー
ド11を使用したサービスについて説明する。訪問員3
6は、「このカードの会員になれば、面倒な登録手続が
一切無く、所定の時間内或いは所定の期間内はインター
ネットを無料で使用することができるほか、所定の場合
にこのカードを提示して、各種情報の配信、店頭販売に
おける会員割引、オンラインショッピング、店舗での商
品引き渡し・現金決済、各種興業のチケット購入、電子
チケットサービス、各種興業の入場支援、宿泊施設の利
用の予約、宿泊施設の利用における支援などあらゆるサ
ービスを受けることができる。」旨を説明し、顧客10
の入会意思を確認した後、次のように登録手続を行う。
訪問員36は顧客10から顧客属性等の登録に必要な情
報を聞き出す。訪問員36は一枚の未発行のユーザーカ
ード11を取り出し、そのユーザーカード11に記録さ
れた顧客IDと、聞き出した登録に必要な情報とをノー
ト型コンピュータ37に入力し、サーバ4へ送信する。
ノート型コンピュータ37はサーバ4と交信して登録手
続を完了する。登録手続完了後、ユーザーカード11が
顧客10に手渡され、ユーザーカード11が発行され
る。
【0052】実施の形態4 次に、本発明の実施の形態4としてユーザーカード11
の配布方法及び登録手続の他の一実施形態につき説明す
る。実施の形態4は、ホームページ登録型の実施形態で
ある。
【0053】前提として、インターネット1上にユーザ
ーカード11を使用したサービスについて広告が掲載さ
れる。顧客10は顧客端末2からインターネット1に接
続し、その広告に導かれて登録手続を受け付けているホ
ームページにアクセスする。顧客10は、顧客端末2に
よって顧客属性等の登録に必要な情報を、図3に示した
ような登録手続ページ20に従って入力する。登録手続
完了後、ユーザーカード11は顧客宅に郵送される。
【0054】実施の形態5 次に、本発明の実施の形態5として読み取り装置3の設
置方法(セッティング)の他の一実施形態及び情報配信
方法の他の一実施形態につき説明する。実施の形態5
は、商品(サービス)識別カード利用型の実施形態であ
る。
【0055】前提として、図2に示して説明したユーザ
ーカード11とほぼ同一の構成のカード型記録媒体を利
用して作成した商品(サービス)識別カードを用意す
る。但し、CD14は不要である。図4(a)に商品
(サービス)識別カード51の平面図を示す。52はカ
ード基板、53はICタグである。ICタグ53に商品
等識別符号を書き込んむ。図4(b)に商品(サービ
ス)識別カード51の背面図を示す。商品(サービス)
識別カード51の背面には商品(サービス)名又は/及
び商品(サービス)コード54や商品の画像55など、
読み取り装置3の設置をする作業者が商品(サービス)
の同一性を識別するために十分な情報を記載する。ま
ず、店舗5又は展示会場9において、商品又はサービス
を展示又は紹介した場所に読み取り装置3を一つずつ設
置する。次に、それぞれの読み取り装置3の読み取りゾ
ーンに商品(サービス)識別カード51をかざし、商品
等識別符号を読み取らせる。読み取り装置3は読み取っ
た商品等識別符号を自己の割り当てとして保持する。例
えば、読み取り装置3−20であれば、商品32の商品
等識別符号G0006を読み取らせる。
【0056】その後、顧客10が店舗8−3に来店す
る。顧客10は商品を吟味し、商品32の詳細な情報が
欲しいと思った場合、次のように配信要求をする。すな
わち、顧客10は、商品32の傍らに設置された読み取
り装置3−20の読み取りゾーンにユーザーカード11
をかざす。すると、読み取り装置3−20はユーザーカ
ード11から顧客IDを読み取る。読み取り装置3−2
0は読み取り完了の合図として発音、発光等を行う。読
み取り装置3−20は読み取った顧客IDとその読み取
り時点(例えば、2001.11.20.15:32)と、自己に割り当
てられた商品等識別符号G0006を店舗端末5−3へ
送信する。それらを受信した店舗端末5−3は、顧客I
Dと、商品等識別符号G0006と、店舗識別符号P0
83と、読み取り時点とをサーバ4へアップロードす
る。その後サーバ4は実施の形態1と同様に処理をす
る。
【0057】本実施の形態によれば、読み取り装置3に
対応する商品等識別符号を割り当てる際の作業者(入力
者)による割り当てミスを防ぐことができる。
【0058】実施の形態6 次に、本発明の実施の形態6としてユーザカード11を
用いて他のサービスを提供する一実施形態につき説明す
る。実施の形態6では、店頭販売における会員割引、オ
ンラインショッピング、店舗での商品引き渡し・現金決
済、各種興業のチケット購入、電子チケットサービス、
各種興業の入場支援、宿泊施設等の施設の利用の予約、
施設の利用における支援の各サービスについて説明す
る。
【0059】上述したようにユーザーカード11は、通
信ネットワークへの接続するための顧客IDを記録した
携帯可能な記録媒体である。上述したようにユーザーカ
ード11は顧客10に配布され登録が済んでいるとす
る。
【0060】(店頭販売における会員割引)顧客10は
来店し商品又はサービスを購入する際にユーザーカード
11をレジ係員に提示することにより会員特別割引を受
ける。
【0061】(オンラインショッピング、店舗での商品
引き渡し・現金決済)顧客10は顧客端末2からショッ
ピングサイトにアクセスし、商品を購入する。その際、
商品を配送する店舗(コンビニエンスストアなど)を指
定する。サーバ4は顧客IDにより顧客10の商品購入
情報の管理、商品の配送の管理をする。サーバ4は到着
日予告する電子メールや指定された店舗に到着したこと
を知らせる電子メールを顧客端末2に宛てて送信する。
ここで、図5(a)を参照する。商品到着後、指定した
店舗59に来店した顧客10はレジ係員60にユーザー
カード11を一時的に提出する。それを受けたレジ係員
60はレジカウンター62に設置されたレジスター通信
端末63に備えられる読み取り装置64にユーザーカー
ド11のICタグ13に記録された顧客IDを読み取ら
せる。レジスター通信端末63はサーバ4に問い合わ
せ、顧客10の商品購入情報をダウンロードし、店員用
ディスプレイ65に表示する。その顧客10の商品購入
情報とは、顧客氏名、価格、配送コードナンバー等であ
る。消費税を含めた合計金額は顧客用ディスプレイ66
に表示される。顧客10は合計金額を支払う。引き替え
にレジ係員60は、店員用ディスプレイ65に表示され
ものと同一の顧客氏名及び配送コードナンバーが記載さ
れた配送伝票の付されている商品61を顧客10に引き
渡す。
【0062】(各種興業のチケット購入、電子チケット
サービス、各種興業の入場支援)顧客10は顧客端末2
からチケット購入サイトにアクセスし、チケットを購入
する。サーバ4は顧客IDにより顧客10のチケット購
入情報の管理をする。サーバ4は興業日前日、興業日予
告する電子メールを顧客端末2に宛てて送信する。ここ
で、図5(b)を参照する。サーバ4は開場までにゲー
トマシン70の制御装置72にチケットを購入している
顧客10の顧客IDを送信する。したがって、制御装置
72にチケットを購入している顧客10の顧客IDが蓄
積される。71は読み取り装置である。顧客10は来場
しゲートを通過する際に、ユーザーカード11を読み取
りゾーン73内にユーザーカード11を通過させる。す
ると、読み取り装置71は顧客IDを読み取り、制御装
置72に送信する。制御装置72は蓄積された顧客ID
と読み取り装置71から送られてきた顧客IDとを照合
し、一致すれば、ゲート遮断棒74を回転させ開状態に
する。或いは、初めから基本状態を開状態にしておい
て、顧客IDが一致しない場合に遮断棒74を回転させ
閉状態にして顧客10の入場を阻止する。以上のように
チケット販売(購入)、入場処理をするので、紙チケッ
トを用いずに、チケット販売、入場処理を行うことがで
きる。すなわち、ユーザーカード11が電子チケットと
して機能する。ここで、チケットは演劇、音曲、相撲、
映画、遊園地等の興業の入場券に限らず、航空券、列車
・バス等の乗車券であっても良い。
【0063】(施設の利用の予約、施設の利用における
支援)顧客10は顧客端末2から宿泊施設の予約サイト
にアクセスし、利用予約をする。サーバ4は顧客IDに
より顧客10の施設予約情報の管理をする。サーバ4は
旅行出発日前々日、利用日を予告する電子メールを顧客
端末2に宛てて送信する。ここで、図5(c)を参照す
る。サーバ4は施設利用日前日までに施設端末84に予
約をした顧客10の顧客ID及び顧客属性情報を送信す
る。したがって、施設端末84に予約をした顧客10の
顧客ID及び顧客属性情報が蓄積される。施設利用日当
日、顧客10は次のようにチェックインする。顧客10
はレセプションカウンター81でユーザーカード11を
提示する。すると、レセプションカウンター81に埋め
込まれた読み取り装置82がユーザーカード11のIC
タグ13から顧客IDを読み取り、施設端末84に送信
する。施設端末84は読み取り装置82から送られてき
た顧客IDにより顧客属性情報を検索し、読み出した顧
客属性情報と顧客IDをディスプレイ83に表示する。
このとき、顧客属性情報には氏名、住所、連絡先電話番
号の他、顧客10の趣味趣向や要望に関する情報が含ま
れる。ホテルマン80はそれらの情報を確認し顧客10
を案内する。以上により、受付用紙等に氏名、住所等を
記入することなくチェックインの処理を行うことができ
る。ホテル側は顧客10の趣味趣向に合ったサービスや
顧客10の要望に応えるサービスを行うことができる。
顧客10が利用する施設は宿泊施設に限らず、ゴルフ場
等のスポーツ施設、会議室、各種スタジオ等であっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】 本発明の実施の形態における(a)は本発明
の実施の形態におけるユーザーカード11の平面図、
(b)はその背面図である。
【図3】 本発明の実施の形態における登録手続ページ
20の概略図である。
【図4】 (a)は本発明の実施の形態における商品
(サービス)識別カード51の平面図、(b)はその背
面図である。
【図5】 本発明の実施の形態における商品引き渡し風
景図(a)、会場への入門風景図(b)、チェックイン
風景図(c)である。
【符号の説明】
3,64,71,82…非接触読み取り装置(スキャ
ナ) 10…顧客 11…ユーザーカード(携帯可能な非接触読み取り型記
録媒体) 36…訪問員 13…ICタグ 14…CD(コンパクトディスク) 70…ゲートマシン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 340 G06F 17/30 340A G06K 19/10 G07G 1/12 321P G07G 1/12 321 G06K 19/00 S (72)発明者 中山 正美 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 3E042 CA02 CC02 CD04 EA01 5B035 BB09 BC00 5B049 CC00 CC39 FF08 GG03 5B075 MM23 ND23 5B085 AE12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークへの接続するための顧
    客IDを記録した携帯可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体を顧客に配布
    し、前記顧客に前記顧客IDを用いて通信ネットワーク
    への接続サービスへの登録手続とともに、他のサービス
    への登録手続を行わせ、前記顧客IDにより顧客情報を
    管理し、商品若しくはサービスの内容の展示の場所、商
    品の販売若しくは引き渡しの場所、又はサービスの提供
    の場所において前記顧客IDを前記記録媒体から読み取
    って認証した上で前記他のサービスの全部又は一部を遂
    行することを特徴とする顧客情報管理方法。
  3. 【請求項3】 顧客が使用する顧客端末と、前記顧客端
    末を識別する顧客IDが記録され前記顧客が携帯する記
    録媒体と、店舗又は会場に陳列又は紹介された商品又は
    サービス毎に対応して設置され、対応する商品又はサー
    ビスを識別する識別符号(以下、商品等識別符号とい
    う。)が割り当てられ、前記記録媒体を読み取り可能な
    読み取り装置とを用い、前記店舗又は前記会場に展示又
    は紹介された商品又はサービスに関する情報及び前記顧
    客の顧客属性情報をデータベース化し、前記読み取り装
    置が前記記録媒体から前記顧客IDを読み取った場合に
    その顧客IDによって特定される顧客端末に、その読み
    取り装置に割り当てられた商品等識別符号によって特定
    される商品又はサービスに関する情報を送信することを
    特徴とする顧客情報管理方法。
  4. 【請求項4】 前記読み取り装置が前記記録媒体から前
    記顧客IDを読み取った場合に、その読み取り装置に割
    り当てられた商品等識別符号を読み取った顧客IDによ
    って特定される顧客属性情報に結びつけて時点情報と併
    せて保存することを特徴とする請求項3に記載の顧客情
    報管理方法。
  5. 【請求項5】 顧客が使用する顧客端末と、前記顧客端
    末を識別する顧客IDが記録され前記顧客が携帯する記
    録媒体と、店舗又は会場に陳列又は紹介された商品又は
    サービス毎に対応して設置され、設置される場所を識別
    するための識別符号(以下、設置場所識別符号とい
    う。)と、対応する商品又はサービスを識別する商品等
    識別符号が割り当てられ、前記記録媒体を読み取り可能
    な読み取り装置とを用い、前記店舗又は前記会場に展示
    又は紹介された商品又はサービスに関する情報及び前記
    顧客の顧客属性情報をデータベース化し、前記読み取り
    装置が前記記録媒体から前記顧客IDを読み取った場合
    にその顧客IDによって特定される顧客端末に、その読
    み取り装置に割り当てられた商品等識別符号によって特
    定される商品又はサービスに関する情報を送信するとと
    もに、顧客属性情報に結びつけて商品等識別符号及び設
    置場所識別符号を時点情報と併せて保存することを特徴
    とする顧客情報管理方法。
  6. 【請求項6】 前記時点情報の時点を前記読み取り装置
    の読み取り時点とすることを特徴とする請求項3から請
    求項5のうちいずれか一に記載の顧客情報管理方法。
  7. 【請求項7】 前記顧客IDを通信ネットワークへの接
    続するための顧客IDとすることを特徴とする請求項3
    から請求項6のうちいずれか一に記載の顧客情報管理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体を非接触読み取り型の記録
    媒体とすることを特徴とする請求項3から請求項7のう
    ちいずれか一に記載の顧客情報管理方法。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体に通信ネットワークへの接
    続サービスへの登録手続及び他のサービスへの登録手続
    をオンライン上で行うためのコンピュータープログラム
    及び通信ネットワークへ接続するためのコンピューター
    プログラムを記録した上で顧客に配布することを特徴と
    する請求項3から請求項8のうちいずれか一に記載の顧
    客情報管理方法。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体をカード基板に非接触読
    み取り型のIC及びディスク式記録媒体を搭載したカー
    ド状記録媒体とすることを特徴とする請求項3から請求
    項9のうちいずれか一に記載の顧客情報管理方法。
  11. 【請求項11】 前記ディスク式記録媒体を書き換え可
    能型とすることを特徴とする請求項10に記載の顧客情
    報管理方法。
  12. 【請求項12】 顧客が使用する顧客端末と、前記顧客
    端末を識別する顧客IDが記録され前記顧客が携帯する
    記録媒体と、店舗又は会場に陳列又は紹介された商品又
    はサービス毎に対応して設置され、対応する商品又はサ
    ービスを識別する商品等識別符号が割り当てられ、前記
    記録媒体を読み取り可能な読み取り装置と、前記読み取
    り装置及び前記顧客端末に通信回線を介して接続し、前
    記店舗又は前記会場に展示又は紹介された商品又はサー
    ビスに関する情報を保持するサーバとを備え、前記サー
    バは、前記読み取り装置が前記記録媒体から顧客IDを
    読み取った場合にその顧客IDと商品等識別符号とを取
    得し、その取得した顧客IDによって特定される顧客端
    末に、その取得した商品等識別符号によって特定される
    商品又はサービスに関する情報を送信するよう構成され
    てなる情報配信システム。
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