JP4812509B2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、前席側と後席側の双方に空調風を吹き出すようにした自動車用空気調和装置に関する。
この種の従来の自動車用空気調和装置としては、特許文献1に開示されたものがある。
この自動車用空気調和装置の空調ユニット100は、図9及び図10に示すように、空調ケース101を有する。空調ケース101内には送風路102が形成され、この送風路102にはエバポレータ103、エアミックスドア104及びヒータコア105が順に配置されている。又、送風路102のエアミックスドア104の位置より下流側は、送風方向の直交方向に3つに分割されている。3つの分割路は、その左右の2つがフロント側通路102aとして、中央がリア側通路102bとして形成されている。図9はフロント側通路102aを示し、図10はリア側通路102bを示す。
エアミックスドア104は、フロント側通路102aとリア側通路102bに跨って配置され、ヒータコア105を通過する送風とヒータコア105を迂回する送風との配風割合を調整する。
フロント側通路102aの下流には、デフロスタドア106によって開閉されるデフロスタ開口部107と、ベントドア108によって開閉されるベント開口部109とフットドア110によって開閉されるフット開口部111がそれぞれ開口されている。
リア側通路102bの下流には、リア開口部112とフロント側通路102aに開口するフロント連通口113とが開口されている。リア開口部112とフロント連通口113はリアドア114によって選択的に開閉されるようになっている。リア開口部112に一端が開口するリア通路115にはリアベントフット切替ドア116が設けられている。リアベントフット切替ドア116は、リアベント開口部117とリアフット開口部118を選択的に開閉する。
上記構成において、デフロスタモードが選択されると、デフロスタドア106が開位置に、ベントドア108が全閉位置に、フットドア110が全閉位置に位置されると共に、リアドア114がフロント連通口113の全開位置に位置される。これによって、フロント側通路102aを通った空調風とリア側通路102bを通った空調風は、共にデフロスタ開口部107に導かれる。このように送風路102の全ての空調風をデフロスタ吹出口(図示せず)より吹き出させることができ、強力な窓晴らし効果を実現できる。
特開2000−272327号公報
しかしながら、従来の自動車用空気調和装置では、デフロスタモードの選択時にあって、フロント側通路102aの空調風とリア側通路102bの空調風を共にデフロスタ吹出口(図示せず)に導くのに、デフロスタドア106とリアドア114の双方を個別に制御する必要があるため、制御が複雑であるという問題がある。
そこで、本発明は、デフロスタモードの選択時には単純な制御でフロント側通路とリア側通路の双方の空調風をデフロスタ吹出口から吹き出し可能にできる自動車用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、空調ケース内の送風路を第1デフロスタ開口部、フロントベント開口部及びフット開口部が開口されるフロント側通路と、第2デフロスタ開口部及びリアベント開口部が開口されるリア側通路とに分割する前後仕切壁と、前記フロントベント開口部と前記フット開口部を選択的に開閉するベントフット切替ドアと、前記第1デフロスタ開口部を開閉する第1デフロスタドアと、前記第2デフロスタ開口部を開閉する第2デフロスタドアと、前記第1デフロスタドアと前記第2デフロスタドアとを同軸上に支持する第1支持軸と、を備え、この第1支持軸の移動によって前記第1デフロスタドアと前記第2デフロスタドアが共に同じ開閉位置に位置するよう構成され、前記第1デフロスタドアが開位置に位置した状態では、前記第1デフロスタドアと共働して前記フロントベント開口部及び前記フット開口部の双方を閉状態とし、前記第1デフロスタドアが閉位置に位置した状態では、前記フロント側通路の空調風の混合領域を長くする第1位置と、前記フロント側通路の空調風をストレートに前記フロントベント開口部に案内する第2位置との間で変移するフロント側中間モードドアと、前記第2デフロスタドアが開位置に位置した状態では、前記第2デフロスタドアと共働して前記リアベント開口部を閉状態とし、前記第2デフロスタドアが閉位置に位置した状態では、前記リア側通路の空調風の混合領域を長くする第1位置と、前記リア側通路の空調風をストレートに前記リアベント開口部に案内する第2位置との間で変移するリア側中間モードドアと、前記フロント側中間モードドアと前記リア側中間モードドアとを同軸上に支持する第2支持軸とを備え、この第2支持軸の移動によって前記フロント側中間モードドアと前記リア側中間モードドアが共に同じ開閉位置に位置するよう構成されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の自動車用空気調和装置であって、前記空調ケースは、一対のアウターケース分割部材と、この一対のアウターケース分割部材内に配置されるインナーケースとから構成され、このインナーケースは、前記前後仕切壁を有し、且つ前記の各ドアを支持し、前記一対のアウターケース分割部材内に配置された状態で、前記送風路を前記フロント側通路と前記リア側通路に分割することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、デフロスタモードの選択時には、第1支持軸の制御によって第1デフロスタドアと第2デフロスタドアが共に開位置に位置され、フロント側通路とリア側通路の双方の空調風が第1及び第2デフロスタ開口部にそれぞれ導かれる。従って、デフロスタモードの選択時には、単純な制御でフロント側通路とリア側通路の双方の空調風をデフロスタ吹出口から吹き出し可能にできる。
また、ベントモードの選択時には、第2支持軸の制御によってフロント側中間モードドアとリア側中間モードドアが共に第2位置に位置され、フロント側通路を通った空調風がスムーズにフロントベント開口部に、リア側通路を通った空調風がスムーズにリアベント開口部に導かれる。従って、ベントモードの選択時には、単純な制御でフロントベント吹出口とリアベント吹出口への風量を共に確保できる。又、第1及び第2デフロスタドアの閉位置にあって、第2支持軸の制御によってフロント側中間モードドアとリア側中間モードドアを共に第1位置に位置すれば、フロント側通路とリア側通路の双方で空調風の混合領域を十分に長くとることができるため、温度調整性能が向上する。
更に、フロント側とは別個独立に制御するリア専用ドアを設けることなく、デフロスタモード時以外の吹き出しモードにおいて、リアベント開口部への常時配風が可能である。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、一対のアウターケース分割部材内にインナーケースを収容することによって、空調ケース内の送風路をフロント側通路とリア側通路に分割できると共に各種ドアを所定位置に配置できるため、組付け作業性が良い。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明の一実施形態を示し、図1は自動車用空気調和装置の空調ユニットの斜視図、図2は空調ユニットの分解斜視図、図3は空調ユニットの断面図、図4(a)〜(c)は空調ユニットの各組立て過程を示す斜視図、図5(a)はベントモードのフロント側通路の断面図、図5(b)はベントモードのリア側通路の断面図、図6(a)はバイレベルモードのフロント側通路の断面図、図6(b)はバイレベルモードのリア側通路の断面図、図7(a)デフ・フット(ヒート)モードのフロント側通路の断面図、図7(b)はデフ・フット(ヒート)モードのリア側通路の断面図、図8(a)はデフロスタモードのフロント側通路の断面図、図8(b)はデフロスタモードのリア側通路の断面図である。
自動車用空気調和装置は、車室前部の略中央に配置され、送風機ユニット(図示せず)と空調ユニット1から概略構成される。送風機ユニット(図示せず)は、外気や内気を吸引して空調ユニット1に送る。空調ユニット1は、送風機ユニット(図示せず)からの送風を所望温度の空調風とし、且つ、この空調風の配風を行う。以下、空調ユニット1の構成を詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、空調ユニット1は、左右一対のアウターケース分割部材2a,2bが組み付けされた空調ケース2を有する。この空調ケース2内には送風路3が形成され、この送風路3は、下記するミックスドアボックス5の位置より下流側がインナーケース7の側面に位置する2枚の前後仕切壁40によって送風方向に沿って3つの通路に分割されている。これら3つの分割路は、その左右の2つがフロント側通路3aとして、中央がリア側通路3bとして形成されている。
送風路3内には、左右のフロント側通路3aと中央のリア側通路3bを跨ぐようにして上流側よりエバポレータ4、ミックスドアボックス5及びヒータコア6が順に配置されている。エバポレータ4は、送風を冷却して冷風とする。ヒータコア6は、送風を加熱して温風とする。
ミックスドアボックス5は、スライド式のエアミックスドア5aを有する。このエアミックスドア5aは、ヒータコア6を通過する送風とヒータコア6を迂回する送風の配風割合を調整する。
フロント側通路3aの下流には、ヒータコア6を通過した温風とヒータコア6を迂回した冷風が合流するフロント側エアミックスエリアE1が形成されている。このフロント側エアミックスエリアE1を臨む位置には、図5(a)に示すように、第1デフロスタ開口部10とフロントベント開口部11とフット開口部12がそれぞれ開口されている。第1デフロスタ開口部10は、フロントガラスに向かって空調風を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)に接続されている。フロントベント開口部11は、前席の乗員の上半身に向かって空調風を吹き出すフロントベント吹出口(図示せず)に接続されている。フット開口部12は、空調ケース2内のフット通路30等を介して前席の乗員の下半身に向かって空調風を吹き出すフロントフット吹出口(図示せず)と、後席の乗員の下半身に向かって空調風を吹き出すリアフット吹出口(図示せず)にそれぞれ接続されている。フット通路30は、フロント側通路3aとの間が第1仕切壁31によって仕切られることによって形成されている。
第1デフロスタ開口部10は、第1デフロスタドア13によって開閉される。フロントベント開口部11とフット開口部12は、ベントフット切替ドア14によって選択的に開閉される。又、フロント側エアミックスエリアE1の位置にはフロント側中間モードドア15が配置されている。フロント側中間モードドア15は、第1デフロスタドア13が開位置に位置する場合には、第1デフロスタドア13と共働してフロントベント開口部11及びフット開口部12の双方を閉状態とし、且つ、第1デフロスタドア13が閉位置に位置する場合には、フロント側通路3aの空調風の混合領域を長くする第1位置(図6(a)、図7(a)、図8(a)と、第1デフロスタドア13が閉位置に位置する場合には、フロント側通路3aの空調風をストレートにフロントベント開口部11に案内する第2位置(図5(a))との間で変移する。
リア側通路3bの下流にも、ヒータコア6を通過した温風とヒータコア6を迂回した冷風が合流するリア側エアミックスエリアE2が形成されている。このリア側エアミックスエリアE2を臨む位置には、図5(b)に示すように、第2デフロスタ開口部16とリアベント開口部17がそれぞれ開口されている。第2デフロスタ開口部16は、第1デフロスタ開口部10と同様に、フロントガラスに向かって空調風を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)に接続されている。リアベント開口部17は、空調ケース2内のリアベント通路32とリアベントダクト33(図3に示す)を介して後席の乗員の上半身に向かって空調風を吹き出すリアベント吹出口18(図3に示す)と後席のほぼ天井に向かって空調風を吹き出すリアアッパベント吹出口19(図3に示す)に接続されている。リアベント通路32は、リア側通路3bとの間が第2仕切壁34によって仕切られることによって形成されている。第2仕切壁34と第1仕切壁31は、前後仕切壁40を挟んで、アウターケース分割部材2a,2bの組み付け方向に連続して形成されている。
リアベント吹出口18とリアアッパベント吹出口19は、図3に示すように、リア切替グリル20によって選択的に開閉する。
第2デフロスタ開口部16は、第2デフロスタドア21によって開閉される。又、リア側エアミックスエリアE2の位置には、リア側中間モードドア22が配置されている。リア側中間モードドア22は、第2デフロスタドア21が開位置に位置する場合には、第2デフロスタドア21と共働してリアベント開口部17を閉状態とし、且つ、第2デフロスタドア21が閉位置に位置する場合には、リア側通路3bの空調風の混合領域を長くする第1位置(図6(b)、図7(b)、図8(b))と、第2デフロスタドア21が閉位置に位置する場合には、リア側通路3bの空調風をストレートにリアベント開口部17に案内する第2位置(図5(b))との間で変移する。
第1デフロスタドア13と第2デフロスタドア21は、同じ第1支持軸23によって支持されている。そして、この第1支持軸23の回転移動によって第1デフロスタドア13と第2デフロスタドア21は共に同じ開閉位置に位置するよう設定されている。又、フロント側中間モードドア15とリア側中間モードドア22は、同じ第2支持軸24で支持されている。この第2支持軸24の回転移動によってフロント側中間モードドア15とリア側中間モードドア22は共に同じ開閉位置に位置するよう設定されている。
次に、空調ユニット1の組み付けを簡単に説明する。尚、説明の簡略化のため、エバポレータ4とヒータコア6の組み付けは省略する。先ず、図4(a)に示すように、一方のアウターケース分割部材2aをセットする。次に、図4(b)に示すように、全てのドア13,14,15,20,21をインナーケース7に支持したリア構造体Aを予め構成しておき、このリア構造体Aを一方のアウターケース分割部材2aに組み付ける。次に、図4(c)に示すように、一方のアウターケース分割部材2a及びリア構造体Aにミックスドアボックス5を組み付ける。最後に、リア構造体Aを内部に被うようにして他方のアウターケース分割部材2bを一方のアウターケース分割部材2aに組み付ければ完了する(図1参照)。
次に、空調ユニット1の動作を説明する。ベントモードが選択されると、図5(a)、(b)に示すように、第1及び第2デフロスタドア13,21が全閉位置に、フロント側及びリア側中間モードドア15,22が第2位置に、ベントフット切替ドア14がフット全閉位置に位置される。従って、フロント側通路3aからの空調風は、フロントベント開口部11に導かれ、フロントベント吹出口(図示せず)より車室内に吹き出される。リア側通路3bからの空調風は、リアベント開口部17に導かれ、リア切替グリル20の位置によってリアベント吹出口18又はリアアッパベント吹出口19より車室内に吹き出される。
バイレベルモードが選択されると、図6(a)、(b)に示すように、第1及び第2デフロスタドア13,21が全閉位置に、フロント側及びリア側中間モードドア15,22が第1位置に、ベントフット切替ドア14がフロントベント開口部11とフット開口部12を共に一部開口する位置に位置される。従って、フロント側通路3aからの空調風は、フロントベント開口部11及びフット開口部12に導かれ、フロントベント吹出口(図示せず)より車室内に吹き出されると共にフロントフット吹出口(図示せず)及びリアフット吹出口(図示せず)より車室内に吹き出される。リア側通路3bからの空調風は、リアベント開口部17に導かれ、リア切替グリル20の位置によってリアベント吹出口18又はリアアッパベント吹出口19より車室内に吹き出される。
デフ・フットモード(ヒータモード)が選択されると、図7(a)、(b)に示すように、第1及び第2デフロスタドア13,21が第1及び第2デフロスタ開口部10,16をそれぞれ一部開口する位置に、フロント側及びリア側中間モードドア15,22が第1位置に、ベントフット切替ドア14がベント全閉位置に位置される。従って、フロント側通路3aからの空調風は、第1デフロスタ開口部10とフット開口部12に導かれ、デフロスタ吹出口(図示せず)より車室内に吹き出されると共にフロントフット吹出口(図示せず)及びリアフット吹出口(図示せず)より車室内に吹き出される。リア側通路3bからの空調風は、第2デフロスタ開口部16とリアベント開口部17に導かれ、デフロスタ吹出口(図示せず)より車室内に吹き出されると共にリア切替グリル20の位置によってリアベント吹出口18又はリアアッパベント吹出口19より車室内に吹き出される。
デフロスタモードが選択されると、図8(a)、(b)に示すように、第1及び第2デフロスタドア13,21が全開位置に、フロント側及びリア側中間モードドア15,22が第1位置に、ベントフット切替ドア14がベント全閉位置に位置される。従って、フロント側通路3aからの空調風は、第1デフロスタ開口部10に導かれ、デフロスタ吹出口(図示せず)より車室内に吹き出される。リア側通路3bからの空調風は、第2デフロスタ開口部16に導かれ、デフロスタ吹出口(図示せず)より車室内に吹き出される。
以上、本発明では、第1デフロスタドア13と第2デフロスタドア21は、同じ第1支持軸23によって支持されている。従って、デフロスタモードが選択された場合には、第1支持軸23の位置のみを制御することによって第1及び第2デフロスタドア13,21が共に開位置に位置されるため、単純な制御でフロント側通路3aとリア側通路3bの双方の空調風をデフロスタ吹出口(図示せず)から吹き出させることがきる。
また、この実施形態では、フロント側中間モードドア15とリア側中間モードドア22は、同じ第2支持軸24によって支持されている。従って、ベントモードが選択された場合には、第2支持軸24の位置のみを制御することによってフロント側中間モードドア15とリア側中間モードドア22を共に第2位置に位置すれば、単純な制御でフロントベント吹出口(図示せず)とリアベント吹出口18への風量を共に確保できる。又、第1及び第2デフロスタドア13,21の閉位置にあって、第2支持軸24の制御によってフロント側中間モードドア15とリア側中間モードドア22が共に第1位置に位置され、フロント側通路3aとリア側通路3bの双方で空調風の混合領域を十分に長くとることができるため、温度調整性能が向上する。更に、フロント側とは別個独立に制御するリア専用ドアを設けることなく、デフロスタモード時以外の吹き出しモードにおいて、リアベント開口部17への常時配風が可能である。
この実施形態では、一対のアウターケース分割部材2a,2b内にリア構造体Aを収容することによって、空調ケース2内の送風路3をフロント側通路3aとリア側通路3bに分割できると共に全てのドア13,14,15,20,21を所定位置に配置できるため、組付け作業性が良い。
尚、この実施形態では、自動車用空気調和装置は、送風機を内蔵する送風機ユニットと、エバポレータ4及びヒータコア6を内蔵する空調ユニット1とを備えた構成であるが、送風機、エバポレータ4及びヒータコア6を全て内蔵する一体型空調ユニットを備えた構成であっても本発明を同様に適用できることはもちろんである。
本発明の一実施形態を示し、自動車用空気調和装置の空調ユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、空調ユニットの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、空調ユニットの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)〜(c)は空調ユニットの各組立て過程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はベントモードにおけるフロント側通路の断面図、(b)はベントモードにおけるリア側通路の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はバイレベルモードにおけるフロント側通路の断面図、(b)はバイレベルモードにおけるリア側通路の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)デフ・フット(ヒート)モードにおけるフロント側通路の断面図、(b)はデフ・フット(ヒート)モードにおけるリア側通路の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はデフロスタモードにおけるフロント側通路の断面図、(b)はデフロスタモードにおけるリア側通路の断面図である。 従来例を示し、空調ユニットのフロント側通路の断面図である。 従来例を示し、空調ユニットのリア側通路の断面図である。
符号の説明
2 空調ケース
2a,2b アウターケース分割部材
3 送風路
3a フロント側通路
3b リア側通路
7 インナーケース
10 第1デフロスタ開口部
11 フロントベント開口部
12 フット開口部
13 第1デフロスタドア
14 ベントフット切替ドア
15 フロント側中間モードドア
16 第2デフロスタ開口部
17 リアベント開口部
21 第2デフロスタドア
22 リア側中間モードドア
23 第1支持軸
24 第2支持軸
A リア構造体

Claims (2)

  1. 空調ケース(2)内の送風路(3)を第1デフロスタ開口部(10)、フロントベント開口部(11)及びフット開口部(12)が開口されるフロント側通路(3a)と、第2デフロスタ開口部(16)及びリアベント開口部(17)が開口されるリア側通路(3b)とに分割する前後仕切壁(40)と、
    前記フロントベント開口部(11)と前記フット開口部(12)を選択的に開閉するベントフット切替ドア(14)と、
    前記第1デフロスタ開口部(10)を開閉する第1デフロスタドア(13)と、
    前記第2デフロスタ開口部(16)を開閉する第2デフロスタドア(21)と、
    前記第1デフロスタドア(13)と前記第2デフロスタドア(21)とを同軸上に支持する第1支持軸(23)と、を備え、
    この第1支持軸(23)の移動によって前記第1デフロスタドア(13)と前記第2デフロスタドア(21)が共に同じ開閉位置に位置するよう構成され
    前記第1デフロスタドア(13)が開位置に位置した状態では、前記第1デフロスタドア(13)と共働して前記フロントベント開口部(11)及び前記フット開口部(12)の双方を閉状態とし、
    前記第1デフロスタドア(13)が閉位置に位置した状態では、前記フロント側通路(3a)の空調風の混合領域を長くする第1位置と、前記フロント側通路(3a)の空調風をストレートに前記フロントベント開口部(11)に案内する第2位置との間で変移するフロント側中間モードドア(15)と、
    前記第2デフロスタドア(21)が開位置に位置した状態では、前記第2デフロスタドア(21)と共働して前記リアベント開口部(17)を閉状態とし、
    前記第2デフロスタドア(21)が閉位置に位置した状態では、前記リア側通路(3b)の空調風の混合領域を長くする第1位置と、前記リア側通路(3b)の空調風をストレートに前記リアベント開口部(17)に案内する第2位置との間で変移するリア側中間モードドア(22)と、
    前記フロント側中間モードドア(15)と前記リア側中間モードドア(22)とを同軸上に支持する第2支持軸(24)とを備え、
    この第2支持軸(24)の移動によって前記フロント側中間モードドア(15)と前記リア側中間モードドア(22)が共に同じ開閉位置に位置するよう構成されたことを特徴とする自動車用空気調和装置。
  2. 請求項1記載の自動車用空気調和装置であって、
    前記空調ケース(2)は、一対のアウターケース分割部材(2a,2b)と、この一対のアウターケース分割部材(2a,2b)内に配置されるインナーケース(7)とから構成され、
    このインナーケース(7)は、
    前記前後仕切壁(40)を有し、
    且つ前記の各ドア(13,14,15,21,22)を支持し、
    前記一対のアウターケース分割部材(2a,2b)内に配置された状態で、前記送風路(3)を前記フロント側通路(3a)と前記リア側通路(3b)に分割することを特徴とする自動車用空気調和装置。
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