JP4860772B1 - 噛合チェーン用ストッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】チェーン抜けやチェーン入り込みを回避し、しかも噛合チェーンの長さを設定しておく工程を回避するとともにチェーン繰り出し長を自由に変更する。
【解決手段】チェーンストッパ取り付け部191と当て止め用突起部192とを備え、この当て止め用突起部192が、チェーン軌道Lの周辺に設けられた当て止め先173Aに対して一対の噛合チェーン150、150の駆動時に当て止めされるチェーンストッパ190L。
【選択図】図5

Description

本発明は、噛合チェーンの駆動を規制する噛合チェーン用ストッパに関するものである。
従来、駆動装置として、噛合チェーンに係合する駆動用スプロケットを回転させて一対の噛合チェーンを進退自在に駆動するもの(例えば、特許文献1参照。)がある。
上述の噛合チェーン式昇降装置では、図13に示すように、噛合チェーン250の末端が駆動用スプロケット240のスプロケット歯を通過した後に噛合チェーン250がチェーンガイド272から抜けてしまうチェーン抜けを生じさせてしまう恐れがあるため、噛合チェーン250の位置を検出する位置センサから出力される位置情報を参照する制御手段を設けて電気的或いは機械的にチェーン駆動用モータの回転数を制御していた。
特開2009−1398号公報(特許請求の範囲、図3)
しかしながら、上述の噛合チェーン式昇降装置では、運転開始前の点検時に位置センサおよび制御手段の不具合を目視によって検出することが困難であるため、装置運転時に常時正常な位置センサなどを用いた噛合チェーン250の電気的或いは機械的な駆動制御を実行してチェーン抜けを確実に回避することが困難であるという問題点があった。
また、噛合チェーン250を高速で駆動する際に実行される駆動用モータに対する制御処理の処理速度を噛合チェーン250の駆動制御に対応可能な処理速度まで上げることができない場合があるため、噛合チェーン250の駆動を規制してチェーン抜けを確実に回避することが困難であるという問題点があった。
また、上述の噛合チェーン式昇降装置では、電気的或いは機械的に噛合チェーンの駆動を制御して噛合チェーン250を巻き取っているため、チェーンガイド272から装置外部に剛体として繰り出されたチェーン繰り出し部分をチェーンガイド272に過剰に入り込ませてしまうという問題点があった。
また、上述の噛合チェーン式昇降装置では、装置の用途に応じて長さを調整した噛合チェーンを装置ユニットに組みつけているため、装置の用途に応じて予め噛合チェーンの長さを調整して所定のチェーン繰り出し長に合わせた噛合チェーンの長さを設定しておく工程を生じさせてしまうという問題点があった。
また、上述の噛合チェーン式昇降装置では、一旦装置ユニットに組み付けられた噛合チェーンの長さを変更することができないため、噛合チェーンの駆動によって進退動されるテーブルなどの被駆動体の駆動限界位置を規定する噛合チェーンのチェーン繰り出し長すなわち装置運転時にチェーンガイドに沿って実際に装置外部に剛体として繰り出されるチェーン繰り出し部分の長さを装置の用途に応じて自由に変更することが困難であるという問題点があった。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、噛合チェーンを備えた装置におけるチェーン駆動時のチェーン抜けやチェーンガイドに対する過剰なチェーン入り込みを回避し、しかも噛合チェーンの長さを設定しておく工程を回避するとともに一旦噛合チェーンを装置に組み付けた後にチェーン繰り出し長を装置の用途に応じて自由に変更することを可能にする噛合チェーン用ストッパを提供することである。
請求項1に係る本発明は、チェーン幅方向に沿って相互に離間配置されているとともに前後一対の連結ピンを挿嵌したブシュをそれぞれ圧入嵌合させて連結固定された一対のフック状内歯プレートと前記チェーン幅方向に沿って前記一対のフック状内歯プレートの外側にそれぞれ隣接しているとともに前記前後一対の連結ピンをそれぞれ圧入嵌合させた状態でチェーン長手方向に沿って前記連結ピンに対して前記フック状内歯プレートと交互に配置された一対のフック状外歯プレートとを備えて前記フック状内歯プレートおよび前記フック状外歯プレートを前記前後一対の連結ピンにより前記チェーン長手方向に多数連結して構成され、相互に噛み合って剛直化するとともに相互に噛み外れて分岐する一対の噛合チェーンの少なくとも一方の噛合チェーンに配置された一対のフック状内歯プレートの相互間に構成される隙間領域に取り付けられる噛合チェーン用ストッパであって、前記一方の噛合チェーンからみて前記一対の噛合チェーンの駆動時における前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の内側に向かうべき方向に向かって噛合チェーン用ストッパ取り付け部から前記フック状内歯プレートおよび前記フック状外歯プレートのそれぞれの外側に突出している当て止め用突起部を備え、前記当て止め用突起部が、前記チェーン軌道の周辺に設けられた当て止め先に対して前記一対の噛合チェーンの駆動時に当て止めされることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記噛合チェーン用ストッパ取り付け部が、前記前後一対の連結ピンの一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラの外周面に沿った内周面を有しているとともに前記一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラを前記一方の噛合チェーンの進行方向から囲むU字状取り付け部分と該U字状取り付け部分の両端から前記一方の噛合チェーンのチェーン軌道に沿って少なくとも前記一方の連結ピンの両側に延びる一対の直線状脚部分とを有していることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項3に係る本発明は、請求項2に記載の構成に加えて、前記一対の直線状脚部分が、前記一方の連結ピンから前記前後一対の連結ピンの他方の連結ピンに渡ってそれぞれ延びていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項4に係る本発明は、請求項2または請求項3に記載の構成に加えて、前記U字状取り付け部分の外側表面と前記U字状取り付け部分の内周面とが、前記一方の連結ピンの中心線に交差する仮想平面上で前記一方の連結ピンの中心をそれぞれ円中心とする2つの同心円のそれぞれの円弧に重なり、前記U字状取り付け部分の肉厚が、前記U字状取り付け部分の内周面に接するブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラと前記U字状取り付け部分の内周面に接するブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラに隣り合うブシュまたローラとの間に前記U字状取り付け部分を嵌装可能なように設定されていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項5に係る本発明は、請求項4に記載の構成に加えて、前記U字状取り付け部分の外側表面が、前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の内側に向かうべき方向に臨む外側円弧面と前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の外側に向かうべき方向に臨んで前記外側円弧面から続いている外側平坦面とから構成されていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項1に係る本発明の噛合チェーン用ストッパによれば、チェーン幅方向に沿って相互に離間配置されているとともに前後一対の連結ピンを挿嵌したブシュをそれぞれ圧入嵌合させて連結固定された一対のフック状内歯プレートと前記チェーン幅方向に沿って前記一対のフック状内歯プレートの外側にそれぞれ隣接しているとともに前記前後一対の連結ピンをそれぞれ圧入嵌合させた状態でチェーン長手方向に沿って前記連結ピンに対して前記フック状内歯プレートと交互に配置された一対のフック状外歯プレートとを備えて前記フック状内歯プレートおよび前記フック状外歯プレートを前記前後一対の連結ピンにより前記チェーン長手方向に多数連結して構成され、相互に噛み合って剛直化するとともに相互に噛み外れて分岐する一対の噛合チェーンの少なくとも一方の噛合チェーンに配置された一対のフック状内歯プレートの相互間に構成される隙間領域に取り付けられることができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る噛合チェーン用ストッパによれば、前記一方の噛合チェーンからみて前記一対の噛合チェーンの駆動時における前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の内側に向かうべき方向に向かって噛合チェーン用ストッパ取り付け部から前記フック状内歯プレートおよび前記フック状外歯プレートのそれぞれの外側に突出している当て止め用突起部を備え、前記当て止め用突起部が、前記チェーン軌道の周辺に設けられた当て止め先に対して前記一対の噛合チェーンの駆動時に当て止めされることにより、位置センサなどを用いた電気的或いは機械的な制御処理を実行することなく一対の噛合チェーンの駆動を停止させるため、一対の噛合チェーンの駆動を規制してチェーン抜けやチェーンガイドに対する過剰なチェーン入り込みを確実に回避し、しかも噛合チェーンの長さを設定しておく工程を回避するとともに一旦噛合チェーンを装置に組み付けた後に一方の噛合チェーンに対する噛合チェーン用ストッパの取り付け位置を変更してチェーン繰り出し長を装置の用途に応じて自由に変更することができる。
そして、本請求項2に係る噛合チェーン用ストッパによれば、請求項1に記載の噛合チェーン用ストッパが奏する効果に加えて、前記噛合チェーン用ストッパ取り付け部が、前記前後一対の連結ピンの一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラの外周面に沿った内周面を有しているとともに前記一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラを前記一方の噛合チェーンの進行方向から囲むU字状取り付け部分と該U字状取り付け部分の両端から前記一方の噛合チェーンのチェーン軌道に沿って少なくとも前記一方の連結ピンの両側に延びる一対の直線状脚部分とを有していることにより、噛合チェーン用ストッパを確実に固定して噛合チェーンの駆動時における噛合チェーン用ストッパのがたつきを回避するため、噛合チェーン用ストッパの取り付け位置の変更と噛合チェーンに対する固定を両立することができる。
そして、本請求項3に係る噛合チェーン用ストッパによれば、請求項2に記載の噛合チェーン用ストッパが奏する効果に加えて、前記一対の直線状脚部分が、前記一方の連結ピンから前記前後一対の連結ピンの他方の連結ピンに渡ってそれぞれ延びていることにより、当て止め用突起部を当て止め先に当接させた際に当て止め用突起部から一方の噛合チェーンに作用する力を前後一対の連結ピンにそれぞれ分散させるため、噛合チェーン用ストッパおよびその取り付け先である一方の噛合チェーンに作用する力を特定の箇所に集中させないで噛合チェーン用ストッパおよび一方の噛合チェーンの破損を回避してチェーン抜けや過剰なチェーン入り込みを確実に回避し、しかも噛合チェーンの長さを設定しておく工程を回避するとともにチェーン繰り出し長を自由に変更することができる。
そして、本請求項4に係る噛合チェーン用ストッパによれば、請求項2または請求項3に記載の噛合チェーン用ストッパが奏する効果に加えて、前記U字状取り付け部分の外側表面と前記U字状取り付け部分の内周面とが、前記一方の連結ピンの中心線に交差する仮想平面上で前記一方の連結ピンの中心をそれぞれ円中心とする2つの同心円のそれぞれの円弧に重なり、前記U字状取り付け部分の肉厚が、前記U字状取り付け部分の内周面に接するブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラと前記U字状取り付け部分の内周面に接するブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラに隣り合うブシュまたローラとの間に前記U字状取り付け部分を嵌装可能なように設定されていることにより、チェーン軌道の外側に向かうべき方向に一方の噛合チェーンを屈曲させた状態で相互に隣り合うブシュまたはローラ間に噛合チェーン用ストッパを挿入してU字状取り付け部分を噛合チェーンから脱落させたり噛合チェーンの屈曲を阻害することなく一対のフック状内歯プレート間に噛合チェーン用ストッパが配置されるため、当て止め用突起部を当て止め先に当接させるまで噛合チェーンの駆動を阻害することなく噛合チェーン用ストッパの脱離を回避しつつチェーン抜けや過剰なチェーン入り込みを回避し、しかも取り付け位置に応じたチェーン繰り出し長を一定に維持することができる。
そして、本請求項5に係る噛合チェーン用ストッパによれば、請求項4に記載の噛合チェーン用ストッパが奏する効果に加えて、前記U字状取り付け部分の外側表面が、前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の内側に向かうべき方向に臨む外側円弧面と前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の外側に向かうべき方向に臨んで前記外側円弧面から続いている外側平坦面とから構成されていることにより、一方の噛合チェーンから見て一対の噛合チェーンの駆動時におけるチェーン軌道の外側に向かうべき方向に一方の噛合チェーンを屈曲させた状態で噛合チェーン用ストッパを取り付ける際に外側平坦面をチェーン進行方向側連結ピンに干渉させないとともに一方の噛合チェーンから見て一対の噛合チェーンの駆動時におけるチェーン軌道の内側に向かうべき方向に一方の噛合チェーンを屈曲させた状態で外側円弧面をブシュまたはローラに直接あるいは間接的に干渉させるため、一方の噛合チェーンに噛合チェーン用ストッパを着脱自在に取り付けるとともに一方の噛合チェーンを上述の外側に向かうべき方向に著しく屈曲させない限り一方の噛合チェーンから噛合チェーン用ストッパを脱離させないようにしてチェーン抜けや過剰なチェーン入り込みを回避し、しかも噛合チェーンの長さを設定しておく工程を回避するとともに取り付け位置を変更して噛合チェーンの繰り出し長を容易に変更することができる。
本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパを取り付け可能な噛合チェーンを備えた噛合チェーン式進退作動装置の全体斜視図。 一対の噛合チェーンの分解組み立て状態と噛み外れ状態を示す斜視図。 図1に示す駆動用スプロケットおよび噛合チェーン近傍の一部拡大断面図。 図1に示す駆動用スプロケットおよび噛合チェーン近傍の一部拡大斜視図。 本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの取り付け状態を示す斜視図。 図4に示す噛合チェーン用ストッパの当て止め状態を示す拡大図。 本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの取り付け状態を示す平面図。 図1に示す駆動用スプロケットおよび噛合チェーン近傍の一部拡大斜視図。 図8に示す噛合チェーン用ストッパの当て止め状態を示す拡大図。 本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの取り付け手順を示す拡大図。 本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの脱離防止状態を示す拡大図。 本発明の噛合チェーン用ストッパの取り付け先である噛合チェーンの変形例を示す斜視図。 比較例に係る噛合チェーンのチェーン抜け状態を示す拡大図。
本発明の噛合チェーン用ストッパは、チェーン幅方向に沿って相互に離間配置されているとともに前後一対の連結ピンを挿嵌したブシュをそれぞれ圧入嵌合させて連結固定された一対のフック状内歯プレートとチェーン幅方向に沿って一対のフック状内歯プレートの外側にそれぞれ隣接しているとともに前後一対の連結ピンをそれぞれ圧入嵌合させた状態でチェーン長手方向に沿って連結ピンに対してフック状内歯プレートと交互に配置された一対のフック状外歯プレートとを備えてフック状内歯プレートおよびフック状外歯プレートを前後一対の連結ピンによりチェーン長手方向に多数連結して構成され、相互に噛み合って剛直化するとともに相互に噛み外れて分岐する一対の噛合チェーンの少なくとも一方の噛合チェーンに配置された一対のフック状内歯プレートの相互間に構成される隙間領域に取り付けられ、一方の噛合チェーンからみて一対の噛合チェーンの駆動時における一方の噛合チェーンの屈曲時にチェーン軌道の内側に向かうべき方向に向かって噛合チェーン用ストッパ取り付け部からフック状内歯プレートおよびフック状外歯プレートのそれぞれの外側に突出している当て止め用突起部を備え、当て止め用突起部が、チェーン軌道の周辺に設けられた当て止め先に対して一対の噛合チェーンの駆動時に当て止めされ、一対の噛合チェーンの駆動を規制してチェーン抜けやチェーンガイドに対する過剰なチェーン入り込みを確実に回避し、しかも噛合チェーンの長さを設定しておく工程を回避するとともに一旦噛合チェーンを装置に組み付けた後に一方の噛合チェーンに対する噛合チェーン用ストッパの取り付け位置を変更してチェーン繰り出し長を装置の用途に応じて自由に変更するものであれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
また、噛合チェーン用ストッパ取り付け部は、チェーン駆動を阻害しないように一対のフック状内歯プレートの相互間に構成された隙間領域に設けられていればよい。
また、本発明の「チェーン軌道の内側」は、一方の噛合チェーンの駆動時にこの噛合チェーンが描く略円弧状のチェーン軌道部分の径方向内側を意味する。
また、一対の噛合チェーンを相互に噛み合わせるように一方の噛合チェーンを駆動するチェーン噛み合わせ駆動時と相互に噛み合った一対の噛合チェーンを相互に噛み外すチェーン噛み外し駆動時とのそれぞれで本発明の「一方の噛合チェーンの進行方向」が一方の噛合チェーンについて相互に逆方向となるため、上述の2つの駆動時のそれぞれについて噛合チェーンを規制する場合には、一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラにU字状取り付け部分を取り付ける向きを相互に逆向きにして噛合チェーン用ストッパを取り付けることになる。
また、上述のチェーン噛み合わせ駆動時とチェーン噛み外し駆動時との両方で噛合チェーンの駆動を規制する場合には、チェーン軌道に沿ってU字状取り付け部分の内周面を相互に逆向きにするように一方の噛合チェーンについて相互に異なる位置に2つの噛合チェーン用ストッパを取り付ければよい。
また、本発明の「当て止め先」は、噛合チェーン用ストッパの取り付け先の一例である噛合チェーンを採用した噛合チェーン式進退作動装置の既存の構成部分と兼用されてもよいし、チェーン軌道の周辺に別途当て止め先専用に設けられた当て止め用壁部であってもよい。
また、本発明に係る噛合チェーン用ストッパを取り付ける噛合チェーンは、ブシュに連結ピンを挿嵌して構成されていてもよいし、ブシュに外嵌されているとともにブシュを中心にして回転自在なローラを備えて構成されていてもよい。
また、噛合チェーン用ストッパの破損に備えてチェーン幅方向に沿って複数の噛合チェーン用ストッパを取り付け、確実にチェーン駆動を規制してもよい。
また、本発明の噛合チェーン用ストッパは、鉛直方向或いは水平方向に進退作動される噛合チェーンに取り付けられても何ら支障なくチェーン駆動を規制することができる。
以下、本発明の一実施例である噛合チェーン用ストッパを図1乃至図11に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパを取り付け可能な噛合チェーンを備えた噛合チェーン式進退作動装置の全体斜視図であり、図2は、一対の噛合チェーンの分解組み立て状態と噛み外れ状態を示す斜視図であり、図3は、図1に示す駆動用スプロケットおよび噛合チェーン近傍の一部拡大断面図であり、図4は、図1に示す駆動用スプロケットおよび噛合チェーン近傍の一部拡大斜視図であり、図5は、本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの取り付け状態を示す斜視図であり、図6は、図4に示す噛合チェーン用ストッパの当て止め状態を示す拡大図であり、図7は、本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの取り付け状態を示す平面図であり、図8は、図1に示す駆動用スプロケットおよび噛合チェーン近傍の一部拡大斜視図であり、図9は、図8に示す噛合チェーン用ストッパの当て止め状態を示す拡大図であり、図10は、本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの取り付け手順を示す拡大図であり、図11は、本発明の一実施例に係る噛合チェーン用ストッパの脱離防止状態を示す拡大図であり、図12は、本発明の噛合チェーン用ストッパの取り付け先である噛合チェーンの変形例を示す斜視図である。
まず、図1乃至図4に示すように、本実施例に係る噛合チェーン用ストッパ190L、190Rを取り付けた噛合チェーンを駆動する噛合チェーン式進退作動装置100は、図1に示すように、ワークとしての重量物(図示していない)を搭載する昇降テーブルなどの被駆動体110を設置面に対して平行に昇降させるために設置するものである。
そして、噛合チェーン式進退作動装置100は、図1乃至図3に示すように、前述した被駆動体110が平行に昇降する設置面に据え付けたベースプレート120と、このベースプレート120に対して平行に設置された回転軸130を中心に正逆回転する駆動用スプロケット140により進退自在に駆動され、しかも相互に噛み合って対向配置した状態で一体に剛直化するとともに相互に噛み外れて分岐自在となる一対の噛合チェーン150、150と、駆動用スプロケット140を回転させる従動側スプロケット161、この従動側スプロケット161に動力を伝達する動力伝達チェーン162、およびこの動力伝達チェーン162を駆動する駆動源としての駆動用モータ161を有するチェーン駆動機構160と、一対の噛合チェーン150、150の偏向位置の股間領域に配置されて一対の噛合チェーン150、150を相互に誘導するチェーン誘導プレート171およびチェーンガイド172を有するチェーンガイドプレート170と、チェーン巻き取り型のチェーン収納ボックス181からなるチェーン収納手段180とを基本的な装置構成として備え、被駆動体110を一対の噛合チェーン150、150で直接的に支持して押し上げることで駆動用モータ161のモータトルクを無駄なく伝達するようになっている。
また、上述の噛合チェーン式進退作動装置100は、前述した一対の噛合チェーン150、150を一組とするチェーンユニットを二組配置して被駆動体110から一対の噛合チェーン150、150に作用する全荷重を二分してその負荷を分担軽減するようになっている。
また、噛合チェーン式進退作動装置100は、噛合チェーン150を構成するブシュ154に駆動スプロケット140のスプロケット歯を係合させて一対の噛合チェーン150、150を駆動するようになっている。
また、噛合チェーン式進退作動装置100で用いる一対の噛合チェーン150、150は、チェーン幅方向Wに沿って相互に離間配置されているとともに前後一対の連結ピン153を挿嵌したブシュ154をそれぞれ圧入嵌合させて連結固定された一対のフック状内歯プレート151とチェーン幅方向Wに沿って一対のフック状内歯プレート151の外側にそれぞれ隣接しているとともに前後一対の連結ピン153をそれぞれ圧入嵌合させた状態でチェーン長手方向に沿って連結ピン153に対してフック状内歯プレート151と交互に配置された一対のフック状外歯プレート152とを備えてフック状内歯プレート151およびフック状外歯プレート152を前後一対の連結ピン153によりチェーン長手方向に多数連結して構成され、相互に噛み合って剛直化するとともに相互に噛み外れて分岐するものである。
次に、図4乃至図11に基づいて、本発明の実施例に係る噛合チェーン用ストッパ190L、190Rを詳細に説明する。
図4乃至図11に示すように、本実施例に係る噛合チェーン用ストッパ190L、190Rは、上述した一対の噛合チェーン150、150の少なくとも一方、すなわち図4の手前側に位置する一対の噛合チェーン150、150のうち左側に位置する一方の噛合チェーン150に配置された一対のフック状内歯プレートの相互間に構成される隙間領域に取り付けられている。
次に、前述した本実施例の噛合チェーン用ストッパ190L、190Rが最も特徴とする構成の具体的な形態について、図4ないし図11に基づいてより詳しく説明する。
図4乃至図6に示すように、噛合チェーン用ストッパ190Lは、一方の噛合チェーン150からみて一対の噛合チェーン150、150の駆動時における一方の噛合チェーン150の屈曲時にチェーン軌道Lの内側に向かうべき方向Hに向かって噛合チェーン用ストッパ取り付け部191からフック状内歯プレート151およびフック状外歯プレート152のそれぞれの外側に突出している当て止め用突起部192とを備え、当て止め用突起部192が、チェーン軌道Lの周辺に設けられた当て止め先173Aに対して一対の噛合チェーン150、150の駆動時に当て止めされる。
これにより、噛合チェーン用ストッパ190Lは、位置センサなどを用いた電気的或いは機械的な制御処理を実行することなく一対の噛合チェーン150、150の駆動を停止させるため、一対の噛合チェーン150、150の駆動を規制してチェーン抜けやチェーンガイド172に対する過剰なチェーン入り込みを確実に回避し、しかも噛合チェーン150の長さを設定しておく工程を回避するとともに一旦噛合チェーン150を装置に組み付けた後に一方の噛合チェーン150に対する噛合チェーン用ストッパ190Lの取り付け位置を変更してチェーン繰り出し長Kを装置の用途に応じて自由に変更するようになっている。
また、本実施例の噛合チェーン用ストッパ190Lでは、噛合チェーン用ストッパ取り付け部191が、前後一対の連結ピン153A、153Bの一方の連結ピン153Aを挿嵌したブシュ154Aの外周面に沿った内周面Sを有しているとともに一方の連結ピン153Aを挿嵌したブシュ154Aを一方の噛合チェーン150の進行方向D1から囲むU字状取り付け部分191AとこのU字状取り付け部分191Aの両端から一方の噛合チェーン150のチェーン軌道Lに沿って少なくとも一方の連結ピン153Aの両側に延びる一対の直線状脚部分191B、191Bとを有する噛合チェーン用ストッパ取り付け部191とを有している。
これにより、噛合チェーン用ストッパ190Lは、噛合チェーン用ストッパ190Lを確実に固定して噛合チェーン150の駆動時における噛合チェーン用ストッパ190Lのがたつきを回避するため、噛合チェーン用ストッパ190Lの取り付け位置の変更と噛合チェーン150に対する固定を両立するようになっている。
また、本実施例の噛合チェーン用ストッパ190Lは、一対の直線状脚部分191B、191Bが、一方の連結ピン153Aから前後一対の連結ピン153A、153Bの他方の連結ピン153Bに渡ってそれぞれ延びていることにより、当て止め用突起部192を当て止め先173Aに当接させた際に当て止め用突起部192から作用する力Fを前後一対の連結ピン153A、153Bにそれぞれ分散させるため、噛合チェーン用ストッパ190Lおよびその取り付け先である一方の噛合チェーン150に作用する力Fを特定の箇所に集中させないで噛合チェーン用ストッパ190Lおよび一方の噛合チェーン150の破損を回避してチェーン抜けや過剰なチェーン入り込みを確実に回避し、しかも噛合チェーン150の長さを設定しておく工程を回避するとともにチェーン繰り出し長Kを自由に変更するようになっている。
また、図4乃至図7に示すように、本実施例の噛合チェーン用ストッパ190Lは、U字状取り付け部分191Aの外側表面TとU字状取り付け部分191Aの内周面Sとが、一方の連結ピン153Aの中心線に交差する仮想平面P上で一方の連結ピン153Aの中心をそれぞれ円中心とする2つの同心円CA、CBのそれぞれの円弧に重なり、U字状取り付け部分191Aの肉厚が、U字状取り付け部分191Aの内周面Sに接するブシュ154AとU字状取り付け部分191Aの内周面Sに接するブシュ154Aに隣り合うブシュ154Cとの間にU字状取り付け部分191Aを嵌装可能なように設定されていることにより、チェーン軌道Lの外側に向かうべき方向に一方の噛合チェーン150を屈曲させた状態で相互に隣り合うブシュ154Aおよび154C間に噛合チェーン用ストッパ190Lを挿入してU字状取り付け部分191Aを噛合チェーン150から脱落させたり噛合チェーン150の屈曲を阻害することなく一対のフック状内歯プレート151、151間に噛合チェーン用ストッパ190Lが配置されるため、当て止め用突起部192を当て止め先173Aに当接させるまで噛合チェーン150の駆動を阻害することなく噛合チェーン用ストッパ190Lの脱離を回避しつつチェーン抜けや過剰なチェーン入り込みを回避し、しかも取り付け位置に応じたチェーン繰り出し長Kを一定に維持するようになっている。
また、図6に示すように、チェーン幅方向Wから見て当て止め先173Aの下面すなわち噛合チェーン150のガイド面とフック状内歯プレート151およびフック状外歯プレート152の側面のそれぞれとが重なっているため、噛合チェーン用ストッパ190Lは、当て止め先173Aに当て止めされるまでチェーン駆動を阻害しないで噛合チェーン150を支障なく駆動させるようになっている。
次に、図8および図9に基づいて、本実施例に係る噛合チェーン用ストッパ190Rを詳細に説明する。
なお、噛合チェーン用ストッパ190Rは、上述の噛合チェーン用ストッパ190Lに比べて噛合チェーン150に対する取り付け位置が相違するのみであるため、以下では噛合チェーン用ストッパ190Lと共通する部分に共通の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8および図9に示すように、本実施例の噛合チェーン用ストッパ190Rは、上述の進行方向D1の逆方向すなわち進行方向D2に一方の噛合チェーン150を駆動した際に噛合チェーン150の駆動を規制する。
すなわち、当て止め用突起部192が、チェーン軌道Lの周辺に設けられた当て止め先173Bに対して一対の噛合チェーン150、150の駆動時に当て止めされることにより、位置センサなどを用いた電気的或いは機械的な制御処理を実行することなく一対の噛合チェーン150、150の駆動を停止させるため、一対の噛合チェーン150、150の駆動を規制してチェーンガイド172に対する過剰なチェーン入り込みを確実に回避するようになっている。
また、図9に示すように、チェーン幅方向Wから見て当て止め先173Bの内側面すなわち噛合チェーン150のガイド面とフック状内歯プレート151およびフック状外歯プレート152の側面のそれぞれとが重なっているため、噛合チェーン150がチェーンガイドから抜け落ちそうになった際に当て止め用突起部192をチェーンガイドに干渉させないとともに食い込ませない状態で噛合チェーン用ストッパ190Rがチェーン規制機能を発揮させるようになっている。
次に、図5、図6、図10および図11に基づいて、噛合チェーン用ストッパ190Lの取り付け状態を説明する。
なお、噛合チェーン用ストッパ190Rの取り付け状態は、噛合チェーン用ストッパ190Lの取り付け状態に比べて噛合チェーン150の進行方向D1、D2に応じた取り付け向きが異なるのみであるため、以下では噛合チェーン用ストッパ190Rの取り付け状態について詳細な説明を省略する。
図5、図6、図10および図11に示すように、噛合チェーン用ストッパ190Lは、U字状取り付け部分191Aの外側表面Tが、一対の噛合チェーン150、150の駆動時における一方の噛合チェーン150の屈曲時にチェーン軌道Lの内側に向かうべき方向Hに臨む外側円弧面T1と一方の噛合チェーン150の屈曲時にチェーン軌道Lの外側に向かうべき方向に臨んで外側円弧面T1から続いている外側平坦面T2とから構成されている。
これにより、噛合チェーン用ストッパ190Lは、一方の噛合チェーン150から見て一対の噛合チェーン150、150の駆動時におけるチェーン軌道Lの外側に向かうべき方向に一方の噛合チェーン150を屈曲させた状態で噛合チェーン用ストッパ190Lを取り付ける際に外側平坦面T2をブシュ154Cに干渉させないとともに一方の噛合チェーン150から見て一対の噛合チェーン150、150の駆動時におけるチェーン軌道Lの内側に向かうべき方向Hに一方の噛合チェーン150を屈曲させた状態で外側円弧面T1をブシュ154Cを介して間接的に干渉させるため、一方の噛合チェーン150に配置された一対のフック状内歯プレート151の相互間に構成される隙間領域に噛合チェーン用ストッパ190Lを容易に着脱自在に取り付けるとともに一方の噛合チェーン150を上述の外側に向かうべき方向に著しく屈曲させない限り一方の噛合チェーン150から噛合チェーン用ストッパ190Lを脱離させないようにしてチェーン抜けを回避し、しかも噛合チェーン150の長さを設定しておく工程を回避するとともに取り付け位置を変更して噛合チェーン150の繰り出し長Kを容易に変更するようになっている。
また、直線状脚部分191Bの延在方向に沿った当て止め用突起部192の前後における噛合チェーン用ストッパ190Lの厚みをプレートからせり出さない高さまで薄く形成するとともに当て止め用突起部192を設けない側の直線状脚部分191Bの厚みを厚く形成することにより、噛合チェーン150の逸走収納時に噛合チェーン用ストッパ190Lがチェーンガイドに噛み込むのを防ぐとともに直線状脚部分191Bを厚くすることで荷重を受け易くする、すなわち荷重を受けても噛合チェーン用ストッパ190Lが壊れずに噛み込みを回避して円滑なチェーン駆動が可能になっている。
また、図12に示すように、連結ピン153Aの長さを短く形成した場合であっても、噛合チェーン150の駆動には何ら支障をきたすことはない。
このようにして得られた本実施例の噛合チェーン用ストッパ190L、190Rは、一方の噛合チェーン150からみて一対の噛合チェーン150、150の駆動時における一方の噛合チェーン150の屈曲時にチェーン軌道Lの内側に向かうべき方向Hに向かって噛合チェーン用ストッパ取り付け部191からフック状内歯プレート151およびフック状外歯プレート152のそれぞれの外側に突出している当て止め用突起部192とを備え、当て止め用突起部192が、チェーン軌道Lの周辺に設けられた当て止め先173Aに対して一対の噛合チェーン150、150の駆動時に当て止めされることにより、一対の噛合チェーン150、150の駆動を規制してチェーン抜けや過剰なチェーン入り込みを確実に回避するとともに取り付け位置を変更してチェーン繰り出し長Kを自由に変更することができるなど、その効果は甚大である。
100・・・ 噛合チェーン式進退作動装置
110 ・・・ 被駆動体
120 ・・・ ベースプレート
130、230 ・・・ 回転軸
140、240 ・・・ 駆動用スプロケット
150、250 ・・・ 噛合チェーン
151 ・・・ フック状内歯プレート
152 ・・・ フック状外歯プレート
153 ・・・ 連結ピン
153A ・・・ 一方の連結ピン
153B ・・・ 他方の連結ピン
154、154A、154C ・・・ ブシュ
160 ・・・ チェーン駆動機構
161 ・・・ 従動側スプロケット
162 ・・・ 動力伝達チェーン
170、270 ・・・ チェーンガイドプレート
171、271 ・・・ チェーン誘導プレート
172、272 ・・・ チェーンガイド
173A、173B ・・・ 当て止め先
190L、190R ・・・ 噛合チェーン用ストッパ
191 ・・・ 噛合チェーン用ストッパ取り付け部
191A ・・・ U字状取り付け部分
191B ・・・ 直線状脚部分
192 ・・・ 当て止め用突起部
CA、CB ・・・ 同心円
D1、D2 ・・・ 噛合チェーンの進行方向
H ・・・ チェーン軌道の内側に向かうべき方向
K ・・・ チェーン繰り出し長
L ・・・ チェーン軌道
S ・・・ U字状取り付け部分の内周面
T ・・・ U字状取り付け部分の外側表面
T1 ・・・ U字状取り付け部分の外側表面の一部を構成する外側円弧面
T2 ・・・ U字状取り付け部分の外側表面の一部を構成する外側平坦面
W ・・・ 噛合チェーンのチェーン幅方向

Claims (5)

  1. チェーン幅方向に沿って相互に離間配置されているとともに前後一対の連結ピンを挿嵌したブシュをそれぞれ圧入嵌合させて連結固定された一対のフック状内歯プレートと前記チェーン幅方向に沿って前記一対のフック状内歯プレートの外側にそれぞれ隣接しているとともに前記前後一対の連結ピンをそれぞれ圧入嵌合させた状態でチェーン長手方向に沿って前記連結ピンに対して前記フック状内歯プレートと交互に配置された一対のフック状外歯プレートとを備えて前記フック状内歯プレートおよび前記フック状外歯プレートを前記前後一対の連結ピンにより前記チェーン長手方向に多数連結して構成され、相互に噛み合って剛直化するとともに相互に噛み外れて分岐する一対の噛合チェーンの少なくとも一方の噛合チェーンに配置された一対のフック状内歯プレートの相互間に構成される隙間領域に取り付けられる噛合チェーン用ストッパであって、
    前記一方の噛合チェーンからみて前記一対の噛合チェーンの駆動時における前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の内側に向かうべき方向に向かって噛合チェーン用ストッパ取り付け部から前記フック状内歯プレートおよび前記フック状外歯プレートのそれぞれの外側に突出している当て止め用突起部を備え、
    前記当て止め用突起部が、前記チェーン軌道の周辺に設けられた当て止め先に対して前記一対の噛合チェーンの駆動時に当て止めされることを特徴とする噛合チェーン用ストッパ。
  2. 前記噛合チェーン用ストッパ取り付け部が、前記前後一対の連結ピンの一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラの外周面に沿った内周面を有しているとともに前記一方の連結ピンを挿嵌したブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラを前記一方の噛合チェーンの進行方向から囲むU字状取り付け部分と該U字状取り付け部分の両端から前記一方の噛合チェーンのチェーン軌道に沿って少なくとも前記一方の連結ピンの両側に延びる一対の直線状脚部分とを有していることを特徴とする請求項1に記載の噛合チェーン用ストッパ。
  3. 前記一対の直線状脚部分が、前記一方の連結ピンから前記前後一対の連結ピンの他方の連結ピンに渡ってそれぞれ延びていることを特徴とする請求項2に記載の噛合チェーン用ストッパ。
  4. 前記U字状取り付け部分の外側表面と前記U字状取り付け部分の内周面とが、前記一方の連結ピンの中心線に交差する仮想平面上で前記一方の連結ピンの中心をそれぞれ円中心とする2つの同心円のそれぞれの円弧に重なり、
    前記U字状取り付け部分の肉厚が、前記U字状取り付け部分の内周面に接するブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラと前記U字状取り付け部分の内周面に接するブシュまたは該ブシュに外嵌されたローラに隣り合うブシュまたローラとの間に前記U字状取り付け部分を嵌装可能なように設定されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の噛合チェーン用ストッパ。
  5. 前記U字状取り付け部分の外側表面が、前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の内側に向かうべき方向に臨む外側円弧面と前記一方の噛合チェーンの屈曲時に前記チェーン軌道の外側に向かうべき方向に臨んで前記外側円弧面から続いている外側平坦面とから構成されていることを特徴とする請求項4に記載の噛合チェーン用ストッパ。
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