JP4617866B2 - 分岐型スタンディングパウチ - Google Patents

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Description

本発明は、パウチ内に収容した調味料、化粧品、洗剤等の内容物を取り出すためのノズル部を、パウチ本体の頂部から分岐させて設けた分岐型スタンディングパウチに関する。
購入後、プラスチックボトル、ガラス瓶、あるいは他の容器に詰め替える調味料、化粧品、洗剤等に用いられる詰め替えパウチとしては、内容物の取り出しが容易で、最後まで安定した流れを保ちながら取り出すことができるものが求められている。
このような詰め替えパウチとしては、パウチのコーナー部に、パウチ本体とは別体の部材でノズル部を形成したものや(特許文献1参照)、パウチ本体を構成する包材を加工してノズル部を形成したもの(特許文献2参照)が提案されている。
また、パウチの上端中央部に開口部と折目線によりノズル部を形成するスタンディングパウチも知られている。(特許文献3参照)
特開平5−132069号公報 特開2003−137319号公報 特開平10−129683号公報
しかしながら、パウチのコーナー部にノズル部を形成した詰め替えパウチでは、高粘度の内容物を注出する際に、加圧によりノズルの閉塞が生じ、高粘度内容物の注出が困難となることがある。また、残量が少なくなった内容物を絞り出そうとしてパウチを底部から巻き上げていくと、パウチを斜めに巻いていくことになり、巻きにくい上サイドに液逃げが生じて残量が多くなるという欠点がある。
さらに、別体の部材によりノズル部を形成したパウチでは、特別な部材や工程を必要とするので製造コストが高くなり、また、充填前のパウチが嵩ばるので輸送コストも高くなる等の問題点がある。
一方、特許文献3に記載されたパウチの上端中央部に開口部と折目線によりノズル部を形成したパウチでは、内容物を注出するためにパウチを加圧した際に、ノズル部の形状が安定せずに内容物がこぼれたり、ノズル部の閉塞が生じて内容物の注出が困難になる等の欠点がある。
したがって、本発明はこれら従来技術の問題点を解消して、特別な部材や工程を必要とせずに、高粘度の内容物を注出する際に流路抵抗の小さい大口径のノズル部を簡単な操作で安定に形成して、内容物を最後まで迅速に取り出すことができるとともに、充填前には嵩ばらずに輸送コストを節約することが可能で、しかも廃棄処分が容易な分岐型スタンディングパウチを提供することを目的とする。
本発明者等は鋭意検討した結果、スタンディングパウチ本体の頂部から分岐状に形成したノズル部の中央に、長手方向に延びる山折り稜線と、その両側にノズル基部形成線を設けることによって、上記課題が解決されることを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の1乃至25の構成をとるものである。
1.それぞれ単層又は複層のプラスチックフイルムにより構成された、折返すことにより注出ノズル裏面となる注出ノズル裏面部とこれに連続するパウチ本体表面部を有するパウチ表面材、パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材、注出ノズル表面材及び底部材をヒートシールすることにより、パウチ本体頂部から注出ノズルを分岐状に形成した分岐型スタンディングパウチにおいて、パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央にノズルの長手方向に延びる山折り稜線を、パウチ表面材の折返し部が間に介在するように間隔を空けて2本形成し、2本の山折り稜線の間に稜線形成補助線を設けるとともに、山折り稜線の両外側にノズル基部形成線を設けたことを特徴とする分岐型スタンディングパウチ。
2.分岐状のノズル先端部に開封予定線となる易開封加工部を設けたことを特徴とする1に記載の分岐型スタンディングパウチ。
3.パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線をノズル裏面部の長手方向の略全長から折返し部を越えてパウチ本体表面部上部にかけて形成したことを特徴とする1又は2に記載の分岐型スタンディングパウチ。
4.パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線をノズル裏面部の先端部に設けたことを特徴とする1又は2に記載の分岐型スタンディングパウチ。
5.パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線をノズル先端部の開封予定線と交差するように形成したことを特徴とする1〜4のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
6.パウチ本体上部の両側縁部に押圧部を形成したことを特徴とする1〜5のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
7.パウチ本体上部の両側縁シール部に、前記押圧部の位置が識別可能な模様を形成したことを特徴とする6に記載の分岐型スタンディングパウチ。
8.パウチ本体上部の幅を細くすることにより押圧部を形成したことを特徴とするに記載の分岐型スタンディングパウチ。
9.押圧部において、両側縁シール部の外縁部をパウチ表面材側に折り曲げたことを特徴とする6〜8のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
10.両側縁シール部の外縁部を未シール部として構成したことを特徴とする9に記載の分岐型スタンディングパウチ。
11.未シール部に複数のスリットを設けたことを特徴とする10に記載の分岐型スタンディングパウチ。
12.パウチ表面材に設けるノズル基部形成線をパウチ表面材の折返し部近傍を起点とする山折り線として形成したことを特徴とする1〜11のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
13.パウチ表面材に設けるノズル基部形成線をパウチ表面材の折返し部近傍を起点とする谷折り線として形成したことを特徴とする1〜11のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
14.パウチ表面材に設けるノズル基部形成線をパウチ表面材の折返し部近傍を起点とする山折り線及び谷折り線として形成したことを特徴とする1〜13のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
15.パウチ表面材の折返し部近傍を起点とするノズル基部形成線の先端部が接続して1本の連続した線を形成するようにしたことを特徴とする12〜14のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
16.パウチ表面材のノズル基部形成線の外側に山折りの誘導線を設けたことを特徴とする1〜15のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
17.山折りの誘導線をパウチ表面材の折返し部と周縁シール部内側との交点に接続するように設けたことを特徴とする16に記載の分岐型スタンディングパウチ。
18.山折りの誘導線を先端部が接続して1本の連続した線を形成するようにしたことを特徴とする16又は17に記載の分岐型スタンディングパウチ。
19.注出ノズル表面材の中央にノズルの長手方向に延びる山折りの開口補助線を設けたことを特徴とする1〜18のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
20.山折りの開口補助線をパウチ表面材に設けた山折り稜線と略対応する位置に設けたことを特徴とする19に記載の分岐型スタンディングパウチ。
21.山折りの開口補助線の両側に谷折りのノズル基部形成補助線を設けたことを特徴とする19又は20に記載の分岐型スタンディングパウチ。
22.パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材の中央上部に折返し部と交差する山折りの補強線を設けたことを特徴とする1〜21のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
23.パウチ裏面材にもノズル基部形成線を設けたことを特徴とする1〜22のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
24.さらにノズル基部形成線の外側に、山折りの誘導線を設けたことを特徴とする23に記載の分岐型スタンディングパウチ。
25.ノズル基部形成線又は山折りの誘導線を、パウチ表面材に設けたノズル基部形成線又は山折りの誘導線と略対応する位置に設けたことを特徴とする23又は24に記載の分岐型スタンディングパウチ。
本発明の分岐型スタンディングパウチは、つぎのような顕著な効果を奏する。
(1)パウチを開封し、パウチ上部両側の押圧部を押圧することによって、大口径の立体ノズルをワンタッチで形成することができる。
(2)ノズルの形状が安定しており、片手で容易に操作して内容物を迅速に最後まで注出することができる。
(3)パウチ全体の形状が安定しており、ノズルを形成した際の外観が優れている。
(4)パウチ本体上部の両側縁部に形成する押圧部の両側縁シール部の外縁部をパウチ表面材側に折り曲げることにより、押圧部における指の引っかかりがよくなり力のかかる方向が安定する。
(5)押圧部の両側縁シール部の外縁部を未シール部とすることにより、指の引っかかりがさらに改善されるとともに柔らかい感触が得られる。
(6)パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材にも山折りの補強線等をを設けることにより、ノズルの形状が一段と安定し外観の優れたパウチを得ることができる。
(7)特別な部材や工程を必要とせず、従来の設備を使用して低コストで製造することができる。
(8)充填前のサイズがコンパクトで輸送コストを抑えるとともに、使用後の廃棄処分が容易である。
(9)ボトル等他の容器への内容物の詰替えの際、ノズルの角度と高さがボトルの口部に近づくように形成されるので、内容物のこぼれが防止され、作業性も向上する。
本発明の分岐型スタンディングパウチは、プラスチックフイルムをヒートシールすることによって構成されるが、パウチに使用するプラスチックフイルムの材料としては特に制限はない。
プラスチックフイルムを構成するのに適したプラスチック材料としては、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチルペンテン−1、低−、中−、或いは高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合体;アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体の如きニトリル重合体;ナイロン6、ナイロン66、パラまたはメタキシリレンアジパミドの如きポリアミド類;ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル類;各種ポリカーボネート;ポリオキシメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。
これらの材料からなるプラスチックフイルムは、未延伸、一軸延伸、或いは二軸延伸して用いられる。
本発明のスタンディングパウチに使用するプラスチックフイルムは、これらのプラスチックフイルムを単層で、或いは、二種以上を積層して構成することができ、また、これらのプラスチックフイルムの一種、或いは、二種以上と、アルミニウム等の金属箔、紙、セロファン等を貼合わせて構成することもできる。
好ましいプラスチックフイルムとしては、例えば、延伸ナイロンフイルムを外層とし、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフイルムを内層とする二層構成、延伸ポリエステルフイルムを外層とし、ポリオレフィンフイルムを内層とする二層構成、及びこれらの内、外層フイルム間にアルミニウム等の金属箔を積層した三層構成のフイルム等が挙げられ、これらの積層フイルムの製造に際しては、各層間に必要に応じて接着剤、アンカー剤を介在させることもできる。
そして、上記プラスチックフイルムの層構成は、スタンディングパウチに充填する内容物の性状に応じて選択され、例えば、詰替洗剤用のスタンディングパウチのように低コストが要求される場合は、単層或いは二層構成の積層フイルムを使用し、調味料のスタンディングパウチのように保存性が要求される場合は、アルミニウム箔を含む三層構成以上の積層フイルムを使用すれば良い。
つぎに、図面を参照しながら本発明の分岐型スタンディングパウチについて説明する。
図1〜図4は、本発明の分岐型スタンディングパウチの1例を示す図であり、図1は内容物を未充填の状態のパウチの正面図、図2はパウチを構成する各部材の模式図、そして図3はパウチ本体表面と注出ノズル部裏面を構成するパウチ表面材の拡大正面図である。また、図4はパウチを開封して使用する際に、注出ノズルが形成される状況を説明する模式図で、Aは内容物を充填した未開封のパウチの断面模式図、そしてBはパウチを開封して注出ノズルを形成した状態を示す斜視図である。
このスタンディングパウチは、パウチ本体1の頂部から注出ノズル2を分岐状に設けたもので、注出ノズル2は折返し部3からパウチ上方に向って180°折返し可能に形成されている。また、注出ノズル2の先端部には、開封予定線4に沿ってミシン目、スコア加工、レーザー加工等による易開封加工が施こされている。
パウチ本体の上部には、胴部よりも幅を細くすることによって、パウチを開封して内容物を注出する際に、両側から手の親指と人差し指で挟んで押圧する押圧部5,5が設けられている。パウチ本体1及び注出ノズル2の周縁部はヒートシールされて、周縁シール部6と底シール部7を形成しているが、パウチ上縁部には未シール状の充填口8が設けられ、この充填口8は内容物を充填した後にヒートシールにより密封される。
このスタンディングパウチは、図2に示した、折返し部3から折返すことにより注出ノズル2の裏面となる注出ノズル裏面部12とこれに連続するパウチ本体表面部11を有するパウチ表面材21、パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材22、注出ノズル表面を構成する注出ノズル表面材23、及び2つ折りしてパウチ底部を構成する底部材24の、各周縁部をヒートシールすることにより構成される。
パウチ表面材21の注出ノズル裏面部の中央には、開封予定線4からパウチを開封して断面が四角形のノズル2を形成する際に、ノズルの下側の稜線となる山折り稜線13をノズル2の長手方向の略全長から折返し部3を超えてパウチ本体表面部11の上部にかけて形成してある。また、この山折り稜線13の他端部は、ノズル先端部の開封予定線4と交差するものとし、ノズル先端部を開封した際に山折り稜線13が開口端部に到達するように構成したので、内容物を注出する際にノズル先端部が閉塞するのを防止することができる。なお、山折り線13はノズル2の全長ではなく、先端部のみに設けることもできる。
山折り稜線13の両側には、折返し部3を起点としパウチ本体表面部11にかけて、パウチの外側部に向う山折りのノズル基部形成線14,14を設けてある。
このスタンディングパウチでは、内容物を注出する際に、ノズル2の先端部に設けられた開封予定線4でノズルを開封した後に、押圧部5,5を手の親指と人差し指で挟んで両側から押圧すると、山折り稜線13とノズル基部形成線14,14に誘導されて図3に点線で示した位置に谷折りのノズル基部25が形成され、断面形状が四角形に開封された大口径のノズル2がワンタッチで立ち上がり、先端がカットされた四角錐状のノズルが形成される。(図4参照)
このパウチでは、山折り稜線13とノズル基部形成線14,14によりノズルの形状が安定し、内容物を迅速にかつ最後まで注出することができる。また、パウチ本体上部の幅を細くすることによって形成した押圧部5,5により、パウチに対する指かかりがよくなるので、パウチを片手で容易に操作することができる。
図5は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、山折り稜線13の両側に設けるノズル基部形成線14,14を、折返し部3を起点としパウチ本体表面部11のやや内側部に向う谷折り線により形成した。パウチの他の構成は、図1〜4のパウチと同様である。
図6は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、山折り稜線13の両側に設ける山折りのノズル基部形成線14,14の先端部を接続させて1本の連続した線として形成した。パウチの他の構成は、図1〜4のパウチと同様である。
図7〜図9は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図であり、図7は内容物を未充填の状態のパウチの正面図、図8はパウチを構成する各部材の模式図、そして図9はパウチ本体表面と注出ノズル部裏面を構成するパウチ表面材の拡大正面図である。
この例では、図9に示すように、山折りのノズル基部形成線14,14の外側に山折りの誘導線15,15を形成し、さらに、2本の誘導線15,15を山折りの連結線16で連結している。 また、この例では、図8に示すように、パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材22の中央上部に折返し部3と交差する山折りの補強線17を設けている。パウチの他の構成は、図1〜図4のパウチと同様である。
この例では、山折りのノズル基部形成線14,14の外側に山折りの誘導線15,15を形成し、2本の誘導線15,15を山折りの連結線16で連結したことによって、大口径のノズル2の形成が一段と容易になり、形状の安定性も向上する。また、2本の山折り誘導線15,15と連結線16により、ノズル基部の周囲に膨らみが形成されるので外観が極めて優れるとともに、ノズル2の立ち上がり角度もパウチ本体に対して約135°程度と最も操作し易いものとなる。
この例では、2本の誘導線15,15は、パウチ表面材21の折返し部3と周縁シール部6の内側との交点から、パウチ本体表面部11の内方に向って曲線状に形成しているが、その形状や長さは、適宜変更することができる。また、連結線16も直線状や、他の曲線状にする等適宜変更できることは勿論である。
図10は、本発明の分岐型スタディングパウチの他の例を示す図で、未充填の状態のパウチの正面図である。
この例では、注出ノズル表面材23の中央にノズルの長手方向に延びる山折りの開口補助線18を設けている。パウチの他の構成は、図7〜図9のパウチと同様である。この開口補助線18を設けることによって、パウチの開封時にノズルの形成性と形状安定性がさらに改善される。この開口補助線18の長さは、開封予定線4と交差するものとする等、適宜変更することができる。
図11は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図で、未充填の状態のパウチの正面図である。
この例では、図10のパウチの山折りの開口補助線18の両側に谷折りのノズル基部形成補助線19,19を設けている。パウチの他の構成は、図10のパウチと同様である。このノズル基部形成補助線19,19を設けることによって、パウチの開封時にノズルの形成性と形状安定性が一層改善される。このノズル基部形成補助線19,19の長さや形状は、適宜変更することができる。
図12は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、山折り稜線13の両側に設ける山折りのノズル基部形成線14,14の先端部を、2本の山折りの誘導線15,15を連結する山折りの連結線16に接続するように形成している。パウチの他の構成は、図7〜9のパウチと同様である。
図13は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、図12のパウチにおいて、山折り稜線13の両側に設ける山折のノズル基部形成線14,14の起点を注出ノズル裏面部12内に設け、ノズル基部形成線14,14を折返し部3と交差するものとして形成している。パウチの他の構成は、図12のパウチと同様である。
図14は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、図12のパウチにおいて、山折り稜線13の両側に設ける山折りのノズル基部形成線14,14の起点を、谷折りの連結線141により連結している。パウチの他の構成は、図12のパウチと同様である。
図15は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、図12のパウチにおいて、山折り稜線13の両側に設ける山折りのノズル基部形成線14,14の起点を、折返し部3と周縁シール部6の内側との交点に配置している。パウチの他の構成は、図12のパウチと同様である。
図16は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、図13のパウチにおいて、山折り稜線13の基部と山折り稜線13の両側に設ける山折のノズル基部形成線14,14の起点を、周縁シール部6に到る2本の谷折りの補助線142,142により連結している。パウチの他の構成は、図13のパウチと同様である。
図17は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す図である。
この例では、図12のパウチにおいて、山折り稜線13の両側に設ける山折のノズル基部形成線14,14を、折返し部3と2本の山折りの誘導線15,15と山折りの連結線16の接点を結ぶものとして形成している。パウチの他の構成は、図12のパウチと同様である。
図18は、本発明のスタンディングパウチの他の例を示す図で、未充填の状態のパウチの正面図である。
このスタンディングパウチでは、パウチ本体の幅は変更せずに、パウチ本体上部の周縁シール部6に、押圧部5,5の位置が識別可能な模様を設けたものである。パウチの他の構成は、図1〜4のパウチと同様である。
このパウチでは、前記識別可能な模様を印刷により形成したが、エンボス加工、穴あけ、切欠き等、他の手段により形成することができる。また、図5〜図17に示したパウチのように、パウチに形成する山折り稜線13、ノズル基部形成線14,14、誘導線15,15、連結線16、補強線17、開口補助線18、ノズル基部形成補助線19,19等を適宜選択して設けることができる。
図19〜図21は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図であり、図19の(A)は内容物を未充填の状態のパウチの正面図、図19の(B)は(A)のXX線における断面の模式図である。また、図20はパウチを構成する各部材の模式図であり、図21はパウチ本体表面と注出ノズル部裏面を構成するパウチ表面材の拡大正面図である。
この例では、図20に示すようにパウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線13、13を、パウチ表面材の折返し部3が間に介在するように、間隔を空けて2本形成したものである。山折り稜線13、13の両外側には、折返し部3を起点とし先端が接続して1本の連続した線となる山折りのノズル基部形成線14、14を設けるとともに、ノズル基部形成線14、14の外側には、パウチ表面材の折返し部3と周縁シール部6の内側との交点を起点とし、先端が接続して1本の連続した線となる山折りの誘導線15、15を設けてある。そして、山折りの誘導線15、15の起点の近傍には、パウチ表面材の折返し部3に接続する分岐線20、20が設けられている。
図20にみられるように、注出ノズル表面材23には、パウチ表面材21に設けた山折り稜線13、13と略対応する位置に、2本の山折りの開口補助線18、18が設けられている。
また、パウチ裏面材22にも、パウチ表面材21に設けたノズル基部形成線14に略対応する位置に、山折りのノズル基部形成線114が設けられ、このノズル基部形成線114の外側には、パウチ表面材21に設けた山折りの誘導線15に略対応する位置に、山折りの誘導線115が設けられている。さらに、パウチ裏面材22には、パウチ表面材21に設けた山折り稜線13、13と略対応する位置に、山折り稜線113、113が設けられている。
このパウチでは、図19(B)にみられるように、両側縁シール部の外縁部をパウチ表面材21側に折り曲げて押圧部5、5を形成するとともに、押圧部5、5の側縁シール部6、6の外縁部を未シール部9、9として構成している。押圧部5、5をこのように構成することによって、押圧部5、5における指の引っ掛かりがよくなり、パウチの開封時にノズルを形成する力のかかる方向が安定する。また、未シール部9、9を設けることによって、指の引っ掛かりが一段と改善されるとともに、柔らかい感触が得られる。未シール部9、9には、複数のスリット(図示せず)を設けることによって、指への感触等を一段と改善するようにしてもよい。
このパウチでは、このような押圧部5、5と、上記のような構成を有する各部材との相乗効果によって、ノズルの形成がきわめて容易となり、高粘度の内容物を注出する際にもノズルの形状が安定し、外観の優れたパウチを得ることができる。
図22は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す部分拡大図である。
この例では、図19〜21のパウチにおいて、パウチ表面材の注出ノズル裏面部12の中央に設ける一方の山折り稜線131の先端側でパウチ表面材の折返し部3を越えた部位と、他方の山折り稜線132の先端部でパウチ表面材の折返し部3よりも注出ノズル裏面部12側に位置する部位を、山折りの稜線形成補助線133で連結したものである。そして、パウチの裏面材22(図示せず)には、パウチ表面材21に設けた山折り稜線131、132及び稜線形成補助線133に略対応する位置に、対応する形状を有する山折り線が設けられている。また、このパウチでは、パウチ本体の幅は変更せずに、パウチ上部の両側縁シール部6、6を幅広にシールし、その外縁部に未シール部9、9を設けることによって押圧部5、5を形成している。パウチの他の構成は、図19〜21のパウチと同様である。
このパウチでは、一方の山折り稜線131と他方の山折り稜線132をパウチ表面材の折返し部3で、折返し部3と交差する稜線形成補助線133で連結することによって、パウチを開封して押圧部5、5を指で挟んでノズルを形成する際に、稜線形成補助線133の部分でパウチ表面材21がよじれて、ノズルの立ち上りと拡径が一段と容易になる。また、高粘度の内容物を注出する際にもノズルの形状が安定し、外観の優れたパウチを得ることができる。
図23は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す部分拡大図である。
この例では、図19〜21のパウチにおいて、2本の山折り稜線13、13の間に、パウチ表面材の折返し部3を挟んで、注出ノズル裏面部12側に逆Y字状の稜線形成補助線133を、またパウチ本体表面部11側に直線状の稜線形成補助線134を設けたものである。また、このパウチでは、パウチ本体の幅は変更せずに、パウチ上部の両側縁シール部6、6を幅広にシールし、その外縁部に未シール部9、9を設けることによって押圧部5、5を形成している。パウチの他の構成は、図19〜21のパウチと同様である。
図24は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す部分拡大図である。
この例では、図23のパウチにおいて、2本の山折り稜線13、13の間に、パウチ表面材の折返し部3を挟んで、注出ノズル裏面部12側に直線状の稜線形成補助線133を、またパウチ本体表面部11側にY字状の稜線形成補助線134を設けたものである。パウチの他の構成は、図23のパウチと同様である。
図25は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す部分拡大図である。
この例では、図19〜21のパウチにおいて、パウチ表面材に設ける注出ノズル形成用の山折り稜線を、パウチ表面材の注出ノズル裏面部12の中央に設ける1本の山折り稜線131と、パウチ本体表面部の折返し部3の近傍に設ける2本の山折り稜線132、132により構成したものである。また、このパウチでは、パウチ本体の幅は変更せずに、パウチ上部の両側縁シール部6、6を幅広にシールし、その外縁部に未シール部9、9を設けることによって押圧部5、5を形成している。パウチの他の構成は、図19〜21のパウチと同様である。
図26は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す部分拡大図である。
この例では、図25のパウチにおいて、パウチ表面材に設ける注出ノズル形成用の山折り稜線を、パウチ表面材の注出ノズル裏面部12の略中央に設ける1本の山折り稜線131と、パウチ本体表面部の折返し部3の近傍に設ける1本の山折り稜線132により構成し、これらの山折り稜線をパウチ表面材の折返し部3と交差する稜線形成補助線133により連結したものである。パウチの他の構成は、図25のパウチと同様である。
図27は、本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材21を示す部分拡大図である。
この例では、図26のパウチにおいて、パウチ表面材の注出ノズル裏面部12の中央に設ける山折り稜線131と、パウチ本体表面部の折返し部3の近傍に設ける山折り稜線132の、稜線形成補助線133による連結部を内側に向けて湾曲させたものである。また、押圧部5、5の未シール部9、9には、指の引っ掛かりと指への感触を改善するために、それぞれ複数のスリット10を設けてある。パウチの他の構成は、図25のパウチと同様である。
上記の各例では、パウチに形成する山折り稜線13、ノズル基部形成線14、誘導線15、連結線16、補強線17、開口補助線18、ノズル基部形成補助線19、稜線形成補助線133等を連続する線として形成したが、これらの線を不連続の線として形成できることは勿論である。また、例えば、ノズル基部形成線14として、凸状あるいは凹状の点を用いる等、適宜改変することも可能である。さらに、これらの線の形状や寸法を適宜変更できることは、言うまでもない。
本発明の分岐型スタンディングパウチは、高粘度の内容物を注出する際に流路抵抗の小さい大口径のノズル部を簡単な操作で安定に形成して、内容物を最後まで迅速に取り出すことができる。また、特別な部材や工程を必要とせずに、通常の製造設備を使用して低コストで製造することができ、充填前には嵩ばらずに輸送コストを節約することが可能であり、しかも廃棄処分も容易である。
なお、本発明では、パウチの形態をスタンディングパウチとして述べているが、本発明のノズル部の形成は、平パウチに対しても適用することが可能である。
本発明の分岐型スタンディングパウチに収容する内容物としては特に制限はなく、調味料、食品、飲料、化粧品、洗剤等幅広い分野に用いることができるが、特に、シャンプー、リンス、コンディショナー、ハンドソープ、ボディソープ、ドレッシング、食用油等の内容物を収容するパウチとして好適に用いられる。
本発明の分岐型スタンディングパウチの1例を示す図で、内容物を未充填の状態のパウチの正面図である。 図1のパウチを構成する各部材の模式図である。 図1のパウチ本体表面と注出ノズル部裏面を構成するパウチ表面材の拡大正面図である。 図1のパウチを開封して使用する際に、注出ノズルが形成される状況を説明する模式図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図で、内容物を未充填の状態のパウチの正面図である。 図7のパウチを構成する各部材の模式図である。 図7のパウチ本体表面と注出ノズル部裏面を構成するパウチ表面材の拡大正面図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図で、内容物を未充填の状態のパウチの正面図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図で、内容物を未充填の状態のパウチの正面図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図で、内容物を未充填の状態のパウチの正面図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を示す図で、内容物を未充填の状態のパウチの正面図及び断面模式図である。 図19のパウチを構成する各部材の模式図である。 図19のパウチ本体表面と注出ノズル部裏面を構成するパウチ表面材の拡大正面図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す部分拡大図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す部分拡大図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す部分拡大図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す部分拡大図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す部分拡大図である。 本発明の分岐型スタンディングパウチの他の例を構成する、パウチ表面材を示す部分拡大図である。
符号の説明
1 パウチ本体
2 ノズル
3 折返し部
4 開封予定線
5 押圧部
6 周縁シール部
7 底シール部
8 充填口
9 未シール部
10 スリット
11 パウチ本体表面部
12 注出ノズル裏面部
13,113,131,132 山折り稜線
14,114 ノズル基部形成線
15 誘導線
16,141 連結線
17 補強線
18 開口補助線
19 ノズル基部形成補助線
20 分岐線
21 パウチ表面材
22 パウチ裏面材
23 注出ノズル表面材
24 底部材
25 ノズル基部
133,134 稜線形成補助線
142 補助線

Claims (25)

  1. それぞれ単層又は複層のプラスチックフイルムにより構成された、折返すことにより注出ノズル裏面となる注出ノズル裏面部とこれに連続するパウチ本体表面部を有するパウチ表面材、パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材、注出ノズル表面材及び底部材をヒートシールすることにより、パウチ本体頂部から注出ノズルを分岐状に形成した分岐型スタンディングパウチにおいて、パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央にノズルの長手方向に延びる山折り稜線を、パウチ表面材の折返し部が間に介在するように間隔を空けて2本形成し、2本の山折り稜線の間に稜線形成補助線を設けるとともに、山折り稜線の両外側にノズル基部形成線を設けたことを特徴とする分岐型スタンディングパウチ。
  2. 分岐状のノズル先端部に開封予定線となる易開封加工部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  3. パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線をノズル裏面部の長手方向の略全長から折返し部を越えてパウチ本体表面部上部にかけて形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  4. パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線をノズル裏面部の先端部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  5. パウチ表面材の注出ノズル裏面部中央に設ける山折り稜線をノズル先端部の開封予定線と交差するように形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  6. パウチ本体上部の両側縁部に押圧部を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  7. パウチ本体上部の両側縁シール部に、前記押圧部の位置が識別可能な模様を形成したことを特徴とする請求項6に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  8. パウチ本体上部の幅を細くすることにより押圧部を形成したことを特徴とする請求項6に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  9. 押圧部において、両側縁シール部の外縁部をパウチ表面材側に折り曲げたことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  10. 両側縁シール部の外縁部を未シール部として構成したことを特徴とする請求項9に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  11. 未シール部に複数のスリットを設けたことを特徴とする請求項10に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  12. パウチ表面材に設けるノズル基部形成線をパウチ表面材の折返し部近傍を起点とする山折り線として形成したことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  13. パウチ表面材に設けるノズル基部形成線をパウチ表面材の折返し部近傍を起点とする谷折り線として形成したことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  14. パウチ表面材に設けるノズル基部形成線をパウチ表面材の折返し部近傍を起点とする山折り線及び谷折り線として形成したことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  15. パウチ表面材の折返し部近傍を起点とするノズル基部形成線の先端部が接続して1本の連続した線を形成するようにしたことを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  16. パウチ表面材のノズル基部形成線の外側に山折りの誘導線を設けたことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  17. 山折りの誘導線をパウチ表面材の折返し部と周縁シール部内側との交点に接続するように設けたことを特徴とする請求項16に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  18. 山折りの誘導線を先端部が接続して1本の連続した線を形成するようにしたことを特徴とする請求項16又は17に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  19. 注出ノズル表面材の中央にノズルの長手方向に延びる山折りの開口補助線を設けたことを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  20. 山折りの開口補助線をパウチ表面材に設けた山折り稜線と略対応する位置に設けたことを特徴とする請求項19に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  21. 山折りの開口補助線の両側に谷折りのノズル基部形成補助線を設けたことを特徴とする請求項19又は20に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  22. パウチ本体裏面を構成するパウチ裏面材の中央上部に折返し部と交差する山折りの補強線を設けたことを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  23. パウチ裏面材にもノズル基部形成線を設けたことを特徴とする請求項1〜22のいずれかに記載の分岐型スタンディングパウチ。
  24. さらにノズル基部形成線の外側に、山折りの誘導線を設けたことを特徴とする請求項23に記載の分岐型スタンディングパウチ。
  25. ノズル基部形成線又は山折りの誘導線を、パウチ表面材に設けたノズル基部形成線又は山折りの誘導線と略対応する位置に設けたことを特徴とする請求項23又は24に記載の分岐型スタンディングパウチ。
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