JP2003320824A - タイヤモデルの作成方法 - Google Patents

タイヤモデルの作成方法

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JP2003320824A
JP2003320824A JP2002131838A JP2002131838A JP2003320824A JP 2003320824 A JP2003320824 A JP 2003320824A JP 2002131838 A JP2002131838 A JP 2002131838A JP 2002131838 A JP2002131838 A JP 2002131838A JP 2003320824 A JP2003320824 A JP 2003320824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解析精度を高めつつ計算時間の短縮化を図
る。 【解決手段】 タイヤを数値解析が可能な有限個の要素
でモデル化したタイヤモデルを作成する方法である。コ
ード補強材とゴム部とビードコアとがタイヤ周方向に同
一断面形状で連続するタイヤボディ部を要素でモデル化
したボディモデルを設定するステップSa1と、タイヤ
ボディ部よりもタイヤ半径方向外側をなすパターン部
を、ボディモデルよりも小さい周方向ピッチの要素でモ
デル化したリング状のパターンモデルを設定するステッ
プSa2と、ボディモデルの外周面とパターンモデルの
内周面とを結合してタイヤモデルをするステップSa3
と、パターンモデルの外周面及び内周面が、ボディモデ
ルの外周面と平行に近づく向きに該パターンモデルの節
点を移動させるステップSa4とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、要素数の大幅な増
加を招くことなく路面と接地するパターン部の解析精度
を高めうるタイヤモデルの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
タイヤの開発は、試作品を作り、それを実験し、実験結
果から改良品をさらに試作するという繰り返し作業で行
われていた。この方法では、試作品の製造や実験に多く
の費用と時間を要するため、開発効率の向上には限界が
ある。かかる問題点を克服するために、近年では数値解
析法などを用いたコンピューターシミューションによ
り、タイヤを試作しなくてもある程度の性能を予測・解
析する方法が提案されている。
【0003】コンピュータシミュレーションには、種々
の数値解析法が用いられ、例えば有限要素法を用いたも
のが良く知られている。この有限要素法(Finite Eleme
nt Method )では、図19(A)に示すようなタイヤT
を、有限個の要素e、e…からなるタイヤモデルmに置
き換え、これに各種の境界条件を与えて系全体を解析す
る。
【0004】このような数値解析法では、タイヤTをよ
り小さな要素eで分割するほど解析精度を向上させるこ
とができる。しかしながら、小さな要素eで分割する
と、タイヤモデルmに含まれる要素の数が増大し、解析
に要する計算時間が著しく大となる欠点がある。つま
り、解析精度の向上と計算時間の短縮化とは二律背反事
項となる。
【0005】また、図20(A)、(B)に誇張して示
すように、実際のタイヤTは路面と接地するパターン部
aが滑らかな円形輪郭をなすが、タイヤモデルmでは要
素eの各節点nを頂点とする多角形状となる。よって、
計算時間を短縮するためにタイヤモデルmの要素数を減
じると、そのパターン部bが凸凹化し、例えば転動シミ
ュレーションを行った際に上下力が大きく振動するなど
実際の走行状況とは異なった解析結果を示す欠点があ
る。
【0006】本発明では、以上のような問題点に鑑み案
出なされたもので、カーカス、ベルトなどを含むタイヤ
ボディ部を要素でモデル化したボディモデルを設定する
ボディモデル設定ステップと、このボディモデルよりも
小さい周方向ピッチの要素でモデル化したリング状のパ
ターンモデルとを設定し、前記ボディモデルの外周面と
前記パターンモデルの内周面とを結合してタイヤモデル
をする結合するとともに、パターンモデルの外周面及び
内周面が、前記ボディモデルの外周面と平行に近づく向
きに該パターンモデルの節点を移動させることを基本と
して、計算時間の増大を抑制しつつ解析精度の向上を図
るのに役立つタイヤモデルの作成方法を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、評価しようとするタイヤを数値解析が可能
な有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを作成する
タイヤモデルの作成方法であって、少なくともカーカ
ス、ベルトを含むコード補強材と、サイドウォールゴ
ム、ビードゴムを含むゴム部と、ビードコアとがタイヤ
周方向に同一断面形状で連続するタイヤボディ部を要素
でモデル化したボディモデルを設定するボディモデル設
定ステップと、前記タイヤボディ部よりもタイヤ半径方
向外側をなすパターン部を、前記ボディモデルよりも小
さい周方向ピッチの要素でモデル化したリング状のパタ
ーンモデルを設定するパターンモデル設定ステップと、
前記ボディモデルの外周面と前記パターンモデルの内周
面とを結合してタイヤモデルをする結合ステップと、前
記タイヤモデルにおいて、パターンモデルの外周面が、
前記ボディモデルの外周面と平行に近づく向きに該パタ
ーンモデルの節点を移動させる変形ステップとを含むこ
とを特徴としている。
【0008】また請求項2記載の発明は、前記変形ステ
ップは、前記パターンモデルの外周面を、前記ボディモ
デルの外周面と平行として該パターンモデルの前記ボデ
ィモデルの外周面からの厚さを実質的に一定とすること
を特徴とする請求項1記載のタイヤモデルの作成方法で
ある。
【0009】また請求項3記載の発明は、前記変形ステ
ップは、前記パターンモデルの外周面を、前記ボディモ
デルの外周面と平行とするのに要する各節点の移動量の
0.3〜0.7倍の移動量で前記各節点を移動させるこ
とを特徴とする請求項1記載のタイヤモデルの作成方法
である。
【0010】また請求項4記載の発明は、前記パターン
モデルは、前記要素の周方向ピッチが前記ボディモデル
の要素の周方向ピッチの1/n(ただし、nは2以上の
整数)であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載のタイヤモデルの作成方法である。
【0011】また請求項5記載の発明は、前記ボディモ
デル設定ステップは、前記タイヤボディ部のタイヤ子午
線断面に定義された各節点を、仮想のタイヤ回転軸の周
りに周方向ピッチで連続して複写する処理を含んで前記
ボディモデルを設定することを特徴とする請求項1乃至
4のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。本実施形態では、図1に示すよう
な乗用車用ラジアルタイヤ(以下、単にタイヤというこ
とがある。)Tの性能をシミュレートするものを例示し
ている。タイヤTは、トレッド部12からサイドウォー
ル部13を経てビード部14のビードコア15の回りで
折り返されたカーカスプライ16aからなるカーカス1
6と、このカーカス16のタイヤ半径方向外側かつトレ
ッド部12の内方に配されるベルト層17とを含むコー
ド補強材Fを具える。
【0013】前記カーカスプライ16aは、例えばポリ
エステルなどの有機繊維コードからなるカーカスコード
をトッピングゴムで被覆して構成される。また前記ベル
ト層17は、本例ではスチールからなるベルトコードを
タイヤ周方向に対して小角度(例えば10〜25度程
度)で傾けて配列した内、外2枚のベルトプライ17
A、17Bを、前記ベルトコードが互いに交差する向き
に重ね合わせて構成される。なおコード補強材Fには、
これらカーカス16、ベルト層17の他、バンドプライ
やビード補強プライなど各種のプライを含む場合があ
る。
【0014】前記トレッド部12には、タイヤ周方向に
のびる縦溝G1と、この縦溝G1と交わる向きにのびる
横溝G2とが形成される。本例では縦溝G1と横溝G2
との溝深さをともに同一としている。
【0015】またタイヤTは、前記コード補強材Fの外
側に、トレッドゴム20、サイドウォールゴム21、ビ
ードゴム22などが配されている。またビード部14に
は、タイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペ
ックスゴム18が配されている。前記トレッドゴム20
は、前記ベルト層17の半径方向外側に配されている。
該トレッドゴム20は、タイヤ子午断面において前記縦
溝G1、横溝G2の溝底ラインL1とベルト層7の外面
との間に配されるベースゴム部20aと、このベースゴ
ム部20aの外側に配されトレッド部12の表面を含む
ことにより路面と接触するキャップゴム部20bとに物
理的に或いは仮想的に区分できる。
【0016】本発明では、評価しようとするこのような
タイヤTを数値解析が可能な有限個の要素でモデル化し
たタイヤモデル2を作成する方法を提供する。このよう
な方法には、図2に示すようなコンピュータ装置1が好
適に用いられる。該コンピュータ装置1は、本体1a
と、入力手段としてのキーボード1b、マウス1cと、
出力手段としてのディスプレイ装置1dとから構成され
ている。本体1aには、図示していないが、演算処理装
置(CPU)、ROM、作業用メモリー、磁気ディスク
などの大容量の記憶装置、CD−ROMやフレキシブル
ディスクのドライブ1a1、1a2などの記憶装置を適
宜具えている。そして、前記記憶装置には後述する方法
を実行するための予め処理手順(プログラム)が記憶さ
れている。好適には、EWSaが用いられる。
【0017】図3には、本実施形態のタイヤモデルの作
成方法の一例としてフローチャートを示す。先ず、本実
施形態では、タイヤ周方向に同一断面形状(かつ好まし
くは実質的に同じ材料)で連続するタイヤボディ部Bを
要素でモデル化したボディモデル2を設定する(ボディ
モデル設定ステップS1)。タイヤボディ部Bは、本実
施形態では、前記カーカス16とベルト17とを含むコ
ード補強材F、サイドウォールゴム21とビードゴム2
2とビードエーペックスゴム18とインナーライナゴム
19とトレッドゴム20のベースゴム部20aとを含む
ゴム部、及びビードコア15とからなるトロイド状体と
して定められる。つまり本実施形態のタイヤボディ部B
は、タイヤTからトレッドゴム20のキャップゴム部2
0bを除いた部分として定められる。
【0018】図4はこのボディモデル3の一例を示す斜
視図、図5はこのようなボディモデル3を設定するため
の一例を示すフローチャートである。本例では、図6に
示すように、タイヤボディ部Bのタイヤ回転軸を含む子
午線断面において、節点nを定義する(ステップS1
1)。節点nは、連続体であるタイヤボディ部を有限個
の要素に分割するための分割点であって、少なくともタ
イヤボディ部Bの輪郭線上と、コード補強材Fとゴム部
との境界部など物理的に材料が異なる部分の界面、さら
には各材料内を微小領域に分割する位置に定めるのが望
ましい。そして、定められた全ての節点nの座標(X
i、Yi、Zi)が前記コンピュータ装置1の記憶部に
記憶される。
【0019】節点nの配置方法は、特に限定されること
なく慣例に従って種々実施することができるが、当該一
の子午線断面に含まれる節点数が少なすぎると、解析精
度が低下しやすく、逆に多すぎても計算時間を大とする
傾向があり好ましくない。このような観点より、前記一
の子午線断面に含まれる節点数は、好ましくは 〜 個程度、より好ましくは 〜
程度で定めるのが望ましい。
【0020】次に本実施形態では、図7に示すように、
前記一の子午線断面に定めた各節点nを、仮想のタイヤ
回転軸の周りに周方向ピッチSaで連続して複写する処
理を行う(ステップS12)。即ち、任意の節点n1
は、n2、n3…と順次タイヤ1周分に亘って複写され
る。前記周方向ピッチSaは、小さすぎると節点数が著
しく増加し、大きすぎるとボディモデルのモデル化がラ
フなものとなり解析精度が低下しやすい。このような観
点より、特に限定はされないが、例えばコーナリングシ
ミュレーションのようにタイヤの1ケ所に着目しない場
合、周方向ピッチSaは、タイヤ回転軸に対する角度ピ
ッチで2〜10°、より好ましくは4〜8°程度で一定
に設定するのが望ましい。他方、突起乗り越し時のシミ
ュレーションのように、突起との接地部に着目するよう
な場合には、前記接地部付近を1〜15°、より好まし
くは1〜9°程度とし、それ以外を前記角度よりも大、
例えば10〜12°程度とするのが望ましい。
【0021】次に、タイヤ周方向で隣り合う各節点ni
、ni+1 (iは自然数)を適宜互いに繋ぎ合わせて要
素化する(ステップS13)。これは、例えば図8
(A)に示すようにタイヤ子午線断面内の他の節点を取
り込んで六面体要素e1や五面体要素e2のような3次
元要素と定義される場合の他、図8(B)のように、四
辺形要素e3といった平面要素として設定することがで
きる。例えば前記ゴム部、ビードコア等は3次元要素
に、またコード補強材Fは平面要素として要素化するの
が好ましい。各要素には、それらがモデル化する各ゴ
ム、コードの弾性率や剛性などの材料特性が定義され前
記記憶装置に記憶設定される。なお前記3次元要素の場
合、いずれも該要素を形成する各表面は曲面ではなく平
面で構成される。従って、ボディモデル3の外周面3o
の輪郭は円でなく円に近似させた多角形状となる。
【0022】特に好ましくは図9に示すように、コード
補強材Fの微小領域は、コード材cを四辺形膜要素5
a、5bに、また該コード材cを被覆しているトッピン
グゴムtgについては、六面体ソリッド要素5c、5
d、5eでモデル化したコード補強材モデル5とするの
が望ましい。前記四辺体膜要素5aには、その厚さを例
えばコード材cの直径とし、コード材cの配列方向とこ
れと直交する方向とにおいて剛性の異なる直交異方性材
料を定義する。またコード補強材Fのトッピングゴムt
gを表す六面体ソリッド要素5c〜5eは、他のゴム部
材と同様、例えば超粘弾性材料として定義するのが望ま
しい。
【0023】以上のような処理を行うことにより、図4
に示したようなボディモデル3を設定することができ
る。なおボディモデル3を設定する方法は、上記に限定
されるものではなく、例えば3次元CADデータからの
データを取り込むことなどによっても設定できる。
【0024】次に本実施形態では、図10及びその部分
展開図である図11に視覚化して示すように、パターン
部Pをモデル化したパターンモデル4を設定する処理を
行う(パターンモデル設定ステップS2)。なおこのパ
ターンモデル設定ステップS2は、ボディモデル設定ス
テップS1よりも先に行っても良く、また並列して行う
こともできる。前記パターン部Pは、図1に示したよう
に、タイヤボディ部Bの外側に形成される部分であり、
本例ではキャップゴム部20b(ただし、縦溝G1、横
溝G2の溝底面は含んでいない。)がこれに相当する。
【0025】このパターン部Pは、縦溝G1と横溝G2
とが凹設されることにより、断面形状がタイヤ周方向に
は連続していない。従って、タイヤボディ部Bと同様に
はモデル化できない。パターンモデル4は、計算上、路
面と接地させることとなる外周面4oと、前記ボディモ
デル3と計算上結合される内周面4iとを有したリング
状をなし、主に前記3次元要素、好ましくは複雑な溝形
状なども比較的モデル化が容易な四面体要素ないし六面
体要素を適宜組み合わせることにより、縦溝G1、横溝
G2、さらにはサイピングなどもほぼ忠実にモデル化し
ている。このモデル化に際しては、特に限定されない
が、3次元CADデータから各部の座標値などを転用す
る方法、また汎用モデリングプログラムを用いる方法な
どで行いうる。
【0026】またパターンモデル4は、前記ボディモデ
ル3よりも小さい周方向ピッチSbで有限個の多数の要
素4a、4b…によりモデル化される。前記周方向ピッ
チSbは、タイヤ軸方向の各部で一定としても良いし、
また本例のように異ならせることもできる。いずれの場
合においても前記ボディモデル3の周方向ピッチSaよ
りも小さく設定する。これはパターン部Pでは路面と接
地、解放を繰り返すことにより、複雑な応力、歪が生じ
るため、このようなパターン部Pの運動をより詳細に検
討するためである。このような観点より、特に限定はさ
れないが、このパターンモデル4の要素の周方向ピッチ
Sbは、前記ボディモデル3の要素の周方向ピッチSa
の1/2〜1/20であるのが好ましい。また、ピッチ
比(Sb/Sa)を1/n(このnは、2以上の整数)
とするのが望ましい。
【0027】次に本実施形態では、前記ボディモデル3
の外周面3oと前記パターンモデル4の内周面4iとを
結合することにより、図12に視覚化して示すように、
タイヤモデル2を設定する処理を行う(結合ステップS
3)。前記結合は、ボディモデル3の外周面3oとパタ
ーンモデル4の内周面4iとを数値上結合させること、
さらに換言すれば、図13に誇張して示すように、ボデ
ィモデル3の外周面3oを形成する各平面p1、p2…
と、この外周面3oに向き合うパターンモデル4の内周
面4iに現れる各節点nとの相対距離が変位しないよう
に境界条件を定めることを意味する。この条件は、タイ
ヤモデル2が変形したときにも維持される。
【0028】本発明ではモデル化を行う際の周方向ピッ
チが、ボディモデル3とパターンモデル4とで異なるた
め、両部材の結合部において全ての節点を共有させるこ
とができない。むしろ節点を共有させようとすると、い
ずれかの周方向ピッチに合わせてモデル化を行う必要が
あり、前述の如く解析精度の低下を招いたり或いは計算
時間の著しい増大を招く。そこで本発明のように、ボデ
ィモデル3とパターンモデル4とで、モデル化に際して
の周方向ピッチを違えつつも、上述のようにボディモデ
ル3とパターンモデル4とを計算上結合することによっ
て、解析精度の低下と計算時間の著しい増大とを防止で
きる。またタイヤモデル2において、パターンを違えた
複数種類のパターンモデル4を準備しておけば、このパ
ターンモデル4だけを取り替えて種々のトレッドパター
ンのタイヤモデル2を容易に設定することができる。
【0029】なお図14に誇張して略示するように、本
実施形態のタイヤモデル2では、パターンモデル4の前
記周方向ピッチSbが、ボディモデル3の前記周方向ピ
ッチSaに比べて小さいため、より滑らかとなって円形
に近づく。このような形状の相違により、両モデルを結
合すると、パターンモデル4の、前記ボディモデル3の
外周面3oからの厚さtがタイヤ周方向で異なる。具体
的には、ボディモデル3の節点位置での厚さtaが小さ
くなり、かつボディモデル3のタイヤ周方向で隣り合う
前記節点の中間位置での厚さtbが大きくなる(tb>
ta)。そして、このようなタイヤモデル2では、例え
ば接地シミュレーション又は転動シミュレーションを行
った場合、実車評価等では本来接地圧が均一化する部分
であるにも拘わらず、接地圧分布が不均一となり、解析
結果が実車評価とはかけ離れたものとなる。
【0030】そこで、本発明では、タイヤモデル2にお
いて、前記パターンモデル4の外周面4oが、前記ボデ
ィモデル3の外周面3oと平行に近づく向きに該パター
ンモデル4の節点を移動させる処理を行う(変形ステッ
プS4)。この変形ステップS4の一態様としては、例
えば図15に示すように、前記パターンモデル4の外周
面4oが、前記ボディモデル3の外周面3oと平行な外
周面4o1に変化するようにその節点を移動させること
ができる。この場合、パターンモデル4の前記厚さt
a、tbをタイヤ周方向で実質的に一定とすることがで
きる。従って、シミュレーションによる接地圧の均一化
などを図り、実車評価時と近似した解析結果を得ること
ができる。
【0031】前記パターンモデル4の外周面の節点nを
移動させる方法は、特に限定されず、種々の方法で実施
することができる。例えば、図16に誇張して示すよう
に、ボディモデル3の外周面3oから厚さtで平行な仮
想面VPを設定し、現在のパターンモデル4の外周面4
oに現れる各節点nからこの仮想面VPまでの法線ベク
トルj1、j2…を求め、これに基づき各節点nを移動
させればよい。そして移動後の節点n’の位置は、コン
ピュータ装置1の記憶装置に記憶させることができる。
【0032】また前記変形ステップS4の他の態様とし
て、前記パターンモデル4の外周面4oを、前記ボディ
モデルの外周面と平行とするのに要する各節点nの移動
量J(これは前記各法線ベクトルj1、j2…の大きさ
により与えられる)の0.3〜0.7倍の移動量Jaで
各節点nを移動させることができる。図16には、比
(Ja/J)を0.5に設定した場合の移動後のパター
ンモデル4の外周面4o2を3点鎖線にて示している。
この例では、パターンモデル4の前記厚さはタイヤ周方
向で一定とするものではないが、一定に近づけつつパタ
ーンモデル4の該主面の滑らかな円弧形状を維持させる
ことができる。これは、例えばタイヤモデル2を仮想路
面で走行させる転動シミュレーションを行う際に、路面
と接地するパターンモデル4の外周面の凸凹化を減じ、
上下方向の大きな振動成分が生じるのを効果的に防止で
きる。
【0033】ここで、前記移動量の比(Ja/J)が
0.3未満であれば、パターンモデル4の厚さの不均一
が解析精度の低下に現れやすく、逆に0.7倍を超える
と、外周面の滑らかさが損なわれ、多角形化が進むた
め、転動シミュレーションにおいて不利となり易い。こ
のような観点より、前記節点の移動量の比(Ja/J)
は、0.4〜0.6程度とするのが特に望ましい。
【0034】
【実施例】(テスト1)表1に示す仕様に基づいてタイ
ヤモデルを設定した。実施例1、実施例2は本発明の方
法により作成したタイヤモデル(タイヤサイズ205/
65R15)である。実施例1のタイヤモデルは、図1
5に示すようにパターンモデルの外周面をボディモデル
の外周面と実質的に平行としたもの、実施例2は図16
に3点鎖線で示すように、移動量の比をコントロール
(Ja/J=0.5)とし、パターンモデルの外周面の
滑らかさと厚さの均一化との両立を狙ったものである。
また比較例1は、実施例1、2から変形ステップを行わ
なかったもの、比較例2は比較例1と同様であるがボデ
ィモデルの周方向ピッチに合わせてモデル化したものを
示す。
【0035】
【表1】
【0036】上記各タイヤモデルを使用して、内圧20
0kPa、リム6.5JJ、縦荷重4.5kN、スリッ
プ角1゜、速度10km/Hかつ平坦な仮想路面上で転動
シミュレーションを行った。シミュレーションでは、上
記転動走行により得られたコーナリングフォースを出力
するとともに、計算時間を測定した。なおシミュレーシ
ョンは、汎用解析ソフトウエア「LS−DYNA」と日
本電気製のコンピュータSX−4を使用して行なった。
なお表1には実際のタイヤについて測定した結果を合わ
せて表示し、解析精度を比較した。テストの結果などを
表1に示す。
【0037】テストの結果、実施例のものは解析精度を
高めつつ計算時間の短縮化を図っていることが確認でき
た。次に、比較例1と実施例1とを仮想路面に静的に接
地させたシミュレーションを行い接地形状を求めた。こ
れを図17、図18に示す。色の濃淡で接地圧の分布を
示すが、実施例1のものは比較例1のものに比べてより
均一化していることが確認できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、カーカス、ベルトを含みかつタイヤ周方向に同
一断面形状で連続するタイヤボディ部を要素でモデル化
したボディモデルと、前記タイヤボディ部よりもタイヤ
半径方向外側をなすパターン部を、前記ボディ部要素モ
デルよりも小さい周方向ピッチの要素でモデル化したリ
ング状のパターンモデルとをそれぞれ個別に設定し、前
記ボディモデルの外周面と前記パターンモデルの内周面
とを結合してタイヤモデルを設定しているため、路面と
接地するパターン部においては、より詳細に解析するこ
とができる。またボディモデルの要素は、パターンモデ
ルに比して相対的に大きいため、タイヤモデルの要素数
が大幅に増大するのを防止できる。従って、解析精度の
向上を図りつつ、計算時間の短縮化が期待できる。
【0039】また請求項1記載の発明では、タイヤモデ
ルにおいて、パターンモデルの外周面及び内周面が、前
記ボディ部要素モデルの外周面と平行に近づく向きに該
パターンモデルの節点を移動させる変形ステップを含む
ことによって、要素数の相違に基づく、ボディモデルの
外周面からのパターンモデルの外周面までの厚さの変化
を減じることでさらに解析精度を向上させることができ
る。
【0040】また請求項2記載の発明のように、変形ス
テップが、前記パターンモデルの外周面及び内周面を、
前記ボディ部要素モデルの外周面と平行として該パター
ンモデルの前記ボディモデルの外周面からの厚さを実質
的に一定とするときには、パターン部の解析精度をより
向上するのに役立つ。
【0041】また請求項3記載の発明のように、前記変
形ステップは、前記パターンモデルの外周面及び内周面
を、前記ボディ部要素モデルの外周面と平行とするのに
要する各節点の移動量Lの0.3〜0.7倍の移動量で
各節点を移動させるときにはパターンモデルの外周面の
滑らかさを維持しつつパターン部の解析精度を向上する
のに役立つ。
【0042】また請求項4記載の発明のように、前記パ
ターンモデルは、要素の周方向ピッチが前記ボディモデ
ルの要素の周方向ピッチの1/n(ただし、nは2以上
の整数)であるときには、前記変形ステップの計算を簡
素化でき、モデルの作成からの計算時間をさらに短縮化
しうる。
【0043】また請求項5記載の発明のように、前記ボ
ディ設定ステップは、タイヤ子午線断面に定義された各
節点を、仮想のタイヤ回転軸の周りに周方向ピッチで連
続して複写することにより前記ボディモデルを設定する
ことにより、モデルの作成からの計算時間をさらに短縮
化しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤの断面図である。
【図2】コンピュータ装置の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図4】ボディモデルの一例を示す斜視図である。
【図5】ボディモデル設定ステップの一例を示すフロー
チャートである。
【図6】ボディモデルの断面図である。
【図7】ボディモデルを設定方法を例示する斜視図であ
る。
【図8】(A)、(B)は要素化を例示する斜視図であ
る。
【図9】コード補強材のモデル化を示す概念図である。
【図10】パターンモデルの斜視図である。
【図11】パターンモデルの展開図である。
【図12】タイヤモデルの展開図である。
【図13】ボディモデルとパターンモデルとの結合を説
明する側面略図である。
【図14】ボディモデルとパターンモデルとの結合を説
明する側面略図である。
【図15】パターンモデルの変形ステップを例示する側
面略図である。
【図16】パターンモデルの変形ステップの他の例を示
す側面拡大略図である。
【図17】実施例1の接地圧分布図である。
【図18】比較例1の接地圧分布図である。
【図19】(A)はタイヤ、(B)はそのタイヤモデル
をそれぞれ示す斜視図である。
【図20】(A)はタイヤのトレッド面、(B)はタイ
ヤモデルのトレッド面をそれぞれ示す斜視図である。
【符号の説明】
T タイヤ 2 タイヤモデル 3 ボデイモデル 4 パターンモデル 5 コード補強材要素モデル 7 仮想路面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】評価しようとするタイヤを数値解析が可能
    な有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを作成する
    タイヤモデルの作成方法であって、 少なくともカーカス、ベルトを含むコード補強材と、サ
    イドウォールゴム、ビードゴムを含むゴム部と、ビード
    コアとがタイヤ周方向に同一断面形状で連続するタイヤ
    ボディ部を要素でモデル化したボディモデルを設定する
    ボディモデル設定ステップと、 前記タイヤボディ部よりもタイヤ半径方向外側をなすパ
    ターン部を、前記ボディモデルよりも小さい周方向ピッ
    チでモデル化したリング状のパターンモデルを設定する
    パターンモデル設定ステップと、 前記ボディモデルの外周面と前記パターンモデルの内周
    面とを結合してタイヤモデルを設定する結合ステップ
    と、 前記タイヤモデルにおいて、パターンモデルの外周面
    が、前記ボディモデルの外周面と平行に近づく向きに該
    パターンモデルの節点を移動させる変形ステップとを含
    むことを特徴とするタイヤモデル作成方法。
  2. 【請求項2】前記変形ステップは、前記パターンモデル
    の外周面を、前記ボディモデルの外周面と実質的に平行
    とすることを特徴とする請求項1記載のタイヤモデルの
    作成方法。
  3. 【請求項3】前記変形ステップは、前記パターンモデル
    の外周面を、前記ボディモデルの外周面と実質的に平行
    とするのに要する各節点の移動量の0.3〜0.7倍の
    移動量で前記各節点を移動させることを特徴とする請求
    項1記載のタイヤモデルの作成方法。
  4. 【請求項4】前記パターンモデルは、前記要素の周方向
    ピッチが前記ボディモデルの要素の周方向ピッチの1/
    n(ただし、nは2以上の整数)であることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤモデルの作
    成方法。
  5. 【請求項5】前記ボディモデル設定ステップは、前記タ
    イヤボディ部のタイヤ子午線断面に定義された各節点
    を、仮想のタイヤ回転軸の周りに小さな周方向ピッチで
    連続して複写する処理を含むことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法。
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