JP4592431B2 - タイヤ性能予測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤを複数要素でモデル化したタイヤモデルを、路面を複数要素でモデル化した路面モデルに接触させて転動させることにより、タイヤの性能を予測するタイヤ性能予測装置及びシミュレーション方法に関する。
近年では、タイヤを複数要素でモデル化したタイヤモデルを、路面を複数要素でモデル化した路面モデルに接触させて転動させることにより、タイヤの性能を予測するタイヤ性能予測装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この場合には、タイヤ性能予測装置は、タイヤモデルのみならずに、タイヤモデルと路面モデルとの間で生じる物理的な影響も含めてタイヤの性能を予測するため、高精度にタイヤの性能を予測することができる。
ここで、ハイドロプレーニング現象、駆動時・制動時におけるタイヤの変位、又はタイヤの摩耗等のタイヤの性能は、タイヤとそれに接触している路面との関係により決定されるため、タイヤ性能予測装置は、タイヤモデルに加えて路面モデルも用いることにより実際のタイヤの挙動により近い予測をすることができる。
特開2004−20229
しかしながら、タイヤモデルを構成する各要素が路面モデルを構成する各要素よりも小さければ、タイヤモデルは路面モデルよりも細かに変形可能となり、実際のタイヤと略等価な状態となるため、タイヤ性能予測装置は、その細かに変形可能なタイヤモデルに加えて路面モデルも用いることによりタイヤの性能を高精度に予測することができるが、タイヤモデル及び路面モデルを構成する各要素の数が膨大な量となり、タイヤの予測結果を出力するまでには相当の時間を要していた。
一方、タイヤモデルのうち路面モデルと密接に関係する個所は、トレッド部に対応するトレッドモデルであるため、タイヤ性能予測装置は、タイヤモデル全体ではなく、その一部であるトレッドモデルを用いることにより、トレッドモデルと路面モデルとの要素数をタイヤモデル全体と路面モデルとの要素数よりも少なくすることができ、トレッド部の予測結果を短時間で出力することができる。また、タイヤ性能予測装置は、路面モデルの各要素よりも小さい各要素によりトレッドモデルを構成しても、トレッドモデルの要素数をタイヤモデル全体の要素数よりも少なく抑えることが可能であるため、トレッド部の性能を高精度に予測することができるように見える。
ところが、タイヤ性能予測装置は、トレッドモデル及び路面モデルだけでは、タイヤモデル全体の変形によるトレッドモデルの変形を考慮できなくなり、タイヤの性能を高精度に予測することができない。すなわち、トレッドモデルとタイヤモデル全体との間の物理的な相互干渉が考慮されないため、タイヤの性能が高精度に予測されないこととなる。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、タイヤの性能を高精度に予測するとともに、その予測時間を短くすることのできるタイヤ性能予測装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、複数要素でタイヤをモデル化したタイヤモデル及びタイヤモデルを構成する要素よりも小さい複数要素でトレッド部をモデル化したトレッドモデルを設定するタイヤモデル設定手段と、複数要素で路面をモデル化した路面モデルを設定する路面モデル設定手段と、タイヤモデル設定手段により設定されたタイヤモデルを、予め設定された境界条件の下で路面モデル設定手段により設定された路面モデル上で転動させることにより、タイヤの性能を予測(以下ではグローバル予測解析と称する)する性能予測手段と、性能予測手段による予測結果により、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうち、路面モデルと接する側の上面と向い合う下面の物理量に関する情報を取得する情報取得手段とが備えられており、性能予測手段は、情報取得手段により取得された情報を含む境界条件の下で、タイヤモデル設定手段により設定されたトレッドモデルを、路面モデル設定手段により設定された路面モデル上で転動させることにより、タイヤの性能を予測(以下ではローカル予測解析と称する)することを特徴とする。
このような本発明によれば、グローバル予測解析においてはトレッドモデルの要素よりも大きい要素を備えているタイヤモデルが用いられることにより、タイヤモデル全体の要素数が膨大な量とならないため、グローバル予測解析を行う時間が低減される。また、ローカル予測解析においてもタイヤモデル全体ではなく、そのタイヤモデル全体のうちの一部分であるトレッドモデルが用いられるため、全体の要素数が膨大な量とならず、ローカル予測解析を行う時間も低減される。さらに、タイヤモデルの各要素よりも小さい各要素によりトレッドモデルが構成されるため、タイヤの性能を高精度に予測することができる。さらに、グローバル予測解析においてタイヤモデル全体を構成する各要素のうちのトレッド部に対応する各要素の上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においてはトレッドモデルとタイヤモデル全体との間の相互干渉が考慮された状態となるため、タイヤの性能をさらに高精度に解析することができる。
上記発明においては、路面モデル設定手段により設定された路面モデル上に、複数要素で水膜をモデル化した流体モデルを設定する流体モデル設定手段が備えられており、性能予測手段は、情報取得手段により取得された情報を含む境界条件の下で、タイヤモデル設定手段により設定されたトレッドモデルを、流体モデル設定手段により設定された流体モデル上で転動させることにより、トレッド部の排水性能を予測してもよい。この場合には、グローバル予測解析において上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においては流体モデル上で転動しているトレッドモデルとタイヤモデル全体との間の相互干渉が考慮された状態となり、且つトレッドモデルの下面に存在する流体モデルも考慮された状態となるため、水膜上を転動しているトレッド部の排水性能を高精度に予測することができる。
上記発明においては、情報取得手段は、性能予測手段による予測結果により、タイヤモデルが路面モデル上で回転している状態での上記物理量に関する情報を取得してもよい。この場合には、グローバル予測解析においてタイヤモデルが路面モデル上で回転している状態での上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においては路面モデル上で転動しているタイヤモデルとトレッドモデルとの間の相互干渉が考慮された状態となるため、路面上を転動しているタイヤの性能を高精度に予測することができる。
上記発明においては、性能予測手段は、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうちの路面モデルと接する側の上面、又はそれと向い合う下面のタイヤ周方向に対する移動量を物理量に関する情報としてもよい。この場合には、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうちの路面モデルと接する側の上面、又はそれと向い合う下面をタイヤモデルの転動には関係なく移動させることにより、擬似的にタイヤモデルが路面モデル上を転動している状態と等価な状態となるため、タイヤモデルを路面モデル上で転動させていなくても高精度にタイヤの性能を予測することができる。また、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうちの路面モデルと接する側の上面、又はそれと向い合う下面を特定距離移動させることにより、タイヤモデルが路面モデル上を特定速度で転動している状態と等価な状態となるため、その特定速度のみにおけるタイヤの性能を短時間で予測することができる。
上記発明においては、性能予測手段は、情報取得手段により取得された情報を含む境界条件の下で、トレッドモデルが路面モデル上を滑る量と、トレッドモデルが路面モデルに接している面内の剪断歪との積を累積することにより、トレッド部の摩耗仕事量を予測してもよい。この場合には、グローバル予測解析においてトレッド部に対応する要素を構成する各面のうち、路面モデルと接する側の上面と向い合う下面の物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においてはトレッドモデルとタイヤモデル全体との間の相互干渉が考慮された状態となるため、路面上を転動しているタイヤの摩耗仕事量を高精度に予測することができる。
本発明によれば、タイヤの性能を高精度に予測するとともに、その予測時間を短くすることができる。
[第1実施形態]
(モデルの構成)
本実施形態におけるタイヤモデル100及び路面モデル200について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態におけるタイヤモデル100及び路面モデル200を示す図である。図2は、本実施形態におけるタイヤモデル100を示す拡大図である。
図1及び図2に示すように、タイヤモデル100は、数値解析が可能な複数要素(要素100a,100b,100c…)の集合体によりタイヤがモデル化されたものである。本実施形態におけるタイヤモデル100は、後述する路面モデル200を構成する要素よりも大きい複数要素により構成されている。このタイヤモデル100は、数値解析が可能な複数要素の集合体によりトレッド部がモデル化されたトレッドモデルTを備えている。路面モデル200は、数値解析が可能な複数要素(要素200a,200b,200c…)の集合体により路面がモデル化されたものである。
各要素100a,100b,100c…,200a,200b,200c…は、図11に示す処理部330により数値解析が可能なデータである。例えば、各要素100a,100b,100c…,200a,200b,200c…には、2次元の3角形・4角形からなる膜要素やシェル要素、3次元の4面体、5面体又は6面体からなるソリッド要素などが挙げられる。また、要素100a,100b,100c…,200a,200b,200c…には、座標のデータ、タイヤの材料特性(例えば、ゴムのポアソン比、密度、弾性係数など)等が定義されている。
図3乃至図6は、本実施形態における路面モデル200を示す拡大図である。ここで、実際の路面の凹凸がレーザにより計測され、計測された路面が一辺4mmの要素の集合体(図3に示す200a,200b,200c…)、一辺2mmの要素の集合体(図4に示す300a,300b,300c…)、一辺1mmの要素の集合体(図5に示す400a,400b,400c…)、一辺0.5mmの要素の集合体(図6に示す500a,500b,500c…)によりモデル化されている。なお、路面モデル200は、上述するように一辺0.5mm〜一辺2mmの要素の集合体に限定されるのではなく、その範囲以外の要素の集合体であってもよい。
図7は、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)が路面モデル200に接触している状態を示す図である。図7に示すように、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)の各節点がスレーブSP及び路面モデル200の各節点がマスターMPとして設定され、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)の各節点であるスレーブSPが路面モデル200の各節点であるマスターMP上に接触することにより、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)が路面モデル200に接触したことが判定される。このようにスレーブSPがマスターMP上に接触している場合にはタイヤモデル100(又はトレッドモデルT)と路面モデル200とが接触していると判定され、逆に、マスターMPがスレーブSP上に接触している場合にはタイヤモデル100(又はトレッドモデルT)と路面モデル200とが接触していると判定されない。そのことにより、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)と路面モデル200とが接触しているか否かの計算時間が短くなる。
なお、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)のスレーブSPの各節点は、路面モデル200の各節点であるマスターMPを超えることは無いが、図8に示すように、路面モデル200のマスターMPの各節点は、タイヤモデル100(又はトレッドモデルT)のスレーブSPを超えることがあるため、図9に示すように、特にトレッドモデルTを構成する各要素は、路面モデル200を構成する各要素よりも小さい方が望ましい。また、トレッドモデルTを構成する各要素の一辺が1mm以下であり、タイヤモデル100及び路面モデル200の各要素の一辺が1mmを超えることが望ましい。この場合には、トレッドモデルTを構成する各要素が、タイヤモデル100及び路面モデル200を構成する各要素よりも小さいものの、全体の要素数が膨大な量とならないため、タイヤ性能予測装置2は、トレッドモデルの解析であるローカル予測解析を短時間で行うことができる。
(コンピュータの構成)
本実施形態におけるコンピュータ300(タイヤ性能予測装置)について図面を参照しながら説明する。図10は、本実施形態におけるコンピュータ300の構成を示す図である。図10に示すように、コンピュータ300は、入力部310と、記憶部320と、処理部330と、表示部340とを備えている。
入力部310は、タイヤモデル100、路面モデル200などを生成するのに必要な値の入力を促す。記憶部320は、処理部330により処理を実行するためのプログラムなどを記憶する。処理部330は、入力部310により入力された値及び記憶部320に記憶された値に基づいて有限要素法等の解析法により、タイヤモデル100、路面モデル200の挙動を解析してタイヤの性能を予測する。ここで、タイヤの性能には、ハイドロプレーニング現象、駆動時・制動時におけるタイヤの変位、トレッド部の排水性能又はタイヤの摩耗仕事量等が挙げられる。表示部340は、処理部330により予測されたタイヤの性能を出力する。
処理部330は、タイヤモデル設定部331と、路面モデル設定部332と、性能予測部333とを備えている。タイヤモデル設定部331は、複数要素でタイヤをモデル化したタイヤモデル100及びタイヤモデル100を構成する要素よりも小さい複数要素でトレッド部をモデル化したトレッドモデルTを設定する。路面モデル設定部332は、複数要素で路面をモデル化した路面モデル200を設定する。
性能予測部333は、グローバル予測解析部333−1と、情報取得部333−2と、ローカル予測解析部333−3とを備えている。グローバル予測解析部333−1は、タイヤモデル設定部331により設定されたタイヤモデル100の全体を、予め設定された境界条件の下で路面モデル設定部332により設定された路面モデル上で転動させることにより、タイヤの性能を予測(以下ではグローバル予測解析と称する)する。
情報取得部333−2は、グローバル予測解析部333−1による予測結果により、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうち、路面モデル200と接する側の上面101と向い合う下面102の物理量に関する情報を取得する。ローカル予測解析部333−3は、情報取得部333−2により取得された情報を含む境界条件の下で、タイヤモデル設定部331により設定されたトレッドモデルTを、路面モデル設定部332により設定された路面モデル200上で転動させることにより、タイヤの性能を予測する。上記境界条件には、上記物理量に関する情報に加えて、タイヤの空気圧、荷重、スリップ角、速度、又はリム幅などのタイヤの使用条件が挙げられる。
ここで、図11は、路面モデル200に備えられている突起201をタイヤモデル100が乗越えている様子を示す図である。図11に示すように、タイヤモデル100が突起201を乗越えている近傍では、タイヤモデル100に備えられているトレッド部に対応する各要素の下面102は変形しているが、タイヤモデル100が突起201を乗越えている近傍以外では、当該各要素の下面102は、下面102に向い合う上面101よりも小さい変形であることが分かる。
このため、グローバル予測解析において情報取得部333−2が、タイヤモデル100におけるトレッド部の各要素の下面102の変位、速度、加速度などの物理量に関する情報(以下では物理量に関する情報と称する)を取得し、後述するローカル予測解析部333−3が、その情報を含む境界条件の下で、タイヤモデル100の全体ではなく、その一部であるトレッドモデルTを用いることにより、タイヤモデル100とトレッドモデルTとの間の相互干渉が考慮された状態となるため、路面上を転動しているタイヤの性能を高精度に予測することができる。
(シミュレーション方法)
本実施形態におけるコンピュータ300の動作について図面を参照しながら説明する。図12は、本実施形態にけるコンピュータ300の動作を示すフロー図である。図12に示すように、S101において、タイヤモデル設定部331は、数値解析が可能な複数要素の集合体でタイヤモデル100を設定し、路面モデル設定部332は、数値解析が可能な複数要素の集合体で路面モデル200を設定する。
S102において、処理部330は材料特性値の入力を促す。この材料特性値には、タイヤに備えられているゴム、コード等の密度、弾性係数などが挙げられる。S103において、処理部330は境界条件の入力を促す。この境界条件には、タイヤの空気圧、荷重、スリップ角、速度、又はリム幅などのタイヤの使用条件が挙げられる。なお、S101乃至S103までの入力順序は、この順序に限定されるものではなく、いずれの順序であってもよい。
S104において、グローバル予測解析部333−1は、タイヤモデル設定部331により設定されたタイヤモデル100の全体を、予め設定された境界条件の下で路面モデル設定部332により設定された路面モデル上で転動させることにより、タイヤの性能を予測する。
S105において、タイヤモデル設定部331は、数値解析が可能な複数要素の集合体でトレッドモデルTを設定し、路面モデル設定部332は、数値解析が可能な複数要素の集合体で路面モデル200を設定する。
S106において、情報取得部333−2は、S104の予測結果により上記物理量に関する情報を取得して、その情報を含む境界条件を設定する。
S107において、ローカル予測解析部333−3は、情報取得部333−2により取得された情報を含む境界条件の下で、タイヤモデル設定部331により設定されたトレッドモデルTを、路面モデル設定部332により設定された路面モデル200上で転動させることにより、タイヤの性能を予測する。
ここで、上述したように、グローバル予測解析部333−1又はローカル予測解析部333−2が有限要素法解析によりタイヤの性能を解析する前は、タイヤモデル100、路面モデル200、トレッドモデルTは、複数要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などに分割されており、各要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などは座標データとして記憶部320に記憶されている。そして、S104においてグローバル予測解析部333−1は、記憶されている各要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などの座標データと、S102及びS103により入力された値に基づいて有限要素法解析により、各要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などの歪、応力等を算出することにより、ある程度のタイヤの性能を予測し、その後にS107においてローカル予測解析部333−2は、S105において取得された上記物理量に関する情報を含む境界条件の下で、トレッドモデルTの変位、応力分布、歪分布、トレッドモデルTと路面モデル200との接触圧力、路面モデル200に接触しているトレッドモデルTの面内でのせん断応力・滑り量などを算出することにより、最終的なタイヤの性能を予測する。
なお、トレッドモデルTの変位、応力分布などによりタイヤの性能を予測する処理については、よく知られている公知の例に従い行うことが可能であるため、詳細な説明は省略する。また、トレッドモデルTの変位は静解析及び動解析により算出可能であるが、トレッドモデルTの速度及び加速度は動解析のみにより算出可能である。
なお、タイヤモデル100とトレッドモデルTとの両者は別々であってもよいし、一体であってもよい。
なお、タイヤモデル100は、タイヤモデル100の周方向のみ形成されている溝を備えてもよい。この場合には、タイヤモデル100の周方向のみに溝が形成されることにより、その溝に与えられる影響が、タイヤモデル100の周方向のみならずに幅方向にも溝が形成されている場合よりも少なくなるため、グローバル予測解析及びローカル予測解析の時間が短縮されることとなる。
なお、タイヤモデル100のタイヤ周方向の面は平坦であってもよい。具体的には、タイヤモデル100はタイヤモデル100の周方向又は幅方向に形成されている溝を備えていなくてもよい。この場合には、タイヤモデル100に溝が備えられておらず、その溝に与えられる影響が考慮されなくなるため、各種モデルを設定するための時間、グローバル予測解析及びローカル予測解析を実行するための時間がより短縮されることとなる。
なお、路面モデル200は平坦であってもよい。この場合には、路面モデル200に凹凸が形成されないため、その凹凸による影響が考慮されなくなるため、各種モデルを設定するための時間、グローバル予測解析及びローカル予測解析を実行するための時間がより短縮されることとなる。
(タイヤ性能予測装置及びシミュレーションによる作用及び効果)
このような本発明によれば、グローバル予測解析においてはトレッドモデルTの要素よりも大きい要素を備えているタイヤモデル100が用いられることにより、タイヤモデル100全体の要素数が膨大な量とならないため、グローバル予測解析を行う時間が低減される。また、ローカル予測解析においてもタイヤモデル100全体ではなく、そのタイヤモデル100全体のうちの一部分であるトレッドモデルTが用いられるため、全体の要素数が膨大な量とならず、ローカル予測解析を行う時間も低減される。さらに、タイヤモデル100の各要素よりも小さい各要素によりトレッドモデルTが構成されるため、タイヤの性能を高精度に予測することができる。さらに、グローバル予測解析においてタイヤモデル100全体を構成する各要素のうちのトレッド部に対応する各要素の上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においてはトレッドモデルTとタイヤモデル100全体との間の相互干渉が考慮された状態となるため、タイヤの性能をさらに高精度に解析することができる。
[第2実施形態]
図13は、本実施形態におけるコンピュータ300の構成を示す図である。なお、図13に示すコンピュータ300に含まれている各部は、図10に示すコンピュータ300に含まれている同名の各部と同様の機能を有する。また、図13に示すコンピュータ300以外については第1実施形態と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
図13に示すように、コンピュータ300は、路面モデル設定部332により設定された路面モデル200上に、複数要素で水膜をモデル化した流体モデル400を設定する流体モデル設定部334を備えてもよい。
上記ローカル予測解析部333−3は、情報取得部333−2により取得された上記物理量に関する情報を含む境界条件の下で、タイヤモデル設定部331により設定されたトレッドモデルTを、流体モデル設定部334により設定された流体モデル400上で転動(図14参照)させることにより、トレッド部の排水性能を予測してもよい。このトレッド部の排水性能とは、本実施形態ではトレッドモデルTと接触している流体モデル400がトレッドモデルTの内側から外側へと誘導される性質を意味する。
図15は、トレッドモデルTが平坦な路面モデル200に接触している様子を示す図である。図15に示すように、a−1は、トレッドモデルTが流体モデル400を押し退けている部分を示している。a−2は、トレッドモデルTが流体モデル400をa−1よりも押し退けている部分を示している。a−3は、トレッドモデルTが流体モデル400をa−2よりも押し退けている部分を示している。平坦な路面モデル200では、トレッドモデルTは流体モデル400を略押し退けることができる。
図16は、トレッドモデルTが凹凸のある路面モデル200に接触している様子を示す図である。bは、トレッドモデルが流体モデル400を押し退けられていない部分を示している。凹凸のある路面モデル200では、路面モデル200に接触しているトレッドモデルTの面に多くの流体モデル400が存在することが分かる。
この場合には、グローバル予測解析において上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においてはトレッドモデルTとタイヤモデル100全体との間の相互干渉が考慮された状態となり、且つトレッドモデルTの下面に存在する流体モデル400も考慮された状態となるため、水膜上を転動しているトレッド部の排水性能を高精度に予測することができる。
[第3実施形態]
本実施形態では、情報取得部333−2は、グローバル予測解析部333−1による予測結果により、タイヤモデル100が路面モデル200上で回転している状態での上記物理量に関する情報を取得してもよい。なお、図17及び図18に示す内容以外は第1実施形態と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
図17は、タイヤモデル100が路面モデル200上を転動していない様子を示す図である。図18は、タイヤモデル100が路面モデル200上を転動している様子を示す図である。図17及び図18に示すように、タイヤモデル100が路面モデル200上を転動していない場合とタイヤモデル100が路面モデル200上を転動している場合とを比較すると、後者のタイヤモデル100の方が幾分変形していることが分かる。したがって、タイヤモデル100が路面モデル200上で転動している状態での上記物理量に関する情報が用いられなければ、路面上で転動しているタイヤの性能がより高精度に予測されないこととなる。
この場合には、グローバル予測解析においてタイヤモデル100が路面モデル200上で回転している状態での下面102の上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においては路面モデル200上で転動しているタイヤモデル100とトレッドモデルTとの間のより正確な相互干渉が考慮された状態となるため、路面上を転動しているタイヤの性能をより高精度に予測することができる。
[第4実施形態]
本実施形態では、ローカル予測解析部333−3は、タイヤモデルを構成する各要素のうちのトレッド部に対応する要素であり、その要素を構成する各面のうち、路面モデルと接する側の上面101、又はそれと向い合う下面102のタイヤ周方向に対する移動量を上記物理量に関する情報としてもよい。なお、図19に示す内容以外は第1実施形態と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
図19(a)は、タイヤモデル100の転動時の様子を示している。図19(a)に示すように、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうちの下面102がそれと向い合う上面101よりも前方に移動している。なお、図19(a)に示す点線は変形前の要素を示している。図19(b)は、タイヤモデル100の制動時の様子を示している。図19(b)に示すように、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうちの上面101がそれと向い合う下面102よりも後方に移動している。なお、図19(b)に示す点線は変形前の要素を示している。
この場合には、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうち、路面モデル200と接する側の上面101、又はそれと向い合う下面102をタイヤモデル100の転動には関係なく移動させることにより、擬似的にタイヤモデル100が路面モデル200上を転動又は制動している状態と等価な状態となるため、タイヤモデル100を路面モデル200上で転動させていなくても高精度にタイヤの性能を予測することができる。また、トレッド部に対応する要素を構成する各面のうち、路面モデルと接する側の上面101、又はそれと向い合う下面102を特定距離移動させることにより、タイヤモデル100が路面モデル200上を特定速度で転動している状態と等価な状態となるため、その特定速度のみにおけるタイヤの性能を短時間で予測することができる。
[第5実施形態]
本実施形態では、ローカル予測解析部333−3は、情報取得部333−2により取得された上記物理量に関する情報を含む境界条件の下で、トレッドモデルTが路面モデル200上を滑る量と、トレッドモデルTが路面モデル200に接している面内の剪断歪との積を累積することにより、トレッド部の摩耗仕事量を予測してもよい。なお、図20に示す内容以外は第1実施形態と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
タイヤモデル100の周方向及び幅方向に作用するトレッドモデルの摩耗仕事量Ewは、下式により算出される。
摩耗仕事量Ew=∫τ(slip)dl
ここで、τはトレッドモデルTが路面モデル200に接している面内の剪断歪を示している。(slip)はトレッドモデルTが路面モデル200上を滑る量を示している。
図20は、トレッドモデルT上における摩耗仕事量の分布を示す図である。図20に示すように、CがC−4からC−1に向うに従って、摩耗仕事量が増大していることを示している。
この場合には、グローバル予測解析において上記物理量に関する情報が取得され、ローカル予測解析においてその情報が境界条件に含められることにより、ローカル予測解析においてはトレッドモデルTとタイヤモデル100全体との間の相互干渉が考慮された状態となるため、路面上を転動しているタイヤの摩耗仕事量を高精度に予測することができる。
[実施例]
解析の実施例について以下詳細に説明する。サイズ205/55R15、内圧200kPa、荷重4.0kN、リム幅6Jの乗用車用ラジアルタイヤのモデルが用いられた。グローバル予測解析においては、タイヤモデルが時速60km/hで凹凸のある路面モデルを走行した場合のタイヤモデルを構成する各要素のうちのトレッド部の要素の下面の変位量が上記物理量に関する情報として取得され、ローカル予測解析においては、その情報を含む境界条件の下で、トレッドモデルと路面モデルとの接地圧分布の解析が実行された。また、その解析に対する比較対象としては、同じサイズ、構造、パターンの実物タイヤと路面との実測の接地圧分布が用いられた。
図21は、解析結果を示す図である。なお、比較対象の接地圧分布が100として示されている。解析例1では、平坦な路面モデルが用いられた。解析例2では、凹凸のある路面モデルが用いられ、一辺2mmの要素の集合体で構成された路面モデルが用いられた。解析例3では、凹凸のある路面モデルが用いられ、一辺1mmの要素の集合体で構成された路面モデルが用いられた。解析例4では、凹凸のある路面モデルが用いられ、一辺0.5mmの要素の集合体で構成された路面モデルが用いられた。
解析例5では、タイヤモデルのスリップ率5%が含められた境界条件の下で、グローバル予測解析が実行されたときのトレッド部に対応する要素の下面の速度が取得され、その速度が含められた境界条件の下で、ローカル予測解析が実行された。ここでは、凹凸のある路面モデルが用いられ、一辺1mmの要素の集合体で構成された路面モデルが用いられた。
解析例6では、グローバル予測解析においてタイヤモデルが転動されないときのトレッド部に対応する要素の下面の速度が取得され、その速度が含められた境界条件の下であり、且つ路面モデルとトレッドモデルとの間の相対速度がスリップ率5%の条件の下でローカル予測解析が実行された。
これらの解析例を考察すると、本発明に関係する解析例3から6が比較対象に近く、良好な解析結果が得られた。
また、実際の路面上においてハイドロプレーニングが発生したときのトレッド部を構成する1ブロックに掛かる垂直方向の力が測定された。その測定した値は比較対象として100の指数で示されている。解析例7では、平坦な路面モデルが用いられ、水膜2.0mmに対応する流体モデルが用いられた。解析例8では、凹凸のある路面モデルが用いられ、一辺1mmの要素の集合体で構成された路面モデルが用いられ、且つ水膜2.0mmに対応する流体モデルが用いられた。このように、解析例8は比較対象に近く、良好な解析結果が得られた。
第1実施形態におけるタイヤモデル及び路面モデルを示す図である。 第1実施形態におけるタイヤモデルを示す拡大図である。 第1実施形態における路面モデルを示す図である。 第1実施形態における路面モデルの他の例を示す図である。 第1実施形態における路面モデルの他の例を示す図である。 第1実施形態における路面モデルの他の例を示す図である。 第1実施形態におけるスレーブとマスターとの関係を示す図である。 第1実施形態におけるスレーブとマスターとの関係を示す図である。 第1実施形態におけるトレッドモデルが路面モデル上に配置されている様子を示す図である。 第1実施形態におけるタイヤ性能予測装置を示す図である。 第1実施形態におけるタイヤモデルが路面モデル上を転動している様子を示す図である。 第1実施形態におけるシミュレーション方法を示す図である。 第2実施形態におけるタイヤ性能予測装置を示す図である。 第2実施形態におけるタイヤモデルが流体モデル上を転動している様子を示す図である。 第2実施形態におけるタイヤモデルが平坦な路面モデルに接触している様子を示す図である。 第2実施形態におけるタイヤモデルが凹凸のある路面モデルに接触している様子を示す図である。 第3実施形態におけるタイヤモデルを示す図である。 第3実施形態におけるタイヤモデルを示す図である。 第4実施形態におけるトレッド部に対応する要素を示す図である。 第5実施形態における摩耗仕事量の分布を示す図である。 実施例におけるシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
100…タイヤモデル、200…路面モデル、300…コンピュータ、310…入力部、320…記憶部、330…処理部、331…タイヤモデル設定部、332…路面モデル設定部、333…性能予測部、334…流体モデル設定部、340…表示部、400…流体モデル

Claims (5)

  1. 複数要素でタイヤをモデル化したタイヤモデル及び前記タイヤモデルを構成する要素よりも小さい複数要素でトレッド部をモデル化したトレッドモデルを設定するタイヤモデル設定手段と、
    複数要素で路面をモデル化した路面モデルを設定する路面モデル設定手段と、
    前記タイヤモデル設定手段により設定されたタイヤモデルを、予め設定された境界条件の下で前記路面モデル設定手段により設定された路面モデル上で転動させることにより、前記タイヤの性能を予測する性能予測手段と、
    前記性能予測手段による予測結果により、前記トレッド部に対応する要素を構成する各面のうち、前記路面モデルと接する側の上面と向い合う下面の物理量に関する情報を取得する情報取得手段とが備えられており、
    前記性能予測手段は、前記情報取得手段により取得された情報を含む前記境界条件の下で、前記タイヤモデル設定手段により設定されたトレッドモデルを、前記路面モデル設定手段により設定された路面モデル上で転動させることにより、前記タイヤの性能を予測することを特徴とするタイヤ性能予測装置。
  2. 前記路面モデル設定手段により設定された路面モデル上に、複数要素で水膜をモデル化した流体モデルを設定する流体モデル設定手段が備えられており、
    前記性能予測手段は、前記情報取得手段により取得された情報を含む前記境界条件の下で、前記タイヤモデル設定手段により設定されたトレッドモデルを、前記流体モデル設定手段により設定された流体モデル上で転動させることにより、前記トレッド部の排水性能を予測することを特徴する請求項1に記載のタイヤ性能予測装置。
  3. 前記情報取得手段は、前記性能予測手段による予測結果により、前記タイヤモデルが前記路面モデル上で回転している状態での前記物理量に関する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ性能予測装置。
  4. 前記性能予測手段は、前記トレッド部に対応する要素を構成する各面のうちの前記路面モデルと接する側の上面、又はそれと向い合う下面のタイヤ周方向に対する移動量を前記物理量に関する情報とすることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ性能予測装置。
  5. 前記性能予測手段は、前記情報取得手段により取得された情報を含む前記境界条件の下で、前記トレッドモデルが前記路面モデル上を滑る量と、該トレッドモデルが該路面モデルに接している面内の剪断歪との積を累積することにより、前記トレッド部の摩耗仕事量を予測することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ性能予測装置。


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