JPH06248617A - 文字情報表示装置 - Google Patents

文字情報表示装置

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JPH06248617A
JPH06248617A JP5059594A JP5959493A JPH06248617A JP H06248617 A JPH06248617 A JP H06248617A JP 5059594 A JP5059594 A JP 5059594A JP 5959493 A JP5959493 A JP 5959493A JP H06248617 A JPH06248617 A JP H06248617A
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JP
Japan
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character information
information
display
display time
dots
Prior art date
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Pending
Application number
JP5059594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Komura
彰浩 甲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Electric Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya Electric Works Co Ltd filed Critical Nagoya Electric Works Co Ltd
Priority to JP5059594A priority Critical patent/JPH06248617A/ja
Publication of JPH06248617A publication Critical patent/JPH06248617A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字を構成するドット数から表示時間を決定
するようにしたことにより、画数の多い漢字を含む情報
の場合には表示時間が長くなり、また、表示時間の演算
をオペレータを介在せずに自動的に演算できるものであ
る。 【構成】 少なくとも2種類の文字情報1a,1bを交
互に表示するようにした情報表示装置において、1種類
の文字情報におけるドット数を計数し、該ドット数から
予め設定したドット数に対する表示時間を判断して、ド
ット数の量に応じた表示時間出力を表示板に対して送出
する制御部5を有することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2種類の文
字情報をコンピュータによって作成し、この2種類の文
字情報を表示板にて交互に表示するための文字情報表示
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種情報の少なくとも2種類を1つの表
示板において交互に表示する場合には、文字数の多少に
よって情報を読み取る時間が異なるために、各種情報を
表示する時間を変える必要がある。
【0003】この点に着目した出願が、特開平4−32
4494号公報として公開されている。この出願は、文
字情報量、表示内容などから画面表示時間をオペレータ
が簡単に設定できるようにしたもので、その演算方法は
「標準表示時間=文字数×視認性×表示内容によるファ
クタ」というものである。
【0004】ここで、文字数とは、漢字、平仮名、片仮
名、英字などの表示画面単位または表示行単位をいい、
視認性とは、表示文字を平均的な人間が視認するに必要
な1文字当たりの時間をいい、さらに、ファクタとは、
データ量および視認性以外に画面表示時間に影響を及ぼ
す計数をいい標準値は1である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の標準表示時間の設定において、視認性の項は前記し
たように「平均的な人間が視認するに必要な1文字当た
りの時間」という開示しかなく、具体的に視認性をどの
ように判断するかの説明がないため、明細書からは漢
字、平仮名、片仮名、英字毎の視認性としてしか判断で
きない。
【0006】ここで、漢字、平仮名、片仮名、英字など
の文字の種類と視認距離の比について説明するに、片仮
名を1とした場合、実験によって求めると以下の表のよ
うになる。
【表1】 なお、視認距離は人が静止している状態で計測されたも
ので、記号hは文字高(cm)を表す。
【0007】また、実験の結果から、漢字であっても、
例えば、10画以上と以下を比較した場合に、10画以
上の画数の増加に比べ10画以下の文字の画数の減少が
文字の視認に大きな影響を与えることが判っている。す
なわち、10画以下になると画数が減るに従って視認性
が良好となる。
【0008】そこで、同じ文字数であり、かつ、漢字の
みからなる情報を表示板に表示するものであっても、画
数の多い漢字からなる情報の方が視認性が悪くなるもの
である。従って、前記出願に係る明細書の場合には、計
算式に視認性を含んでいても情報を読み取る前に次の情
報に変わってしまうという問題が発生する可能性があ
る。
【0009】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、文字を構成するドッ
ト数から表示時間を決定するようにしたことにより、画
数の多い漢字を含む情報の場合には表示時間が長くな
り、また、表示時間の演算をオペレータを介在せずに自
動的に演算できる文字情報表示装置を提供せんとするに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の文字情報表示装
置は前記した目的を達成せんとするもので、その手段
は、少なくとも2種類の文字情報を交互に表示するよう
にした情報表示装置において、1種類の文字情報におけ
るドット数を計数し、該ドット数から予め設定したドッ
ト数に対する表示時間を判断して、ドット数の量に応じ
た表示時間出力を表示板に対して送出する制御部を有す
るものである。
【0011】
【作用】前記した如く構成した本発明の文字情報表示装
置は、文字を表示するのに必要とするドット数(点灯す
る電球や発光ダイオードの数)を計数する。一方、ドッ
ト数から表示時間を決定したテーブルを作成しておき、
このテーブルから前記計数値の表示時間を判断して表示
板による1種類の表示時間を決定するものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を文字情報を道路用
の電光表示板に表示する場合について説明する。図1と
図2は「この先ユキ スベリ止必要」と「紫波−盛岡
吹雪走行注意」の2種類の文字情報1a,1bを、1つ
の電光表示板1で交互に表示する場合について説明す
る。
【0013】当用漢字の視認距離は、前記電光表示板1
の基準として車速60Km/hrで文字高45cmの場合には
108mとなるように定められている。一方、図3に示
すように運転者から見て鉛直方向の限界視野αは7度と
なっているので、前記電光表示板1の高さが運転者の目
の位置から6mの場合には、最上位の文字を運転者が見
ることのできる距離はlsは49mとなる。従って、10
8mから49mを引いた距離59mの判読距離の間に、
前記した文字情報1aと1bを判読しなければならな
い。
【0014】これに対して、最大12文字の漢字を判読
するのに必要とする時間は約1.7 秒かかるとされてい
る。この1.7 秒の間に車速60Km/hrの車両は約28m
進むために、前記2つの文字情報1a,1bを判読する
ためには計56mとなり、前記59mという判読距離に
近似した値となる。
【0015】このように、道路情報は情報を短時間に、
かつ、的確に運転者に対して伝達する必要から、前記し
たような12文字の場合には1.7 秒の間に伝達すれば良
いというものではなく、漢字のみあるいは漢字混じりや
片仮名のみといった情報内容によって表示時間を変更す
る必要がある。
【0016】そこで、本発明にあっては、文字を構成す
るドット数を基準として表示時間を決定するようにし
た。すなわち、表2に示す如くドット数(n)が360
以下の場合は1.2 秒の表示時間となるようにした。
【表2】
【0017】そこで、前記した文字情報1a,1bのn
値を求める。なお、道路用の電光表示板1において1文
字を表示するための発光ダイオードの数は、例えば、横
13個、縦15個の計195個であり、この1文字を表
示するものが上下各6個、計12個が配置されるように
なっている。従って、2340ドットによって全ての文
字を表示する。そして、道路情報に通常使用される漢字
1文字の平均値は約60ドットに近似した値を持つ。
【0018】そして、前記文字情報1aの「この先ユ
キ」は5文字で186ドット、「スベリ止必要」は6文
字で240ドットであって、計11文字で426ドット
となり、また、文字情報1bの「紫波−盛岡」は5文字
で303ドット、「吹雪走行注意」は6文字で360ド
ットであって、計11文字で663ドットとなる。従っ
て、文字情報1aの表示時間は表2より1.4 秒であり、
文字情報1bの表示時間は1.6 秒となるものである。
【0019】次に、図4の文字情報表示装置のシステム
構成について説明する。1は電光表示板、2は該電光表
示板1を制御する遠隔制御装置、3,3′は回線部、4
は加入電話回線等の伝送ライン、5は前記回線部3′か
らの出力により図5に示すフローチャートの如き動作を
行う電光表示板1を制御する制御部である。
【0020】次に、動作について図5、図6のフローチ
ャート図と共に説明するに、電光表示板1において表示
される2種類の文字情報1aのデータが制御部5にセッ
トされる(ステップS1)。そして、制御部5において
入力された文字情報1aがシンボルパターンを含んだ文
字情報か、あるいは文字情報のみかを判断する(ステッ
プS2)。
【0021】ステップ2の判断において、シンボルパタ
ーンを含んでいる文字情報の場合には、シンボルパター
ンの表示エリアのドットを除いた文字情報表示エリアに
おける文字情報1aのドット数をチェックする(ステッ
プS3)。また、文字情報のみと判断した場合には、直
ちに文字情報1aのドット数をチェックする(ステップ
S4)。すなわち、文字情報1aの「この先ユキ スベ
リ止必要」の場合には426ドットの数を計数する。
【0022】次に、文字情報1bのデータが制御部5に
セットされ(ステップS5)、この文字情報1bがシン
ボルパターンを含んだ文字情報か、あるいは文字情報の
みかを判断する(ステップS6)。そして、シンボルパ
ターンを含んでいる文字情報の場合には、前記したと同
様に文字情報1bのドット数をチェックし(ステップS
7)し、文字情報のみと判断した場合には、直ちに文字
情報1bのドット数をチェックする(ステップS8)。
すなわち、文字情報1bの「紫波−盛岡 吹雪走行注
意」の場合には663ドットの数を計数する。
【0023】次いで、制御部5は文字情報1aの表示時
間を予め設定されたテーブルから判断して決定する。す
なわち、ステップS10に示すように、前記ステップS
4で求めた文字情報1aのドット数n1が表示時間T1
A〜T1Eの何れに対応するかを判断する。本実施例の
文字情報1aの場合には426ドットであることから表
2からすると1.4 秒の表示時間であると判断する(ステ
ップS9)
【0024】また、文字情報1bのドット数から表示時
間を前記したと同様にステップS12から判断する。本
実施例の場合には、文字情報1bのドット数は663で
あることから1.6 秒の表示時間であると判断する(ステ
ップS11)。
【0025】そして、前記ステップS10のテーブルか
ら選んだ表示時間に基づいて制御部5は文字情報1aを
電光表示板1において表示する(ステップS13)。ま
た、制御部5はこの表示出力を送出した後、時間を計測
し前記文字情報1aの表示時間である1.4 秒が経過した
か否かを監視する(ステップS14)。
【0026】そして、前記表示時間が経過すると、次に
制御部5は文字情報1bの表示を行い(ステップS1
5)、これと同時に文字情報1bの表示時間が経過した
か否かを監視する(ステップS16)。
【0027】この表示時間が経過したと判断すると、制
御部5は新たな文字情報の表示を行う指令がきたか否か
を監視し、同じ文字情報1a,1bの表示であると判断
した場合にはステップS13に戻り、また、新たな文字
情報の場合にはステップS1に戻り、それぞれ前記した
動作を繰り返し行うものである。
【0028】なお、前記した本発明におけるドット数か
ら表示時間を判断する方法として、予め設定したテーブ
ルから所定の表示時間を求めるものについて説明した
が、表示率=表示ドット数/全表示ドット数や非表示率
に置き換えて表示時間を求めるようにしてもよい。
【0029】また、文字情報とシンボルパターンとの組
み合わせの場合には、文字情報によって決定された表示
時間の間だけ、文字情報と一緒に表示されるものであ
る。さらに、表示時間の設定は、遠隔制御装置で行い制
御データと一緒に表示時間を制御部5に転送し表示を実
行するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明は前記したように、文字数と、該
文字を表示するのに必要とするドット数によって表示時
間を判断するようにしたので、字画の多い複雑な漢字に
よって構成される文字情報は、平仮名、片仮名あるいは
英字のみからなる、あるいは漢字混じりの文字情報より
も長い時間表示され、従って、道路用の電光表示板に用
いた場合において、運転者が交通情報を的確に知ること
ができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電光表示板に表示される文字情報の一例を示す
正面図である。
【図2】同上の他の文字情報の正面図である。
【図3】走行車両と電光表示板との関係を示す説明図で
ある。
【図4】本発明に係る情報表示装置の一実施例を示すシ
ステム構成図である。
【図5】同上における表示時間を決定するためのフロー
チャート図である。
【図6】図5に示すフローチャート図に続くフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 電光表示板 1a 文字情報 1b 文字情報 2 遠隔制御装置 3,3′ 回線部 4 伝送ライン 5 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2種類の文字情報を交互に表
    示するようにした情報表示装置において、1種類の文字
    情報におけるドット数を計数し、該ドット数から予め設
    定したドット数に対する表示時間を判断して、ドット数
    の量に応じた表示時間出力を表示板に対して送出する制
    御部を有することを特徴とする文字情報表示装置。
JP5059594A 1993-02-24 1993-02-24 文字情報表示装置 Pending JPH06248617A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5059594A JPH06248617A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 文字情報表示装置

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JP5059594A JPH06248617A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 文字情報表示装置

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JPH06248617A true JPH06248617A (ja) 1994-09-06

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ID=13117730

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JP5059594A Pending JPH06248617A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 文字情報表示装置

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JP (1) JPH06248617A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231839A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Nagoya Electric Works Co Ltd 道路情報表示方法およびその装置
JP2010201977A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Toyota Motor Corp 車載表示システム

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