JPH10122596A - 外気導入型空気調和装置 - Google Patents
外気導入型空気調和装置Info
- Publication number
- JPH10122596A JPH10122596A JP8299533A JP29953396A JPH10122596A JP H10122596 A JPH10122596 A JP H10122596A JP 8299533 A JP8299533 A JP 8299533A JP 29953396 A JP29953396 A JP 29953396A JP H10122596 A JPH10122596 A JP H10122596A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- side heat
- air
- preheater
- fresh
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房時にも適用が可能な「オールフレッシュ
形」のいわゆる外気導入形空気調和装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱
交換器、減圧装置、および凝縮器として動作する利用側
熱交換器７を備え、この利用側熱交換器７には吸込み空
気として外気Ｗのみを導入する外気導入形空気調和装置
である。前記利用側熱交換器７の吸込み空気入口側には
導入外気加熱用のプレヒータ２０を設けたものである。
形」のいわゆる外気導入形空気調和装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱
交換器、減圧装置、および凝縮器として動作する利用側
熱交換器７を備え、この利用側熱交換器７には吸込み空
気として外気Ｗのみを導入する外気導入形空気調和装置
である。前記利用側熱交換器７の吸込み空気入口側には
導入外気加熱用のプレヒータ２０を設けたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁を貫通し
て外気を導入し、この外気を利用側熱交換器に通して暖
めて建物の内部に循環させる外気導入型空気調和装置に
関する。
て外気を導入し、この外気を利用側熱交換器に通して暖
めて建物の内部に循環させる外気導入型空気調和装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、圧縮機、熱源側熱交換器、減圧
装置、および利用側熱交換器を備え、この利用側熱交換
器には吸込み空気として外気のみを導入する外気導入型
（「オールフレッシュ形」）の空気調和装置は知られて
いる。この種のものでは、常に室内に新鮮空気が導入さ
れるので、換気が万全であるという利点が得られる。
装置、および利用側熱交換器を備え、この利用側熱交換
器には吸込み空気として外気のみを導入する外気導入型
（「オールフレッシュ形」）の空気調和装置は知られて
いる。この種のものでは、常に室内に新鮮空気が導入さ
れるので、換気が万全であるという利点が得られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「オー
ルフレッシュ形」であるため、外気温度が著しく低下す
る冬期などの暖房時には、空気調和装置に能力不足が生
じるとともに、利用側熱交換器を通る冷媒の圧力が下が
るので、暖房用の冷凍サイクルが安定しなくなるなどの
問題がある。そのために、従来では、オールフレッシュ
形の空気調和装置は、冷房専用機に適用されている。
ルフレッシュ形」であるため、外気温度が著しく低下す
る冬期などの暖房時には、空気調和装置に能力不足が生
じるとともに、利用側熱交換器を通る冷媒の圧力が下が
るので、暖房用の冷凍サイクルが安定しなくなるなどの
問題がある。そのために、従来では、オールフレッシュ
形の空気調和装置は、冷房専用機に適用されている。
【０００４】本発明の目的は、いわゆる暖房時にも適用
が可能な、オールフレッシュ形の外気導入型空気調和装
置を提供することにある。
が可能な、オールフレッシュ形の外気導入型空気調和装
置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱交換器、減
圧装置、および凝縮器として動作する利用側熱交換器を
備え、この利用側熱交換器には吸込み空気として外気の
みを導入する外気導入型空気調和装置において、前記利
用側熱交換器の吸込み空気入口側には導入される外気を
加熱するプレヒータを設けたものである。
は、圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱交換器、減
圧装置、および凝縮器として動作する利用側熱交換器を
備え、この利用側熱交換器には吸込み空気として外気の
みを導入する外気導入型空気調和装置において、前記利
用側熱交換器の吸込み空気入口側には導入される外気を
加熱するプレヒータを設けたものである。
【０００６】請求項２に記載の発明は、圧縮機、蒸発器
として動作する熱源側熱交換器、減圧装置、および凝縮
器として動作する利用側熱交換器を備え、この利用側熱
交換器には吸込み空気として外気のみを導入する外気導
入型空気調和装置において、前記利用側熱交換器の吸込
み空気入口側には外気の温度を常温近くにまで昇温可能
なプレヒータを設けたものである。
として動作する熱源側熱交換器、減圧装置、および凝縮
器として動作する利用側熱交換器を備え、この利用側熱
交換器には吸込み空気として外気のみを導入する外気導
入型空気調和装置において、前記利用側熱交換器の吸込
み空気入口側には外気の温度を常温近くにまで昇温可能
なプレヒータを設けたものである。
【０００７】請求項３に記載の発明は、圧縮機、蒸発器
として動作する熱源側熱交換器、減圧装置、および凝縮
器として動作する利用側熱交換器を備え、この利用側熱
交換器には吸込み空気として外気のみを導入する外気導
入型空気調和装置において、前記利用側熱交換器の吸込
み空気入口側には温水ヒータ又は電気ヒータからなるプ
レヒータを設けたものである。
として動作する熱源側熱交換器、減圧装置、および凝縮
器として動作する利用側熱交換器を備え、この利用側熱
交換器には吸込み空気として外気のみを導入する外気導
入型空気調和装置において、前記利用側熱交換器の吸込
み空気入口側には温水ヒータ又は電気ヒータからなるプ
レヒータを設けたものである。
【０００８】これらの発明によれば、暖房時における利
用側熱交換器に到達する外気は、プレヒータにより予め
加熱されるので、利用側熱交換器を通った空気は高温に
なって室内に吹き出されるので、室内は効率よく暖房さ
れる。またプレヒータで予め昇温された空気が利用側熱
交換器に吸い込まれるので、熱交換器内の冷媒の高圧圧
力は高めに維持され、これにより暖房用の冷凍サイクル
の圧力バランスが安定的に維持される。除霜運転時に
は、冷凍サイクルは冷房に切換わるため、吹出し空気温
度が低下するが、この時にはプレヒータをオンにし、吹
出し空気温度の低下を防止するとともに、利用側熱交換
器の冷媒加熱を行ない、熱源側熱交換器の除霜時間を短
縮することができる。
用側熱交換器に到達する外気は、プレヒータにより予め
加熱されるので、利用側熱交換器を通った空気は高温に
なって室内に吹き出されるので、室内は効率よく暖房さ
れる。またプレヒータで予め昇温された空気が利用側熱
交換器に吸い込まれるので、熱交換器内の冷媒の高圧圧
力は高めに維持され、これにより暖房用の冷凍サイクル
の圧力バランスが安定的に維持される。除霜運転時に
は、冷凍サイクルは冷房に切換わるため、吹出し空気温
度が低下するが、この時にはプレヒータをオンにし、吹
出し空気温度の低下を防止するとともに、利用側熱交換
器の冷媒加熱を行ない、熱源側熱交換器の除霜時間を短
縮することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１０】図１は本発明の空気調和装置を示してい
る。この空気調和装置は外気Ｗのみを導入（「オールフ
レッシュ」）して建物Ｂの室内３を空調する。空気調和
装置は室内機１０と室外機１１とからなり、この室内機
１０は室内１２に配置され、室外機１１は室外１３に配
置されている。
る。この空気調和装置は外気Ｗのみを導入（「オールフ
レッシュ」）して建物Ｂの室内３を空調する。空気調和
装置は室内機１０と室外機１１とからなり、この室内機
１０は室内１２に配置され、室外機１１は室外１３に配
置されている。
【００１１】この室内機１０のダクトフランジ１５の背
面吸込口１６は、建物Ｂの壁１４の通気口１７に接続さ
れ、図１及び図２に示すように、外気Ｗは通気口１７と
背面吸込口１６を通って室内機１０の内部１９に導入さ
れる。なお、背面吸込口１６と通気口１７とを吸入ダク
トで接続してもよい。また、吹出口に吹出ダクトを接続
し、各空調空間に吹出し空気を導くようにしてもよい。
面吸込口１６は、建物Ｂの壁１４の通気口１７に接続さ
れ、図１及び図２に示すように、外気Ｗは通気口１７と
背面吸込口１６を通って室内機１０の内部１９に導入さ
れる。なお、背面吸込口１６と通気口１７とを吸入ダク
トで接続してもよい。また、吹出口に吹出ダクトを接続
し、各空調空間に吹出し空気を導くようにしてもよい。
【００１２】この実施の形態に係る冷凍サイクルを図３
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１３】図３において、１は圧縮機を示す。この圧
縮機１は、図示を省略したモータ部と、このモータ部に
より駆動される圧縮部とを備えている。圧縮機１の吐出
側には、冷媒の高圧圧力を検出する圧力センサ２が設け
られている。２ａはマフラー、３は冷房／暖房運転時の
冷媒の流れを切り替えるための四方弁である。４は熱源
側熱交換器、５は減圧装置である電動膨張弁、６はスク
リーンフィルタ、７は利用側熱交換器、９はアキュムレ
ータである。
縮機１は、図示を省略したモータ部と、このモータ部に
より駆動される圧縮部とを備えている。圧縮機１の吐出
側には、冷媒の高圧圧力を検出する圧力センサ２が設け
られている。２ａはマフラー、３は冷房／暖房運転時の
冷媒の流れを切り替えるための四方弁である。４は熱源
側熱交換器、５は減圧装置である電動膨張弁、６はスク
リーンフィルタ、７は利用側熱交換器、９はアキュムレ
ータである。
【００１４】この実施の形態では、利用側熱交換器７の
吸込み空気入口側には外気の温度を常温近くにまで昇温
可能なプレヒータ２０が設けられる。
吸込み空気入口側には外気の温度を常温近くにまで昇温
可能なプレヒータ２０が設けられる。
【００１５】このプレヒータ２０は、図２に示すよう
に、通気口１７と背面吸込口１６を通って、室内機１０
の内部１９に導入される外気Ｗを、予め加熱して利用側
熱交換器７の吸い込み空気の温度を、常温にまで、具体
的には１５〜２０°Ｃ近傍にまで上げる能力を有し、例
えば温水ヒータ（蒸気ヒータ）や電気ヒータなどが採用
される。ここではプレヒータ２０は電気ヒータであり、
このプレヒータ２０は、図３に示すように、制御装置１
００につながれる。
に、通気口１７と背面吸込口１６を通って、室内機１０
の内部１９に導入される外気Ｗを、予め加熱して利用側
熱交換器７の吸い込み空気の温度を、常温にまで、具体
的には１５〜２０°Ｃ近傍にまで上げる能力を有し、例
えば温水ヒータ（蒸気ヒータ）や電気ヒータなどが採用
される。ここではプレヒータ２０は電気ヒータであり、
このプレヒータ２０は、図３に示すように、制御装置１
００につながれる。
【００１６】このような冷凍サイクルにおいては、圧縮
機１から吐き出される冷媒は、四方弁３の切り替わり位
置に応じて、実線の矢印（冷房、又は除霜運転時）、点
線の矢印（暖房運転時）のように冷媒の流れる方向が決
定される。
機１から吐き出される冷媒は、四方弁３の切り替わり位
置に応じて、実線の矢印（冷房、又は除霜運転時）、点
線の矢印（暖房運転時）のように冷媒の流れる方向が決
定される。
【００１７】冷房運転時には、制御装置１００を介し
て、電動膨張弁５が閉じられ、電動膨張弁２５が開かれ
る。圧縮機１から吐き出される冷媒は、圧縮機１、マフ
ラー２ａ、四方弁３、熱源側熱交換器４、逆止弁２７、
スクリーンフィルタ２６、電動膨張弁２５、利用側熱交
換器７、四方弁３、アキュムレータ９、圧縮機１の順に
循環し、熱源側熱交換器４は凝縮器として、利用側熱交
換器７は蒸発器として機能し、利用側熱交換器７による
冷房運転が行われる。
て、電動膨張弁５が閉じられ、電動膨張弁２５が開かれ
る。圧縮機１から吐き出される冷媒は、圧縮機１、マフ
ラー２ａ、四方弁３、熱源側熱交換器４、逆止弁２７、
スクリーンフィルタ２６、電動膨張弁２５、利用側熱交
換器７、四方弁３、アキュムレータ９、圧縮機１の順に
循環し、熱源側熱交換器４は凝縮器として、利用側熱交
換器７は蒸発器として機能し、利用側熱交換器７による
冷房運転が行われる。
【００１８】暖房運転時には、制御装置１００を介し
て、電動膨張弁５が開かれ、電動膨張弁２５が閉じられ
る。圧縮機１から吐き出される冷媒は、圧縮機１、マフ
ラー２ａ、四方弁３、利用側熱交換器７、逆止弁２８、
スクリーンフィルタ６、電動膨張弁５、熱源側熱交換器
４、四方弁３、アキュムレータ９、圧縮機１の順に循環
して、熱源側熱交換器４が蒸発器として、利用側熱交換
器７が凝縮器として機能し、利用側熱交換器７による暖
房運転が行われる。
て、電動膨張弁５が開かれ、電動膨張弁２５が閉じられ
る。圧縮機１から吐き出される冷媒は、圧縮機１、マフ
ラー２ａ、四方弁３、利用側熱交換器７、逆止弁２８、
スクリーンフィルタ６、電動膨張弁５、熱源側熱交換器
４、四方弁３、アキュムレータ９、圧縮機１の順に循環
して、熱源側熱交換器４が蒸発器として、利用側熱交換
器７が凝縮器として機能し、利用側熱交換器７による暖
房運転が行われる。
【００１９】除霜運転時には冷房運転時のように冷媒が
循環する。
循環する。
【００２０】次に、上記空気調和装置の作用を説明す
る。
る。
【００２１】この実施の形態による空気調和装置は、オ
ールフレッシュ型である。特に、暖房運転時において効
果を発揮する。
ールフレッシュ型である。特に、暖房運転時において効
果を発揮する。
【００２２】この暖房運転時には、前述したように熱源
側熱交換器４が蒸発器として、利用側熱交換器７が凝縮
器として機能する。この際には、図１に示す外気温度セ
ンサＴＳが、外気温度を検出して、外気温度が所定温度
まで下がっている場合には、制御装置１００はプレヒー
タ２０の電源をオンする。
側熱交換器４が蒸発器として、利用側熱交換器７が凝縮
器として機能する。この際には、図１に示す外気温度セ
ンサＴＳが、外気温度を検出して、外気温度が所定温度
まで下がっている場合には、制御装置１００はプレヒー
タ２０の電源をオンする。
【００２３】この場合、送風機２１の作動により、外気
Ｗが通気口１７と背面吸込口１６を通って、図２に示す
ように、室内機１０の内部１９に導入される。これによ
れば、外気Ｗはプレヒータ２０を通ることにより、予め
１５〜２０°Ｃにまで加熱されて利用側熱交換器７に吸
い込まれる。この実施の形態によれば、プレヒータ２０
で１５°Ｃ乃至２０°Ｃまで上昇された空気が、利用側
熱交換器７でさらに加熱されるので、利用側熱交換器７
の吹出し空気温度は、例えば４０°Ｃ近傍になり、図１
に示すように、室内１２に吹き出される。
Ｗが通気口１７と背面吸込口１６を通って、図２に示す
ように、室内機１０の内部１９に導入される。これによ
れば、外気Ｗはプレヒータ２０を通ることにより、予め
１５〜２０°Ｃにまで加熱されて利用側熱交換器７に吸
い込まれる。この実施の形態によれば、プレヒータ２０
で１５°Ｃ乃至２０°Ｃまで上昇された空気が、利用側
熱交換器７でさらに加熱されるので、利用側熱交換器７
の吹出し空気温度は、例えば４０°Ｃ近傍になり、図１
に示すように、室内１２に吹き出される。
【００２４】従来であれば、「オールフレッシュ型」を
暖房時に適用することはできなかったが、この実施形態
では、プレヒータ２０を設けることにより、「オールフ
レッシュ型」の暖房が可能になるという利点が得られ
る。
暖房時に適用することはできなかったが、この実施形態
では、プレヒータ２０を設けることにより、「オールフ
レッシュ型」の暖房が可能になるという利点が得られ
る。
【００２５】また、プレヒータ２０で１５〜２０°Ｃま
で昇温された空気が、利用側熱交換器７を加熱するの
で、冷媒の高圧圧力が高めに維持されて、暖房用の冷凍
サイクルの安定性が向上する。さらには、除霜運転時に
は、冷凍サイクルは冷房に切換わるため、吹出し空気温
度が低下するが、この時にはプレヒータをオンにし、吹
出し空気温度の低下を防止するとともに、利用側熱交換
器７の冷媒加熱を行ない、熱源側熱交換器４の除霜時間
を短縮することができる。
で昇温された空気が、利用側熱交換器７を加熱するの
で、冷媒の高圧圧力が高めに維持されて、暖房用の冷凍
サイクルの安定性が向上する。さらには、除霜運転時に
は、冷凍サイクルは冷房に切換わるため、吹出し空気温
度が低下するが、この時にはプレヒータをオンにし、吹
出し空気温度の低下を防止するとともに、利用側熱交換
器７の冷媒加熱を行ない、熱源側熱交換器４の除霜時間
を短縮することができる。
【００２６】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
種々変形実施が可能である。
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
種々変形実施が可能である。
【００２７】
【発明の効果】これらの発明によれば、暖房時、利用側
熱交換器に到達する外気は、プレヒータにより予め加熱
されるので、利用側熱交換器を通った空気は高温になっ
て室内に吹き出されるので、室内は効率よく暖房され
る。またプレヒータで予め昇温された空気が利用側熱交
換器に吸い込まれるので、熱交換器内の冷媒の高圧圧力
は高めに維持され、これにより暖房用の冷凍サイクルの
動作の安定性は向上する。即ち、「オールフレッシュ
型」の暖房運転が可能になる。除霜運転時には冷房運転
時と同様に冷媒が循環するが、この時にはプレヒータを
オンすることにより、利用側熱交換器に吸い込まれる空
気が加熱されるので、この熱により、蒸発器である利用
側熱交換器における除霜が効率的に行なわれる。
熱交換器に到達する外気は、プレヒータにより予め加熱
されるので、利用側熱交換器を通った空気は高温になっ
て室内に吹き出されるので、室内は効率よく暖房され
る。またプレヒータで予め昇温された空気が利用側熱交
換器に吸い込まれるので、熱交換器内の冷媒の高圧圧力
は高めに維持され、これにより暖房用の冷凍サイクルの
動作の安定性は向上する。即ち、「オールフレッシュ
型」の暖房運転が可能になる。除霜運転時には冷房運転
時と同様に冷媒が循環するが、この時にはプレヒータを
オンすることにより、利用側熱交換器に吸い込まれる空
気が加熱されるので、この熱により、蒸発器である利用
側熱交換器における除霜が効率的に行なわれる。
【図１】建物に設けられた本発明の空気調和装置を示す
図である。
図である。
【図２】本発明の空気調和装置の室内機内のヒータ、熱
交換器、送風機の配置を示す図である。
交換器、送風機の配置を示す図である。
【図３】ヒータ、熱交換器を含む冷凍サイクルの例を示
す図である。
す図である。
Ｂ 建物 Ｗ 外気 １ 圧縮機 ４ 熱源側熱交換器 ５ 減圧装置 ７ 利用側熱交換器 １２ 建物の内部 １４ 壁 ２０ プレヒータ
Claims (3)
- 【請求項１】 圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱
交換器、減圧装置、および凝縮器として動作する利用側
熱交換器を備え、この利用側熱交換器には吸込み空気と
して外気のみを導入する外気導入型空気調和装置におい
て、 前記利用側熱交換器の吸込み空気入口側には導入される
外気を加熱するプレヒータを設けたことを特徴とする外
気導入型空気調和装置。 - 【請求項２】 圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱
交換器、減圧装置、および凝縮器として動作する利用側
熱交換器を備え、この利用側熱交換器には吸込み空気と
して外気のみを導入する外気導入型空気調和装置におい
て、 前記利用側熱交換器の吸込み空気入口側には外気の温度
を常温近くにまで昇温可能なプレヒータを設けたことを
特徴とする外気導入型空気調和装置。 - 【請求項３】 圧縮機、蒸発器として動作する熱源側熱
交換器、減圧装置、および凝縮器として動作する利用側
熱交換器を備え、この利用側熱交換器には吸込み空気と
して外気のみを導入する外気導入型空気調和装置におい
て、 前記利用側熱交換器の吸込み空気入口側には温水ヒータ
又は電気ヒータからなるプレヒータを設けたことを特徴
とする外気導入型空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8299533A JPH10122596A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 外気導入型空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8299533A JPH10122596A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 外気導入型空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10122596A true JPH10122596A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17873843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8299533A Pending JPH10122596A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 外気導入型空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10122596A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010029724A1 (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-18 | ダイキン工業株式会社 | 調湿装置 |
| CN113864876A (zh) * | 2021-10-09 | 2021-12-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及空调控制方法 |
| CN114234290A (zh) * | 2020-09-09 | 2022-03-25 | 广东美的制冷设备有限公司 | 落地式空调室内机及其控制方法、空调器 |
| WO2022165999A1 (zh) * | 2021-02-08 | 2022-08-11 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气调节装置 |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP8299533A patent/JPH10122596A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010029724A1 (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-18 | ダイキン工業株式会社 | 調湿装置 |
| JP2010065927A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Daikin Ind Ltd | 調湿装置 |
| JP4466774B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2010-05-26 | ダイキン工業株式会社 | 調湿装置 |
| AU2009290256B2 (en) * | 2008-09-10 | 2013-06-20 | Daikin Industries, Ltd. | Humidity control apparatus |
| CN114234290A (zh) * | 2020-09-09 | 2022-03-25 | 广东美的制冷设备有限公司 | 落地式空调室内机及其控制方法、空调器 |
| WO2022165999A1 (zh) * | 2021-02-08 | 2022-08-11 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气调节装置 |
| CN113864876A (zh) * | 2021-10-09 | 2021-12-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及空调控制方法 |
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