JP4774601B2 - 紙容器用積層材料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酒類、飲料、調味料、油類などの内容物を充填する紙容器用の積層材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紙容器用積層材料としては、表面から順に熱可塑性樹脂層、紙層、接着性樹脂層、ガスバリア層、プラスチックフイルム層、接着剤層、シーラント層が積層された多層構成のものが多く使用されており、従来、この多層構成のガスバリア層としてはアルミニウム箔やアルミニウムの蒸着薄膜が使用され、積層材料のシーラント層の最内面は低密度ポリエチレン樹脂が主に使用されていた。近年、循環型社会構築の為のリサイクル使用の観点から、ガスバリア層としてアルミニウム箔に替えて酸化アルミニウムや酸化珪素などの無機酸化物の蒸着薄膜が使用されるようになってきたのと同時に、内容物の充填機の高速化に伴い、積層材料のシーラント層の最内面はより低温シール性の熱可塑性樹脂、主に直鎖状低密度ポリエチレン樹脂が使用されるようになってきた。紙容器を作成するには、先ず前記紙容器用積層材料を指定寸法に打ち抜いたブランクをそのままあるいは貼り加工を行ったものを充填包装システムに装填し、システム上で製函及び内容物の充填を実施した後密封する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの紙容器用積層材料を指定寸法に打ち抜いてブランクを作成する方法としては、一般的に平圧式で打ち抜く方法とロータリー式で打ち抜く方法があるが、大量生産するにはロータリー式が適している。ロータリー式にも2種類あり、押し切り方式は積層材料の厚み方向の面をすべて当て切るので、確実に切れるが抜き刃と積層材料等との接触面が多くなるので接触摩擦が大であり、能率が落ちる。一方、クリアランス方式は接触面が少なくなるので抜刃の接触摩耗が少なく、抜き刃の耐久性が良く、繋ぎが入らないので仕上がりがきれいであるなどのメリットがあり多く使用されている。
【0004】
図5は紙容器用積層材料からロータリー式のクリアランス方式でブランクを打ち抜く方法を示した説明図である。紙容器用積層材料200を、上方の抜き刃311を持つ抜きローラー310と下方のアンビルローラー320とで打ち抜き加工して、ブランク210を作成するものである。この際、図5に示すように、抜きローラー310の抜き刃311の刃先とアンビルローラー320の表面との間に約10μmのクリアランスを設けるため、図4に示す従来の紙容器用積層材料200の場合、図6(a)に示す如く、そのシーラント層10の最内面の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層9の一部が9aの如く数μm前後の厚さでカットされないで残った状態となり、後でこの残った部分9aを引きちぎりカットしようしても、図6(b)の9bに示すように、引きちぎりカットが不十分となり、抜き残りや破れなどのトラブルを発生し易かった。
【0005】
従来の紙容器用積層材料は、そのシーラント層10の最内面が低密度ポリエチレン樹脂の場合はブランクを打ち抜く際にカッテイング性は良いが、低温シール性が不足であり、最内面が直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の場合は低温シール性は良好であるが、樹脂自体の強度が強いのでカッティング性が悪いなど、カッティング性と低温シール性の両方を満足させる紙容器用積層材料はなかった。
【0006】
そこで、本発明の課題は紙容器用積層材料からブランクを打ち抜き加工する際の良好なカッティング性と、製函時や内容物充填後の熱封緘時の低温シール性との両方を満足出来るシーラント層を有する紙容器用積層材料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、紙層を基材とし、紙層にガスバリア層、プラスチックフイルム層、シーラント層を積層した積層体において、シーラント層が直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を含まない低密度ポリエチレン樹脂30〜5重量%に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂70〜95重量%の配合割合でブレンドした混合物樹脂層に、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を含まない低密度ポリエチレン樹脂層を積層したものからなることを特徴とする紙容器用積層材料である。
【0008】
次に、請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、前記シーラント層の混合物樹脂層と前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を含まない低密度ポリエチレン樹脂層とが共押出法で積層されていることを特徴とする紙容器用積層材料である。
【0009】
【作用】
本発明によれば、紙容器用積層材料のシーラント層のプラスチックフイルム側に、低密度ポリエチレン樹脂に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂をブレンドした混合物樹脂層が設けられており、その混合物樹脂層の上に低密度ポリエチレン樹脂層が積層されているので、製函時や内容物の充填後の熱封緘時などに基材側から加えられた熱により混合物樹脂層が容易に溶融することにより、シーラント層全体として溶融し易くなり、低温シール性を有し、かつ、積層層材料のシーラント層の最内面に低密度ポリエチレン樹脂層が設けられているので、積層材料からロータリー式のクリアランス方式でブランクを打ち抜き後、引きちぎりカットする際に容易に分離できる良好なカッティング性を有している。さらに、シーラント層の混合物樹脂層と低密度ポリエチレン樹脂層とが共押出法で積層されているので両層間の密着強度が強固であり、かつ、積層材料製造時の効率も良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の紙容器用積層材料100の側断面図を図1に示す。表面から内面に向け厚み方向に順に、熱可塑性樹脂層1、紙層2、接着性樹脂層3、ガスバリア層4、プラスチックフイルム層5、接着剤層6,シーラント層10の構成になっており、前記シーラント層10はプラスチックフイルム層5側に低密度ポリエチレン樹脂に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂をブレンドした混合物樹脂層7を設け、その上に低密度ポリエチレン樹脂層8を積層した構成になっている。
【0011】
前記シーラント層10は、本発明では低密度ポリエチレン樹脂30〜5重量%に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂70〜95重量%の配合割合でブレンドした混合物樹脂層7と、低密度ポリエチレン樹脂層8とが共押出ラミネート機のダイスの中で前もって高温で積層された後、プラスチックフイルム層5上に接着剤層6を介して同時に押し出される共押出法で積層されていることが必要である。
【0012】
前記シーラント層10は、図1に示す如くプラスチックフイルム層5側に低密度ポリエチレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とをブレンドした混合物樹脂層7を設けているので、製函時や内容物を充填し熱封緘する時に基材側から加えられた熱で混合物樹脂層7が容易に溶融し、シーラント層10全体を溶融し易くすることにより低温シール性を有すると共に、積層材料100の最内面にシーラント層10の低密度ポリエチレン樹脂層8を設けているので、図2の方法で紙容器用積層材料100から上方の抜き刃311を持つ抜きローラー310と下方のアンビルローラー320とで打ち抜き加工して、図3(a)の如く低密度ポリエチレン樹脂層8の数μmの厚さの未カット部8aを残してブランクを打ち抜き、図3(b)に示すように積層材料100からブランク110を引きちぎりカットする際、容易に分離できる良好なカッティング性を有する。さらに、混合物樹脂層7と低密度ポリエチレン樹脂層8が共押出法で積層されているので両層間の密着強度も強固であり、従来のポリエチレンサンド方式などの積層方法に比べても製造効率が良い。
【0013】
前記シーラント層10の厚みは一般的に60μm程度のものが多く使用され、その場合の混合物樹脂層7と低密度ポリエチレン樹脂層8の厚み比は、樹脂層7:樹脂層8=20〜40μm:40〜20μmが多く用いられる。本発明では特に限定しない。
【0014】
さらに、本発明の紙容器用積層材料のその他の層構成について説明を加える。
【0015】
前記熱可塑性樹脂層1としては、一般的にポリオレフィン系樹脂が使用されるが、より好ましいのは低密度ポリエチレン樹脂である。厚みは10〜20μmのものが良く使用される。
【0016】
前記紙層2としては、一般的に坪量350〜450g/m2 の板紙が使用される。
【0017】
前記接着性樹脂層3としては、ポリエチレン樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・エチルアクリレート共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、エチレン・メタクリル酸共重合体樹脂、アイオノマー樹脂などのいずれかが用いられる。本発明では特に限定しない。
【0018】
前記ガスバリア層4としては、アルミニウム箔あるいは厚さ5〜300×10-3μmのアルミニウム又は酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化錫、酸化マグネシウムなどの無機酸化物蒸着薄膜などが使用されるが、より好ましくは酸化アルミニウム若しくは酸化珪素の蒸着薄膜である。
なお、無機酸化物蒸着薄膜を形成する方法としては、通常の真空蒸着法が生産性を考慮すれば優れている。
【0019】
前記プラスチックフイルム層5としては、厚さ20〜30μmの二軸延伸ポリプロピレンフイルム、厚さ15〜25μmの二軸延伸ナイロンフイルム、厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフイルムなどが使用できるが、より好ましくは二軸延伸ポリエステルフイルムである。
【0020】
前記接着剤層6としては、一般的に二液硬化型のポリウレタン系接着剤が使用される。
【0021】
なお、その他の各層の積層方法は以下のとおりである。
【0022】
熱可塑性樹脂層1は公知の溶融押出コーティング法で紙層2に積層される。この際、紙層2の表面はコロナ処理法などで表面処理されていた方が接着強度が強く、より好ましい。この紙層2とガスバリア層4は溶融押出された接着性樹脂層3を介してサンドラミネーション法で積層される。ガスバリア層4とプラスチックフイルム層5はガスバリア層4がアルミニウム箔の場合は公知のドライラミネート法で積層され、ガスバリア層4が無機酸化物薄膜などの場合は蒸着法で積層される。
【0023】
【実施例】
次に、本発明の紙容器用積層材料を、以下に具体的な実施例に従って説明するが、本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
【0024】
<実施例1>
熱可塑性樹脂層1として密度0.920g/cm3 のポリエチレン樹脂を、紙層2として坪量400g/m2 の板紙を、接着性樹脂層3としてエチレン・エチルアクリレート樹脂を、ガスバリアー層4及びプラスチックフイルム層5として厚さ40×10-3μmの酸化珪素を蒸着した厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルフイルムを準備した。
まず、前記ポリエチレン樹脂を前記板紙の上に厚さ20μmで公知の方法で押出コーティングし、その反対面の紙面にエチレン・エチルアクリレート樹脂を押出ラミネート機で厚さ30μmで押出し、前記酸化珪素を蒸着した二軸延伸ポリエステルフイルムの蒸着面とサンドラミネーションし、積層シートを得た。
つぎに、前記積層シートのポリエステルフイルム5面に、シーラント層10として、低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.910g/cm3 )を90重量%ブレンドした厚さ20μmの混合物樹脂からなる混合物樹脂層7と、厚さ40μmの低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリエチレン樹脂層8を、ポリウレタン系の接着剤層6を介して、共押出ラミネート機で同時に共押出して積層し、本発明の紙容器用積層材料100を得た。
【0025】
<実施例2>
実施例1において、シーラント層10として、低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.910g/cm3 )を70重量%ブレンドした厚さ20μmの混合物樹脂からなる混合物樹脂層7と、厚さ40μmの低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリエチレン樹脂層8を、ポリウレタン系の接着剤層6を介して、共押出ラミネート機で同時に共押出して積層した以外は、同様にして本発明の紙容器用積層材料100を得た。
【0026】
<比較例1>
実施例1において、シーラント層10として、低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.910g/cm3 )を60重量%ブレンドした厚さ20μmの混合物樹脂からなる混合物樹脂層7と、厚さ40μmの低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリエチレン樹脂層8を、ポリウレタン系の接着剤層6を介して、共押出ラミネート機で同時に共押出して積層した以外は、同様にして比較用の紙容器用積層材料を得た。
【0027】
<比較例2>
実施例1において、シーラント層10として、厚さ60μmの低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリエチレン樹脂層8だけを、ポリウレタン系の接着剤層6を介して、単層押出ラミネート機で積層した以外は、同様にして比較用の紙容器用積層材料を得た。
【0028】
<比較例3>
実施例1において、シーラント層10として、厚さ20μmの低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm3 )からなる樹脂層7と、厚さ40μmの直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.910g/cm3 )からなる樹脂層8を、ポリウレタン系の接着剤層6を介して、共押出ラミネート機で同時に共押出して積層した以外は、同様にして比較用の紙容器用積層材料を得た。
【0029】
<評価>
実施例1〜2及び比較例1〜3で作成した紙容器用積層材料を用いて、図2又は図5の方法で、そのカッティング性を評価すると共に、充填包装システムで製函及び熱封緘時の低温シール性を評価した。その結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
Figure 0004774601
【0031】
表1から実施例1〜2の紙容器用積層材料はカッティング性及び低温シール性共に良好であった。比較例1及び比較例2はカッティング性は良好であったが、低温シール性は不良であった。比較例3は低温シール性は良好であったが、カッティング性が不良であった。
上述の如く本発明の紙容器用積層材料は、ブランクを打ち抜く時のカッティング性と製函や内容物充填後の熱封緘時の低温シールの両方を満足していることがわかった。
【0032】
【発明の効果】
本発明の紙容器用積層材料は、シーラント層のポリエステルフイルム側に低密度ポリエチレン樹脂30〜5重量%に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂70〜95重量%の配合割合でブレンドした混合物樹脂層を設けているので、製函時や内容物の充填後の熱封緘時に基材側から加えられた熱により混合物樹脂層が容易に溶融し、シーラント層全体を溶融し易くすることにより、低温シール性を有すると共に、積層材料の最内面にシーラント層の低密度ポリエチレン樹脂層を設けているので、この紙容器用積層材料からロータリー式のクリアランス方式でブランクを打ち抜き、ひきちぎりカットする際に容易に分離出来る良好なカッティング性を有する。さらに、シーラント層の混合物樹脂層と低密度ポリエチレン樹脂層とが共押出法で積層されているので、積層材料製造時の作業効率も良く、両層間の密着強度も強固であるので、紙容器を作成し内容物を充填した場合の保存性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙容器用積層材料の側断面図である。
【図2】本発明の紙容器用積層材料からロータリ式のクリアランス方式でブランクを打ち抜き加工する状態を示す説明図である。
【図3】(a)は、本発明の紙容器用積層材料からブランクを打ち抜く際、抜きローラーの抜き刃が切り込んだ状態を示す説明図であり、(b)は、その積層材料からブランクを引きちぎって分離した状態を示す説明図である。
【図4】従来の紙容器用積層材料の側断面図である。
【図5】従来の紙容器用積層材料からロータリ式のクリアランス方式でブランクを打ち抜き加工する状態を示す説明図である。
【図6】(a)は、従来の紙容器用積層材料からブランクを打ち抜く際、抜きローラーの抜き刃が切り込んだ状態を示す説明図であり、(b)は、その積層材料からブランクを引きちぎっても分離し得ない状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…熱可塑性樹脂層
2…紙層
3…接着性樹脂層
4…ガスバリア層
5…プラスチックフイルム層
6…接着剤層
7…混合物樹脂層
8…低密度ポリエチレン樹脂層
8a…未カット部
9…直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層
9a…未カット部
9b…引きちぎりカット不良部
10…シーラント層
100、200…紙容器用積層材料
110,210…ブランク
310…抜きローラー
311…抜き刃
320…アンビルローラー

Claims (2)

  1. 紙層を基材とし、紙層にガスバリア層、プラスチックフイルム層、シーラント層を積層した積層体において、シーラント層が直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を含まない低密度ポリエチレン樹脂30〜5重量%に対し直鎖状低密度ポリエチレン樹脂70〜95重量%の配合割合でブレンドした混合物樹脂層に、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を含まない低密度ポリエチレン樹脂層を積層したものからなることを特徴とする紙容器用積層材料。
  2. 請求項1記載の紙容器用積層材料であって、前記シーラント層の混合物樹脂層と前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を含まない低密度ポリエチレン樹脂層とが共押出法で積層されていることを特徴とする紙容器用積層材料。
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