JP2006229020A - 半導体ウエハの洗浄方法及び半導体ウエハの洗浄装置 - Google Patents

半導体ウエハの洗浄方法及び半導体ウエハの洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 洗浄領域1−3と該洗浄領域1−3の外側に位置する外周縁近傍表面領域1−1とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハ1を洗浄する方法であって、外周縁近傍表面領域1−1を薬液により浸食させることなく、洗浄領域1−3のみを選択的に洗浄することを目的とする。
【解決手段】 ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1がカップ型カバー6の接触縁部6−1と密着した状態で、ステージ3を回転させながら当該ウエハ1の洗浄面に薬液供給ノズル8から薬液を供給することで、当該外周縁近傍表面領域1−1を薬液により浸食させることなく、洗浄領域1−3のみを選択的に洗浄するウエハ1の洗浄を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体ウエハの洗浄方法及び半導体ウエハの洗浄装置に関し、特に、半導体ウエハを洗浄用薬液による浸食から守るためのウエット洗浄方法および当該方法に使用するウエット洗浄装置に関する。
従来、半導体ウエハをウェット洗浄する方法としては、キャリアカセットに収納した複数枚のウエハを、またはキャリアカセットを省略して直接複数枚のウエハを搬送装置により、洗浄槽中に浸漬して処理するいわゆるディップ式洗浄が主流であった。
しかし、半導体装置もサブミクロン時代を迎え、このような装置構造の微細化、高集積化に伴って、ウエハの表面にも非常に高い清浄度が要求されている。そこで、より高い清浄度の要求を満足するウェット洗浄技術として、密閉された洗浄ハウジング内でウエハを一枚ずつウェット洗浄するいわゆる枚葉式ウェット洗浄が提案された。
ウエハの表面のみを対象としたウェット洗浄においては、ウエハの表面に供給された薬液がウエハの裏面側へ回り込んで、ウエハの裏面を汚染する。一旦、ウエハの裏面が汚染されてしまうと、このウエハを取り扱うハンドリング冶具、例えばスカラ形ロボットのロボットハンドなども汚染されてしまい、さらには、この汚染されたロボットハンドによりハンドリングされる他のウエハも連鎖的に汚染されてしまうという問題があった。
このような状況の下、ウエハの表面へ供給される薬液の裏面への回り込みを防止する技術の開発が強く要望されており、この種の薬液回り込み防止技術の従来例が既に提案されている。
特許文献1に記載の第1の従来技術は、ウエハの表面および裏面への同時洗浄により、薬液が反対面に回り込むことを防止することを提案している。具体的には、ウエハチャックにより外縁部で保持されたウエハの上下に配置した薬液吐出ノズルから、ウエハの表面および裏面へ薬液を供給する。ウエハの回転により発生する遠心力により、ウエハの表面および裏面の薬液はウエハの中心から周辺部に広がると共に、ウエハの外縁から吹き飛ばされるので、薬液が反対面に回り込むことが防止される。
特許文献2に記載の第2の従来技術は、上側供給ノズルにより薬液を上方向から供給して薬液洗浄するとともに、この薬液洗浄中、ウエハの裏面に対して、下側供給ノズルにより純水を噴出供給することで、薬液が反対面に回り込むことを防止することを提案している。具体的には、ウエハの表面に対して供給された薬液は、ウエハの回転による遠心力でウエハの中心から外周縁へ向かって流れるが、ウエハの裏面に純水を噴射供給することにより、この噴射供給された純水も、ウエハの回転による遠心力で、その裏面に沿って中心から外周縁へ流れるため、ウエハの表面から裏面へ回り込もうとする薬液に対してシール作用が働き、薬液がウエハの裏面に回り込むことが防止される。
特開平7−183265号公報(段落番号0023、図2) 特開2003−7664号公報(段落番号0055、図2、図6)
前述の第1及び第2の従来技術によれば、薬液がウエハの反対面に回り込むことを防止することはできるが、薬液がウエハの反対面に回り込むか否かは、ウエハの回転数と薬液の粘度に主に依存する。ウエハの回転数が大きく且つ薬液の粘度が低い場合、薬液は遠心力によりウエハの外周縁から径方向外側に飛んでいくため、薬液がウエハの反対面に回り込むことを防止する必要はない場合もある。一方、ウエハの回転数が小さく且つ薬液の粘度が高い場合、前述の第1または第2の従来技術を用いて、薬液がウエハの裏面に回り込むのを防止する。
しかし、上記いずれの場合であっても、ステージ上に載置されたウエハの表面における外周縁近傍表面領域が薬液により浸食される。浸食の結果、外周縁近傍領域の断面形状がテーパー形状になる場合もある。ウエハの種類によっては、当該外周縁近傍表面領域が薬液に曝され、浸食されても問題ない場合もあり、また、外周縁近傍表面領域が薬液に曝され、浸食されると問題となる場合もある。よって、後者の場合、前述の第1または第2の従来技術を使用した場合問題が発生する。このような状況の下、ウエハの外周縁近傍表面領域が薬液に曝されると問題となる場合にも適用可能なウエハの洗浄方法が求められてきた。
すなわち、本発明の目的は、半導体ウエハを回転させながら半導体ウエハの表面に薬液を供給することにより、当該ウエハの表面を洗浄するウェット洗浄方法であって、当該ウエハの表面であって外周縁近傍表面領域の少なくとも一部が薬液により浸食されるのを抑制するウェット洗浄方法を提供することである。
更に、本発明の目的は、半導体ウエハを回転させながら半導体ウエハの表面に薬液を供給することにより、当該ウエハの表面を洗浄するウェット洗浄装置であって、当該ウエハの表面であって外周縁近傍表面領域の少なくとも一部が薬液により浸食されるのを抑制するウェット洗浄装置を提供することである。
本発明に係るウエハの洗浄方法は、洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する方法であって、前記外周縁近傍表面領域の少なくとも1部がカバーと接触した状態で、前記ウエハを載置したステージを回転させながら前記ウエハの前記洗浄面に薬液を供給することで、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とする。
本発明に係るウエハの洗浄装置は、洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する装置であって、ウエハを載置するとともに、回転可能に構成されたステージと、前記洗浄面に薬液を供給する薬液供給ノズルと、前記外周縁近傍表面領域の少なくとも1部に接触し、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを可能にするカバーとを含むことを特徴とする。
更に、本発明に係るウエハの洗浄方法は、ステージ上に載置したウエハの洗浄方法であって、前記ウエハの外周縁近傍表面領域の少なくとも1部の直上で薬液の吸引を行う状態で、前記ステージを回転させながら前記ウエハの洗浄面に薬液を供給することで、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とする。
更に、本発明に係るウエハの洗浄装置は、洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する装置であって、ウエハを載置するとともに、回転可能に構成されたステージと、前記洗浄面に薬液を供給する薬液供給ノズルと、吸引装置に連通するとともに、前記外周縁近傍表面領域の直上近傍に配置され、前記外周縁近傍表面領域の少なくとも1部の直上で薬液の吸引を行うことで、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを可能にする吸引ノズルとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、外周縁近傍表面領域の少なくとも1部がカバーと接触した状態で、ウエハを載置したステージを回転させながら前記ウエハの洗浄面に薬液を供給することで、前記洗浄領域を選択的に洗浄する。
外周縁近傍表面領域の少なくとも1部の薬液による浸食が抑制されることで、外周縁近傍領域の浸食による変形量が許容範囲内であれば、問題が生じない場合がある。ここで、変形量の許容範囲は、ウエハの種類に依存する。また、外周縁近傍領域の一部のみが、浸食による変形量に対する要求を有する場合もあり得る。よって、前述の接触した状態は、外周縁近傍表面領域の少なくとも1部が薬液により浸食されるのを抑制する状態であることを意味する。ここで、「浸食の抑制」とは、前述の従来の洗浄方法と比較して、本発明に係るカバーを使用した場合、浸食の量が実質的に低減されていることを意味する。また、外周縁近傍領域の一部のみが、浸食による実質的な変形を一切許容しない場合もある。この場合、外周縁近傍表面領域の少なくとも1部がカバーと密着した状態で、洗浄領域を選択的に洗浄することが好ましい。ここで、密着した状態は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを防止する状態であることを意味する。また、外周縁近傍領域の全部が、浸食による実質的な変形を一切許容しない場合もある。この場合、外周縁近傍表面領域の全部がカバーと密着した状態で洗浄領域を選択的に洗浄することが好ましい。
また、本発明によれば、ウエハの外周縁近傍表面領域の少なくとも1部の直上で薬液の吸引を行う状態で、ステージを回転させながらウエハの洗浄面に薬液を供給することで、洗浄領域を選択的に洗浄する。
外周縁近傍表面領域の少なくとも1部の薬液による浸食が抑制されることで、外周縁近傍領域の浸食による変形量が許容範囲内であれば、問題がは生じない場合がある。ここで、変形量の許容範囲は、ウエハの種類に依存する。また、外周縁近傍領域の一部のみが、浸食による変形量に対する要求を有する場合もあり得る。よって、前述の吸引状態は、外周縁近傍表面領域の少なくとも1部が薬液により浸食されるのを抑制する状態であることを意味する。ここで、「浸食の抑制」とは、前述の従来の洗浄方法と比較して、本発明に係る吸引を行った場合、浸食の量が実質的に低減されていることを意味する。また、外周縁近傍領域の一部のみが、浸食による実質的な変形を一切許容しない場合もある。この場合、前述の吸引状態は、外周縁近傍表面領域の少なくとも1部が薬液により浸食されるのを防止する状態であることを意味する。また、外周縁近傍領域の全部が、浸食による実質的な変形を一切許容しない場合もある。この場合、外周縁近傍表面領域の全部の直上で薬液の吸引を行うことが好ましい。
典型的には、ウエハの外周縁近傍表面領域がカバーと密着した状態で、当該ステージを回転させながら当該ウエハの洗浄面に薬液を供給してウエハの洗浄を行う。よって、ステージの回転により発生する遠心力によりウエハの径方向外側に広がった薬液は、ウエハの外周縁近傍表面領域とその内側の洗浄領域との境界位置までは達するが、外周縁近傍表面領域は、カバーと密着しているため薬液に曝されることはなく、浸食されない。
また、典型的には、ウエハの外周縁近傍表面領域の直上で薬液の吸引を行う状態で、ステージを回転させながらウエハの洗浄面に薬液を供給してウエハの洗浄を行う。よって、ステージの回転により発生する遠心力によりウエハの径方向外側に広がった薬液は、ウエハの外周縁近傍表面領域とその内側の洗浄領域との境界位置までは達するが、外周縁近傍表面領域の直上で薬液が吸引されるため、外周縁近傍表面領域は、実質的に浸食されることはない。
更に、典型的には、本発明に係る半導体ウエハの洗浄装置は、ウエハの外周縁近傍表面領域に密着させるカバーを有する。よって、ステージの回転により発生する遠心力によりウエハの径方向外側に広がった薬液は、ウエハの外周縁近傍表面領域とその内側の洗浄領域との境界位置までは達するが、外周縁近傍表面領域は、カバーと密着しているため薬液に曝されることはなく、浸食されない。
更に、典型的には、本発明に係る半導体ウエハの洗浄装置は、薬液の吸引を行う吸引ノズルを含む。この、吸引ノズルは、吸引装置に連通するとともに、ウエハの外周縁近傍表面領域の直上近傍に配置され、ウエハの外周縁近傍表面領域の直上で薬液の吸引を行う。よって、ステージの回転により発生する遠心力によりウエハの径方向外側に広がった薬液は、ウエハの外周縁近傍表面領域とその内側の洗浄領域との境界位置までは達するが、外周縁近傍表面領域の直上で、薬液が吸引ノズルから吸引されるため、外周縁近傍表面領域は、実質的に浸食されることはない。
(1)第1実施形態
本実施形態によれば、ウエハの表面であって外周縁近傍表面領域が薬液に曝されるのを防止するため、ウエハの外周縁近傍表面領域をカバーと密着した状態で、ステージを回転させながら、ウエハの洗浄面に薬液を供給することで、外周縁近傍表面領域を薬液に曝すことなくウエハの洗浄を行う構成とする。ここで、カバーは、外周縁近傍表面領域を薬液に曝さないようにするために、外周縁近傍表面領域全体に密着させることができるものであればよく、特にその構成を限定する必要はないが、その典型例を以下に示す。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体ウエハの洗浄方法を説明するためのステージ周辺部分を示す部分縦断面図である。図2は、図1に示すステージ周辺部分の正面図である。図1に示すように、洗浄装置の洗浄チャンバ内のステージ3上にウエハ1が載置される。ウエハ1の上面が、カップ型カバー6により被われた状態で洗浄工程を行うことで、ウエハ1の表面であって外周縁近傍表面領域1−1が薬液に曝され浸食されるのを防止する。
カップ型カバー6は、一定の高さを有する円筒形状すなわちカップ形状を有する。カップ型カバー6の接触縁部6−1は、ウエハ1の表面に密接させる。カップ型カバー6の外周側壁部6−2には、薬液排出口7が一定間隔で一列に形成されている。カップ型カバー6の***部には、薬液供給ノズル8が形成されている。カップ型カバー6はウエハ1に密接した状態でウエハ1と共に回転させる。この状態の下で、薬液供給ノズル8から薬液を供給して、ウエハ1の上面の洗浄を行う。薬液供給ノズル8から投入された薬液は、回転軸5の周りにステージ3と共に回転しているウエハ1の洗浄面に滴下される。ウエハ1の上面の薬液は、ウエハ1の回転により発生する遠心力で、ウエハ1の上面に沿って、その径方向外側に向かい広がることで、ウエハ1の洗浄面は当該薬液により洗浄される。
ここで、ウエハ1の上面の外周縁近傍表面領域1−1が薬液に曝されないよう、カップ型カバー6の接触縁部6−1を外周縁近傍表面領域1−1に密着するよう、カップ型カバー6でウエハ1を被う必要がある。以下、この点につき図面を参照して説明する。
図3は、ウエハ1の上面の外周縁近傍表面領域1−1と、カップ型カバー6の接触縁部6−1との、ウエハ1の径方向における位置関係を示す部分縦断面図である。図3に示すように、カップ型カバー6の接触縁部6−1の内側端部6−4の位置が、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とその内側の洗浄領域1−3との境界の位置と整合している。よって、遠心力により径方向外側に広がった薬液は、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とその内側の洗浄領域1−3との境界位置1−2までは達するが、カップ型カバー6の外周側壁部6−2に阻まれてウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1まで到達することはない。そして、当該薬液は、カップ型カバー6の外周側壁部6−2に形成された薬液排出口7から遠心力により排出される。従って、カップ型カバー6の存在により、外周縁近傍表面領域1−1は、薬液に曝されないため浸食もされない。
ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1の幅、すなわちウエハ1の外周縁から境界位置1−2までの距離は、洗浄領域1−3との関係で決まる。このため、カップ型カバー6の外周側壁部6−2の内側端部6−4の位置が、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1と洗浄領域1−3との境界位置1−2に整合するよう、カップ型カバー6の平面寸法を決める必要がある。よって、カップ型カバー6の外周側壁部6−2の厚さは、外周縁近傍表面領域1−1の幅と概ね同一とし、カップ型カバー6の平面寸法は、ウエハ1の平面寸法と概ね同一とするよう、カップ型カバー6を設計することが可能である。
尚、カップ型カバー6の外周側壁部6−2の厚さを、外周縁近傍表面領域1−1の幅より大きくしても、カップ型カバー6の外周側壁部6−2の内側端部6−4の位置が、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1と洗浄領域1−3との境界位置1−2に整合すれば問題ない。この場合、カップ型カバー6の外周側壁部6−2の厚さと外周縁近傍表面領域1−1の幅との差の2倍に相当する分だけ、ウエハ1の径より大きくカップ型カバー6の平面寸法を決める必要がある。
図2に示すように、外周側壁部6−2には、複数の薬液排出口7が水平方向に1列に一定間隔で配列される。各薬液排出口7の大きさや形状並びに隣合う薬液排出口7どうしの間隔は、ステージ3の回転数や薬液の粘度を主に考慮し、薬液ができるだけ効率よく排出されるよう適宜決定する。但し、薬液排出口7の配置を一定間隔にすることで、円周方向で均一に薬液を排出することが可能となる。例えば、図示の薬液排出口7の形状は正方形であるが、必ずしもこれに限るものではなく、横長のスリット形状(長方形)や、円或いは楕円であっても、薬液の排出に悪影響が無ければ問題ない。また、薬液の排出効率を高めるためには、薬液排出口7を横長のスリット形状にすると共に、隣合う薬液排出口7どうしの間隔をできるだけ小さくすることが望ましい。但し、薬液排出口7のスリット形状の横方向寸法の増大と、隣合う薬液排出口7どうしの間隔の減少とは、薬液の排出効率の上昇の観点では望ましいが、カップ型カバー6の垂直方向の十分高い機械的強度を維持する観点からは望ましくないので、これらの関係並びに使用する薬液の粘度やウエハ1の回転数を考慮して、薬液排出口7の形状、配置間隔、隣合う薬液排出口7どうしの間隔を定めることが望ましい。
また、薬液排出口7は、外周側壁部6−2に形成した開口で構成し得る。ここで、薬液排出口7は、径方向に沿って直線状に外周側壁部6−2に開口してもよい。しかし、ウエハ1の洗浄面上の薬液も回転しているため、薬液は、径方向外側に向かい直線状に流れるのではなく、ウエハ1の径方向外側に向かい渦巻状に流れる。よって、薬液排出口7を構成する開口は、ウエハ1の周辺付近の薬液の流れの方向に沿うよう、径方向に対しある角度を成して直線状又は渦巻曲線状に形成してもよい。
尚、薬液排出口7から排出された薬液が、カップ型カバー6の径方向外側に飛んでいくか、或いは外周側壁部6−2の外側表面に沿って流れ落ちるかは、使用する薬液の粘度やステージ3の回転数に主に依存する。一般には、薬液の粘性が高く且つステージの回転数が低い場合、薬液排出口7から排出された薬液は、外周側壁部6−2の外側表面に沿って流れ落ちる蓋然性が高い。この場合、ウエハ1の外周縁側面1−4は薬液に曝されることになるが、外周縁近傍表面領域1−1は、カップ型カバー6の接触縁部6−1と密接しており、薬液に曝されることはないので前述の問題は生じない。
薬液排出口7が形成される位置(レベル)は、カップ型カバー6の底部である接触縁部6−1より高いため、洗浄工程中は、薬液排出口7より下のレベルでは、薬液は排出されずウエハ1の洗浄面上に溜まるものの、洗浄処理が完了した後、洗浄面上に溜まった薬液は純水で洗い流される。
カップ型カバー6の接触縁部6−1をウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1に密接させるには、カップ型カバー6に加重をかけて上から押えつけるか、あるいは、ウエハ1が載置されたステージ3を下から押し上げて押さえつけてもよい。上下動可能なステージ3を使用する場合、ステージ3上にウエハ1を載置した後、ステージ3を上げて、カップ型カバー6の接触縁部6−1をウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1に密接させる。この場合は、カップ型カバー6は、上下方向には可動せず固定される一方で、ステージの回転軸の周りに自由回転可能に軸支させる。この機構を実現するための具体的構成につき以下説明する。
第1の構成として、薬液供給ノズル8とカップ型カバー6とを分離した構成とする。図4は、カップ型カバーの支持構造の一例を示す縦断面図である。カップ型カバー6の上部6−3には開口部6−5が形成されており、薬液供給ノズル8は、この開口部6−5を介してカップ型カバー6の上部6−3を貫通する構成としている。薬液供給ノズル8を剛性の高い材料で構成し、この薬液供給ノズル8に上下1対のフランジ8−1、8−2が形成され、カップ型カバー6の上部6−3における開口部6−5の周辺部分6−6が、このフランジ8−1、8−2間に挟持される。各フランジ8−1、8−2と周辺部分6−6との間には、ベアリング機構に代表される回転支持機構8−3を設けてもよいし、或いは、シリコーングリス等の潤滑材を挿入してもよい。これにより、カップ型カバー6は、上下方向には可動せず固定される一方、ステージの回転軸の周りに自由回転可能となる。尚、実際には、各フランジ8−1、8−2と周辺部分6−6との間には、カップ型カバー6を自由回転可能にするための間隙が設けられる。
ステージ3を下から押し上げる一方で、カップ型カバー6は上下方向には固定されているため、カップ型カバー6の接触縁部6−1とウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とが密接することで摩擦力が生じる。この状態で、ステージ3を回転させることで、カップ型カバー6は、摩擦力によりステージ3上のウエハ1と共に受動的に回転する。
第2の構成として、薬液供給ノズル8とカップ型カバー6とを一体構成とすることも可能である。図5は、カップ型カバーの支持構造の他の例を示す縦断面図である。カップ型カバー6の上部6−3は、薬液供給ノズル8に固定されるか、或いは一体に形成されており、この薬液供給ノズル8の一部にフランジ8−4を形成すると共に、このフランジ8−4と係合する係合溝9−1を有する支持体9を設ける。そして、この支持体9は、図示しない洗浄チャンバの内壁に固着させる。フランジ8−4と係合溝9−1との間には、ベアリング機構に代表される回転支持機構9−2を設けてもよいし、或いは、シリコーングリス等の潤滑材を挿入してもよい。これにより、薬液回込防止用カップ型カバー6は、上下方向には可動せず固定される一方で、ステージの回転軸の周りに自由回転可能とる。
ステージ3を下から押し上げる一方で、カップ型カバー6は、支持体9とフランジ8−4と回転支持機構9−2とにより、上下方向には固定されているため、カップ型カバー6の接触縁部6−1とウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とが密接することで摩擦力が生じる。この状態で、ステージ3を回転させることで、カップ型カバー6は、摩擦力によりステージ3上のウエハ1と共に受動的に回転する。
尚、上記構成では、ステージ3を上下動させる一方で、カップ型カバー6を固定させる構成とした。しかし、ステージ3を上下動させずにカップ型カバー6を上下動させる構成とすることも可能である。
また、上記構成では、カップ型カバー6をウエハ1との摩擦力により受動的に回転させたが、代替手段として、カップ型カバー6をステージ3の回転と同調させるよう能動的に回転させることも可能である。
カップ型カバー6を構成する材料は、耐薬品性に優れた既知の樹脂、例えばPFA等を好適に使用し得る。これら樹脂を使用した場合、カップ型カバー6の加工も容易となり、また軽量に構成することが可能となる。
(効果)
本実施形態によれば、第1の効果として、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1がカップ型カバー6の接触縁部6−1と密着した状態で、ステージ3を回転させながら、薬液供給ノズル8から薬液を当該ウエハ1の洗浄面に供給してウエハ1の洗浄を行う。
よって、ステージ1の回転により発生する遠心力によりウエハ1の径方向外側に広がった薬液は、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とその内側の洗浄領域1−3との境界位置1−2までは達するが、外周縁近傍表面領域1−1は、カップ型カバー6の接触縁部6−1と密着しているため薬液に曝されることはなく、浸食されるのを確実に防止することができる。
(変更例)
上記実施形態では、カップ型カバー6を被せたが、本発明を実現するためには、必ずしもこの構成に限定する必要はない。少なくとも、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1が薬液に曝されないようにするものであればよい。例えば、カップ型カバー6の代わりに、クリップのような治具をウエハ1の全周囲亘に取り付けることで、当該治具をカバーとして使用して洗浄工程を行ってもよい。この治具がウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1と密着するため、洗浄工程において、外周縁近傍表面領域1−1に薬液に曝されることはない。例えば、治具は上下に分割された一対の円環状の部材で構成してもよい。また、前述のカップ型カバー6に代え、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1を直接被う円環状部分と、該円環状部分から径方向に延在する鍔状部分とを有する円環状平坦カバーを使用してもよいが、この円環状平坦カバーを上下方向には固定され、ステージの回転軸の周りに自由回転可能に支持する構成としてもよい。
(2)第2実施形態
前記実施形態では、ウエハの回転に伴う遠心力のみを利用して、薬液をカップ型カバー6の薬液排出口8から排出した。しかし、本実施形態では、遠心力に加えて、吸引装置による吸引力も利用して、カップ型カバー6の薬液排出口8から薬液を排出することで、薬液の排出効率を高めるよう構成する。図6は、本発明の第2実施形態に係る半導体ウエハの洗浄方法を説明するためのステージ周辺部分を示す部分縦断面図である。前述の実施形態と異なる点についてのみ、以下図面を参照して説明する。
カップ型カバー6の薬液排出口8の外側近傍位置に、吸引装置の吸引ノズル21を配置して、ウエハの回転に伴う遠心力と、吸引装置の吸引力とにより、薬液を薬液排出口から排出させる。吸引ノズル21は、カップ型カバー6の外周側壁部6−2に形成された薬液排出口7の外側近傍に位置し、カップ型カバー6の全周囲に亘り連続的に延在する。よって、吸引ノズル21は概ね円環形状を有し、吸引ノズル21と図示しない吸引装置とは、吸引ライン22により連通されている。図示しない吸引装置は、洗浄チャンバ外に配置され、吸引ライン22は洗浄チャンバ壁を貫通し、洗浄チャンバ内に配置された吸引ノズル21と洗浄チャンバ外に配置された吸引装置とを連通する。吸引装置としては、既存の真空装置等を使用することができる。吸引ライン22は、吸引ノズル21と吸引装置とを連通する機能を有するものであればよい。しかし、真空ライン22は、洗浄チャンバ壁を貫通し、洗浄チャンバ内に配置した吸引ノズル21と洗浄チャンバ外に設けられた真空装置とを連通させる必要がある。吸引ノズル21の周囲方向でみて均等に薬液の吸引を行うため、例えば、吸引ノズル21の全周囲にわたり、一定間隔で対称的に複数の管状の真空ライン22を設けてもよい。この場合、真空系の構造については、既存のものを適宜使用すればよく、特殊のものに限定する必要はないが、カップ型カバー6がウエハ1と共に回転するのに対し、吸引ノズル21は固定されて回転しないため、吸引ノズル21の吸引口23は、薬液排出口8に対応する位置に、カップ型カバー6の外周側壁部6−2の全周囲に亘り連続して形成することが望ましい。
(効果)
本実施形態によれば、第1の効果として、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1がカップ型カバー6の接触縁部6−1と密着した状態で、ステージ3を回転させながら、薬液供給ノズル8から薬液を当該ウエハ1の洗浄面に供給してウエハ1の洗浄を行う。よって、ステージ1の回転により発生する遠心力によりウエハ1の径方向外側に広がった薬液は、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とその内側の洗浄領域1−3との境界位置1−2までは達するが、外周縁近傍表面領域1−1は、カップ型カバー6の接触縁部6−1と密着しているため薬液に曝されることはなく、浸食されるのを確実に防止することができる。
更に、第2の効果として、カップ型カバー6の薬液排出口8の外側近傍位置に、吸引装置の吸引ノズル21を配置して、ウエハの回転に伴う遠心力と、吸引装置の吸引力との双方を利用して、薬液を薬液排出口から排出させることで、薬液の排出効率を高めることができる。
(3)第3実施形態
前述の第1実施形態及び第2実施形態によれば、ウエハの外周縁近傍表面領域がカバーと密着した状態で、ステージを回転させながらウエハの洗浄面に薬液を供給することで、外周縁近傍表面領域を薬液に曝すことなくウエハの洗浄を行った。
一方、本実施形態によれば、ウエハの外周縁近傍表面領域を被うカバーを使用する代わりに、ウエハの外周縁近傍表面領域の直上近傍に、吸引装置に連通する吸引ノズルを配置する構成とする。前述の第1実施形態と異なる点についてのみ、以下図面を参照して説明する。図7は、本発明の第3実施形態に係る半導体ウエハの洗浄装置の要部構造を示す部分縦断面図である。図8は、図7に示す洗浄装置の要部構造の側面図である。
前述したように、薬液供給ノズル8からウエハ1の洗浄領域1−3に滴下された薬液は、ウエハ1の回転に伴う遠心力により径外方向に広がる。しかし、薬液が、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1に到達する直前或いは到達したとき直ちに、図示しない吸引装置と吸引ラインを介して連通する吸引ノズル31により吸引される。即ち、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1は、薬液に殆ど曝されることはないので、薬液による浸食はない。
図9は、ウエハ1の上面の外周縁近傍表面領域1−1と、吸引ノズル31との、ウエハ1の径方向における位置関係を示す部分縦断面図である。図9に示すように、吸引ノズル31の吸込口32の位置が、ウエハ1の径方向において、外周縁近傍表面領域1−1の位置と整合している。そして、吸引ノズル31の吸込口32が、上下方向において、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1の直上近傍に位置している。吸引ノズル31の吸込口32の面は、吸引効率を考慮すると、ウエハ1に平行となることが好ましい。よって、遠心力により径方向外側方向に広がった薬液は、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1とその内側の洗浄領域1−3との境界位置1−2までは達するが、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1の直上に位置する吸引ノズル31の吸込口32から吸引されるので、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1が薬液により実質的に浸食されることはない。そして、吸引ノズル31の吸込口32から吸引された薬液は、図示しない洗浄チャンバの壁を貫通する吸引ラインを介して洗浄チャンバの外部へ排出される。従って、吸引ノズル31の存在により、外周縁近傍表面領域1−1は、薬液に殆ど曝されないため実質的に浸食もされない。
吸引ノズル31は概ね逆円錐台の側面部分の形状を有する。吸引ノズル31の吸込口32は、ウエハ1の全周囲にわたり、外周縁近傍表面領域1−1に沿って連続的に形成する。吸引ノズル31と図示しない吸引装置とは、吸引ラインにより連通されている。図示しない吸引装置は、洗浄チャンバ外に配置され、吸引ラインは洗浄チャンバ壁を貫通し、洗浄チャンバ内に配置された吸引ノズル31と洗浄チャンバ外に配置された吸引装置とを連通する。吸引装置としては、既存の真空装置等を使用することができる。吸引ラインは、吸引ノズル31と吸引装置とを連通する機能を有するものであればよい。しかし、真空ラインは、洗浄チャンバ壁を貫通し、洗浄チャンバ内に配置した吸引ノズル31と洗浄チャンバ外に設けられた真空装置とを連通させる必要がある。吸引ノズル31の周囲方向でみて均等に薬液の吸引を行うため、例えば、吸引ノズルの全周囲に亘り、一定間隔で対称的に複数の管状の真空ラインを設けてもよい。この場合、真空系の構造については、既存のものを適宜使用すればよく、特殊のものに限定する必要はないが、ウエハ1が回転するのに対し、吸引ノズル31は固定されて回転しないため、吸引ノズル31の吸引口32は、外周縁近傍表面領域1−1に対応する位置に、ウエハ1の全周囲に亘り連続して形成する必要がある。
(効果)
本実施形態によれば、第3の効果として、カップ型カバーを使用する代わりに、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1の直上近傍に、吸引装置に連通する吸引ノズル31を配置することで、薬液供給ノズル8からウエハ1の洗浄領域1−3に滴下された薬液は、ウエハ1の回転に伴う遠心力により径外方向に広がる。しかし、薬液が、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1に到達する直前或いは到達したとき直ちに、図示しない吸引装置と吸引ラインを介して連通する吸引ノズル31により吸引される。即ち、ウエハ1の外周縁近傍表面領域1−1は、薬液に殆ど曝されることはないので、薬液による浸食はない。
本発明の第1実施形態に係る半導体ウエハの洗浄装置の要部構造を示す部分縦断面図である。 図1に示す洗浄装置の要部構造の側面図である。 図1に示す洗浄装置において、ウエハの上面の外周縁近傍表面領域と、カップ型カバーの接触縁部との、ウエハの径方向における位置関係を示す部分縦断面図である。 図1に示すカップ型カバーの支持構造の一例を示す縦断面図である 図1に示すカップ型カバーの支持構造の他の例を示す縦断面図である 本発明の第2実施形態に係る半導体ウエハの洗浄装置の要部構造を示すステージ周辺部分を示す部分縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体ウエハの洗浄装置の要部構造を示す部分縦断面図である。 図7に示す洗浄装置の要部構造の側面図である。 図7に示す洗浄装置において、ウエハの上面の外周縁近傍表面領域と、吸引ノズルとの、ウエハの径方向における位置関係を示す部分縦断面図である。
符号の説明
1 ウエハ
1−1 ウエハ外周縁近傍表面領域
1−2 ウエハ境界位置
1−3 ウエハ洗浄領域
1−4 ウエハ外周縁側面
3 ステージ
5 回転軸
6 カップ型カバー
6−1 カバー接触縁部
6−2 カバー外周側壁部
6−3 カバー上部
6−4 カバー内側端部
6−5 カバー上部開口部
6−6 周辺部分
7 薬液排出口
8 薬液供給ノズル
8−1 上側フランジ
8−2 下側フランジ
8−3 回転支持機構
8−4 フランジ
9 支持体
9−1 係合溝
9−2 回転支持機構
21 吸引ノズル
22 吸引ライン
23 吸引口
31 吸引ノズル
32 吸引口

Claims (34)

  1. 洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する方法であって、
    前記外周縁近傍表面領域の少なくとも1部がカバーと接触した状態で、前記ウエハを載置したステージを回転させながら前記ウエハの前記洗浄面に薬液を供給することで、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とするウエハの洗浄方法。
  2. 前記接触した状態は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを抑制する状態であることを特徴とする請求項1に記載のウエハの洗浄方法。
  3. 前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部がカバーと密着した状態で、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とする請求項1に記載のウエハの洗浄方法。
  4. 前記外周縁近傍表面領域の全部がカバーと密着した状態で前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とする請求項3に記載のウエハの洗浄方法。
  5. 前記密着した状態は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを防止する状態であることを特徴とする請求項3又は4に記載のウエハの洗浄方法。
  6. 前記カバーは、側壁部に薬液排出口を有するカップ型カバーであり、前記カップ型カバーの接触縁部が前記外周縁近傍表面領域に密着した状態でウエハの洗浄を行うことを特徴とする請求項3に記載のウエハの洗浄方法。
  7. 前記カップ型カバーの前記接触縁部の内側端部の位置が、前記ウエハの前記外周縁近傍表面領域と洗浄領域との境界位置に揃うことを特徴とする請求項6に記載のウエハの洗浄方法。
  8. 前記カップ型カバーの上壁中心部には薬液供給ノズルが形成され、
    前記薬液供給ノズルが上下方向には固定され、前記ステージの回転軸の周りには自由回転可能となるように軸支され、
    前記ステージにより前記ウエハが上方に押圧されることで、前記外周縁近傍表面領域と前記接触縁部との間の摩擦力により、前記ステージ及び前記ウエハの回転に伴い前記カップ型カバーを回転させることを特徴とする請求項6または7に記載のウエハの洗浄方法。
  9. 前記カップ型カバーの上壁中心部には、薬液供給ノズルが貫通するための開口が形成され、
    前記上壁中心部であって前記開口の周囲部が、前記薬液供給ノズルの外側面に形成された係合部と係合することで、前記カップ型カバーが上下方向には固定され、前記ステージの回転軸の周りには自由回転可能となるように軸支され、
    前記ステージにより前記ウエハを上方に押圧することで、前記外周縁近傍表面領域と前記接触縁部との間の摩擦力により、前記ステージ及び前記ウエハの回転に伴い前記カップ型カバーを回転させることを特徴とする請求項6または7に記載のウエハの洗浄方法。
  10. 前記薬液排出口の外側近傍位置に吸引装置の吸引ノズルを配置して、前記ウエハの回転に伴う遠心力と、前記吸引装置の吸引力とにより、前記薬液を前記薬液排出口から排出させることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のウエハの洗浄方法。
  11. 前記吸引ノズルは、前記カップ型カバーの側壁部の外側全周囲に亘り連続して延在しており、薬液排出口に対応する位置に、前記吸引ノズルの吸引口を配置して吸引を行いながら洗浄行程を行うことを特徴とする請求項10に記載のウエハの洗浄方法。
  12. 洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する方法であって、
    前記ウエハの外周縁近傍表面領域の少なくとも1部の直上で薬液の吸引を行う状態で、前記ウエハを載置したステージを回転させながら前記ウエハの洗浄面に薬液を供給することで、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とするウエハの洗浄方法。
  13. 前記吸引を行う状態は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを抑制する状態であることを特徴とする請求項12に記載のウエハの洗浄方法。
  14. 前記吸引を行う状態は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを防止する状態であることを特徴とする請求項12に記載のウエハの洗浄方法。
  15. 前記外周縁近傍表面領域の全部の直上で薬液の吸引を行う状態で前記洗浄領域を選択的に洗浄することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載のウエハの洗浄方法。
  16. 真空装置と連通する吸引ノズルの吸引口を、前記外周縁近傍表面領域の直上近傍に配置して吸引を行うことを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載のウエハの洗浄方法。
  17. 前記吸引ノズルは、ウエハの全周囲に亘り連続して形成されることを特徴とする請求項15に記載のウエハの洗浄方法。
  18. 洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する装置であって、
    ウエハを載置するとともに、回転可能に構成されたステージと、
    前記洗浄面に薬液を供給する薬液供給ノズルと、
    前記外周縁近傍表面領域の少なくとも一部に接触し、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを可能にするカバーとを含むことを特徴とするウエハの洗浄装置。
  19. 前記接触は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを抑制する状態での接触であることを特徴とする請求項18に記載のウエハの洗浄装置。
  20. 前記カバーは、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部に密着することを特徴とする請求項18に記載のウエハの洗浄装置。
  21. 前記カバーは、前記外周縁近傍表面領域の全部に密着することを特徴とする請求項20に記載のウエハの洗浄装置。
  22. 前記密着は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを防止する状態での密着であることを特徴とする請求項20又は21に記載のウエハの洗浄装置。
  23. 前記カバーは、側壁部に薬液排出口を有するカップ型カバーであり、前記カップ型カバーの接触縁部が前記外周縁近傍表面領域に密着することを特徴とする請求項20乃至22に記載のウエハの洗浄装置。
  24. 前記カップ型カバーの前記接触縁部の内側端部の位置が、前記ウエハの前記外周縁近傍表面領域と洗浄領域との境界位置に揃うことを特徴とする請求項23に記載のウエハの洗浄装置。
  25. 前記薬液供給ノズルは、前記カップ型カバーの上壁中心部に設けられるとともに、前記薬液供給ノズルは、上下方向には固定され、前記ステージの回転軸の周りに自由回転可能となるように軸支され、
    更に、前記ステージは上下動可能に構成され、前記ウエハが上方に押圧されることで、前記外周縁近傍表面領域と前記接触縁部との間の摩擦力により、前記ステージ及び前記ウエハの回転に伴い前記カップ型カバーを回転させるよう構成したことを特徴とする請求項23または24に記載のウエハの洗浄装置。
  26. 前記カップ型カバーの上壁中心部には、薬液供給ノズルが貫通するための開口が形成され、
    前記上壁中心部であって前記開口の周囲部が、前記薬液供給ノズルの外側面に形成された係合部と係合することで、前記カップ型カバーが上下方向には固定され、前記ステージの回転軸の周りに自由回転可能となるように軸支され、
    一方、前記ステージにより前記ウエハを上方に押圧することで、前記外周縁近傍表面領域と前記接触縁部との間の摩擦力により、前記ステージ及び前記ウエハの回転に伴い前記カップ型カバーを回転させるよう構成したことを特徴とする請求項23または24に記載のウエハの洗浄装置。
  27. 吸引装置に連通し、前記薬液排出口の外側近傍位置に配置された吸引ノズルを更に含み、前記ウエハの回転に伴う遠心力と、前記吸引装置の吸引力とにより、前記薬液を前記薬液排出口から排出させるよう構成したことを特徴とする請求項23乃至26のいずれかに記載のウエハの洗浄装置。
  28. 前記吸引ノズルは、前記カップ型カバーの側壁部の外側全周囲に亘り連続して延在しており、
    更に、前記吸引ノズルは、薬液排出口に対応する位置に薬液を吸飲するための吸引口を有することを特徴とする請求項27に記載のウエハの洗浄装置。
  29. 洗浄領域と該洗浄領域の外側に位置する外周縁近傍表面領域とからなる少なくとも1つの洗浄面を有するウエハを洗浄する装置であって、
    ウエハを載置するとともに、回転可能に構成されたステージと、
    前記洗浄面に薬液を供給する薬液供給ノズルと、
    吸引装置に連通するとともに、前記外周縁近傍表面領域の直上近傍に配置され、前記外周縁近傍表面領域の少なくとも一部の直上で薬液の吸引を行うことで、前記洗浄領域を選択的に洗浄することを可能にする吸引ノズルとを含むことを特徴とするウエハの洗浄装置。
  30. 前記吸引は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを抑制する状態での吸引であることを特徴とする請求項29に記載のウエハの洗浄装置。
  31. 前記吸引は、前記外周縁近傍表面領域の前記少なくとも1部が薬液により浸食されるのを防止する状態での吸引であることを特徴とする請求項29に記載のウエハの洗浄装置。
  32. 前記外周縁近傍表面領域の全部の直上で薬液の吸引を行うことを特徴とする請求項29乃至31のいずれかに記載のウエハの洗浄装置。
  33. 前記吸引ノズルの吸引口を、前記外周縁近傍表面領域の直上近傍に配置したことを特徴とする請求項32に記載のウエハの洗浄装置。
  34. 前記吸引ノズルは、ウエハの全周囲に亘り連続して形成されることを特徴とする請求項32または33に記載のウエハの洗浄装置。

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