JP4666109B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気入りタイヤは、1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示され、少なくとも2つの装飾領域と、無装飾領域と、標章表示領域とを備えている。2つの前記装飾領域は、多数のリッジで装飾されている。前記無装飾領域は、タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する。前記標章表示領域は、文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれている。前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有する。
【選択図】 図2
Description
このようなタイヤは、タイヤ識別用標章の一定程度の視認性を期待することができる。
本発明は、サイドウォール部に形成されたタイヤ識別用標章の視認性がより一層向上した空気入りタイヤを提供する。
1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタ
イヤであって、
多数のリッジで装飾された少なくとも2つの装飾領域と、
タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する
無装飾領域と、
文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前
記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれた標章表示領域と、を備え、
前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有し、
前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出す
る多数のリッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジの前記底部からの高さは、前記平滑面に対する前記底部の凹
み深さより短い。
前記第1のリッジ部は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
前記第1のリッジ部と前記第2のリッジ部との境界は、タイヤ周方向に対し10〜45°の角度をなしていることが好ましい。
前記2つの標章のそれぞれは、前記タイヤ識別用標章として前記標章表示領域に表示されることが好ましい。
前記装飾領域は、前記2つの標章のそれぞれを囲む前記無装飾領域を挟んでタイヤ周方向の両側に設けられ、
前記装飾領域のそれぞれは、前記2つの標章のそれぞれからお互いに近づくように設けられた2つの第1のリッジ部と、前記2つの第1のリッジ部の間に挟まれ、前記第1のリッジ部とリッジ間隔の異なる1つの第2のリッジ部を有し、
前記第1のリッジ部の領域は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
前記第2のリッジ部の領域は概三日月形状に形成されていることが好ましい。
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数のリッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
図1は、本実施形態の空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)10を示す側面図である。タイヤ10は、乗用車用タイヤである。なお、タイヤ10の後述するサイドウォール部は、重荷重用タイヤ、航空機用タイヤ、建設車両用タイヤ、二輪車用タイヤ等に用いることができ、タイヤの種類は制限されない。
以下で説明するリッジの高さやリッジ間隔は、乗用車用タイヤにおける数値例である。
タイヤ10は、トレッド部12と、サイドウォール部14と、ビード部16とを有する。この他に図示されないが、タイヤ10は、カーカス層、インナライナ層、ベルト層等を有する。サイドウォール部14及びビード部16は、トレッド部12を挟むようにタイヤ幅方向の両側に配されて対を成している。なお、図1において、トレッド部12及びビード部16は、タイヤ径方向の外形線のみ示す。
本発明におけるタイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸に平行な方向をいい、タイヤ周方向とは、タイヤを回転体としてみたときの回転の周方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤを回転体としてみたときの径方向をいう。
サイドウォール部14の少なくとも一方の表面は、図1、図2にしめすような形態を有し、その表面には、標章表示領域11、無装飾領域3、装飾領域5、タイヤ外径装飾領域8及びタイヤ内径装飾領域9が形成されている。標章表示領域11は、無装飾領域3の中に位置する。これらの領域11,3,5,8,9は、1対のサイドウォール部14の一方又は両方に設けられてよい。一方にのみ設ける場合は、タイヤ10を車両に装着した場合に車両外側に配されるサイドウォール部14に設けられるのが好ましい。
標章表示領域11は、文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章(以下、標章という)1が表示される領域である。標章表示領域11は、タイヤ周上に1つ又はタイヤ周上に離間して複数配されてよく、本実施形態では、タイヤ周上の反対側位置の2箇所に配されている。具体的には、標章表示領域11のタイヤ周方向の中心位置同士が160〜200度をなすタイヤ周上の位置に配されている。
標章1は、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字、記号又はこれらの組み合わせからなる。標章1を構成する文字及び記号の数は、1つ又は複数であってよい。記号には数字が含まれる。文字、記号はそれぞれ、図案化されたものも含む。図1に示すタイヤ10において、上部の標章表示領域11の標章1は、左端に配された図案化されたyの文字と、この右側に隣接して配された「YOKOHAMA」との文字列とで構成される。また、下部の標章表示領域11の標章1は、「ABCDE」との文字列で構成される。標章1を構成する文字、記号は、それぞれ無装飾領域3に囲まれている。
無装飾領域3は、2つの標章表示領域11が配されるタイヤ周上の位置と対応して、タイヤ周上の反対側位置の2箇所に配されている。無装飾領域3は、タイヤ周方向の両側から装飾領域5に挟まれている。無装飾領域3は、平滑な平滑面3aからなる。
装飾領域5は、タイヤ周上の2箇所に配され、2つの無装飾領域3とタイヤ周方向に交互に並んで配されている。装飾領域5は、多数のリッジで装飾された領域であり、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有し、例えば、第1のリッジ部6と、第2のリッジ部7とを有する。
第2のリッジ部7のリッジ7aは、第1のリッジ部6のリッジ6cのタイヤ周方向に対する傾斜角度と同じ角度を持ってタイヤ周方向に対し傾斜している。このため、見る者にとって第1のリッジ部6と第2のリッジ部7との間で領域の変化を強く意識させずに、標章1に見る者の目を自然と向けさせることができる。さらに、タイヤ10側面を見る角度によって、第2のリッジ部7と第1のリッジ部6との濃淡が逆転するのを抑制し、標章1の視認性が下がるのを回避することができる。
タイヤ外径装飾領域8は、無装飾領域3及び装飾領域5に対しタイヤ径方向外側に隣接して配されている。タイヤ外径装飾領域8は、無装飾領域3及び装飾領域5との境界に、タイヤ周方向に延びるリッジ8aを有している。リッジ8aは、無装飾領域3及び装飾領域5との境界を際だたせるためのもので、例えば、上記リッジ6bと同じ高さに形成されている。
タイヤ内径装飾領域9は、無装飾領域3及び装飾領域5に対しタイヤ径方向内側に隣接して配されている。タイヤ内径装飾領域9は、無装飾領域3及び装飾領域5との境界に、タイヤ周方向に延びるリッジ9aを有している。リッジ9aは、無装飾領域3及び装飾領域5との境界を際だたせるためのもので、例えば、上記リッジ6bと同じ高さに形成されている。
また、装飾領域に、リッジ間隔の異なる3種以上の領域を有してよい。第1のリッジ部と第2のリッジ部の境界のタイヤ周方向に対する角度は、10°未満又は45°より大きくてもよい。
第1のリッジ部と第2のリッジ部とは、多数のリッジの延びる方向が、同方向でなく、例えば、直交してもよい。また、第2のリッジ部の多数のリッジは、第1のリッジ部の多数のリッジとの境界に隣接する領域(例えば、第1のリッジ部と同じタイヤ周方向領域)においてのみ、第1のリッジ部のリッジと同方向に延びていてもよい。
タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔より広くてもよく、同じであってもよい。
第1のリッジ部、第2のリッジ部、タイヤ外径装飾領域の多数のリッジのリッジ間隔の大小関係、第1のリッジ部、第2のリッジ部、タイヤ内径装飾領域の多数のリッジのリッジ間隔の大小関係、および標章表示領域のリッジ、第1のリッジ部、第2のリッジ部の多数のリッジ部のリッジ間隔の大小関係は、上述したものに限定されない。
本実施形態では、タイヤ外径装飾領域およびタイヤ内径装飾領域が設けられるが、これらの領域は設けられなくてもよい。
以下、本発明のタイヤの効果を調べるために、サイドウォール部の仕様を種々変えたタイヤ(195/65R15 91H)を試作し、標章の視認性を評価した。
視認性の評価は、試作したタイヤを、リムに組み付け、210kPaの内圧を充填し、乗用車に装着し、タイヤ幅方向に対し左方に45°傾斜した方向に1m離れた位置に20人のモニターが立ってそれぞれ目視したときに、標章を視認できるかを調べ、その結果を集計して指数化した。指数は高いほど視認性が優れていることを示す。
実施例1〜18と、従来例1,2における詳細な仕様と、評価結果を表1〜3に示す。
表1〜3において、「無装飾領域に対する多数のリッジの配置位置」の欄で、「無装飾領域の周方向両側」とは、無装飾領域に隣接する領域として第1のリッジ部のみが形成され、タイヤ外径装飾領域及びタイヤ内径装飾領域が形成されていないことを意味する。また、「無装飾領域の四方」とは、無装飾領域に隣接する領域として第1リッジ部、タイヤ外径装飾領域及びタイヤ内径装飾領域が形成されていることを意味する。
また、ハイフンで結ばれた大、中、小、無は、例えば、「第1のリッジ部、第2のリッジ部、タイヤ外径装飾領域の多数のリッジのリッジ間隔の大小関係」の欄で、「大−中−小」とは、第1のリッジ部のリッジ間隔が最も大きく、タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔が最も小さく、第2のリッジ部のリッジ間隔はこれらの中間の広さであることを意味する。また、同欄で「中−中−無」とは、第1のリッジ部と第2のリッジ部とでリッジ間隔に相違がなく、タイヤ外径装飾領域には多数のリッジが形成されていないことを意味する。
同様に、ハイフンで結ばれた概三角、概三日月は、例えば、「1つの装飾領域に配される第1のリッジ部、第2のリッジ部、第1のリッジ部の形状」の欄で、「概三角−概三日月−概三角」とは、2つの第1のリッジ部が概三角形状であり、第2のリッジ部が概三日月形状であることを意味する。なお、概平行四辺形とは、第1のリッジ部及び第2のリッジ部がそれぞれタイヤ周方向に沿って延びる矩形状であることを意味する。
「第1のリッジ部の多数のリッジの延びる方向と第2のリッジ部の多数のリッジの延びる方向との関係」の欄で、平行とは、第1のリッジ部の多数のリッジと、第2のリッジ部の多数のリッジとが同じ方向に同じ傾斜角度を持って延びて形成されていることを意味し、直角とは、これら2種のリッジが直交する方向に延びて形成されていることを意味する。
従来例1と実施例1〜18に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔と第2のリッジ部のリッジ間隔が異なり、標章表示領域が平滑面に対し凹んだ凹部領域であることで、優れた視認性が得られることが分かる。
実施例1,3に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例2,3に示す評価結果から、標章表示領域に多数のリッジ部が形成されていることで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,4に示す評価結果から、標章表示領域の多数のリッジの高さが平滑面からの凹み深さより短いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,9に示す評価結果から、第1のリッジ部の多数のリッジと第2のリッジ部の多数のリッジとが平行であることで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,10に示す評価結果から、第1のリッジ部が概三角形状に形成され、第2のリッジ部が概三日月形状に形成されることにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,11に示す評価結果から、タイヤ外径装飾領域及びタイヤ内径装飾領域に多数のリッジが形成されていることにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,13に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔がタイヤ外径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,14に示す評価結果から、タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,15に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔がタイヤ内径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,16に示す評価結果から、タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔がタイヤ内径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,17に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔が標章表示領域より狭いことにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,18に示す評価結果から、標章表示領域のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
1a 底部
1b,6c,7a,8b,9b リッジ
3 無装飾領域
3a 平滑面
5 装飾領域
6 第1のリッジ部
6a 先端部(頂点)
6b リッジ(対辺)
7 第2のリッジ部
8 タイヤ外径装飾領域
9 タイヤ内径装飾領域
10 空気入りタイヤ
11 標章表示領域
12 トレッド部
14 サイドウォール部
Claims (9)
- 1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタ
イヤであって、
多数のリッジで装飾された少なくとも2つの装飾領域と、
タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する
無装飾領域と、
文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前
記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれた標章表示領域と、を備え、
前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有し、
前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数の
リッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジの前記底部からの高さは、前記平滑面に対する前記底部の凹
み深さより短い、ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と
前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部とリッジ間隔の異なる第2の
リッジ部とを有し、
前記第1のリッジ部は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配
される対辺とからなる概三角形状に形成され、
前記第1のリッジ部と前記第2のリッジ部との境界は、タイヤ周方向に対し10〜45
°の角度をなしている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第1及び第2のリッジ部のリッジは、少なくとも前記第1のリッジ部と前記第2の
リッジ部が接する部分において同方向を向いて形成されている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。 - 1対のサイドウォール部の少なくとも一方に、タイヤ周上の反対側位置に2つの標章が
表示された空気入りタイヤであって、
前記2つの標章のそれぞれは、前記タイヤ識別用標章として前記標章表示領域に表示さ
れる、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 1対のサイドウォール部の少なくとも一方に、タイヤ周上に離間して2つの標章が前記
タイヤ識別用標章として表示された空気入りタイヤであって、
前記装飾領域は、前記2つの標章のそれぞれを囲む前記無装飾領域を挟んでタイヤ周方
向の両側に設けられ、
前記装飾領域のそれぞれは、前記2つの標章のそれぞれからお互いに近づくように設け
られた2つの第1のリッジ部と、前記2つの第1のリッジ部の間に挟まれ、前記第1のリ
ッジ部とリッジ間隔の異なる1つの第2のリッジ部を有し、
前記第1のリッジ部の領域は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域
側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
前記第2のリッジ部の領域は概三日月形状に形成された、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記無装飾領域のタイヤ径方向外側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイ
ヤ外径装飾領域をさらに備え、
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と
前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2の
リッジ部とを有し、
前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、
前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭い、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気
入りタイヤ。 - 前記無装飾領域のタイヤ径方向内側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイ
ヤ内径装飾領域をさらに備え、
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と
前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2の
リッジ部とを有し、
前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、
前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭い、請求項1から6のいずれか1項に記載の空気
入りタイヤ。 - 前記無装飾領域のタイヤ径方向外側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイ
ヤ外径装飾領域と、前記無装飾領域のタイヤ径方向内側に隣接して配され、多数のリッジ
が形成されたタイヤ内径装飾領域とを備え、
前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔より狭
い、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と
前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2の
リッジ部とを有し、
前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数の
リッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第
2のリッジ部のリッジ間隔より狭い、請求項1から8のいずれか1項に記載の空気入りタ
イヤ。
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