JP4677366B2 - モータ制御装置における状態検出装置 - Google Patents

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本発明は、モータをPWM制御するモータ制御装置において該モータの状態を検出する状態検出装置に関するものである。
モータ制御装置においては、モータの状態(例えば、位置、速度、磁極、温度等)を検出する状態検出装置が搭載されることが多い。この状態検出装置は、モータ側に配置され、ケーブルを介して制御回路と接続される。
ところで、上記モータ制御装置がモータの巻線電流をPWM制御するように構成されている場合には、PWMスイッチングノイズが発生する。このスイッチングノイズは、モータ本体もしくはケーブルを介して状態検出装置の出力信号に重畳されること多く、その場合、この出力信号からモータの状態を精度良く検出することが困難になる。特に、信号用ケーブルと動力用ケーブルとが接近して配設され、かつ、それらのケーブルの長さが大きい場合には、信号用ケーブルに誘導されるスイッチングノイズが大きくなるので、上記モータの状態検出精度がより低下することになる。
そこで、上記スイッチングノイズの影響を低減する手段が提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2001−8482号公報 特開2004−364460号公報 特開2003−153496号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、高速で変化するレゾルバの検出信号(AM変調波信号)に対して、ノイズの入りにくいPWM三角波の頂点付近でPWMキャリア信号の周波数(数KHz〜数10KHz)に同期したA/D変換を実行するので、高速のA/D変換器を必要とする。また、この特許文献1に記載の技術では、原理的に、レゾルバの励磁キャリア周波数がPWMキャリア信号の周波数もしくは該周波数の倍数に限定されることになる。
一方、特許文献2に記載の技術は、レゾルバの検出信号に対するA/D変換のサンプリング周期をPWMスイッチング周期に一致させて、上記A/D変換結果におけるスイッチングノイズの影響を常に一定にさせるものである。この技術によれば、理論上、上記A/D変換結果から算出されるモータの回転角への上記スイッチングノイズの影響がキャンセルされることになる。しかし、モータが回転する場合には、PWMキャリアに対するPWMスイッチングのタイミングが変化するので、実際上、上記スイッチングノイズの影響をキャンセルすることが困難となる。
また、特許文献3に係る技術では、コモンモードコイルを追加使用する必要がある。コイル等の部品は小型化が難しく、このため、上記コモンモードコイルを使用するには大きな実装面積を確保しなければならない。これは、モータ制御装置を小型化する上での支障になる。加えて、この特許文献3に係る技術は、信号を差動伝送することを前提としているので、信号ケーブルの本数が多くなる等の欠点も有している。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高速信号処理機能や大きな実装面積を要する素子を使用することなく、モータの状態検出へのPWMスイッチングノイズの影響を確実に除去することができるモータ制御装置における状態検出装置を提供することにある。
本発明は、モータをPWM制御するモータ制御装置において該モータの状態を検出する状態検出装置であって、前記モータの状態に対応するアナログ状態信号を発生するとともに、該アナログ状態信号で第1のキャリア信号を振幅変調した振幅変調信号を発生する信号発生手段と、前記第1のキャリア信号を用いて前記振幅変調信号から前記アナログ状態信号を同期復調する復調手段と、前記同期復調されたアナログ状態信号に含まれるPWMスイッチングノイズ成分を平滑する平滑手段と、を備え、前記第1のキャリア信号の周波数famと前記PWM制御に使用される第2のキャリア信号の周波数fpwmとを、それらが以下のような関係を有するように設定することにより上記目的を達成している。
am>fpwmのとき、
am=fpwm×(n+0.5)
am<fpwmのとき、
am=fpwm/(2n)
ここで、n:正の整数
前記信号発生手段は、前記モータのロータの回転角に対応する信号を前記アナログ状態信号として発生する角度センサを備えることができる。その場合、前記角度センサとして、例えばレゾルバやMRセンサが使用される。また、前記信号発生手段が、前記モータの温度に対応する信号を前記アナログ状態信号として発生する温度センサを備えてもよい。
本発明によれば、アナログ状態信号で振幅変調される第1のキャリア信号の周波数famとモータのPWM制御に使用される第2のキャリア信号の周波数fpwmとの関係を、PWMスイッチングノイズがキャンセルされるように設定するので、高速信号処理機能や大きな実装面積を要する素子を使用することなく、モータの状態検出へのPWMスイッチングノイズの影響を確実に除去することができる
図1は、本発明の一実施の形態に係る状態検出装置を備えるモータ制御装置のブロック図である。
図1において、レゾルバ10はモータ20のロータの回転角を検出し、制御回路30はこのロータの回転角に基づいてモータ20の巻線に流す電流を制御する。
レゾルバ10は、励磁巻線11および検出巻線12,13を備え、モータ20のロータシャフトに締結されている。
制御回路30は、発振回路31と、この発振回路31から出力されるクロック信号の周波数を2分周する分周回路32と、この分周回路32の出力の周波数でレゾルバ10の励磁巻線11を励磁する励磁回路33とを備えている。
この実施の形態においては、発振回路31の発振周波数を100KHzに設定してあるので、レゾルバ10の励磁巻線11の励磁周波数は100KHzを2分周した50KHzである。励磁回路33の出力電圧、つまり、上記励磁巻線11の印加電圧をF(t)とすると、レゾルバ10の検出巻線12および13の出力電圧VaおよびVbは、それぞれ以下のように表される。
a=K・sinθ・F(t)
b=K・cosθ・F(t)
ここで、K:比例定数、θ:ロータ回転角
上記励磁巻線11の印加電圧F(t)は、時間の関数で規定される電圧である。この印加電圧F(t)には、一般的に正弦波電圧が使用される。しかし、この電圧F(t)として三角波電圧や方形波電圧も使用可能であり、本実施形態では、図2(a)に示すような方形波電圧を使用している。
上記方形波電圧F(t)でレゾルバ10の励磁巻線11を励磁した場合、例えば検出巻線12から図2(b)に示すような電圧Va、つまり、励磁キャリア信号である上記電圧F(t)を図2(c)に示すsin相変調信号で振幅変調した電圧Vaが出力される。そして、検出巻線13からは上記電圧F(t)をcos相変調信号で振幅変調した電圧Vbが出力される。
なお、レゾルバ10は、励磁巻線11および検出巻線12,13の一端を接地してあるので、シングルエンドで信号を出力する。
レゾルバ10の検出巻線12,13に接続されたバンドパスフィルタ34A,34Bは、この検出巻線12,13の出力電圧Va,Vbから励磁キャリア周波数(励磁巻線11の励磁電圧の周波数)成分以外の周波数成分を除去するものである。
同期復調回路35Aは、分周回路32から出力されるクロック信号(図2(a)の信号に対応する信号)の「H」期間においてバンドパスフィルタ34Aの出力信号をそのまま出力し、また、「L」期間においてフィルタ34Aの出力信号を反転して出力する。
同様に、同期復調回路35Bは、分周回路32の出力信号の「H」期間においてバンドパスフィルタ34Bの出力信号をそのまま出力し、また、「L」期間においてフィルタ34Bの出力信号を反転して出力する。
したがって、同期復調回路35Aからは、図2(c)に示すsin相信号が、また、同期復調回路35Bからは、対応するcos相信号がそれぞれ出力される。このsin相信号およびcos相信号は、それぞれローパスフィルタ36Aおよび36Bによって励磁キャリア周波数の成分を除去された後、演算回路37に入力される。
ローパスフィルタ36A,36Bから出力される電圧Va’およびVb’は、それぞれ以下のように表される。
a’=K・sinθ
b’=K・cosθ
演算回路37は、上記電圧Va’,Vb’をA/D変換し、さらにR/D変換処理を実行してロータ回転角θを算出する。また、演算回路37は、ロータ回転角指令θcomと上記ロータ回転角θの偏差に基づいてモータ巻線電流指令を形成する。分周回路38は、前記発振回路31から出力される100KHzのクロック信号を5分周した20KHzのクロック信号を発生し、これをPWM(パルス幅変調)キャリア信号として出力する。
PWMインバータ39は、上記PWMキャリア信号に基づくスイッチング動作によって上記モータ巻線電流指令に対応する電流がモータ20の巻線に流れるようにモータ電流を制御する。
次に、PWM制御によって発生するスイッチングノイズとレゾルバ10の出力信号との関係を図3を参照して説明する。なお、ここでは、モータ50が停止してその回転角θの変化がないものとする。また、説明を容易にするため、バンドパスフィルタ34A,34Bの作用は無視する。
図3(a)はレゾルバ10の励磁信号(周波数fam=50KHz)を示し、図3(b)はPWMキャリア信号(周波数fpwm=20KHz)を示している。PWMインバータ39では、上記PWMキャリア信号に同期したスイッチングノイズが発生する。このスイッチングノイズは、モータ50本体やケーブル等を介してレゾルバ10に回り込むので、レゾルバ10の出力信号には、図3(c)にハッチングを付して示すPWMスイッチングノイズがPWMキャリア信号の立ち上がりタイミングで重畳する。
前記同期復調回路35A(35B)では、分周回路32の出力信号の「L」期間、つまり、レゾルバ10の励磁信号の「L」期間に該レゾルバ10の出力信号の極性が反転されるので、同期復調回路35A(35B)からは、図3(d)に示すように、上記スイッチングノイズの非反転成分および反転成分が交互に現れる。そして、このスイッチングノイズの非反転成分および反転成分は、前記ローパスフィルタ36A(36B)によって平滑されてキャンセルされる。この結果、図3(e)に示すように、ローパスフィルタ36A(36B)の出力にはノイズ成分が現れない。
図4は、レゾルバ10の励磁信号の周波数famを40KHzとし、PWMキャリア信号の周波数fpwmを20KHzとしたときのスイッチングノイズとレゾルバ10の出力信号との関係を示す。
この場合、図4(c)に示す正極性のスイッチングノイズのみがレゾルバ10の出力信号に重畳することになるので、同期復調回路35A,35Bの出力には図4(d)に示すような非反転スイッチングノイズが現れる。この結果、ローパスフィルタ36A,36Bの出力には、図4(e)にハッチングを付して示すように、平滑された上記スイッチングノイズの成分が現れる。これは、モータ20を回転させた場合に、ローパスフィルタ36A,36Bの本来の出力信号レベルが上記スイッチングノイズの影響を受けて変化することを意味している。
結局、fam>fpwmの関係にある場合には、次のような結論が導かれる。
am=fpwm×(n+0.5) ・・・(1)
ここで、n:正の整数
のときにローパスフィルタ36A,36Bの出力にPWMスイッチングノイズの影響が現れない。また、
am=fpwm×n ・・・(2)
のときにローパスフィルタ36A,36Bの出力に含まれるスイッチングノイズ成分が最大となる。
次に、fam<fpwmの場合について考察する。例えば、図5(a),(b)に示すように、fam=fpwm/2とした場合には、レゾルバ10の出力信号に図5(c)に示す形態でスイッチングノイズが重畳する。これに伴い、図5(d)に示すように、同期復調回路35A(35B)からスイッチングノイズの非反転成分および反転成分が交互に出力されるので、図3の場合と同様に、ローパスフィルタ36A(36B)によってこの非反転成分および反転成分がキャンセルされる。したがって、図5(d)に示すように、ローパスフィルタ36A(36B)の出力には、スイッチングノイズの影響が現れない。
一方、周波数fam,fpwmの関係が例えばfam=fpwm/3の場合には、図4の場合に準じた形態でレゾルバ10の出力信号にスイッチングノイズが重畳する。したがって、図4の場合と同様に、ローパスフィルタ36A,36Bの出力に含まれるスイッチングノイズ成分が最大となる。
結局、fam<fpwmの関係においては、
am=fpwm/(2n) ・・・(3)
の場合にスイッチングノイズがキャンセルされ、
am=fpwm/(2n+1) ・・・(4)
の場合にスイッチングノイズによる影響が最大になる。
本実施形態においては、上記の考察に基づき、レゾルバ10の励磁信号の周波数famとPWMキャリア信号の周波数fpwmを、fam>fpwmにおいて式(1)の関係を満たすように、また、fam<fpwmにおいて式(3)の関係を満たすように設定している。
従って、本実施形態によれば、レゾルバ10の出力に含まれるPWMスイッチングノイズの影響を受けることなくモータ20のロータ回転角が検出されて、モータ20の回転角の制御精度が向上する。
なお、レゾルバ10の励磁信号とPWMキャリア信号とが同期していない場合には、時間とともに両信号の位相がずれていくため、スイッチングノイズ成分の向きおよび大きさが周期的に変化する。しかし、この場合でも、上記式(1)、(3)の関係に従って周波数fam,fpwmの比を設定することにより、PWMスイッチングノイズのキャンセル効果を得ることができる。したがって、PWMキャリア信号を分周器38から得る代わりに、所定周波数のキャリア信号を発生する独立した発振器から得るように構成することも可能である。
上記実施形態に係る状態検出装置は、モータ20のロータの回転角を検出する手段としてレゾルバ10を使用しているが、このレゾルバ10に代えてMR(Magneto resistance)センサを使用することもできる。
図6に示すように、上記MRセンサ40は、ブリッジ接続した磁気抵抗素子41〜44と、前記モータ20のロータに取り付けられた図示していない磁石とを備え、磁気抵抗素子41,43の共通接続点が前記励磁回路33の出力に接続されるとともに、磁気抵抗素子42,44の共通接続点が接地されている。
このMRセンサ40においては、上記磁石の回転変位による磁界の強度および方向の変化に応じて磁気抵抗素子41〜44の抵抗値R1〜R4が以下のように変化する。
1=RC−RV・sinθ
2=RC+RV・sinθ
3=RC−RV・cosθ
4=RC+RV・cosθ
ここで、RC:抵抗一定成分、RV:抵抗変化分
したがって、sin相の中点(磁気抵抗素子41,42の共通接続点)からは、
ma=R2/(R1+R2)×F(t)=〔(1/2)+RV・sinθ/(2R
C)〕×F(t)
という信号電圧が出力され、また、cos相の中点からは、
mb=R4/(R3+R4)×F(t)=〔(1/2)+RV・cosθ/(2R
C)〕×F(t)
という信号電圧が出力される。
上記MRセンサ40の出力電圧Vma,Vmbは、前記レゾルバ10の出力電圧Va,Vbと同様に、励磁キャリア信号を振幅変調したものである。したがって、MRセンサ40の励磁信号の周波数famとPWMキャリア信号の周波数fpwmを、fam>fpwmにおいて式(1)の関係を満たすように、また、fam<fpwmにおいて式(3)の関係を満たすように設定することにより、レゾルバ10を使用した場合と同様に、PWMスイッチングノイズの影響を受けることなくモータ20のロータ回転角を検出することが可能になる。
なお、上記MRセンサ40に代えて可変磁気抵抗型レゾルバを使用することも可能であり、その場合、該可変磁気抵抗型レゾルバの各巻線抵抗が上記MRセンサ40の磁気抵抗素子41〜44と同様の形態でブリッジ接続される。
上記実施形態に係る状態検出装置は、検出されるモータ20の状態が該モータのロータの回転角であるが、本発明は、このロータの回転角とは異なるモータ20の状態を検出する場合にも有効に適用することができる。
すなわち、例えば、モータ20の温度を検出する場合には、図7に示すように、温度センサ50を構成するサーミスタ51と抵抗器52の直列回路に励磁回路の出力電圧を印加する。この場合、温度に対応する信号で励磁キャリアを振幅変調した信号がサーミスタ51と抵抗器52の共通接続点から出力される。そこで、励磁信号の周波数famとPWMキャリア信号の周波数fpwmを、fam>fpwmにおいて式(1)の関係を満たすように、また、fam<fpwmにおいて式(3)の関係を満たすように設定することにより、PWMスイッチングノイズの影響を受けることなくモータ20の温度を精度よく検出することができる。
なお、検出されるモータの温度は、該モータの過負荷の検出等に活用される。
本発明の一実施の形態に係る状態検出装置を備えるモータ制御装置のブロック図である。 (a)は励磁電圧の波形図を、(b)レゾルバの振幅変調出力信号の波形図を、(c)は復調されたレゾルバの出力信号の波形図をそれぞれ例示したものである。 励磁キャリア信号の周波数とPWMキャリア信号の周波数とがある関係にあるときのスイッチングノイズとレゾルバの出力信号との関係を示す波形図である。 励磁キャリア信号の周波数とPWMキャリア信号の周波数とが他の関係にあるときのスイッチングノイズとレゾルバの出力信号との関係を示す波形図である。 励磁キャリア信号の周波数とPWMキャリア信号の周波数とがさらに別の関係にあるときのスイッチングノイズとレゾルバの出力信号との関係を示す波形図である。 MRセンサの磁気抵抗素子の接続図である。 温度センサとして使用するサーミスタの接続図である。
符号の説明
10 レゾルバ
11 励磁巻線
12,13 検出巻線
20 モータ
30 制御回路
31 発振回路
32,38 分周回路
33 励磁回路
35A,35B 同期復調回路
36A,36B ローパスフィルタ
37 演算回路
39 PWMインバータ
40 MRセンサ
50 温度センサ

Claims (5)

  1. モータをPWM制御するモータ制御装置において該モータの状態を検出する状態検出装置であって、
    前記モータの状態に対応するアナログ状態信号を発生するとともに、該アナログ状態信号で第1のキャリア信号を振幅変調した振幅変調信号を発生する信号発生手段と、
    前記第1のキャリア信号を用いて前記振幅変調信号から前記アナログ状態信号を同期復調する復調手段と、
    前記同期復調されたアナログ状態信号に含まれるPWMスイッチングノイズ成分を平滑する平滑手段と、を備え、
    前記第1のキャリア信号の周波数famと前記PWM制御に使用される第2のキャリア信号の周波数fpwmとを、それらが以下のような関係を有するように設定したことを特徴とするモータ制御装置における状態検出装置。
    am>fpwmのとき、
    am=fpwm×(n+0.5)
    am<fpwmのとき、
    am=fpwm/(2n)
    ここで、n:正の整数
  2. 前記信号発生手段が、前記モータのロータの回転角に対応する信号を前記アナログ状態信号として発生する角度センサを備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置における状態検出装置。
  3. 前記角度センサがレゾルバであることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置における状態検出装置。
  4. 前記角度センサがMRセンサであることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置における状態検出装置。
  5. 前記信号発生手段が、前記モータの温度に対応する信号を前記アナログ状態信号として発生する温度センサを備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置における状態検出装置。
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