JP6599145B2 - 詰替用液体袋を用いた液体取出装置及び液体取出方法 - Google Patents
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Description
前記ポンプ体の動作によって前記詰替用液体袋内の液体を吸引・注出するに従って、前記詰替用液体袋内の負圧化に伴って収縮(縮小)していく構成(但し、負圧化に伴って底面が高さ方向に上昇して収縮するボトル構成は除く。)のエアレスタイプの液体取出装置において、
前記吸引管は、その先端部及び全体が前記詰替用液体袋の略中央部より上方に配設されており、
前記詰替用液体袋は、少なくとも対向する両側の2辺にヒートシールによる封止部が設けられた合成樹脂製の袋体であり、
更に、前記詰替用液体袋は、上部の1辺にヒートシールによる上封止部が設けられ、該上封止部に前記ポンプ体が直接取付けられるか、又は該上封止部に取り付けられたポンプ体被取付部を介して取付けられる構成(但し、上封止部に取付けられたポンプ体、又はポンプ体被取付部が、詰替用液体袋の内部側に押し込まれた状態となる構成を除く。)により該詰替用液体袋の最大充填量まで液体を充填可能であり、
且つ液体の吸引・注出に際して、該詰替用液体袋の水平方向断面形状が略正三角形・略正方形を含む略正多角形乃至略円形のいずれかの形状に近似するように、該詰替用液体袋の対向する2辺の封止部に対して外側方向から押圧し、この押圧を維持した状態で前記ポンプ体の動作を行うことにより、前記詰替用液体袋の対向する両側の2辺の封止部以外について押圧することなく、充填されている液体の略全量の吸引・注出が可能となる構成であること、
を特徴とする詰替用液体袋を用いた液体取出装置。
該載置台又はケース体には、載置又は収納したときに前記詰替用液体袋の対向する2辺の封止部に対して外側方向から押圧する押圧部が設けられていること、
を特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の詰替用液体袋を用いた液体取出装置。
前記ポンプ体の動作によって前記詰替用液体袋内の液体を吸引・注出するに従って、前記詰替用液体袋内の負圧化に伴って収縮(縮小)していく(但し、負圧化に伴って底面が高さ方向に上昇して収縮していくボトル構成は除く。)、液体取出方法において、
前記吸引管は、その先端部及び全体が前記詰替用液体袋の略中央部より上方に配設されており、
前記詰替用液体袋は、少なくとも対向する両側の2辺にヒートシールによる封止部が設けられた合成樹脂製の袋体であり、
更に、前記詰替用液体袋は、上部の1辺にヒートシールによる上封止部が設けられ、該上封止部に前記ポンプ体が直接取付けられるか、又は該上封止部に取り付けられたポンプ体被取付部を介して取付けられる構成(但し、上封止部に取付けられたポンプ体、又はポンプ体被取付部が、詰替用液体袋の内部側に押し込まれた状態となる構成を除く。)により該詰替用液体袋の最大充填量まで液体を充填可能であり、
且つ液体の吸引・注出に際して、該詰替用液体袋の水平方向断面形状が略正三角形・略正方形を含む略正多角形乃至は略円形のいずれかの形状に近似するように、該詰替用液体袋の対向する2辺の封止部に対して外側方向から押圧し、この押圧を維持した状態で前記ポンプ体の動作を行うことにより、前記詰替用液体袋の対向する両側の2辺の封止部以外について押圧することなく、前記詰替用液体袋内の液体の吸引・注出が限界に達するまで該詰替用液体袋内の通液路を確保して液体残留を限りなく少なく抑制することを特徴とする詰替用液体袋を用いた液体取出方法。
更に、液体取出装置の製造に際しては、吸引管の金型の小型化及び使用原材料の少量化等により吸引管の製造コストを下げることができる。
尚また、吸引管が詰替用液体袋の略中央部より下方にまで進出する長さとなって本発明の範囲外とはなるが、より長さの短い小容量タイプの詰替用液体袋に用いる吸引管としても利用することができるので、様々な容量の液体取出装置を製造する場合の総合的な製造コストを下げることが可能となる。
尚また更に、詰替用液体袋の対向する両側の2辺の封止部以外については押圧しなくてもよいので、液体取出装置のデザインを特別な制限無く自由に且つ多様に構成することができる。
前記ポンプ体3の動作によって前記詰替用液体袋2内の液体5を吸引・注出するに従って、図1(A)から(D)に示すように、前記詰替用液体袋2内の負圧化に伴って収縮(縮小)していくエアレスタイプ構成を有し、
前記吸引管4は、その先端部41及び全体が前記詰替用液体袋2の略中央部より上方に配設されており、
前記詰替用液体袋2は、少なくとも対向する両側の2辺にヒートシールによる封止部21・22が設けられた合成樹脂製の袋体であり、
且つ液体5の吸引・注出に際して、該詰替用液体袋2の水平方向断面形状が略正三角形・略正方形を含む略正多角形乃至略円形のいずれかの形状(本実施例では、図4に示す略円形)に近似するように、該詰替用液体袋2の対向する2辺の封止部21・22に対して外側方向から押圧し、この押圧を維持した状態で前記ポンプ体3の動作を行う構成である。
この2辺の封止部21・22に対する押圧の領域としては、詰替用液体袋2の少なくとも下部3分の1の位置(図3(A)の仮想線X2の位置)までに対して行われる押圧(同図の矢符Y4及びY3)であれば好ましく、詰替用液体袋2の略中央部の位置(同図の仮想線X1の位置)までに対して行われる押圧(同図の矢符Y4・Y3・Y2)であればより好ましい。
尚、この押圧は、吸引管4の先端部41の位置での押圧である矢符Y1での押圧を上限とし、これより上方での押圧は行っても行わなくてもよい。
10 載置台又はケース体
11 押圧部
12 押圧部
13 ポンプ体係止部
2 詰替用液体袋
21 封止部
22 封止部
23 上封止部
24 マチ付き底部
3 ポンプ体
31 ポンプ体被取付部
4 吸引管
41 先端部
5 液体
Claims (6)
- 液体を収納した詰替用液体袋と、該詰替用液体袋の上部に装着される液体の吸引・注出手段であるポンプ体と、該ポンプ体の吸引部に連通状態で取り付けられると共に前記詰替用液体袋の内部に挿通配設される吸引管と、を有して成り、
前記ポンプ体の動作によって前記詰替用液体袋内の液体を吸引・注出するに従って、前記詰替用液体袋内の負圧化に伴って収縮(縮小)していく構成(但し、負圧化に伴って底面が高さ方向に上昇して収縮するボトル構成は除く。)のエアレスタイプの液体取出装置において、
前記吸引管は、その先端部及び全体が前記詰替用液体袋の略中央部より上方に配設されており、
前記詰替用液体袋は、少なくとも対向する両側の2辺にヒートシールによる封止部が設けられた合成樹脂製の袋体であり、
更に、前記詰替用液体袋は、上部の1辺にヒートシールによる上封止部が設けられ、該上封止部に前記ポンプ体が直接取付けられるか、又は該上封止部に取り付けられたポンプ体被取付部を介して取付けられる構成(但し、上封止部に取付けられたポンプ体、又はポンプ体被取付部が、詰替用液体袋の内部側に押し込まれた状態となる構成を除く。)により該詰替用液体袋の最大充填量まで液体を充填可能であり、
且つ液体の吸引・注出に際して、該詰替用液体袋の水平方向断面形状が略正三角形・略正方形を含む略正多角形乃至略円形のいずれかの形状に近似するように、該詰替用液体袋の対向する2辺の封止部に対して外側方向から押圧し、この押圧を維持した状態で前記ポンプ体の動作を行うことにより、前記詰替用液体袋の対向する両側の2辺の封止部以外について押圧することなく、充填されている液体の略全量の吸引・注出が可能となる構成であること、
を特徴とする詰替用液体袋を用いた液体取出装置。 - 前記2辺の封止部に対する外側方向からの押圧が、前記詰替用液体袋の少なくとも下部3分の1に対して行われる構成であることを特徴とする請求項1に記載の詰替用液体袋を用いた液体取出装置。
- 前記詰替用液体袋は、下部にマチ付き底部を有する構成であることであることを特徴とする請求項1又は2に記載の詰替用液体袋を用いた液体取出装置。
- 前記詰替用液体袋は、載置台に載置した状態、又はケース体に収納した状態で使用する構成であり、
該載置台又はケース体には、載置又は収納したときに前記詰替用液体袋の対向する2辺の封止部に対して外側方向から押圧する押圧部が設けられていること、
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の詰替用液体袋を用いた液体取出装置。 - 液体を収納した詰替用液体袋と、該詰替用液体袋の上部に装着される液体の吸引・注出手段であるポンプ体と、該ポンプ体の吸引部に連通状態で取り付けられると共に前記詰替用液体袋の内部に挿通配設される吸引管と、を有し、
前記ポンプ体の動作によって前記詰替用液体袋内の液体を吸引・注出するに従って、前記詰替用液体袋内の負圧化に伴って収縮(縮小)していく(但し、負圧化に伴って底面が高さ方向に上昇して収縮していくボトル構成は除く。)、液体取出方法において、
前記吸引管は、その先端部及び全体が前記詰替用液体袋の略中央部より上方に配設されており、
前記詰替用液体袋は、少なくとも対向する両側の2辺にヒートシールによる封止部が設けられた合成樹脂製の袋体であり、
更に、前記詰替用液体袋は、上部の1辺にヒートシールによる上封止部が設けられ、該上封止部に前記ポンプ体が直接取付けられるか、又は該上封止部に取り付けられたポンプ体被取付部を介して取付けられる構成(但し、上封止部に取付けられたポンプ体、又はポンプ体被取付部が、詰替用液体袋の内部側に押し込まれた状態となる構成を除く。)により該詰替用液体袋の最大充填量まで液体を充填可能であり、
且つ液体の吸引・注出に際して、該詰替用液体袋の水平方向断面形状が略正三角形・略正方形を含む略正多角形乃至は略円形のいずれかの形状に近似するように、該詰替用液体袋の対向する2辺の封止部に対して外側方向から押圧し、この押圧を維持した状態で前記ポンプ体の動作を行うことにより、前記詰替用液体袋の対向する両側の2辺の封止部以外について押圧することなく、前記詰替用液体袋内の液体の吸引・注出が限界に達するまで該詰替用液体袋内の通液路を確保して液体残留を限りなく少なく抑制することを特徴とする詰替用液体袋を用いた液体取出方法。 - 前記2辺の封止部に対する外側方向からの押圧が、前記詰替用液体袋の少なくとも下部3分の1に対して行うことを特徴とする請求項5に記載の詰替用液体袋を用いた液体取出方法。
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