JP4696672B2 - 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム - Google Patents
位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4696672B2 JP4696672B2 JP2005137224A JP2005137224A JP4696672B2 JP 4696672 B2 JP4696672 B2 JP 4696672B2 JP 2005137224 A JP2005137224 A JP 2005137224A JP 2005137224 A JP2005137224 A JP 2005137224A JP 4696672 B2 JP4696672 B2 JP 4696672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase error
- error information
- specific pattern
- data
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
で示される演算式を利用する第1の演算手法に従って、位相誤差情報が算出され、特定パターンであると判定された場合、さらに、複数の種類に分類される特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、第1の演算手法とは異なる演算手法に従って、前記位相誤差情報がそれぞれ算出される。
th > data_now > -th ・・・(2)
-th ≧ data_now ・・・(3)
・・・(7)
なお、式(9)において、(phase_err_2D出力の反転符号)とは、phase_err_2Dの符号が+の場合には−でありphase_err_2Dの符号が−の場合には+であることを示している。または、RLEVは、所定の定数を示している。
Claims (27)
- d>0のRLL記録符号として所定の記録媒体に記録されているデータが、所定の周波数に非同期で読み出された場合、その非同期のデータから、前記所定の周波数に同期させた同期データを生成する位相同期装置において、
前記同期データの位相誤差を示す位相誤差情報を検出する位相誤差情報検出手段を備え、
前記位相誤差情報検出手段は、
前記同期データを構成する各サンプリング値のうちの処理対象のサンプリング値に関する所定の情報が、予め定められた特定パターンであるのか否かを、ラン制限による情報により判定する特定パターン判定手段と、
前記特定パターン判定手段により前記特定パターンであると判定された場合とそうではないと判定された場合とを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する位相誤差情報算出手段とを有し、
前記特定パターンとは、前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象の前記サンプリング値を含む所定の範囲内の状態が理想状態のときには存在し得ないパターンであり、
前記特定パターン判定手段は、前記特定パターンであると判定した場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、
前記位相誤差情報算出手段は、さらに、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する
ことを特徴とする位相同期装置。 - 前記特定パターンの複数の種類として、処理対象の前記サンプリングデータを含む前記所定の範囲内のサンプリングデータの位相位置が理想状態の位置からずれたことに起因して生じる第1の種類と、前記所定の範囲内の前記サンプリングデータの位相位置には依存せずに理想状態のときには存在し得ない第2の種類とが少なくとも存在する
ことを特徴とする請求項1に記載の位相同期装置。 - 前記位相誤差情報算出手段は、前記特定パターン判定手段により前記特定パターンではないと判定された場合、基準となる第1の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出し、前記特定パターンのうちの前記第1の種類であると判定された場合、第2の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出し、前記特定パターンのうちの前記第2の種類であると判定された場合、第3の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の位相同期装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、前記位相誤差情報として固定の0を出力する手法である
ことを特徴とする請求項3に記載の位相同期装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、前記第1の演算手法に従って前記位相誤差情報として算出された値に対して、異なる符号の値を前記位相誤差情報として算出する手法である
ことを特徴とする請求項3に記載の位相同期装置。 - 前記第1の演算手法とは、所定の演算式による演算値を前記位相誤差情報として出力する手法であり、
前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、前記所定の演算式による前記演算値の符号を反転させた値を前記位相誤差情報として出力する手法である
ことを特徴とする請求項3に記載の位相同期装置。 - d>0のRLL記録符号として所定の記録媒体に記録されているデータが、所定の周波数に非同期で読み出された場合、その非同期のデータから、前記所定の周波数に同期させた同期データを生成する位相同期装置の位相同期方法において、
前記同期データの位相誤差を示す位相誤差情報を検出する位相誤差情報検出ステップを含み、
前記位相誤差情報検出ステップは、
前記同期データを構成する各サンプリング値のうちの処理対象のサンプリング値に関する所定の情報が、予め定められた特定パターンであるのか否かを、ラン制限による情報により判定する特定パターン判定ステップと、
前記特定パターン判定ステップの処理により前記特定パターンであると判定された場合とそうではないと判定された場合とを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する位相誤差情報算出ステップとを含み、
前記特定パターンとは、前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象の前記サンプリング値を含む所定の範囲内の状態が理想状態のときには存在し得ないパターンであり、
前記特定パターン判定ステップの処理により前記特定パターンであると判定された場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、
前記位相誤差情報算出ステップの処理では、さらに、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記位相誤差情報がそれぞれ算出される
ことを特徴とする位相同期方法。 - d>0のRLL記録符号として所定の記録媒体に記録されているデータが、所定の周波数に非同期で読み出された場合、その非同期のデータから、前記所定の周波数に同期させた同期データを生成する処理の制御を行うコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記同期データの位相誤差を示す位相誤差情報を検出する位相誤差情報検出ステップを含み、
前記位相誤差情報検出ステップは、
前記同期データを構成する各サンプリング値のうちの処理対象のサンプリング値に関する所定の情報が、予め定められた特定パターンであるのか否かを、ラン制限による情報により判定する特定パターン判定ステップと、
前記特定パターン判定ステップの処理により前記特定パターンであると判定された場合とそうではないと判定された場合とを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する位相誤差情報算出ステップとを含み、
前記特定パターンとは、前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象の前記サンプリング値を含む所定の範囲内の状態が理想状態のときには存在し得ないパターンであり、
前記特定パターン判定ステップの処理により前記特定パターンであると判定された場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、
前記位相誤差情報算出ステップの処理では、さらに、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記位相誤差情報がそれぞれ算出される
ことを特徴とするプログラム。 - d>0のRLL記録符号として所定の記録媒体に記録されているデータを再生するデータ再生装置において、
前記データがアナログ信号として前記所定の記録媒体から読み出された場合、そのアナログ信号の微分応答信号を生成する微分手段と、
前記微分手段により生成されたアナログの前記微分応答信号を、所定の周波数に非同期でサンプリングすることで、非同期データを生成するサンプリング手段と、
前記サンプリング手段により生成された前記非同期データから、前記所定の周波数に同期した同期データを生成する位相同期手段と
を備え、
前記位相同期手段は、PR(1,-1)等化のアルゴリズムに従って前記同期データの位相誤差を示す位相誤差情報を検出する位相誤差情報検出手段を有し、
前記位相誤差情報検出手段は、
前記同期データを構成する各サンプリング値のうちの処理対象のサンプリング値に関する所定の情報が、予め定められた特定パターンであるのか否かを、ラン制限による情報により判定する特定パターン判定手段と、
前記特定パターン判定手段により前記特定パターンであると判定された場合とそうではないと判定された場合とを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する位相誤差情報算出手段と、
前記同期サンプルを構成する前記各サンプリング値のそれぞれと所定の閾値とを比較し、その比較の結果に基づいてスライス値を算出するスライス手段とを有し、
前記特定パターンとは、前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象の前記サンプリング値を含む所定の範囲内の状態が理想状態のときには存在し得ないパターンであり、
前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象のサンプリングデータが第1の値とされ、前記第1の値の1つ前の値が、前記第2の値とされており、
前記特定パターン判定手段は、
前記スライス手段により算出された前記スライス値のうちの、前記第2の値に対応する第2のスライス値と、前記第1の値に対応する第1のスライス値との組み合わせに基づいて、前記特定パターンであるのか否かを判定し、
前記位相誤差情報算出手段は、
前記特定パターンではないと判定された場合、
前記第1の値をdata_nowとし、前記第2の値をdata_Dとし、前記第1のスライス値をslice_nowとし、前記第2のスライス値をslice_Dとして、前記位相誤差情報をphase_errとして、
phase_err = (data_now * slice_D) - (data_D * slice_now)
で示される演算式を利用する第1の演算手法に従って、前記位相誤差情報を算出し、
前記特定パターンであると判定された場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記第1の演算手法とは異なる演算手法に従って、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する
ことを特徴とするデータ再生装置。 - 前記特定パターンの複数の種類として、第1の種類と第2の種類とが少なくとも存在する
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ再生装置。 - 前記位相誤差情報算出手段は、前記特定パターン判定手段により前記特定パターンではないと判定された場合、前記第1の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出し、前記特定パターンのうちの前記第1の種類であると判定された場合、前記第1の演算手法とは異なる第2の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出し、前記特定パターンのうちの前記第2の種類であると判定された場合、前記第1の演算手法とは異なる第3の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出する
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、
前記位相誤差情報をrev_phase_errとして、
rev_phase_err = -phase_err
で示される演算式を利用する演算手法である
ことを特徴とする請求項11に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、
phase_errの符号が+の場合には−でありphase_errの符号が−の場合には+であることを(phase_err出力の反転符号)と記述し、
所定の定数をRLEVとし、
前記位相誤差情報をrev_phase_errとして、
rev_phase_err =(phase_err出力の反転符号) × RLEV
で示される演算式を利用する演算手法である
ことを特徴とする請求項11に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、所定の値を前記位相情報として出力する手法である
ことを特徴とする請求項11に記載のデータ再生装置。 - 前記記録媒体に記録されている前記RLL記録符号のd=1であり、
前記位相誤差情報検出手段は、PR(1,0,-1)等化のアルゴリズムに従って前記位相誤差情報を検出している
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ再生装置。 - 前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象のサンプリングデータが第1の値とされ、前記第1の値の1つ前の値が、前記第2の値とされており、前記第2の値の1つ前の値が第3の値とされており、
前記特定パターン判定手段は、前記スライス手段により算出された前記スライス値のうちの、前記第3の値に対応する第3のスライス値と、前記第2の値に対応する第2のスライス値と、前記第1の値に対応する第1のスライス値との組み合わせに基づいて、前記特定パターンであるのか否かを判定し、
前記位相誤差情報算出手段は、
前記特定パターンではないと判定された場合、
前記第1の値をdata_nowとし、前記第2の値をdata_Dとし、前記第1のスライス値をslice_nowとし、前記第2のスライス値をslice_Dとして、前記位相誤差情報をphase_errとして、
slice_nowとslice_Dが共に0でない時において、
phase_err = (data_now * slice_D) - (data_D * slice_now)
で示される演算式を利用する第1の演算手法に従って、前記位相誤差情報を算出し、
前記特定パターンであると判定された場合、前記第1の演算手法とは異なる演算手法に従って、前記位相誤差情報を算出する
ことを特徴とする請求項15に記載のデータ再生装置。 - 前記第1の演算手法とは異なる前記演算手法とは、所定の値を前記位相誤差情報として
出力する手法である
ことを特徴とする請求項16に記載のデータ再生装置。 - 前記特定パターン判定手段は、前記特定パターンであると判定した場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、
前記位相誤差情報算出手段は、さらに、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する
ことを特徴とする請求項16に記載のデータ再生装置。 - 前記特定パターンの複数の種類として、第1の種類と第2の種類とが少なくとも存在する
ことを特徴とする請求項18に記載のデータ再生装置。 - 前記位相誤差情報算出手段は、前記特定パターン判定手段により前記特定パターンではないと判定された場合、前記第1の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出し、前記特定パターンのうちの前記第1の種類であると判定された場合、前記第1の演算手法とは異なる第2の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出し、前記特定パターンのうちの前記第2の種類であると判定された場合、前記第1の演算手法とは異なる第3の演算手法に従って前記位相誤差情報を算出する
ことを特徴とする請求項19に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、
前記位相誤差情報をrev_phase_errとして、
rev_phase_err = -phase_err
で示される演算式を利用する演算手法である
ことを特徴とする請求項20に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、
phase_errの符号が+の場合には−でありphase_errの符号が−の場合には+であることを(phase_err出力の反転符号)と記述し、
所定の定数をRLEVとし、
前記位相誤差情報をrev_phase_errとして、
rev_phase_err =(phase_err出力の反転符号) × RLEV
で示される演算式を利用する演算手法である
ことを特徴とする請求項20に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法と前記第3の演算手法とのうちの少なくとも一方は、所定の値を前
記位相情報として出力する手法である
ことを特徴とする請求項20に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法とは、
前記第3の値をdata_2Dとし、
前記第3のスライス値をslice_2Dとして、
phase_err_2D = (data_now × slice_D)−(data_2D×slice_D)として、
前記位相誤差情報をrev_phase_err_2Dとして、
rev_phase_err_2D = −phase_err_2D
で示される演算式を利用する演算手法であり、
前記第3の演算手法とは、所定の値を前記位相誤差情報として出力する手法である
ことを特徴とする請求項20に記載のデータ再生装置。 - 前記第2の演算手法とは、
前記第3の値をdata_2Dとし、
前記第3のスライス値をslice_2Dとして、
phase_err_2D = (data_now × slice_D)−(data_2D×slice_D)として、
phase_err_2Dの符号が+の場合には−でありphase_err_2Dの符号が−の場合には+で
あることを(phase_err_2D出力の反転符号)と記述し、
所定の定数をRLEVとし、
前記位相誤差情報をrev_phase_err_2Dとして、
rev_phase_err_2D =(phase_err_2D出力の反転符号) × RLEV
で示される演算式を利用する演算手法であり、
前記第3の演算手法とは、所定の値を前記位相誤差情報として出力する手法である
ことを特徴とする請求項20に記載のデータ再生装置。 - d>0のRLL記録符号として所定の記録媒体に記録されているデータを再生するデータ再生装置のデータ再生方法において、
前記データがアナログ信号として前記所定の記録媒体から読み出された場合、そのアナログ信号の微分応答信号を生成する微分ステップと、
前記微分ステップの処理により生成されたアナログの前記微分応答信号を、所定の周波数に非同期でサンプリングすることで、非同期データを生成するサンプリングステップと、
前記サンプリングステップの処理により生成された前記非同期データから、前記所定の周波数に同期した同期データを生成する位相同期ステップと
を含み、
前記位相同期ステップは、PR(1,-1)等化のアルゴリズムに従って前記同期データの位相誤差を示す位相誤差情報を検出する位相誤差情報検出ステップを有し、
前記位相誤差情報検出ステップは、
前記同期データを構成する各サンプリング値のうちの処理対象のサンプリング値に関する所定の情報が、予め定められた特定パターンであるのか否かを、ラン制限による情報により判定する特定パターン判定ステップと、
前記特定パターン判定ステップの処理により前記特定パターンであると判定された場合とそうではないと判定された場合とを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する位相誤差情報算出ステップと、
前記同期サンプルを構成する前記各サンプリング値のそれぞれと所定の閾値とを比較し、その比較の結果に基づいてスライス値を算出するスライスステップとを含み、
前記特定パターンとは、前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象の前記サンプリング値を含む所定の範囲内の状態が理想状態のときには存在し得ないパターンであり、
前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象のサンプリングデータが第1の値とされ、前記第1の値の1つ前の値が、前記第2の値とされており、
前記特定パターン判定ステップの処理では、
前記スライスステップの処理により算出された前記スライス値のうちの、前記第2の値に対応する第2のスライス値と、前記第1の値に対応する第1のスライス値との組み合わせに基づいて、前記特定パターンであるのか否かが判定され、
前記位相誤差情報算出ステップの処理では、
前記特定パターンではないと判定された場合、
前記第1の値をdata_nowとし、前記第2の値をdata_Dとし、前記第1のスライス値をslice_nowとし、前記第2のスライス値をslice_Dとして、前記位相誤差情報をphase_errとして、
phase_err = (data_now * slice_D) - (data_D * slice_now)
で示される演算式を利用する第1の演算手法に従って、前記位相誤差情報が算出され、
前記特定パターンであると判定された場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記第1の演算手法とは異なる演算手法に従って、前記位相誤差情報がそれぞれ算出される
ことを特徴とするデータ再生方法。 - d>0のRLL記録符号として所定の記録媒体に記録されているデータを再生する処理の制御を行うコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記データがアナログ信号として前記所定の記録媒体から読み出された場合、そのアナログ信号の微分応答信号を生成する微分ステップと、
前記微分ステップの処理により生成されたアナログの前記微分応答信号を、所定の周波数に非同期でサンプリングすることで、非同期データを生成するサンプリングステップと、
前記サンプリングステップの処理により生成された前記非同期データから、前記所定の周波数に同期した同期データを生成する位相同期ステップと
を含み、
前記位相同期ステップは、PR(1,-1)等化のアルゴリズムに従って前記同期データの位相誤差を示す位相誤差情報を検出する位相誤差情報検出ステップを有し、
前記位相誤差情報検出ステップは、
前記同期データを構成する各サンプリング値のうちの処理対象のサンプリング値に関する所定の情報が、予め定められた特定パターンであるのか否かを、ラン制限による情報により判定する特定パターン判定ステップと、
前記特定パターン判定ステップの処理により前記特定パターンであると判定された場合とそうではないと判定された場合とを区別して、前記位相誤差情報をそれぞれ算出する位相誤差情報算出ステップとを含み、
前記同期サンプルを構成する前記各サンプリング値のそれぞれと所定の閾値とを比較し、その比較の結果に基づいてスライス値を算出するスライスステップとを含み、
前記特定パターンとは、前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象の前記サンプリング値を含む所定の範囲内の状態が理想状態のときには存在し得ないパターンであり、
前記同期データを構成する前記各サンプリング値のうちの、処理対象のサンプリングデータが第1の値とされ、前記第1の値の1つ前の値が、前記第2の値とされており、
前記特定パターン判定ステップの処理では、
前記スライスステップの処理により算出された前記スライス値のうちの、前記第2の値に対応する第2のスライス値と、前記第1の値に対応する第1のスライス値との組み合わせに基づいて、前記特定パターンであるのか否かが判定され、
前記位相誤差情報算出ステップの処理では、
前記特定パターンではないと判定された場合、
前記第1の値をdata_nowとし、前記第2の値をdata_Dとし、前記第1のスライス値をslice_nowとし、前記第2のスライス値をslice_Dとして、前記位相誤差情報をphase_errとして、
phase_err = (data_now * slice_D) - (data_D * slice_now)
で示される演算式を利用する第1の演算手法に従って、前記位相誤差情報が算出され、
前記特定パターンであると判定された場合、さらに、複数の種類に分類される前記特定パターンのうちの何れの種類であるのかを判定し、前記特定パターンの複数の種類のそれぞれを区別して、前記第1の演算手法とは異なる演算手法に従って、前記位相誤差情報がそれぞれ算出される
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005137224A JP4696672B2 (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005137224A JP4696672B2 (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006318529A JP2006318529A (ja) | 2006-11-24 |
JP4696672B2 true JP4696672B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=37539073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005137224A Expired - Fee Related JP4696672B2 (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4696672B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001068998A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-16 | Sony Corp | Pll回路及び位相誤差検出方法 |
JP2001332033A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-30 | Hitachi Ltd | 位相比較器およびこれを用いる同期信号生成回路 |
JP2002190165A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-05 | Toshiba Corp | デジタルデータ再生装置及びデジタルデータ再生方法 |
JP2003006864A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-10 | Toshiba Corp | 光ディスク装置及び光ディスク記録方法 |
JP2003317405A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-07 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
JP2003338133A (ja) * | 2002-05-21 | 2003-11-28 | Sony Corp | 信号処理装置および方法 |
JP2004348929A (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-09 | Sony Corp | 信号処理装置及び信号処理方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684290A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-03-25 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク装置のクロック再生回路 |
-
2005
- 2005-05-10 JP JP2005137224A patent/JP4696672B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001068998A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-16 | Sony Corp | Pll回路及び位相誤差検出方法 |
JP2001332033A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-30 | Hitachi Ltd | 位相比較器およびこれを用いる同期信号生成回路 |
JP2002190165A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-05 | Toshiba Corp | デジタルデータ再生装置及びデジタルデータ再生方法 |
JP2003006864A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-10 | Toshiba Corp | 光ディスク装置及び光ディスク記録方法 |
JP2003317405A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-07 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
JP2003338133A (ja) * | 2002-05-21 | 2003-11-28 | Sony Corp | 信号処理装置および方法 |
JP2004348929A (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-09 | Sony Corp | 信号処理装置及び信号処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006318529A (ja) | 2006-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4835156B2 (ja) | 再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム | |
US7623586B2 (en) | Frequency and phase control apparatus and maximum likelihood decoder | |
JP4178795B2 (ja) | 変調装置および方法、dsv制御ビット生成方法、記録媒体、並びにプログラム | |
JP4701240B2 (ja) | 光ストレージシステム向けのdc制御符号化 | |
JP4630334B2 (ja) | タイミング抽出装置及び映像表示装置 | |
JP3609721B2 (ja) | デジタルデータ再生装置及びデジタルデータ再生方法 | |
JP2008010097A (ja) | 記録媒体再生装置、およびその再生方法 | |
JP4581828B2 (ja) | データ再生装置および方法、並びに、プログラム | |
JP2005267725A (ja) | 再生装置及び記録再生装置 | |
JP4665597B2 (ja) | 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム | |
US7911899B2 (en) | Optical disc reproducing apparatus using an asymmetric compensation scheme | |
JP4696672B2 (ja) | 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム | |
WO2006100981A1 (ja) | 情報記録媒体、情報再生装置、情報再生方法 | |
JP2008276931A (ja) | 再生装置及び記録再生装置 | |
US20110304936A1 (en) | Data demodulating device, data demodulating method, and program | |
JP2006344255A (ja) | 位相誤差検出回路、位相同期ループ回路及び情報再生装置 | |
JP3966342B2 (ja) | ディジタル信号再生装置 | |
JP4826888B2 (ja) | 復調テーブル、復調装置および復調方法、プログラム、並びに記録媒体 | |
JP2007109349A (ja) | ディジタル情報記録再生装置およびディジタルフェーズロックドループ回路 | |
US20070177479A1 (en) | Information reproducing apparatus and information reproducing method | |
US20090262614A1 (en) | Demodulation of a Sampling Signal From a Storage Medium | |
JPH09161410A (ja) | デジタル情報再生方法及びデジタル情報再生装置 | |
JP2008010048A (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2006197626A (ja) | Dsv制御ビット生成方法、記録媒体、およびプログラム | |
JP2009093791A (ja) | 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110214 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |