JP4787772B2 - 熱活性化装置、プリンタ、熱活性化方法、および粘着ラベルの製造方法 - Google Patents

熱活性化装置、プリンタ、熱活性化方法、および粘着ラベルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、感熱性粘着シートを加熱して熱活性化し、粘着性を発現させる熱活性化装置と、それを含むプリンタと、熱活性化方法と、粘着ラベルの製造方法に関する。
従来、加熱されることによって粘着性を発現する感熱性粘着剤層を有する感熱性粘着シートが実用化されている。このような感熱性粘着シートは、加熱前のシートは粘着性を持たないため取り扱いが容易であることや、剥離紙を必要としないため産業廃棄物が生じないことなどの利点を有している。このような感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層の粘着力を発現させるために、一般にサーマルプリンタの記録ヘッドとして用いられているサーマルヘッドを利用して加熱する場合がある。このような場合、サーマルヘッドに対向してプラテンローラが設けられ、プラテンローラが感熱性粘着シートをサーマルヘッドに押し付けつつ回転して感熱性粘着シートを搬送する。そして、感熱性粘着シートの全面または一部を熱活性化させて粘着力を発現させる。
さらに、特許文献1に開示されているように、連続紙状の感熱性粘着シートの、感熱性粘着剤層と反対側の面に所望の文字や数字や画像等を記録する記録装置(印字ユニット)と、感熱性粘着シートを切断するカッター装置(カッターユニット)と、前記したサーマルヘッドおよびプラテンローラを有する熱活性化装置(熱活性化ユニット)とを含むプリンタが存在する。このようなプリンタでは、記録装置によって一方の面に記録が行われた感熱性粘着シートを、カッター装置によって所定の長さに切断し、切断された短い感熱性粘着シートを熱活性化装置に供給する。熱活性化装置では、短く切断された感熱性粘着シートをプラテンローラの回転によって搬送すると同時にサーマルヘッドによって熱活性化させる。すなわち、感熱性粘着シートの、サーマルヘッドを通過した部分は、熱活性化して粘着性が発現している。そして、このプリンタによって作製された、感熱性粘着シートからなる粘着ラベルは、先端部が排紙口から突出した状態で保持される。そして、使用者が、排紙口から突出した先端部を掴んでこの粘着ラベルを排紙口から引き抜いて使用する。
特開2004−243606号公報
前記したように、熱活性化装置においては、切断された感熱性粘着シートはプラテンローラの回転によって搬送されるため、厳密に言うと、感熱性粘着シートの後端部がプラテンローラに接触している間は搬送されるが、感熱性粘着シートの後端部がプラテンローラから離れ、プラテンローラに接触しない位置に到達しなくなると、搬送力が伝達されなくなって感熱性粘着シートは停止する。そして、使用者によって引き抜かれるまで、感熱性粘着シートは静止したままである。この時に、感熱性粘着シートの一部(後端部)がサーマルヘッドに接触していると、既に粘着力が発現している感熱性粘着シートがサーマルヘッドに貼り付き、感熱性粘着シートは高温に保たれる。サーマルヘッドの駆動は停止していたとしても、余熱があるため、感熱性粘着シートは自然冷却されることなく過剰な熱を受け続ける。その結果、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層が過剰に加熱されて部分的に粘着力が低下することや、感熱性粘着剤層の反対側の面に記録可能層が設けられている場合にはその記録可能層に過剰な熱が伝わって、例えば黒い線(筋)が描かれてしまうなどの異常発色を生じることがある。
これらの問題を防ぐために、感熱性粘着シートをサーマルヘッドに接触しない状態に保持することが考えられる。しかし、プラテンローラは、熱活性化時に感熱性粘着シートをサーマルヘッドに押しつける役目もあるため、サーマルヘッドの発熱部分と、サーマルヘッドが感熱性粘着シートに搬送力を伝える部分とが、ほぼ同一の点で重なるのが一般的である。そうすると、感熱性粘着シートの後端部がプラテンローラから離れた瞬間にサーマルヘッドの発熱部分から離れるようにするのは困難であり、仮に感熱線粘着シートをサーマルヘッドに接触しない位置に到達させることができたとしても、サーマルヘッドの熱が伝わる程度の近距離にとどまらざるを得ない。従って、前記したように感熱性粘着シートが部分的に過剰に加熱されることを防ぐことはできない。
このように、プラテンローラの回転による搬送のみでは、感熱性粘着シートをサーマルヘッドの熱が伝わらない位置まで到達させることは困難であるため、プラテンローラよりも下流側(サーマルヘッドから遠い位置)にもう1つの搬送手段を設けることが考えられる。例えば、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間に1対の排紙ローラを配置して、両排紙ローラの間に感熱性粘着シートを挟んで、これらの排紙ローラの回転によって、感熱性粘着シートをサーマルヘッドの熱が伝わらない程度まで離れた位置に搬送することが考えられる。しかし、その場合、粘着力を発現した感熱性粘着シートが排紙ローラに貼り付けてしまい、排紙口まで搬送できなくなる可能性がある。仮に、感熱性粘着シートが排紙ローラに貼り付かない程度に、1対の排紙ローラによって感熱性粘着シートを挟みつける力を弱くすると、感熱性粘着シートに十分な搬送力を伝えることができなくなり、やはり排紙口まで搬送できない可能性がある。
1対の排紙ローラ以外の搬送装置、例えば、ベルトコンベアや移動可能な吸盤を有する搬送装置を、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間に配置することも考えられる。しかし、その場合、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間に複雑で大掛かりな機構を配置しなければならず、装置の複雑化および大型化を招き、ひいては高コスト化につながる。また、短く切断されてラベル状になった感熱性粘着シートは、使用者が引き抜いて使用するためには、排紙口から外部に先端部が突出した状態で保持しなければならない。従って、短い感熱性粘着シートは排紙口のごく近傍のみに位置することになるため、排紙口の近傍で短い感熱性粘着シートを保持するための機構を追加する必要がある。また、ベルトコンベアや吸盤を有する搬送装置を配置することによってサーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間の距離が長くなると、感熱性粘着シートの搬送距離が長くなる。
そこで本発明の目的は、感熱性粘着シートが部分的に過剰に加熱されることを防ぎ、しかも、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間の距離を短く保ち、構成の複雑化や大型化を抑えることができる熱活性化装置と、それを含むプリンタと、熱活性化方法と、粘着ラベルの製造方法を提供することにある。
本発明の熱活性化装置は、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を加熱して粘着性を発現させるサーマルヘッドと、サーマルヘッドと対向して配置され感熱性粘着シートを搬送するプラテンローラと、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間に配置され、プラテンローラによる感熱性粘着シートの搬送経路に進入可能かつ退避可能な貼り付き防止部材とを有する。
この構成によると、サーマルヘッドによって熱活性化させられた感熱性粘着シートは、プラテンローラに接触しなくなって搬送力が伝わらなくなったときに、貼り付き防止部材によって移動させられることにより、サーマルヘッドに貼り付くことが防止される。それによって、感熱性粘着シートが過剰に加熱されることか防げる。しかも、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間に特別な搬送装置を設ける必要が無く、サーマルヘッドおよびプラテンローラと排紙口との間の距離が短くてすむため、装置の小型化および構成の簡素化に寄与する。
貼り付き防止部材を搬送経路に対して進退させる駆動手段をさらに有することが好ましい。駆動手段はモータを含み、モータはプラテンローラも駆動可能なものであることが好ましい。さらに、その場合、モータの一方向への回転でプラテンローラを駆動し、反対方向への回転で貼り付き防止部材を駆動するためのワンウェイクラッチを含んでいてもよい。
この構成によると、プラテンローラの駆動のために従来から設けられているモータを、貼り付き防止部材の駆動用に用いることができるため、構成が簡単である。
本発明のプリンタは、感熱性粘着シートの、感熱性粘着剤層と反対側の面に記録を行う記録装置と、感熱性粘着シートを切断するカッター装置と、記録装置およびカッター装置の下流側に位置する、前記したいずれかの構成の記載の熱活性化装置とを有する。
本発明の熱活性化方法は、プラテンローラによって感熱性粘着シートを搬送しつつ、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を、プラテンローラに対向して位置するサーマルヘッドによって加熱するステップと、プラテンローラから感熱性粘着シートに搬送力が伝達されなくなると、貼り付き防止部材を感熱性粘着シートに押し当ててサーマルヘッドから離すように移動させるステップとを含む。
本発明の粘着ラベルの製造方法は、連続紙状の感熱性粘着シートの、感熱性粘着剤層と反対側の面に記録を行うステップと、記録が行われた感熱性粘着シートを切断するステップと、切断された感熱性粘着シートに対して実施する、前記した熱活性化方法の各ステップとを含む。
本発明によると、感熱性粘着シートが部分的に過剰に加熱されて粘着力が低下したり、一方の面に記録可能層が設けられている場合に異常発色を生じたりすることがない。また、構成の大型化、複雑化、および高コスト化を招くことがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の熱活性化装置1を示す概略断面図である。この熱活性化装置1は、熱活性化の対象である感熱性粘着シート2(図4参照)を熱活性化装置1内へ導入するための1対の挿入ローラ3と、感熱性粘着シート2の感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化するためのサーマルヘッド4と、サーマルヘッド4との間に感熱性粘着シート2を挟み込むプラテンローラ5と、サーマルヘッド4の下流側に位置する貼り付き防止部材6と、複数のセンサ7,8,9と、ガイド部材11,12,13と、排紙口14とを有している。
これらの各部材について、搬送方向の上流側から順に説明する。ガイド部材11は、上流側から熱活性化装置1の内部へ感熱性粘着シート2を導くものであり、感熱性粘着シート2の搬送経路15の起点となっている。そして、ガイド部材11に近接して、シート挿入検知センサ7が設けられている。シート挿入検知センサ7は、検知部が搬送経路15を向くように配置されている。
続いて、1対の挿入ローラ3が配置され、両ローラ3の接点が搬送経路15の一部になっている。挿入ローラ3のうちの一方が駆動ローラであって、他方は従動ローラであってよい。挿入ローラ3の下流側には、搬送経路15を維持してプラテンローラ5に導くためのガイド部材12と、ガイド部材12に近接するシート検知センサ8が設けられている。シート検知センサ8は、検知部が搬送経路15を向くように配置されている。
ガイド部材12によって感熱性粘着シート2が導かれる位置に、サーマルヘッド4とプラテンローラ5が設けられている。サーマルヘッド4は、一般的なサーマルプリンタに用いられている記録用のヘッドと同様な構成であってよく、例えば、小さな抵抗体からなる複数の発熱素子が幅方向(図1に垂直な方向)に並べて配設されたものである。図1には、この発熱素子が並んだ発熱部分4aが示されている。このサーマルヘッド4と対向するようにプラテンローラ5が配置されており、サーマルヘッド4とプラテンローラ5によって、搬送経路15上の感熱性粘着シート2を挟みつけるようになっている。従って、プラテンローラ5は、感熱性粘着シート2をサーマルヘッド4の発熱部分4aに圧接させて支持し、良好な熱活性化を行うための台として機能するとともに、回転することによって感熱性粘着シート2を搬送する。
サーマルヘッド4の近傍下流側には、貼り付き防止部材6が設けられている。この貼り付き防止部材6はサーマルヘッド4の幅方向に延びるバー状であり、先端が先細になっている。そして、図1に示すように感熱性粘着シート2の搬送経路15から離れた位置と、図4(e)に示すように感熱性粘着シート2の搬送経路15内に進入した位置との間を移動可能である。そして、図1には示されていないが、貼り付き防止部材6の位置を検知する貼り付き防止部材検知センサ10(図2参照)が、貼り付き防止部材6に近接して設けられている。
一部分のみが図示されているフレームの、互いに対向する部分が内側に折り曲げられることによって、ガイド部材13が構成されるとともに、排紙口14が構成されている。この排紙口14の近傍に、シート取り去り検知センサ9が設けられている。
図2には、この熱活性化装置の各部材を駆動するための駆動機構のブロック図が示されている。CPU(中央処理装置)16が、ROM(リード・オンリー・メモリ)17に格納された様々なデータを参照しながら、熱活性化装置1の全体の動作を制御する。このCPU16およびROM17には、IF(インターフェース)18を介して、モータ駆動回路19とヘッド駆動回路20とセンサ回路21が接続されている。そして、モータ駆動回路19には搬送モータ22が、ヘッド駆動回路20にはサーマルヘッド4が、センサ回路21には4つのセンサ7,8,9,10がそれぞれ接続されている。本実施形態の搬送モータ22は、順方向回転駆動伝達手段23,24を介して挿入ローラ3およびプラテンローラ5に、逆方向回転駆動伝達手段25を介して貼り付き防止部材6に、それぞれ接続されている。すなわち、本実施形態では、1つの搬送モータ22によって、感熱性粘着シート2の搬送経路15に沿う移動と、貼り付き防止部材6の搬送経路に対する進入および退避とを行う。なお、順方向回転駆動伝達手段23,24と逆方向回転駆動伝達手段25は輪列等であってよく、それぞれワンウェイクラッチを含んでいる。従って、搬送モータが順方向回転するときには、逆方向回転駆動伝達手段25は何の力も伝達せず、貼り付き防止部材6を移動させない。そして、搬送モータが逆回転するときには、順方向回転駆動伝達手段23,24は何の力も伝達せず、挿入ローラ3およびプラテンローラ5を回転させない。このようにして、搬送ローラ22と逆方向伝達手段25を含む、貼り付き防止部材6の駆動手段が構成されている。
以上説明した熱活性化装置によって熱活性化を行う方法について、図3のフローチャートと図4の工程図を参照して説明する。
まず、シート挿入検知センサ7によって、図4(a)に示すようにガイド部材11の位置に感熱性粘着シート2が存在することを確認すると(ステップS1)、シート取り去り検知センサ9によって、使用者から引き抜かれずに排出口14付近に残っている感熱性粘着シート2が存在しないことを確認する(ステップS2)。シート取り去り検知センサ9が、感熱性粘着シート2が存在しないことを確認すると、図4(b)に示すように、CPU16がIF18およびモータ駆動回路19を介して搬送モータ22を順方向回転させ、順方向回転駆動伝達手段23,24を介して挿入ローラ3およびプラテンローラ5の回転を開始する(ステップS3)。それによって、感熱性粘着シート2を搬送経路15に沿って、ガイド部材11から挿入ローラ3を介してガイド部材12内に進入させる。シート検知センサ8がガイド部材12内の感熱性粘着シート2を検知すると(ステップS4)、CPU16がIF18およびヘッド駆動回路20を介してサーマルヘッド4を駆動する。これによって、サーマルヘッド4の発熱部分4aが発熱を開始する(ステップS5)。ステップS3から継続して挿入ローラ3およびプラテンローラ5が回転しているため、図4(c)に示すように、感熱性粘着シート2はガイド部材12からサーマルヘッド4とプラテンローラ5の間を通過して、その際に感熱性粘着剤層が加熱されて熱活性化される(ステップS6)。
図4(d)に示すように、熱活性化された感熱性粘着シート2の後端部がプラテンローラ5とサーマルヘッド4の間を通過して、プラテンローラ5とサーマルヘッド4に挟みつけられなくなると、感熱性粘着シート2には搬送力が伝わらなくなり停止する。このとき、感熱性粘着シート2はサーマルヘッド4に接触した状態にある。仮に、このまま放置しておくと、粘着性が発現した感熱性粘着シート2がサーマルヘッド4に貼り付いて加熱され続けるおそれがある。そこで、CPU16がIF18およびモータ駆動回路19を介して搬送モータ22を逆方向回転させ、逆方向回転駆動伝達手段25を介して貼り付き防止部材6を移動させる。これによって、貼り付き防止部材6は、図4(a)〜(d)に示すように感熱性粘着シート2の搬送経路15から離れた位置から、図4(e)に示すように搬送経路15内に進入することによって、感熱性粘着シート2の後端部に当接してそれをサーマルヘッド4に接触しない位置まで持ち上げる(ステップS7)。
なお、感熱性粘着シート2の熱活性化が完了するタイミング、すなわち、感熱性粘着シート2の後端部がプラテンローラ5とサーマルヘッド4の間を通り抜けるタイミングは、プラテンローラ5の回転速度と、挿入ローラ3およびプラテンローラ5の回転開始のタイミング(搬送モータ22の順方向回転開始のタイミング)またはシート検知センサ8による感熱性粘着シート2の検知のタイミングとから求められる。従って、貼り付き防止部材6を搬送経路15内に進入させて感熱性粘着シート2の後端部を持ち上げるタイミングは、予め設定しておくことができる。貼り付き防止部材6が移動するのと同時に、またはその前に、サーマルヘッド4と挿入ローラ3およびプラテンローラ5の駆動は停止される。挿入ローラ3およびプラテンローラ5は、遅くとも搬送モータ22が逆回転を開始した時点で停止する。
こうして、図4(e)に示すように、後端部が貼り付き防止部材6によって持ち上げられている、粘着性が発現した感熱性粘着シート2は、静止した状態で保持される。使用者がこの感熱性粘着シート2を排紙口14から引き抜くまでは、感熱性粘着シート2が検知されて(ステップS8)、次の感熱性粘着シート2の熱活性化の作業は行われない。ただし、ガイド部材11内に次の感熱性粘着シート2を用意しておくことはできる。
使用者がこの感熱性粘着シート2を排紙口から引き抜くと、ステップS8において感熱性粘着シート2が無いことが検知され、次の感熱性粘着シート2の熱活性化を行うことができるように、貼り付き防止部材6を、搬送経路15内に進入した位置(図4(e)参照)から、搬送経路15の下方に退避した位置(図4(a)〜(d)参照)に移動させる(ステップS9)。そして、ステップS1に戻って、次の感熱性粘着シート2の熱活性化を行う。
なお、詳述しないが、逆方向回転駆動伝達手段25は、搬送モータ22の逆方向回転に伴って貼り付き防止部材6を上昇と下降を交互に繰り返させるような構成であることが好ましい。そのような構成であれば、ステップS7では、搬送モータ22をある程度逆回転させて、貼り付き防止部材6が上昇した時点で搬送モータ22を停止しておき、ステップS9において、搬送モータ22をさらに逆回転させて、貼り付き防止部材6を下降させて搬送モータ22を停止することができる。このように、搬送モータ22の一方向(逆方向)の回転だけで、貼り付き防止部材6を上昇位置に配置したり下降位置に配置したりできるので、搬送モータ22の回転方向を変える必要がなく、従って、挿入ローラ3およびプラテンローラ5に影響を及ぼすことはない。さらに、適宜のタイミングで貼り付き防止部材検知センサ10を用いて貼り付き防止部材6の位置を確認することによって、誤った動作制御を防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態によると、熱活性化させられて粘着性が発現した感熱性粘着シート2は、貼り付き防止部材6によって持ち上げられてサーマルヘッド4から離れた位置に保持される。従って、サーマルヘッド4に貼り付くことはなく、過剰な加熱が続けられることはない。従来のように、感熱性粘着シート2の粘着力が低くなったり、記録可能層が設けられている場合に異常な発色を示したりすることが防げる。なお、貼り付き防止部材6の移動量は、感熱性粘着シート2を、サーマルヘッド4の熱がほとんど伝わらなくなるまで離れさせるように持ち上げることができる程度であることが好ましい。
なお、仮にサーマルヘッド4とプラテンローラ5の上下関係を逆に配置しておけば、感熱性粘着シート2が重力によってプラテンローラ5側に位置し、サーマルヘッド4から離れるのではないかと予想される。しかし、その場合、感熱性粘着シート2は粘着剤層が上向きの状態で排紙されるため使用者が上方から取り扱いにくく、また、通常は粘着剤層と反対側に文字や記号や図形などの記録が施されている場合が多いが、それらの記録を使用者が上方から見ることはできないなど、不都合が多い。排紙口14の手前で感熱性粘着シート2を上下反転させる構成にすると、装置が非常に複雑になるとともに大型化する。このように、サーマルヘッド4とプラテンローラ5の上下関係を逆に配置することは実用上の問題を生じる。
これに対し、本実施形態によると、貼り付き防止部材6と逆方向駆動伝達手段25を付加するだけで、前記したとおり感熱性粘着シート2の過剰な加熱を防ぐことができ、しかも、排紙口14から感熱性粘着シート2を引き抜く上での不都合を生じることがない。さらに、サーマルヘッド4およびプラテンローラ5から排紙口14までの距離を短く保つことができ、装置の大型化を招くことがない。特に、貼り付き防止部材6を、挿入ローラ3およびプラテンローラ5の駆動用の搬送モータ22を利用して駆動することによって、装置をさほど複雑化せずにすむ。
貼り付き防止部材6は、感熱性粘着シート2が貼り付かないような材料が選択されたり表面処理が施されたりしており、その上、先端が先細になって感熱性粘着シート2との接触面積が小さくなっている。なお、貼り付き防止部材の形状は、前記したバー状に限られず、感熱性粘着シート2をピンポイントで持ち上げる棒状や、感熱性粘着シート2との接触面積が大きく保持の信頼性の高い板状などであってもよい。
図示しないが、必要に応じて、貼り付き防止部材6と排紙口14の間に、感熱性粘着シート2を保持する保持手段を設けてもよい。この保持手段は、搬送経路15の下方に位置するローラであってもよい。このローラは、感熱性粘着シート2の先端部が当接したときに損傷しないように回転してもよいが、感熱性粘着シート2に対して搬送力を伝達するものである必要は全くない。
図5には、本発明の他の実施形態が示されている。この実施形態は、貼り付き防止部材6が、感熱性粘着シート2の搬送経路15の上方に位置し、搬送経路15内に進入するように下降することによって、感熱性粘着シート2の後端部をサーマルヘッド4よりも下方まで押し下げることができる構成である。この場合にも、前記したのと実質的に同様な効果が得られる。貼り付き防止部材6を搬送経路15の下方に設けるか上方に設けるかは、装置内の様々な部品のレイアウトに応じて決定すればよい。
図6には、前記した本発明の熱活性化装置1を含むプリンタの構成を簡単に示している。このプリンタは、ロール体収容部28と記録装置26とカッター装置27と熱活性化装置1が順番に並んで配置された構成である。このプリンタの熱活性化装置1は、前記したのと同様の構成であり、それ以外の構成は、従来と実質的に同じ構成であってよいため、説明を簡略化する。
ロール体収容部28は、図示しないが、連続紙状の感熱性粘着シート2が巻かれてなるロール体を回転可能に保持し、ロール体から感熱性粘着シート2を順次繰り出して下流側の記録装置26に供給することができる。
記録装置26は、図示しないが、熱活性化装置1と同様にサーマルヘッドとプラテンローラを有する。サーマルヘッドは、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層と反対側に設けられた記録可能層(感熱発色層)を適宜に加熱して、所望の文字や記号や図形等を記録するものである。プラテンローラは、感熱性粘着シートをサーマルヘッドに対して圧接させるとともに、回転することによって感熱性粘着シートを搬送するものである。記録装置のサーマルヘッドおよびプラテンローラは、熱活性化装置1のサーマルヘッド4およびプラテンローラ5とは全く同じ構成であってよい。ただし、熱活性化装置1とは逆に、サーマルヘッドが上方に、プラテンローラが下方に位置しており、感熱性粘着シート2の感熱性粘着剤層と反対側の記録可能層を加熱できるようになっている。
カッター装置27は、図示しないが、固定刃と可動刃とが感熱性粘着シート2の搬送経路を挟んで上下に対向している。そして、連続紙状の感熱性粘着シート2を所定の位置で切断して短い単票紙状(ラベル状)にする。
このプリンタによると、感熱性粘着シート2からなり、一方の面に所望の記録が行われ、他方の面に粘着性が発現している粘着ラベルを容易に作製することができる。
本発明の熱活性化装置の要部を示す概略図である。 図1に示す熱活性化装置のブロック図である。 図1に示す熱活性化装置を用いた熱活性化方法を示すフローチャートである。 (a)〜(e)は図3に示す熱活性化方法を工程順に示す概略図である。 本発明の熱活性化装置の他の実施形態を示す概略図である。 本発明のプリンタを示すブロック図である。
符号の説明
1 熱活性化装置
2 感熱性粘着シート
3 挿入ローラ(駆動手段)
4 サーマルヘッド
4a 発熱部分
5 プラテンローラ
6 貼り付き防止部材
7 シート挿入検知センサ
8 シート検知センサ
9 シート取り去り検知センサ
10 貼り付き防止部材検知センサ
11 ガイド部材
12 ガイド部材
13 ガイド部材
14 排紙口
15 搬送経路
16 CPU(中央処理装置)
17 ROM(リード・オンリー・メモリ)
18 IF(インターフェース)
19 モータ駆動回路
20 ヘッド駆動回路
21 センサ回路
22 搬送モータ
23,24 順方向回転駆動伝達手段
25 逆方向回転駆動伝達手段(駆動手段)
26 記録装置
27 カッター装置
28 ロール体収容部

Claims (7)

  1. 感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を加熱して粘着性を発現させるサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドと対向して配置され前記感熱性粘着シートを搬送するプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドおよび前記プラテンローラと排紙口との間に配置され、前記プラテンローラによる前記感熱性粘着シートの搬送経路に進入可能かつ退避可能な貼り付き防止部材と
    を有する熱活性化装置。
  2. 前記貼り付き防止部材を前記搬送経路に対して進退させる駆動手段をさらに有する、請求項1に記載の熱活性化装置。
  3. 前記駆動手段はモータを含み、該モータは前記プラテンローラも駆動可能なものである、請求項2に記載の熱活性化装置。
  4. 前記モータの一方向への回転で前記プラテンローラを駆動し、反対方向への回転で前記貼り付き防止部材を駆動するためのワンウェイクラッチを含む、請求項3に記載の熱活性化装置。
  5. 前記感熱性粘着シートの、前記感熱性粘着剤層と反対側の面に記録を行う記録装置と、
    前記感熱性粘着シートを切断するカッター装置と、
    前記記録装置および前記カッター装置の下流側に位置する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱活性化装置と、
    を有するプリンタ。
  6. プラテンローラによって感熱性粘着シートを搬送しつつ、該感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を、前記プラテンローラに対向して位置するサーマルヘッドによって加熱するステップと、
    前記プラテンローラから前記感熱性粘着シートに搬送力が伝達されなくなると、貼り付き防止部材を前記感熱性粘着シートに押し当てて前記サーマルヘッドから離すように移動させるステップと、
    を含む熱活性化方法。
  7. 連続紙状の感熱性粘着シートの、前記感熱性粘着剤層と反対側の面に記録を行うステップと、
    記録が行われた前記感熱性粘着シートを切断するステップと、
    切断された前記感熱性粘着シートに対して実施する、請求項6に記載の熱活性化方法の各ステップと
    を含む粘着ラベルの製造方法。
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