JP5036415B2 - 液処理装置および液処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば半導体ウエハ等の基板に対して所定の液処理を行う液処理装置および液処理方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスやフラットパネルディスプレー(FPD)の製造プロセスにおいては、被処理基板である半導体ウエハやガラス基板に処理液を供給して液処理を行うプロセスが多用されている。このようなプロセスとしては、例えば、基板に付着したパーティクルやコンタミネーション等を除去する洗浄処理、フォトリソグラフィ工程におけるフォトレジスト液や現像液の塗布処理等を挙げることができる。
このような液処理装置としては、半導体ウエハ等の基板をスピンチャックに保持し、基板を回転させた状態でウエハの表面または表裏面に処理液を供給してウエハの表面または表裏面に液膜を形成して処理を行う枚葉式のものが知られている。
この種の装置では、通常、処理液はウエハの中心に供給され、基板を回転させることにより処理液を外方に広げて液膜を形成し、処理液を離脱させることが一般的に行われている。そして、基板の外方へ振り切られた処理液を下方へ導くようにウエハの外側を囲繞するカップ等の部材を設け、ウエハから振り切られた処理液を速やかに排出するようにしている。しかし、このようにカップ等を設ける場合には、処理液がミストとして飛び散り、基板まで達してウォーターマークやパーティクル等の欠陥となるおそれがある。
このようなことを防止可能な技術として、特許文献1には、基板を水平支持した状態で回転させる回転支持手段と一体に回転するように、基板から外周方向に飛散した処理液を受ける処理液受け部材を設け、処理液を受け、処理液を外方へ導いて回収するようにした技術が開示されている。この特許文献1において、処理液受け部材は、基板側から順に、水平ひさし部、処理液を外側下方に案内する傾斜案内部、処理液を水平外方へ案内する水平案内部、および垂直に立設する壁部を有し、処理液を狭い範囲に追い込んでミストが基板へ再付着することを防止しつつ処理受け部材の隅部に設けられた排液口を介して水平外方に排出させ、さらに処理液受け部材の外側に配置されたスペーサの内部を外方に延びる溝を介して排液される。
特開平8−1064号公報
ところで、上述した液受け部を回転支持手段と一体に回転させる装置においては、液受け部も回転するため、液受け部からは円周状に排液されることとなり、その排液を受ける環状の排液カップが必要となる。
しかしながら、このような環状の排液カップを設けた場合、排液カップから排液口を介しての排液に時間がかかるため、複数種類の処理液を使用する場合に、以下のような問題が生じる。
i)複数種の処理液を使用する場合には、通常、処理後の排出先を切り替えて分別するが、処理液を切り替えてからその処理液が排出口から排出されるまでに時間がかかるため、排出先を切り替えるタイミングを見極めるのが困難である。
ii)処理液を切り替えた後もしばらくの間排液カップ内に切り替える前の処理液が残留しているため、切替前後の2種類の処理液が混ざった状態で排出されてしまう。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、排液カップから速やかに処理液を排出することができる液処理装置および液処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点では、基板を水平に保持し、基板とともに回転可能な基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板を囲繞するように環状をなし、基板とともに回転可能な回転カップと、前記回転カップおよび前記基板保持部を一体的に回転させる回転機構と、基板に処理液を供給する液供給機構と、前記回転カップに対応した環状をなし、前記回転カップから排出された処理液を受けとるとともに、受けとった処理液を排液する排液口を有する排液カップと、前記排液カップの内部に挿入され、前記回転カップおよび前記基板保持部の回転にともなって回転することにより前記排液カップ内に旋回流を形成し、その旋回流に随伴させて前記排液カップ内の処理液を前記排液口に導く旋回流形成部材とを具備し、前記回転カップは、前記基板保持部に保持された基板の端部の上方を覆うように設けられた庇部と、庇部に連続して基板の外方を覆うように設けられた外側壁部とを有し、前記旋回流形成部材は、前記回転カップに備えられ、前記排液カップに沿って筒状に形成されており、前記外側壁部から連続して垂直に前記基板保持部よりも下方へ延びて前記排液カップ内に挿入されていることを特徴とする液処理装置を提供する。
上記第1の観点において、前記排液カップに、周方向に沿って処理液が排液口に流れ込むように下りスロープを形成することができ、この下りスロープは、排液口に処理液が流れ込む部分に周方向の所定長さにわたって形成されていることが好ましい。前記排液口において、前記下りスロープの反対側に案内壁部が形成され、前記案内壁部は、垂線に対して前記下りスロープから離れる方向に傾斜する構成とすることができる。この場合、前記案内壁部の垂線に対する角度θは0°<θ<90°を満足することが好ましい。また、前記案内壁部の頂部は前記下りスロープの終端部よりも上に配置されることが好ましい。
前記旋回流形成部材の前記排液カップに挿入された筒状部分は、前記排液カップの内面に沿って配置されており、前記筒状部分は、前記排液カップ内において、前記筒状部分の半径方向内側に突出する実質的な突部が無い内面を有する構成とすることができる。この場合、前記筒状部分の前記内面は、下端において、前記排液カップの前記内面に向かって半径方向外方かつ下方に傾斜するテーパー部によって終端することが好ましい。前記筒状部分の前記内面の前記テーパー部は、前記基板保持部に支持された前記基板の底面よりも十分に下方に位置することが好ましい。
また、前記排液カップの底部は、外側から内側に向かって上昇するように傾斜するように構成することができる。さらに、前記排液カップの外側に前記排液カップを囲繞するように設けられ、前記回転カップおよびその周囲からの主に気体成分を取り入れて排気する排気カップをさらに具備する構成とすることができる。
本発明の第2の観点では、基板を水平に保持し、基板とともに回転可能な基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板を囲繞するように環状をなし、基板とともに回転可能であり、前記基板保持部に保持された基板の端部の上方を覆うように設けられた庇部と、庇部に連続して基板の外方を覆うように設けられた外側壁部とを有する回転カップと、前記回転カップおよび前記基板保持部を一体的に回転させる回転機構と、基板に処理液を供給する液供給機構と、前記回転カップに対応した環状をなし、前記回転カップから排出された処理液を受けとるとともに、受けとった処理液を排液する排液口を有する排液カップと、前記回転カップに備えられ、前記排液カップに沿って筒状に形成されており、前記外側壁部から連続して垂直に前記基板保持部よりも下方へ延びて前記排液カップ内に挿入された旋回流形成部材とを有する液処理装置を用いた液処理方法であって、前記基板保持部に保持された基板上に処理液を供給する工程と、前記回転カップおよび前記基板保持部を回転させながら、処理液が供給された基板を回転させる工程と、前記回転カップから排出された処理液を前記排液カップによって受けとる工程と、前記回転カップおよび前記基板保持部の回転にともなって前記旋回流形成部材を回転させることにより、前記排液カップ内に旋回流を形成し、その旋回流に随伴させて前記排液カップ内の処理液を前記排液口に導く工程とを具備することを特徴とする液処理方法を提供する。
上記第の観点において、前記旋回流形成部材の下端の前記排液カップ底部からの高さ位置および基板の回転速度によって前記旋回流を調整するようにすることができる。
本発明によれば、回転カップおよび前記基板保持部を回転させる際に、環状をなす回転カップに対応した環状をなす排液カップ内に旋回流を形成し、その旋回流に随伴させて排液カップ内の処理液を排液口に導くので、排液カップから速やかに処理液を排出することができる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。ここでは、本発明を半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)の表裏面洗浄を行う液処理装置に適用した場合について示す。
図1は本発明の第1の実施形態に係る液処理装置の概略構成を示す断面図、図2はその平面図、図3は排気・排液部を拡大して示す断面図である。この液処理装置100は、ベースプレート1と、被処理基板であるウエハWを回転可能に保持するウエハ保持部2と、このウエハ保持部2を回転させる回転モータ3と、ウエハ保持部2に保持されたウエハWを囲繞するように設けられ、ウエハ保持部2とともに回転する回転カップ4と、ウエハWの表面に処理液を供給する表面処理液供給ノズル5と、ウエハWの裏面に処理液を供給する裏面処理液供給ノズル6と、回転カップ4の周縁部に設けられた排気・排液部7とを有している。また、排気・排液部7の周囲およびウエハWの上方を覆うようにケーシング8が設けられている。ケーシング8の上部にはファン・フィルター・ユニット(FFU)9が設けられており、ウエハ保持部2に保持されたウエハWに清浄空気のダウンフローが供給されるようになっている。
ウエハ保持部2は、水平に設けられた円板状をなす回転プレート11と、その裏面の中心部に接続され、下方鉛直に延びる円筒状の回転軸12とを有している。回転プレート11の中心部には、回転軸12内の孔12aに連通する円形の孔11aが形成されている。そして、裏面処理液供給ノズル6を備えた昇降部材13が孔12aおよび孔11a内を昇降可能に設けられている。回転プレート11には、ウエハWの外縁を保持する保持部材14が設けられており、図2に示すように、これらは3つ等間隔で配置されている。この保持部材14は、ウエハWが回転プレート11から少し浮いた状態で水平にウエハWを保持するようになっている。この保持部材14はウエハWの端面を保持可能な保持部14aと、保持部14aから回転プレート裏面側中心方向に延材する着脱部14bと、保持部14aを垂直面内で回動させる回転軸14cとを有し、着脱部14bの先端部を図示しないシリンダ機構により上方に押し上げることにより、保持部14aが外側に回動してウエハWの保持が解除される。保持部材14は、図示しないバネ部材により保持部14aがウエハWを保持する方向に付勢されており、シリンダ機構を作動させない場合には保持部材14によりウエハWが保持された状態となる。
回転軸12は、2つのベアリング15aを有する軸受け部材15を介してベースプレート1に回転可能に支持されている。回転軸12の下端部にはプーリー16が嵌め込まれており、プーリー16にはベルト17が巻き掛けられている。ベルト17はモータ3の軸に取り付けられたプーリー18にも巻き掛けられている。そして、モータ3を回転させることによりプーリー18、ベルト17およびプーリー16を介して回転軸12を回転するようになっている。
軸受け部材15の直上には回転軸12の外周に沿って環状をなすパージガス供給ポート19が設けられている。このパージガス供給ポート19へは軸受け部材15の外壁内に鉛直方向に沿って設けられたパージガス流路20が接続されており、このパージガス流路20には、軸受け部材15のベースプレート1の下方位置に対応する部分においてパージガス配管21が接続されている。そして、図示しないパージガス供給源からパージガス配管21、パージガス流路20を経てパージガス供給ポート19へパージガスとして例えばNガスが供給される。このパージガスはパージガス供給ポート19から回転軸12の上方側および下方側へ流れ、回転軸12の上部にミストが付着することおよびベアリング15aからのパーティクルがウエハWへ到達することを抑制することが可能となっている。
表面処理液供給ノズル5は、ノズルアーム22に保持されており、図示しない液供給チューブから処理液が供給され、その内部に設けられたノズル孔5aを介して処理液を吐出するようになっている。吐出する処理液としては、洗浄用の薬液、純水等のリンス液、IPAのような乾燥溶媒等を挙げることができ、1種または2種以上の処理液を吐出可能となっている。ノズルアーム22は、図2に示すように軸23を中心として回動可能に設けられており、図示しない駆動機構により、ウエハW中心上および外周上の吐出位置とウエハWの外方の退避位置との間で移動可能となっている。なお、ノズルアーム22は上下動可能に設けられており、退避位置と吐出位置で回動するときには上昇した状態となり、表面処理液供給ノズル5から処理液を吐出する際には、下降した状態となる。
裏面処理液供給ノズル6は昇降部材13の中心に設けられており、その内部に長手方向に沿って延びるノズル孔6aが形成されている。そして、図示しない処理液チューブを介してノズル孔6aの下端から所定の処理液が供給され、その処理液がノズル孔6aを介してウエハWの裏面に吐出されるようになっている。吐出する処理液としては、上記表面処理液供給ノズル5と同様、洗浄用の薬液、純水等のリンス液、IPAのような乾燥溶媒等を挙げることができ、1種または2種以上の処理液を吐出可能となっている。昇降部材13の上端部にはウエハWを支持するウエハ支持台24を有している。ウエハ支持台24の上面には、ウエハWを支持するための3本のウエハ支持ピン25(2本のみ図示)を有している。そして、裏面処理液供給ノズル6の下端には接続部材26を介してシリンダ機構27が接続されており、このシリンダ機構27によって昇降部材13を昇降させることによりウエハWを昇降させてウエハWのローディングおよびアンローディングが行われる。
回転カップ4は、図3に示すように、回転プレート11の端部上方から内側斜め上方に延びる円環状の庇部31と、庇部31の外端部から垂直下方へ延びる筒状の外側壁部32を有している。外側壁部32と回転プレート11との間には円環状の隙間33が形成されており、この隙間33からウエハWが回転プレート11および回転カップ4とともに回転されて飛散した処理液(ミスト)が下方に導かれる。また、後述するように、外側壁部32に連続して回転プレート11の下方へ延びるように筒状の旋回流形成部材32aが形成されている。
庇部31と回転プレート11との間にはウエハWとほぼ同じ高さの位置に板状をなす案内部材35が介在されている。図4に示すように、庇部31と案内部材35との間、案内部材35と回転プレート11との間には、それぞれ処理液を通過させる複数の開口36および37を形成するための複数のスペーサ部材38および39が周方向に沿って配置されている。庇部31と、案内部材35と、回転プレート11と、これらの間のスペーサ部材38,39とは、ねじ40によりねじ止めされている。
案内部材35は、その表裏面がウエハWの表裏面と略連続するように設けられている。そして、モータ3によりウエハ保持部材2および回転カップ4をウエハWとともに回転させて表面処理液供給ノズル5からウエハW表面の中心に処理液を供給した際には、処理液は遠心力でウエハWの表面を広がり、ウエハWの周縁から振り切られる。このウエハW表面から振り切られた処理液は、略連続して設けられた案内部材35の表面に案内されて開口36から外方へ排出され、庇部31および外側壁部32によって下方へ導かれる。また、同様にウエハ保持部材2および回転カップ4をウエハWとともに回転させて裏面処理液供給ノズル6からウエハWの裏面の中心に処理液を供給した際には、処理液は遠心力でウエハWの裏面を広がり、ウエハWの周縁から振り切られる。このウエハW裏面から振り切られた処理液は、ウエハWの裏面と略連続して設けられた案内部材35の裏面に案内されて開口37から外方へ排出され、庇部31および外側壁部32によって下方へ導かれる。このときスペーサ部材38、39および外側壁部32に到達した処理液には遠心力が作用しているから、これらがミストとなって内側へ戻ることが阻止される。
また、案内部材35はこのようにウエハW表面および裏面から振り切られた処理液を案内するので、ウエハWの周縁から脱離した処理液が乱流化し難く、処理液をミスト化させずに回転カップ4外へ導くことができる。なお、図2に示すように、案内部材35には、ウエハ保持部材14に対応する位置に、ウエハ保持部材14を避けるように切り欠き部41が設けられている。
排気・排液部7は、主に回転プレート11と回転カップ4に囲繞された空間から排出される気体および液体を回収するためのものであり、図3の拡大図にも示すように、回転カップ4から排出された処理液を受ける環状をなす排液カップ51と、排液カップ51の外側に、排液カップ51を囲繞するように設けられた環状をなす排気カップ52とを備えている。
図1および図3に示すように、排液カップ51は、回転カップ4の外側に、外側壁部32に近接して垂直に設けられた垂直壁53と、垂直壁53の下端部から内側に向かって延びる底部54とを有している。垂直壁53の上端は回転カップ4の外側壁部32の上方まで延びており、庇部31に沿って湾曲している。これにより排液カップ51内のミストがウエハW側へ逆流することを防止するようになっている。また、排液カップ51の内部の保持部材14の外側位置には、底部54から回転プレート11の下面近傍まで延び、その周方向に沿って環状に設けられた仕切り壁55を有している。そして、排液カップ51は、この仕切り壁55によって、隙間33から排出される処理液を受ける主カップ部56と、保持部材14の保持部14a近傍部分から滴下される処理液を受ける副カップ部57に分離されている。底部54は、仕切り壁55により主カップ56に対応する第1部分54aと、副カップ57に対応する第2部分54bとに分かれており、これらはいずれも外側から内側(回転中心側)に向かって上昇するように傾斜している。そして、第2部分54bの内側端は保持部材14の保持部14aよりも内側(回転中心側)に対応する位置に達している。仕切り壁55は、回転プレート11が回転した際に、保持部材14の回転プレート11の下方に突出した部分によって形成された気流がミストを随伴してウエハW側に到達することを阻止する役割を有している。仕切り壁55には、副カップ部57から主カップ部56に処理液を導くための孔58が形成されている。
排液カップ51の底部54の最外側部分には1箇所の排液口60が設けられており、排液口60には排液管61が接続されている。排液管61には排液切替部および吸引機構(いずれも図示せず)が設けられており、処理液の種類に応じて分別して回収または廃棄されるようになっている。なお、排液口60は複数箇所設けられていてもよい。
図5に示すように、排液カップ51の底部54の周方向に沿った高さは、排液口60から回転プレート11の回転方向である矢印Aに沿って途中まで同じ高さとなっているが、排液口60に流れ込む部分に所定長さにわたって下りスロープ62が形成されている。これにより、排液カップ51からの排液を円滑に行うことができる。底部54のスロープは全体にわたって形成されていてもよいが、その場合にはスロープが緩やかであるため排液を円滑にする効果が少なく、また、加工が難しくなるため、排液口60に流れ込む部分のみに形成するほうが有利である。
排気カップ52は、排液カップ51の垂直壁53の外側部分に垂直に設けられた外側壁64と、保持部材14の内側部分に垂直にかつその上端が回転プレート11に近接するように設けられた内側壁65と、ベースプレート1上に設けられた底壁66と、外側壁64から上方へ湾曲するとともに、回転カップ4の上方を覆うように設けられた上側壁67とを有している。そして、排気カップ52は、その上側壁67と回転カップ4の庇部31との間の環状をなす導入口68から回転カップ4内およびその周囲の主にガス成分を取り込んで排気するようになっている。また、排気カップ52の下部には、図1に示すように、排気口70が設けられており、排気口70には排気管71が接続されている。排気管71の下流側には図示しない吸引機構が設けられており、回転カップ4の周囲を排気することが可能となっている。排気口70は複数設けられており、処理液の種類に応じて切り替えて使用することが可能となっている。
このように、処理液が回転カップ4を介して排液カップ51に導かれ、気体成分は導入口68から排気カップ52に導かれ、かつ排液カップ51からの排液と排気カップ52からの排気が独立して行われるようになっているので、排液と排気を分離した状態で導くことが可能となる。また、排液カップ51からミストが漏出しても排気カップ52がその周囲を囲繞しているので速やかに排気口70を介して排出され、ミストが外部に漏出することが確実に防止される。
前述したように、回転カップ4の外側壁部32の下方に連続して回転プレート11より下方に延びるように旋回流形成部材32aが形成されている。この旋回流形成部32aは、排液カップ51の主カップ部56の内部へ挿入されており、回転プレート11とともに回転された際に、主カップ部56内に空気の旋回流を形成する機能を有している。この旋回流によって、排液カップ51に排出された処理液が排液口60に速やかに導かれる。
旋回流形成部材32aは、回転カップ4の外側壁部32の一部であるため、排液カップ51の内面に沿って配置された筒状部分からなる。この筒状部分は、排液カップ51内において、半径方向内側に突出する実質的な突部の無い内面を有する。また、旋回流形成部材32aの筒状部分の内面は、下端において、排液カップ51の内面に向かって半径方向外方且つ下方に傾斜するテーパー部32eによって終端する。これにより、旋回流形成部材32aの内面と排液カップ51の内面との間における急な段差を解消することができる。このように、旋回流形成部材32aが滑らかな内面を有し且つ旋回流形成部材32aと排液カップ51との間の段差が排除されることにより、排液カップ51内で処理液を必要以上に刺激してミストを発生させることがなくなる。なお、旋回流形成部材32aのテーパー部32eは、ウエハWを支持する回転プレート11の底面よりも十分下方に位置するように配置される。
次に、以上のように構成される液処理装置100の動作について図6を参照して説明する。まず、図6の(a)に示すように、昇降部材13を上昇させた状態で、図示しない搬送アームからウエハ支持台24の支持ピン25上にウエハWを受け渡す。次いで、図6の(b)に示すように、昇降部材13を、ウエハWを保持部材14により保持可能な位置まで下降させ、保持部材14によりウエハWをチャッキングする。そして、図6の(c)に示すように、表面処理液供給ノズル5を退避位置からウエハWの中心上の吐出位置に移動させる。
この状態で、図6の(d)に示すように、モータ3により保持部材2を回転カップ4およびウエハWとともに回転させながら、表面処理液供給ノズル5および裏面処理液供給ノズル6から所定の処理液を供給して洗浄処理を行う。
この洗浄処理においては、ウエハWの表面および裏面の中心に処理液が供給され、その洗浄液が遠心力によりウエハWの外側に広がり、ウエハWの周縁から振り切られる。この場合に、ウエハWの外側を囲繞するように設けられているカップがウエハWとともに回転する回転カップ4であるから、ウエハWから振り切られた処理液が回転カップ4に当たった際に処理液に遠心力が作用するから、固定カップの場合のような飛び散り(ミスト化)は発生し難い。そして回転カップ4に達した処理液は下方に導かれ、隙間33から排液カップ51の主カップ部56に排出される。一方、回転プレート11の保持部材14の取り付け位置には、保持部14aを挿入する穴が設けられているため、その部分から排液カップ51の副カップ部57に処理液が滴下される。
ウエハWの洗浄の際に回転カップ4から排出される処理液は、回転しながら環状の隙間33から排出されるため、それを受ける排液カップ51は環状なものとならざるを得ない。従来は、このような環状の排液カップを設けた場合、排液カップから排液口を介しての排液に時間がかかるという問題があったが、本実施形態のように回転カップ4に旋回流形成部32aを設けることにより、図7に示すように、ウエハWを回転させて処理している間に排液カップ51内に空気の旋回流を形成することができ、この旋回流に排液カップ51内の処理液を随伴させて排液口60に速やかに導くことができる。このように、排液カップ51に排出された処理液を方向性をもって排液口60に導くことができるので、この処理液を短時間で排出口から排出することができる。
このように、環状の排液カップ51から短時間で処理液を排出することができることから、複数種の処理液を使用する場合に、排出先を切り替えるタイミングを見極めるのが容易となり、また、処理液を切り替える際に2種類の処理液が混ざった状態で排出されてしまうことを防止することができる。
この場合に、回転カップ4の一部を旋回流形成部32aとしたので、別部材を設ける必要がなく、装置を複雑化させることがない。また、排液カップ51の底部54の排液口60に流れ込む部分において下りスロープ62が形成されているので、排液カップ51からの排液を円滑に行うことができ、より短時間で処理液を排出することができる。さらに、排液カップ51の底部54は外側から内側へ向かって上昇するように傾斜しているので、底部54の内側部分に排出された処理液が速やかに外側部分に流れ、液残りを発生し難くすることができる。
この旋回流形成部材32aにより形成された旋回流による処理液の流速は、その下端の高さ位置により変化し、その下端位置が排液カップ51の底部54に近いほど排液カップ51内の処理液の流速を大きくすることができる。しかし、底部54に近接しすぎると液はねが大きくなって周囲が汚染されやすくなるとともに、底部54への液残りが生じてしまうため好ましくない。このため、旋回流形成部材32aの下端の高さ位置を、排液カップ51内の処理液を適切な流速で流すことができ、かつ液はねが許容範囲である範囲にすることが好ましい。また、排液カップ51内を旋回流で流す作用および液はねは、旋回流形成部材32aの回転速度、すなわち回転カップ4の回転速度によっても変化するので、その回転速度も考慮して旋回流形成部材32aの高さ位置を調節する必要がある。300mmウエハの場合、ウエハWの回転速度は、例えば300〜1200rpmであり、回転カップ4も同様の速度で回転するが、その場合には、旋回流形成部材32aの下端の高さ位置を底部34から5〜20mm程度にすることが好ましい。
図8は、図1の液処理装置に適用可能な排液カップの変形例の一部を模式的に示す図である。この変形例では、排液カップ51の排液口60X及びこれに接続された排液管61Xが、排液カップ51内で旋回流形成部32aによって形成される処理液の流れFに沿うように構成される。具体的には、排液口60Xにおいて、排液カップ51の下りスロープ62の反対側に案内壁部82が形成され、これは、垂線に対して下りスロープ62から離れる方向に傾斜する。案内壁部82の垂線に対する角度θは0°<θ<90°を満足する。また、案内壁部82の頂部は下りスロープ62の終端部よりも上に配置される。更に、排液管61Xは、案内壁部82の傾斜角度を以って排液カップ51と接続され、且つ大きな曲率半径で湾曲して垂直下方に延在する。
この構成により、排液カップ51内で旋回流形成部32aによって形成される処理液の流れFは、案内壁部82によって排液口60Xから排液管61X内へと滑らかに導かれる。ここで、処理液の流れFが排液口60Xにおいて案内壁部82に出会う際に、案内壁部82が傾斜していることにより、処理液が案内壁部82によって跳ね返されることが殆どない。これにより、処理液を排液管61X内へ効率よく導くことができるとともに、ミストの発生を防止することができる。
本実施形態によれば、回転カップおよび基板保持部を回転させる際に、環状をなす回転カップに対応した環状をなす排液カップ内に旋回流を形成し、その旋回流に随伴させて排液カップ内の処理液を排液口に導くので、排液カップから速やかに処理液を排出することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、旋回流形成部材は必ずしも回転カップに設ける必要はなくウエハの回転にともなって回転する部分に設ければよい。また、上記実施形態では、ウエハの表裏面洗浄を行う液処理装置を例にとって示したが、本発明はこれに限らず、表面または裏面の一方の洗浄処理を行う液処理装置であってもよく、また、液処理については洗浄処理に限らず、レジスト液塗布処理やその後の現像処理等、他の液処理であっても構わない。また、上記実施形態では被処理基板として半導体ウエハを用いた場合について示したが、液晶表示装置(LCD)用のガラス基板に代表されるフラットパネルディスプレイ(FPD)用の基板等、他の基板に適用可能であることは言うまでもない。
本発明は、半導体ウエハに付着したパーティクルやコンタミネーションを除去するための洗浄装置に有効である。
本発明の一実施形態に係る液処理装置の概略構成を示す断面図。 本発明の一実施形態に係る液処理装置を一部切り欠いて示す概略平面図。 図1の液処理装置の排気・排液部を拡大して示す断面図。 図1の液処理装置の回転カップおよび案内部材の取り付け状態を説明するための図。 図1の液処理装置の排液カップの一部を模式的に示す図。 本発明の一実施形態に係る液処理装置の処理動作を説明するための図。 本発明の原理を説明するための模式図。 図1の液処理装置に適用可能な排液カップの変形例の一部を模式的に示す図。
符号の説明
1;ベースプレート
2;ウエハ保持部
3;回転モータ
4;回転カップ
5;表面処理液供給ノズル
6;裏面処理液供給ノズル
7;排気・排液部
8;ケーシング
9;FFU
11;回転プレート
12;回転軸
13;昇降部材
14;保持部材
31;庇部
32;外側壁部
32a;旋回流形成部材
33;隙間
35;案内部材
51;排液カップ
52;排気カップ
53;外側壁
54;底部
60;排液口
62;スロープ
100;液処理装置
W;ウエハ

Claims (13)

  1. 基板を水平に保持し、基板とともに回転可能な基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板を囲繞するように環状をなし、基板とともに回転可能な回転カップと、
    前記回転カップおよび前記基板保持部を一体的に回転させる回転機構と、
    基板に処理液を供給する液供給機構と、
    前記回転カップに対応した環状をなし、前記回転カップから排出された処理液を受けとるとともに、受けとった処理液を排液する排液口を有する排液カップと、
    前記排液カップの内部に挿入され、前記回転カップおよび前記基板保持部の回転にともなって回転することにより前記排液カップ内に旋回流を形成し、その旋回流に随伴させて前記排液カップ内の処理液を前記排液口に導く旋回流形成部材と
    を具備し、
    前記回転カップは、前記基板保持部に保持された基板の端部の上方を覆うように設けられた庇部と、庇部に連続して基板の外方を覆うように設けられた外側壁部とを有し、
    前記旋回流形成部材は、前記回転カップに備えられ、前記排液カップに沿って筒状に形成されており、前記外側壁部から連続して垂直に前記基板保持部よりも下方へ延びて前記排液カップ内に挿入されていることを特徴とする液処理装置。
  2. 前記排液カップには、周方向に沿って処理液が前記排液口に流れ込むように下りスロープが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記下りスロープは、排液口に処理液が流れ込む部分に周方向の所定長さにわたって形成されていることを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  4. 前記排液口において、前記下りスロープの反対側に案内壁部が形成され、前記案内壁部は、垂線に対して前記下りスロープから離れる方向に傾斜していることを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  5. 前記案内壁部の垂線に対する角度θは0°<θ<90°を満足することを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  6. 前記案内壁部の頂部は前記下りスロープの終端部よりも上に配置されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の液処理装置。
  7. 前記旋回流形成部材の前記排液カップに挿入された筒状部分は、前記排液カップの内面に沿って配置されており、前記筒状部分は、前記排液カップ内において、前記筒状部分の半径方向内側に突出する実質的な突部が無い内面を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の液処理装置。
  8. 前記筒状部分の前記内面は、下端において、前記排液カップの前記内面に向かって半径方向外方かつ下方に傾斜するテーパー部によって終端することを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  9. 前記筒状部分の前記内面の前記テーパー部は、前記基板保持部に支持された前記基板の底面よりも十分に下方に位置することを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  10. 前記排液カップの底部は、外側から内側に向かって上昇するように傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の液処理装置。
  11. 前記排液カップの外側に前記排液カップを囲繞するように設けられ、前記回転カップおよびその周囲からの主に気体成分を取り入れて排気する排気カップをさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の液処理装置。
  12. 基板を水平に保持し、基板とともに回転可能な基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板を囲繞するように環状をなし、基板とともに回転可能であり、前記基板保持部に保持された基板の端部の上方を覆うように設けられた庇部と、庇部に連続して基板の外方を覆うように設けられた外側壁部とを有する回転カップと、前記回転カップおよび前記基板保持部を一体的に回転させる回転機構と、基板に処理液を供給する液供給機構と、前記回転カップに対応した環状をなし、前記回転カップから排出された処理液を受けとるとともに、受けとった処理液を排液する排液口を有する排液カップと、前記回転カップに備えられ、前記排液カップに沿って筒状に形成されており、前記外側壁部から連続して垂直に前記基板保持部よりも下方へ延びて前記排液カップ内に挿入された旋回流形成部材とを有する液処理装置を用いた液処理方法であって、
    前記基板保持部に保持された基板上に処理液を供給する工程と、
    前記回転カップおよび前記基板保持部を回転させながら、処理液が供給された基板を回転させる工程と、
    前記回転カップから排出された処理液を前記排液カップによって受けとる工程と、
    前記回転カップおよび前記基板保持部の回転にともなって前記旋回流形成部材を回転させることにより、前記排液カップ内に旋回流を形成し、その旋回流に随伴させて前記排液カップ内の処理液を前記排液口に導く工程と
    を具備することを特徴とする液処理方法。
  13. 前記旋回流形成部材の下端の前記排液カップ底部からの高さ位置および基板の回転速度によって前記旋回流を調整することを特徴とする請求項12に記載の液処理方法。
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