JP4769177B2 - 配管ユニット - Google Patents

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本発明は、たとえば、中・高層のマンションなどの集合住宅や商業ビル等の多層建築物において、各階に貫通して設けられたパイプシャフトに納められる給水・給湯等の立管として用いられる配管ユニットを用いた立管配管方法に関する。
中・高層の集合住宅や商業ビル等の多層建築物において、屋内に給水・給湯等の主配管等を立管として配設する場合には、建築物の1層(1階)分または2〜3層分に相当する主管部となる直管を所定長さに調整しつつ、管継手等を介在させて順次手作業で連結し、固定金具を使用して建物躯体に固定する方法が一般的である。
しかし、各階の施工場所に配管材としての直管や管継手等の多数の部材や取付工具を運搬しなければならず、建物が高層化するほど、手間と時間とコストを要する作業となっていた。
そこで、建物の一層分の長さに切断されたフレキシブルな配管材が、分岐継手を介して複数階分の長さに接続して製造された配管ユニットを用いた配管方法が既に提案されている(特許文献1、2参照)。
すなわち、上記配管ユニットを用いた配管方法は、図19に示すように、配管ユニット100をリール200に巻き取ってリール200ごと建築現場に搬入し、配管ユニット100をリール200から巻き戻しつつ、床スラブ300に設けられた貫通スリーブ310を通して上方に吊り上げて配管作業を行うことによって、できるだけ現場での管継手と他の配管材との接続作業を少なくするようにしている。
しかしながら、集合住宅等では、防火区画貫通の関係で貫通スリーブ310の径は著しく制限されるとともに、分岐継手110によって形成される枝管接続部120が配管ユニット100の側面に突出するように存在するため、呼び径20A以上の管径の上記配管ユニット100を用いて上記のようにして多層建築物の立管を配管しようとする場合、枝管接続部120が床スラブ300に設けられた貫通スリーブ310のところを通過する際に貫通スリーブ310の周縁部に引っかかりやすい。
そして、枝管接続部120が貫通スリーブ310の周縁部に引っかかった状態でさらに配管ユニット100を引き上げるようとすると、分岐継手110の接続がはずれたり、配管ユニット100が破損し、労働災害の発生が懸念される。
特許第3225017号公報 特開2004-52898号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、配管ユニットを多層建築物の立管として安全かつスムーズに配管することができる立管配管方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の立管配管方法(以下、「請求項1の立管配管方法」と記す)は、可撓性を有する長尺の配管ユニットを多層建築物の各階の床スラブに設けられた貫通スリーブを通して上層階から下層階に配管ユニットによって立管を配管する立管配管方法であって、外径が貫通スリーブ径より小径で、内径が配管ユニットより大径であるガイド用短管を、配管する最下層階で下側のガイド用短管で下方からつぎつぎに受けて、上端が配管する最上層階の貫通スリーブより上方に達するとともに、最下層階側に先導用線状材取り出し用の隙間を備えたガイド筒状体を形成するガイド筒状体形成工程と、最上層階から最下層階に向かって先導用線状材をガイド筒状体内に垂らし、先導用線状材をガイド筒状体内に挿通する先導用線状材挿通工程と、最上層階側あるいは最下層階側で前記先導用線状材の一端に配管ユニットの一端を固定したのち、最下層階側あるいは最上層階側の先導用線状材の他端を引っ張り最上層階から最下層階までガイド筒状体内に配管ユニットを挿通する配管ユニット挿通工程と、少なくとも最上層階側で配管ユニットの一部を建物躯体に固定する配管ユニット固定工程と、最下層階側からガイド筒状体を形成するガイド用短管を順に取り外すガイド用短管除去工程と、を備えていることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の立管配管方法(以下、「請求項2の立管配管方法」と記す)は、請求項1の立管配管方法において、上下のガイド用短管を粘着テープで固定することを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の立管配管方法(以下、「請求項3の立管配管方法」と記す)は、請求項1または請求項2の立管配管方法において、ガイド用短管が、管軸に沿って2つ割りに切断された2つの分割体を、粘着テープを用いて短管形状に保持して形成されることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の立管配管方法(以下、「請求項4の立管配管方法」と記す)は、請求項1〜請求項3のいずれかの立管配管方法において、ガイド用短管の配管ユニット挿入口側の内側端縁が面取りされていることを特徴としている。
本発明において、ガイド用短管は、得られるガイド筒状体の総重量が作業者一人で容易に支える程度の重量以下(たとえば、15kg以下)にすることが好ましい。
ガイド用短管の材質は、ガイド管の材質は通管に耐えられるものであれば、金属製、樹脂製、紙製等のいずれにも制約は受けない。
ガイド用短管の外径は貫通スリーブ内径以下とし、肉厚についてはガイド管内断面積の確保の観点から薄いほうが望ましい。
また、ガイド用短管の内面にはシリコン滑剤等、ポリエチレンに代表される可撓性樹脂を浸さない滑剤を塗布することが望ましい。
以上のように、請求項1の立管配管方法は、可撓性を有する長尺の配管ユニットを多層建築物の各階の床スラブに設けられた貫通スリーブを通して上層階から下層階に配管ユニットによって立管を配管する立管配管方法であって、外径が貫通スリーブ径より小径で、内径が配管ユニットより大径であるガイド用短管を、配管する最下層階で下側のガイド用短管で下方からつぎつぎに受けて、上端が配管する最上層階の貫通スリーブより上方に達するとともに、最下層階側に先導用線状材取り出し用の隙間を備えたガイド筒状体を形成するガイド筒状体形成工程と、最上層階から最下層階に向かって先導用線状材をガイド筒状体内に垂らし、先導用線状材をガイド筒状体内に挿通する先導用線状材挿通工程と、最上層階側あるいは最下層階側で前記先導用線状材の一端に配管ユニットの一端を固定したのち、最下層階側あるいは最上層階側の先導用線状材の他端を引っ張り最上層階から最下層階までガイド筒状体内に配管ユニットを挿通する配管ユニット挿通工程と、少なくとも最上層階側で配管ユニットの一部を建物躯体に固定する配管ユニット固定工程と、最下層階側からガイド筒状体を形成するガイド用短管を順に取り外すガイド用短管除去工程と、を備えているので、配管ユニットを容易かつ安全に立管として配管することができる。
すなわち、配管ユニットを最上層階側から最下層階側を垂下させる際、あるいは、最下層階側から最上層階側へ引き上げる際に配管ユニットがガイド筒状体内を通るため、配管ユニットの外壁面に分岐部などの突出物が存在しても、これらの突出物が貫通スリーブの縁に引っかかったりすることがない。
したがって、最上層階側および最下層階側に人員を配置するだけでよくなり、作業コストの削減を図ることができる。
請求項2の立管配管方法は、上下のガイド用短管を粘着テープで固定するので、しっかりとガイド筒状体形状を保持できるとともに、粘着テープを取り外せば、カイド用短管を他のガイド用短管から容易に取り外せ、ガイド用短管除去作業を容易に行なうことができる。
また、取り外しの際に粘着テープを除去するだけであるので、ガイド用短管が傷むことがない。したがって、ガイド用短管を何度もこの立管配管方法に使用することができる。
請求項3の立管配管方法は、ガイド用短管が、管軸に沿って2つ割りに切断された2つの分割体を、粘着テープを用いて短管形状に保持して形成されるので、粘着テープを除去することによって容易に2つ割り状態となる。したがって、内部に配管ユニットが挿通状態となっていても、ガイド用短管除去作業を容易に行なうことができる。
請求項4の立管配管方法は、ガイド用短管の配管ユニット挿入口側の内側端縁が面取りされているので、上下のガイド用短管の接続部で上下のガイド用短管の管軸がずれて、内壁面の一部に段差が生じたとしても、この面取り部によって配管ユニットの外壁面の突出物が段差に引っかかることが防止される。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図13は、本発明にかかる立管配管方法の第1の実施の形態を工程順にあらわしている。
図1〜図13に示すように、この立管配管方法は、以下のようにして立管を配管するようになっている。
(1)図1に示すように、まず、多層建築物の立管を配管しようとする最上層階(この実施の形態では5階)の床スラブS上にコイル形状に巻回された配管ユニット1およびワイヤロープ等の先導用線状材2を運び上げたのち、図2に示すように、最上層階の床スラブS上に配置された作業者Aが、最上層階の床スラブSに設けられた貫通スリーブS1を介して先導用線状材2を一端が最下層階(この実施の形態では1階)に届くまで下げ降ろす。
なお、この実施の形態では、配管ユニット1は、図3に示すように、ほぼ1階から5階までの上下高さと略同じ長さのポリエチレン等で形成された可撓性樹脂管11と、この可撓性樹脂管11の各階の分岐部となる位置に固着されたサドル型分岐継手12とから形成されていて、コイル径が1.8m未満のコイル状に巻回するとともに、被覆付き針金13等によって部分的に結束されてコイル状に保持されている。
(2)図4に示すように、上端の内縁部が面取りされたガイド用短管31の面取り側に、図5に示すように、最下層階に配置された作業者Bが三角錐形状をしたガイドキャップ32を取り付け、このガイドキャップ32の先端に最上層階から下げ降ろされた先導用線状材2の一端を固定したのち、最上層階の作業者Aが先導用線状材2の上端を持ち、ガイド用短管31の下端がほぼ最下層階の床面Fからガイド用短管31の長さ分の高さ位置になるまで、ガイド用短管31を引き上げる。なお、最下層階に作業者Bは、このとき、ガイド用短管31を持ち、ガイド用短管31の引き上げを補助する。
(3)下端がほぼ最下層階の床面Fからガイド用短管31の長さL分の高さ位置になるまでガイド用短管31の引き上げが完了すると、図6に示すように、作業者Aによる引き上げを一旦停止し、作業者Bが下側のガイド用短管31の上端が、上側のガイド用短管31の下端を受けるように配置し、上側のガイド用短管31の下端と、下側のガイド用短管31の上端とにまたがるようにビニルテープのような粘着テープ4を巻きつけて、ガイド用短管31同士を固定する。
(4)再び作業者Aが先導用線状材2の上端を持ち、下側のガイド用短管31の下端がほぼ最下層階の床面Fからガイド用短管31の長さ分の高さ位置になるまで、下方に連結されたガイド用短管31とともに引き上げる。
(5)(3)および(4)の作業を繰り返し、図7に示すように、最上部のカイド用短管31の上端が最上層階の貫通スリーブS1から最上層階の床スラブS上に突き出た状態のガイド筒状体3を形成する。なお、最下端のガイド用短管33は、先導用線状材取り出し用の隙間としての切欠34が設けられたものを使用する。
(6)最上層階の作業者Aがガイドキャップ32を取り除いたのち、図8に示すように、ガイド筒状体3の上端から下端に向かって、先導用線状材2を挿入し、その下端を最下層階の作業者Bが切欠34を介してガイド筒状体3の外側に取り出す。また、作業者Aが、先導用線状材2の上端を配管ユニット1の先端に取り付けたガイドキャップ14に固定する。
(7)図9に示すように、作業者Aが配管ユニット1の結束を解除するとともに、配管ユニット1をガイド筒状体3の上端からガイド筒状体3内に送り込む。同時に作業者Bが、配管ユニット1がガイド筒状体3内で捻れたりしないように、最下層階側から先導用線状体2を引っ張りガイドする。
(8)図10に示すように、配管ユニット1の下端が最下端のガイド用短管33の上端付近までくると、作業者Aが配管ユニット1の上端を、支持金具5を介して建物躯体Wに固定する。
(9)図11に示すように、作業者Aが粘着テープ4を取り除きながら、下方のガイド用短管33あるいはガイド用短管31を最下層階で取り外し、ガイド筒状体3を分解する。
なお、このとき、他の作業者(最上層階の作業者Bが最下層階に降りてきても構わない)が、上方のガイド用短管31が作業者Aの頭等に落下してこないように補助することが好ましい。
(10)図12に示すように、配管ユニット1を各階で支持金具5を介して建物躯体Wに固定するとともに、配管ユニット1の下端に継手61を介して直管62を接続し、立管6を完成する。
このようにして配管された立管6には、図示していないが、各階でサドル型分岐継手12の分岐部に枝管が接続される。
この立管配管方法は、以上のように、ガイド筒状体3をまず構築し、このガイド筒状体3内に配管ユニット1を通すようにしたので、図13に示すように、分岐継手12などの突出部が貫通スリーブS1の周縁部に引っかかったりすることがなく、配管ユニット1を複層階にわたって容易に配管することができる。
したがって、引っかかりによって配管ユニット1が破損したりする事故などを防止できる。
なお、ガイド用短管31とガイド用短管33(31)との接続は、図14(a)に示すようにソケット38を介して行なうようにしても構わない。ガイド用短管として図14(b)に示すように、受口付き短管39を用いるようにしても構わない。また、図14の接続構造とした場合、必ずしも粘着テープによる固定はなくても構わない。
図15〜図18は、本発明にかかる立管配管方法の第2の実施の形態を工程順にあらわしている。
この立管配管方法は、上記ガイド用短管31に代えて、図15に示すように、管軸に沿った切断面で2つ割りの分割体36を粘着テープ4を用いて接合するようにしたガイド用短管35および図16に示す切欠付きガイド用短管37を用いた以外は、上記第1の実施の形態と同様にして、図16に示すように、ガイド筒状体3aを形成する。
その後、上記第1の実施の形態と同様の方法で、図17に示すように、配管ユニット1を配管ユニット1の下端が最下層階の床面F付近に達するまで配管したのち、上記第1の実施の形態と同様にして最上層階で支持金具5を介して配管ユニット1の上端部を建物躯体Wに固定する。
そして、ガイド用短管37とガイド用短管35とを接続する粘着テープを取り除くとともに、ガイド用短管37およびガイド用短管35の分割体36を接続している粘着テープ4を取り除き、分割体36にした状態でつぎつぎにガイド用短管37およびガイド用短管35を下方から取り除き、ガイド筒状体3aを分解したのち、図18に示すように、配管ユニット1を各階で支持金具5を介して建物躯体Wに固定することによって立管6aを配管できるようになっている。
この立管配管方法は、上記のように、ガイド用短管35(37)が2つ割りの分割体36を、粘着テープ4を用いて接合することで形成されるようになっているので、配管ユニット1を最下層階の床面Fに達するまで配管しても、配管された配管ユニット1がガイド用短管35(37)を取り除く場合の障害にならない。したがって、上記第1の実施の形態のように、配管ユニット1の下端に直管を継ぎ足すという作業を別途行なう必要がなくなる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、一本の可撓性樹脂管の分岐部にあたる部分にサドル型分岐継手を固定することによって、配管ユニットが形成されていたが、主管部となる可撓性のある樹脂短管と分岐部となるチーズとを接続して形成するようにしても構わない。
また、上記のような構造とした場合、チーズ等の継手を流れ方向の上方から下方に拡径したものとし、主管部を管径の異なる複数本の主管が継手管により互いに連結された配管ユニットとすることができる。このようにすれば、下流側ほど管径が大きくなる立管を容易に配管施工でき、かつ、各階に最適な大きさの管径で形成することが容易になり、適切な水量および水圧の確保を容易に実現することができる。
上記の実施の形態では、配管ユニットを最上層階側から最下層階側に向かってガイド筒状体内に通すようにしていたが、最下層階側から最上層階側に引き上げるようにしても構わない。また、配管ユニットをリールに巻回し、このリールを巻き戻し装置にセットして配管するようにしても構わない。
本発明にかかる立管配管方法の第1の実施の形態の1工程である配管準備工程を説明する説明図である。 図1の後工程を説明する説明図である。 本発明にかかる立管配管方法で使用される配管ユニットの1例をあらわす斜視図である。 本発明にかかる立管配管方法で使用されるガイド用短管の1例をあらわす斜視図である。 図2の後工程を説明する説明図である。 図5の後工程を説明する説明図である。 図6の後工程を説明する説明図である。 図7の後工程を説明する説明図である。 図8の後工程を説明する説明図である。 図9の後工程を説明する説明図である。 図10の後工程を説明する説明図である。 図11の後工程を説明する説明図である。 配管ユニットのガイド筒状体内での状態を説明する断面図である。 ガイド用短管の接続構造の他の例をあらわす斜視図である。 本発明にかかる立管配管方法で使用されるガイド用短管の1例をあらわす斜視図である。 図15のガイド用短管を用いた本発明にかかる立管配管方法の第2の実施の形態のガイド筒状体に配管ユニットを挿入する工程を説明する説明図である。 図16の後工程を説明する説明図である。 図17の後工程を説明する説明図である。 従来の配管ユニットの立管配管工事の1例を説明する説明図である。
符号の説明
S 床スラブ
S1 貫通スリーブ
W 建物躯体
1 配管ユニット
2 先導用線状材
3,3a ガイド筒状体
31,33,35,37,39ガイド用短管
34 切欠(先導用線状材取り出し用の隙間)
4 粘着テープ

Claims (4)

  1. 可撓性を有する長尺の配管ユニットを多層建築物の各階の床スラブに設けられた貫通スリーブを通して上層階から下層階に配管ユニットによって立管を配管する立管配管方法であって、
    外径が貫通スリーブ径より小径で、内径が配管ユニットより大径であるガイド用短管を、配管する最下層階で下側のガイド用短管で下方からつぎつぎに受けて、上端が配管する最上層階の貫通スリーブより上方に達するとともに、最下層階側に先導用線状材取り出し用の隙間を備えたガイド筒状体を形成するガイド筒状体形成工程と、
    最上層階から最下層階に向かって先導用線状材をガイド筒状体内に垂らし、先導用線状材をガイド筒状体内に挿通する線条材挿通工程と、
    最上層階側あるいは最下層階側で前記先導用線状材の一端に配管ユニットの一端を固定したのち、最下層階側あるいは最上層階側の線条材の他端を引っ張り最上層階から最下層階までガイド筒状体内に配管ユニットを挿通する配管ユニット挿通工程と、
    少なくとも最上層階側で配管ユニットの一部を建物躯体に固定する配管ユニット固定工程と、
    最下層階側からガイド筒状体を形成するガイド用短管を順に取り外すガイド用短管除去工程と、を備えていることを特徴とする立管配管方法。
  2. 上下のガイド用短管を粘着テープで固定する請求項1に記載の立管配管方法。
  3. ガイド用短管が、管軸に沿って2つ割りに切断された2つの分割体を、粘着テープを用いて短管形状に保持して形成される請求項1または請求項2に記載の立管配管方法。
  4. ガイド用短管の配管ユニット挿入側の内側端縁が面取りされている請求項1〜請求項3に記載の立管配管方法。
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