JP4634154B2 - 昇圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は、昇圧回路に関し、特にそのディスチャージ方法に関するものである。
通常、昇圧回路は、例えば電源VCCとグランドVSSからレギュレータなどにより生成された電源VCCよりも電位が低い昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧を行う場合、4つのトランジスタと2つの容量とで構成され、所与のクロックに基づきチャージ・ポンプ動作によって所望の電圧を生成する。
昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を生成する先行技術の昇圧回路である図2の構成について以下に説明する。
Pチャンネルトランジスタ5はソースに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ6のドレインと容量4の一端とに接続されており、ゲートには図3のAの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ6はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ5のドレインと容量4の一端とに接続されており、ゲートには図3のBの信号が入力されている。
Pチャンネルトランジスタ3はドレインに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ソースはPチャンネルトランジスタ2のドレインと容量4の他端とに接続されており、ゲートには図3のCの信号が入力されている。
Pチャンネルトランジスタ2はソースに容量1の一端が接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ3のソースと容量4の他端とに接続されており、ゲートには図3のDの信号が入力されている。
容量4の一端はPチャンネルトランジスタ5のドレインとNチャンネルトランジスタ6のドレインとに接続されており、他端はPチャンネルトランジスタ3のソースとPチャンネルトランジスタ2のドレインとに接続されている。
容量1の他端はグランドVSSに接続されており、一端はPチャンネルトランジスタ2のソースに繋がっている。結果的には、この箇所に昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)が出力される。この容量1は昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を保持する役割がある。
上記構成である、図2に示す昇圧回路が昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を作成する際の動作について、図2の等価回路である図4と図5を参照しながら以下に説明する。
図2に示す昇圧回路において、図3に示す信号を、昇圧回路を構成する4つのトランジスタであるPチャンネルトランジスタ5とNチャンネルトランジスタ6とPチャンネルトランジスタ3とPチャンネルトランジスタ2とに入力することにより、容量1に昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を生成することが可能となる。
まず、図4の等価回路のように、スイッチS6とスイッチS3とをオンさせ、スイッチS5とスイッチS2とをオフさせる。この状態で容量4には昇圧基準電圧VCIの電圧が蓄えられる。
次に、図5の等価回路のように、スイッチS5とスイッチS2とをオンさせ、スイッチS6とスイッチS3とがオフさせる。この状態で容量4と容量1とが接続され、容量4に蓄えられた電荷が容量1に充電される。この際、容量4の一端の電位が昇圧基準電圧VCIとなっているので、容量1の電位は持ち上げられる。
図4と図5の動作を繰り返すことにより、容量1に昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)が生成される。
次に図2に示す、先行技術の昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧を行う昇圧回路のディスチャージ方法について図面を参照しながら以下に説明する。
図2に示す昇圧回路をディスチャージするには、図2に示す4つのトランジスタのゲートへの信号入力を固定し、Pチャンネルトランジスタ5をオフにし、Nチャンネルトランジスタ6をオンにし、Pチャンネルトランジスタ3をオンにし、Pチャンネルトランジスタ2をオンにする。そうすることにより、容量1に蓄えられた昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)はPチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3を介して昇圧基準電圧VCIへとディスチャージされる。
このとき、Pチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3とを動作させているゲート信号は自昇圧回路で生成した昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)であるため、ディスチャージの過渡段階でPチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3は閾値を超えることができなくなり、動作しなくなる。しかしここまでの工程で、昇圧基準電圧VCIよりもPチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3のそれぞれの閾値分の電圧までは瞬時にディスチャージが可能である。その後に、容量1に残った電圧は、容量1の自由放電により、ディスチャージをすることができる。
特開平6−327236号公報
上述の図2に示す昇圧回路の容量1はPチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3とを介して昇圧基準電圧VCIに接続されている。そのためディスチャージを行う際、Pチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3のそれぞれの閾値分の電荷が残ってしまい、蓄えられた昇圧基準電圧VCIの2倍分の電圧を完全にディスチャージさせるには容量1の自由放電に頼っている。このため、この昇圧回路の容量1を一定期間内に完全にディスチャージさせるのが困難であった。
また、ディスチャージ後、容量1に電荷が残っている状態であると昇圧回路の電圧を起動する際に、前回の立ち上げ時に完全にディスチャージできなかった電荷に起因する起動不良の可能性があるという課題があった。
本発明は、上記先行技術の問題点を解決するもので、一定期間でのディスチャージが可能となり、安定動作が可能になる昇圧回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の昇圧回路は、供給された電圧に対応する電荷を蓄積する昇圧対象用容量と、昇圧対象用容量に接続された制御用スイッチ素子を有し、制御用スイッチ素子を介して昇圧対象用容量に電圧を供給する昇圧電圧発生手段と、昇圧対象用容量に蓄積された電荷を制御用スイッチ素子を介してディスチャージする第1のディスチャージ手段と、昇圧対象用容量に接続されて、昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージする第2のディスチャージ手段とを備え、昇圧電圧発生手段、所与のクロックに基づきチャージ・ポンプ動作によって所望の電圧を生成する。
上記構成において、昇圧電圧発生手段は、昇圧対象用容量に制御用スイッチ素子を介して接続される電圧印加用容量と、電圧印加用容量の制御用スイッチ素子側に接続された第1のスイッチ素子と、電圧印加用容量の第1のスイッチ素子と反対側に接続されて制御用スイッチ素子がオフの状態で第1のスイッチ素子がオンのときにオンされることにより電圧印加用容量を充電可能にする第2のスイッチ素子と、電圧印加用容量の第2のスイッチ素子側に接続されて第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子がオフのとき制御用スイッチ素子を介して電圧印加用容量に蓄積された電圧を昇圧対象用容量に印加可能にする第3のスイッチ素子とを有し、第1のディスチャージ手段は、制御用スイッチ素子と第1のスイッチ素子とにより構成したものである。
ここで、第1のスイッチ素子は、ドレインが基準電圧供給線に接続され、ソースが電圧印加用容量の一方の電極と制御用スイッチとの接続点に接続されたPチャンネルトランジスタであり、第2のスイッチ素子は、ソースがグランドに接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、第3のスイッチ素子は、ソースが基準電圧供給線に接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、第2のディスチャージ手段が昇圧対象用容量の一端とグランドとの間に設けられた抵抗を含み、所定の期間においては、基準電圧供給線をグランドの電位に固定し、制御用スイッチ素子および第1のスイッチ素子をオンとすることで、第1のディスチャージ手段および第2のディスチャージ手段を介して、昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージすることが好ましい。この昇圧回路では、所定の期間において、第1のスイッチ素子のゲートにはグランドの電位が供給され、第2のスイッチ素子および第3のスイッチ素子のゲートには所定の期間以外で基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている。
また、第1のスイッチ素子は、ドレインが基準電圧供給線に接続され、ソースが電圧印加用容量の一方の電極と制御用スイッチとの接続点に接続されたPチャンネルトランジスタであり、第2のスイッチ素子は、ソースがグランドに接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、第3のスイッチ素子は、ソースが基準電圧供給線に接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、第2のディスチャージ手段が昇圧対象用容量の一端とグランドとの間に設けられたディスチャージ用Nチャンネルトランジスタを含み、所定の期間においては、基準電圧供給線をグランドの電位に固定し、制御用スイッチ素子、第1のスイッチ素子およびディスチャージ用Nチャンネルトランジスタをオンとすることで、第1のディスチャージ手段および第2のディスチャージ手段を介して、昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージすることが好ましい。この昇圧回路では、所定の期間において、第1のスイッチ素子のゲートにはグランドの電位が供給され、第2のスイッチ素子、第3のスイッチ素子およびディスチャージ用Nチャンネルトランジスタのゲートには所定の期間以外で基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている。
また、第1のスイッチ素子は、ドレインがグランドに接続され、ソースが電圧印加用容量の一方の電極と制御用スイッチとの接続点に接続されたNチャンネルトランジスタであり、第2のスイッチ素子は、ソースが基準電圧供給線に接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、第3のスイッチ素子は、ソースがグランドに接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、第2のディスチャージ手段が昇圧対象用容量の一端とグランドとの間に設けられた抵抗を含み、所定の期間においては、基準電圧供給線をグランドの電位に固定し、制御用スイッチ素子および第1のスイッチ素子をオンとすることで、第1のディスチャージ手段および第2のディスチャージ手段を介して、昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージすることが好ましい。この昇圧回路では、所定の期間において、第1のスイッチ素子のゲートにはグランドの電位が供給され、第2のスイッチ素子および第3のスイッチ素子のゲートには所定の期間以外で基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている。
また、第1のスイッチ素子は、ドレインがグランドに接続され、ソースが電圧印加用容量の一方の電極と制御用スイッチとの接続点に接続されたNチャンネルトランジスタであり、第2のスイッチ素子は、ソースが基準電圧供給線に接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、第3のスイッチ素子は、ソースがグランドに接続され、ドレインが電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、第2のディスチャージ手段が昇圧対象用容量の一端とグランドとの間に設けられたディスチャージ用Nチャンネルトランジスタを含み、所定の期間においては、基準電圧供給線をグランドの電位に固定し、記制御用スイッチ素子、第1のスイッチ素子およびディスチャージ用Nチャンネルトランジスタをオンとすることで、第1のディスチャージ手段および第2のディスチャージ手段を介して、昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージすることが好ましい。この昇圧回路では、所定の期間において、第1のスイッチ素子のゲートにはグランドの電位が供給され、第2のスイッチ素子、第3のスイッチ素子およびディスチャージ用Nチャンネルトランジスタのゲートには所定の期間以外で基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている。
本発明の昇圧回路によれば、昇圧対象用容量にディスチャージを目的とする抵抗またはトランジスタを有していることにより、容量と抵抗またはトランジスタとの時定数で一定期間でのディスチャージが可能となる。
これにより、一定期間において昇圧対象用容量に蓄積された電荷を完全にディスチャージをすることが可能になり、昇圧回路の起動毎に安定した電源の立ち上げが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態を示す昇圧回路について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1の昇圧回路を示す図である。図1に示すように、本実施の形態1の昇圧回路は、先行技術の昇圧回路にディスチャージを目的とする放電抵抗7が設けられている。
以下に本実施の形態1の昇圧回路の構成を示す。
Pチャンネルトランジスタ5(第3のスイッチ)はソースに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ6のドレインと容量4の一端とに接続されており、ゲートには図3のAの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ6(第2のスイッチ)はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ5のドレインと容量4の一端とに接続されており、ゲートには図3のBの信号が入力されている。
Pチャンネルトランジスタ3(第1のスイッチ)はドレインに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ソースはPチャンネルトランジスタ2のドレインと容量4の他端とに接続されており、ゲートには図3のCの信号が入力されている。
Pチャンネルトランジスタ2(制御用スイッチ)はソースに容量1の一端が接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ3のソースと容量4の他端とに接続されており、ゲートには図3のDの信号が入力されている。
容量4(電圧印加用容量)の一端はPチャンネルトランジスタ5のドレインとNチャンネルトランジスタ6のドレインとに接続されており、他端はPチャンネルトランジスタ3のソースとPチャンネルトランジスタ2のドレインとに接続されている。
容量1(昇圧対象用容量)の他端はグランドVSSに接続されており、一端はPチャンネルトランジスタ2のソースに繋がっている。結果的には、この箇所に昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)が出力される。この容量1は昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を保持する役割がある。
以上は先行技術の、昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を作成する昇圧回路の構成であり、本実施の形態1の昇圧回路は以下に示す構成が、先行技術の昇圧回路と異なる。
放電抵抗7の一端はグランドVSSに接続されており、他端は容量1の一端とPチャンネルトランジスタ2のソースとに接続されている。
図1に示す昇圧回路のディスチャージ方法を以下に示す。
先行技術の昇圧回路と同様に図1に示す4つのトランジスタのゲートへの信号入力を固定し、Pチャンネルトランジスタ5をオフさせ、Nチャンネルトランジスタ6をオンさせ、Pチャンネルトランジスタ3をオンさせ、Pチャンネルトランジスタ2をオンさせる。容量1に蓄えられた昇圧基準電圧VCIの2倍分の電荷はPチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3とを介して昇圧基準電圧VCIへディスチャージされる。さらに放電抵抗7を介してグランドVSSへのディスチャージもされる。そのため、先行技術の課題であった、Pチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3のそれぞれの閾値分の電荷が残ることはなく、容量1と放電抵抗7の時定数で完全にディスチャージが可能である。
なお、ディスチャージ時における昇圧基準電圧VCIはグランド電位に固定される。このようにすることで、Pチャンネルトランジスタ2およびPチャンネルトランジスタ3から構成される第1のディスチャージ手段と第2のディスチャージ手段である放電抵抗7との両方でディスチャージを行うことが可能となる。ここで、Pチャンネルトランジスタ5およびNチャンネルトランジスタ6のゲートに印加される電圧は、ディスチャージ時以外において昇圧基準電圧VCIに供給される電圧よりも電位が高い電源電圧VCCが供給されている。
(実施の形態2)
また、放電抵抗7をトランジスタに置き換えることでも上記と同様の効果が得られる。以下に放電抵抗7をトランジスタに置き換えた場合の昇圧回路を図6を用いて説明する。
図6は、本実施の形態2の昇圧回路を示す図である。図6に示すように、本実施の形態2の昇圧回路は、先行技術の昇圧回路にディスチャージを目的とする放電用のNチャンネルトランジスタ8が設けられている。
以下に本実施の形態2の昇圧回路の構成を示す。
Pチャンネルトランジスタ5はソースに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ6のドレインと容量4の一端とに接続されており、ゲートには図7のAの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ6はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ5のドレインと容量4の一端とに接続されており、ゲートには図7のBの信号が入力されている。
Pチャンネルトランジスタ3はドレインに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ソースはPチャンネルトランジスタ2のドレインと容量4の他端とに接続されており、ゲートには図7のCの信号が入力されている。
Pチャンネルトランジスタ2はソースに容量1の一端が接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ3のソースと容量4の他端とに接続されており、ゲートには図7のDの信号が入力されている。
容量4の一端はPチャンネルトランジスタ5のドレインとNチャンネルトランジスタ6のドレインの接続点に接続されており、他端はPチャンネルトランジスタ3のソースとPチャンネルトランジスタ2のドレインの接続点に接続されている。
容量1の他端はグランドVSSに接続されており、一端はPチャンネルトランジスタ2のソースに繋がっている。結果的には、この箇所に昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)が出力される。この容量1は昇圧基準電圧VCIの2倍の電圧(Vout)を保持する役割がある。
また、Nチャンネルトランジスタ8はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ2のソースと容量1との接続点に接続されており、ゲートには図7のEの信号が入力されている。
図6に示す昇圧回路のディスチャージ方法を以下に示す。
図1に示した構成と同様に、Pチャンネルトランジスタ5、3、2、およびNチャンネルトランジスタ6へのゲートへの信号入力を固定し、Pチャンネルトランジスタ5をオフさせ、Nチャンネルトランジスタ6をオンさせ、Pチャンネルトランジスタ3をオンさせ、Pチャンネルトランジスタ2をオンさせ、また、Nチャンネルトランジスタ8をオンさせる。容量1に蓄えられた昇圧基準電圧VCIの2倍分の電荷はPチャンネルトランジスタ2とNチャンネルトランジスタ3とを介して昇圧基準電圧VCI(グランドVSSの電位に固定)へディスチャージされる。さらに、Nチャンネルトランジスタ8を介してグランドVSSへのディスチャージもされる。そのため、先行技術の課題であった、Pチャンネルトランジスタ2とPチャンネルトランジスタ3のそれぞれの閾値分の電荷が残ることはなく、完全にディスチャージが可能となる。
(実施の形態3)
また、上記では昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧を行う昇圧回路について説明をしたが、負昇圧回路の場合でも上記と同様の効果が得られる。以下に−1倍の昇圧を行う負昇圧回路を図8を用いて説明する。
図8は、本実施の形態3の−1倍の昇圧回路を示す図である。図8に示すように、本実施の形態3の昇圧回路は、先行技術の−1倍の昇圧回路にディスチャージを目的とする放電抵抗15が設けられている。
以下に本実施の形態3の昇圧回路の構成を示す。
Pチャンネルトランジスタ13はソースに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ14のドレインと容量12の一端とに接続されており、ゲートには図9のAの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ14はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ13のドレインと容量12の一端とに接続されており、ゲートには図9のBの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ11はドレインにグランドVSSが接続されており、ソースはNチャンネルトランジスタ10のドレインと容量12の他端とに接続されており、ゲートには図9のCの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ10はソースに容量9の一端が接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ11のソースと容量12の他端とに接続されており、ゲートには図9のDの信号が入力されている。
容量12の一端はPチャンネルトランジスタ13のドレインとNチャンネルトランジスタ14のドレインとに接続されており、他端はNチャンネルトランジスタ11のソースとNチャンネルトランジスタ10のドレインとに接続されている。
容量9の他端はグランドVSSに接続されており、一端はNチャンネルトランジスタ10のソースに繋がっている。結果的には、この箇所に昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)が出力される。この容量1は昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)を保持する役割がある。
放電抵抗15の一端はグランドVSSに接続されており、他端は容量9の一端とNチャンネルトランジスタ10のソースの接続点に接続されている。
上記構成である、図8に示す昇圧回路が昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)を作成する際の動作について以下に説明する。
図8に示す昇圧回路において、図9に示す信号を、昇圧回路を構成する4つのトランジスタであるPチャンネルトランジスタ13とNチャンネルトランジスタ14とNチャンネルトランジスタ11とNチャンネルトランジスタ10とに入力することにより、容量9に昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)を生成することが可能となる。
まず、Pチャンネルトランジスタ13とNチャンネルトランジスタ11とをオンさせ、Nチャンネルトランジスタ14とNチャンネルトランジスタ10とをオフさせる。この状態で容量12には昇圧基準電圧VCIの電圧が蓄えられる。
次に、Nチャンネルトランジスタ14とNチャンネルトランジスタ10とをオンさせ、Pチャンネルトランジスタ13とNチャンネルトランジスタ11とをオフさせる。この状態で容量12と容量9が接続され、容量12に蓄えられた電荷が容量9に充電される。この際、容量12の一端の電位が昇圧基準電圧VSSとなっているので、容量9の電位は負の値になる。
上記動作を繰り返すことにより、容量9に基準電源VCIの−1倍の電圧(Vout)が生成される。
次に、図8に示す昇圧回路のディスチャージ方法を以下に示す。
まず、図8に示すPチャンネルトランジスタ13をオフさせ、Nチャンネルトランジスタ14をオンさせ、Nチャンネルトランジスタ11をオンさせ、Nチャンネルトランジスタ10をオンさせる。これにより、容量9に蓄えられた昇圧基準電圧VCIの−1倍分の電荷はNチャンネルトランジスタ10とNチャンネルトランジスタ11を介してグランドVSSへディスチャージされる。さらに放電抵抗15を介してグランドVSSへのディスチャージもされる。そのため、先行技術の課題であった、Nチャンネルトランジスタ10とNチャンネルトランジスタ11のそれぞれの閾値分の電荷が残ることはなく、容量9と放電抵抗7の時定数で完全にディスチャージが可能である。
(実施の形態4)
また、昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧を行う昇圧回路と同様に負昇圧回路でも放電抵抗15をトランジスタに置き換えることでも、同様の効果が得られる。以下に放電抵抗15をトランジスタに置き換えた場合の負昇圧回路である−1倍の昇圧回路を図10を用いて説明する。
図10は、本実施の形態4の昇圧回路を示す図である。図10に示すように、本実施の形態4の昇圧回路は、先行技術の昇圧回路にディスチャージを目的とする放電用のNチャンネルトランジスタ16が設けられている。
以下に本実施の形態4の昇圧回路の構成を示す。
Pチャンネルトランジスタ13はソースに昇圧基準電圧VCIが接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ14のドレインと容量12の一端とに接続されており、ゲートには図11のAの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ14はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはPチャンネルトランジスタ13のドレインと容量12の一端とに接続されており、ゲートには図11のBの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ11はドレインにグランドVSSが接続されており、ソースはNチャンネルトランジスタ10のドレインと容量12の他端とに接続されており、ゲートには図11のCの信号が入力されている。
Nチャンネルトランジスタ10はソースに容量9の一端が接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ11のソースと容量12の他端とに接続されており、ゲートには図11のDの信号が入力されている。
容量12の一端はPチャンネルトランジスタ13のドレインとNチャンネルトランジスタ14のドレインとに接続されており、他端はNチャンネルトランジスタ11のソースとNチャンネルトランジスタ10のドレインとに接続されている。
容量9の他端はグランドVSSに接続されており、一端はNチャンネルトランジスタ10のソースに繋がっている。結果的には、この箇所に昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)が出力される。この容量9は昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)を保持する役割がある。
以上は先行技術の、昇圧基準電圧VCIの−1倍の電圧(Vout)を作成する昇圧回路の構成であり、本実施の形態4の昇圧回路は以下に示す構成が、先行技術の昇圧回路と異なる。
Nチャンネルトランジスタ16はソースにグランドVSSが接続されており、ドレインはNチャンネルトランジスタ10のソースと容量1の一端とに接続されており、ゲートには図11のEの信号が入力されている。
図10に示す昇圧回路のディスチャージ方法を以下に示す。
まず、Pチャンネルトランジスタ13、Nチャンネルトランジスタ14、Nチャンネルトランジスタ11、Nチャンネルトランジスタ10へのゲートへの信号入力を固定し、Pチャンネルトランジスタ13をオフさせ、Nチャンネルトランジスタ14をオンさせ、Nチャンネルトランジスタ11をオンさせ、Nチャンネルトランジスタ10をオンさせ、Nチャンネルトランジスタ16をオンさせる。容量9に蓄えられた昇圧基準電圧VCIの−1倍分の電荷はNチャンネルトランジスタ10とNチャンネルトランジスタ11を介してグランドVSSへディスチャージされる。さらにNチャンネルトランジスタ16を介してグランドVSSへのディスチャージもされるため、先行技術の課題であった、Nチャンネルトランジスタ10とNチャンネルトランジスタ11のそれぞれの閾値分の電荷が残ることはなく、完全にディスチャージが可能である。
以上のように一定期間内での完全ディスチャージが可能であるため、先行技術の昇圧回路で課題であった、次回の起動時に影響を及ぼすことはない。
なお、以上の実施の形態では昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧を行う昇圧回路と昇圧基準電圧VCIの−1倍昇圧を行う負昇圧回路の説明をしたが、昇圧基準電圧VCIの複数倍の昇圧回路の場合でも、上記のような一定期間内での完全ディスチャージが可能であり、同様に次回の起動時に影響を及ぼすことはない。
また、以上の実施の形態の説明におけるスイッチについては、MOSトランジスタやバイポーラトランジスタなどが知られているが、それに限定されるものではなくスイッチング機能を有する素子であれば構わない。
この発明にかかる昇圧回路は、一定期間でのディスチャージが可能となり、安定動作が可能となる等の効果があり、昇圧回路等として有用である。
本発明の実施の形態1の昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧回路の回路図である。 先行技術の昇圧回路の回路図である。 先行技術の昇圧回路および本発明の実施の形態1の昇圧回路の4つのトランジスタのゲートへの信号の波形図である。 先行技術の昇圧回路の等価回路で、スイッチS3、S6がオン状態の回路図である。 スイッチS2、S5がオン状態の先行技術の昇圧回路の等価回路図である。 本発明の実施の形態2の昇圧基準電圧VCIの2倍昇圧回路図である。 図6の実施の形態2における昇圧回路の4つのトランジスタのゲートへの信号の波形図である。 本発明の実施の形態3の昇圧基準電圧VCIの−1倍昇圧回路図である。 図8の実施の形態3における昇圧回路の4つのトランジスタのゲートへの信号の波形図である。 本発明の実施の形態4の昇圧基準電圧VCIの−1倍昇圧回路図である。 図10の実施の形態4における昇圧回路の4つのトランジスタのゲートへの信号の波形図である。
符号の説明
VCC 電源電圧
VSS グランド電圧
1 容量
2 Pチャンネルトランジスタ
3 Pチャンネルトランジスタ
4 容量
5 Pチャンネルトランジスタ
6 Nチャンネルトランジスタ
7 抵抗
S2 スイッチ(Pチャンネルトランジスタ2の等価回路)
S3 スイッチ(Pチャンネルトランジスタ3の等価回路)
S5 スイッチ(Pチャンネルトランジスタ5の等価回路)
S6 スイッチ(Nチャンネルトランジスタ6の等価回路)

Claims (9)

  1. 供給された電圧に対応する電荷を蓄積する昇圧対象用容量と、前記昇圧対象用容量に接続された制御用スイッチ素子を有し、前記制御用スイッチ素子を介して前記昇圧対象用容量に電圧を供給する昇圧電圧発生手段と、前記昇圧対象用容量に蓄積された電荷を前記制御用スイッチ素子を介してディスチャージする第1のディスチャージ手段と、前記昇圧対象用容量に接続されて、前記昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージする第2のディスチャージ手段とを備え、前記昇圧電圧発生手段、所与のクロックに基づきチャージ・ポンプ動作によって所望の電圧を生成する昇圧回路であって、
    前記昇圧電圧発生手段は、前記昇圧対象用容量に前記制御用スイッチ素子を介して接続される電圧印加用容量と、前記電圧印加用容量の前記制御用スイッチ素子側に接続された第1のスイッチ素子と、前記電圧印加用容量の前記第1のスイッチ素子と反対側に接続されて前記制御用スイッチ素子がオフの状態で前記第1のスイッチ素子がオンのときにオンされることにより前記電圧印加用容量を充電可能にする第2のスイッチ素子と、前記電圧印加用容量の前記第2のスイッチ素子側に接続されて前記第1のスイッチ素子および前記第2のスイッチ素子がオフのとき前記制御用スイッチ素子を介して前記電圧印加用容量に蓄積された電圧を前記昇圧対象用容量に印加可能にする第3のスイッチ素子とを有し、
    前記第1のディスチャージ手段は、前記制御用スイッチ素子と前記第1のスイッチ素子とにより構成される昇圧回路。
  2. 前記第1のスイッチ素子は、ドレインが基準電圧供給線に接続され、ソースが前記電圧印加用容量の一方の電極と前記制御用スイッチとの接続点に接続されたPチャンネルトランジスタであり、前記第2のスイッチ素子は、ソースがグランドに接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、前記第3のスイッチ素子は、ソースが前記基準電圧供給線に接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、
    前記第2のディスチャージ手段が前記昇圧対象用容量の一端と前記グランドとの間に設けられた抵抗を含み、
    所定の期間においては、前記基準電圧供給線を前記グランドの電位に固定し、前記制御用スイッチ素子および前記第1のスイッチ素子をオンとすることで、前記第1のディスチャージ手段および前記第2のディスチャージ手段を介して、前記昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージする請求項1記載の昇圧回路。
  3. 前記所定の期間において、前記第1のスイッチ素子のゲートには前記グランドの電位が供給され、前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子のゲートには前記所定の期間以外で前記基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている請求項2記載の昇圧回路。
  4. 前記第1のスイッチ素子は、ドレインが基準電圧供給線に接続され、ソースが前記電圧印加用容量の一方の電極と前記制御用スイッチとの接続点に接続されたPチャンネルトランジスタであり、前記第2のスイッチ素子は、ソースがグランドに接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、前記第3のスイッチ素子は、ソースが前記基準電圧供給線に接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、
    前記第2のディスチャージ手段が前記昇圧対象用容量の一端と前記グランドとの間に設けられたディスチャージ用Nチャンネルトランジスタを含み、
    所定の期間においては、前記基準電圧供給線を前記グランドの電位に固定し、前記制御用スイッチ素子、前記第1のスイッチ素子および前記ディスチャージ用Nチャンネルトランジスタをオンとすることで、前記第1のディスチャージ手段および前記第2のディスチャージ手段を介して、前記昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージする請求項1記載の昇圧回路。
  5. 前記所定の期間において、前記第1のスイッチ素子のゲートには前記グランドの電位が供給され、前記第2のスイッチ素子、前記第3のスイッチ素子および前記ディスチャージ用Nチャンネルトランジスタのゲートには前記所定の期間以外で前記基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている請求項4記載の昇圧回路。
  6. 前記第1のスイッチ素子は、ドレインがグランドに接続され、ソースが前記電圧印加用容量の一方の電極と前記制御用スイッチとの接続点に接続されたNチャンネルトランジスタであり、前記第2のスイッチ素子は、ソースが基準電圧供給線に接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、前記第3のスイッチ素子は、ソースが前記グランドに接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、
    前記第2のディスチャージ手段が前記昇圧対象用容量の一端と前記グランドとの間に設けられた抵抗を含み、
    所定の期間においては、前記基準電圧供給線を前記グランドの電位に固定し、前記制御用スイッチ素子および前記第1のスイッチ素子をオンとすることで、前記第1のディスチャージ手段および前記第2のディスチャージ手段を介して、前記昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージする請求項1記載の昇圧回路。
  7. 前記所定の期間において、前記第1のスイッチ素子のゲートには前記グランドの電位が供給され、前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子のゲートには前記所定の期間以外で前記基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されている請求項6記載の昇圧回路。
  8. 前記第1のスイッチ素子は、ドレインがグランドに接続され、ソースが前記電圧印加用容量の一方の電極と前記制御用スイッチとの接続点に接続されたNチャンネルトランジスタであり、前記第2のスイッチ素子は、ソースが基準電圧供給線に接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたPチャンネルトランジスタであり、前記第3のスイッチ素子は、ソースが前記グランドに接続され、ドレインが前記電圧印加用容量の他方の電極に接続されたNチャンネルトランジスタであり、
    前記第2のディスチャージ手段が前記昇圧対象用容量の一端と前記グランドとの間に設けられたディスチャージ用Nチャンネルトランジスタを含み、
    所定の期間においては、前記基準電圧供給線を前記グランドの電位に固定し、前記制御用スイッチ素子、前記第1のスイッチ素子および前記ディスチャージ用Nチャンネルトランジスタをオンとすることで、前記第1のディスチャージ手段および前記第2のディスチャージ手段を介して、前記昇圧対象用容量に蓄積された電荷をディスチャージする請求項1記載の昇圧回路。
  9. 前記所定の期間において、前記第1のスイッチ素子のゲートには前記グランドの電位が供給され、前記第2のスイッチ素子、前記第3のスイッチ素子および前記ディスチャージ用Nチャンネルトランジスタのゲートには前記所定の期間以外で前記基準電圧供給線から供給される基準電圧より電位が高い昇圧回路動作電圧が供給されていることを特徴とする請求項8記載の昇圧回路。
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