JP6431024B2 - 湾曲規制部材及び給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスの湾曲を規制する湾曲規制部材と、そのような湾曲規制部材が適用された給電装置に関するものである。
従来、スライドドア等のスライド部材を有する車両において、車体とスライド部材とをワイヤハーネスを介して電気的に接続する給電装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。このような給電装置では、スライド部材の移動時にスライド部材に追随してワイヤハーネスが無理なく動けるように、ワイヤハーネスが保持されている。
ここで、給電装置において上記のようにワイヤハーネスを保持する構成として、例えばスライド部材に沿うとともにかつスライド部材の移動方向と交差する揺動軸回りに揺動自在にワイヤハーネスを保持する構成が提案されている(例えば、特許文献3〜5参照。)。この構成では、スライド部材の移動時には、ワイヤハーネスがスライド部材に追随して上記の揺動軸回りに揺動するようになっている。
特開2004−136735号公報 特開2006−347525号公報 特開2007−151257号公報 特開2008−067563号公報 特開2013−162716号公報
ところで、上記のような揺動構造を有する給電装置では、スライド部材の移動時にワイヤハーネスが湾曲しつつスライド部材に追随する。そして、上記のような給電装置の分野では、ワイヤハーネスに沿って配置されてその湾曲を規制する湾曲規制部材が設けられることがある。
このとき、湾曲規制部材の中には、ワイヤハーネスと接触する部分に凸条を有するものがある。このような凸条の一例としては、樹脂材料で金型成形される湾曲規制部材において、金型成形に起因して形成されるバリ等が挙げられる。このような凸条を有する湾曲規制部材では、凸条がワイヤハーネスと干渉する場合がある。ワイヤハーネスがスライド部材に追随して湾曲する際には、湾曲規制部材の凸条がワイヤハーネスを擦ることとなるために、凸条とワイヤハーネスとの干渉の程度はなるべく抑えられることが望ましい。
従って、本発明は、上記のような要請に着目し、凸条とワイヤハーネスとの干渉の程度を抑制することができる湾曲規制部材と、そのような湾曲規制部材が適用された給電装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様である湾曲規制部材は、ワイヤハーネスに沿うように配列され、前記ワイヤハーネスが収まる収容溝が各々に設けられた複数の部材片と、隣り合う前記部材片同士を連結する可撓性の連結部と、を備え、前記隣り合う部材片同士が接触することにより所定の平面上での前記ワイヤハーネスの湾曲を規制する湾曲規制部材であって、前記複数の部材片のうち少なくとも1つの部材片における前記収容溝の内面に凸条を有し、かつ、前記内面において前記凸条を含む領域に凹部が設けられていることを特徴とする。
尚、ここにいう凸条とは、例えば金型成形に起因するバリのように意図せずに形成されるものや、例えば強度向上やデザイン上の要請から意図的に設けられるものを含む。
第2の態様の湾曲規制部材は、上記第1の態様の湾曲規制部材において、前記凹部が、前記凸条が収まる深さに形成されていることを特徴とする。
第3の態様の湾曲規制部材は、上記第1又は第2の態様の湾曲規制部材において、前記複数の部材片それぞれが、前記ワイヤハーネスを相互間に挟むように互いに対向する一対の対向壁と、該一対の対向壁の一端辺同士を繋ぐ結合壁と、を備え、前記凹部が、前記一対の対向壁において互いに対向する一対の対向面と、前記結合壁において当該対向面と連続した連続面と、に形成されており、前記凹部のうち、前記一対の対向面に形成された凹部分は、前記一対の対向面それぞれに対する平面視で、前記結合壁に向かって先細りとなったテーパ形状を有していることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様である給電装置は、車体とスライド部材を有する車両において、前記車体と前記スライド部材とを電気的に接続する給電装置であって、前記車体と前記スライド部材との間に配索されるワイヤハーネスと、前記ワイヤハーネスに沿うように配列された上記第1〜第3のうち何れかの態様の湾曲規制部材と、を備えたことを特徴とする。
上記第1の態様の湾曲規制部材では、収容溝の内面に凸条を有する部材片で、その内面において凸条を含む領域に凹部が設けられている。これにより、凸条は凹部の底から立ち上がることとなり、収容溝に収まるワイヤハーネスとの干渉は、凹部の深さ分抑制されることとなる。このように、本発明の湾曲規制部材によれば、凸条とワイヤハーネスとの干渉の程度を抑制することができる。
また、上記第2の態様の湾曲規制部材は、凸条が凹部に収まるので、ワイヤハーネスとバリとの干渉が略回避されることから好適なものとなっている。
また、上記第3の態様の湾曲規制部材によれば、部材片の収容溝を、例えばその内面形状に対応した外形を有する内金型で形成するに当たって、その内金型は、前記凹部分に対応した外形の凸部分が前記テーパ形状の先端から離れる方向に引き抜かれる。これにより、内金型の引抜き時の離型抵抗が抑えられるので、製造時の作業性を向上させることができる。
また、上記第4の態様の給電装置によれば、上記第1〜第3のうち何れかの態様の湾曲規制部材を適用していることから、凸条とワイヤハーネスとの干渉の程度を抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる湾曲規制部材が適用された給電装置を示す図である。 図1に示されている湾曲規制部材を示す図である。 図2に示されている湾曲規制部材における車体側の一部を代表例として、この湾曲規制部材の構造を詳細に示す斜視図である。 図3中のV11−V11線断面を示す断面図である。 図1〜図4に示されている湾曲規制部材を形成するための金型を示す模式図である。 図5に示されている内金型が複数配置されて個別に引き抜かれる様子を示す模式図である。 図6に示されている境界部材片における収容溝の内面を示す斜視図である。 図7中のV12−V12線断面を示す断面図である。 図1〜図7に示されている湾曲規制部材と比較するための比較例を示す図である。 図9中のV81−V81線断面を示す断面図である。 図1〜図8に示されている湾曲規制部材において、金型成形に起因するバリとワイヤハーネスとの干渉の程度が抑制される様子を示す図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる湾曲規制部材及び給電装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる湾曲規制部材が適用された給電装置を示す図である。本実施形態の給電装置1は、車体60とスライドドア50(スライド部材)を有する車両5において、車体60とスライドドア50との間に配索されるワイヤハーネス110を介して電気的に接続する装置である。尚、この図1では、図中右側が車両5の前側に相当し、図中左側が車両5の後側に相当し、図中上側が車両5の外側に相当し、図中下側が車両5の内側に相当する。また、図中上下方向が本実施形態におけるX方向であり、図中左右方向が本実施形態におけるY方向であり、紙面に対する垂直方向がZ方向である。
給電装置1では、車体60に設けられた不図示の電源からスライドドア50に設けられた不図示の電気機器へとワイヤハーネス110を介して電力が供給される。また、この給電装置1では、車体60に設けられた不図示の制御手段とスライドドア50に設けられた不図示の電気機器との間でワイヤハーネス110を介して電気信号の授受も行われる。給電装置1は、ワイヤハーネス110、コルゲートチューブ120、湾曲規制部材130、ドア側保持部140、及び車体側保持部150を備えている。
ワイヤハーネス110は、後で参照する図4に示されているように、複数本の被覆された電線111がテープ等で束ねられたものである。ワイヤハーネス110は、樹脂製の可撓性チューブであるコルゲートチューブ120に、ワイヤハーネス110における車体60とスライドドア50との間の部分が通されている。湾曲規制部材130は、コルゲートチューブ120の内面と、ワイヤハーネス110との間に、ワイヤハーネス110を周方向に囲んでワイヤハーネス110に沿うように配置される。湾曲規制部材130については、後で詳細に説明する。
コルゲートチューブ120におけるスライドドア50側の一端がドア側保持部140に、車両5の上下方向であるZ方向を揺動軸方向としてXY平面上で揺動自在に保持されている。ドア側保持部140は、スライドドア50に固定されている。ドア側保持部140に設けられたZ方向に沿ったドア側揺動軸141は、スライドドア50と平行でかつスライドドア50の開閉方向D11(車両5の前後方向であるY方向)と直交する軸となっている。コルゲートチューブ120におけるスライドドア50側の一端は、ドア側保持部140によってドア側揺動軸141回りに揺動自在に保持されている。ドア側保持部140によるコルゲートチューブ120の保持により、ワイヤハーネス110は、そのスライドドア50側の一部がドア側揺動軸141回りにXY平面上で揺動自在に保持されている。ワイヤハーネス110におけるスライドドア50側は、コルゲートチューブ120のスライドドア50側の一端から出ている。さらに、ワイヤハーネス110は、ドア側保持部140の内部の不図示の通路を通ってこのドア側保持部140からも出た後に、スライドドア50の電気機器へと延びている。
他方、コルゲートチューブ120における車体60側の一端が車体側保持部150に、車両5の上下方向であるZ方向を揺動軸方向としてXY平面上で揺動自在に保持されている。車体側保持部150は、車体60に固定されている。車体側保持部150に設けられたZ方向に沿った車体側揺動軸151は、スライドドア50と平行かつスライドドア50の開閉方向D11と直交する軸となっている。コルゲートチューブ120における車体60側の一端は、車体側保持部150によって車体側揺動軸151回りに揺動自在に保持されている。車体側保持部150によるコルゲートチューブ120の保持により、ワイヤハーネス110は、その車体60側の一部が車体側揺動軸151回りにXY平面上で揺動自在に保持されている。ワイヤハーネス110における車体60側は、コルゲートチューブ120の車体60側の一端から出て、さらに、車体側保持部150の内部の不図示の通路を通ってこの車体側保持部150からも出た後に、車体60における不図示の電源や制御手段へと延びている。
スライドドア50の全閉時には、図1に示されているように、車体側保持部150に対してドア側保持部140が車両5の前方側に位置している。そして、コルゲートチューブ120、即ち、その内部のワイヤハーネス110は、車体側保持部150とドア側保持部140との間で略直線状態に延びている。
スライドドア50が車両5の後方へと向かう開方向D111に開かれるときには、その当初の段階で、コルゲートチューブ120のスライドドア50側の一端が次のように揺動する。即ち、この一端が、スライドドア50から離れるとともに開方向D111とは逆方向に車両5の前方側へと向かうようにXY平面上で揺動する。ドア側保持部140には、このような揺動を促すべくコイルバネが設けられている。このコイルバネは、コルゲートチューブ120のスライドドア50側の一端を、スライドドア50から離すとともにスライドドア50の開方向D111とは逆方向に向かわせる付勢方向D12に付勢する。
スライドドア50開放の初期段階における上記のような揺動により、その後のスライドドア50の開方向D111への移動中、即ち、スライドドア50の半開時には、コルゲートチューブ120の内部のワイヤハーネス110は次のように湾曲する。即ち、ワイヤハーネス110は、図1に示されているように、車体側保持部150からドア側保持部140へと、車両5の前方側に凸にXY平面上でU字形状を描いて車体60の外側へと向かうように許容方向D13に曲げられて湾曲する。
尚、以下では特に断らずに、コルゲートチューブ120の内部のワイヤハーネス110を単にワイヤハーネス110と呼ぶことがある。
上記のようなU字形状の湾曲は、例えばワイヤハーネス110をXY平面上でS字形状に湾曲させる場合等と比較して、コルゲートチューブ120やワイヤハーネス110に与える負担が少なくなる。
スライドドア50の開方向D111への移動中は、ワイヤハーネス110のU字形状におけるスライドドア50側の腕が、ドア側保持部140での付勢方向D12の付勢により車両5の前方側へと直線状に延ばされる。このときには、車体60側の腕も車両5の前方側へと直線状に延ばされる。これら各部の振る舞いと、後述する湾曲規制部材130の働きとにより、スライドドア50の移動中におけるワイヤハーネス110のXY平面上でのU字形状が整えられる。
スライドドア50が開方向D111に移動するにつれて、ワイヤハーネス110の、U字形状におけるスライドドア50側の腕が伸長し車体60側の腕が短縮する。そして、車体60側の腕がある程度短くなった段階で、ワイヤハーネス110の車体60側の一端が、車両5の後方側へと搖動方向D15に揺動する。その後は、この状態のまま、スライドドア50が開方向D111に移動して全開状態へと達する。
スライドドア50がこの全開状態から閉方向D112に閉じられる際には、ワイヤハーネス110は、上述したスライドドア50が開かれるときとは逆の動作を辿る。まず、その初期段階で、ワイヤハーネス110の車体60側の一端が上記の搖動方向D15とは逆方向に揺動することで、ワイヤハーネス110がXY平面上でU字形状となる。その後、スライドドア50が閉方向D112に移動を続けてU字形状におけるスライドドア50側の腕がある程度短くなった段階で、ワイヤハーネス110のスライドドア50側の一端が次のように揺動する。即ち、この段階で、ワイヤハーネス110のスライドドア50側の一端が、ドア側保持部140での付勢に抗して、その付勢方向D12とは逆側に、車両5の後方側へと揺動する。その後は、この状態のまま、スライドドア50が閉方向D112に移動して、ワイヤハーネス110が直線状態に延ばされつつ全閉状態へと達する。
ここで、車体60のフロアにおけるスライドドア50側の端部は、一段低くなって、搭乗者が搭乗時に足を掛けるステップ61となっている。スライドドア50の開閉時には、上記のようにU字形状となったワイヤハーネス110の車体60側の腕がXY平面上でステップ61の近傍を通る。
このとき、一般に、車両のスライドドアに取り付けられる給電装置の分野では、スライドドアの開閉時にワイヤハーネスが湾曲するときの車体側への膨らみについては抑えたいとの要望がある。そこで、本実施形態では、ワイヤハーネス110を車体60側へとこのように膨らませるような湾曲を規制するために、ワイヤハーネス110に沿うように配置される湾曲規制部材130が設けられている。この湾曲規制部材130は、ワイヤハーネス110について、XY平面上での湾曲に制限する。そして、湾曲規制部材130は、XY平面上で車体60の外側へとワイヤハーネス110を曲げるような許容方向D13には湾曲を許容する。他方、許容方向D13とは反対側で、車体60の内側へとワイヤハーネス110を曲げるような規制方向D16については、所定の限界状態以上の湾曲を規制する。
図2は、図1に示されている湾曲規制部材を示す図であり、図3は、図2に示されている湾曲規制部材における車体側の一部を代表例として、この湾曲規制部材の構造を詳細に示す斜視図である。また、図4は、図3中のV11−V11線断面を示す断面図である。
湾曲規制部材130は、コルゲートチューブ120の内面と、ワイヤハーネス110との間に、ワイヤハーネス110を周方向に囲んでワイヤハーネス110に沿わされて、その湾曲を誘導するように配置される。湾曲規制部材130は、コルゲートチューブ120と略同じ長さを有している。図2には、湾曲規制部材130が円形状に湾曲した状態で示されており、図中上側の端部が車体60側であり、下側の端部がスライドドア50側となっている。
湾曲規制部材130は、ワイヤハーネス110に沿うように配列された複数の部材片131と、これら複数の部材片131を隣接するもの同士連結する連結部132と、を備えている。本実施形態では、複数の部材片131及び連結部132が、樹脂によって互いに一体に成型されている。図3には、図1に示されているXY平面上で許容方向D13へと曲げられて湾曲した湾曲規制部材130における車体60側の一部が示されている。連結部132は、ワイヤハーネス110がこのように湾曲したときにその湾曲形状の内側に位置するようにワイヤハーネス110に沿って配置される可撓性部材である。
複数の部材片131それぞれは、この図3に代表例が示されているように、ワイヤハーネス110を相互間に挟むように互いに対向する一対の対向壁1311と、それら一対の対向壁1311同士を繋ぐ結合壁1312と、を備えている。各部材片131は、これら3つの壁により、ワイヤハーネス110の長さ方向D14と交差する断面の形状が、図3及び図4に示されているように略C字状に形成されている。
複数の部材片131は、各部材片131における対向壁1311の端面1311aが互いに対向するように、ワイヤハーネス110に沿って配列されている。これら複数の部材片131は、一対の対向壁1311を繋ぐ結合壁1312が、ワイヤハーネス110の湾曲形状における内側、即ち、図2及び図3に示されているように許容方向D13への湾曲時における湾曲形状の内側に位置するように配列されている。そして、互いに隣接する部材片131の結合壁1312同士を、連結部132が連結している。
各部材片131では、一対の対向壁1311と結合壁1312とで区画された空間が、湾曲形状の外側に向かって開口し、その内側にワイヤハーネスが収まる収容溝1313となっている。
連結部132は、図3及び図4に示されているように板状の部材であって、図2の許容方向D13とその逆方向との何れにも曲がることができる程度の厚みで薄く形成されている。さらに言えば、湾曲規制部材130は、この板状の連結部132が、図1に示されているXY平面と直交するように配置されている。これにより、この湾曲規制部材130の湾曲はXY平面上に制限され、その結果、ワイヤハーネス110の湾曲もXY平面上に制限されることとなる。
また、湾曲規制部材130における車体60側の端部に位置する部材片131aは、図1に示されている車体側保持部150に、コルゲートチューブ120の端部と一緒に保持されている。他方、湾曲規制部材130における反対側の端部、即ち、スライドドア50側の端部に位置する部材片131bは、図1に示されているドア側保持部140には保持されていない。これにより、この部材片131bは、湾曲規制部材130の湾曲に応じてドア側保持部140に対して接離できるようになっている。車体60側の部材片131aには、車体側保持部150にこの部材片131aを保持させるためのフランジ131a−1が設けられている。
この湾曲規制部材130は、図1に示されているXY平面上での湾曲に制限されるとともに、XY平面上における許容方向D13には湾曲可能となる。そして、湾曲規制部材130は、その許容方向D13とは反対側で車体60の内側へと向かう規制方向D16については、後述する限界状態以上には湾曲不能となっている。
許容方向D13には、図3に示されているように、複数の部材片131のうち湾曲箇所において隣接するもの同士が連結部132とは反対側で互いに離隔しつつ連結部132が曲がることで、湾曲規制部材130が湾曲可能となっている。これにより、ワイヤハーネス110は、この許容方向D13へと曲がるような湾曲が許容される。
他方、規制方向D16については、複数の部材片131のうち湾曲箇所において隣接するもの同士が連結部132とは反対側で互いに当接することで、限界状態以上には湾曲規制部材130が湾曲不能となっている。この湾曲箇所において隣接するもの同士が互いに当接した状態が、規制方向D16への湾曲における限界状態で、湾曲規制部材130は、この限界状態以上に規制方向D16に湾曲することができない。これにより、ワイヤハーネス110は、規制方向D16については、湾曲規制部材130における限界状態以上に曲がるような湾曲が規制されることとなる。
本実施形態では、後述する車体側保持部150の近傍の一部を除いて、複数の部材片131の配列方向(即ち、ワイヤハーネス110の長さ方向D14)について、その中途を含む略全長に亘って、湾曲規制部材130が次のように構成されている。即ち、上記部分の略全長に亘って、湾曲規制部材130が略直線状態にあるときに、隣接する部材片131同士が連結部132とは反対側で互いに当接するように構成されている。つまり、本実施形態では、車体側保持部150の近傍の一部を除く部分については、規制方向D16の限界状態が略直線状態に設定されている。これにより、ワイヤハーネス110において許容方向D13に湾曲する部分以外は略直線形状が維持される。
ここで、図1に示されているように、本実施形態では、規制方向D16について、車体側保持部150におけるワイヤハーネス110の端部のXY平面上での揺動範囲が次のような範囲となっている。即ち、この揺動範囲は、ワイヤハーネス110をスライドドア50の開閉方向D11と平行に向かせる一歩手前でワイヤハーネス110の端部が止まる範囲となっている。このため、本実施形態では、車体側保持部150の近傍の一部については、規制方向D16の湾曲に対する規制を若干緩めて、規制方向D16にある程度までは湾曲できるように湾曲規制部材130が構成されている。これにより、ワイヤハーネス110の車体側保持部150の近傍の一部を規制方向D16に若干湾曲させて、上記のように略直線形状が維持された部分を、スライドドア50の開閉方向D11と平行に向かせることができるようになっている。
湾曲規制部材130の規制方向D16の湾曲における上記のような限界状態は、部材片131の間隔によって調整されている。即ち、湾曲規制部材130が略直線状態となったときの部材片131の間隔を略ゼロとすることで、限界状態が略直線状態に設定される。また、略直線状態となったときにも部材片131の相互間に間隔が開くようにすることで、湾曲規制部材130は略直線状態を超えて部材片131同士が当接する限界状態まで規制方向D16に湾曲可能となり、規制が緩められることとなる。
本実施形態では、このような湾曲規制部材130が樹脂材料で金型成形される。
図5は、図1〜図4に示されている湾曲規制部材を形成するための金型を示す模式図である。
この金型7は、内金型71と、この内金型71を相互間に挟んで配置される一対の外金型72と、を備えている。内金型71は、上記の部材片131における収容溝1313に対応した外形を有する。外金型72は、部材片131の外形に対応した内面形状を有する凹部721が複数形成され、内金型71と組み合わされることで、部材片131に対応した樹脂材料の充填空間7aを区画する。この充填空間7aに樹脂材料が充填されて硬化した後、金型7が外されることで湾曲規制部材130が形成される。内金型71は、図5の紙面に対して垂直な引抜き方向D17に引き抜かれ、一対の外金型72は、内金型71から離れる取外し方向D18に外される。
ここで、本実施形態では、湾曲規制部材130を、図2に示されている円形状に形成するように、内金型71の外形や外金型72の凹部721が形成されている。このとき、内金型71の引抜き方向D17は、この円形状の半径方向となる。このような引抜きを可能とするために、内金型71は、各々が湾曲規制部材130の一部に対応するように、周方向に複数配置され、各内金型71が個別に引き抜かれるようになっている。
図6は、図5に示されている内金型が複数配置されて個別に引き抜かれる様子を示す模式図である。
図6に示されているように、内金型71は、円形状の湾曲規制部材130の周方向に複数配置されて個別に引抜き方向D17に引き抜かれる。複数の内金型71は、互いの境界となるパーティングライン71aで分かれるようになっている。その結果、完成した湾曲規制部材130には、各パーティングライン71aに対応した位置に、その痕跡の凸条としてバリが生じることがある。バリは、複数の部材片131のうち、複数の内金型71の境界としてのパーティングライン71aに対応した境界部材片131cにおける収容溝1313の内面に生じる。本実施形態では、この境界部材片131cにおける収容溝1313の内面が、バリの発生を想定して次のような形状に形成される。
図7は、図6に示されている境界部材片における収容溝の内面を示す斜視図であり、図8は、図7中のV12−V12線断面を示す断面図である。
これらの図7及び図8に示されているように、境界部材片131cにおける収容溝1313の内面には、バリ131c−1の発生が想定される、パーティングライン71aを含む領域、即ちバリ131c−1を含む領域に凹部1314が設けられている。この凹部1314は、一対の対向壁1311において互いに対向する一対の対向面1311bと、結合壁1312において対向面と連続した連続面1312aと、に亘って連続して形成されている。
また、凹部1314は、図8に示されているように、パーティングライン71aに沿ってバリ131c−1が形成された場合に当該バリ131c−1が収まる深さに形成されている。更に、一連の凹部1314のうち、一対の対向面1311bに形成された凹部分1314aは、図7に示されているように、一対の対向面1311bそれぞれに対する平面視で、結合壁1312に向かって先細りとなったテーパ形状を有している。
図9は、図1〜図7に示されている湾曲規制部材と比較するための比較例を示す図であり、図10は、図9中のV81−V81線断面を示す断面図である。
比較例の湾曲規制部材8も、ワイヤハーネス810の収容溝8313を有する複数の部材片831を、連結部832で連結した構造となっている。ただし、この比較例の湾曲規制部材8は、上述したパーティングラインを含む領域の凹部が設けられていない点が、図1〜図7に示されている湾曲規制部材130と異なっている。このため、比較例の湾曲規制部材8では、複数の部材片831のうちのパーティングライン81aと対応する境界部材片831cに金型成形に起因するバリ831c−1が発生すると、ワイヤハーネス810と干渉する場合がある。
これに対し、本実施形態の湾曲規制部材130では、次のように、金型成形に起因するバリ131c−1とワイヤハーネス110との干渉の程度を抑制することができる。
図11は、図1〜図8に示されている湾曲規制部材において、金型成形に起因するバリとワイヤハーネスとの干渉の程度が抑制される様子を示す図である。
本実施形態では、パーティングライン71aに対応した境界部材片131cにおける収容溝1313の内面において、バリ131c−1を含む領域に凹部1314が設けられている。これにより、そのバリ131c−1は凹部1314の底から立ち上がることとなり、収容溝1313に収まるワイヤハーネス110との干渉は、凹部1314の深さ分抑制されることとなる。このように、本実施形態の湾曲規制部材130によれば、金型成形に起因するバリ131c−1とワイヤハーネス110との干渉の程度を抑制することができる。
そして、図1に示されている本実施形態の給電装置1によれば、上述した本実施形態の湾曲規制部材130を適用していることから、金型成形に起因するバリ131c−1とワイヤハーネス110との干渉の程度を抑制することができる。
ここで、本実施形態の湾曲規制部材130では、図8や図11に示されているように、凹部1314が、パーティングライン71aに沿ってバリ131c−1が形成された場合に当該バリ131c−1が収まる深さに形成されている。これにより、ワイヤハーネス110とバリ131c−1との干渉が略回避されることとなっている。
また、本実施形態の湾曲規制部材130では、上記の凹部1314のうち、一対の対向壁1311において互いに対向する一対の対向面1311bに形成された凹部分1314aが、結合壁1312に向かって先細りとなったテーパ形状を有している。このため、図5や図6に示されている内金型71は、凹部分1314aに対応した外形の凸部分が上記のテーパ形状の先端から離れる引抜き方向D17に引き抜かれる。これにより、内金型71の引抜き時の離型抵抗が抑えられるので、製造時の作業性を向上させることができる。
尚、以上に説明した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の湾曲規制部材及び給電装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、本発明にいうスライド部材の一例として、スライドドア50が例示されている。しかしながら、本発明にいうスライド部材はこれに限るものではなく、車体に対してスライド移動するものであれば、例えばスライドシート等であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう湾曲規制部材の一例として、コルゲートチューブ120の内面とワイヤハーネス110との間に配置される湾曲規制部材130が例示されている。しかしながら、本発明にいう湾曲規制部材はこれに限るものではない。本発明にいう湾曲規制部材は、ワイヤハーネスに沿って配置されるものであれば、例えば、コルゲートチューブ等は用いずに、ワイヤハーネスにテープや結束バンド等で取り付けられるもの等であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう湾曲規制部材の一例として、図2等に示されているように、円形状に金型成形される湾曲規制部材130が例示されている。しかしながら、本発明にいう湾曲規制部材はこれに限るものではない。本発明にいう湾曲規制部材は、金型成形においてパーティングラインが生じる複数の内金型を用いて金型形成されるものであれば、例えばS字状に形成される等、その具体的な形成形状を問うものではない。
また、上述した実施形態では、本発明にいう部材片の一例として、図7等に示されているように、平面視で略T字状の対向壁1311と、T字の縦棒に相当する幅狭の部分を繋ぐ結合壁1312と、を備えた部材片131が例示されている。しかしながら、本発明にいう部材片はこれに限るものではない。本発明にいう部材片は、ワイヤハーネスに沿うように配列され、内側にワイヤハーネスが収まる収容溝が各々に設けられたものであれば、各部の具体的な形状を問うものではない。
また、上述した実施形態では、本発明にいう凸条の一例として、金型成形に起因するバリ131c−1が例示されている。しかしながら、本発明にいう凸条は、これに限るものではなく、例えば強度向上やデザイン上の要請から意図的に設けられるもの等であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう内金型の一例として、図6等に示されているように、平面視で、一辺が円弧状に湾曲した略台形状のブロックとなった内金型71が例示されている。しかしながら、本発明にいう内金型はこれに限るものではない。本発明にいう内金型は、形成対象の湾曲規制部材の部材片の収容溝に対応した外形を有するものであれば、その具体的な形状を問うものではない。
1 給電装置
5 車両
7 金型
7a 充填空間
50 スライドドア(スライド部材)
60 車体
71 内金型
71a パーティングライン
72 外金型
110 ワイヤハーネス
120 コルゲートチューブ
130 湾曲規制部材
131 部材片
131c 境界部材片
131c−1 バリ(凸条)
132 連結部
1311 対向壁
1311b 対向面
1312 結合壁
1312a 連続面
1313 収容溝
1314 凹部
1314a 凹部分

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスに沿うように配列され、前記ワイヤハーネスが収まる収容溝が各々に設けられた複数の部材片と、
    隣り合う前記部材片同士を連結する可撓性の連結部と、を備え、
    前記隣り合う部材片同士が接触することにより所定の平面上での前記ワイヤハーネスの湾曲を規制する湾曲規制部材であって、
    前記複数の部材片のうち少なくとも1つの部材片における前記収容溝の内面に凸条を有し、かつ、前記内面において前記凸条を含む領域に凹部が設けられていることを特徴とする湾曲規制部材。
  2. 前記凹部が、前記凸条が収まる深さに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の湾曲規制部材。
  3. 前記複数の部材片それぞれが、前記ワイヤハーネスを相互間に挟むように互いに対向する一対の対向壁と、該一対の対向壁の一端辺同士を繋ぐ結合壁と、を備え、
    前記凹部が、前記一対の対向壁において互いに対向する一対の対向面と、前記結合壁において当該対向面と連続した連続面と、に形成されており、
    前記凹部のうち、前記一対の対向面に形成された凹部分は、前記一対の対向面それぞれに対する平面視で、前記結合壁に向かって先細りとなったテーパ形状を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の湾曲規制部材。
  4. 車体とスライド部材を有する車両において、前記車体と前記スライド部材とを電気的に接続する給電装置であって、
    前記車体と前記スライド部材との間に配索されるワイヤハーネスと、
    前記ワイヤハーネスに沿うように配列された請求項1〜3のうち何れか1項に記載の湾曲規制部材と、を備えたことを特徴とする給電装置。
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