JP4600472B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグ装置に関する。
従来、サイドウインドウの上方からカーテンエアバッグを下方に向けて膨張かつ展開させ、当該カーテンエアバッグを乗員の頭部とサイドウインドウとの間に配置するようにした装置が知られている(例えば特許文献1)。
特許第3928951号公報
しかしながら、上記特許文献1の装置では、サイドウインドウが開いていた場合、あるいは衝突等によって割れてしまった場合には、カーテンエアバッグをサイドウインドウで支持できなくなるため、当該カーテンエアバッグを所望の位置に配置しにくくなってしまう虞がある。
そこで、本発明は、膨張かつ展開したカーテンエアバッグをより所望の位置に配置しやすいエアバッグ装置を得ることを目的とする。
本発明にあっては、膨張かつ展開したカーテンエアバッグに膨張かつ展開したサイドエアバッグを接触させて当該カーテンエアバッグの車外側への移動を抑制するようにし、前記サイドエアバッグは袋体を有すると共に、前記サイドエアバッグが膨張かつ展開した状態における前記袋体のサイドウインドウの下縁に当接可能な部位に、他の一般部位よりも容易に屈曲する易屈曲部を設け、この易屈曲部は、前記袋体の車内側と車外側とを縫合して形成されることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、サイドエアバッグによってカーテンエアバッグの移動を抑制することができるため、サイドウインドウが開いていた場合あるいは割れてしまった場合にあっても、カーテンエアバッグをより所望の位置に配置しやすくなる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図12は、本発明の一実施形態を示しており、このうち、図1は、本実施形態にかかるエアバッグ装置を装備した車両の車室内を示す斜視図であって、エアバッグが膨張かつ展開した状態を示す図、図2は、エアバッグ装置を装備した車両を模式的に示す側面図であって、エアバッグが膨張かつ展開した状態を示す図である。なお、各図中、UPは上方、FRは前方、OUTは車幅方向外側を示す。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかるエアバッグ装置1は、サイドウインドウ2の上方から、車室側面3を成すピラー4やサイドウインドウ2等に略沿って下方へ向けて膨張かつ展開するカーテンエアバッグ5と、サイドウインドウ2の下方から、車室側面3を成すピラー4やドア6等の内面に略沿って展開するサイドエアバッグ7とを備えている。
カーテンエアバッグ5は、膨張かつ展開すると、ルーフサイドレール8あるいは前側ピラー8A(図3参照)からカーテン状に垂れ下がり、車室側面3の上部に略沿って、前後に細長い略帯状の扁平なクッションを形成し、乗員Pの主として頭部Paや頸部Pbを保護する。
サイドエアバッグ7は、膨張かつ展開すると、車室側面3の中央部に略沿って、上下に長い略長円状の扁平なクッションを形成し、乗員Pの主として腰部(腹部)Pcや、胸部Pd、頸部Pbを保護する。
カーテンエアバッグ5およびサイドエアバッグ7ともに、膨張かつ展開した状態では、シート9に着座した乗員Pと車室側面3との間に配置されるようになっている。また、本実施形態では、カーテンエアバッグ5とサイドエアバッグ7とが重なり合う領域では、サイドエアバッグ7がカーテンエアバッグ5より車外側に位置するように設定されている。
図3は、カーテンエアバッグの取付状態を示す分解斜視図、図4は、カーテンエアバッグの収納状態を示す縦断面図(車両前後方向に垂直な断面図)である。カーテンエアバッグ5は、細長く紐状に巻き取られてカバー5aを被せられた状態で、ねじ等の締結具10を用いてルーフサイドレール8あるいは前側ピラー8Aのインナパネル8aに車内側から取り付けられている。カーテンエアバッグ5の車内側は、トリム11等で被覆されている。なお、図3中の12は、アシストグリップである。
本実施形態では、カーテンエアバッグ5の後端部にチューブ13を介してインフレータ14が接続されている。インフレータ14で発生したガスは、チューブ13を介してカーテンエアバッグ5内に供給され、カーテンエアバッグ5内で前後伸びるエア供給路5b内を前方に向けて流れ、前後の全区間で、巻き取られた袋体5cを膨張かつ展開させる。ガスが供給された袋体5cは、カバー5aを破り、トリム11の下縁部11aを車内側に押して屈曲させ、当該下縁部11aと車体側(ルーフサイドレール8等)との間の隙間を拡げながら、下方に向けて展開する。
このとき、本実施形態では、図4に示すように、袋体5cは展開時の車外側が径内側(巻取中心側)となるように巻き取られているため、膨張かつ展開する際には、袋体5cの先端部には車外側に向けて力が作用することになる。すなわち、このような巻取方向の設定により、袋体5cが車室側面3に沿って膨張かつ展開しやすくしてある。
図5は、サイドエアバッグの取付状態を示すシートの水平断面図、図6は、サイドエアバッグの袋体の展開状態を示す側面図、図7は、サイドエアバッグの袋体をインフレータに取り付けて展開した状態で図6の反対側から見た側面図である。なお、図7では、インフレータの図示を省略している。
本実施形態では、図2および図5に示すように、サイドエアバッグ7は、シート9のシートバック9a内に収納されている。具体的には、図5に示すように、袋体7bをインフレータ15に取り付けた状態で折り畳み、ケース7a内に収容して、シート9のサイドフレーム9bに、ブラケット9c等を介して、ボルトやナット等の締結具16を用いて固定してある。その周囲は、シート9のクッション層9dや表皮9eで覆われており、収納状態では外から見えないようにしてある。インフレータ15で発生したガスが供給された袋体7bは、ケース7aを、予め脆弱に設定されたテアライン7cで押し破り、シートバック9aの側部を前開き状態に車外側に押し広げて、前方に向けて膨張かつ展開する。
図6および図7に示すように、サイドエアバッグ7の袋体7bは、少なくとも2枚の基布17,18を縫合線19で縫合して形成されている。インフレータ15(図6,7には図示せず)から袋体7bの内部にガスが供給されると、袋体7bは、図6および図7の紙面に略垂直な方向に膨張して扁平な形状となる。袋体7bが膨張かつ展開した状態では、図6に示す基布17が車外側となり、かつ図7に示す基布18が車内側となる。すなわち、本実施形態では、基布17が車外側基布、基布18が車内側基布に相当する。
この袋体7bでは、インフレータ15を袋体7b内に挿入するための開口部7dを除く全周が、縫合線19aによって縫合され、内部空間が形成されている。この内部空間は、二本の縫合線19b,19cによって上下方向(膨張かつ展開した状態で上下方向、図6,図7の上下方向)に3つに区画され、下から順に、第1の下室部20、第2の下室部21、および上室部22が形成されている。
インフレータ15は、細長い外形状を有しており、その長手方向を略上下に指向させた姿勢で、開口部7d近傍に配置される。インフレータ15のガスの排気口(図示せず)は、袋体7b内で最も下側に形成される第1の下室部20内に露出しており、インフレータ15で発生したガスは、まずは当該第1の下室部20内に流入する。第1の下室部20と第2の下室部21との境界部分には連通口23が形成されており、ガスは、第1の下室部20内からこの連通口23を経由して第2の下室部21内に流入する。
縫合線19cは、第2の下室部21と上室部22とを区画する境界部24となっている。この縫合線19cは中間部分で分断されて、第2の下室部21と上室部22とを連通する連通口25が形成されており、第2の下室部21内のガスは、この連通口25を経由して上室部22内に流入する。
縫合線19cを形成した部分では、袋体7bは膨張しないため、膨張した袋体7bは、この縫合線19cを形成した境界部24で図6および図7の紙面に垂直な方向に屈曲しやすくなる。すなわち、本実施形態では、境界部24が袋体7b(サイドエアバッグ7)の易屈曲部となっている。
また、本実施形態では、車外側の基布17に、二箇所の排気口26,27が形成されている。排気口26は、第2の下室部21に対応して形成されており、当該第2の下室部21から袋体7b外にガスを排出する。排気口27は、上室部22に対応して形成されており、当該上室部22から袋体7b外にガスを排出する。
ここで、本実施形態では、連通口25を排気口27に向けて開口させている。図6には、連通口25の開口方向を破線矢印ODで示している。さらに、本実施形態では、連通口25を形成する分断された縫合線19c,19cの端部28,28を、排気口27側に屈曲させ、相互に略平行に形成してある。かかる構成により、袋体7bが膨張した状態では、連通口25において、端部28,28の中心線の延伸方向に沿う筒状の流路が形成されることになり、当該連通口25におけるガスの流出方向(すなわち連通口25の開口方向OD)をより精度良く規定できるようになる。
このように、連通口25を排気口27に向けて開口させたことで、連通口25を経由して第2の下室部21から上室部22に流入したガスは、排気口27から排出されやすくなる。特に、本実施形態では、排気口27を、開口方向ODに対して交叉するスリット状に形成しているため、当該排気口27の上流側の端縁27aと下流側の端縁27bとが図6の紙面に対して垂直な方向に相互に離間して立体的にずれるように開口することになり、開口面積を比較的広く確保しやすくなる。
また、本実施形態では、排気口27を連通口25に対して開口方向ODに沿って間隔をあけて形成してある。このため、この間隔の大きさや、スリットの向き、連通口25の広さ(端部28,28の間隔)や向き等により、連通口25から流入したガスにおける、排気口27から排出される分と、上室部22内に流入する分との比率を、適宜に調整しやすくなっている。
図8および図9は、サイドエアバッグの袋体の折り畳み手順を示す図であり、図10は、図8のX−X断面図である。
サイドエアバッグ7の袋体7bは、折り畳まれて所定の格納位置(本実施形態ではシートバック9a内)に設置される。袋体7bを折り畳むに際しては、図7の一点鎖線Aより上、および一点鎖線Bより下の部分を、その中間部C内に潜り込ませて、図8の状態とし、インフレータ15(図8には図示せず)の設置側Dの反対側Eを蛇腹状に折り畳んで、図9の状態とし、これを、ケース7a(図5参照)内に収容する。
本実施形態では、図8の状態では、図10に示すように、袋体7bの上室部22を形成する上端部Fを、車室内側に向けて屈曲させた状態で中間部C内に収容している。こうすることで、袋体7bが膨張かつ展開するときに、上端部Fすなわち袋体7bの上部が、車外側に向けて拡開することになって、袋体7bをより確実に車室側面3に沿って展開させることができる。
図11は、本実施形態にかかるエアバッグ装置の制御ブロック図である。エアバッグ装置1は、コントロールユニット(制御部)29、センサ30、インフレータ14,15、カーテンエアバッグ5、およびサイドエアバッグ7を含んでおり、センサ(例えば加速度センサ等)30からの検出信号によって側面衝突やロールオーバー等が検知された場合に、コントロールユニット29が、インフレータ14,15を制御してガスを発生させ、カーテンエアバッグ5およびサイドエアバッグ7を展開させる。このとき、これらカーテンエアバッグ5およびサイドエアバッグ7を膨張かつ展開させるタイミングは同じにしてもよいし多少ずらして設定してもよい。
図12は、側面衝突時におけるエアバッグ装置の作動を(a)〜(d)の順に追って示す正面図である。なお、図12では、サイドウインドウ2が衝突当初から開いていた場合、あるいは衝突途中で割れた場合を想定している。このため、カーテンエアバッグ5およびサイドエアバッグ7ともに、その一部がサイドウインドウ2より車外側にはみ出している。
図12の(a)において、センサ30(図11参照)によって物体31との車両の側面衝突が検知されると、コントロールユニット29によって制御されたインフレータ14,15がそれぞれガスを発生して、図12の(b)に示すように、カーテンエアバッグ5およびサイドエアバッグ7が膨張かつ展開を開始する。本実施形態では、カーテンエアバッグ5とサイドエアバッグ7とがほぼ同時に膨張かつ展開を開始するように設定してある。
図12の(b)に示すように、膨張かつ展開したサイドエアバッグ7は、乗員Pと車室側面3との間に配置される。また、サイドエアバッグ7(の袋体7b)の上室部22と第2の下室部21との境界部24は、膨張かつ展開した状態で、ほぼサイドウインドウ2の下縁2aに対応するようになっている。なお、この状態では、サイドエアバッグ7の上室部22は殆ど膨張していない。
さらに衝突が進むと、図12の(c)に示すように、車室側面3(ドア6)に押されたサイドエアバッグ7が側方から乗員Pに近付き、乗員Pの胸部Pdがサイドエアバッグ7に接触して当該サイドエアバッグ7を押圧する。このとき、上述したように、サイドエアバッグ7の第2の下室部21と上室部22との境界部24が、サイドウインドウ2の下縁2aに対応しているため、乗員Pの胸部Pdは、サイドエアバッグ7の第2の下室部21を押圧することになる。したがって、第2の下室部21内のガスが連通口25(図6参照)を経由して上室部22に流入し、当該上室部22が膨らむ。
さらに衝突が進むと、図12の(d)に示すように、乗員Pの頭部Paが相対的に車室側面3側に近付くことになるが、この状態では、膨張かつ展開したカーテンエアバッグ5ならびにサイドエアバッグ7(上室部22)が頭部Paの車外側に配置され、これにより、頭部Paが保護されることになる。図12の(d)から、本実施形態にかかるエアバッグ装置1によれば、乗員の腰部から頭部に至るまで継ぎ目無く保護されることが理解できよう。
そして、図12の(d)に示すように、本実施形態では、膨張かつ展開したサイドエアバッグ7を膨張かつ展開したカーテンエアバッグ5に接触させ、これにより、カーテンエアバッグ5の移動を抑制している。カーテンエアバッグ5は、ルーフサイドレール8(図3参照)から車室側面3としてのサイドウインドウ2の内面に沿って膨張かつ展開するが、サイドウインドウ2が存在しない場合には、カーテンエアバッグ5を支持するものが無くなる分、衝突状況等によっては、上部支持点(すなわちルーフサイドレール8)を中心として車幅方向に回動し、頭部Paの保護性が低下してしまう虞がある。この点、本実施形態によれば、サイドエアバッグ7の上部をカーテンエアバッグ5の下部に接触させて、カーテンエアバッグ5の移動を抑制することができるため、カーテンエアバッグ5をより適切な位置に留めやすくなって、保護性を高めることができる。この場合、サイドエアバッグ7の上部によってカーテンエアバッグ5の下部を保持あるいは支持するのがより好適ではあるが、頭部Paが車室側面3に近付くタイミングで、カーテンエアバッグ5を頭部Paを保護するのに適した位置に配置できればよく、その意味では、サイドエアバッグ7の表面(基布17,18)に沿ってカーテンエアバッグ5の表面が摺動しながら移動し、それらの摺動摩擦によってカーテンエアバッグ5の移動を抑制するような状態も、本発明の範囲に含まれる。
また、本実施形態では、図12の(d)に示すように、膨張かつ展開したカーテンエアバッグ5の下部に、膨張かつ展開したサイドエアバッグ7の車内側の基布18を接触させ、これにより、カーテンエアバッグ5が車外側へ移動するのを抑制するようにしている。図12のような衝突モードでは、頭部Paは、相対的に車外側へ移動するため、サイドエアバッグ7によってカーテンエアバッグ5が車外側へ移動するのを抑制することで、保護性を高めることができる。
また、上述したように、本実施形態では、サイドエアバッグ7の第2の下室部21と上室部22との境界部24によって形成される易屈曲部が、サイドウインドウ2の下縁2aに対応する位置(下縁2aに対向する位置、下縁2aの側方となる位置)に配置されている。このため、図12の(b)や(c)に示すように、サイドウインドウ2の開口部分でサイドエアバッグ7が車外側に傾倒しやすくなって、上述したサイドエアバッグ7の車内側の基布18とカーテンエアバッグ5の下部とが接触する状態が得られやすくなる。
さらに、本実施形態では、サイドエアバッグ7の上部となる上室部22に対応して、車外側に向けてガスを排出する排気口27(図6参照)を設けてあるため、上室部22に車内側に向けてガス排出の反力Frを作用させることができる。よって、サイドエアバッグ7の上部(上室部22)が車外側に行き過ぎるのを抑制するとともに、カーテンエアバッグ5と接触したときに、当該カーテンエアバッグ5を車内側に押圧できて、頭部Paの保護性を高めることができる。
以上の本実施形態では、カーテンエアバッグ5によって頭部Paの保護性を高めることができる点に特徴がある。サイドエアバッグ7によっても頭部Paを保護できるのは勿論であるが、サイドエアバッグ7は、乗員Pの腰部Pcから胸部Pdに沿って展開する関係上、頭部Paの高さでは、カーテンエアバッグ5に比べて当該頭部Paに対しては側方に離れてしまう場合が多い。この点、本実施形態によれば、頭部Paにより近接して配置することができるカーテンエアバッグ5を利用して、頭部Paの保護性をより高めることが可能となる。
また、カーテンエアバッグ5の移動をサイドエアバッグ7以外の部材で抑制しようとすると、部品点数が増大したり、装置構成が複雑化したり、部品レイアウト上の制約が生じたりする等の問題が生じかねない。この点、本実施形態では、乗員Pの腰部Pcおよび胸部Pdを保護するサイドエアバッグ7を有効利用して、カーテンエアバッグ5の移動を抑制しているため、こうした問題を生じにくい上、上述したように、乗員Pの腰部Pcから頭部Paにかけて上下に継ぎ目無くエアバッグ5,7によるクッション領域を形成することができるため、頭部Paのみならず、乗員Pの体のより広い範囲に対してより有効に機能するものである。
しかも、本実施形態では、カーテンエアバッグ5およびサイドエアバッグ7ともに、サイドウインドウ2の開口部分から多少はみ出す部分はあるものの、基本的には車室内で膨張かつ展開させているため、これらのうちいずれか一方を車外側で展開させるようなケースに比べて、保護性を高くできることは言うまでもない。
以上、説明したように、本実施形態では、膨張かつ展開したカーテンエアバッグ5に膨張かつ展開したサイドエアバッグ7を接触させて当該カーテンエアバッグ5の移動を抑制するようにした。このため、カーテンエアバッグ5をより所望の位置に配置しやすくなって、当該カーテンエアバッグ5による乗員P(特に頭部Pa)の保護性を高めることができる。
特に、本実施形態では、膨張かつ展開したカーテンエアバッグ5に膨張かつ展開したサイドエアバッグ7を接触させて当該カーテンエアバッグ5の車外側への移動を抑制するようにした。このため、衝突時に乗員Pの頭部Paが車外側に相対的に移動する場合に、当該頭部Paによってカーテンエアバッグ5が車外側に押されて移動するのを抑制することができ、当該頭部Paに対する保護性を高めることができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ7は、膨張かつ展開した状態で車外側となる基布17と、膨張かつ展開した状態で車内側となる基布18と、を有し、膨張かつ展開したカーテンエアバッグ5の下部に、膨張かつ展開したサイドエアバッグ7の車内側の基布18を接触させるようにした。これにより、サイドエアバッグ7の先端部分(上端部分)がカーテンエアバッグ5より車外側に配置される状態が得られやすくなり、サイドエアバッグ7によってカーテンエアバッグ5の車外側への移動を抑制する状態が得られやすくなる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ7に、膨張かつ展開した状態でサイドウインドウ2の下縁2aに対応する(に沿う)易屈曲部として、上室部22と第2の下室部21との境界部24を設定した。このため、サイドエアバッグ7の上部を、易屈曲部(境界部24)からサイドウインドウ2の開口部分から車外側に傾倒させて、サイドエアバッグ7の車内側の基布18をカーテンエアバッグ5に接触させて、当該カーテンエアバッグ5の車外側への移動を抑制できる状態を得やすくなる。
特に、本実施形態では、上室部22と第2の下室部21との境界部24を易屈曲部としたことで、当該易屈曲部を比較的簡素な構成として得ることができる。特に、縫合線19cによって極めて簡単に境界部24すなわち易屈曲部を得ることができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ7の上部に、車外側に向けてガスを排出する排気口27を形成した。よって、サイドエアバッグ7の上部に車内側に向けてガス排出の反力Frを作用させることができ、サイドエアバッグ7の上部が車外側に移動しすぎるのを抑制するとともに、サイドエアバッグ7に接触したカーテンエアバッグ5を車内側に押圧する力を生じさせ、カーテンエアバッグ5の車室外側への移動をより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、上室部22と第2の下室部21との間の境界部24に、当該上室部22と第2の下室部21とを連通する連通口25を形成し、連通口25を、排気口27に向けて開口させた。このため、第2の下室部21から上室部22内に流入したガスを、効率良く排気口27から排出させ、上記排気口27を設けたことによる効果をより確実に得ることができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ7が膨張かつ展開した状態で、上室部22が乗員Pの頭部Paに対応し、かつ第2の下室部21が乗員Pの胸部Pdに対応するように構成し、乗員Pの胸部Pdによる第2の下室部21の圧迫によって、第2の下室部21内のガスを連通口25を介して上室部22内に導入するようにした。すなわち、乗員Pの胸部Pdがサイドエアバッグ7の第2の下室部21に先に当たることを有効に利用して、その胸部Pdで第2の下室部21を押し込んだタイミングに基づくより適切なタイミングで上室部22を膨らませ、頭部Paの保護性を更に高めることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、サイドエアバッグが主としてカーテンエアバッグの車室外側への移動を抑制する場合について例示したが、車内側への移動を抑制するようにしてもよい。また、カーテンエアバッグやサイドエアバッグのレイアウトや、大きさ、形状等のスペックは適宜に変更可能である。例えば、サイドエアバッグは、ドアやピラー等の車室側壁に収容してもよいし、フロアに収容してもよい。
本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置を装備した車両の車室内を示す斜視図であって、エアバッグが膨張かつ展開した状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置を装備した車両を模式的に示す側面図であって、エアバッグが膨張かつ展開した状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のカーテンエアバッグの取付状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のカーテンエアバッグの収納状態を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のサイドエアバッグの取付状態を示すシートの水平断面図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のサイドエアバッグの袋体の展開状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のサイドエアバッグの袋体をインフレータに取り付けて展開した状態で図6の反対側から見た側面図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のサイドエアバッグの袋体の折り畳み手順の初期の工程を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置のサイドエアバッグの袋体の折り畳み手順の図8より後の工程を示す図である。 図8のX−X断面図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置の側面衝突時における作動を(a)〜(d)の順に追って示す正面図である。
符号の説明
1 エアバッグ装置
2 サイドウインドウ
2a 下縁
3 車室側面
5 カーテンエアバッグ
7 サイドエアバッグ
7b 袋体
17 (車外側の)基布
18 (車内側の)基布
19c 縫合線(易屈曲部)
21 第2の下室部(下室部)
22 上室部
24 境界部(易屈曲部)
25 連通口
27 排気口
Fr 反力
OD 開口方向
P 乗員
Pa 頭部
Pd 胸部

Claims (7)

  1. サイドウインドウの上方から車室側面に沿って下方へ向けて膨張かつ展開するカーテンエアバッグと、サイドウインドウの下方から車室側面に沿って膨張かつ展開するサイドエアバッグと、を備えるエアバッグ装置において、
    膨張かつ展開した前記カーテンエアバッグに膨張かつ展開した前記サイドエアバッグを接触させて当該カーテンエアバッグの車外側への移動を抑制するようにし、
    前記サイドエアバッグは袋体を有すると共に、前記サイドエアバッグが膨張かつ展開した状態における前記袋体のサイドウインドウの下縁に当接可能な部位に、他の一般部位よりも容易に屈曲する易屈曲部を設け、この易屈曲部は、前記袋体の車内側と車外側とを縫合して形成されることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記サイドエアバッグは、膨張かつ展開した状態で車外側となる車外側基布と、膨張かつ展開した状態で車内側となる車内側基布と、を有し、
    膨張かつ展開した前記カーテンエアバッグの下部に、膨張かつ展開した前記サイドエアバッグの前記車内側基布を接触させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記サイドエアバッグは、膨張かつ展開した状態で上部に配置される上室部と、膨張かつ展開した状態で当該上室部の下方に配置される下室部と、を有し、
    前記上室部と前記下室部との境界部を前記易屈曲部としたことを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記サイドエアバッグの上部に、車外側に向けてガスを排出する排気口を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記サイドエアバッグは、膨張かつ展開した状態で上部に配置される上室部と、膨張かつ展開した状態で当該上室部の下方に配置される下室部と、を有し、
    前記上室部と下室部との間の境界部に、当該上室部と下室部とを連通する連通口を形成し、
    前記連通口を、前記排気口に向けて開口させたことを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ装置。
  6. 前記サイドエアバッグが膨張かつ展開した状態で、前記上室部が乗員の頭部に対応し、かつ前記下室部が乗員の胸部に対応するように構成し、
    乗員の胸部による前記下室部の圧迫によって、前記下室部内のガスを前記連通口を介して前記上室部内に導入するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のエアバッグ装置。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一つに記載のエアバッグ装置で用いられるサイドエアバッグ。
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