JP4597845B2 - スライド構造体用のハーネス配索構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のスライドドアといったスライド構造体に常時給電を行うべく車両ボディである固定構造体からワイヤハーネスを配索したスライド構造体用のハーネス配索構造に関するものである。
図12〜図13は従来のスライド構造体用のハーネス配索構造を備えた給電装置の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この給電装置61は、自動車のスライドドア62に設けられた横長のケース63と、ケース63のガイドレール(図示せず)にスライド自在に係合したスライダ64と、スライダ64に垂直な軸部で水平方向に揺動自在に支持された首振り部材65(図13)と、ケース63の内側に略U字状に屈曲して配索され、首振り部材65から車両ボディ(図示せず)にかけて屈曲自在に配索されたキャタピラ状のハーネス外装部材66とを備えるものである。
スライドドア62と車両ボディとの間(渡り部)において外装部材66はチューブ67で覆われている。外装部材66とスライダ64の内側に複数本の電線(ワイヤハーネス)68(図13)が挿通されている。キャタピラ状の外装部材66は合成樹脂製の複数の駒部材を両側の軸部66aで相互に連結して例えば垂直方向又は水平方向というように180゜方向のみにワイヤハーネス68を屈曲自在としたものである。
図12の状態からスライドドア62を矢印A方向(車両後方)に開くことで、スライダ64がケース63に沿って前方に相対移動しつつ、ワイヤハーネス68が外装部材66と共にガイド部材63内で略J字状に伸長する。スライドドア62の開閉に伴ってワイヤハーネス68が外装部材66と共に伸縮することで、ハーネス余長が吸収される。外装部材66はワイヤハーネス68の屈曲方向を規制する。
特開2003−25850号公報(図2,図4)
しかしながら、上記従来のハーネス配索構造を備えた給電装置61にあっては、ワイヤハーネスの屈曲方向を規制するのに構造の複雑で高価なキャタピラ状のハーネス外装部材を使用しているために、給電装置が高コスト化・重量化したり、外装部材の組付に多くの手間を要するという懸念があった。また、ケースがスライドドア62に横長に配置されるために、他の補機や構造物等のレイアウトが制限されるという懸念があった。また、スライドドア62の開閉時にスライダ64から首振り部材65にかけてワイヤハーネス68が略V字状に屈曲するために、ワイヤハーネス68の屈曲部68aに大きな曲げ応力が作用し、ワイヤハーネス68の耐久性が低下しかねないという懸念があった。
なお、上記した各懸念点は自動車のスライドドア62に限らず、例えば自動車以外の車両等のスライドドアや加工機械等のスライドドア等といったスライド構造体に上記給電装置を適用した場合にも生じ得るものである。
本発明は、上記した点に鑑み、安価なハーネス外装部材を用いてもスライド構造体の移動時にワイヤハーネスの屈曲方向をスムーズ且つ確実に規定することができ、また、スライド構造体の幅方向や厚さ方向に大きなスペースをとることなく省スペース化・コンパクト化を図ることができ、また、スライド構造体の移動に伴うワイヤハーネスの屈曲耐久性を高めることができるスライド構造体用のハーネス配索構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るスライド構造体用のハーネス配索構造は、スライド構造体から固定構造体にワイヤハーネスを水平方向揺動自在に配索したスライド構造体用のハーネス配索構造において、前記スライド構造体側に設けた水平なガイドレールにスライダが係合し、該スライダに前記ワイヤハーネスよりも硬質な首振り部材が水平方向首振り自在に設けられ、前記ワイヤハーネスが該スライダから該首振り部材の水平なハーネス挿通孔を経て前記固定構造体側に配索され、該首振り部材又は該スライダにばね部材が設けられ、該首振り部材に設けられた該ばね部材は該スライダの壁部に当接し、該スライダに設けられた該ばね部材は該首振り部材の外側面に当接し、該スライド構造体の全閉時に該ワイヤハーネスが該首振り部材を介して該ばね部材のばね力で該固定構造体に向けて付勢され、該付勢によって該スライド構造体の開き初期時に該ワイヤハーネスに曲げ力が付与されることを特徴とする。
請求項2に係るスライド構造体用のハーネス配索構造は、請求項1記載のスライド構造体用のハーネス配索構造において、前記ばね部材が、鋭角的に開いた一対の板部を中間の屈曲部で連結して構成され、前記屈曲部が前記首振り部材の回動中心側に向けて配置されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の全閉時に弾性部材が固定構造体とは反対方向に圧縮されつつワイヤハーネスを固定構造体側に弾性的に押圧する。ワイヤハーネスはスライド構造体の全閉時には固定構造体との間で保持されているので不動である。スライド構造体を開き始めると同時にスライド構造体が固定構造体から外側に離間し、ワイヤハーネスがスライド構造体と固定構造体との間で自由になり、弾性部材の付勢力(押圧力)でワイヤハーネスがスライド構造体側を支点として固定構造体側に回動しつつスライド構造体側を屈曲中心として固定構造体側に突出するように初期的に屈曲する。これにより、スライド構造体の開き途中においてワイヤハーネスが一定の軌跡で折れ曲がり等なくスムーズに屈曲しつつスライド構造体が全開される。弾性部材はワイヤハーネス側に設けてもよく、スライド構造体側に設けてもよい。スライド構造体側の垂直方向のワイヤハーネス部分は周方向に捩り自在としてもよく、スライド構造体に沿って揺動自在又は屈曲自在としてもよい。
また、首振り部材が弾性部材で押圧付勢され、ワイヤハーネスが首振り部材と一体的に固定構造体に向けて押圧付勢され、スライド構造体の開き初期時に首振り部材の近傍でワイヤハーネスが弾性部材の付勢力で屈曲する。首振り部材の軸部を支点にワイヤハーネスが固定構造体との間で水平方向に揺動する。首振り部材はスライド構造体側に直接設けてもよく、後述のスライダに設けてもよい。
また、スライド構造体の開閉動作に伴ってスライダがガイドレールに沿って水平方向に進退しつつ、首振り部材が水平方向に揺動する。スライド構造体の閉じ時にスライダはガイドレールに沿って閉じ反対方向に移動し、スライド構造体の開き時にスライダはガイドレールに沿って開き反対方向に移動する。スライダからスライド構造体側に導出された垂直方向のワイヤハーネス部分は、周方向に捩り自在であっても、スライド構造体に沿って揺動自在又は屈曲自在であってもよい。ガイドレールをケースに設け、ケース内にスライド構造体側のワイヤハーネス部分を収容してもよい。スライド構造体から固定構造体にかけてワイヤハーネスを水平方向に揺動させてハーネス余長を吸収する構造を採用したことで、ガイドレールの長さが短くて済み、スライダのストロークが短くなって、スライド構造体側のハーネス配索スペースが小さく抑えられる。
請求項に係るスライド構造体用のハーネス配索構造は、請求項1又は2記載のスライド構造体用のハーネス配索構造において、前記固定構造体側で前記ワイヤハーネスがハーネス固定具で支持され、該ハーネス固定具が前記スライド構造体の閉じ方向に対して斜め外向きに配置されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の開き時にスライド構造体から固定構造体のハーネス固定具にかけてのワイヤハーネス部分が外向きに大きな半径で屈曲し、ワイヤハーネスにかかる曲げ応力が軽減される。
請求項に係るスライド構造体用のハーネス配索構造は、請求項1〜の何れかに記載のハーネス配索構造において、前記スライド構造体の全閉時に該スライド構造体側で前記ワイヤハーネスが横長のハーネスガイド部材に沿って水平に支持されることを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の全閉時にスライド構造体から固定構造体にかけてのワイヤハーネス部分がハーネスガイド部に載って完全な水平に支持されることで、ワイヤハーネス部分の垂れ下がりが防止される。
請求項1記載の発明によれば、スライド構造体の開き操作時にワイヤハーネスが一定の軌跡でスムーズに屈曲するから、スライド構造体の開き操作性が向上すると共に、ワイヤハーネスの有害な折れ曲がり等が発生せず、ワイヤハーネスの屈曲耐久性が向上し、スライド構造体への常時給電の信頼性が向上する。また、弾性部材の付勢でワイヤハーネスの屈曲方向が規定されるから、従来の高価で複雑なキャタピラ状の外装部材を用いることなく、安価なハーネス保護チューブ等を用いて低コスト化を図ることができる。また、スライド構造体から固定構造体にかけてワイヤハーネスを水平方向に揺動式に配索してハーネス余長を吸収させることで、スライド構造体側のハーネス配索構造が簡素化・コンパクト化され、スライド構造体側の構造物や補機等のレイアウトの自由度が高まる。
また、屈曲自在なワイヤハーネスではなく硬質な首振り部材を弾性部材で押すことで、付勢力がワイヤハーネスに直接的に伝わると共に、弾性部材との接触が位置ずれなく確実に行われ、ワイヤハーネスの初期屈曲が正確に行われる。
請求項3記載の発明によれば、スライド構造体と固定構造体との間でワイヤハーネスを揺動させて余長吸収させることで、ガイドレールすなわちスライダのスライド距離が短縮化され、スライド構造体側が省スペース化されるから、スライド構造体側の構造物や補機等のレイアウトの自由度が高まる。
請求項記載の発明によれば、スライド構造体の開き時におけるワイヤハーネスの屈曲が大きな半径で行われることで、ワイヤハーネスの屈曲耐久性が向上し、常時給電の信頼性が一層向上する。
請求項記載の発明によれば、スライド構造体の閉じ時にワイヤハーネスの弛みが防止されることで、ガタ付きによる異音や摩耗が防止され、且つ弛みによる曲がり癖が防止されて、常時給電の信頼性が一層向上する。
図1〜図2は、本発明に係るスライド構造体用のハーネス配索構造とそれを備えた給電装置の一実施形態を示すものである(詳細構造の符号は図2を参照)。
この給電装置21は、ワイヤハーネス(複数本の電線)2の垂下部3を揺動自在に収容するケース22と、ケース22の下部に設けられた水平なガイドレール23と、ガイドレール23にスライド自在に係合したスライダ5と、スライダ5に水平方向揺動自在に設けられた首振り部材6とを備え、ワイヤハーネス2がスライダ5から首振り部材6を経て外部に水平に導出され、首振り部材6に、ケース側(本例でスライダ5)に押接する弾性部材30が設けられたものである。
ケース22は金属ないし合成樹脂で形成され、ガイドレール23は金属で形成され、スライダ5と首振り部材6は合成樹脂で形成されることが好ましい。ケース22の上壁24のハーネス固定部4にワイヤハーネス2の垂下部3の上端が固定されている。ハーネス固定部4は例えば垂直な突板でもよく、ワイヤハーネス2がテープ巻きやバンドで固定される。ハーネス固定部4から首振り部材6にかけてワイヤハーネス2の垂下部3は複数本の電線として露出した状態で配索され、ばらけないようにテープ巻き等で部分的に結束されている。
ケース22の垂直なベース壁27の下部27aにガイドレール23が水平に設けられ、ガイドレール23の前後両側でケース22の側壁25が切欠され、首振り部材6とそこから導出されたハーネス部分15が前後に大きな角度で揺動可能となっている。図1,図2でケース22の正面カバーは図示を省略している。なお、明細書で上下前後の方向は車両の上下前後を基準としている。
スライダ5は、上部側に垂直なハーネス挿通孔8を有し、ハーネス挿通孔8の下側に首振り部材6を水平方向揺動自在に支持する空間(水平な溝)9を有している。空間9は車両前後方向に開口し、スライダ5の上下の水平な壁部10,11と背側の垂直な壁部12とで横凹字状に囲まれて構成されている。垂直な壁部12の一部がガイドレール23にスライド自在に係合している。垂直なハーネス挿通孔8は中央から車両幅方向(左右方向)に分割可能で、図2で手前側の上壁部10aを分離した状態でハーネス挿通孔8にワイヤハーネス2を挿通可能となっている。
首振り部材6は例えばスライダ5のハーネス挿通孔8と同心に中空環状の軸部(図示せず)を有し、軸部はスライダ5の上下の壁部10,11の内面の環状の溝部(図示せず)に回動自在に係合している。あるいは、スライダ5の上下の壁部10,11の内面にハーネス挿通孔8と同心に中空環状の軸部(図示せず)を突設し、軸部を首振り部材6の上下の壁面の環状の溝部(図示せず)に回動自在に係合させてもよい。
首振り部材6は環状の軸部の内側に同心の垂直なハーネス挿通孔(図示せず)を有し、ハーネス挿通孔はスライダ5のハーネス挿通孔8に同心に連通し、垂直なハーネス挿通孔は首振り部材6の水平なハーネス挿通孔14に連通して続いている。垂直なハーネス挿通孔は断面円形に形成され、水平なハーネス挿通孔14は、首振り部材6に続くハーネス外装部材である合成樹脂製のコルゲートチューブ(蛇腹状チューブ)15に対応して断面縦長の平形ないし長円形状に形成されている。
首振り部材6は上下に分割可能に形成され、分割した状態でハーネス挿通孔にワイヤハーネス2を挿通可能であり、上下の分割首振り部材はボルト又は係止爪と係合凹部等の係止手段で相互に固定される。ケース22はスライドドア(スライド構造体)のインナパネルに固定され、首振り部材6の先端6aは車両ボディ(固定構造体)側を向き、車両ボディの前後方向に首振り自在である。
首振り部材6の水平なハーネス挿通孔14内にはコルゲートチューブ15の一端部が保持固定されている。コルゲートチューブ15は周方向の凹溝と凸条(図示せず)とをチューブ長手方向に交互に配列したもので、良好な屈曲性を有する既存のものである。首振り部材6の水平なハーネス挿通孔14の内周面にリブ(図示せず)が突設され、リブに断面長円形のコルゲートチューブ15の凹溝が係合固定されている。断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)を用いた場合は、リブでコルゲートチューブ15が周方向回動自在に保持される。コルゲートチューブ内に複数本の絶縁被覆電線17が挿通されてハーネス部分(符号15で代用)が構成されている。
首振り部材6の一方の外側面6bに弾性部材(ばね部材)30が設けられている。首振り部材6は上下に分割可能であるから、弾性部材30は外側面6bの下半部又は上半部あるいは下半部と上半部とに分割して固定されることが好ましい。一方の外側面6bは図1のスライドドアの開き時に車両ボディ側を向き、図2のスライドドアの閉じ時にスライドドア側を向く面である。
本例の弾性部材30は略V字状に形成された金属製ないし合成樹脂製の板ばねであり、一方及び他方の板部30a,30bと、両板部30a,30bを連続させた屈曲部30cとで構成されている。弾性部材30の一方の板部30aが首振り部材6の外側面6bにインサート成形等の一体樹脂成形で固定されたり、あるいは首振り部材6の外側面6bに突設した断面L字状の一対のガイド部(図示せず)に一方の板部6aがスライド係合して係止されたり、あるいは外側面6bに一方の板部30aが接着や溶着等の手段で固定される。
弾性部材30を合成樹脂材で形成する場合は、首振り部材6に弾性部材30を一体樹脂成形することも可能であり、この場合は、一方の板部30aは不要で、他方の板部30bのみが首振り部材6の外側面6bから斜めに突出していればよい。
弾性部材として板ばね状のもの(30)に代えてコイルばね(図示せず)等を用いたり、あるいはばね部材に代えて弾性のゴム材やウレタン材やスポンジ等のエラストマ材(図示せず)を用いたりすることも可能である。
図1のスライドドアの開き状態から図2の閉じ状態に移行した際に、首振り部材6が回動して弾性部材30がスライダ5の垂直な壁部12の内面12aに弾接する。スライダの壁部12を切欠した場合は、弾性部材30をケース22側のガイドレール23又はガイドレール23の上側又は下側のケース22の垂直なベース壁27aに弾接させることも可能である。
図3に示す如く、弾性部材30を首振り部材6ではなくスライダ5の垂直な壁部12の内面12aに設けることも可能である。この場合、弾性部材30は図1の例の弾性部材30と同様のものを用い、図1の例の首振り部材6が図2のように回動してスライダ5に近接した時点における弾性部材30の配置と同様に配置される。すなわち、弾性部材30の屈曲部30cが首振り部材6の軸部側を向き、一方の板部30aが首振り部材6の回動時に一方の外側面6bに対向して位置し、他方の板部30bがスライダ5の垂直な壁部12の内面12aに固定されている。
他方の板部30bはインサート成形で垂直な壁部12に固定してもよく、あるいは壁部12と一体に弾性部材30を合成樹脂材で成形することも可能である。一方の板部30aは壁部12の内面12aに対して外向きに傾斜して位置している。
スライダ5の壁部12を略矩形状に切欠した場合は、スライダ5ではなくガイドレール23やケース22に弾性部材30を配置し、弾性部材30を壁部12の切欠部(図示せず)に挿通させて首振り部材6の一方の外側面6bに弾性させることも可能である。この場合も弾性部材30の形状は略V字状に限らず種々の形態とすることが可能である。図3において弾性部材30の配置以外の構成は図1の実施形態と同様であるので、同様の構成部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図1,図2の実施形態において、首振り部材6から導出されたコルゲートチューブ15の他端部は車両ボディ側のハーネス固定具16(図4,図5参照)に首振り部材6におけると同様のリブ(図示せず)で固定され、ワイヤハーネス2がハーネス固定具16から複数本の電線部分17として車両ボディ側(電源側)に導出されて車両ボディ側のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続される。ハーネス固定具16はボルト等で車両ボディに不動に固定される。
ワイヤハーネス2は首振り部材6からハーネス固定具16にかけてコルゲートチューブ15で覆われて水平に配索される。なお、ワイヤハーネス2はコルゲートチューブ15を含んだ総称としてもよく、車両ボディ側のハーネス固定具16を含んでスライド構造体用の給電装置21と総称してもよい。
図4に図2のスライドドア31の閉じ直前(開き直後ないし開き初期)の状態を実線で示し、スライドドア31の全開状態を鎖線で示している。図4以降ではスライダ5の図示と動作説明を省略している。図4〜図8では図1の弾性部材30を首振り部材6に設けた例で説明しているが、図3の弾性部材30をスライダ5又はガイドレール23又はケース22に設けた場合も作用は同じである。
スライドドア31の車両前方への閉じ操作でケース22がスライドドア31と一体に前方に移動し、それに伴って首振り部材6が上下の軸部(図示せず)を支点に斜め後方に揺動しつつ、ケース上部のハーネス固定部4と首振り部材6との間でワイヤハーネス2の垂下部3が周方向(図2で時計回り)に捩れて、首振り部材6の揺動を吸収し、且つワイヤハーネス2の水平部(コルゲートチューブ部分)15は首振り部材6と車両ボディ側のハーネス固定具16との間で後方に引っ張られてほぼ真直に伸びる。
図4においてスライドドア31の全閉時には略V字状の弾性部材30はばね付勢に抗して閉じた(両方の板部30a,30bがほぼ平行に近接した状態)となり、図4の実線の如くスライドドア31が全閉状態から開き動作に移行して車両ボディ32から外側に少し離間すると同時に、略V字状の弾性部材30が開きつつ(両方の板部30a,30bが略V字状に開きつつ)付勢力で首振り部材6を車両ボディ32の内側に向けて矢印Bの如く回動させる。車両ボディ32から外向きにスライドドア31が離間する動作は車両ボディ側の略S字状に屈曲した案内レール(図示せず)に沿って行われる。
首振り部材6の回動に伴って水平なハーネス部分(コルゲートチューブ部分)15が首振り部材6の近傍で車両ボディ内側に向けて屈曲(湾曲)し(屈曲部を符号15aで示す)、図4の鎖線で示すスライドドア31の開き時におけるハーネス部分15の屈曲(折り返し)動作のはずみがつき、ハーネス部分15の屈曲動作が一定の軌跡でスムーズ且つ確実に行われる。
すなわちハーネス部分15の初期的な屈曲(屈曲部15a)は、ドア開き時にハーネス部分15をスムーズ且つ確実に一定の軌跡で揺動させるための予備の屈曲(本屈曲動作を促すための予備的な屈曲)である。ワイヤハーネス2の外装部材として従来のような高価なキャタピラ状の外装部材ではなく、安価で軽量で構造の簡単なコルゲートチューブを用いた場合でも、この予備屈曲によってハーネス部分15が一定の軌跡で所定の方向に屈曲する。
図4の鎖線は図1のドア全開状態に対応し、図4の実線のドア開き初期状態からケース22がスライドドア31と一体に後方へ移動し、且つスライドドア31が車両ボディ32から外側に離間するに伴って、首振り部材6が軸部を支点に矢印Bの如く前方に回動しつつ、ケース22のハーネス固定部4と首振り部材6との間でワイヤハーネス2の垂下部3が周方向(図1で反時計回り)に捩れて、首振り部材6の揺動を吸収し、スライドドア31と車両ボディ32との間(渡り部33)において水平なハーネス部分15が前向きに湾曲しつつ車両ボディ側のハーネス固定具16を支点に略U字ないしJ字状に屈曲する。本例のハーネス固定具16は略矩形筒状に形成され、水平なハーネス部分15を導出させるドア側の先端部分が切欠されている(切欠開口部を符号16aで示す)。
図4の実施形態においては、車両ボディ側のハーネス固定具16を前向きに車両ボディ32(スライドドア31)とほぼ平行に配置したが、図5の実施形態のようにハーネス固定具16の先端の開口部16bの向きを車両ボディに対して斜め前方に向けて配置すれば、図5の鎖線で示すスライドドア31の全開時におけるハーネス部分15の屈曲を図4の実施形態よりも小さな揺動角度で且つ大きな屈曲半径で楽に行わせることができ、これによりハーネス部分15の屈曲耐久性が向上する。
また、ハーネス固定具16を斜め前方に向けて配置したことで、図5の実線で示すスライドドア31の全閉時にハーネス部分15がスライドドア31に向けて押し付けるように付勢されるから、ハーネス部分15の車両幅方向の振動が防止される。ハーネス部分15の外周のコルゲートチューブはある程度の剛性をもっているから、図5の実線のようにハーネス固定具16側の部分が屈曲したことで(屈曲部を符号15bで示す)、ドア側への押し付け力が働いている。図5のハーネス固定具の配置以外の構成は図4と同じであるので、図4と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図5の実線のドア全閉時に弾性部材30はほぼ閉じた(圧縮された)状態で、首振り部材6を車両ボディ側に付勢しているが、首振り部材6とハーネス固定具16との間でハーネス部分15が車両ボディ32とスライドドア31とに軽く接して保持されているので、首振り部材6が弾性部材30の付勢力で車両ボディ側に回動することはない。
図5の実線の状態からスライドドア31を開き始めることで、図6の如く弾性部材30がその付勢力で首振り部材6を車両ボディ側に向けて回動させ、それに伴ってハーネス部分15が首振り部材6の近傍で車両ボディ側に向けて屈曲(湾曲)し(屈曲部を符号15aで示す)、図7の如くスライドドア31が車両の案内レール(図示せず)に沿って車両ボディ32から外側に離間するに伴って、首振り部材6が車両ボディ側にほぼ直交する位置まで回動すると共に、ハーネス部分15が大きな屈曲半径の略S字状に屈曲する。
さらに、図8の如くスライドドア31の開き途中(半開時)においてハーネス部分15が車両後方に向けて湾曲状にスムーズに折り返されて(折り返し部を符号15cで示す)、図5の鎖線の如くスライドドア31の全開時にハーネス部分15が一定の軌跡でスムーズに屈曲しつつハーネス支持具16を支点に後方に引っ張られる。
このように、図6における弾性部材30の付勢力で首振り部材6が初期的な回動を与えられることで、スライドドア31の開き操作時にハーネス部分15が座屈等の不要な(有害)な変形を起こすことなく小さな力でスムーズに屈曲するから、ハーネス部分15の屈曲耐久性が向上すると共に、スライドドア31の開き操作性が向上する。ハーネス支持具16の斜め前向き配置によってドア全閉時のハーネス部分15の屈曲部15dの屈曲半径が増加し、それによってもハーネス部分15の屈曲耐久性が向上することは言うまでもない。
図9は、上記板ばね状の弾性部材30に代えてブロック状の弾性部材34を配置した例を示すものである。ブロック状の弾性部材34は首振り部材6に設けてもよいが、前述の如くスライドドア31側(例えばケース22のベース壁27等)に設けてもよい。他の構成は前例同様であるので、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
スライドドア31の全閉時にブロック状の弾性部材34は圧縮されて、首振り部材6とハーネス部分15はスライドドア31と平行に位置する。ハーネス支持具16は図5と同じ斜め前向きの配置としてもよい。スライドドア31の開き初期時にブロック状の弾性部材34の付勢力で図9の如く首振り部材6が角度θで車両ボディ32側に回動し、ハーネス部分15の屈曲が誘導される(初期屈曲部を符号15aで示す)。
なお、ブロック状の弾性部材34に代えてブロック状の固形部材(角度規制部材)を用いた場合は、付勢力は得られないものの、スライドドア31の全閉時に首振り部材6をハーネス部分15と共に矯正的に車両ボディ側に回動させておくことができるので、ハーネス部分15の屈曲方向を一定に規定することができる。但し、スライドドア31の全閉時に首振り部材6とハーネス部分15の屈曲部15aが車両ボディ側に突出するだけのスペースが必要となると共に、長時間に渡るドア全閉状態でハーネス部分15に曲がり癖が付く懸念がある。
図10〜図11は、ケース22から導出されたハーネス部分15をスライドドア31の閉じ時に長形(横長)のハーネスガイド部材35で支持して、ハーネス部分15の垂れやバタツキを防止した実施形態を示すものである。ガイド部材35以外の構成は図1の形態と同様であるので、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
ガイド部材35は細長の垂直な壁部36と細長の水平な壁部37とで断面略L字状に形成され、水平な壁部37の内側面は垂直壁36にかけて上向きに傾斜し、その傾斜面37aによってスライドドア開き操作時のガイド部材35からのハーネス部分15の離脱性とスライドドア閉じ操作時のガイド部材35へのハーネス部分15の収容性を高めている。なお、傾斜面37aを水平面(図示せず)に代えた場合でも、ハーネス部分15の垂れ防止とバタツキ防止の効果は何ら問題なく発揮される。
本例でガイド部材35はケース22に固定されている。ケース22に一体樹脂成形することも可能である。また、ケース22とは別体に形成してスライドドア31のドアインナパネルに固定したり、ドアインナパネルと一体に形成したりすることも可能である。車両ボディ側のハーネス固定具16の配置は図5のように斜め前方に向けて配置することが好ましい。
なお、上記各実施形態においては、図2に示すようにケース22内でハーネス部分3を垂直方向に配置して水平方向に揺動自在としたが、例えばハーネス部分3をケース22の上壁24ではなく側壁25からケース内に導出させ、ケース内で屈曲させつつ水平方向に伸縮させる構造とすることも可能である。
また、図1のケース22やガイドレール23を廃除し、スライダ5をスライド不能な固定部材としてスライドドア31のドアインナパネルに固定し、スライドドア31の開閉に伴って首振り部材6を水平方向に揺動させつつワイヤハーネス2の垂下部3をドアインナパネル側のハーネス固定部(4)を支点に周方向に捩り自在とすることも可能である。この場合、首振り部材6に設けた弾性部材30,34はドアインナパネルに弾接して、首振り部材6を車両ボディ側に初期回動させる(図6の状態)。このようにスライドドア側(ケース側)のハーネス配索構造は必要に応じて適宜設定可能である。
また、ガイドレール23やスライダ5や首振り部材6を廃除し、ワイヤハーネス2の垂下部3をドアインナパネルに固定し、垂下部3からワイヤハーネス2を90゜方向に屈曲させつつ(図2で屈曲部を符号18で示す)車両ボディ側に向けて水平なハーネス部分15としてを配索し、スライドドア全閉時に屈曲部18(図2)の近傍でハーネス部分15を弾性部材30,34で車両ボディ側に向けて付勢することも可能である。この場合、弾性部材30,34はハーネス部分15に設けてもよく、ドアインナパネルに設けてもよい。
また、上記各実施形態においては、渡り部33の保護チューブとしてコルゲートチューブ15を用いたが、コルゲートチューブ以外にゴム製の蛇腹状チューブ等や、蛇腹形状がコルゲートチューブ15のような断面矩形波状ではなく断面山型状や波形状等のものを用いることも可能である。また、蛇腹状のチューブ以外の例えば合成樹脂製の網状チューブや、周面の平坦ないし比較的平坦な樹脂チューブや、ウレタンやゴム等の弾性的なチューブ等を用いることも可能である。また、保護チューブを何ら使用することなく、複数本の電線17をテープ巻き等で結束して水平なハーネス部分(15)として使用することも可能である。
また、上記各実施形態においては、自動車のスライドドア31に給電装置21を搭載した例を示したが、自動車以外の車両のスライドドアや車両以外の加工機械等のスライドドア等といったスライド構造体においても上記各実施形態の給電装置を適用可能である。スライドドア31をスライド構造体と呼称した場合、車両ボディや加工機械のボディ等は固定構造体と呼称される。
本発明に係るスライド構造体用のハーネス配索構造とそれを備えた給電装置の一実施形態を示すスライド構造体開き時の斜視図である。 同じく給電装置を示すスライド構造体閉じ時の斜視図である。 弾性部材の配置を変えた給電装置の実施形態を示す斜視図である。 給電装置の作用を示す平面図である。 ハーネス支持具の配置を変えた給電装置の作用を示す平面図である。 同じく給電装置の作用を示すドア開き開始時の平面図である。 同じく給電装置の作用を示すドア離間時の平面図である。 同じく給電装置の作用を示すドア半開時の平面図である。 角度規制用の弾性部材の他の形態を用いた給電装置を示す平面図である。 ハーネスガイド部を備えた給電装置を示す斜視図である。 同じくハーネスガイド部を備えた給電装置を示す縦断面図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の一形態を示す斜視図である。 同じく給電装置の要部を示す斜視図である。
符号の説明
2 ワイヤハーネス
5 スライダ
6 首振り部材
16 ハーネス固定具
23 ガイドレール
31 スライドドア(スライド構造体)
32 車両ボディ(固定構造体)
30,34 弾性部材
35 ハーネスガイド部材

Claims (4)

  1. スライド構造体から固定構造体にワイヤハーネスを水平方向揺動自在に配索したスライド構造体用のハーネス配索構造において、
    前記スライド構造体側に設けた水平なガイドレールにスライダが係合し、該スライダに前記ワイヤハーネスよりも硬質な首振り部材が水平方向首振り自在に設けられ、前記ワイヤハーネスが該スライダから該首振り部材の水平なハーネス挿通孔を経て前記固定構造体側に配索され、該首振り部材又は該スライダにばね部材が設けられ、該首振り部材に設けられた該ばね部材は該スライダの壁部に当接し、該スライダに設けられた該ばね部材は該首振り部材の外側面に当接し、
    該スライド構造体の全閉時に該ワイヤハーネスが該首振り部材を介して該ばね部材のばね力で該固定構造体に向けて付勢され、該付勢によって該スライド構造体の開き初期時に該ワイヤハーネスに曲げ力が付与されることを特徴とするスライド構造体用のハーネス配索構造。
  2. 前記ばね部材が、鋭角的に開いた一対の板部を中間の屈曲部で連結して構成され、該屈曲部が前記首振り部材の回動中心側に向けて配置されたことを特徴とする請求項1記載のスライド構造体用のハーネス配索構造。
  3. 前記固定構造体側で前記ワイヤハーネスがハーネス固定具で支持され、該ハーネス固定具が前記スライド構造体の閉じ方向に対して斜め外向きに配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライド構造体用のハーネス配索構造。
  4. 前記スライド構造体の全閉時に該スライド構造体側で前記ワイヤハーネスが横長のハーネスガイド部材に沿って水平に支持されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のハーネス配索構造。
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