JP4799200B2 - 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法 - Google Patents

内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4799200B2
JP4799200B2 JP2006028122A JP2006028122A JP4799200B2 JP 4799200 B2 JP4799200 B2 JP 4799200B2 JP 2006028122 A JP2006028122 A JP 2006028122A JP 2006028122 A JP2006028122 A JP 2006028122A JP 4799200 B2 JP4799200 B2 JP 4799200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
current
ion current
combustion
ionic current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006028122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007205317A (ja
Inventor
守人 浅野
義之 福村
光宏 泉
浩一 北浦
浩一 里屋
衛 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Toyota Motor Corp, Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2006028122A priority Critical patent/JP4799200B2/ja
Priority to CN2007800046520A priority patent/CN101379289B/zh
Priority to US12/278,330 priority patent/US7971571B2/en
Priority to PCT/JP2007/051550 priority patent/WO2007091457A1/ja
Priority to DE200711000297 priority patent/DE112007000297B4/de
Publication of JP2007205317A publication Critical patent/JP2007205317A/ja
Priority to GB0811884A priority patent/GB2448436A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4799200B2 publication Critical patent/JP4799200B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D35/00Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
    • F02D35/02Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions
    • F02D35/021Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions using an ionic current sensor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D45/00Electrical control not provided for in groups F02D41/00 - F02D43/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • F02P2017/125Measuring ionisation of combustion gas, e.g. by using ignition circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、燃焼室内に発生するイオン電流を検出し当該イオン電流の状態に基づいて内燃機関の運転状態を制御する運転制御方法に関するものである。
従来、車両に搭載される内燃機関(以下、エンジンと称する)では、燃焼室内に発生するイオン電流を検出して燃焼状態を判定することが試みられている。具体的には、点火後に燃焼室に発生するイオン電流が、検出のために設定される閾値を上回ることによりイオン電流を検出し、検出したイオン電流に基づいて燃焼状態が良好であるか否かを判定するものである。
例えば特許文献1に開示された発明は、スタータが回り始め燃料噴射が開始された時点でイオン電流の検出を開始するものである。そして検出したイオン電流が設定値よりも大である期間の時間を合計した時間、あるいは点火からイオン電流が設定値よりも大である最終時点までの期間のイオン電流が発生している時間から、イオン電流の特性を測定し、燃焼状態を判定するものである。
特開平11−107897号公報
ここでイオン電流の測定は、スパークプラグの点火後にイオン電流測定のための測定用電圧(バイアス電圧)がスパークプラグに印加されることによって、燃焼室の内壁とスパークプラグの中心電極との間、及びスパークプラグの電極間に流れるイオン電流を検出することによって行われる。
ところで、燃焼室の壁面温度が十分に高い状態においては、壁面が燃焼によって発生する電子すなわちイオンを好適に捉え得る状態となって、燃焼状態を正確に反映したイオン電流の電流値を検出することができる。
しかしながら、燃焼室の壁面温度は、エンジンの始動時から燃焼を重ねるに伴って火炎の熱を奪いながら徐々に上昇していくものである。そして燃焼室の内壁とスパークプラグの中心電極との間において検出されるイオン電流の電流値は、燃焼室の内壁すなわち壁面の上昇に対応して大きくなる。すなわち、エンジン始動直後においては前記壁面温度が低いため、燃焼に係るイオンを十分捉えることができない。結果として、燃焼室内で正常な燃焼が起こっていたとしても、燃焼室の内壁とスパークプラグの中心電極との間で検出するイオン電流の電流値が例えば暖機後のものよりも小さくなるという傾向が現れることとなる。
そしてこのようなエンジン始動直後の所定サイクルにおける始動時においても上記特許文献の如く、その所定サイクル以外の場合と同様にイオン電流に基づいて燃焼状態を判定すると、正常な燃焼をしているにもかかわらず小さく検出されるイオン電流の値に基づいて、例えば燃焼状態が低下或いは失火に近い状態であるといった判断をしてしまう。そして斯かる判断に基づいて燃焼状態の低下或いは失火を回避するための制御を誤って行ってしまうことにより、空燃比のリッチ状態を招来してしまい、ひいては排気エミッションを不必要に増加させてしまうといったことも起こり得る。
そこで本発明は、燃焼室内に発生するイオン電流に基づいて内燃機関の運転状態を制御するものにおいて、エンジン始動直後の数サイクルにおける燃焼状態の判定を正しく行うことを目的としている。
また、本発明の内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法は、燃焼室内に発生するイオン電流を検出して、検出したイオン電流の状態に基づいて内燃機関の運転状態を制御するものにおいて、内燃機関を始動した際にイオン電流の電流値の計測を開始し、始動における内燃機関の初爆直後から燃焼室の壁面がイオン電流を正確に検出できるまでの所定サイクルは計測した電流値を、その値を大きくするするものであり、電流値を、始動直後においてもっとも大きく補正し、その後小さく補正することを特徴とするものである。
ここで、「値を大きくする」とは、例えば計測した電流値に1を上回る所定の係数を乗じるといった方法に限られることはなく、所定の数値を加えることや、それらの組み合わせに係る所定の演算によって電流値を大きくする態様等を含むものである。また、値を大きくするための前記係数や前記数値は一定であることに限定されることはなく、始動から所定サイクルまでの間に適宜変化させても良い。
このようなものであれば、壁面温度が低いことを考慮してイオン電流検出値を大きく補正することにより、始動直後の数サイクルにおける燃焼状態の判定の確実性を向上させることができる。
さらに、本発明の内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法は、燃焼室内に発生するイオン電流を検出して、検出したイオン電流の状態に基づいて内燃機関の運転状態を制御するものにおいて、設定した判定値を上回るイオン電流を検出することにより燃焼を判定するものとし、始動における内燃機関の初爆直後から燃焼室の壁面がイオン電流を正確に検出できるまでの所定サイクルは、その所定サイクル以外の場合よりも低い判定値を上回るイオン電流を検出することにより燃焼を判定するするものであり、判定値を、初爆直後にもっとも小さく設定し、その後大きくことを特徴とするものである。
このようなものであれば、壁面温度が低いことを考慮して低い判定値を設定したので、始動直後の数サイクルにおけるイオン電流検出値に基づく燃焼状態の判定の精度を向上させることができる。
そして、一般的に空燃比をリッチとすることが多いエンジンの始動時に、斯かる運転状態の制御が始動時希薄燃焼制御であれば、始動時から排気エミッションを低減させることや燃費の向上に供するものとなる。また斯かる運転状態の制御が失火防止制御であれば、始動直後に、失火と誤判定してしまうことを好適に防止することができる。
本発明は、以上説明したような構成とすることにより、始動直後の数サイクルにおける燃焼状態を正確に判定することができるので、当該判定に基づいてエンジンの制御を行うことにより始動直後においても、イオン電流に基づいて、より正確な制御を行うことができる。
また近年、排気ガスに影響を及ぼす制御においてはエンジンの始動時から当該目的のための制御を行うことが注目されるなか、本発明に係るイオン電流に基づく運転制御方法を適用すれば、始動直後の数サイクルにおいても空燃比のリッチ状態を招来することを有効に回避することができ、排気エミッションを抑制したり燃費を向上させたりし得る制御をエンジンの始動時から好適に行うことが可能である。
参考例
本発明の参考例について、図面を参照して説明する。
図1に概略的に示したエンジン100は、自動車用の火花点火式4サイクル4気筒のもので、その吸気系1には図示しないアクセルペダルに応動して開閉するスロットルバルブ2が配設され、その下流側にはサージタンク3が設けられている。サージタンク3に連通する一方の端部近傍には、さらに燃料噴射弁5が設けてあり、その燃料噴射弁5を、電子制御装置6により制御するようにしている。燃焼室30を形成するシリンダヘッド31には、吸気弁32及び排気弁33が配設されるとともに、火花を発生するとともにイオン電流Iを検出するための電極となるスパークプラグ18が取り付けてある。また排気系20には、排気ガス中の酸素濃度を測定するためのO2 センサ21が、図示しないマフラに至るまでの管路に配設された触媒装置である三元触媒22の上流の位置に取り付けられている。なお、図1にあっては、エンジン100の1気筒の構成を代表して図示している。
電子制御装置6は、中央演算処理装置7と、記憶装置8と、入力インターフェース9と、出力インターフェース11と、A/Dコンバータ10とを具備してなるマイクロコンピュータシステムを主体に構成されている。入力インターフェース9には、サージタンク3内の圧力すなわち吸気管圧力を検出するための吸気圧センサ13から出力される吸気圧信号a、エンジン100の回転状態を検出するためのカムポジションセンサ14から出力される気筒判別信号G1とクランク角度基準位置信号G2とエンジン回転数信号b、車速を検出するための車速センサ15から出力される車速信号c、スロットルバルブ2の開閉状態を検出するためのアイドルスイッチ16から出力されるIDL信号d、エンジン100の冷却水温を検出するための水温センサ17から出力される水温信号e、上記したO2 センサ21から出力される電流信号h等が入力される。一方、出力インターフェース11からは、燃料噴射弁5に対して燃料噴射信号fが、またスパークプラグ18に対してイグニションパルスgが出力されるようになっている。
このスパークプラグ18には、イオン電流Iを測定するためのバイアス用電源24が接続され、入力インターフェース9とこのバイアス電源24との間にはイオン電流測定用回路25が接続されている。スパークプラグ18、バイアス用電源24、イオン電流測定用回路25及びダイオード23によりイオン電流検出系40が構成される。バイアス用電源24は、イグニションパルスgが消滅した時点でスパークプラグ18にイオン電流Iの測定のための測定用電圧(バイアス電圧)を印加するものである。そして、測定用電圧の印加により、燃焼室30の内壁とスパークプラグ18の中心電極との間、及びスパークプラグ18の電極間に流れたイオン電流Iは、イオン電流測定用回路25により測定される。そしてイオン電流測定用回路25は、測定したイオン電流Iの電流値に対応するイオン電流信号を電子制御装置6に出力する。このようなバイアス用電源24とイオン電流測定用回路25とは、当該分野でよく知られている種々のものを適用することができる。
イオン電流Iは、図2(a)に示すように、まず、その発生直後に急激に流れる波形を示す。その後、理論空燃比近傍における良好な燃焼状態且つ燃焼室30の壁面温度が十分に高い場合、上死点(図示せず)手前で減少した後に時間の経過とともに再度増加し、燃焼圧が最大となるクランク角度近傍でその電流値が最大となるといった波形を示す。そしてイオン電流Iは徐々に減少して通常、膨張行程の終了近傍において消滅する。
また図2(b)に示すように、何らかの原因で燃焼状態が良好でなく失火に近い燃焼を示すときは、発生直後には同様に急激に流れる波形を示した後、燃焼圧が十分に上昇しないために、総じて同図(a)に比べて電流値が低い波形を示す。
これらような電流波形を示すイオン電流Iに基づいて燃焼状態を判定するため、判定レベルである閾値(スレッショルドレベル)SLを予め設定し、イオン電流Iの電流値あるいはその電流による電圧が閾値SLを超えている期間を発生期間Pとして得て、当該発生期間Pに基づいて、正常な燃焼状態であるか否かを判定する。
そして図3には、冷間始動におけるエンジン100の初爆直後から所定サイクルに至るまでの、正常な燃焼している状態に係るイオン電流Iの検出波形を示す。同図に示す通り、イオン電流Iの発生直後は図2(a)及び図2(b)同様に急激に流れる波形を示すが、その後の検出波形は、正常な燃焼をしている図2(a)に比べて小さくなって現れる。斯かる検出波形は、エンジン100の初爆直後から所定サイクルに至るまでは燃焼室30の壁面の温度が十分に上昇しておらず、燃焼に係る火炎の熱を奪いながら温度が上昇している段階にあり、燃焼に係るイオン電流Iを十分に捉え得ない状態にあるからである。なお同図では、イオン電流Iの他に、仮想イオン電流KI、仮想発生期間PK、始動時閾値SL1及び始動時発生期間P1を図示しているが、これらについては後述する第二実施形態並びにその変形例において説明する。
そこで本参考例において、電子制御装置6には、エンジン100の運転を適宜制御する一方、点火毎に燃焼室30内に流れるイオン電流Iを検出して燃焼状態を判定するもので、冷間始動におけるエンジン100の初爆直後の所定サイクルは、イオン電流Iの検出値に基づく燃焼状態の判定を停止するプログラムが内蔵してある。
このイオン電流Iによるプログラムの概要は、図4に示すようなものである。
すなわち、イオン電流Iを検出するステップS11が完了した後、ステップS12において、エンジン100の初爆後のサイクル数が予め決められた所定サイクル数たる基準値よりも多いか否かを判定する。そして、判定したサイクル数が基準値よりも多かった場合にはステップS13へ進む。また判定したサイクル数が基準値よりも少なかった場合には、ステップS15へと進む。
ステップS13では、検出されたイオン電流Iにより燃焼期間計算を実施することにより、燃焼状態を判定する。ステップS14では、ステップS13により判定した燃焼状態に基づいた燃焼制御を実施する。
一方ステップS15では、イオン電流Iによる燃焼期間計算を禁止する。そしてステップS16では、イオン電流Iによる燃焼制御を停止する。この場合、本参考例ではイオン電流Iによらない他の燃焼制御が適宜なされることとなる。
以上の構成において、エンジン100を始動すると、その初爆から基準値を上回るまでの間はステップS11、S12、S15、S16を繰り返し実行する。従って、この間はイオン電流Iに基づいて希薄燃焼制御などの燃焼制御は実施しない。
この後時間が経過し、初爆から基準値を上回る運転状態に至った後は、ステップS11、S12、S13、S14を実行する。
従って、本参考例に係る内燃機関のイオン電流Iに基づく運転制御方法は、冷間始動における初爆直後の所定サイクルはイオン電流Iの状態に基づく始動時のための制御を停止することによって、初爆後の所定サイクルを経過して燃焼室30の壁面がイオン電流Iを正確に検出できる温度になってから、イオン電流Iに基づく制御を開始することができるので、始動直後の所定サイクルにおいては、検出されたイオン電流Iに基づいて実際の燃焼状態とは異なる判定に基づいた始動時のための制御を行うという不具合を、有効に回避し得たものとなっている。
以下に本発明に係る第二実施形態並びにその変形例を示す。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態について説明する。同実施形態おいて、上記実施形態と同様の作用を奏するものについては上記実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明を省略するものとする。
この電子制御装置6には、上記第一実施形態と同様に点火毎に燃焼室30内に流れるイオン電流Iを検出して燃焼状態を判定するものであるが、内燃機関を始動した際にイオン電流Iの電流値の計測を開始し、始動直後の所定サイクルは計測した電流値を、その値を大きくするように補正するプログラムが内蔵してある。具体的には、始動すなわち初爆直後の所定サイクルは計測した電流値に係数Kを乗じた仮想イオン電流KIを算出するように設定したプログラムが内蔵してある。
係数Kは、本実施形態において、燃焼室30の壁面温度が十分に高い場合に検出されるイオン電流Iの検出値と、燃焼室30の壁面温度が十分に上昇し得ていない場合に検出されるイオン電流Iの検出値とを基に予め設定された、例えば1を上回る所定の値である。また係数Kは、エンジン100の初爆後のサイクル数に応じて値が変動するものとしてもよい。初爆後のサイクル数に伴う燃焼室30の壁面温度の上昇に正確に対応させるためである。その場合は係数Kを、始動直後においてもっとも大きな値に設定し、その後点火毎に値が小さくなるように設定する。
仮想イオン電流KIは、燃焼室30の壁面温度が十分に上昇し得ていない場合に検出されるイオン電流Iの検出値に前記係数Kを乗じることによって、燃焼室30の壁面温度が十分に高い場合に検出されるイオン電流Iの検出値に近似するように設定されている。
このイオン電流Iによるプログラムの概要は、図5に示すようなものである。
すなわち、イオン電流Iを検出するステップS21が完了した後、ステップS22において、エンジン100の始動後のサイクル数が予め決められた基準値よりも多いか否かを判定する。そして、判定した始動後サイクル数が基準値よりも多かった場合にはステップS24へ進む。また判定したサイクル数が基準値よりも少なかった場合には、ステップS23へと進む。
ステップS23では、検出したイオン電流Iに所定の係数Kを乗じた仮想イオン電流KIを算出する。
ステップS24では、検出されたイオン電流I或いは仮想イオン電流KIの値に基づいて、それぞれ同様の燃焼期間計算を行うことにより発生期間P或いは仮想発生期間KPを算出し、燃焼状態を判定する。すなわち、ステップS22において初爆後サイクル数が基準値よりも多いと判定した場合(No)には、イオン電流Iが閾値SLを超えている期間を発生期間Pとし、当該発生期間Pに基づいて燃焼状態の判定を実施する。一方ステップS22において初爆後サイクル数が基準値よりも少ないと判定した場合(Yes)には、当該仮想イオン電流KIが閾値SLを超えている期間を仮想発生期間KPとし、当該仮想発生期間KPに基づいて燃焼状態の判定を実施する。
ステップS25では、ステップS24により判定した燃焼状態に基づいた燃焼制御を実施する。この燃焼状態に基づいた燃焼制御としては、失火防止制御や、希薄燃焼制御、EGR制御などの排ガスに影響を及ぼす制御を適宜実施するものとする。
以上の構成において、エンジン100を始動すると、その初爆から基準値を上回るまでの間はステップS21、S22、S23、S24、S25を繰り返し実行する。従って、この間は仮想イオン電流KIに基づいて希薄燃焼制御などの燃焼制御を実施していることとなる。
この後時間が経過し、初爆から基準値を上回る運転状態に至った後は、ステップS21、S22、S24、S25を実行する。従って、この間はイオン電流Iに基づいて希薄燃焼制御などの燃焼制御を実施していることとなる。
従って、冷間始動における始動直後の所定サイクルは燃焼室30の壁面温度が低いことを考慮してイオン電流Iの検出値を大きくするようにイオン電流Iに係数Kを乗じることによって、壁面温度が十分に高い状態において検出されるイオン電流Iの値に近似させた仮想イオン電流KIに補正とすることにより、始動直後の数サイクルにおける燃焼状態の判定に係る確実性を有効に向上させることが可能となる。
そして、当該プログラムにより、エンジン100の始動時、特に燃焼室30の壁面温度が低い場合において、例えばO2センサ21による判定によらなくとも、イオン電流Iに係数Kを乗じた仮想イオン電流KIに基づいて、希薄燃焼状態の検出や、図2(b)に示されるような失火状態を検出し得るものとなっている。すなわち、O2センサ21による判定をし得ず、特にイオン電流Iによる燃焼状態の正確な判定が困難であるとされていたエンジン100の初爆から所定サイクルまでの燃焼状態の判定を、仮想イオン電流KI、並びに当該仮想イオン電流KIに基づいて燃焼期間計算を行って得た仮想発生期間KPに基づいて行うことにより、燃焼状態の判定を燃焼室30の壁面温度が低い場合においてもより正確に行い得るものとなっている。
そして斯かる燃焼状態の判定に基づいて失火防止制御を適宜実施すれば、エンジン100の初爆から失火を正確に検出し得るものとなる。加えて、斯かる燃焼状態の判定に基づいて希薄燃焼制御などの排ガスに影響を及ぼす制御を適宜実施すれば、エンジン100の初爆時において排ガスのエミッションを有効に低減したり空燃比のリッチ状態を有効に回避し燃費を向上させたりし得る始動時希薄燃焼制御を好適に成し得るものとなる。
また、ステップS24ではイオン電流I及び仮想イオン電流KIに対して、それぞれ同様の燃焼期間計算によって発生期間P及び仮想発生期間KPをそれぞれ算出するため、燃焼状態を判定するプログラムの単純化に供するものとなっている。
<変形例>
次に、第二実施形態の変形例について説明する。同変形例においても、上記実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明を省略するが、この電子制御装置6には、このようにエンジン100の運転を制御する一方、点火毎に燃焼室30内に流れるイオン電流Iを検出して燃焼状態を判定するものである。そして、始動すなわち初爆直後の所定サイクルは、その所定サイクル以外の場合よりも低い判定値である始動時閾値SL1を上回るイオン電流Iを検出している時を始動時発生期間P1として燃焼状態を判定するプログラムが内蔵してある。
始動時閾値SL1は、本実施形態では、燃焼室30の壁面温度が低い場合と、前記壁面温度が十分に高い場合とにおいて検出されるそれぞれ同様の燃焼状態に係るイオン電流Iの検出波形を基に予め所定の値に設定されたものである。具体的には、燃焼室30の壁面温度が十分に高い場合において検出されるイオン電流Iの検出波形が閾値SLと交差するタイミングと、同様の燃焼状態を示し且つ前記壁面温度が低い場合において検出されるイオン電流Iの検出波形が始動時閾値SL1に対して交差するタイミングとが略等しくなるように設定してある。なお始動時閾値SL1は、イオン電流Iを検出する場合の雑音レベルより大きくして、誤ってイオン電流Iを検出することがないように設定するものである。また始動時閾値SL1は本変形例において、初爆後のサイクル数に応じて値が変動するものとしてもよい。初爆後のサイクル数に伴う燃焼室30の壁面温度の上昇に正確に対応させるためである。具体的には、初爆直後において始動時閾値SL1をもっとも小さな値に設定し、その後点火毎に値を大きくして閾値SLに漸次近くなるものとすればよい。
始動時発生期間P1は、燃焼室30の壁面温度が低い状態において検出されるイオン電流Iが始動時閾値SL1を上回る期間である。本実施形態では係るイオン電流Iを基に予め設定された所定の値である。具体的には、燃焼室30の壁面温度が十分に高い場合において検出されるイオン電流Iが閾値SLを超えるタイミングと、同様の燃焼状態を示し且つ前記壁面温度が低い場合において検出されるイオン電流Iが始動時閾値SL1を超えるタイミングとが略等しくなるように設定してあるので、発生期間Pと始動時発生期間P1とは、略同様のタイミング及び期間を示すこととなる。
このイオン電流Iによるプログラムの概要は、図6に示すようなものである。
すなわち、イオン電流Iを検出するステップS31が完了した後、ステップS32において、エンジン100の始動後のサイクル数すなわち初爆後サイクル数が予め決められた所定サイクル数に係る基準値よりも多いか否かを判定する。そして、初爆後サイクル数が基準値よりも多いと判定した場合にはステップS34へ進む。また初爆後サイクル数が基準値よりも少ないと判定した場合には、ステップS33へと進む。
ステップS33では、検出したイオン電流Iに基づいて燃焼期間計算を行うための判定値を閾値SLから始動時閾値SL1へと変更する処理を行う。換言すれば、判定値を閾値SLから始動時閾値SL1へ低下させる処理を行う。
ステップS34では、ステップS32において判定したサイクル数が基準値よりも多かった場合(No)には、イオン電流Iが閾値SLを超えている期間を発生期間Pとし、当該発生期間Pに基づいて燃焼状態の判定を実施する。一方ステップS32において判定したサイクル数が基準値よりも少なかった場合(Yes)には、当該イオン電流Iが閾値SL1を超えている期間を始動時発生期間P1とし、当該始動時発生期間P1に基づいて上述と同様の燃焼状態の判定を実施する。
ステップS35では、ステップS34により判定した燃焼状態に基づいた燃焼制御を実施する。この燃焼状態に基づいた燃焼制御としては、失火防止制御や、希薄燃焼制御などの排ガスに影響を及ぼす制御を適宜実施するものとする。
以上の構成において、エンジン100を始動すると、その初爆から基準値を上回るまでの間はステップS31、S32、S33、S34、S35を繰り返し実行する。従って、この間は始動時閾値SL1に基づいて希薄燃焼制御などの燃焼制御を実施していることとなる。
この後時間が経過し、初爆から基準値を上回る運転状態に至った後は、ステップS31、S32、S34、S35を実行する。従って、この間は閾値SLに基づいて希薄燃焼制御などの燃焼制御を実施していることとなる。
従って、冷間始動における始動直後の所定サイクルは、その所定サイクル以外の場合よりも低い判定値である始動時閾値SL1を上回るイオン電流Iを検出している時を始動時発生期間P1として、当該始動時発生期間P1を基に燃焼状態を判定するものである。すなわち、エンジン100の始動直後の数サイクルは燃焼室30の壁面温度が低いことを考慮した判定値、すなわち始動時閾値SL1を設定したので、初爆直後の数サイクルにおけるイオン電流Iの検出値に基づいて、発生期間Pに対して期間及びタイミングが略等しい発生期間P1を算出することにより、当該発生期間P1に基づく燃焼状態の判定の精度を有効に向上させることができる。
そして斯かる燃焼状態の判定に基づいて失火防止制御を適宜実施すれば、エンジン100の初爆から失火を未然に防止し得るものとなる。加えて、斯かる燃焼状態の判定に基づいて希薄燃焼制御などの排ガスに影響を及ぼす制御を適宜実施すれば、エンジン100の初爆時において排ガスのエミッションを有効に低減したり空燃比のリッチ状態を有効に回避し燃費を向上させたりし得る始動時希薄燃焼制御を好適に成し得るものとなる。
また、ステップS34では発生期間P及び始動時発生期間P1に基づいて、それぞれ同様に燃焼状態の判定を行うため、燃焼状態を判定するプログラムの単純化に供するものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、エンジンの始動時であったとしても、例えば先の運転時の燃焼に係る余熱によって、エンジン始動時からイオン電流が良好に検出し得る場合も考えられる。斯かる場合を踏まえて、以上の制御は、冷間始動時にのみ実施するものであっても良い。
また上記実施形態に係る燃焼状態の判定を始動時EGR制御に適用する場合は、イオン電流によって燃焼状態を判定し、その判定結果によって、EGR量を適宜変更する態様となる。そのようなものであれば、始動時においても吸気系へ循環させるEGR量を適切に設定することができるので、排気ガスにおけるNOxの発生量を好適に抑制することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の参考例におけるエンジン及び電子制御装置の概略構成を示す概略構成説明図。 参考例のイオン電流の電流波形を示すグラフ。 同上 参考例の制御手順を示すフローチャート。 本発明の第二実施形態における制御手順を示すフローチャート。 同実施形態の変形例における制御手順を示すフローチャート。
符号の説明
100…内燃機関(エンジン)
30…燃焼室
6…電子制御装置
7…中央演算処理装置
8…記憶装置
9…入力インターフェース
11…出力インターフェース
I…イオン電流
K…係数
SL…判定値(閾値)
SL1…判定値(始動時閾値SL1)
P…発生期間
KP…仮想発生期間
P1…始動時発生期間

Claims (4)

  1. 燃焼室内に発生するイオン電流を検出して、検出したイオン電流の状態に基づいて内燃機関の運転状態を制御するものにおいて、
    内燃機関を始動した際にイオン電流の電流値の計測を開始し、
    始動における内燃機関の初爆直後から燃焼室の壁面がイオン電流を正確に検出できるまでの所定サイクルは計測した電流値を、その値を大きくするように補正するものであり、
    電流値を、始動直後においてもっとも大きく補正し、その後小さく補正する内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法。
  2. 燃焼室内に発生するイオン電流を検出して、検出したイオン電流の状態に基づいて内燃機関の運転状態を制御するものにおいて、
    設定した判定値を上回るイオン電流を検出することにより燃焼を判定するものとし、
    始動における内燃機関の初爆直後から燃焼室の壁面がイオン電流を正確に検出できるまでの所定サイクルは、その所定サイクル以外の場合よりも低い判定値を上回るイオン電流を検出することにより燃焼を判定するものであり、
    判定値を、初爆直後にもっとも小さく設定し、その後大きくする内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法。
  3. 運転状態の制御が、始動時希薄燃焼制御である請求項1又は2記載の内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法。
  4. 運転状態の制御が、失火防止制御である請求項1又は2記載の内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法。
JP2006028122A 2006-02-06 2006-02-06 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法 Expired - Fee Related JP4799200B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028122A JP4799200B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法
CN2007800046520A CN101379289B (zh) 2006-02-06 2007-01-31 基于内燃机中离子电流的工作控制方法
US12/278,330 US7971571B2 (en) 2006-02-06 2007-01-31 Operation control method on the basis of ion current in internal combustion engine
PCT/JP2007/051550 WO2007091457A1 (ja) 2006-02-06 2007-01-31 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法
DE200711000297 DE112007000297B4 (de) 2006-02-06 2007-01-31 Betriebssteuerungsverfahren auf der Grundlage eines Ionenstroms in einer Verbrennungskraftmaschine
GB0811884A GB2448436A (en) 2006-02-06 2008-06-30 Operation control method based on ion current of internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028122A JP4799200B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007205317A JP2007205317A (ja) 2007-08-16
JP4799200B2 true JP4799200B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=38345060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006028122A Expired - Fee Related JP4799200B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7971571B2 (ja)
JP (1) JP4799200B2 (ja)
CN (1) CN101379289B (ja)
DE (1) DE112007000297B4 (ja)
GB (1) GB2448436A (ja)
WO (1) WO2007091457A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4799200B2 (ja) 2006-02-06 2011-10-26 ダイハツ工業株式会社 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法
JP4619299B2 (ja) * 2006-02-06 2011-01-26 ダイハツ工業株式会社 内燃機関の燃焼状態判定方法
JP5079754B2 (ja) * 2009-07-27 2012-11-21 株式会社日本自動車部品総合研究所 内燃機関の制御装置
JP5425575B2 (ja) * 2009-09-18 2014-02-26 ダイハツ工業株式会社 火花点火式内燃機関の燃焼状態判定方法
ITRE20110060A1 (it) * 2011-08-02 2013-02-03 Emak Spa "sistema di controllo della carburazione"
JP6055608B2 (ja) * 2012-04-26 2016-12-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 エンジン制御装置
CN106593701B (zh) * 2016-12-09 2019-06-11 同济大学 一种汽油机缸内喷水检测控制***及其应用
JP6328293B1 (ja) * 2017-04-19 2018-05-23 三菱電機株式会社 内燃機関の制御装置及び制御方法
US11229545B2 (en) * 2017-06-02 2022-01-25 Brown Innovation, Llc Custom-fit dental guard

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4487184A (en) 1983-07-07 1984-12-11 Robert Bosch Gmbh Control of an internal combustion engine with reference to a combustion chamber sensor
JPH02104978A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関の失火検出装置
US5207220A (en) * 1989-12-12 1993-05-04 Burroughs Wellcome Co. Method for administering pharmaceuticals, including liquid surfactant, to the lungs
US5146893A (en) * 1990-05-18 1992-09-15 Mitsubishi Denki K.K. Apparatus for and a method of detecting combustion in an internal combustion engine
JP2660118B2 (ja) * 1991-07-19 1997-10-08 三菱電機株式会社 内燃機関失火検出装置
KR950013542B1 (ko) 1991-07-17 1995-11-08 미쓰비시 덴키 가부시키가이샤 내연기관 실화검출장치
JPH05222989A (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 Hitachi Ltd 空燃比制御装置
JP3150429B2 (ja) * 1992-07-21 2001-03-26 ダイハツ工業株式会社 イオン電流によるリーン限界検出方法
JPH06146942A (ja) * 1992-11-10 1994-05-27 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の失火検出装置
JP3213161B2 (ja) * 1994-04-22 2001-10-02 ダイハツ工業株式会社 イオン電流検出系異常検出方法
JP3234418B2 (ja) 1994-11-25 2001-12-04 ダイハツ工業株式会社 リーン限界検出方法
JP3194680B2 (ja) 1994-12-15 2001-07-30 三菱電機株式会社 内燃機関の失火検出装置
US5925819A (en) 1995-05-10 1999-07-20 Nippon Soken, Inc. Combustion monitoring apparatus for internal combustion engine
JP3644654B2 (ja) * 1996-11-15 2005-05-11 三菱電機株式会社 内燃機関の燃料制御方式
JP3441909B2 (ja) 1997-02-07 2003-09-02 三菱電機株式会社 内燃機関の燃焼状態検出装置
JP3361948B2 (ja) * 1997-02-18 2003-01-07 三菱電機株式会社 内燃機関の燃焼状態検出装置
JPH1113620A (ja) * 1997-06-27 1999-01-19 Denso Corp 内燃機関の点火プラグ異常検出装置
JP3607799B2 (ja) * 1997-10-07 2005-01-05 三菱電機株式会社 エンジンの燃料制御装置
DE19755257A1 (de) * 1997-12-12 1999-06-24 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Erkennung von klopfender Verbrennung aus einem Ionenstromsignal bei Brennkraftmaschinen
JP2000054942A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Toyota Motor Corp 内燃機関の空燃比制御装置
JP3696002B2 (ja) * 1999-09-20 2005-09-14 三菱電機株式会社 内燃機関のノック制御装置
JP2001295744A (ja) * 2000-04-12 2001-10-26 Ngk Spark Plug Co Ltd イオン電流検出装置
DE10032702C2 (de) * 2000-07-05 2003-10-30 Conti Temic Microelectronic Verfahren zur Erkennung klopfender Verbrennung beim Betrieb einer Brennkraftmaschine
JP2002089426A (ja) 2000-09-18 2002-03-27 Ngk Spark Plug Co Ltd 内燃機関の失火検出装置
JP2003161245A (ja) 2001-11-28 2003-06-06 Denso Corp 内燃機関の燃焼検出装置
US6779517B2 (en) 2001-11-29 2004-08-24 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ignition device for internal combustion engine
JP2003184635A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Fuji Heavy Ind Ltd イオン電流を用いたエンジンの失火検出装置及び該装置に用いられるプログラムを記録した記録媒体
US20030164026A1 (en) 2002-03-04 2003-09-04 Koseluk Robert W. Processing and interface method for ion sense-based combustion monitor
JP3851583B2 (ja) 2002-03-28 2006-11-29 三菱電機株式会社 内燃機関のノック制御装置
JP3614150B2 (ja) * 2002-04-17 2005-01-26 三菱電機株式会社 燃焼状態検出装置
JP3795828B2 (ja) * 2002-04-26 2006-07-12 三菱電機株式会社 内燃機関の失火検出装置
JP3659589B2 (ja) * 2002-10-21 2005-06-15 三菱電機株式会社 内燃機関のノック制御装置
US6935310B2 (en) * 2002-11-01 2005-08-30 Woodward Governor Company Method and apparatus for detecting abnormal combustion conditions in reciprocating engines having high exhaust gas recirculation
JP4134880B2 (ja) * 2003-10-24 2008-08-20 株式会社デンソー 内燃機関のイオン電流検出装置
CN101002016B (zh) 2004-08-09 2011-10-12 金刚石电机有限公司 用于内燃机的离子电流检测设备
JP4416602B2 (ja) 2004-08-20 2010-02-17 ダイハツ工業株式会社 内燃機関のくすぶり判定方法
JP4297848B2 (ja) 2004-08-20 2009-07-15 ダイハツ工業株式会社 内燃機関の燃焼状態判定方法
JP4269034B2 (ja) * 2004-09-29 2009-05-27 ヤマハ発動機株式会社 船舶用エンジン
JP4434065B2 (ja) * 2005-04-22 2010-03-17 株式会社デンソー 点火装置
JP4721907B2 (ja) * 2006-01-10 2011-07-13 ダイハツ工業株式会社 イオン電流に基づく内燃機関の空燃比判定方法
JP4799200B2 (ja) 2006-02-06 2011-10-26 ダイハツ工業株式会社 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法
JP4779793B2 (ja) * 2006-05-01 2011-09-28 株式会社デンソー Ad変換装置及び電子制御装置
US7637246B2 (en) * 2006-09-05 2009-12-29 Woodward Governor Company Compensating for varying fuel and air properties in an ion signal

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007205317A (ja) 2007-08-16
WO2007091457A1 (ja) 2007-08-16
GB2448436A (en) 2008-10-15
GB0811884D0 (en) 2008-07-30
US7971571B2 (en) 2011-07-05
DE112007000297B4 (de) 2015-04-30
US20090050108A1 (en) 2009-02-26
CN101379289B (zh) 2011-08-10
DE112007000297T5 (de) 2008-12-24
CN101379289A (zh) 2009-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4799200B2 (ja) 内燃機関のイオン電流に基づく運転制御方法
US20080028842A1 (en) Combustion State Determination Method Of Internal Combustion Engine
JP4721907B2 (ja) イオン電流に基づく内燃機関の空燃比判定方法
JP4619299B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態判定方法
JP4416602B2 (ja) 内燃機関のくすぶり判定方法
JP5022347B2 (ja) 内燃機関の失火判定方法
JP2007138802A (ja) 内燃機関の燃焼状態検出装置
JP2007182845A (ja) イオン電流に基づく内燃機関の空燃比判定方法
JP4381253B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態検知方法
JP4592612B2 (ja) 内燃機関のイオン電流による空燃比検知方法
JP3234418B2 (ja) リーン限界検出方法
JP4443522B2 (ja) 内燃機関の希薄燃焼判定方法
JP2007182844A (ja) 内燃機関のイオン電流検出系の判定方法
JP4749171B2 (ja) イオン電流に基づく内燃機関の空燃比判定方法
JP4454433B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御方法
JP3153465B2 (ja) 燃焼時間測定方法
JP5009843B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態判定方法
JP4293939B2 (ja) 内燃機関の制御方法
JP5009844B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態判定方法
JPH07293310A (ja) エンジン誤制御禁止方法
JP5907715B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態判定装置
JP6246489B2 (ja) イオン電流を用いた内燃機関の空燃比制御装置
JP4972586B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態判定方法
JP2000265897A (ja) 内燃機関のクランク角検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110511

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4799200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees