JP4656421B2 - バス通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、マスタ装置と複数のスレーブ装置とがデイジーチェーン接続されたバス通信システムに関するものである。
車両衝突時に乗員を保護する車両用乗員保護装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示されている車両用乗員保護装置は、制御装置と、通信バスを介してデイジーチェーン接続された複数の衝突検知用センサとを備えている。
ところで、同一の通信バスに接続される複数の衝突検知用センサは、互いに区別するために、固有の識別子を記憶している。ただし、複数の衝突検知用センサは、部品の共通化の要請から、車両搭載後に識別子を記憶させている。つまり、初期設定の際に、制御装置によって、それぞれの衝突検知用センサにそれぞれ固有の識別子を設定する。
このような車両用乗員保護装置の衝突検知用センサ5〜7は、例えば、図3に示すような構成からなる。すなわち、それぞれの衝突検知用センサ5〜7は、制御装置2(図3において「エアバッグECU」と示す)との信号授受を行う通信回路5a、6a、7aと、前段側と後段側との通信の接続遮断を行うバススイッチ5b、6b、7bと、加速度センサ5c、6c、7cと、識別子を記憶するRAM5d、6d、7dとを備えている。
そして、初期設定において、制御装置2が、前段側から後段側の衝突検知用センサ5〜7に対して順次に識別子付与信号を出力することと、前段側から後段側の衝突検知用センサ5〜7のそれぞれのバススイッチ5b〜7bを順次に接続させることを交互に繰り返す。つまり、まず、制御装置2が当該制御装置2に直接接続されている第1番目の衝突検知用センサ5に対して第1の識別子付与信号を出力し、第1番目の衝突検知用センサ5は第1の識別子をRAM5dに記憶する。
続いて、第1番目の衝突検知用センサ5のバススイッチ5bをオンさせて、制御装置2と第2番目の衝突検知用センサ6とを接続させる。続いて、制御装置2が第2番目の衝突検知用センサ6に対して第2の識別子付与信号を出力し、第2番目の衝突検知用センサ6は第2の識別子をRAM6dに記憶する。続いて、第2番目の衝突検知用センサ6のバススイッチ6bをオンさせて、制御装置2と第3番目の衝突検知用センサ7とを接続させる。以降、後段側の衝突検知用センサ7に対して同様の処理を行う。このようにすることで、複数の衝突検知用センサ5〜7は、それぞれ固有の識別子を取得し、記憶している。
特開2004−284382号公報
ここで、バススイッチ5b〜7bの故障判定は、制御装置2に予め記憶されている衝突検知用センサ5〜7の数と制御装置2によって設定された識別子の数とが一致するか否かによって判断する。つまり、制御装置2によって設定された識別子の数が、制御装置2に予め記憶されている衝突検知用センサ5〜7の数と一致する場合に正常と判断し、少ない場合に故障と判断する。これは、例えば、バススイッチ5b〜7bがショート故障やオープン故障している場合には、それぞれの衝突検知用センサ5〜7に対して適切な識別子を設定することができないからである。
例えば、初期設定時に図4のバススイッチ5bがショート故障している場合には、第1番目の衝突検知用センサ5に対する識別子付与信号が、第2番目の衝突検知用センサ6にも伝達される。そのため、第1、第2の衝突検知用センサ5、6に同一の識別子が設定されてしまう。その後、順次、後段側の衝突検知用センサ7に対して固有の識別子が設定されるが、制御装置2に予め記憶されている衝突検知用センサ5〜7の数と設定された識別子の数とが一致しない。つまり、制御装置2によって設定された識別子の数が、制御装置2に予め記憶されている衝突検知用センサ5〜7の数より1つ少なくなる。その結果、制御装置2は、衝突検知用センサ5〜7の何れかのバススイッチ5b〜7bにおいて故障が発生したことを判断することができる。
また、バススイッチ5bがオープン故障している場合には、オープン故障しているバススイッチ5bより後段側の衝突検知用センサ6、7には、信号の伝達が行われない。従って、オープン故障の場合も、設定された識別子の数が、制御装置2に予め記憶されている衝突検知用センサ5〜7の数よりも少なくなる。その結果、制御装置2は、衝突検知用センサ5〜7の何れかのバススイッチ5b〜7bにおいて故障が発生したことを判断することができる。
しかし、上記のような故障判断方法では、単に故障したことを判断することができるのみで、ショート故障とオープン故障の区別をすることができない。さらに、故障位置を特定することもできない。従って、故障と判断した場合には、車両用乗員保護装置の誤動作を防止するために、全ての車両用乗員保護装置が作動しないようにしていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、故障判断に際して設定された識別子の数を用いるのではなく、新たな故障の判断方法を用いることで、全ての車両用乗員保護装置などのバス通信システムを作動停止するのではなく、故障していない一部分でも出来るだけ作動継続可能にすることができるバス通信システムを提供することを目的とする。
本発明のバス通信システムは、マスタ装置と、通信バスを介してマスタ装置にデイジーチェーン接続される複数のスレーブ装置とを備える。そして、それぞれのスレーブ装置は、切替手段と、識別子取得手段とを備える。切替手段は、マスタ装置から出力される切替信号を入力した場合に、マスタ装置又は前段のスレーブ装置と後段のスレーブ装置との間における通信の接続遮断の切り替えを行う。識別子取得手段は、前段側のスレーブ装置の切替手段が接続された場合であって、マスタ装置から出力される識別子付与信号を入力した場合に、それぞれの識別子を取得する。さらに、この識別子取得手段は、識別子付与信号を入力した場合に、当該識別子付与信号に応じた応答電流信号をマスタ装置へ出力する。そして、マスタ装置は、識別子取得手段から出力される応答電流信号に基づき、スレーブ装置の切替手段の故障を検出する故障検出手段を備える。
特に、故障検出手段は、切替手段のショート故障及びオープン故障のうち少なくとも何れかを検出する。
ここで、それぞれのスレーブ装置の識別子取得手段が、それぞれの固有の識別子を取得するための処理動作について説明する。まず、全てのスレーブ装置の切替手段は、オフ状態、すなわち、マスタ装置又は前段のスレーブ装置と後段のスレーブ装置との間における通信を遮断した状態とする。このとき、マスタ装置には、第1番目のスレーブ装置のみが接続されている。続いて、マスタ装置が第1番目の識別子付与信号を出力する。従って、この第1番目の識別子付与信号は、マスタ装置に接続されている第1番目のスレーブ装置のみが入力する。このようにして、第1番目のスレーブ装置の識別子取得手段が、第1番目の識別子を取得する。
続いて、この第1番目のスレーブ装置の切替手段をオン状態、すなわちマスタ装置と後段のスレーブ装置との間における通信を接続した状態とする。このとき、マスタ装置には、第1番目のスレーブ装置と、当該第1番目のスレーブ装置の後段である第2番目のスレーブ装置が接続されている。続いて、マスタ装置が第2番目の識別子付与信号を出力する。このとき、マスタ装置に接続されているスレーブ装置のうち、識別子を取得していないスレーブ装置は、第2番目のスレーブ装置のみである。従って、この第2番目の識別子付与信号は、第2番目のスレーブ装置のみが入力する。このようにして、第2番目のスレーブ装置の識別子取得手段が、第2番目の識別子を取得する。後段側のスレーブ装置に対して同様の処理を行って、後段側のスレーブ装置は、それぞれ固有の識別子を取得する。
そして、識別子取得手段は、識別子付与信号を入力した場合に、識別子付与信号に応じた応答電流信号をマスタ装置へ出力する。例えば、上記の例の場合には、第1番目のスレーブ装置の識別子取得手段は、全てのスレーブ装置の切替手段がオフ状態の場合に、マスタ装置から第1番目の識別子付与信号が出力されると、その直後に第1番目の応答電流信号をマスタ装置へ出力する。また、第2番目のスレーブ装置の識別子取得手段は、第1番目のスレーブ装置のみの切替手段がオン状態の場合に、マスタ装置から第2番目の識別子付与信号が出力されると、その直後に第2番目の応答電流信号をマスタ装置へ出力する。
従って、切替手段が正常な場合には、マスタ装置は、第1番目の識別子付与信号を出力した直後には第1番目の応答電流信号を入力し、第2番目の識別子付与信号を出力した直後には第2番目の応答電流信号を入力する。つまり、マスタ装置が入力する応答電流の最大値は、1個のスレーブ装置の識別子付与信号が出力した応答電流信号の最大値に相当する。
しかし、例えば、第2番目のスレーブ装置の切替手段がショート故障の場合には、第2番目の識別子付与信号が、第2番目のスレーブ装置及び第3番目のスレーブ装置に入力される。つまり、この場合、マスタ装置は、第2番目の識別子付与信号を出力した直後には、第2番目のスレーブ装置及び第3番目のスレーブ装置の識別子取得手段が出力する応答電流信号が重畳された信号を入力する。このように、第2番目のスレーブ装置の切替手段がショート故障の場合に、マスタ装置が入力する応答電流信号は、正常時に比べて、最大で2倍の大きさの電流値となる。このように、応答電流信号が正常時に比べて、大きいか否かにより、切替手段のショート故障を検出できる。
ここで、第一の本発明として、故障検出手段は、応答電流信号が第1の閾値を超えているか否かを判断して、応答電流信号が第1の閾値を超えている場合に、切替手段のショート故障を検出する。これにより、確実に且つ容易に、切替手段のショート故障を検出できる。
さらには、応答電流信号は、識別子ビットを含むデジタルデータからなる場合には、故障検出手段は、識別子ビットの電流値を用いてショート故障を検出するようにしてもよい。この識別子ビットは、識別子取得手段が取得した識別子に応じたビット値を示す。そして、切替手段がショート故障の場合には、複数の識別子取得手段が同一の識別子を取得している。つまり、これらの識別子取得手段がマスタ装置へ出力するデジタルデータの識別子ビットは、必ず同一となる。従って、切替手段がショート故障の場合には、故障検出手段が入力する識別子ビットの電流値は、必ず2倍程度となる。従って、識別子ビットの電流値を用いることで、より確実にショート故障を判断することができる。
ここで、上述したように、1個の切替手段がショート故障の場合には、マスタ装置が入力する応答電流信号の最大値は、正常時の2倍となる。例えば、連続する2個の切替手段ショート故障の場合には、マスタ装置が入力する応答電流信号の最大値は、正常時の3倍となる。そこで、第1の閾値を複数からなるようにすることで、マスタ装置が入力する応答電流信号が第1番目の第1の閾値を超え、第2番目の第1の閾値以下の場合には、1個の切替手段がショート故障したと判断することができる。また、マスタ装置が入力する応答電流信号が第2番目の第1の閾値を越え、第3番目の第1の閾値以下の場合には、2個の切替手段がショート故障したと判断することができる。このように、ショート故障の切替手段の連続数を確実に検出することができる。
さらに、第一の本発明において、故障検出手段は、応答電流信号に基づいて切替手段のショート故障位置を特定している。例えば、故障検出手段は、応答電流信号が第1の閾値を越えている場合における当該応答電流信号を出力した識別子取得手段を備えるスレーブ装置の切替手段をショート故障位置とする。すなわち、マスタ装置が、第1番目の識別子付与信号を出力した直後に入力する応答電流信号が、第1の閾値を越えている場合には、第1番目のスレーブ装置の切替手段がショート故障したと判断することができる。
さらに、第一の本発明において、マスタ装置は、ショート故障位置である切替手段を備えるスレーブ装置に対する使用禁止処理を行う使用禁止処理手段を備える。つまり、ショート故障位置の切替手段に影響を受けるスレーブ装置のみを使用せずに、影響を受けないスレーブ装置は、そのまま継続して使用し続ける。従って、従来のように、全てのスレーブ装置の作動を停止するのではなく、一部のスレーブ装置のみの作動を停止することで足りる。このように、一部のスレーブ装置は作動し続けることができるので、従来に比べて、バス通信システムの機能をより効果的に発揮させることができる。さらに、ショート故障位置を特定できると、修理を行う際に、非常に容易となる。
また、第二の本発明として、例えば、第2番目のスレーブ装置の切替手段がオープン故障の場合には、第2番目のスレーブ装置と第3番目のスレーブ装置とが通信できない状態となる。従って、マスタ装置から出力される第3番目の識別子付与信号が、第3番目のスレーブ装置に伝送されない。つまり、第3番目のスレーブ装置の識別子取得手段は、第3番目の識別子付与信号を入力できないので、当該第3番目の識別子付与信号に応じた応答電流信号をマスタ装置へ出力することはない。そこで、マスタ装置に適切な応答電流信号が入力されない場合に、切替手段のオープン故障を検出できる。
さらに、第二の発明において、故障検出手段は、応答電流信号に基づいて切替手段のオープン故障位置を特定する。例えば、応答電流信号が一定時間入力されない場合に、当該応答電流信号を出力すべき識別子取得手段を備えるスレーブ装置を出力スレーブ装置とした場合に、故障検出手段は、出力スレーブ装置の前段のスレーブ装置の切替手段をオープン故障位置とする。
このように、オープン故障位置を特定できた場合には、マスタ装置は、オープン故障位置である切替手段を備えるスレーブ装置の後段側のスレーブ装置に対する使用禁止処理を行う使用禁止処理手段を備えるようにしてもよい。つまり、オープン故障位置の切替手段に影響を受けるスレーブ装置のみを使用せずに、影響を受けないスレーブ装置は、そのまま継続して使用し続ける。従って、従来のように、全てのスレーブ装置の作動を停止するのではなく、一部のスレーブ装置のみの作動を停止することで足りる。このように、一部のスレーブ装置は作動し続けることができるので、従来に比べて、バス通信システムの機能をより効果的に発揮させることができる。さらに、オープン故障位置を特定できると、修理を行う際に、非常に容易となる。
そして、上述したバス通信システムは、車両用乗員保護装置としてもよい。この場合、スレーブ装置は、車両用乗員保護装置の衝突検知用センサとなる。特に、複数のエアバッグなどの車両用乗員保護デバイスを有する車両用乗員保護装置の場合には、一部の衝突検知用センサが故障したときには、使用できる車両用乗員保護デバイスは使用し続けたいという要請がある。そこで、本発明のバス通信システムを車両用乗員保護装置とすることで、故障に影響を受けない車両用乗員保護デバイスの使用を継続することができる。
本発明のバス通信システムによれば、故障判断に際して設定された識別子の数を用いるのではなく、新たな故障の判断方法を用いることで、全ての車両用乗員保護装置などのバス通信システムを作動停止するのではなく、故障していない一部分でも出来るだけ作動継続可能にすることができる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態は、本発明のバス通信システムを車両の乗員を保護するエアバッグ装置に適用した場合を例に挙げて説明する。まず、本実施形態のエアバッグ装置の全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態のエアバッグ装置1の全体構成の模式図を示す。
図1に示すように、エアバッグ装置1(本発明におけるバス通信システム)は、エアバッグECU2(本発明におけるマスタ装置)と、通信バス3、4と、スレーブセンサ5〜12(本発明におけるスレーブ装置)と、運転席用フロントエアバッグ13aと、助手席用フロントエアバッグ13bと、サイドエアバッグ13c、13d、カーテンエアバッグ13e、13fとから構成されている。
エアバッグECU2は、後述する内部に設置されたセンサ23と、スレーブセンサ5〜12の検出した加速度に基づいて、エアバッグ13a〜13fを展開させる装置である。このエアバッグECU2は、車両のほぼ中央部に配置されている。
通信バス3は、エアバッグECU2からスレーブセンサ5〜8に、電圧を供給すると共に、エアバッグECU2とスレーブセンサ5〜8の間で、識別子信号、指令信号、及び、データなどの送受信をするための信号線である。通信バス4は、エアバッグECU2からスレーブセンサ9〜12に、電圧を供給すると共に、エアバッグECU2とスレーブセンサ9〜12の間で、識別子信号、指令信号、及び、データなどの送受信をするための信号線である。
スレーブセンサ5〜12は、車両各部の加速度を検出し、エアバッグECU2からのデータ送信要求指令信号に応じて、通信バス3、4を介して検出結果を送信するセンサである。
スレーブセンサ5は、車両の右側後方に配置され、車両の前後方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ5は、エアバッグECU2に直接的に接続されている。スレーブセンサ6は、車両の右側Cピラー近傍に配置され、車両の左右方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ6は、スレーブセンサ5を介してエアバッグECU2に接続されている。スレーブセンサ7は、車両の右側Bピラー近傍に配置され、車両の左右方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ7は、スレーブセンサ5、6を介してエアバッグECU2に接続されている。スレーブセンサ8は、車両の右側前方に配置され、車両の前後方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ8は、スレーブセンサ5〜7を介してエアバッグECU2に接続されている。つまり、スレーブセンサ5〜8は、エアバッグECU2にデイジーチェーン接続されている。
スレーブセンサ9は、車両の左側後方に配置され、車両の前後方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ9は、エアバッグECU2に直接的に接続されている。スレーブセンサ10は、車両の左側Cピラー近傍に配置され、車両の左右方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ10は、スレーブセンサ9を介してエアバッグECU2に接続されている。スレーブセンサ11は、車両の左側Bピラー近傍に配置され、車両の左右方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ11は、スレーブセンサ9、10を介してエアバッグECU2に接続されている。スレーブセンサ12は、車両の左側前方に配置され、車両の前後方向の加速度を検出する。このスレーブセンサ12は、スレーブセンサ9〜11を介してエアバッグECU2に接続されている。つまり、スレーブセンサ9〜11は、エアバッグECU2にデイジーチェーン接続されている。
次に、エアバッグ装置1の詳細なブロック構成について図2を参照して説明する。図2は、エアバッグ装置1のブロック図を示す。図2に示すように、エアバッグECU2は、電源回路20と、センター制御回路21と、ECU通信回路22と、センサ23と、点火回路24とから構成されている。
電源回路20は、イグニッションスイッチ14を介して供給されるバッテリ15の出力電圧を、センター制御回路21、ECU通信回路22、及びセンサ23の作動に適した電源電圧に変換して供給する回路である。電源回路20の入力端子は、イグニッションスイッチ14を介してバッテリ15の正極端子に接続されている。また、電源回路20の出力端子は、センター制御回路21、ECU通信回路22、及びセンサ23の電源端子にそれぞれ接続されている。なお、バッテリ15の負極端子は車体に接地されている。
センター制御回路21は、識別子付与部211と、衝突処理部212と、故障検出部213とから構成される。
識別子付与部211は、作動開始直後の初期設定時、すなわち、イグニッションスイッチ14のオン直後に、スレーブセンサ5〜12のそれぞれに対して固有の識別子を付与する。この識別子付与部211の詳細な処理については、後述する。
衝突処理部212は、ECU通信回路22及び通信バス3、4を介してスレーブセンサ5〜12の加速度データ、及び、センサ23の加速度データを収集する。そして、衝突処理部212は、これらの加速度データに基づいて、各エアバッグ13a〜13fを展開するか否かを判定する。以下、この判定を衝突判定という。そして、この衝突判定の結果に基づいて、点火回路24を制御する。この衝突処理部212は、故障検出部213による故障禁止処理により、スレーブセンサ5〜12のうち何れの加速度データを用いて衝突判定を行うようにしている。この衝突処理部212の詳細な処理については、後述する。
故障検出部213は、スレーブセンサ5〜12のバススイッチがショート故障又はオープン故障であるか否かを検出する。この故障検出部213の詳細な処理については、後述する。
ECU通信回路22は、通信バス3、4を介してスレーブセンサ5〜12に電源電圧を供給する。さらに、ECU通信回路22は、スレーブセンサ5〜12との間で、識別子付与信号、識別子取得信号I(本発明における応答電流信号)、データ送信要求指令信号及び加速度データ信号などの各種信号を送受信する回路である。ここで、ECU通信回路22がスレーブセンサ5〜12へ送信する各種信号は、電圧デジタル信号からなる。一方、ECU通信回路22がスレーブセンサ5〜12から受信する各種信号は、電流デジタル信号からなる。このように、電圧デジタル信号を送信側に用いて、電流デジタル信号を受信側に用いることで、信号の送受信を並行して行うことができる。
センサ23は、エアバッグECU2内に設置され、車両の前後方向の加速度を検出し、この加速度データをセンター制御回路21の衝突処理部212に出力する。点火回路24は、センター制御回路21の衝突処理部212から出力される点火信号に基づいて、各エアバッグ13a〜13fから選択されたものを展開させる回路である。通信バス3、4は、ECU通信回路22から電圧デジタル信号が送信されるハイサイド通信バス3a、4aと、各スレーブセンサ5〜12からECU通信回路22へ電流デジタル信号が送信されるローサイド通信バス3b、4bとから構成されている。
次に、スレーブセンサ5〜12の詳細な構成について、図3を参照して説明する。図3は、特にスレーブセンサ5〜7のブロック図を示す。ここで、スレーブセンサ5〜12は、何れも同じ構成であるため、ここでは、スレーブセンサ5のみについて説明する。
図3に示すように、スレーブセンサ5は、センサ通信回路5a(本発明における識別子取得手段)と、バススイッチ5b(本発明における切替手段)と、センサ5cと、RAM5dとから構成される。
センサ通信回路5aの上端側が、ハイサイド通信バス3aに接続されている。一方、センサ通信回路5aの下端側が、ローサイド通信バス3bに接続されている。そして、このセンサ通信回路5aは、ハイサイド通信バス3aを介して、ECU通信回路22から供給される電源電圧をセンサ5cなどに供給する。さらに、センサ通信回路5aは、ECU通信回路22からハイサイド通信バス3aを介して、識別子付与信号を入力した場合には、当該識別子を後述するRAM5dに記憶させると共に、識別子取得信号IをECU通信回路22へ送信する。また、センサ通信回路22は、ECU通信回路22からデータ送信要求指令信号を入力した場合には、センサ5cから加速度データを入力し、当該加速度データをローサイド通信バス3bを介してECU通信回路22へ送信する。さらに、センサ通信回路5aは、ECU通信回路22から入力される信号に基づいて、バススイッチ5bのオン/オフの切り替えを行う。
バススイッチ5bの一端側(図3の左側)は、ECU通信回路22に直接接続されているハイサイド通信バス3aに接続されている。一方、バススイッチ5bの他端側(図3の右側)は、当該スレーブセンサ5とその後段側に位置するスレーブセンサ6との間を接続するハイサイド通信バス3aに接続されている。つまり、バススイッチ5bは、前段側に位置するECU通信回路22と後段側に位置するスレーブセンサ6とを接続するスイッチである。また、バススイッチ5bの一端側には、上述したセンサ通信回路5aの上端側が接続されている。従って、スレーブセンサ5のバススイッチ5bは、ECU通信回路22と後段のスレーブセンサ6のセンサ通信回路6aとの通信を可能とするスイッチでもある。このバススイッチ5bは、センサ通信回路5aの指示に従って、オン/オフの切り替えを行う。
センサ5cは、加速度を検出し、検出した加速度データをセンサ通信回路5aに出力する。RAM5dは、センサ通信回路5aが識別子付与信号を入力した場合に、センサ通信回路5aにより付与された識別子を記憶する。
なお、スレーブセンサ5の後段には、同様の構成であるスレーブセンサ6がハイサイド通信バス3a及びローサイド通信バス3bを介して接続されている。このスレーブセンサ6の後段には、同様の構成であるスレーブセンサ7がハイサイド通信バス3a及びローサイド通信バス3bを介して接続されている。このスレーブセンサ7の後段には、同様の構成であるスレーブセンサ8がハイサイド通信バス3a及びローサイド通信バス3bを介して接続されている。また、スレーブセンサ9〜12についても、スレーブセンサ5〜8と同様であるので、説明を省略する。
次に、図2〜図7を参照して、エアバッグ装置1の動作について説明する。ここで、図4は、識別子付与部211による識別子付与処理を示すフローチャートである。図5は、識別子取得信号Iを説明する図である。図6は、故障検出部213による故障検出処理を示すフローチャートである。図7は、衝突処理部212による衝突処理を示すフローチャートである。
まず、図2において、イグニッションスイッチ14がオンすると、電源回路20は、バッテリ15の出力電圧を、センター制御回路21、ECU通信回路22、及びセンサ23の作動に適した電源電圧に変換して供給する。このとき、スレーブセンサ5〜12のバススイッチ5b、・・・、12bは全てオフしている。
続いて、センター制御回路21の識別子付与部211が、スレーブセンサ5〜12に対して識別子付与処理を行う。この識別子付与処理について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、まず、カウンタnを1に初期化する(ステップS1)。続いて、識別子付与部211は、n番の識別子の付与信号をECU通信回路22のCH1及びハイサイド通信バス3aを介して、スレーブセンサ5〜8側へ出力する(ステップS2)。このとき、スレーブセンサ5〜12のバススイッチ5b、・・・、12bは全てオフしているので、識別子付与部211から出力される1番の識別子付与信号は、スレーブセンサ5のみに伝送される。そうすると、スレーブセンサ5のセンサ通信回路5aは、1番の識別子を取得するので、RAM5dに1番の識別子を記憶させる。さらに、センサ通信回路5aは、1番の識別子を取得した識別子取得信号I1をローサイド通信バス3bを介してECU通信回路22へ出力する。
ここで、識別子取得信号Iについて、図5を参照して説明する。図5の最上段に示すように、スレーブセンサ5のセンサ通信回路5aは、例えば8ビットの電流デジタル信号からなる識別子取得信号I1をECU通信回路22へ出力する。ここで、識別子取得信号Iの上位3ビットは識別子ビットとし、下位5ビットはデータビットとしている。そして、第1の識別子取得信号I1は、図5の第1段目に示すように、識別子ビットが「001」となり、データビットが「00001」となる。
続いて、識別子付与部211は、n番の識別子取得信号Inを入力したか否かを判定する(ステップS3)。ここでは、スレーブセンサ5から1番の識別子取得信号I1を入力する。そして、識別子付与部211がn番の識別子取得信号Inを入力した場合には(ステップS3:Yes)、カウンタnが同じ通信バス3a、3bにデイジーチェーン接続されているスレーブセンサ5〜8の数Nmaxに等しいか否かを判断する(ステップS4)。ここでは、カウンタnは、1であるので、Nmaxに等しくない。
従って、次は、識別子付与信号211は、スレーブセンサ5〜8に対して、n番のバススイッチ5b、・・・、8bのスイッチオン信号を出力する(ステップS5)。まずは、カウンタnが1であるので、1番の識別子を有するスレーブセンサ5のバススイッチ5bがオンする。続いて、カウンタnを1加算して(ステップS6)、ステップS2へ移動する。
つまり、カウンタnが2となると、ステップS2において、識別子付与部211は、2番の識別子の付与信号を出力する。このとき、スレーブセンサ5〜8のうちバススイッチ5bのみがオンされているので、ECU通信回路22のCH1には、スレーブセンサ5、6が接続されていることになる。そして、スレーブセンサ5のRAM5dには1番の識別子が記憶されているので、2番の識別子付与信号は、スレーブセンサ6へ伝送される。そうすると、スレーブセンサ6のセンサ通信回路6aは、2番の識別子を取得するので、RAM6dに2番の識別子を記憶させる。さらに、センサ通信回路6aは、2番の識別子を取得した識別子取得信号I2をローサイド通信バス3bを介してECU通信回路22へ出力する。ここで、2番の識別子取得信号I2の識別子ビットは、「010」となり、データビットは「00001」となる。
このようにして、全てのスレーブセンサ5〜12に対して固有の識別子を設定した場合には、ステップS4において、カウンタnがNmaxとなり、処理を終了する。ところで、ステップS3において、識別子付与部211がn番の識別子取得信号Inを入力しない場合にも(ステップS3:No)、処理は終了する。識別子付与部211がn番の識別子取得信号Inを入力しない場合とは、例えば、バススイッチ5bなどがオープン故障した場合やショート故障した場合などである。
ここで、例えば、バススイッチ5bがオープン故障した場合の識別子付与処理の流れについて説明する。
この場合、スレーブセンサ5は、上述と同様に、1番の識別子を取得し、識別子取得信号I1を識別子付与部211へ出力する。続いて、ステップS5において、1番のバススイッチ5bのオン信号が出力されたとしても、当該バススイッチ5bはオープン故障であるため、オンされない。そのまま次のステップS2へ進み、識別子付与部211が2番の識別子付与信号を出力する。しかし、バススイッチ5bがオンされないため、ECU通信回路22とスレーブセンサ6とは、通信ができない状態となる。従って、識別子付与部211は、2番の識別子付与信号に対する識別子取得信号I2を入力しない。つまり、ステップS3において、2番の識別子付与信号を出力したにも関わらず、2番の識別子取得信号I2を入力しないので(ステップS3:No)、識別子付与処理は終了する。
また、スレーブセンサ5のバススイッチ5bがショート故障した場合の識別子付与処理の流れについて説明する。
この場合、スレーブセンサ5は、上述と同様に、1番の識別子を取得し、識別子取得信号I1を識別子付与部211へ出力する。ここで、バススイッチ5bがショート故障しているので、ECU通信回路22には、スレーブセンサ5及びスレーブセンサ6が通信可能な状態となっている。従って、識別子付与部211が出力した1番目の識別子付与信号は、スレーブセンサ5のみならず、スレーブセンサ6へ入力される。従って、スレーブセンサ6は、1番目の識別子を取得し、1番の識別子をRAM6dに記憶し、1番の識別子取得信号I1を識別子付与部211へ出力する。つまり、1番の識別子は、スレーブセンサ5とスレーブセンサ6に設定されることになる。
続いて、2番以降の識別子は、スレーブセンサ7以降に設定される。そうすると、識別子付与部211は、最後に4番の識別子付与信号を出力したとしても、その識別子取得信号I4を入力しない。従って、ステップS3において、4番の識別子付与信号を出力したにもかかわらず、4番の識別子取得信号I4を入力しないので(ステップS3:No)、識別子付与処理は終了する。
ここで、識別子付与処理と同時に、故障検出部213による故障検出処理が行われる。この故障検出処理について、図5及び図6を参照して説明する。
まず、図5を参照して、スレーブセンサ5のバススイッチ5bがショート故障している場合において、故障検出部213が入力する識別子取得信号Iの最大電流値について説明する。図5の第1段目のビットデータは、スレーブセンサ5のセンサ通信回路5aが出力した識別子取得信号Iである。そして、スレーブセンサ5のバススイッチ5bがショート故障している場合には、スレーブセンサ6のセンサ通信回路6aが出力する識別子取得信号Iは、図5の第2段目のビットデータとなる。つまり、スレーブセンサ5のバススイッチ5bがショート故障している場合には、センサ通信回路5aとセンサ通信回路6aの出力する識別子取得信号Iは同一データとなる。
このとき、故障検出部213が入力する識別子取得信号Iは、センサ通信回路5aとセンサ通信回路6aが出力する識別子取得信号Iを合成したデータとなる。これは、識別子取得信号Iが電流信号であるためである。故障検出部213が入力する識別子取得信号Iは、図5の最下段に示すように、上位から3ビット目と最下位ビットが、センサ通信回路5aのみが出力する識別子取得信号Iの2倍の電流値を示すことになる。
このことを踏まえて、故障検出部213による故障検出処理について説明する。図6に示すように、まず、識別子付与処理が開始されたか否かを判定する(ステップS11)。識別子付与処理が開始されていないのであれば、そのまま処理を終了する。識別子付与処理が開始された場合には(ステップS11:Yes)、カウンタnを1に初期化する(ステップS12)。続いて、故障検出部213は、n番の識別子取得信号Inをスレーブセンサ5〜12から入力したか否かを判定する(ステップS13)。
続いて、入力された識別子取得信号Iが、第1閾値Th1より小さいか否かを判定する(ステップS14)。ここで、識別子取得信号Iは、上述したように、電流デジタル信号からなる。そして、第1閾値Th1は、図5に示すように、1つのセンサ通信回路5aが出力する識別子取得信号Iの最大電流値よりも大きな値としている。ただし、1つのセンサ通信回路5aが出力する識別子取得信号Iの最大電流値の2倍よりも小さな値としている。ここで、識別子取得信号Iのうち特に識別子ビットの電流値と第1閾値Th1とを比較するようにするとよい。これは、同一の識別子が付与されたスレーブセンサ5〜12が出力する識別子取得信号Iのうち識別子ビットは、確実に同一のデータとなるためである。
そして、故障検出部213に入力された識別子取得信号Iが、第1閾値Th1より小さい場合には、n番のバススイッチは、正常と判定する(ステップS15)。ここでは、カウンタnが1であるので、1番のバススイッチ5bは正常と判定されることになる。続いて、カウンタnが同じ通信バス3a、3bにデイジーチェーン接続されているスレーブセンサ5〜8の数Nmaxに等しいか否かを判断する(ステップS16)。ここでは、カウンタnは、1であるので、Nmaxに等しくない。
従って、次は、カウンタnを1加算して(ステップS17)、ステップS13へ移動する。そして、故障検出部213は、順次、全ての識別子取得信号Iを入力し、且つ、全ての識別子取得信号Iが第1閾値Th1よりも小さい場合には、全てのバススイッチが正常であると判定し、処理を終了する。
一方、ステップS14において、故障検出部213が入力した識別子取得信号Iが第1閾値Th1以上の場合には(ステップS14:No)、さらに、当該識別子取得信号Iが第2閾値Th2より小さいか否かを判定する(ステップS18)。ここで、第2閾値Th2は、図5に示すように、1つのセンサ通信回路5aが出力する識別子取得信号Iの最大電流値の2倍よりも大きな値であって、3倍よりも小さな値としている。そして、故障検出部213が入力した識別子取得信号Iが第1閾値Th1以上第2閾値Th2未満の場合には(ステップS18:Yes)、n番のバススイッチがショート故障であると判定する(ステップS19)。そして、ステップS16に進み、全てのバススイッチについて故障検出処理を行う。
また、故障検出部213が入力した識別子取得信号Iが第2閾値以上の場合には(ステップS18:No)、n番以降の連続するバススイッチがショート故障であると判定する(ステップS20)。そして、ステップS16に進み、全てのバススイッチについて故障検出処理を行う。
また、故障検出部213が、ステップS13において、n番の識別子取得信号Inを入力しない場合には、(n−1)番のバススイッチがオープン故障であると判定し(ステップS21)、処理を終了する。なお、n番の識別子取得信号Inを入力しないか否かについては、例えば、識別子付与信号を出力してから所定時間内に故障検出部213が入力する識別子取得信号Iが零であることにより判定することができる。
このように、故障検出部213は、バススイッチがショート故障又はオープン故障であるかを検出することができることに加えて、ショート故障位置及びオープン故障位置を特定することができる。
次に、衝突処理部212による衝突処理について図7を参照して説明する。衝突処理は、まずイグニッションスイッチ14がオンされた直後か否かを判断する(ステップS31)。そして、イグニッションスイッチ14がオンされた直後である場合には(ステップS31:Yes)、故障検出部213により故障と判定されたか否かを判定する(ステップS32)。故障と判定された場合には(ステップS32:Yes)、さらに、ショート故障であるかオープン故障であるかを判定する(ステップS33)。そして、ショート故障の場合には、ショート故障禁止処理を行う(ステップS34)。一方、オープン故障の場合には、オープン故障禁止処理を行う(ステップS35)。
ここで、ショート故障禁止処理は、ショート故障位置であるバススイッチを備えるスレーブセンサ、及び、当該スレーブセンサの後段のスレーブセンサの使用を禁止する処理である。より詳細には、n番のバススイッチのみがショート故障の場合には、n番のスレーブセンサ及び(n+1)番のスレーブセンサを使用禁止とする。また、n番及び(n+1)番のバススイッチが連続してショート故障の場合には、n番から(n+2)番のスレーブセンサを使用禁止とする。つまり、使用禁止とされるスレーブセンサ以外のスレーブセンサは、使用可能な状態とする。そして、衝突処理部212において、ショート故障により使用禁止とされるスレーブセンサについて記憶する。
また、オープン故障禁止処理は、オープン故障位置であるバススイッチを備えるスレーブセンサの後段側に位置するスレーブセンサを使用禁止とする処理である。例えば、1番のバススイッチがオープン故障位置である場合には、2番以降のスレーブセンサを使用禁止とする。つまり、1番のスレーブセンサは使用可能な状態とする。そして、衝突処理部212において、オープン故障により使用禁止とされるスレーブセンサについて記憶する。
そして、ショート故障禁止処理が終了した場合(ステップS34)、オープン故障禁止処理が終了した場合(ステップS35)、ステップS32において正常と判定された場合(ステップS32:No)、イグニッションスイッチ14がオンされた直後ではない場合(ステップS31:No)には、スレーブセンサ5〜12に対して、加速度データ送信要求指令信号を出力する(ステップS36)。
そして、スレーブセンサ5のセンサ通信回路5aは、ハイサイド通信バス3aを介して加速度データ送信要求指令信号を入力する。そうすると、センサ通信回路5aは、ローサイド通信バス3bを介して、センサ5cにより検出された加速度データに識別子情報を加えた加速度データ信号を衝突処理部212へ出力する。他のスレーブセンサ6〜12についても同様に行われる。ただし、使用禁止として記憶されたスレーブセンサに対しては、加速度データ送信要求指令信号を出力することはない。つまり、衝突処理部212は、使用可能とされているスレーブセンサに対してのみ、加速度データ送信要求指令信号を出力する。
そうすると、衝突処理部212は、使用可能とされているそれぞれのスレーブセンサ5〜12からそれぞれの識別子情報を含む加速度データ信号を入力する(ステップS37)。続いて、入力された加速度データ信号に基づいて、衝突したか否かを判定する(ステップS38)。そして、衝突していないと判定された場合には(ステップS38:No)、そのまま処理を終了する。一方、衝突したと判定された場合には(ステップS38:Yes)、点火信号を点火回路24へ出力する(ステップS39)。
本実施形態のエアバッグ装置1の全体構成の模式図を示す。 エアバッグ装置1のブロック図を示す。 特にスレーブセンサ5〜7のブロック図を示す。 識別子付与部211による識別子付与処理を示すフローチャートである。 識別子取得信号を説明する図である。 故障検出部213による故障検出処理を示すフローチャートである。 衝突処理部212による衝突処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1:エアバッグ装置、 2:エアバッグECU、 3、4:通信バス、
5〜12:スレーブセンサ

Claims (7)

  1. マスタ装置と、
    通信バスを介して前記マスタ装置にデイジーチェーン接続される複数のスレーブ装置と、
    を備え、
    それぞれの前記スレーブ装置は、
    前記マスタ装置から出力される切替信号を入力した場合に、前記マスタ装置又は前段の前記スレーブ装置と後段の前記スレーブ装置との間における通信の接続遮断の切り替えを行う切替手段と、
    前段側の前記スレーブ装置の前記切替手段が接続された場合であって、前記マスタ装置から出力される識別子付与信号を入力した場合に、それぞれの識別子を取得する識別子取得手段と、
    を備えるバス通信システムであって、
    前記識別子取得手段は、前記識別子付与信号を入力した場合に、当該識別子付与信号に応じた応答電流信号を前記マスタ装置へ出力し、
    前記マスタ装置は、前記識別子取得手段から出力される前記応答電流信号が第1の閾値を超えている場合に前記スレーブ装置の前記切替手段のショート故障位置を特定する故障検出手段と、前記ショート故障位置である前記切替手段を備える前記スレーブ装置に対する使用禁止処理を行う使用禁止処理手段とを備えることを特徴とするバス通信システム。
  2. 前記第1の閾値は、複数からなり、
    前記故障検出手段は、ショート故障の前記切替手段の連続数を検出する請求項1記載のバス通信システム。
  3. 前記故障検出手段は、前記応答電流信号が前記第1の閾値を越えている場合における当該応答電流信号を出力した前記識別子取得手段を備える前記スレーブ装置の前記切替手段をショート故障位置とする請求項1又は2に記載のバス通信システム。
  4. 前記応答電流信号は、識別子ビットを含むデジタルデータからなり、
    前記故障検出手段は、前記識別子ビットの電流値を用いて前記ショート故障を検出する請求項1〜3の何れか一項に記載のバス通信システム。
  5. マスタ装置と、
    通信バスを介して前記マスタ装置にデイジーチェーン接続される複数のスレーブ装置と、
    を備え、
    それぞれの前記スレーブ装置は、
    前記マスタ装置から出力される切替信号を入力した場合に、前記マスタ装置又は前段の前記スレーブ装置と後段の前記スレーブ装置との間における通信の接続遮断の切り替えを行う切替手段と、
    前段側の前記スレーブ装置の前記切替手段が接続された場合であって、前記マスタ装置から出力される識別子付与信号を入力した場合に、それぞれの識別子を取得する識別子取得手段と、
    を備えるバス通信システムであって、
    前記識別子取得手段は、前記識別子付与信号を入力した場合に、当該識別子付与信号に応じた応答電流信号を前記マスタ装置へ出力し、
    前記マスタ装置は、前記識別子取得手段から出力される前記応答電流信号に基づき前記スレーブ装置の前記切替手段のオープン故障位置を特定する故障検出手段と、前記オープン故障位置である前記切替手段を備える前記スレーブ装置の後段側の前記スレーブ装置に対する使用禁止処理を行う使用禁止処理手段とを備えることを特徴とするバス通信システム。
  6. 前記応答電流信号が一定時間入力されない場合に当該応答電流信号を出力すべき前記識別子取得手段を備える前記スレーブ装置を出力スレーブ装置とした場合に、前記故障検出手段は、前記出力スレーブ装置の前段の前記スレーブ装置の前記切替手段をオープン故障位置とする請求項5記載のバス通信システム。
  7. 前記スレーブ装置は、車両用乗員保護装置の衝突検知用センサである請求項1〜6の何れか一項に記載のバス通信システム。
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