JP4770946B2 - 車載表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、所定の表示領域に複数の情報を表示させる車載表示システムに関する。
従来、小さな表示領域しか持たない車載表示装置に対して、表示すべき複数の情報が一時期に集中して入力された場合に、予め定められた表示時間(3秒間)で表示を切り替えながらそれら複数の情報を順番に且つ繰り返し表示させる表示方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この表示方法は、一つの情報を表示する時間として予め定められた標準的な表示時間(10秒間)を用いたまま複数の情報を順番に表示させた場合には、例えば三件目の情報を運転者に視認させるまでに少なくとも20秒を要することとなり、情報の伝達が遅延してしまうといった状況を回避するためのものである。
特開2003−345330号公報
しかしながら、特許文献1に記載の表示方法は、表示される情報の内容がそれぞれ異なるにもかかわらず一定の表示時間(3秒間)が経過した時点で表示を切り替えるようにするので、情報によってはその一回の表示時間(3秒間)が短すぎるために表示された内容を運転者が十分に認識できない場合があり、また、情報によってはその一回の表示時間(3秒間)が長すぎるために次の情報の表示を不必要に遅らせ運転者に違和感を与えてしまう場合がある。
上述の点に鑑み、本発明は、複数の情報の内容を効率的に運転者に認識させる車載表示システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第一の発明に係る車載表示システムは、所定の表示領域に複数の情報を表示させる車載表示システムであって、前記所定の表示領域に表示される情報を運転者が認識するのに要する認識時間を情報毎に推定する認識時間推定手段と、前記認識時間推定手段が情報毎に推定した認識時間に基づいて前記所定の表示領域に表示させる情報を切り換える出力切り替え手段と、を備えることを特徴とする。
また、第二の発明は、第一の発明に係る車載表示システムであって、前記認識時間推定手段は、前記所定の表示領域に表示される情報の情報量に基づいて認識時間を情報毎に推定することを特徴とする。
また、第三の発明は、第一の発明に係る車載表示システムであって、前記認識時間推定手段は、前記所定の表示領域に表示される情報に含まれる文字情報の文節数、単語数、文字数、若しくは画素数、又は、文字の色、大きさ若しくは書体に基づいて認識時間を情報毎に推定し、或いは、前記所定の表示領域に表示される情報に含まれるグラフィック情報の色、大きさ、又は背景色に基づいて認識時間を情報毎に推定することを特徴とする。
また、第四の発明は、第一の発明に係る車載表示システムであって、前記認識時間推定手段は、前記所定の表示領域に表示される情報が表す意味内容に基づいて認識時間を情報毎に推定し、前記意味内容は、現在生じている事象の状態を表す内容、又は、該状態に対して運転者が取り得る処置を表す内容を含み、前記認識時間推定手段は、状態を表す内容及び処置を表す内容の何れか一方を含む情報の認識時間を、状態を表す内容及び処置を表す内容の双方を含む情報の認識時間よりも短くすることを特徴とする。
また、第五の発明は、第一の発明に係る車載表示システムであって、運転者の情報認識能力を判定する情報認識能力判定手段を備え、前記認識時間推定手段は、前記情報認識能力判定手段の判定結果に基づいて、認識時間を情報毎に推定することを特徴とする。
また、第六の発明は、第五の発明に係る車載表示システムであって、運転者の意識レベルを検知する意識レベル検知部を備え、前記情報認識能力判定手段は、前記意識レベル検知部が検知した運転者の意識レベルに基づいて運転者の情報認識能力を判定することを特徴とする。
また、第七の発明は、第五の発明に係る車載表示システムであって、前記情報認識能力判定手段は、運転者の年齢に基づいて運転者の情報認識能力を判定することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、複数の情報の内容を効率的に運転者に認識させる車載表示システムを提供することができる。
本発明に係る車載表示システムの構成例を示すブロック図である。 表示部に表示される表示情報の例を示す図(その1)である。 文字情報に含まれる文節数と認識時間との間の関係の一例を示すグラフである。 表示部に表示される表示情報の例を示す図(その2)である。 認識時間推定処理の流れを示すフローチャートである。 二つの表示情報を切り替えて表示する際の切り替えタイミングを示す図である。 運転者の意識レベルと認識時間との間の関係の一例を示すグラフである。 運転者の年齢と認識時間との間の関係の一例を示すグラフである。 運転者の年齢と認識時間調整倍率との間の関係の一例を示すグラフである。 情報表示処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る車載表示システムの構成例を示すブロック図であり、車載表示システム100は、各種情報の表示を制御するための車載装置であって、車間距離制御(Adaptive Cruise Control)システム20(以下、「ACCシステム20」とする。)、車線逸脱警報(Lane Departure Warning)システム21(以下、「LDWシステム21」とする。)、車線維持支援(Lane Keeping Assist)システム22(以下、「LKAシステム22」とする。)、プリ・クラッシュ・セーフティ(Pre-Crush Safety)システム23(以下、「PCSシステム23」とする。)等が出力する状態通知信号(各システムの状態を車載表示システム100に通知するための信号である。)に応じて表示部4に各種情報を表示させる。
ACCシステム20は、車間距離を自動的に調整するための制御システムであり、例えば、ミリ波レーダ等の出力に基づいて自車両と先行車両との間の車間距離を検出しながらエンジンECU、スロットルアクチュエータ又はブレーキアクチュエータ等を用いて自車両を自動的に加速或いは減速させてその車間距離を調節する。
LDWシステム21は、自車両が車線から逸脱したことをドライバーに知らせるための警報システムであり、例えば、路面を撮影する車載カメラの出力に基づいて自車両が現在走行している車線の両側にある車線区分線を自車両が跨いだか否かを判定し自車両がその車線区分線を跨いだことを運転者に知らせるようにする。
LKAシステム22は、自車両が現在走行している車線内での走行を継続させるようにする車両制御をアシストする運転支援システムであり、例えば、路面を撮影する車載カメラの出力に基づいて自車両が車線区分線に接近したことを検知すると電動パワーステアリングにおけるステアリングアクチュエータ等を用いて自車両を接近方向とは反対の方向に自動的に移動させるようにする。
PCSシステム23は、衝突時の衝撃を和らげるための安全システムであり、例えば、ミリ波レーダの出力に基づいて衝突が不可避であることを検知するとブレーキアクチュエータを用いてブレーキ圧を高め、運転者がブレーキペダルを踏み込んだ場合に十分な制動力を発生させるようにする。
ACCシステム20、LDWシステム21、LKAシステム22、及びPCSシステム23(以下、これらシステムを集合的に「関連システム」とする。)は何れも、セルフテスト(自己診断)を実行するための制御部を備え、システム自身又は関連するセンサ類(例えば、車載カメラやミリ波レーダ等である。)の故障や誤動作等を検知した場合に自己診断エラーが発生したことを伝える状態通知信号を車載表示システム100に対して出力する。
車載表示システム100は、制御部1、意識レベル検知部2、運転者情報取得部3、表示部4、及び音声出力部5を有し、CAN(Control Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)等の車載LANを介して関連システムに接続される。
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータであって、例えば、情報伝達手段10、認識時間推定手段11、出力切り替え手段12、及び情報認識能力判定手段13のそれぞれに対応するプログラムをROMに記憶しながら、各手段に対応する処理をCPUに実行させる。
意識レベル検知部2は、運転者の意識レベルを検知するための装置であり、例えば、運転者の顔を撮影する車載カメラであって、運転者の居眠りの有無、飲酒の有無、瞬き頻度、眼の開き度合い、頭の揺れ等に基づいて制御部1が運転者の意識レベルを複数段階で判定できるようにする。
また、意識レベル検知部2は、運転者の心拍数や呼吸数を測定する装置であってもよく、運転者の脳波を測定する装置であってもよい。
運転者情報取得部3は、運転者の運転に関する認知判断能力を判定するのに有用な情報を取得するための装置であり、例えば、運転者を認証するための生体認証機能を備え、その認証結果に基づいてハードディスクやDVD等の記憶装置に予め登録された運転者の年齢等を含む運転者情報を取得し、取得した運転者情報を制御部1に出力する装置である。
また、運転者情報取得部3は、運転者が携帯する運転免許証に記載された或いは記憶された運転者情報を読み取るための情報読み取り装置であってもよい。
また、運転者情報取得部3は、専用のスイッチであり、運転者によるオン操作に応じて運転者が高齢(例えば70歳以上である。)であること示す信号を制御部1に通知するシルバーモードスイッチであってもよい。
表示部4は、各種表示情報を表示するための装置であり、例えば、限られた表示領域で様々な情報を表現可能なディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。)を備えたインストルメントパネルであり、制御部1が出力する表示命令を受け、その表示命令に応じて状態通知信号毎に異なる表示情報(テキスト情報、グラフィック情報(例えば、シンボルマークである。)、又は、それらの組み合わせで構成される。)を表示する。
図2は、表示部4に表示される表示情報の例を示す図であり、図2(A)は、ACCシステム20が100km/hの一定速度で定速走行制御を実行している状態を伝える状態通知信号に対応する表示(制御状態表示)である。
また、図2(B)、図2(C)、図2(D)はそれぞれ、LKAシステム22、PCSシステム23、又はACCシステム20がエンジン始動時に或いは何らかの障害により各システムがリセットされた後に自己診断テストを実行している状態(各システムは、自身が有する固有の機能を実行できない状態にある。)を伝える状態通知信号に対応する表示(ダイアグ表示)である。
また、図2(E)、図2(F)はそれぞれ、LDWシステム21がシステムエラーを検知した状態を伝える状態通知信号に対応する表示、ACCシステム20が使用できない状態を伝える状態通知信号に対応する表示(エラー表示)である。
音声出力部5は、各種音声情報を音声出力するための装置であり、例えば、車載スピーカであって、制御部1が出力する音声出力命令を受け、その音声出力命令に応じて状態通知信号毎に異なるブザーや音声メッセージを出力する。
次に、制御部1が有する各種手段について説明する。
情報伝達手段10は、各種情報を運転者に伝えるための手段であり、例えば、関連システムが出力する状態通知信号に基づいて各状態通知信号に対応する表示命令又は音声出力命令(以下、集合的に「出力命令」とする。)を生成し、生成した出力命令を表示部4及び音声出力部5のそれぞれに対して出力する。なお、情報伝達手段10は、表示命令及び音声出力命令の双方を同時に出力するようにしてもよく、表示命令及び音声出力命令の何れか一方のみを出力するようにしてもよい。
情報伝達手段10は、関連システムが状態通知信号の出力を中止するまで表示部4における表示又は音声出力部5における音声出力が継続されるようにその状態通知信号に対応する出力命令を出力し続けるが、特定の状態通知信号の受信が継続している場合であってもその状態通知信号を受信してから所定時間経過後にその状態通知信号に対応する出力命令の出力を中止するようにしてもよい。
また、情報伝達手段10は、関連システムによる特定の状態通知信号の出力が中止された場合であっても、その状態通知信号を受信してから所定時間が経過するまではその状態通知信号に対応する出力命令の出力を継続するようにしてもよい。
更に、情報伝達手段10は、関連システムからほぼ同時に複数の状態通知信号を受信した場合には、それら複数の状態通知信号のそれぞれに対応する複数の出力命令を順番に且つ循環的に出力し、受信した全ての状態通知信号に対応する情報をできるだけ短い時間で運転者に伝達することができるようにする。
なお、情報伝達手段10は、一回の出力命令で表示部4における表示又は音声出力部5における音声出力を開始させ、それに続く一回の中止命令で表示部4における表示又は音声出力部5における音声出力を終了させる方式を採用しながら、上述のような情報伝達を実現するようにしてもよい。
また、情報伝達手段10は、好適には、状態通知信号毎に予め設定される優先度(例えば、安全性に関する状態通知信号の優先度が最も高く設定される。)に基づいて、出力命令の出力順を決定する。
なお、情報伝達手段10は、状態通知信号毎に予め設定される優先度に基づいて、受信した状態通知信号の一部に対応する出力命令の生成又は出力を中止し、所定の優先度以上の状態通知信号に対応する出力命令のみを生成又は出力するようにしてもよい。優先度の高い情報をできるだけ短い時間で運転者に伝達することができるようにするためである。
認識時間推定手段11は、状態通知信号に対応する表示命令に基づいて表示される表示情報を運転者が認識するのに要する時間(以下、「認識時間」とする。)を状態通知信号毎に推定するための手段であり、例えば、表示情報の情報量に基づいて認識時間を推定する。
「情報量」とは、情報理論における概念であり、ある事象が発生した際にその事象がどれほど発生しにくいかを表す尺度である。すなわち、頻繁に発生する事象が発生したことを知らせるための情報における情報量は、希にしか発生しない事象が発生したことを知らせるための情報における情報量よりも小さいこととなる。
各表示情報の情報量は、予め設定された値であってもよく、時間の経過と共に(各表示情報が表示された頻度に応じて)変化する値であってもよい。
このようにして、認識時間推定手段11は、関連システムが出力する状態通知信号が表す状態のうち発生頻度が低い状態を表す表示情報の認識時間を比較的長めに推定し、一方で、発生頻度の高い状態を表す表示情報の認識時間を比較的短めに推定する。
また、認識時間推定手段11は、表示情報に含まれる文字情報の文節数、単語数、文字数、若しくは画素数(文字を構成するために使用される画素の数を意味する。)、又は、文字の色、大きさ若しくは書体等に基づいて認識時間を表示情報毎に推定し、或いは、表示情報に含まれるグラフィック情報の色、大きさ、又は背景色等に基づいて認識時間を表示情報毎に推定するようにしてもよい。
例えば、図2(E)で示す表示情報における文字情報は、「LDW」、「システム」、「エラー」、「システムに」、「何らかの」、「異変が」、「あります」の7文節を含み、図2(F)で示す表示情報における文字情報は、「ACC」、「現在」、「使用」、「できません」の4文節を含むので、認識時間推定手段11は、図2(F)で示す表示情報の認識時間よりも長い認識時間を、図2(E)で示す表示情報の認識時間として推定する。
図3は、文字情報に含まれる文節数と認識時間との間の関係の一例を示すグラフであり、横軸に文節数、縦軸に認識時間を配し、認識時間推定手段11は、文節数が5以下の場合に認識時間を2秒とし、文節数が5から12に増大するにつれて認識時間も2秒から5秒に増大させ、文節数が12以上の場合に認識時間を5秒とする。
認識時間推定手段11は、制御部1のROMに記憶された図3のグラフに示すような関係を示すルックアップテーブルを参照し、図2(E)、図2(F)のそれぞれにおける表示情報の認識時間を3秒(7文節に対応)、2秒(4文節に対応)であると推定する。
また、認識時間推定手段11は、表示情報に含まれる意味内容に基づいて認識時間を表示情報毎に推定するようにしてもよい。
表示情報の意味内容は、カテゴリ毎に予め分類されており、例えば、現在生じている事象の状態を表す「状態」カテゴリ、及び、特定の状態に対して運転者が取り得る処置を表す「対処」カテゴリの二つのカテゴリに分類される。
また、表示情報の意味内容は、発生した特定の状態の原因を表す「原因」カテゴリ、発生した特定の状態を表す「結果」カテゴリ、及び、特定の状態に対して運転者が取り得る処置を表す「対処」カテゴリの三つのカテゴリに分類される。なお、表示情報の意味内容は、四つ以上のカテゴリに分類されてもよい。
図4は、表示部4に表示される表示情報の別の表示例を示す図であり、図4(A)は、運転者を撮影する車載カメラの出力に基づいてLKAシステム22が運転者による手放し運転を検知し車線維持支援機能を一時停止させたことを伝える状態通知信号に対応する表示であり、運転者の状態を指摘する「状態」カテゴリに属する文字情報「手放し運転注意!」と、LKAシステム22による車線維持支援機能を再開させるために運転者が採るべき処置を運転者に伝える「対処」カテゴリに属する文字情報「ハンドルに手を添えて下さい」とを含む。
また、図4(B)は、自車両前方を撮影する車載カメラの出力に基づいてLKAシステム22が車線逸脱を検知し運転者の注意を喚起したことを伝える状態通知信号に対応する表示であり、自車両の状態を指摘する「状態」カテゴリに属する文字情報「車線逸脱注意!」を含み、「対処」カテゴリに属する文字情報を含まない。
また、図4(C)は、LKAシステム22がエンジン始動時の自己診断テストでエラーを検知したことを伝える状態通知信号に対応する表示であり、異常の原因を指摘する「原因」カテゴリに属する文字情報「LKAシステムエラー」と、異常の発生によって生じた状態を表す「結果」カテゴリに属する文字情報「車線維持支援ができません」と、運転者が取り得る処置を表す「対処」カテゴリに属する文字情報「販売店で点検を受けて下さい」とを含む。
また、図4(D)は、PCSシステム23がエンジン始動時の自己診断テストでエラーを検知したことを伝える状態通知信号に対応する表示であり、異常の原因を指摘する「原因」カテゴリに属する文字情報「PCSシステムエラー」と、運転者が取り得る処置を表す「対処」カテゴリに属する文字情報「販売店で点検を受けて下さい」とを含み、「結果」カテゴリに属する文字情報を含まない。
ここで、図5を参照しながら、認識時間推定手段11が表示情報に含まれる文字情報のカテゴリの組み合わせに基づいて認識時間を推定する処理(以下、「認識時間推定処理」とする。)について説明する。なお、図5は、認識時間推定処理の流れを示すフローチャートであり、制御部1は、関連システムから二以上の状態通知信号を同時に受信した場合に、状態通知信号に対応する表示情報のそれぞれに対してこの認識時間推定処理を実行する。
最初に、認識時間推定手段11は、状態通知信号に対応する表示情報に含まれる一以上の文字情報を文字情報データベースから抽出する。なお、文字情報は、制御部1のROMに準備された文字情報データベースに検索可能に記憶されており、文字情報データベースの各レコードは、例えば、文節数、単語数、文字数、画素数、色、大きさ、書体、カテゴリ等のフィールドを含む。
その後、認識時間推定手段11は、「状態」カテゴリに属する文字情報及び「対処」カテゴリに属する文字情報の双方がその表示情報に含まれるか否かを判定する(ステップS1)。
「状態」カテゴリに属する文字情報及び「対処」カテゴリに属する文字情報の双方がその表示情報に含まれる場合、認識時間推定手段11は、その表示情報を運転者が認識するのに要する認識時間が例えば4秒間であると推定する(ステップS2)。
一方、「状態」カテゴリに属する文字情報及び「対処」カテゴリに属する文字情報の何れか一方のみがその表示情報に含まれる場合、認識時間推定手段11は、その表示情報を運転者が認識するのに要する認識時間が例えば2秒間であると推定する(ステップS3)。同時に表示される二つのカテゴリに属する文字情報の意味内容を理解するためには、一つのカテゴリに属する文字情報の意味内容を理解するよりも長い時間を要するものと推定されるからである。
ここでは、認識時間推定手段11は、文字情報データベースの一レコードとして管理される各文字情報のカテゴリ以外の属性(例えば、文節数である。)を考慮することなく、表示情報に含まれるカテゴリの数に基づいて各表示情報の認識時間を推定するが、カテゴリ数に加え或いはカテゴリ数に代えて、カテゴリ以外の属性を考慮しながら各表示情報の認識時間を推定するようにしてもよい。
例えば、認識時間推定手段11は、カテゴリ数が一つで文節数が多い表示情報の認識時間が、カテゴリ数が二つで文節数が少ない表示情報の認識時間より長くなるように認識時間を推定するようにしてもよい。
なお、認識時間推定手段11は、文字情報に関する情報ばかりでなく、環境状態(例えば、表示部4の周囲の明るさであり、表示部4の周囲が明るいと表示が見にくくなるので、認識時間は増大する傾向にある。)や走行状態(例えば、走行速度であり、高速走行中には運転者が表示部4を継続的に視認する時間が制限され、運転者は表示部4を断続的に視認することとなるので、認識時間は増大する傾向にある。)に応じて、文字情報に基づいて推定した認識時間を調整するようにしてもよく、認識時間そのものを推定するようにしてもよい。
次に、図1を再度参照しながら、制御部1が有する各種手段の説明を継続する。
出力切り替え手段12は、表示部4で表示される表示情報を切り替え、或いは、音声出力部5で音声出力される音声情報を切り替えるための手段であり、例えば、認識時間推定手段11が表示情報毎に推定した推定時間を受け、情報伝達手段10が表示部4に対して出力する複数の表示命令の出力タイミングを制御する。
ここで、図6を参照しながら、表示情報の切り替えタイミングについて説明する。なお、図6は、図2(E)で示す表示情報と図2(F)で示す表示情報との二つの表示情報を切り替えて交互に表示する際の切り替えタイミングを示す図である。
図6に示すように、出力切り替え手段12は、認識時間推定手段11により、図2(E)で示す表示情報に対する認識時間が3秒間であると推定され、図2(F)で示す表示情報に対する認識時間が2秒間であると推定された場合、図2(E)の表示情報を所定の表示領域に3秒間表示させた後、図2(E)の表示情報が表示された表示領域と同じ表示領域に図2(F)の表示情報を2秒間表示させ、その後も図2(E)の表示情報の表示と図2(F)の表示情報の表示とを交互に繰り返すようにする。
これにより、出力切り替え手段12は、表示情報の一回の表示により運転者がその表示情報の内容を認識するのに必要十分な表示時間だけその表示情報を表示させることとしながら、複数の表示情報を順番に且つ循環的に切り替えて表示するので、運転者に伝えるべき情報を短時間で確実に運転者に伝えることができる。
なお、出力切り替え手段12は、情報伝達手段10が関連システムからほぼ同時に複数の状態通知信号を受信した場合、状態通知信号の数(すなわち、表示情報の数である。)を運転者に迅速に伝えるために、表示を開始した後の限られた時間(例えば、最初の3秒間である。)だけ、それら状態通知信号のそれぞれに対応する表示情報を極めて短い時間(例えば、0.5秒である。)で切り替えながら順番に表示させるようにしてもよい。
各表示情報の内容を伝える前に表示情報の数を確実に運転者に伝えるためであり、認識時間推定手段11が推定した認識時間で切り替えを開始すると、表示情報の総数を運転者が認識していないことから表示情報のうちの少なくとも一つを二回視認せざるを得なくなるからである(運転者は、一度見た表示情報が再び表示されたことを確認するまでは全ての表示情報を一通り見たということを認識できないからである。)。
また、表示情報の総数を運転者が認識していれば、表示情報の見落としを防止する効果もあるからである(運転者は、途中で見落としがあったとしても、一度見た表示情報が再び表示されたことを確認した時点で全ての表示情報を一通り見たものと認識するからである。)。
この場合、出力切り替え手段12は、文字情報が表示される表示領域の背景色を変えて切り替えを行うようにしてもよい。切り替え回数(すなわち、表示情報の数である。)を運転者がより容易に認識できるようにするためである。
更に、出力切り替え手段12は、表示情報の切り替えと同期させて各表示情報に対応する音声情報を切り替えるようにしてもよい。
また、出力切り替え手段12は、タイマで計測した時間を利用するばかりでなく、運転者が実際に表示部4を見ている時間(以下、「実質視認時間」とする。)を用いて、切り替えタイミングを制御するようにしてもよい。
出力切り替え手段12は、例えば、運転者の顔を撮影する車載カメラの出力に基づいて運転者の視線方向を検知しその視線方向が表示部4の方向に一致する場合に実質視認時間をカウントし、その視線方向が表示部4の方向に一致しない場合に実質視認時間をカウントしないようにする。
これにより、出力切り替え手段12は、運転者が表示情報の内容を認識するのに必要十分な実質視認時間(運転者が表示部4を見ていない期間を含まない時間である。)だけその表示情報を表示させることとしながら、複数の表示情報を順番に且つ循環的に切り替えて表示するので、運転者に伝えるべき情報を短時間で確実に運転者に伝えることができる。
情報認識能力判定手段13は、運転者の情報認識能力を判定するための手段であり、例えば、意識レベル検知部2の出力に基づいて現時点における運転者の動的な情報認識能力を判定する。
この場合、情報認識能力判定手段13は、意識レベル検知部2である運転者の顔を撮影する車載カメラの出力に基づいて乗車時における運転者の眼の開き具合を標準状態(100%)としながら各時点における運転者の目の開き具合をその時点における意識レベルひいては情報認識能力に合致するものとして百分率で示し、その百分率の値を情報認識能力の判定結果とする。
図7は、運転者の意識レベル(情報認識能力)と認識時間との間の関係の一例を示すグラフであり、縦軸に認識時間、横軸に運転者の意識レベルを配し、認識時間推定手段11は、情報認識能力判定手段13により運転者の情報認識能力が低いと判定される意識レベルが10%以下の場合に認識時間を4秒とし、意識レベルが10%から90%に増大するにつれて認識時間も4から2秒に減少させ、情報認識能力判定手段13により運転者の情報認識能力が高いと判定される意識レベルが90%以上の場合に認識時間を2秒とする。
また、情報認識能力判定手段13は、運転者情報取得部3の出力に基づいて運転者の静的な情報認識能力を判定する。
この場合、情報認識能力判定手段13は、運転者情報取得部3の生体認証機能により認証が行われた運転者の年齢を運転者の情報認識能力の指標とする。一般的に、運転者が高齢になるほど情報を認知して判断するのに要する時間が長くなるからである。
図8は、運転者の年齢(情報認識能力)と認識時間との間の関係の一例を示すグラフであり、縦軸に認識時間、横軸に運転者の年齢を配し、認識時間推定手段11は、情報認識能力判定手段13により運転者の情報認識能力が高いと判定される年齢が50歳以下の場合に認識時間を2秒とし、年齢が50歳から70歳に増大するにつれて認識能力も2秒から4秒に増大させ、情報認識能力判定手段13により運転者の情報認識能力が低いとされる年齢が70歳以上の場合に認識時間を4秒とする。
同じ表示内容であっても運転者の情報認識能力が低いとその表示内容を運転者が理解するためにより長い時間を必要とするからであり、また、情報認識能力が高い運転者であってもある程度の長さの表示時間(ここでは、2秒間である。)を与えられなければその表示内容を理解することができないからである。
また、情報認識能力判定手段13は、運転者の年齢以外の運転者情報(例えば、運転免許証における眼鏡等の限定の有無、免許取得後の経過期間等である。)に基づいて運転者の情報認識能力を判定するようにしてもよい。
また、認識時間推定手段11は、情報認識能力判定手段13により情報認識能力の指標として採用された運転者の年齢に基づいて認識時間を直接的に導き出す代わりに、他の推定方法を用いて既に推定した認識時間を運転者の年齢に基づいて調節するようにしてもよい。
図9は、運転者の年齢と認識時間調整倍率との間の関係の一例を示すグラフであり、縦軸に認識時間調整倍率、横軸に運転者の年齢を配し、認識時間推定手段11は、情報認識能力判定手段13により運転者の情報認識能力が高いと判定される年齢が50歳以下の場合に認識時間調整倍率を1.0倍(すなわち、調整が行われず、既に推定した認識時間をそのまま用いることを意味する。)とし、年齢が50歳から70歳に増大するにつれて認識時間調整倍率も1.0倍から2.0倍に増大させ、情報認識能力判定手段13により運転者の情報認識能力が低いと判定される年齢が70歳以上の場合に認識時間調整倍率を2倍(すなわち、既に推定した認識時間の二倍の時間を調整後の認識時間として採用することを意味する。)とする。
また、認識時間推定手段11は、運転者の意識レベルに基づいて認識時間を推定する場合であっても、図9に示すような認識時間調整倍率による認識時間の調整を行うようにしてもよい。
次に、図10を参照しながら、車載表示システム100の制御部1が表示部4に情報を表示する処理(以下、「情報表示処理」とする。)について説明する。なお、図10は、情報表示処理の流れを示すフローチャートであり、制御部1は、イグニションスイッチがオン状態の間、この情報表示処理を所定周期で繰り返し実行するものとする。
最初に、制御部1は、関連システムからの出力を監視しながら表示部4に表示すべき表示情報が存在するか否かを判定する(ステップS11)。
表示すべき表示情報が存在しないと判定した場合(ステップS11のNO)、制御部1は、情報表示処理を一旦終了させ、次回の処理に備えるようにする。
表示すべき表示情報が存在すると判定した場合(ステップS11のYES)、制御部1は、表示すべき表示情報が複数存在するか否かを判定する(ステップS12)。
表示すべき表示情報が複数存在すると判定した場合(ステップS12のYES)、制御部1は、情報伝達手段10により、関連システムが出力する状態通知信号に基づいて各状態通知信号に対応する出力命令を生成し、認識時間推定手段11により、それら状態通知信号に対応する表示命令に基づいて表示される表示情報を運転者が認識するのに要する認識時間を状態通知信号毎に推定する(ステップS13)。
この際、認識時間推定手段11は、表示情報に含まれる文字情報の文節数等に応じて認識時間を推定するが、情報認識能力判定手段13による運転者の情報認識能力判定結果を用いて認識時間を状態通知信号毎に推定してもよく、或いは、運転者の情報認識能力判定結果を用いながら、文節数等に応じて推定された認識時間を調節するようにしてもよい。
その後、制御部1は、出力切り替え手段12により、認識時間推定手段11が推定した表示情報毎の認識時間を用いて表示部4に表示される表示情報を順番に且つ循環的に切り替えるようにする(ステップS14)。
一方、表示すべき表示情報が複数存在しないと判定した場合(ステップS12のNO)、すなわち、表示すべき表示情報が一つだけ存在する場合、制御部1は、情報伝達手段10により、関連システムが出力するその単一の状態通知信号に基づいて出力命令を生成し、その生成した出力命令を表示部4に対して出力することで、対応する表示情報を表示部4に表示させるようにする(ステップS15)。
以上の構成により、車載表示システム100は、複数の表示情報を順番に且つ循環的に表示させる場合に、表示情報の内容や運転者の情報認識能力に応じて各表示情報の一回の表示時間を柔軟に設定するので、表示情報の内容や運転者の情報認識能力に関係なく定められた一定の切り替え時間を用いて運転者が認識するのに比較的短い時間しか要さない表示情報を必要以上に長い時間にわたって表示させたり、運転者が認識するのに比較的長い時間を要する表示情報を短い時間しか表示させなかったりして運転者に違和感を与えるようなこともなく、順番に表示される複数の表示情報の内容を効率的に運転者に認識させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例において、車載表示システム100は、表示部4に用意された単一の表示領域において複数の表示情報を切り替えながら表示できるようにするが、表示部4に用意された複数の表示領域のそれぞれにおいて複数の表示情報を切り替えながら表示できるようにしてもよい。
その場合、車載表示システム100は、各表示領域の切り替えタイミングを同期させるようにしてもよく(例えば、二つの表示領域に表示された二つの表示情報が別の二つの表示情報に同時に切り替わることを意味する。)、各表示領域の切り替えタイミングを個別に制御するようにしてもよい。
また、車載表示システム100は、複数の表示領域を有する場合に、一の表示領域で表示した表示情報を次の切り替えタイミングで他の表示領域に再び表示させるようにしてもよい。
これにより、運転者は、第一の表示領域を見ているだけでその第一の表示領域に順番に表示される表示情報の内容を認識することができ(全ての表示情報が一通り第一の表示領域で順番に表示されるものとする。)、更に、切り替えタイミングよりも速くその第一の表示領域に表示された特定の表示情報の内容が認識できた場合には第二の表示領域(次の切り替えタイミングで第一の表示領域に表示される予定の別の表示情報を表示する表示領域である。)を見ることによってより早期に別の表示情報の内容を認識することができる。
また、運転者は、第一の表示領域に表示された特定の表示情報の内容を一回の表示時間中に認識できなかった場合であっても、第三の表示領域(次の切り替えタイミングで第一の表示領域に表示されていたその特定の表示情報を表示する表示領域である。)を見ることによってその特定の表示情報の内容を確認することができる。
1 制御部
2 意識レベル検知部
3 運転者情報取得部
4 表示部
5 音声出力部
10 情報伝達手段
11 認識時間推定手段
12 出力切り替え手段
13 情報認識能力判定手段
20 ACCシステム
21 LDWシステム
22 LKAシステム
23 PCSシステム
100 車載表示システム

Claims (9)

  1. 所定の表示領域に複数の情報を切り替えて表示させる車載表示システムであって、
    前記所定の表示領域に表示される情報を運転者が認識するのに要する認識時間を、該情報に含まれる内容のカテゴリの数に基づいて情報毎に推定する認識時間推定手段と、
    前記認識時間推定手段が情報毎に推定した認識時間に基づいて前記所定の表示領域に表示させる情報を切り替える出力切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする車載表示システム。
  2. 前記出力切り替え手段は、前記認識時間より短い時間での切り替えにより、前記複数の情報の総数を運転者に認識させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  3. 前記出力切り替え手段は、運転者が実際に前記所定の表示領域を見ていた時間が前記認識時間となった場合に、該所定の表示領域に表示させる情報を切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  4. 前記認識時間推定手段は、更に、前記所定の表示領域に表示される情報の情報量に基づいて認識時間を情報毎に推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  5. 前記認識時間推定手段は、更に、前記所定の表示領域に表示される情報に含まれる文字情報の文節数、単語数、文字数、若しくは画素数、又は、文字の色、大きさ若しくは書体に基づいて認識時間を情報毎に推定し、或いは、前記所定の表示領域に表示される情報に含まれるグラフィック情報の色、大きさ、又は背景色に基づいて認識時間を情報毎に推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  6. 前記情報に含まれる内容のカテゴリは、現在生じている事象の状態を表す状態カテゴリ、又は、該状態に対して運転者が取り得る処置を表す対処カテゴリを含み、
    前記認識時間推定手段は、状態カテゴリ及び対処カテゴリの何れか一方を含む情報の認識時間を、状態カテゴリ及び対処カテゴリの双方を含む情報の認識時間よりも短くする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  7. 運転者の情報認識能力を判定する情報認識能力判定手段を備え、
    前記認識時間推定手段は、前記情報認識能力判定手段の判定結果に基づいて、認識時間を情報毎に推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  8. 運転者の意識レベルを検知する意識レベル検知部を備え、
    前記情報認識能力判定手段は、前記意識レベル検知部が検知した運転者の意識レベルに基づいて運転者の情報認識能力を判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の車載表示システム。
  9. 前記情報認識能力判定手段は、運転者の年齢に基づいて運転者の情報認識能力を判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の車載表示システム。
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