JP4601512B2 - Dsv制御装置およびdsv制御方法 - Google Patents

Dsv制御装置およびdsv制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力データに対して直流成分を抑制するDSV(Digital Sum Value)制御を行なってデータ伝送又は記録媒体への記録に適したデータとするDSV制御装置およびDSV制御方法に関する。
データを例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に記録する際、記録に適するようにデータの変調が行われる。データは、それぞれの規格に基づいた変調方式で符号化される。
変調して得た符号を、光ディスクや光磁気ディスク等に記録する場合、NRZI(Non Return to Zero Inverted)化という符号化が行われる。NRZI変調は、記録符号において、「1」を反転とし、「0」を無反転とする変調である。ディスクなどの記録媒体には、NRZI化された記録符号に基づいて記録が行われている。
このように記録媒体への記録の際には、各媒体に適した符号化変調が行われるが、これら変調符号に直流成分が含まれていると、各種のエラー信号に変動が生じやすくなったり、あるいはジッターが発生しやすくなったりする。従って、直流成分はなるべく含まないほうが良い。
そこで、DSV(Digital Sum Value)を制御することが行われている。このDSVとは、符号列の「1」を+1、「0」を−1として符号を加算していったとき、その総和を意味する。DSVは符号列の直流成分の目安となる。DSVの絶対値を小さくすること、すなわち、DSV制御を行うことは、符号列の直流成分を抑制することになる。
このように記録符号化においてDSV制御用のビットを設けてDSV制御を行う技術に関しては、例えば特許文献1、特許文献2などに示されている。
特開平11−346154号公報 特開2003−179497号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載したDSV制御方法では符号化されたデータのパターンによっては、DSV制御のためにDSV制御用のビットを挿入しても符号列の総和の絶対値を小さくすることが出来ず、発散傾向となってしまう場合があった。
本実施形態によるDSV制御装置は、DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを挿入するDSV制御装置であって、第1のDCコントロールブロックに対するDC制御ビットにターゲットフラグを設定する第1のDSV累積値比較部と、前記第1のDCコントロールブロックおよび第1のDCコントロールブロックに続く複数のDCコントロールブロックまでの第1および第2のDSV累積値を比較する第2のDSV累積値比較部と、前記第1、第2のDSV累積値比較部の出力に基づいて、前記第1のコントロールブロックに対するDC制御ビットの値を決定するDC制御ビット決定出力部とを有する。
本実施形態によるDSV制御装置は、DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを挿入するDSV制御装置であって、DCコントロールブロックのDSV値を累積して計算し、計算結果を出力するDSV計算部と、前記DSV計算部の計算結果および、DSV累積値保持部に保持された第1のDSV累積値を比較し、比較結果に基づいて任意のDCコントロールブロックに対するDC制御ビットにターゲットフラグを設定する第1のDSV累積値比較部と、前記ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットに対応するDCコントロールブロックおよび当該DCコントロールブロックに続く複数のDCコントロールブロックまでの第2のDSV累積値を複数計算して、複数の第2のDSV累積値を比較する第2のDSV累積値比較部と、前記第1、第2のDSV累積値比較部の出力に基づいて、前記第ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットの値を決定するDC制御ビット決定出力部とを有する。
また、本実施形態によるDSV制御方法は、DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを挿入するDSV制御方法であって、第1のDCコントロールブロックに対するDC制御ビットにターゲットフラグを設定し、前記第1のDCコントロールブロックにおよび第1のDCコントロールブロックに続く複数のDCコントロールブロックまでのDSV累積値を比較し、前記DSV累積値の比較結果から前記第1のコントロールブロックに対するDC制御ビットの値を決定する。
また、本実施形態によるDSV制御方法は、DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを挿入するDSV制御方法であって、
DCコントロールブロックのDSV値を累積して第1の計算を行い、前記第1の計算の計算結果と、保持された第1のDSV累積値を比較して第1の比較を行い、第1の比較結果に基づいて任意のDCコントロールブロックに対するDC制御ビットにターゲットフラグを設定し、前記ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットに対応するDCコントロールブロックおよび当該DCコントロールブロックに続く複数のDCコントロールブロックまでの第2のDSV累積値を複数比較して第2の比較を行い、前記第1、第2の比較結果から、前記第ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットの値を決定する。
DSVが発散してしまうことを効果的に防止することが可能である。
本発明の実施の形態における変調方法は、特に限定されないが、以下にブルーレイディスクを例にとってその原理について説明する。まず、本実施の形態を理解するために、ブルーレイディスクにおけるデータ構成、変調方式などについてその一部を説明する。
図1はブルーレイディスクにおける変調の各段階を説明する図である。ブルーレイディスクにおいては、ディスクに記録するデータであるユーザデータD1に対してEDC(Error Detection Code)や、ECC(Error Correction Code)が付加され、所定の形式にエンコードされる。このエンコードされたデータを、以下入力データ列D2と呼ぶ。
この入力データ列D2に対して、フレームシンク(Frame Sync)と呼ばれる同期信号およびDC制御ビットが付加される。ここでDC制御ビットとはDSV制御のために付加されるビットである。このDC制御ビットが付加されたデータを、以下データビット列D3と呼ぶ。
このデータビット列は17PPと呼ばれる変調方式に基づいて変調され、さらにNRZI(Non Return to Zero Inverted)化が行われたデータが、実際にディスクに書き込まれる。この実際にディスクに書き込まれるデータを、以下チャネルビット列D4と呼ぶ。
ここで、ブルーレイディスクのデータ構成は、以下のように定められている。図2は、ブルーレイディスクのデータ構成を説明する図である。ブルーレイ規格においては、RUB(Recording Unit Block)202と呼ばれる単位が1記録単位とされる。ディスク201には、この記録単位RUBに基づいてデータが記録される。
このRUB202は、ランイン(Run-in)203、ランアウト(Run-out)205と呼ばれる領域と、これらの領域間に配置されるフィジカルクラスタ(Physical Cluster)204と呼ばれる領域を有している。
フィジカルクラスタ204は、ユーザデータ及びBIS(Burst Indicator Subcode)コードなどを記録する領域である。ここで、BISコードとはディスクのアドレス情報を示すデータである。フィジカルクラスタ204は、496個のレコーディングフレーム206から構成される。各レコーディングフレーム206の先頭には上述のフレームシンクが配置される。
ランイン203、ランアウト205は、データ上書きのためのバッファ領域、ギャップ領域である。ランイン203及びランアウト205は、合わせて2つのレコーディングフレームに相当するデータ長を有している。
こうして、フィジカルクラスタ204を構成する496個のレコーディングフレーム206と、レコーディングフレーム2つに相当するランイン203及びランアウト205を合わせた498フレーム分のデータから1RUB202が構成される。フィジカルクラスタ204に書き込まれているデータは、記録符号化された上述のチャネルビット列D4である。
図3は、ユーザデータとそのアドレス情報からチャネルビット列D4を生成するまでの各データのエンコード順序を示す図である。以下、図3を用いてエンコードについてさらに詳細に説明する。
まず、本実施の形態ではユーザデータおよびユーザコントロールデータなどからLDC(Long Distance Code)クラスタとBISクラスタが生成される。LDCクラスタは、ユーザデータにEDCや、ECCを付加することで生成される。LDCクラスタとは別に、ユーザコントロールデータなどから、BISクラスタが生成される。このLDCクラスタ及びBISクラスタを結合して、ECCクラスタとする。このECCクラスタが、図1の入力データ列D2に相当する。この時、上記で説明した1つのレコーディングフレームに対応する入力データ列D2は1240ビットである。
この入力データ列D2に対して、同期信号(Frame Sync)とDC制御ビットを付加して、データビット列D3を生成する。この時、1つのレコーディングフレームに付加されるフレームシンクのデータ長は20ビットである。DC制御ビットはフレームシンクの20ビットも含めて計算して、45ビット毎に1ビット付加される。したがってDC制御ビットが付加されるDCコントロールブロックは、1レコーディングフレーム辺り(1240+20)/45=28DCコントロールブロックとなる。フレームシンク、DC制御ビットが付加されたデータビット列D3は、1フレーム辺り46*28=1288ビットとなる。
このようにして生成された496フレーム分のデータビット列に対し、17PP変調を行い、ランイン、ランアウトを付加することで1つのRUBを生成する。このRUBは、NRZI化され、ディスクに書き込まれるチャネルビット列D4となる。17PP変調では2ビットのデータが3ビットのデータに変換されるため、1つのレコーディングフレームに対応するチャネルビット列は1932ビットとなる。表1は、この17PP変調の変調テーブルの抜粋を示す。
Figure 0004601512
DVD(Digital Versatile Disc)では、DSVを制御するために記録符号化後のチャネルビット列上にDC制御ビットを配置することでDSVの制御が行われる。これに対し、ブルーレイディスクでは、記録符号化前のデータビット列D3と記録符号化後のチャネルビット列D4でパリティビットを計算すると結果が同じになるような変調を行うため、DSV制御ではこの記録符号化の性質を使用し、上述のように、入力データ列D2上に一定間隔で挿入されるDC制御ビットによってDSVの発散を抑制する。本実施の形態ではこのように記録符号化前にDSV制御を行う場合について説明する。
以上の点を踏まえ、ブルーレイ規格における基本的なDSV制御について説明する。図4は、ブルーレイディスクにおけるデータビット列D3、その変調後のチャネルビット列D4を示す図である。図4は、図面左端におけるチャネルビット列のDSV累積値が−100の場合について示している。図4(a)は、DC制御ビットとして「0」を挿入した場合を示している。DC制御ビットとして「0」を挿入した場合、図面右端におけるDSV累積値は、−110となる。図4(b)は、DC制御ビットとして「1」を挿入した場合を示している。DC制御ビットとして「1」を挿入した場合、チャネルビット列D4のDC制御ビット以降が反転され、図面右端におけるDSV累積値は、−94となる。図4(a)、(b)より、DC制御ビット「1」を挿入することでDSV累積値の絶対値が100から94に低減され、DSV累積値の発散を抑制することができる。ブルーレイ規格では、基本的にはこのようなDC制御ビットの挿入が行われている。
ここで、図5を用いて本発明の実施の形態に関わるDSV制御装置について説明する。入力部501は、外部から供給されてくる入力データ列D2を入力し、DC制御ビット生成部502および遅延処理部503にそれぞれ供給する。
DC制御ビット生成部502は、供給された入力データ列D2に挿入する「1」または「0」のDC制御ビットを、後述する方法から決定し、その決定結果をDC制御ビット挿入部504に供給する。
遅延処理部503は、供給された入力データ列D2を、内蔵するバッファなどに一時保持し、所定の遅延時間だけ遅延させて、DC制御ビット挿入部504に供給する。即ち、遅延処理部503は、入力データ列D2をDC制御ビット挿入部504に供給する際の伝送タイミングを調整している。
この所定の遅延時間は、後述するDC制御ビット挿入部504が、DC制御ビット生成部502により決定されたDC制御ビットを、遅延処理部503より出力された入力データ列D2の所定の位置に挿入するタイミングに基づいて、設定されている。
DC制御ビット挿入部504は、遅延処理部503より供給されてくる入力データ列D2を入力するとともに、DC制御ビット生成部502より所定のタイミングで供給されてくるDC制御ビットの決定結果(「0」であるか「1」であるかの結果)を所定のタイミングで入力し、入力した入力データ列D2の所定の位置にDC制御ビットを挿入する。この時、上記したフレームシンクも挿入され、データビット列D3となる。DC制御ビット挿入部はこのデータビット列D3を17PP変調部505に供給する。
17PP変調部505は、データビット列D3を、例えば上記した表1に示すような所定の変換規則に従って、符号列に変調する。その後、さらに一部の同期信号が同期信号挿入部506によって付加されて、NRZI化部へと供給される。
NRZI化部507は、同期信号挿入部506より供給された符号列を、NRZI化して記録符号列(チャネルビット列D4)として、外部に出力する。
ここで、本実施の形態のDSV制御装置が行うDSV制御方法について説明する。図4を用いて説明したDSV制御方法ではDCコントロールブロック単位でDC制御ビットを決定した場合、入力データ列D2のパターンによっては、DC制御ビットとして「0」、「1」どちらを挿入しても、DSV累積値が発散してしまう場合がある。
このようなパターンが連続すると、図4を用いて説明した手法では、DSVが発散してしまう。そこで、本実施の形態では以下のような手法を用いることによりDSVの発散を抑えている。まず、本実施の形態のDSV制御の概略を以下に説明する。図6は、概要を説明するための模式図であり、連続するDCコントロールブロックを示しているものとする。また、図6においてはDCコントロールブロックBで、DC制御ビットに関わらず発散が起こる傾向にあるとする。実施の形態の概要としては以下の手順で進められる。
1.DC制御ビットの値に関わらず、DSVが発散傾向となってしまうDCコントロールブロックに対するDC制御ビットにフラグをたてる。以下、このフラグをターゲットフラグと呼ぶ。図6の例では、このフラグが立つDC制御ビットは、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目であり、すなわちDCコントロールブロックBに対するDC制御ビットである。ここで、ターゲットフラグを立てたDCコントロールブロックBまでのDSV累積値として、DC制御ビットが「0」、「1」それぞれの場合を保持する。
2.DSVが発散傾向となるDCコントロールブロックB以降のDCコントロールブロックに関してDSVを計算する。つまり、DCコントロールブロックBk+1以降のDSV累積値を計算する。
3.上記1で保持したターゲットフラグの対象となるDCコントロールブロックBまでのDSV累積値、およびその後に続くDCコントロールブロックのDSV累積値を考慮して、全体としてのDSVの絶対値が最小となるようにターゲットフラグを立てたDCコントロールブロックBk−1のDC制御ビットを決定する。
4.上記1でDCコントロールブロックが発散傾向とならない場合は、図4に示したDSV制御が行われる。
つまり、図6に示した例では以下のようになる。図6に示した例では、ターゲットフラグの対象となるDCコントロールブロックはBである。このDCコントロールブロックBに対して影響を与えるDC制御ビットは、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目である。そのため、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目を「0」とした場合と「1」とした場合の両方について、DCコントロールブロックBまでのDSV累積値を計算し、その情報を保持する。
ここで、DCコントロールブロックBの46ビット目のDC制御ビットは、DCコントロールブロックB内での変調区切りの位置によって「0」となる場合と「1」となる場合が存在する。17PP変調は可変長符号化の処理を行っている。そのため、ターゲットフラグの対象となるDCコントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビットの値が異なるとDCコントロールブロックB内で、その変調区切りが異なっている場合がある。しかし、データによっては、一時的に変調区切りが異なった場合でも、その後、再び変調区切りが揃うということは少なくない。また、17PP変調では連続する2ビットごとに処理が進むが、この時、連続する2ビットの2ビット目が「1」であれば、必ず変調区切りとなるという特性を持つ。そのため、DCコントロールブロックBが、ターゲットフラグの対象となるブロックとなった場合は、DCコントロールブロックBの46ビット目のDC制御ビットを強制的に「1」としてやることで、DCコントロールブロックBとBk+1の間に強制的に変調区切りを設けることが可能となる(2ビットごとの処理で45ビット目、46ビット目が「1」となる)。データビット列D3自体には変化はないため、以降の変調区切りは同じ位置となる。
仮に、DCコントロールブロックBの46ビット目のDC制御ビットを強制的に「1」とすることを回路設計上避けたい場合は、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビットに対してターゲットを設定せずに、DCコントロールブロックB内で再び変調区切りが揃った場合にのみターゲットフラグを設定するようにしても良い。
つまり、DCコントロールブロックBのみを考えれば、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビットに関わらず、DSV累積値の発散を抑えられない場合が存在する。このような場合に、本実施の形態のDSV制御方法では、コントロールブロックBk+1以降のDSV値を考慮して、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビットを決定する。必要に応じては、DCコントロールブロックBk+1以降の変調区切りが同じになるように制御することが可能なため、コントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビットの変化に基づいて、DCコントロールブロックBk+1以降のDSV値の極性を変化させることが出来る。その結果、全体としての発散を抑える方向に制御することが可能である。そのために本実施の形態では、DCコントロールブロックBに対するDC制御ビット(すなわち、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビット)にターゲットフラグを立てて、BまでのDSV情報(詳細は後述する)を保持しておく。その後、複数のDCコントロールブロックのDSV値も考慮したうえで、DCコントロールブロックBk−1の46ビット目のDC制御ビットを決定する。
本実施の形態のDSV制御についてより詳細に説明する。図7は、本実施の形態におけるDSVの値を計算するためのDCコントロールブロックを示す模式図である。図7において、例えばDCコントロールブロックBにおいて変調区切りが異なる領域が発生し、またDC制御ビットの値に関わらず、DSVの値が発散してしまうものとする。後述する式を一般化するために、図7ではDCコントロールブロックB内部でDC制御ビットによって、発散が制御できない部分を有するものとして説明しているが、図6に示したDCコントロールブロックBk-1、B、Bk+1と原理的には同じである。
図7に示した場合を例にしてDSVの累積値について考察する。ここで、DSVaccumは、DCコントロールブロックBn−1までのDSV累積値を示している。DSVsumは、例えばDC制御ビットを「0」とした場合のチャネルビット列全体のDSV累積値を示している。DSVinvは、DCコントロールブロックBn−1の46ビット目のDC制御ビットを反転させた場合(例えば「1」とした場合)のチャネルビット列全体のDSV累積値を示している。DSVt0は、例えば該DC制御ビットを「0」とした場合の変調区切りが異なる領域のDSV値を示し、DSVt1は、該DC制御ビットを「1」とした場合の変調区切りが異なる領域のDSV値を示している。DSVsameは変調区切りが同じ領域のDSV値を示している。図から、
DC制御ビットが「0」の場合
DSVsum=DSVaccum+DSVt0―DSVsame ・・・(1)
DC制御ビットが「1」の場合
DSVinv=DSVaccum+DSVt1+DSVsame ・・・(2)
となることが分かる。
上記の式(1)、(2)において、DSVsameの項は絶対値が等しくDC制御ビットによって極性が反転するだけの項である。したがって、DC制御ビットを反転させた場合のDSV累積値DSVinvと、DC制御ビットを反転させなかった場合のDSV累積値DSVsumには以下の式の関係が成り立つこととなる。
DSVinv=DSVaccum+DSVt1+DSVaccum+DSVt0−DSVsum
・・・・(3)
この式(3)の関係は、例えばDSVt0がDC制御ビット「1」に対応し、DSVt1がDC制御ビット「0」に対応するなどの組み合わせを変えても常に成立する。この式(3)の関係を元にして、本実施の形態では以下に説明する手順に従ってDSV制御が行われる。なお、図12は、以下に説明する手順を示すフローチャートである。以下、図12を参照して本実施の形態のDSV制御手順について説明する。
ステップS1(初期値設定)
記録開始時のDSVの値を0としDSV制御の対象となる1つ目のDCコントロールブロックのDC制御ビットまでのデータを変調して得られるDSV累積値をDSV制御におけるDSV初期値とする。以下では特にフィジカルクラスタの部分に絞って説明する。
ステップS2(繰り返し設定)
以降のDCコントロールブロックBでは、ステップS3以降の動作が繰り返される。ここで、1つのレコーディングフレームには28個のDCコントロールブロックB〜B27が含まれている。本実施の形態では、レコーディングフレームで31フレーム分、ステップS3以降の動作が繰り返される。ここで、レコーディングフレームで、31フレームという単位はブルーレイ規格で1セクタと呼ばれる単位に相当するが、セクタの詳細については省略する。
ステップS3(DSV計算)
DCコントロールブロックBn−1のDC制御ビットを「0」、「1」と設定したそれぞれの場合について、DCコントロールブロックBn−1の45、46ビット目からDCコントロールブロックBの44bit目までDSVの積算を行う。
ステップS4(DC制御ビットの決定(仮設定))
本実施の形態におけるDSV制御では、DCコントロールブロックの2つの系についてDSV累積値の絶対値が小さい方を、DCコントロールブロックBn−1の46ビット目のDC制御ビットとして仮設定する。ただし、ターゲットフラグがONで、DSV累積値の絶対値がある基準値を超えていた場合は絶対値が大きい方をDC制御ビットとして選択することも可能である。このDC制御ビットの選択の際、絶対値の大小の選択に関わらず、次のステップS3での計算は選択したDC制御ビットの極性をベースに行う。
ステップS5(ターゲットフラグ参照)
上記のステップS4のあと、本実施の形態ではターゲットフラグを参照する。ターゲットフラグがONであればステップS6に進み、それ以外であればステップS10の処理を行う。
ステップS6(DSV収束判定)
ステップS5において、ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットがあった場合、その後のDCコントロールブロックを含めたDSV累積値を計算し、DSV値が収束するかどうかを確認する。具体的には上記した式(3)を用いてDSVinvを計算する。その結果、ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットまでのDSV累積値DSVtgtよりもDSVsumあるいはDSVinvが小さくなれば(DSVtgt>DSVsumあるいはDSVtgt>DSVinv)、DSV値が収束すると判断しステップS8に進む。DSV値が収束しない場合はステップS7に進む。
ステップS7(バッファ容量参照)
図5における遅延処理部502の持つバッファの限界であれば、DC制御ビットを決定しなければならない。そのため、バッファの限界であればステップS8へ進み、それ以外の場合はステップS3へと戻る。
ステップS8(DC制御ビット決定処理)
ステップS6においてDSV値が収束すると判断された場合は、収束するDC制御ビットを選択してDC制御ビットとして決定する。また、ステップS7で、バッファ限界であると判断された場合は、式(3)に基づいてターゲットとしたDC制御ビットを反転した場合のDSVinvを計算する。バッファ限界の場合は、DSV絶対値が小さくなる方のDC制御ビットをDC制御ビットとして決定する。DC制御ビットを決定した後、ステップS4で仮設定したDC制御ビットを反転させた場合は、ステップS9へ進む。ステップS4で決定したDC制御ビットを反転させない場合は、ステップS3へと戻る。ここで、DC制御ビットが決定されるのでターゲットフラグはオフとされる。
ステップS9(DC制御ビット反転時)
ターゲットとしたDC制御ビットの反転処理として、DSV累積値の値をステップS6あるいはS8で計算したDSV値に置き換え、ステップS3で行うDSV計算の際の極性の反転を行い、ステップS3へ戻る。
ステップS10(ターゲットフラグ設定動作、あるいは繰り返し計算動作)
ステップS5でターゲットフラグがオフ、またDCコントロールブロックBn−1の44bit目までのDSV累積値の絶対値が、DCブロックBの44bit目までのDSV累積値の絶対値より小さいか同じ場合、ステップS4で仮設定したDC制御ビットをDC制御ビットとして決定し、ステップS3の処理に戻る。ステップS4で仮設定したDC制御ビットでDSV値が発散する場合は、ステップS4の処理の終了時点で変調区切りが同じ場合はDCコントロールブロックBn−1の46bit目のDC制御ビットに対してターゲットフラグを設定、式(3)におけるDSVinv計算のために必要となるDSVsum以外の情報を保存して、ステップS3の処理に戻る。DSV値に発散傾向が見られた場合でも、ステップS4の処理の終了時点で変調区切りが異なる場合は、ターゲットフラグを設定せずにステップS3の処理に戻る。
このように、本実施の形態によれば、DSV累積値が発散する傾向となるDCコントロールブロックに対して、ターゲットフラグを立てる。そして、ターゲットフラグが立った場合は、その後の複数のDCコントロールブロックを含めてDSV制御を行い、ターゲットフラグが立ったDCコントロールブロックに対するDC制御ビットを確定する。このようにすることで、DSV累積値の発散を抑制することが可能となる。
また、上記の説明では、ステップS3の計算時に、変調区切りを強制的に揃えないフローを示してあるが、仮に変調区切りを強制的に揃えるようなフローを考慮した場合、上記のステップS3の後にDCコントロールブロックBnのDC制御ビットを強制的に1とするフローを追加することも可能である。
以下に、イメージ図を用いて本発明の動作について説明する。図8は、DCコントロールブロックごとのDSV値を模式的に示したものである。実際にはDSV値は1ビットごとに連続的に変わるものであるが、理解しやすくするために変調によって得られる連続したDCコントロールブロックの44bit目までのDSV累積値の変動を示す。
まず、図8において左端が、ある時点での初期のDSV累積値であったとする。上記に説明した処理に従い、まずDCコントロールブロックB0の44ビット目までのDSV値を計算する。ここでは、DCコントロールブロックB0に関しては、その直前のDC制御ビットを「0」、「1」どちらかとすることでDCコントロールブロックの発散傾向は抑えられるとする。そのため、DC制御ビットとしてどちらかの値を選択し、DSV累積値は減少する(図8、P1参照)。
その後のDCコントロールブロックB1では、DC制御ビットに関わらずDSV値に発散する傾向が見られるものとする(図8、P2参照)。するとこの時点でDCコントロールブロックB1のDC制御ビットに対してターゲットフラグが設定される(上記のステップS10に相当、図8参照)。図8では、分かりやすくするため、この地点でのDSV累積値を1つの値として示しているが、DCコントロールブロックB2単体のDSV値は、式(3)で言えばDSVt0あるいはDSVt1に相当する項であるためDSV値の増加幅には、後に決定されるDC制御ビットの値によって多少の差がある場合が考えられる。この図8では、理解のためにDC制御ビットに関わらずDCコントロールブロックB1で発散傾向が現れ、ターゲットフラグが設定されることを示しているのみである。
ターゲットフラグを設定した後に入力されるDCコントロールブロックB2は、ターゲットフラグを設定したDC制御ビットが「0」、「1」どちらになるかで、その極性が反転する。したがって、DCコントロールブロックに対応するDC制御ビットを仮に設定した場合のDSV値の変化を図8に破線で示す。またDCコントロールブロックに対して仮設定したDC制御ビットを反転させた場合のDSV値の変化を図8に実線で示す。例えば図5に示すDSV制御装置がターゲットフラグ(DCコントロールブロックB0の46ビット目)から、3つのDCコントロールブロックに対応する入力データを保持できるバッファを有していた場合、DCコントロールブロックB3の部分でバッファ限界に達する。そこで、バッファ限界が来たところでターゲットフラグが設定されたDCコントロールブロックB1に対応するDC制御ビット(B0の46ビット目)を設定する。このDSV累積値の計算は上記した式(3)に基づいた計算で行われ、DC制御ビットが決定される。
図8に示した例ではP2の時点でのステップS10により、ターゲットフラグが設定される。P3の時点ではステップS5によりターゲットフラグが確認されるものの、ステップS6において、ターゲットフラグの設定されているDC制御ビットを「0」、「1」どちらに設定しても図8にP1で示した時点のDSV累積値よりも絶対値が小さくならないため、ステップS7へと進む。またステップS7ではP3の時点ではバッファ限界でないため仮設定したDC制御ビットを維持したままS3へと戻り計算を続ける。
図8のP4に示した時点でバッファ限界に達するため処理はステップS8に進み、ターゲットフラグを設定したDC制御ビットを決定しなければならない。この時、図8においてP4で示した時点では仮設定したDC制御ビットに基づいたDSV累積値(図8の破線)よりも仮設定を反転させたDSV累積値(図8の実線)の方がDSV累積値の絶対値が小さくなる。そのため、DC制御ビットは反転され、ステップS9によって反転に伴う処理が行われた後にステップS3へと戻り、処理が繰り返される。
図8に示した図ではバッファ限界の時点で仮設定したDC制御ビットを用いたDSV累積値(破線)よりも、DC制御ビットを反転させた場合のDSV累積値のほうが低くなる。そのため、本実施の形態のDSV制御装置ではDC制御ビットを反転させる。なお、DCコントロールブロックB3をバッファ限界としているため、この時にターゲットフラグも解除される。また、バッファ限界に達する前であっても、ターゲットフラグを立てたDCコントロールブロックまでのDSV値よりも、ある時点でのDSV値が小さくなればターゲットフラグを解除するようにしても良い。
例えば、図8のP3に示した時点でのDSV累積値(絶対値)がP1に示した時点のDSV累積値(絶対値)よりも小さくなるのであればステップS6からステップS8に進んでターゲットフラグが解除される。
本実施形態の基本的な概略、手順、動作は以上の通りである。以下に上記のステップS4において、ターゲットフラグがONで、DSV累積値の絶対値がある基準値を超えていた場合に絶対値が大きい方をDC制御ビットとして選択する場合について説明する。
図9は、図8と同様なDCコントロールブロックとDSV値の関係を示す図である。まず、DCコントロールブロックB0に関しては図8と同様である。
その後のDCコントロールブロックB1では、DC制御ブロックに関わらずDSV累積値に発散する傾向が見られるものとする。するとこの時点でDCコントロールブロックB1のDC制御ビットに対してターゲットフラグが設定される(上記のステップS10に相当、図9、P2参照)。
以下に例を出して説明する。DCコントロールブロックB1までのDSV絶対値(P2の時点でのDSV絶対値)が、15であると仮定する。
ここで、DCコントロールブロックB2、B3に着目する。コントロールブロックB2のみのDSV値は例えば、DCコントロールブロックB2に対するDC制御ビットが「1」のときに−5、「0」のときに+5であるとする。コントロールブロックB3に対するDC制御ビットはコントロールブロックB2の46ビット目である。ここで、コントロールブロックB3に対してのDC制御ビット(コントロールブロックB2の46ビット目)を「1」とした場合に+6、「0」とした場合に−6であったとする。通常のDSV制御であれば「0」または「1」を選択してDSVコントロールブロックB2とB3をあわせたDSV値(絶対値)が1となるように制御される(図9、P5参照)。しかし、コントロールブロックB3に対するDC制御ビットの設定時にはターゲットフラグがオンとなっている。このような場合、DCコントロールブロックのターゲットフラグをDSVsameの項の絶対値が大きくなるように設定してやることも可能である(図9、P6参照)。
例えば、このような絶対値が大きくなる制御がない場合、DCコントロールブロックB2に対するDC制御ビットが「0」とされ、DCコントロールブロックB2のみのDSV値が+5となればDCコントロールブロックB3に対しては−6となるDC制御ビットが設定されるためDCコントロールブロックB3までの積算が終わった段階でDSV累積値は16となり、DSV累積値の絶対値の低減効果は小さい(図9、P5参照)。しかしDCコントロールブロックB3に対するDC制御ビットをDSVsameの項の絶対値が大きくなるように、すなわちB2のDSV値が+5となりB4のDSV値が+6となるように選ぶと、DCコントロールブロックB2とB3の2つに関してのまでDSV値は11となる。その後、ターゲットフラグとなるDC制御ビットを決定することでDSV累積値は4(=15−11)となり、DSV累積値の絶対値の低減効果が大きくなる(図9、P4参照)。このように本実施の形態ではステップS4においてDSV制御の大きくなるようにDC制御ビットを設定することが可能であり、これにより効率的にDSV累積値の発散を防止することができる。
以上の説明に基づいて、本実施の形態のDC制御ビットを生成するDC制御ビット生成部の構成について説明する。図10は、本実施の形態におけるDC制御ビット生成部502の構成を示すブロック図である。本実施の形態のDC制御ビット生成部502は、第1のDSV計算部101、第2のDSV計算部102、DSV計算結果保持部103、第2のDSV累積値保持部104、第1のDSV累積値保持部105、第1のDSV累積値比較部106、第2のDSV累積値比較部107、DC制御ビット決定出力部108を有している。
第1のDSV計算部101および第2のDSV計算部102は、上述のステップS3に当たる計算を行う部分である。ここでは例えば第1のDSV計算部が与えられた入力データ列に対してDC制御ビットを「0」とした場合のDSV累積値の計算を行う。第2の計算部はDC制御ビットを「1」とした場合のDSV累積値を計算する。この計算結果は、DSV計算結果保持部103、第1のDSV累積値比較部106に出力される。なお、この時、第1、第2のDSV計算部はその1つ前のDCコントロールブロックまでに設定された極性に基づいて行われている。したがって、それ以前にターゲットフラグが設定されていた場合には、そのDC制御ビットに関しては仮設定されたDC制御ビットに基づいた極性で計算される。
第1のDSV累積値比較部106は、主に上記したステップS4、S5,及びステップS10の比較動作を行う。DSV累積値比較部106では、第1のDSV計算部101および第2のDSV計算部102から与えられた計算結果、それ以前のDSV累積値とに基づいてDC制御ビットの仮設定、ターゲットフラグの設定などの動作を行う。ここで、与えられた計算結果からDSV累積値が、「0」、「1」どちらかのDC制御ビットによって発散しないと判断された場合、第1のDSV累積値比較部106は、DSV累積値の絶対値が小さい方を選択し、そのDC制御ビットをDC制御ビット決定出力部に出力する。そして、そのDCコントロールブロックまでのDSV累積値を第1のDSV累積値保持部105へと出力する。
この第1のDSV累積値比較部106で、DC制御ビットに関わらず発散傾向だと判断された場合は、前述のターゲットフラグの設定などの処理の際、ターゲットフラグを設定したDC制御ビット直前までのDSV累積値DSVtgtを保持する動作が行われる。このDSV累積値DSVtgtは、第1のDSV累積値保持部105から第2のDSV累積値保持部104へと出力される。
第2のDSV累積値比較部107は、上記(3)式に対応する計算を実行する(上記のステップS6、S8に相当)。第2のDSV累積値比較部107は、例えばターゲットフラグが設定された後の変調区切りが同じになる領域のDSV値(例えばDSVsame)を保持するバッファなどを内蔵しているものとする。DSV計算結果保持部103に保持された計算結果(例えばDSVt0、DSVt1)、および第2のDSV累積値保持部104から与えられたDSV累積値DSVtgtなどから、上記(3)式に対応する計算を行う。
第2のDSV累積値比較部107では、計算結果からターゲットフラグが設定されたDCコントロールブロックに対するDC制御ビットを反転させるかどうかの判定が行われ、DC制御ビットを決定する。決定したDC制御ビットはDC制御ビット決定出力部へと出力される。この時点で確定したDSV累積値は第1のDSV累積値保持部105へと出力され、第1のDSV累積値保持部105に保持される。
DC制御ビット決定出力部は、第1および第2のDSV累積値比較部の出力を受け取り、そのDC制御ビットに基づいて最終的なDC制御ビットを決定出力する部分である(ステップS8,S9、及びステップS10の決定動作に相当)。DC制御ビット決定出力部は、例えば、ターゲットフラグが立った場合の仮のDC制御ビットなどの保持も行い、第2のDSV累積値比較部からの出力に基づいて反転出力動作なども行うことが可能である。
このように形成されたDC制御ビット生成部502の動作について以下に説明する。図11は、図10に示したブロックの各部の計算結果、保持データなどを示すタイミングチャートである。なお、以下に説明する動作は、すでに説明した手順に基づいた動作であり、重複説明を含むが、理解のために具体的数値、各部に保持される数値などを参照しながら簡略化して説明する。
ここで、図11における時刻t0までのDSV累積値が−3であったと仮定する。図11における時刻t0からt1までの期間のDSV値がDC制御ビット「0」の場合に−17、DC制御ビット「1」の場合に+17であるとするとDSV累積値は、どちらのDC制御ビットを選択しても発散傾向(−20あるいは14)であるため、時刻t0直前のDC制御ビットに対してターゲットフラグが設定され(ステップS10)、このターゲット直前までのDSV累積値DSVtgt(この場合は−3)が第2のDSV累積値保持部104に保持される。同時にDSV計算結果保持部DSVt0とDSVt1(この場合は−17と17)が保持される。第1のDSV累積値比較部106では、時刻t1で絶対値が小さくなるDC制御ビット「1」を仮設定(ステップS4)したDC制御ビットとして、つぎのDCコントロールブロックのDSV値を計算する(図11、第1のDSV累積値比較部出力参照)。ここで時刻t1からt2までのDSV値がDC制御ビット「0」の場合に21、DC制御ビット「1」の場合に−21であるとする。
第2のDSV累積値比較部では上記式(3)に示した式に基づいて、ターゲットフラグを設定したDC制御ビット(時刻t1で「1」と設定)を反転させた場合のDSV累積値DSVinvが計算される(ステップS6)。この場合、式(3)に示したDSVaccumは、ターゲットフラグ設定以前のDSV累積値なので、第2のDSV累積値保持部104に保持されているDSVtgtの値の−3が用いられる。またDSVt0、DSVt1は、DSV計算結果保持部に保持された値17および−17が用いられる。またDSVsumは、仮設定したDC制御ビットに基づいたDSV累積値であるため、−7が用いられる。
これらの数字を式(3)に当てはめて計算した結果は、
DSVinv=−3+17−3−17−(−7)=1
となり、ターゲットフラグが設定されたDC制御ビットを反転させた場合(DSVinv)の方が絶対値としてDSVsumよりも小さな値(図11、時刻t2参照)をとるため、ターゲットフラグを設定したDC制御ビットの反転が行われる(ステップS9参照)。この計算結果は、第1のDSV累積値保持部にも出力され、時刻t2直前において第1のDSV累積値保持部が保持するDSV値も−7から1に書き換えられる(図示せず)。その結果、DC制御ビット決定出力部は、図11の時刻t3において、破線で示されているDC制御ビットが実線で示すように反転されて出力される。図11の時刻t2からt3に示す期間では、DC制御ビットが「0」の場合に−13、「1」の場合に13のDSV値を示すとする。この場合、時刻t2直前のDSV累積値は1であるため、DSV値は発散傾向を示し、ターゲットフラグが設定される。また、DC制御ビットとしては「0」が仮設定される(図11、第1のDSV累積値比較部出力参照)。式(3)におけるDSVaccumは1、DSVt0とDSVt1は−13と13、DSVsumは0であるため、DSVinvは2となり、DSVsumよりも大きな絶対値となる。そのため、反転しないほうがDSVの値を低くすることが出来るため、DC制御ビットの反転は行われない(図11、時刻t4参照)。
この動作を条件としてまとめると、上記で説明したDSV累積値を保持するバッファがバッファ限界の場合と、バッファ限界でない場合について、以下のように示すことが出来る。
バッファの限界でない場合
DSVtgt>DSVsum>DSVinv であれば反転してターゲットフラグオフ
DSVtgt>DSVinv>DSVsum であれば反転せずにターゲットフラグオフ
バッファの限界の場合
DSVsum>DSVinv であれば反転してターゲットフラグオフ
DSVinv>DSVsum であれば反転せずにターゲットフラグオフ
本実施の形態では、図で示したDSV制御装置のDCビット生成部に以上のような構成を用いることにより、効果的にDSV累積値を削減することが可能となる。また、図10に示すような構成によれば、ターゲットフラグに対するDC制御ビットを「0」とした場合と「1」とした場合の2系統を中心に比較を行えばよいため、DSV値の比較を行う系統(シーケンサ)の回路は、それほど増加させずに、データを格納するバッファを増加させるのみで、より好適なDSV制御が実施できる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態のDSV制御方法、制御装置によれば、DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを定めていくのではなく、複数のDCコントロールブロックのDSVの値に注目してDC制御ビットを決定してやることで、DSVが発散してしまうことを効果的に防止することが可能である。また、DC制御ビットは記録される信号のDC成分を抑制するために任意に設定することが可能なビットであるため、読み出し時において、その値に関わらず正常な読み出しが可能である。
また、以上詳細に説明した発明の実施の形態においては、変調区切りが異なるDCコントロールブロックが発生し、また、DC制御ビットの値に関わらず発散傾向となる場合の動作を中心に説明したが、本発明の主旨によれば、発散傾向にあるDCコントロールブロックを、後続する複数のDCコントロールブロックのDSV値から修正するような構成とすればよい。したがって詳細な部分のアルゴリズムについては種々の変更が可能である。
ブルーレイディスクのデータの段階を示す図である。 ブルーレイディスクのデータ構成を示す図である。 ブルーレイディスクのオンコードを示す図である。 DSV制御装置を説明する図である。 実施の形態のDSV制御装置を示す図である。 実施の形態のDSV制御の概要を説明する図である。 実施の形態のDSV制御の概要を説明する図である。 実施の形態のDSV制御の動作を説明する図である。 実施の形態のDSV制御の動作を説明する図である。 実施の形態のDSV制御装置を示す図である。 実施の形態のDSV制御のDSV値を説明する図である。 実施の形態のDSV制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 第1DSV計算部
102 第2DSV計算部
103 DSV計算結果保持部
104 第2DSV累積値保持部
105 第1DSV累積値保持部
106 第1DSV累積値比較部
107 第2DSV累積値比較部
108 DC制御ビット決定出力部
203 ランイン
204 フィジカルクラスタ
205 ランアウト
206 レコーディングフレーム
501 入力部
502 DC制御ビット生成部
503 遅延処理部
504 DC制御ビット挿入部
505 17PP変調部
506 同期信号挿入部
507 NRZI化部
DCコントロールブロック
D1 ユーザデータ
D2 入力データ列
D3 データビット列
D4 チャネルビット列

Claims (4)

  1. DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを挿入するDSV制御装置であって、
    DCコントロールブロックのDSV値を累積したDSV累積値を算出するDSV計算部と、
    前記DSV計算部で算出された第1のDCコントロールブロックよりも前のDCコントロールブロックのDSV値を累積した第1のDSV累積値に基づいて第2のDSV累積値を算出し、当該第2のDSV累積値に応じて第1の制御ビットを決定するとともに、前記第1のDCコントロールブロックに対するDC制御ビットにターゲットフラグを設定する第1のDSV累積値比較部と、
    前記第2のDSV累積値に基づいて第3のDSV累積値を算出し、当該第3のDSV累積値に応じて第2の制御ビットを決定する第2のDSV累積値比較部と、
    前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットに前記ターゲットフラグが設定されていない場合には、前記第1のDC制御ビットを当該DC制御ビットとして決定し、前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットに前記ターゲットフラグが設定されている場合には、前記第2の制御ビットを当該DC制御ビットとして決定するDC制御ビット決定部と、を有し、
    前記第1のDSV累積値比較部は、
    前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットの変化に応じて値が変化する前記第1のDCコントロールブロックのDSV値と、前記第1のDSV累積値と、を加算することにより前記第2のDSV累積値を算出し、前記第2のDSV値の絶対値が最小となる場合の制御ビットを前記第1のDC制御ビットとして決定するとともに、前記第2のDSV累積値の絶対値の最小値が前記第1のDSV累積値よりも大きい場合に、前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットに前記ターゲットフラグを設定し、
    前記第2のDSV累積値比較部は、
    前記第2のDSV累積値と、前記第1のDCコントロールブロックに続くDCコントロールブロックのDSV値を累積した値と、を加算して得られる第3のDSV累積値の絶対値が最小となる制御ビットを前記第2のDC制御ビットとして決定する、
    DSV制御装置。
  2. 前記第2のDSV累積値比較部は、
    前記第1のDCコントロールブロック続く前記DCコントロールブロックのDSV値を累積した値の絶対値が最小となるように、当該第1のDCコントロールブロック続く前記DCコントロールブロックのそれぞれの制御ビットを決定することを特徴とする、
    請求項1に記載のDSV制御装置。
  3. DCコントロールブロックごとにDC制御ビットを挿入するDSV制御方法であって、
    DSV計算部が、DCコントロールブロックのDSV値を累積したDSV累積値を算出し、
    第1のDSV累積値比較部が、前記DSV計算部で算出された第1のDCコントロールブロックよりも前のDCコントロールブロックのDSV値を累積した第1のDSV累積値に基づいて第2のDSV累積値を算出し、当該第2のDSV累積値に応じて第1の制御ビットを決定するとともに、前記第1のDCコントロールブロックに対応するDC制御ビットにターゲットフラグを設定し、
    第2のDSV累積値比較部が、前記第2のDSV累積値に基づいて第3のDSV累積値を算出し、当該第3のDSV累積値に応じて第2の制御ビットを決定し、
    DC制御ビット決定部が、前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットに前記ターゲットフラグが設定されていない場合には、前記第1のDC制御ビットを当該DC制御ビットとして決定し、前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットに前記ターゲットフラグが設定されている場合には、前記第2の制御ビットを当該DC制御ビットとして決定し、
    前記第1のDSV累積値比較部は、
    前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットの変化に応じて値が変化する前記第1のDCコントロールブロックのDSV値と、前記第1のDSV累積値と、を加算することにより前記第2のDSV累積値を算出し、前記第2のDSV値の絶対値が最小となる場合の制御ビットを前記第1のDC制御ビットとして決定するとともに、前記第2のDSV累積値の絶対値の最小値が前記第1のDSV累積値よりも大きい場合に、前記第1のDCコントロールブロックに対応する前記DC制御ビットに前記ターゲットフラグを設定し、
    前記第2のDSV累積値比較部は、
    前記第2のDSV累積値と、前記第1のDCコントロールブロックに続くDCコントロールブロックのDSV値を累積した値と、を加算して得られる第3のDSV累積値の絶対値が最小となる制御ビットを前記第2のDC制御ビットとして決定する、
    DSV制御方法
  4. 前記第2のDSV累積値比較部は、
    前記第1のDCコントロールブロック続く前記DCコントロールブロックのDSV値を累積した値の絶対値が最小となるように、当該第1のDCコントロールブロック続く前記DCコントロールブロックのそれぞれの制御ビットを決定することを特徴とする、
    請求項3に記載のDSV制御方法
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