JP4594552B2 - 浴室乾燥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートポンプを用い、浴室における衣類乾燥、又は、浴室及び洗面室の空調を行うために好適な浴室乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の乾燥機能を備えたヒートポンプシステムとしては、例えば特開平5−272842号公報が挙げられる。
【0003】
図1においては、空調室内に配置される複数の室内機と乾燥室に配置される乾燥ユニットとを互いに並列に室外機に接続すると共に、上記乾燥室に換気ファンを配設し、上記室外機から複数の室内機へ冷媒を循環させて室内冷房運転を行い、又室内機から室外機へ冷媒を循環させて室内暖房運転を行うようにしたヒートポンプシステムにおいて、上記乾燥ユニットに設けた室内熱交換器を2つに分割すると共に、2つの熱交換器の間に開閉弁と減圧機構との並列回路を介設し、室内冷房運転時は除湿運転モードで乾燥運転を行い、室内暖房運転時は暖房運転モードに換気ファンによる換気モードを加えた運転モードで乾燥運転を行う乾燥モード制御手段を設け、更に外気温度を検出する温度検出手段を設け、上記乾燥モード制御手段は、室内冷暖房非運転時には、外気温度が特定温度よりも高い場合には除湿運転モードでの乾燥運転を行う一方、外気温度が特定温度以下の場合には暖房運転モードに換気モードを加えた運転モードで乾燥運転を行うことを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例においては、室内冷房運転時または外気温度が特定温度よりも高い場合は、除湿運転モードによる乾燥運転方式であるが、特定温度より高い外気温であっても除湿方式による乾燥は暖房運転モードに換気モードを加えた乾燥方式より乾燥スピードが遅い。よって、特定温度より高い場合には、外気温度だけでなく冷媒又は圧縮機又は配管系統の状態を検知しながら最適な乾燥方式を選択すべきである。
【0005】
本発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたもので、その目的は、乾燥ユニットを浴室に設置し乾燥効率を向上させるヒートポンプ式の浴室乾燥装置を提供することにある。更に、そのユニットを利用し隣接した洗面室も簡易的に空調することのできるヒートポンプ式の浴室乾燥装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、冷媒を通す熱交換器とを備えた室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機及び冷媒を通す熱交換器及び冷却用送風機を備えた室外機とで構成するヒートポンプ式の空調装置を具備する浴室乾燥装置において、浴室内に配設した換気用送風機を空調装置に連動連結するとともに、同空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する熱交換器を合わせて2つ以上接続して、換気運転、暖房運転、乾燥運転、冷房運転の各運転モードで運転可能に構成することにした。
【0007】
また、乾燥運転モード時には、室内機の熱交換器の一部又は全部をヒートポンプの凝縮器として機能させるとともに、換気用送風機を連続又は間欠的に動作させ、しかも、室外機の圧縮機の冷媒の温度又は圧力を検知し、その検出値が予め設定された値を下回る場合は、圧縮機を駆動させて循環用送風機から温風を吹出させ、一方、検出値が予め設定された値に達した場合は、圧縮機を一時停止又は圧縮機の回転数を下げたり、循環用送風機の風量を増加させたり、室外機の冷却用送風機の風量を低下させたり、室外機の圧縮機の近傍に配設した圧縮機冷却用ファンを回転させて圧縮機を冷却したり、循環用送風機に接続した熱交換器の一部を凝縮器として機能させ、他の一部を蒸発器として機能させ、これら凝縮器と蒸発器との間に介設した冷媒を膨張させるためのキャピラリーチューブを通して冷媒を循環させることにした。
【0008】
また、室内機に室温センサーを配設し、室内機及び室外機の各熱交換器に温度センサーを配設し、室外機に外気温センサーを配設し、各センサーで検出した温度に応じて、圧縮機の回転数又は循環用送風機の回転数又は冷却用送風機の回転数又は換気用送風機の回転数を変更することにした。
【0009】
また、浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風すことにした。
【0010】
また、前記ダクトの周囲に断熱材を施したり、前記送風機に電気ヒーター又はヒートポンプの凝縮器又は温水を通す熱交換器などの空気加熱手段を設けることにした。
【0011】
また、前記洗面室に配設した送風機の吸込み側に吸込み方向切替え機構を設け、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を洗面室の送風機で吸込み洗面室へ冷風又は温風を吹出す場合と、洗面室の空気を吸込み前記空気加熱手段で加熱して循環させる場合とに切替え可能にした。
【0012】
また、前記室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で吸込む場合には、室内機の循環用送風機を低速で駆動することにした。
【0013】
また、送風機を浴室と洗面室の間の壁又は洗面室の天井に埋め込むことにした。
【0014】
また、室内機や送風機を遠隔操作手段で操作できるべく構成し、更には、遠隔操作部は、浴室換気運転スイッチ、浴室暖房運転スイッチ、浴室乾燥運転スイッチ、洗面室暖房運転スイッチ、洗面室除湿運転スイッチ、洗面室冷房運転スイッチを有することとした。
【0015】
また、洗面室暖房運転時又は洗面室除湿運転時又は洗面室冷房運転時のそれぞれの運転モードに対して、始動開始時に浴室換気機能を動作させることにした。
【0016】
また、浴室の室内機内の蒸発器の下方に結露水受け部を設け、特に、直立に近い方の熱交換器を蒸発器として用い、その下方部に結露水受け部を設け、或いは、蒸発器の下方の結露水受け部へポンプを設置し、滞留水量を検知して配管を介して装置外へ結露水を排出できるべく構成することにした。
【0017】
また、浴室の室内機の吹出し口に風向制御手段を設け、風向制御部はスイング動作機能又は指定の位置で停止できる機能を持たせ、また、暖房モード、乾燥モード、冷風モードのそれぞれの運転モードに対して、風向制御部の停止位置を割り当てたり、浴室の室内機に被乾燥物の存在範囲を検出する検知手段又は人の存在を検知する手段を持ち、自動的に風向制御部のスイング角度又は停止位置を変更することにした。
【0018】
また、乾燥運転モード時は、室内機内の熱交換器の一部又は全部をヒートポンプの凝縮器として使い、その動作と同時又は間欠で換気機能を動作させ、圧縮機又は装置全体に流れる電流値を検出し、検出値が予め設定された値を下回る場合は、圧縮機を駆動させ、循環用送風機から温風を吹出し、検出値が予め設定された値に達した場合には、圧縮機を自動的に一時停止又は圧縮機の回転数を任意に下げることにした。
【0019】
また、冷媒として二酸化炭素を用いることにした。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明に係る浴室乾燥装置は、浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、冷媒を通す熱交換器とを備えた室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機及び冷媒を通す熱交換器及び冷却用送風機を備えた室外機とで構成するヒートポンプ式の空調装置を具備するとともに、同空調装置に浴室内に配設した換気用送風機を連動連結したものである。
【0021】
しかも、空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する熱交換器を合わせて2つ以上接続し、換気用送風機と熱交換器の作動の組合せによって、換気運転、暖房運転、乾燥運転、冷房運転の各運転モードで運転可能に構成したものである。
【0022】
そのため、浴室の空調装置と換気用送風機を連動させることで、入浴後の浴室内蒸気の排出や、衣類乾燥時の衣類からの蒸発水分の排出が可能となり、浴室内の湿度の調整がヒートポンプ式空調機だけの構成より効率的に行えるものである。
【0023】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は従来と同様のマルチシステムの配管系統図を示し、空調機能及び乾燥機能と共に、更に給湯加熱機能、浴槽湯の追い焚き機能を有する多機能ヒートポンプシステムを構成している。
【0025】
室外機4内には、圧縮機や室外熱交換器等が収納されている。同室外機4には、複数の室内空調機3と貯湯槽と追い焚きユニットが接続されている。さらに乾燥用熱交換器を有する乾燥ユニット1が浴室などの乾燥室の天井に配設されている。室外機4の圧縮機は、インバータ周波数制御によって各利用側熱交換器の合計負荷に応ずる圧縮能力で運転されるものである。
【0026】
乾燥運転は、乾燥ユニット1に接続されている乾燥運転操作リモコン5における運転開始スイッチが使用者によってオン操作されたときに、乾燥用熱交換器を機能させることにより行われる。
【0027】
乾燥ユニット1に設けた室内熱交換器を2つに分割し、両室内熱交換器の間に開閉弁と減圧機構との並列回路を介設し、さらに外気温度を検出する温度検出手段を設け、外気温度が特定温度より高い場合には除湿運転モードでの乾燥運転を行う一方、外気温度が特定温度以下の場合には暖房運転モードに換気モードを加えた運転モードで乾燥運転を行う構成となっている。
【0028】
図2は、従来と同様の乾燥用熱交換器及び換気ファンを具備した乾燥ユニットを示した図であり、乾燥ユニット11を、循環用送風機6、乾燥用熱交換器7、温度センサー9、湿度センサー10に加え、換気用送風機8で構成している。
【0029】
図3は、浴室乾燥装置の冷媒回路図を示しており、室外ユニットは冷媒を圧縮する圧縮機18及び冷媒を通す室外機用熱交換器21及び冷却用送風機20を備え、浴室ユニットには浴室内の空気を循環させる循環用送風機12と冷媒を通す乾燥用熱交換器13、14及び両乾燥用熱交換器の間に再加熱弁15とキャピラリチューブ16との並列回路を介設し、更に該空調装置に連動して動作する換気用送風機17を内蔵している。尚、冷媒としては、二酸化炭素を用いている。これにより、フロン系の冷媒と比較して凝縮器の温度を高くすることができ、乾燥効率を向上させることができる。
【0030】
そして、浴室乾燥装置は、図4に示す浴室乾燥機用リモコンからの信号によって以下のように動作する。
【0031】
すなわち、換気運転の場合は、圧縮機18は停止状態で換気用送風機17を動作させる。
【0032】
また、暖房運転の場合は、圧縮機18を駆動し再加熱弁15を開き乾燥用熱交換器13、14を凝縮器として用いバイパス弁22を閉じ室外機用熱交換器21を蒸発器として冷媒を循環させる。
【0033】
また、乾燥運転の場合は暖房運転と同じ動作に加え換気用送風機17を動作させる。
【0034】
また、冷房運転の場合は四方弁19を切替え乾燥用熱交換器13、14を蒸発器とし室外機用熱交換器21を凝縮器として冷媒を循環させる。
【0035】
このように、浴室乾燥装置は、浴室内に配設した換気用送風機を空調装置に連動連結するとともに、同空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器を合わせて2つ以上接続して、換気運転、暖房運転、乾燥運転、冷房運転の各運転モードで運転可能に構成している。
【0036】
そして、浴室の空調装置と換気用送風機を連動させることで、入浴後の浴室内蒸気の排出や、衣類乾燥時の衣類からの蒸発水分の排出が可能となり、浴室内の湿度の調整がヒートポンプ式空調機だけの構成より効率的に行えるようにしている。
【0037】
室外機内には、図5に示すように、圧縮機35と室外機熱交換器34などが収納されている。
【0038】
乾燥機29は乾燥用熱交換器31、32と循環用送風機30と換気用送風機33などを有し浴室の天井に配設されている。
【0039】
室外機の圧縮機35は、インバータ周波数制御によって各熱交換器の負荷に応ずる圧縮能力で運転されるものである。
【0040】
そして、乾燥運転モード時には、乾燥機29内の乾燥用熱交換器31、32の両方又は片方をヒートポンプの凝縮器として使い、その動作と同時又は間欠で換気機能を動作させ、室外機の圧縮機35の冷媒の吐出側又は圧縮機と室内機の凝縮器との間で冷媒の温度又は圧力をセンサー36で直接又は間接的に検知し、圧縮機35の回転数又は乾燥機29の循環風量又は室外機の冷却用送風量又は圧縮機用冷却ファン37を制御する。
【0041】
しかも、センサー36の検出値が予め設定された値を下回る場合には、圧縮機を駆動させ、循環用送風機から温風を吹出し、一方、センサー36の検出値が予め設定された値に達した場合には、図6に示す圧縮機35の回転数を制御する場合のタイミングチャートのように、圧縮機を自動的に一時停止又は圧縮機の回転数を任意に下げるようにしている。
【0042】
浴室乾燥装置の室内機から温風を出しながら衣類から蒸発した水分を換気する方式は乾燥効率は良いが、ヒートポンプの冷媒が高温高圧になると、圧縮機がロックしてしまうので、本実施例のように冷媒状態を検出し、圧縮機回転数を制御することによって、限界付近までヒートポンプを動かし、できるだけ広い温度範囲で、効率的な乾燥が行えるようになる。
【0043】
また、図7に示す乾燥機29の循環風量を制御する場合のタイミングチャートのように、センサー36の検出値が予め設定された値に達した場合には、室内循環送風機の風量を任意に増加させてもよい。
【0044】
この場合には、冷媒が高温高圧の限界付近になると、徐々に室内機の凝縮器を通過する循環風量を増やし冷媒を冷やすことになり、高速風で衣類乾燥の効果を上げることができる。但し、騒音が悪化するため、冷媒の温度に余裕が出てきた場合は、循環風量を通常の状態に戻すようにしている。
【0045】
また、図8に示す室外機の冷却用送風量を制御する場合のタイミングチャートのように、センサー36の検出値が予め設定された値に達した場合には、室外機の蒸発器用送風機の風量を任意に低下させてもよい。
【0046】
この場合には、冷媒が高温高圧の限界付近になると、徐々に室外機の送風量を減らし蒸発器に与える熱を抑えていくことになり、室内機の循環風量を大きく変更させること無く、ヒートポンプ運転を継続できる。
【0047】
また、センサー36の検出値が予め設定された値に達した場合には、室外機の圧縮機の近傍に配設した圧縮機冷却用ファンを回転させて圧縮機を冷却してもよい。
【0048】
この場合には、ヒートポンプの冷媒が高温高圧になると、圧縮機がロックしてしまうため、圧縮機を強制冷却することで、圧縮機のロック防止を図ることができる。
【0049】
また、図9に示すように、センサー36の検出値が予め設定された値に達した場合に、循環用送風機30の上流側の乾燥用熱交換器31,32の片方を凝縮器としもう片方を蒸発器とし再加熱弁15を閉じバイパス弁22を開き冷媒を循環させ、更には、これら凝縮器と蒸発器との間に介設した冷媒を膨張させるためのキャピラリーチューブを通して冷媒を循環させてもよい。
【0050】
これにより、冷媒が高温高圧の限界付近になると、室内機の熱交換器の一部を蒸発器とし、浴室内に温風を出さず除湿風を出し室内温度上昇を抑え、真夏の乾燥運転を可能にすることができる。
【0051】
図5では、浴室の室内機の空気吸込み側に室温センサー38を、浴室の室内機及び室外機の各熱交換器の任意の位置に温度センサー40、41を、室外機用熱交換器の空気吸込み側に温度センサー39をそれぞれ設置し、各センサーの数値に応じて、圧縮機の回転数又は循環送風機の回転数又は室外機送風機の回転数又は換気用送風機の回転数を任意に変更している。
【0052】
これにより、外気温が高い場合は、予め室内機の循環送風量を増やすか又は室外機の送風量を下げるなどして、冷媒が高温高圧になりにくくすることができる。また、室内機の温度センサーからの検出値で、圧縮機、室内送風機、室外送風機、換気送風機の回転数を調整し、システムを総合的に制御し、装置の効率を最大限に引き出すことができる。
【0053】
図10は、乾燥機43を浴室の天井部に埋め込み、乾燥機43に内蔵された乾燥用熱交換器の下流側で乾燥機外郭の側面又は上面の一部に開口を設け、該開口部と洗面室に設置した洗面室ユニット47を天井裏の連通ダクト46で接続し、乾燥機内の乾燥用熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を、洗面室ユニット47の送風機48で吸込み、洗面室へ冷風又は温風を吹出す構成を示したものである。
【0054】
かかる構成とすることで、一つの室内機ユニットで高湿度の浴室と洗面所の2つの閉じた空間を暖房、冷房、乾燥することができる安価なシステムを構築できる。
【0055】
天井裏の連通ダクト46の周囲には断熱材49を施しており、天井裏のダクト内を通る温風・冷風の熱損失を抑え、隣室の空調効果を上げている。
【0056】
洗面室ユニット47の送風機48の吹出し側には、電気ヒーター又はヒートポンプの凝縮器又は温水を通す熱交換器などの空気加熱手段50を設けている。
【0057】
浴室側の室内機の熱交換器を凝縮器として温風を発生させると、浴室の蒸気が結露せずそのまま洗面所に持ち込まれるため、洗面所の絶対湿度が上昇してしまうといった不具合が発生するおそれがあるが、本実施例では、洗面所の温風を洗面所ユニットの空気加熱手段50を用いて実現しているため、前記不具合の発生を防止することができる。
【0058】
洗面室ユニット47の送風機48の吸込み側に吸込み方向切替えダンパー51を設け、浴室側の乾燥機内の乾燥用熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を洗面室ユニットの送風機48で吸込み、洗面室へ冷風又は温風を吹出す場合と、洗面室の空気を吸込み加熱手段50で加熱して循環させる場合と切替えることを可能にしている。
【0059】
これにより、洗面所で温風循環させる場合は、ダンパーで浴室ユニットとの連通口を塞ぎ、浴室からの蒸気の吸込みを防止し、冷風の場合は、ダンパーを切り替え、浴室ユニット側と連通させるようにしている。
【0060】
浴室側の乾燥機内の乾燥用熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を洗面室ユニットの送風機48で吸込む場合に、浴室側乾燥機の循環用送風機45を低速で駆動することで更に効果を上げることができる。
【0061】
すなわち、洗面所ユニットの送風機を回して浴室ユニットで発生させた冷風又は温風を吸込むだけでは、浴室ユニットの熱交換器の全体に十分に風を通すことができないため、局所的に霜付きなどが発生するが、浴室側の送風機を低速で回すことで、霜付きなどの発生を防止して熱交換効率を上げることができる。
【0062】
図11は、洗面室ユニット52を浴室と洗面室の間の壁又は洗面室の天井に埋め込んだ場合の実施例である。
【0063】
この場合には、洗面所空間内の納まりが改善できると共に、洗面所ユニット本体へのダクト接続面が5面までとれ、ダクト接続の自由度が増す。
【0064】
図12は、装置の動作を指示できる操作用リモコン55の実施例であり、操作用リモコンは、赤外線通信式又は電波通信式又は電線を介して通信するものである。
【0065】
したがって、洗面所ユニット内に通信手段を設ければ、有線でも、赤外線でも、電波でも通信が可能となり、装置の遠隔操作が行え、使い勝手を向上することができる。
【0066】
かかるリモコン55の操作部には、浴室暖房運転スイッチ56、浴室冷房運転スイッチ57、浴室乾燥運転スイッチ58、浴室換気運転スイッチ59、洗面室暖房運転スイッチ60、洗面室冷房運転スイッチ61、洗面室除湿運転スイッチ62、ドライヤー運転スイッチ63を有している。
【0067】
これにより、洗面所側に設置したリモコンで、浴室換気運転、浴室暖房運転、浴室乾燥運転、洗面所暖房運転、洗面所除湿運転、洗面所冷房運転など、2つの空間の集中空調制御が可能となる。
【0068】
図13は、洗面室ユニット運転モードと浴室換気モードの運転制御例を示すタイミングチャートである。洗面室暖房運転時又は洗面室除湿運転時又は洗面室冷房運転時のそれぞれの運転モードに対して、始動初期時間帯に浴室換気機能を動作させる構成としている。
【0069】
これにより、始動初期時間帯では、入浴後など浴室の湿度が高い場合が多く、室内機の蒸発器に霜が付き易いが、事前に換気運転を行うことで、霜付きを回避することができる。
【0070】
図14は、実施例の透視図である。浴室の乾燥機65内のより直立に近い方の乾燥用熱交換器69の下方に結露水受け73を備えている。乾燥用熱交換器69の下方の結露水受け73には結露水排出ポンプ74を設置し、滞留水量を検知して配管を介して装置外へ結露水を排出できる構成としている。
【0071】
このように、結露水受け73を設けることで、浴室内での結露水の落下を防止している。しかも、必要な箇所にのみ結露水受け73を限定し、コンパクト化を図っている。また、浴室天井に室内機が付くため、屋外までの水路で下り勾配がとれない場合がありうるため、必要時に一時的にポンプを駆動させ、強制排水を行うようにしている。
【0072】
図15は、実施例の透視図である。浴室の乾燥機の吹出し口に風向制御手段76を設け、風向制御手段はスイング動作機能または指定の位置で停止できる機能を持っている。
【0073】
これにより、特に乾燥運転時は、浴室内に吊るした衣類にまんべんなく風を当てることで短時間乾燥が実現できるため、風向制御部をスイングさせるか、複数の位置で一時停止し間欠的に風向を変えることができれば乾燥効果を向上させることができる。
【0074】
さらに、乾燥運転時、入浴前暖房時、入浴中暖房時のそれぞれで、風向の要求が違うため、暖房モード、乾燥モード、冷風モードのそれぞれの運転モードに対して、風向制御部の停止位置を割り当てることができる機能も持たせており、これにより、運転モード毎に最適風向を設置することができるようにしている。
【0075】
また、浴室ユニットと人又は衣類の相対位置が現場により異なることが考えられるため、浴室の乾燥機に被乾燥物の存在範囲を検出する検知手段又は人の存在を検知する手段を内蔵すれば、自動的に風向制御部のスイング角度又は停止位置を最適化できる。
【0076】
図16は、圧縮機又は装置全体の電流値と圧縮機の回転数を示すタイミングチャートである。乾燥運転モード時は乾燥機内の乾燥機用熱交換器の片方又は両方をヒートポンプの凝縮器として使い、その動作と同時又は間欠で換気機能を動作させ、圧縮機又は装置全体に流れる電流値を検出し、検出値が予め設定された値を下回る場合は、圧縮機を駆動させ、循環用送風機から温風を吹出し、検出値が予め設定された値に達した場合には、圧縮機を自動的に一時停止又は圧縮機の回転数を任意に下げることができる。
【0077】
この場合には、冷媒の温度圧力状態を検知するのでなく、圧縮機の負荷状態で代用しその電流値を検出することで、温度センサー、圧力センサーを用いず、簡易的に乾燥時のヒートポンプの制御が行える。
【0078】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明では、浴室内に配設した換気用送風機を空調装置に連動連結するとともに、同空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する複数の熱交換器を接続し、これら換気用送風機と熱交換器との動作の組合せによって、換気運転、暖房運転、乾燥運転、冷房運転の各運転モードで運転可能に構成しているため、浴室の空調装置と換気用送風機を連動させることで、入浴後の浴室内蒸気の排出や、衣類乾燥時の衣類からの蒸発水分の排出が可能となり、浴室内の湿度の調整がヒートポンプ式空調機だけの構成より効率的に行うことができる。
また、浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風するようにしているため、一つの室内機ユニットで、高湿度の浴室と洗面室の2つの閉じた空間を暖房、冷房、乾燥ができる安価なシステムを構築することができる。
また、送風機に電気ヒーター又はヒートポンプの凝縮器又は温水を通す熱交換器などの空気加熱手段を設けているため、浴室の蒸気が結露せずそのまま洗面室に持ち込まれることで洗面室の絶対湿度が上昇してしまうのを防止することができる。
また、洗面室に配設した送風機の吸込み側に吸込み方向切替え機構を設け、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を洗面室の送風機で吸込み洗面室へ冷風又は温風を吹出す場合と、洗面室の空気を吸込み前記空気加熱手段で加熱して循環させる場合とに切替え可能にしているため、洗面所で温風循環させる場合は、ダンパーで浴室ユニットとの連通口を塞ぎ、浴室からの蒸気の吸込みを防止し、冷風の場合は、ダンパーを切り替え、浴室ユニット側と連通させることができる。
【0079】
請求項2記載の本発明では、浴室内に配設した換気用送風機を空調装置に連動連結するとともに、同空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する複数の熱交換器を接続し、これら換気用送風機と熱交換器との動作の組合せによって、換気運転、暖房運転、乾燥運転、冷房運転の各運転モードで運転可能に構成しているため、浴室の空調装置と換気用送風機を連動させることで、入浴後の浴室内蒸気の排出や、衣類乾燥時の衣類からの蒸発水分の排出が可能となり、浴室内の湿度の調整がヒートポンプ式空調機だけの構成より効率的に行うことができる。
また、浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風するようにしているため、一つの室内機ユニットで、高湿度の浴室と洗面室の2つの閉じた空間を暖房、冷房、乾燥ができる安価なシステムを構築することができる。
室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で吸込む場合には、室内機の循環用送風機を低速で駆動することにしているため、局所的に霜付きなどが発生するのを防止して、熱交換効率を上げることができる。
【0080】
請求項3記載の本発明では、浴室内に配設した換気用送風機を空調装置に連動連結するとともに、同空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する複数の熱交換器を接続し、これら換気用送風機と熱交換器との動作の組合せによって、換気運転、暖房運転、乾燥運転、冷房運転の各運転モードで運転可能に構成しているため、浴室の空調装置と換気用送風機を連動させることで、入浴後の浴室内蒸気の排出や、衣類乾燥時の衣類からの蒸発水分の排出が可能となり、浴室内の湿度の調整がヒートポンプ式空調機だけの構成より効率的に行うことができる。
また、浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風するようにしているため、一つの室内機ユニットで、高湿度の浴室と洗面室の2つの閉じた空間を暖房、冷房、乾燥ができる安価なシステムを構築することができる。
また、室内機や送風機を遠隔操作手段で操作できるべく構成しているため、使い勝手を向上させることができる。
また、遠隔操作部は、浴室換気運転スイッチ、浴室暖房運転スイッチ、浴室乾燥運転スイッチ、洗面室暖房運転スイッチ、洗面室除湿運転スイッチ、洗面室冷房運転スイッチを有することにしているため、洗面所側に設置したリモコンで、浴室換気運転、浴室暖房運転、浴室乾燥運転、洗面所暖房運転、洗面所除湿運転、洗面所冷房運転など、2つの空間の集中空調制御が可能となる。
また、洗面室暖房運転時又は洗面室除湿運転時又は洗面室冷房運転時のそれぞれの運転モードに対して、始動開始時に浴室換気機能を動作させることにしているため、霜付きを回避することができる。
【0081】
発明では、乾燥運転モード時に室外機の圧縮機の冷媒の温度又は圧力が予め設定された値に達した場合は、室外機の冷却用送風機の風量を任意に低下させるようにしているため、冷媒が高温高圧の限界付近になると、徐々に室外機の送風量を減らし蒸発器に与える熱を抑えていき、室内機の循環風量を大きく変更させること無く、ヒートポンプの運転を継続することができる。
【0082】
発明では、乾燥運転モード時に室外機の圧縮機の冷媒の温度又は圧力が予め設定された値に達した場合は、室外機の圧縮機の近傍に配設した圧縮機冷却用ファンを回転させて圧縮機を冷却するようにしているため、ヒートポンプの冷媒が高温高圧になって圧縮機がロックしてしまう前に、圧縮機を強制冷却して、ロック防止を図ることができる。
【0083】
発明では、乾燥運転モード時に室外機の圧縮機の冷媒の温度又は圧力が予め設定された値に達した場合は、循環用送風機に接続した熱交換器の一部を凝縮器として機能させ、他の一部を蒸発器として機能させ、これら凝縮器と蒸発器との間に介設した冷媒を膨張させるためのキャピラリーチューブを通して冷媒を循環させているため、冷媒が高温高圧の限界付近になると、室内機の熱交換器の一部を蒸発器とし、浴室内に温風を出さず除湿風を出し室内温度上昇を抑え、真夏等の高温時でも乾燥運転を行うことができる。
【0084】
発明では、室内機に室温センサーを配設し、室内機及び室外機の各熱交換器に温度センサーを配設し、室外機に外気温センサーを配設し、各センサーで検出した温度に応じて、圧縮機の回転数又は循環用送風機の回転数又は冷却用送風機の回転数又は換気用送風機の回転数を変更するようにしているため、外気温が高い場合は、予め室内機の循環送風量を増やすか又は室外機の送風量を下げるなどして、冷媒が高温高圧になりにくくすることができ、また、室内機の温度センサーからの検出値で、圧縮機、室内送風機、室外送風機、換気送風機の回転数を調整し、システムを総合的に制御し、装置の効率を最大限に引き出すことができる。
【0086】
発明では、前記ダクトの周囲に断熱材を施しているため、ダクト内を通る温風や冷風の熱損失を抑え、空調効果を上げることができる。
【0090】
発明では、送風機を浴室と洗面室の間の壁又は洗面室の天井に埋め込むことにしているため、洗面所空間内の納まりが改善できると共に、洗面所ユニット本体へのダクト接続面が5面までとれ、ダクト接続の自由度を増大させることができる。
【0094】
発明では、浴室の室内機内の蒸発器の下方に結露水受け部を設けているため、浴室内での結露水の落下を防止することができる。
【0095】
発明では、直立に近い方の熱交換器を蒸発器として用い、その下方部に結露水受け部を設けているため、必要な箇所に結露水受けを限定し、コンパクト化を図ることができる。
【0096】
発明では、蒸発器の下方の結露水受け部へポンプを設置し、滞留水量を検知して配管を介して装置外へ結露水を排出できるべく構成しているため、必要時に一時的にポンプを駆動させて、強制排水を行うことができる。
【0097】
発明では、浴室の室内機の吹出し口に風向制御手段を設け、風向制御部はスイング動作機能又は指定の位置で停止できる機能を持たせているため、特に乾燥運転時は、浴室内に吊るした衣類にまんべんなく風を当てることで短時間乾燥が実現できる。
【0098】
発明では、暖房モード、乾燥モード、冷風モードのそれぞれの運転モードに対して、風向制御部の停止位置を割り当てることにしているため、運転モード毎に最適風向を設置することができる。
【0099】
発明では、浴室の室内機に被乾燥物の存在範囲を検出する検知手段又は人の存在を検知する手段を持ち、自動的に風向制御部のスイング角度又は停止位置を変更することにしているため、各運転モード毎にその時の人の位置や衣類の位置を検出して最適な風向に調整することができる。
【0100】
発明では、乾燥運転モード時に、室内機内の熱交換器の一部又は全部をヒートポンプの凝縮器として使い、その動作と同時又は間欠で換気機能を動作させ、圧縮機又は装置全体に流れる電流値を検出し、検出値が予め設定された値を下回る場合は、圧縮機を駆動させ、循環用送風機から温風を吹出し、検出値が予め設定された値に達した場合には、圧縮機を自動的に一時停止又は圧縮機の回転数を任意に下げることにしているため、冷媒の温度圧力状態を検知するのでなく、圧縮機の負荷状態で代用しその電流値を検出して、温度センサー、圧力センサーを用いずに、簡易的に乾燥時のヒートポンプの制御を行うことができる。
【0101】
発明では、冷媒を二酸化炭素としているため、フロン系の冷媒と比較して凝縮器の温度を高くすることができ、乾燥効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の浴室乾燥装置を示す説明図。
【図2】従来の乾燥用熱交換器及び換気ファンを具備した乾燥ユニットを示す説明図。
【図3】本発明に係る浴室乾燥装置の冷媒回路図。
【図4】操作リモコンを示す説明図。
【図5】浴室乾燥装置を示す構成図。
【図6】冷媒温度又は圧力と圧縮機回転数の運転制御例を示すタイミングチャート。
【図7】冷媒温度又は圧力と室内機循環風量の運転制御例を示すタイミングチャート。
【図8】冷媒温度又は圧力と室外機送風量の運転制御例を示すタイミングチャート。
【図9】他実施例としての冷媒回路図。
【図10】他実施例としての浴室乾燥装置を示す構成図。
【図11】同斜視図。
【図12】操作リモコンを示す説明図。
【図13】洗面室ユニット運転モードと浴室換気モードの運転制御例を示すタイミングチャート。
【図14】乾燥機を示す透視図。
【図15】同断面図。
【図16】圧縮機又は装置全体の電流値と圧縮機の回転数を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 乾燥ユニット
2 換気用送風機
3 室内空調機
4 室外機
5 乾燥運転操作リモコン
6 循環用送風機
7 乾燥用熱交換器
8 換気用送風機
9 温度センサー
10 湿度センサー
11 乾燥ユニット
12 循環用送風機
13 乾燥用熱交換器
14 乾燥用熱交換器
15 再加熱弁
16 キャピラリチューブ
17 換気用送風機
18 圧縮機
19 四方弁
20 冷却用送風機
21 室外機熱交換器
22 バイパス弁
23 キャピラリチューブ
24 浴室乾燥機用リモコン
25 換気運転モードスイッチ
26 暖房運転モードスイッチ
27 乾燥運転モードスイッチ
28 冷房運転モードスイッチ
29 乾燥機
30 循環用送風機
31 乾燥用熱交換器
32 乾燥用熱交換器
33 換気用送風機
34 室外機熱交換器
35 圧縮機
36 温度センサー又は圧力センサー
37 圧縮機用冷却ファン
38 室温センサー
39 室外機熱交換器用温度センサー
40 熱交換器用温度センサー
41 熱交換器用温度センサー
43 乾燥機
44 換気用送風機
45 循環用送風機
46 連通ダクト
47 洗面室ユニット
48 洗面室ユニット用送風機
49 断熱材
50 空気加熱手段
51 切替えダンパー
52 埋込型洗面室ユニット
53 乾燥機
54 室外機
55 操作用リモコン
56 浴室暖房運転スイッチ
57 浴室冷房運転スイッチ
58 浴室乾燥運転スイッチ
59 浴室換気運転スイッチ
60 洗面室暖房運転スイッチ
61 洗面室冷房運転スイッチ
62 洗面室除湿運転スイッチ
63 ドライヤー運転スイッチ
65 乾燥機
66 換気用ダクト
67 制御基板
68 循環用送風機
69 乾燥用熱交換器
70 乾燥用熱交換器
71 吹出口
72 吸込口
73 結露水受け
74 結露水排出ポンプ
75 乾燥機
76 風向制御手段

Claims (3)

  1. 浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、冷媒を通す熱交換器とを備えた室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機及び冷媒を通す熱交換器及び冷却用送風機を備えた室外機とで構成するヒートポンプ式の空調装置を具備するとともに、同空調装置に浴室内に配設した換気用送風機を連動連結してなる浴室乾燥装置において、
    空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する複数の熱交換器を接続し
    浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風し、
    前記送風機に電気ヒーター又はヒートポンプの凝縮器又は温水を通す熱交換器などの空気加熱手段を設け、
    前記洗面室に配設した送風機の吸込み側に吸込み方向切替え機構を設け、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を洗面室の送風機で吸込み洗面室へ冷風又は温風を吹出す場合と、洗面室の空気を吸込み前記空気加熱手段で加熱して循環させる場合とに切替え可能にしたことを特徴とする浴室乾燥装置。
  2. 浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、冷媒を通す熱交換器とを備えた室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機及び冷媒を通す熱交換器及び冷却用送風機を備えた室外機とで構成するヒートポンプ式の空調装置を具備するとともに、同空調装置に浴室内に配設した換気用送風機を連動連結してなる浴室乾燥装置において、
    空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する複数の熱交換器を接続し、
    浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風し、
    前記室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で吸込む場合には、室内機の循環用送風機を低速で駆動することを特徴とする浴室乾燥装置。
  3. 浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、冷媒を通す熱交換器とを備えた室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機及び冷媒を通す熱交換器及び冷却用送風機を備えた室外機とで構成するヒートポンプ式の空調装置を具備するとともに、同空調装置に浴室内に配設した換気用送風機を連動連結してなる浴室乾燥装置において、
    空調装置の循環用送風機にヒートポンプの凝縮器又は蒸発器として機能する複数の熱交換器を接続し、
    浴室か洗面室のどちらか一方の室の天井部に室内機を埋め込むとともに、他方の室に送風機を配設し、室内機に内蔵された熱交換器の下流側であって室内機の側面又は上面の一部に開口部を設け、同開口部と前記送風機とをダクトで連通連結し、室内機内の熱交換器で冷やされた又は暖められた空気を送風機で送風し、
    室内機や送風機を遠隔操作手段で操作できるべく構成し、
    遠隔操作部は、浴室換気運転スイッチ、浴室暖房運転スイッチ、浴室乾燥運転スイッチ、洗面室暖房運転スイッチ、洗面室除湿運転スイッチ、洗面室冷房運転スイッチを有し、
    洗面室暖房運転時又は洗面室除湿運転時又は洗面室冷房運転時のそれぞれの運転モードに対して、始動開始時に浴室換気機能を動作させることを特徴とする浴室乾燥装置。
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